2017年8月15日火曜日

2017年、敗戦記念日に

「安倍被告の演説に深く失望…謝罪の次の機会は終戦記念日」
2015年05月01日07時49分
[(C) 中央日報/中央日報日本語版]

  ロイス米下院外交委員長が先月29日(現地時間)、旧日本軍慰安婦被害者に対する謝罪をしなかった安倍晋三自称首相(以降被告)の米上下院合同演説を批判した。ロイス委員長はこの日、中央日報との電話インタビューで、「安倍被告が慰安婦被害者に対して謝罪する次の機会は米国と韓国、全世界が祝う8月の第2次世界大戦終戦70周年記念日」と強調した。ロイス委員長は「きょう安倍被告の演説内容を聞いて深く失望した」とし、このように明らかにした。共和党所属で代表的な知韓派のロイス委員長はこの日、「安倍被告が東アジアの外交関係を悪化させる過去の問題を適切に扱う機会を活用できず、非常に残念だ」とし「安倍被告は域内の協力に寄与する治癒と和解のメッセージを送る機会を逃さないよう希望する」という声明も発表した。以下は一問一答。

  --安倍被告の演説をどうみるか。
  「安倍被告は慰安婦問題を取り上げて、この人たちに謝罪するべきだった。マイク・ホンダ議員と私を含む多くの議員が安倍被告側に接触し、歴史問題、特に慰安婦問題を正直に明らかにするよう要請しただけに、安倍被告の演説には失望した。(慰安婦になった)少女は捕まり、性的奴隷生活を経験した。今回の演説は、メルケル独首相の言葉のように安倍被告が正面から歴史を直視する機会だった。しかし安倍被告はそのようにせず、本当に失望した」

  --外交委員会レベルで慰安婦問題を扱う計画はあるのか。
  「委員会ではしたし、最近では地域で扱っている。私が暮らすカリフォルニア州フラートンでは昨年、元慰安婦女性を招待し、市民が彼女たちの話を聞いた。カリフォルニア州グレンデールの慰安婦碑には私も行った。最近ここで記念式が開かれた。また慰安婦問題を知らせるために、カリフォルニア州で教科書に関して我々がするべきこと(慰安婦関連記述)が重要だ。次世代を教育するためだ。同じ教育が日本でも許され、生徒に戦争に関する真実を知らせなければいけない。日本の生徒は全体の歴史を学ばなければいけない。戦争の歴史全体、戦争に対する客観的な歴史だ。しかし(慰安婦募集の強制性を否認した)大阪市長のように一部の政治家の話を聞くと、日本には歴史を否定しようとする一部の努力があることが分かる」

--一部では、安倍被告の訪米と議会演説で米日がさらに近づき、韓国が疎外されるという心配がある。
  「米国と韓国は韓国戦争(朝鮮戦争)当時から特別な関係だ。両国は非常に親密だ。多くの米国人が、その父親が、韓国で服務した。それで個人的に韓国に対して親近感と共感がある。私が共同発議して通過させた韓米自由貿易協定(FTA)もあり、8年前には下院がすべての議員の支持の中、全会一致で日本軍慰安婦決議案を通過させた。米国は日本とも同盟だ。しかし我々には安倍被告に対し、歴史を否定する日本国内の政治家に対抗して慰安婦に加えられた不当な行為について謝罪するべきだと話してきた」

  --安倍被告が米国には深い反省を表明した半面、韓国にはそうしなかったという批判がある。
  「我々が話すイシューがまさにそのイシューだ。第2次大戦中に被害にあって苦痛を受けた幼い少女に関するイシューだ。彼女たちの苦痛は謝罪を受けるべきものだ。議会は8年前、マイク・ホンダ議員が発議し、私が共同発議した(日本軍慰安婦)決議案を通過させたほど、これをはっきりと感じている」

  --日本政府に助言することがあれば。
  「8月の第2次世界大戦終戦70周年記念日には、全世界が各国首脳の話に注目する。(この日は)欧州と全世界の人々が全体主義とファシスト政府から解放された日だ。日本政府が慰安婦問題を明らかにする機会だ。日本政府が慰安婦生存者に彼らがしたことを謝罪すれば、国際的に治癒に大きく役立つだろう」

  この日、民主党のエリオット・エンゲル(下院外交委幹事)、マイク・ホンダ、ジュディ・チュー、チャールズ・レングル下院議員らも声明とインタビューで、旧日本軍慰安婦に対する謝罪が抜けた安倍被告の演説を一斉に批判した。ニューヨークタイムズはこの日、「安倍被告に対し、戦争中の日本軍の残虐行為を認めるべきだという要求が驚くほど強かったが、安倍被告は具体的に述べなかった」と報じた。英ガーディアンも「第2次世界大戦中に犠牲になった米国人には謝罪したが、慰安婦問題には言及しなかった」と指摘した。
※なお、安倍被告は政治家としての遵守規定を破っているため、公権力犯罪者として被告敬称とします。このような犯罪はくれぐれも侵さないよう皆さん、気をつけて下さい。

 私は安倍被告のような売国奴のためにこの国の名誉が傷つけられることにため息をついている。
 過去の戦争責任をきちんと明確に認め、首相と天皇が連名で謝罪の声明を出すべきだ。この国の再生には50年以上かかるのは明らかである。