2019年9月30日月曜日

吉本興業の分割が日本のメディアにとって最善である

闇営業を暴いた『FRIDAY』に報復措置! 吉本興業vs講談社、全面戦争のゆくえ
2019年8/16(金) 18:00配信

 あらぬ方向へと進んでしまった吉本芸人による“闇営業問題”だが、謹慎処分が下されていた吉本興業の芸人たちもようやく処分解除のメドが立ち、吉本も所属タレントと『共同確認書』を交わすことや『専属エージェント契約』を導入するなど契約形態の見直しを図ると発表。
 成り行きが注目されていた加藤浩次による“反乱”もどうやら落ち着きそうで、表面上、“お家騒動”は落ち着いてきたようだ。
 だが、そのウラでは、収束する見込みのない“紛争”が続いているという──。
 それは、闇営業問題を報じた『FRIDAY』と吉本興業の対決だ。ひいては『FRIDAY』を発行する講談社と吉本の対決となっている。
 そもそも講談社と吉本興業には浅からぬ因縁がある。

吉本の取材には“力を入れる”
 '11年に島田紳助が暴力団との交際を認めて引退した後、紳助と吉本興業が『FRIDAY』や『週刊現代』による記事で名誉を傷つけられたとして、両誌とその発行元の講談社を相手に損害賠償請求の訴訟を起こした。
 また『中田カウス・ボタン』の中田カウスも同じく『週刊現代』の記事に名誉を傷つけられたとして、同社と当時の編集長に損害賠償を求めて提訴するなど、争いを繰り返してきた歴史があった。
 今回『FRIDAY』は宮迫らの“闇営業問題”を皮切りに、追及記事を何週にもわたって掲載している。最新号(8月23・30合併号)では闇営業問題について、《元エリートマネージャーが決意の告白》という内容の特集を組んでいるが、表紙には《連続追及第10弾!》とある。つまり10週にもわたって吉本を追及する記事を書いているということだ。
「過去に裁判で大きく争った相手だけに、『FRIDAY』も吉本まわりのスキャンダルは積極的に狙いにいっているようにみえますね。
 '11年に暴力団排除条例が施行されましたが、『FRIDAY』の最終目的はそれ以降に吉本がまだ反社との関係を持っていないかを暴くことです。ここ数年、政府の事業にも大きくかかわっている吉本ですから、そのあたりの取材は特に力を入れていますよ。今回、所属芸人の闇営業を報じましたが、芸人がクビや謹慎になっただけではトカゲのシッポ切りで終わってしまいますから」(スポーツ紙記者)
 反社会勢力と芸人の間の闇営業が明るみになってから、『FRIDAY』だけでなくテレビや各メディアに多数の情報が寄せられているというが、そのなかに芸人ではなく吉本興業そのものと反社の関係を示す情報はまだ集まっていないという。
 一方、吉本も黙ってやられているだけではない。講談社サイドにある“報復措置”を取り出したという。
「社内には“『FRIDAY』、発行元の講談社を絶対許さない”という空気が充満しているそうです。確かに宮迫らの件は問題ではありますが、5年前の話ですからね。
 しかもそこから、表に出てもらいたくなかった社内事情がいろいろ明らかになって、お家騒動にまで発展してしまいましたから。
 実際に吉本は、岡本昭彦社長の会見に講談社の全雑誌を“出禁”にし、取材拒否をしたんです。この措置は今後も続くでしょう。お互いに相手がつぶれるまで戦うつもりなのでは?」(元吉本興業関係者)
 両社ともそう簡単に倒れることはなさそうだ。戦いはいつまで続くことになるのか、誰も予測できない。

 はっきり言ってやろう。
 吉本興業の分割は、もはや待ったなしだ!!Wikipediaではここまで抱えているのだ。


吉本興業ホールディングス(持株会社、グループ統括会社)
吉本興業(旧よしもとクリエイティブ・エージェンシー。タレントマネジメント・エージェント業務、各種番組・演劇の制作・配給・興業)
よしもとミュージック(旧アール・アンド・シー・ジャパン→よしもとアール・アンド・シー→よしもとミュージックエンタテインメント。CD・DVDの制作・販売、吉本色はやや薄かったが、2004年にロジャム本社をファンダンゴと共に買収して子会社化、2007年より完全子会社)
よしもとエンタテインメント沖縄(沖縄でのタレントマネジメント・番組制作)
よしもとデベロップメンツ(不動産事業、新規事業開発、アミューズメント施設の運営)
よしもとアドミニストレーション(経理・人事・庶務に関する業務受託)
よしもとブロードエンタテインメント(旧トラッシュ/旧よしもとビジョン、テレビ番組の企画制作等)
よしもとミュージックパブリッシング(旧吉本音楽出版、CD・カセットテープ・ビデオテープの企画・制作・書籍の出版、タレントの育成)
カワイイアン・ティービー(アイドル番組の企画・制作)
Showtitle(女性タレントの募集・選考・管理・育成等)
KATSU-do(映画の制作・配信・宣伝)
ゾフィープロダクツ(毎日放送との合弁会社・現在は吉本のセグメント子会社)
よしもとロボット研究所(ロボット等に搭載するアプリケーションの開発・販売)
ガイノイド(音声合成ソフトウェアの企画制作)
ムービズ(映像コンテンツ制作)
YDクリエイション(電通デジタル・ホールディングスとの合弁、映像・デジタルコンテンツの企画制作)
Bellrock Media (フェイス・Fandango・インテルらの出資)
ベルロックメディア(デジタルコンテンツの企画・制作)
よしもとスポーツエンタテインメント(旧Y-link、アスリートマネジメント業務)
よしもとプロダクツエンタテインメント(タレント商品・コンテンツの企画開発販売)
よしもとスタッフ・マネジメント(スタッフ派遣業務)
よしもとラフ&ピース(映画祭・上映会イベントの企画運営)
きょうのよしもと(映画祭・アート・イベントの企画、開催、運営)
MCIPホールディングス(アジア地域におけるコンテンツ企画制作)
YOSHOMOTO ENTERTAINMENT TAIPEI.CO.,LTD(台湾現地法人)
YOSHIMOTO ENTERTAINMENT (Thailand) CO., LTD.(タイ現地法人)
YOSHIMOTO ENTERTAINMENT USA.,INC.(北米現地法人)
KYORAKU吉本.ホールディングス(京楽産業との合弁、テレビ番組の企画制作・タレントマネジメント)

 では、大きく5分割にするべきである。
1.吉本興業ホールディングス(持株会社、グループ統括会社)を2021年までに清算する。
2.以下の子会社を競争入札で吉本興業の出資元以外の企業へ売却する。
吉本興業(旧よしもとクリエイティブ・エージェンシー。タレントマネジメント・エージェント業務、各種番組・演劇の制作・配給・興業)
※タレントのマネージメント・エージェント部門の会社と番組・演劇の制作事業会社、 番組の配給事業会社に分割して売却する。
よしもとミュージック レコード会社としての機能を活かして売却する。
よしもとエンタテインメント沖縄(沖縄でのタレントマネジメント・番組制作)
※売却後、沖縄以外の地域に積極参入する。
よしもとデベロップメンツ、よしもとアドミニストレーション、よしもとブロードエンタテインメント、よしもとミュージックパブリッシング、カワイイアン・ティービー、Showtitle、KATSU-doは完全に競争入札で売却する。
ゾフィープロダクツは毎日放送に無償譲渡すると同時に吉本興業の出資分も無償償却すること。
よしもとロボット研究所・ガイノイド ソフトバンクに売却し、ロボット開発の支援に役立つこと
ムービズ、ベルロックメディア(Bellrock Media) 、YDクリエイション(電通デジタル・ホールディングスとの合弁、映像・デジタルコンテンツの企画制作) 電通も含めて株式を無償償却し、売却すること
よしもとスポーツエンタテインメント、よしもとプロダクツエンタテインメント、よしもとスタッフ・マネジメント、よしもとラフ&ピース、きょうのよしもとは従業員への売却で対応すること。

MCIPホールディングス(アジア地域におけるコンテンツ企画制作)
YOSHOMOTO ENTERTAINMENT TAIPEI.CO.,LTD(台湾現地法人)
YOSHIMOTO ENTERTAINMENT (Thailand) CO., LTD.(タイ現地法人)
YOSHIMOTO ENTERTAINMENT USA.,INC.(北米現地法人)
※ストレートニュース部門へ転換し、市民ジャーナリスト集団が立ち上げる持株会社へ売却すること。損害費用は現経営陣が全て負うこと。
KYORAKU吉本.ホールディングス(京楽産業.との合弁、テレビ番組の企画制作・タレントマネジメント)
※京楽産業へ完全売却し、京楽産業出資分をその分無償償却すること