2016年6月18日土曜日

奴隷から生活者になることが、絶食系男子を減らす鍵になる


合コンで「ほこ×たて」対決!?“絶食系男子”と年上美女が激突



 草食系ならぬ“絶食系”男子を撲滅するための異色合コンイベント「絶食系男子撲滅合コン in 相席屋」が7日、東京・池袋の婚活応援居酒屋「相席屋」で開催される。
  女性に対して積極的にアプローチをかけない草食系男子どころか、恋愛に興味がない絶食系男子が増えていると言われている。15年1月に成人式を迎えた全国 の独身男女600人(男女各300人)を対象にした恋愛・結婚・社会参加意識などについての調査(「オーネット」2014年12月調べ)によると、「誰とも交際したことがない」という回答が47.8%。一方で14年10月クールで放送された日本テレビのドラマ「きょう会社休みます。」 をきっかけに、年下の男性をパートナーに選択する「年下男子ブーム」が話題にもなった。
 今回のイベントでは東大や早大など高学歴の絶食系男子とグラビアアイドル、モデル、レースクイーンを始めとした20代後半から30代前半の美女が“対決”。男性陣は「性欲があると人生の費用対効果が悪くなる」「ロボットを彼女にした方がいいかもしれない、と思っている」と達観した人生観を持つほどの“絶食ぶり”である一方、年上女子は「将来有望な男子学生を、青田買いしたい」とやる気満々だ。
 合コン開催日の5月7日は、イベントを主催する日本合コン協会の設立記念日である5月8日(コンパの日)の前日。同協会会長でタレントの絵音(31)は「若年層は恋愛に対して著しく消極的になっており、未婚化・少子化がさらに進行しかねない深刻な状況にあると言 えます。この状況に一石を投じるため、将来の日本を担っていくであろう草食系(絶食系・断食系)な男子学生に合コンの楽しさを体感してもらい、恋愛や結婚に対して興味を持ってもらいたいとの思いで、開催に至りました」と意図を語った。
 イベントの模様は「合コンマスター部」(部活DO!supported by ひかりTV)とのコラボにより、ニコニコ生放送で7日午後7時から中継される予定。
[ 2015年5月6日 10:02 ] スポーツニッポン新聞社

 はっきり言っておかねばならない。
 私はこの種のイベントではまず絶食系男子の撲滅にはつながらないと断言し続ける。 まず、非正規雇用を正規雇用にして、正しい経済へ戻すことが前提条件なのは明らかだ。気合で家族ができるというのならアホとしか言いようがない。
 私自身、絶食系男子にならざるを得なかったのは自身にある重度の発達障がいが原因だった。そもそも、10年、20年先の人生設計を彼ら彼女らは真剣になって考えたことがあったのだろうか。私にはとてもないとしか思えない。
 まず、主催者の絵音氏がやるべきは財界とアメリカに癒着し腐敗しきったネオナチジャパンの独裁政権を厳しく批判することではないか。生活が政治に直結していることは民主主義の基本である。すなわち、奴隷社会を批判して生活者としての当然の権利を駆使することが、日本の発展につながるのは明らかである。
 今のメディアはなにからなにまででたらめであり、本当に話にならない。それで未来はあるといえるのだろうか。私にはないとしか思えない。

2016年6月12日日曜日

危機意識を持たねばならないこと:無責任国家・ニッポン

 去年4月、私は知的障がい当事者の女性が風俗当事者になっているという恐るべき事実を聞いた。
 今回は以下のブログを引用する。

知的障害を持つ女の子が風俗嬢という選択をすること


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私がいわゆる【SMプレイ】というものの ホントの内容を知ったのは26歳の時だった。
当時 M嬢を生業とする女の子24人と2週間一緒に生活することとなり 彼女たちと色んな話をした。


先日、風雷社中の俊哉さんが「やろうと思っていた【39窃盗団】の上映会の予定は滞っている」と言っていた。
私はあの映画を見た時にあの時のM嬢の女の子達を思い出し、胸が潰される程に苦しくなった。


完璧ノーマルだった私は初めてSMプレイの内容を聞いた時に、ショックを受けたし物凄い吐き気をもよおした、
だけど…一番ショックだったコトは、
彼女達24人全員が虐待を受けて育ち、そしてそのうち19人の女の子は程度の差はあるが 
知的障害者だ
ということだった。

映画【39窃盗団】の主人公の一人は、父親から風俗で働かされるコトを強要されている 知的障害を持つ女の子だ。

そしてそれは、現実に、存在をしている。



人が人を救えるのか?
どうすれば私はこの女の子達を救うことができるのか?

などということを、当時の私は最初に真剣にに考え込んでしまったのだけれど、
その女の子達は 誰一人として救いなど求めてはいない、自分は幸せだと感じている女の子が多くて、
私もそのうちそれを理解することとなった。


親から虐待を受け、親から愛情を与えられずに育った人は多分永遠に、
自分が人から愛されることをとめどなく渇望し、
そして永遠に、
自分が人から愛されることがあるなんてことを心の底からは信じ切れない。
私も同様なのでよく知っている。

愛情を渇望したとしても、
「あんたが馬鹿だから頭が悪いから愛情を与えられないのだ」
…と幼い頃から叩き込まれてきたこのM嬢の女の子達は口を揃えて「この仕事が楽しい」と言っていた。

女の子達が所属するSMクラブは高級で、プレイ料金は物凄く高かったために、社会的地位の高いお客さんが多かったので、
女の子たちは皆プレイの内容がどんなに酷いものであれ、お客様からとても紳士的に優しく扱われていた。
例 えば見たこともない素晴らしい料理が並ぶレストランに連れて行ってもらったり、素敵な服や本物のアクセサリーをプレゼントされたり、海外旅行に連れていっ てもらったり、好きな映画やコンサートや美術館に連れていってもらったり、風邪をひけば電話をしてきてくれたりお見舞いに来てもらったり…と、
お客様からとても大事にしてもらえていた。
店の人たちからも大切に扱われていた。
一人の人間として尊重してもらえていた。
価値がある人間だと認めてもらえていた。
つまり、クラブ内では 
それまでの人生とは真逆の扱われ方をされていたんだ。

「仕事は大変だけど、お客さんも店長も私のことを馬鹿だって怒らないから。
私を好きだって言ってくれるから。
今まで皆から馬鹿だ馬鹿だって言われてたけど、ここの人達は皆優しくしてくれるから。」
彼女達は幸せだと言っていた。

例えそれが一時のコトであるとしても 例えそれが疑似であるとしても、
M嬢の仕事で自分の渇望しているものを手に入れることができるから幸せなんだと言えているんだ。

一瞬だって疑似だって、
幸せは幸せだ。


【39窃盗団】に出てくる女の子は 父親に風俗で働くことを強要され、そしてその給料を父親にピンハネされている…が、その女の子はそれに気づけない。

このM嬢たちも 誰かしらに何かしら搾取されていた…搾取するのは親だったり親戚だったり友達だったり恋人だったり…
けれど 搾取する相手は優しくしてくれるから 絶対にその相手を嫌いにはなれない。
幼い時からの優しくしてもらった経験が とっても少ない女の子達だからだ。


彼女たちは普通の会社員の数倍の月収を手に入れられる。
彼女達はその月収の多さで自分のプライドを保つことができる。
多少他人に搾取されても気にはならないし、
私もそうだったのだけれど、何かしらを相手に差し出すことをしなければ…例えば金品だったり身体だったり服従だったり…を差し出さなくては、自分と仲良くしてくれる人や 自分に優しくしてくれる人がいるなんてことを信じられない。
無償で愛が与えてもらえるものだなんて信じるコトが出来ない。
それは
虐待を受けた人にはとても多い考え方だし、身にしみてしまっていて、
そしてそれは
知的障害を持ちながら虐待されていた彼女たちにとってはなおさらで、
搾取は、
何かしらを差し出すことは、
彼女達にとってはとても理解しやすくて一番シンプルな 人と仲良くし続けていくための方式なんだと思う。



彼女達とはそれ以来 1度も会っていない。
もう20年も前の話だから、彼女達も年をとり M嬢という風俗は続けていないんだろう。他の風俗で働いているのか?

あの時よりも幸せになっているのか?
自分にプライドを持ち続けられているのか?
搾取され続けてはいないのか?
私は馬鹿だから…なんてセリフを吐き続けてはいないのか?

一瞬でも嘘でも構わないから、
でも、それが嘘ではなくて真実ならば最高なんだけど、
   彼女達が幸せを感じてくれていることに巡り合うこと
を 私は心より願う。

「知的障害があるから風俗で働く、知的障害があるからM嬢になる」
なんて選択肢が当たり前のはずはない。私だってそうは思う。
けれど 親から疎んじられ虐待され、それでも自立をしていた彼女達の、あれはとても強くてプライドを持っていた美しく気高い姿だったと私は思う。尊敬に値する。
…なーんて
書くとさ、ゴタゴタ言ってくる人がいるのだろうけれどね。
私は彼女達を美しいと思っていたし
尊敬していた。



私は他にはあまり類を見ない内容の虐待を受けて育ったことをずーっと隠して生きてきていて、未だにどんな虐待を受けたかを誰にも話したことが無いし、
そもそも虐待を受けてたってコトをキチンと告白できた相手は今までに2人だけで、

私はこれまで、決して落ちないモチベーションを保つ力と プライドと ほんの一部分だけだが天才的なモノが頭の中にあったために、M嬢にならずに生きてこれたわけで、

でね、
昨年あたりから なんとなく自分が虐待を受けていたということをカミングアウトすることで 救われる人がいるかもしれないと考えるようになってきた。
まぁ、
私の心の傷は限りなく深いために 虐待の詳細は誰にも語れていないし、この先も誰かに語れはしないと思うんだけれど、
そんな私でも まぁまぁ今まで楽しく生きてこれましたよってコトを傷手ついている人達に伝えるコトで、傷ついている人達の傷を軽くできるんぢゃないかなぁって考えるようになってきた。
今、
あの知的障害を持ってたM嬢達に会えたならば もうちょっと違うことを深く話せるんぢゃないかな なんて思ったりもする。

私は、誰かに自信を与えてあげられる人になりたい。

私は自分の産んだ娘たちに救われた、
娘たちに自信というものを与えてもらえた。
娘たちは 私が何かしらの物を差し出さなくても私を無償で求めてきてくれた、
私も何かを差し出さなくてはいけないなんて思わずに接するコトができた初めての人が我が娘たちだ。
娘が生まれてから 娘たちに愛される求められている…ということで私はとても安定したし、
ちょびっとだけだけれど自分に自信を持てた…娘たちに持たせてもらえた。
そしてそれからは
   物凄く楽になった。

あのM嬢の女の子達も今
自分を無償で愛してくれていると信じられる相手が 一人でも作れていると良いな
それは自分の子どもでも家族でも、恋人でも友人でもいいからね。


【39窃盗団】は、たくさんの人に見て欲しいと思っていた。私個人としては嫌なコトを思い出すから2度と見たくはないけれど。
でも あの映画自体は軽く笑えたりして 最後はハッピーエンドの明るい感じの映画だ。観ていて苦しくなるような映画では決してない。
沢山の人に観てもらって
あれは決してフィクションではないということを 皆に考えて欲しかった。



上映会が滞ってしまったのは残念だわ。
皆さんに観ていただきたいと思いますよ。
感じてもらいたいと思います。



by じゃりかふぇ おおた

colors~色んな色があるって素敵ぢゃんね(^O^)

バリアフリー社会人サークルcolors代表や大田おもちゃライブラリー「じゃりかふぇ」の企画をしている、太田(石川)あきよのブログです。

 私はこのコラムにある意味、胸が張り裂けるような思いを感じた。
 私自身は重度のアスペルガー症候群当事者であり、精神障害者保健福祉手帳3級を取得する程のひどいシロモノである。そして、たまたま人に恵まれたこともあり、継続A型社員(事実上の正社員)として、青山の某企業に勤務することができた。
 その私の境遇と比較して、性を売り物にせざるを得なくなった彼女たちの悲しみにはそれこそ、なんと言っていいのか。
  • 2013年12月10日(火曜) 再放送:2013年12月17日(火曜)
出演者
山本 譲司さん (作家)
宮本 節子さん (大妻女子大非常勤講師)
山田 賢治キャスター
ナレーション
河野 多紀さん
番組概要

搾取される知的障害の女性たち

(VTR)
「熱いので気を付けて下さいねー」
東京 池袋。
ホームレス支援団体の炊き出しです。
この日集まったのは300人。ほとんどが路上生活を送る男性たちです。その中に一人の若い女性の姿がありました。
女性:カロナール(頭痛薬)飲んだんだけど効かなくて。首が後ろに引っ張られるの。
この日、支援者に不安を訴えていました。仕事が見つからず、街で声をかけてきた男性を頼るしかなかったという彼女。これまでだまされ続けてきました。
ディレクター:こういう所では寝てない?
女性:寝てないです。漫画喫茶とか。あと人の家とか、知り合った男の人のところへ行ったり。で、変なことされたり。
ディレクター:嫌とは言えなかった?
女性:言えない。
一見分かりませんが、彼女には軽度の知的障害があります。何度か外国人と結婚させられた事もありました。滞在資格を得るための偽装結婚だと見られています。
ディレクター:外国の人は結婚しようと言ってきたの?
女性:うん。
ディレクター:無理やりだったの?
女性:うん。
ディレクター:一緒にアパートに住んだ?
女性:ちょっと。
ディレクター:まだ籍は入った状態?
女性:うん。探してるけど、いるか分からなくてもうおしまい。
現在は生活保護を受けて、アパート暮らしを始めたという彼女。しかし、このように支援の手が差し伸べられる女性は少ないといいます。
支援団体
代表:(女性は)見つけづらいですね。見つけづらいし、危険だと思っているから身を 守っているし、外で寝てると、なんていうか…道行く男性が買うっていうか。ラブホテルに1000円で買うみたいな話が本当にあって、外は危険なんですよ ね。だから女性が野宿するのはすごい危険で、本人たちもそれをわかっているから、野宿しないことを選ぶわけですね。
行き場を失った女性がたどりつく場所。その象徴が性産業だと考えられています。東京で20年間、風俗店などのスカウト業をしている男性。住まいを提供する事で女性たちを取り込んできました。中でも、軽度の知的障害がある女性は、魅力があると言います。
スカウトの
男性:使いやすいっていうか、悪く言えばだましやすいみたいな。50万くらい入って きて、3万くらいで(危ない)仕事とかやらせたこともあるし。普通の女の子だったらいろいろ質問してきたりするけど、そういう(障害のある)女の子たちっ て文句一切言わないから。それが一番の魅力ですね。
だまされても、助けを呼ぶすべも知らない彼女たち。支援につながらない軽度の知的障害の女性は、数万人とも数十万人ともいわれています。
なぜ彼女たちは見過ごされてきたのか。
これまで知られる事のなかった実態と課題を考えます。

「夜の世界しかなかった」知的障害の女性

(VTR)
東京郊外のある繁華街。
20代のアミさんです。
2か月前まで風俗店で働いていました。
アミ:あれ、あそこ。あっち側。
奥の看板、ピンサロ。
ディレクター:どういう仕事をするの?
アミ:ぬきの仕事だよ。
アミ:療育手帳と、前の携帯。
アミさんには軽度の知的障害があり、障害基礎年金を受けています。複雑な情報の理解やお金の管理が苦手です。
アミ:(店で着る衣裳の丈は)短い、短い、ほんっと短い。
これまで、胸を触られるキャバクラやデリバリーヘルスなど、性的なサービスを行う店で働いてきました。
アミ:普通におさわりがオッケーだから、胸出したりとかして触ったりとか。お客さんするよ、普通に。そういうお店だからしょうがないんだよ、おっぱぶだから。
ディレクター:平気なの?
アミ:それはしょうがないよね。
もともと普通の仕事に就き、幸せな結婚を夢みていたアミさん。しかし、現実は違いました。
アミ:お金がなかったら生活もできないし、食べていけないからそうするしかないし。
夢に向かって頑張ってたのに、夢が崩れたみたいなね。何もかも人生おわったんだなみたいな、夢から絶望にかわっちゃったみたいな。
小学生の頃から勉強についていけず、高校は障害者のための特別支援学校に通いました。家庭は貧しく、両親が酒を飲んでは ケンカを繰り返す毎日。アミさんは暴力を受け続け、家に居場所はありませんでした。
アミ:夕方学校から帰る時、こういう(幸せそうな)家族いいなみたいな、窓から見えたりとかするんだ。超うらやましい、うちと比べたらみたいな。そんな感じ。
高校を卒業後、障害者雇用枠で地元の弁当工場に就職。しかし、作業は一般社員と同じでした。初めは単純な作業が多く、なんとかついていけました。しだいに難しい仕事が回ってくるようになり、3年後限界をこえ、ついに出社できなくなりました。
アミ:超ストレスたまってたもん。自分になんかイラついてたよね。イラつきがたまってたから、普通に。 だから人に八つ当たりとか、バーッとかしてた。友達とかにも八つ当たりだよね。謝るのも「どうもすいませんねー」みたいな。「自分こんなんじゃダメかー」 と思ったけど、治んないんだよね、治そうとしても。
「気持ちを吐き出せばいいだろう」って言われるけど、いや無理だよって、はきだせないよって。自分で心の中にしまってた。ははは。
とうとう会社を解雇され、収入も住まいも失いました。そんな彼女に声をかけてくる男性がいました。風俗店のスカウトマンでした。
アミ:スカウトの人には「家も住むところないんで」って言ったら、「じゃあ住む場所を確保して、仕事を 紹介してあげるね」って言われて。紹介されて、そこから(風俗店の)寮生活がは始まった。その時は一番うれしかったけど、あとになってくると、だんだん優 しさが一転と変わったから、普通に。
その男性は部屋の保証人代として、毎月5万円をアミさんに要求。しかしそれは、本来払う必要のないもの でした。契約書の内容を理解できなかったアミさんは、だまされている事に気付きませんでした。次第に要求はエスカレートし、障害年金も奪われました。しか し、逃げる事もできませんでした。
アミ:断ったら断ったで、何されるかわかんないし。「大阪にとばして帰ってこれなくするぞ」とか、脅されてたから。だから自分を守るためにも「あっ」みたいな感じ。消し去ってる。
こうした生活を続けて2年。現在は支援者と出会い、男性から逃れる事はできました。しかし、今後の生活の見通しは立っていません。

“見過ごされる”知的障害の女性たち

(VTR終了。スタジオでのトーク)
山田:今日は、これまで知られる事のなかった実態を取り上げていきます。取材に当たった林原ディレクターです。今、VTRにあったアミさんですけれども、一見、知的障害のあるようには見えなかったんですが。
林原:本当にそうで、私もあるという事をおっしゃって頂けなければ分からなかったかなと思っていまし て。最初の印象は、本当にかわいらしい女性の方で、お話もとても弾みますし、言葉もたくさん知ってらっしゃると。だから個性かどうか見分けるというのは、 本当に難しいんだなという事は感じました。
山田:今はどうしてるんでしょう。
林原:今回取材の過程で、実は最初何も困ってないという事をおっしゃってたんですけども。どんどんお話 を聞くうちに、どうやら搾取の対象になっているかもしれないという事が分かってきて。それで今は支援者の方とつながって、という状況なんですけど、まだこ れからお仕事とかお住まいをどうするかというのは全く見えていないので、まだ本当に渦中にいらっしゃる方ですね。
山田:ではここからは、ゲストの方を招いてお話を伺っていきます。
まずは障害者福祉の問題について詳しい、作家の山本譲司さんです。よろしくお願いします。
そして40年間、知的障害者の福祉、女性支援に携わってこられた、宮本節子さんです。よろしくお願いします。
そもそも知的障害とはどういった障害なのか。こちらで見ていきたいと思います。
知的障害というのは、知能指数と日常生活能力を基に判定されて、最重度から軽度までこのように区分されます。今日注目するのは、この軽度の知的障害についてです。山本さん、軽度の方たちというのはどういう問題を抱えているんでしょうか。
山本:今の日本の障害者福祉というのは、どうしてもね、この最重度、重度、中度の人への支援に重きを置 いてる。というのも、例えば最重度、重度の人たちに食事介助をする、あるいは入浴の介助をする。こういう事業者に対しては加算をされていく訳ですね。とこ ろが、日常動作の上でほとんどハンディキャップのない軽度の人たちについては、ほとんど予算がつかないというのが現状なんですね。従って、福祉事業者もど うしても最重度の人たちを支援対象としがちだし、またそういう人たちに合った支援メニューしか用意されてない。
山田:宮本さん、いわゆる健常の方と軽度の知的障害の方と…ここですよね。非常に境が曖昧だと。
宮本:先ほどのアミさんの例でよく分かるように、彼女はすごく語彙が豊富だし、だけれども、難しい問題 をきちんと自分の生活に引き寄せて理解する事ができない。従って、5万円も毎月だまし取られている事も、だまし取られているという認識には至らないで取ら れっ放し。でも、乱暴された事は分かるという形ですよね。なので、軽度の知的障害のある人たちの場合は、ややこしい人間関係をうまく自分で調整して生活し たりとか、金銭管理をきちんとしたりとかいう日常生活で普通に持っているスキルがうまく獲得できなくて、そこのところで支援が必要だっていう人たちが多い んじゃないかなと思う。
山田:それでは、軽度の知的障害の女性特有の問題をちょっと仕分けして見ていきたいと思うんですが…。
(家庭・地域等での支援を失った場合)
山本:まず申し上げておきますけど、必ずしも軽度の知的障害者だからこのルートに乗るという話では、決 してない訳ですね。貧困だとか、あるいはすさまじい親からの虐待を受けてるとかね、非常にやっぱり劣悪な環境の中で育ってるんですね。従って、性風俗の あっせんをするような人たちが言葉巧みに彼女らに近寄って…。それこそ、自己肯定感みたいのをあおっていく訳ですよね。「あなたはすばらしい」と。そこで  ある意味くすぐられる事によってね、そこしか居場所がなくなるという事ですが、ただし、いやいややっている人もいる訳でね。でもここよりも、よりましな 所がないのかと。そこを用意できない福祉、あるいは地域社会というのは一体何なのか。そこが問題だと思いますね。
山田:では、こうした女性たちをどう支援していったらいいんでしょうか。ある施設を取材しました。

傷ついた知的障害女性 支援の現場

(VTR)
3年前、施設に保護された30代の足立綾子さん。今、施設を出て暮らすための訓練を行っています。
スタッフ:ここがキュウリで、ここがハム。ゆっくりで大丈夫、ゆっくりで。
知的障害がある足立さん。料理の段取りなど、同時に複数の事をするのが苦手です。スタッフと手順を一つ一つ確認しながら、繰り返し練習しています。
スタッフ:だんだんだんだん速くなっていった気がします。3ヶ月練習されて。最初は「次どうするんですか、次どうするんですか」って感じだったんですけど、慣れたら職人のようです。
足立:おいしい。
スタッフ:久しぶり?
足立:おいしいです。本当に。
スタッフ:よかったですね。
今では明るい表情を見せていますが、保護された当時は衰弱し、心を閉ざしていました。小学校から授業をほとんど理解できず、高校に進学できなかった足立さん。しかし両親は障害を認めず、努力不足だと責め続けました。何をやっても認められず、劣等感にさいなまれる日々。
そんな時話を聞いてくれたのが、出会い系サイトで知り合った男性でした。その男性と暮らし始めた足立さん。しかし男性はギャンブルの借金を負わせた上に、暴力を振るうようになりました。
足立:お尻を足で叩かれたり、突き飛ばされたり。すねの部分を切られちゃって、ぶちっと。結構DVがあ りましたね。本当に別れたかったです。もう体も限界、精神的にも限界で。でも家には帰る場所もないし、居場所もないし。私の居場所ないんだから、しょうが ない。ここでずっと暮らすしかないと思ったんで。
無一文になってしまった足立さんは家を追い出され、路上生活をしていたところを保護されたのです。
婦人保護施設では傷ついた女性を危険から守り、安心して暮らせるよう心と体のケアを行います。この施設では利用者の半数に知的障害があり、一人一人に応じた支援に力を入れています。最も大切なのは、自分は駄目な人間なんだという意識を変え、自信を取り戻す事だといいます。
スタッフ:彼女がご本人で書いてこられた目標と、短期の計画の振り返りをしたところです。
ここではまず、本人に自分の目標を書いてもらいます。
歯磨きやお風呂をちゃんとやる事、規則正しい生活と食事をとる事。自分で考え、自分の言葉で書く。それが意欲を引き出すと考えています。
スタッフ:ご本人の書いたこの1枚が、ものすごく効果を発揮しました。(足立さんが)目標を見失ったん ことがあったんですけど、この自分が決めた順番の「1番はできました、2番もできてました。あっ、私ここまでできてました。けど、この3番ができていない です」「じゃあ、この3番をこれから一緒にやっていきましょう」っていうふうに決めて、彼女は「分かりました」というふうに落ち着かれたんです。
前施設長:人が書いたものはひと事なんですよね。でも自分の事なので、自分で書きましょうっていう事で書いたのがこれなんですけど。これはね、ご本人の努力もあるんですけど、本当に思いがけない力を、皆さん出しますよ。
足立さんが書いた目標は「健康で働きたい」でした。
その希望をかなえるために、スタッフは障害 者が働く作業所を回り、彼女に合った仕事を探しました。清掃や部品の組み立てなどを体験し、足立さんはお菓子の箱作りを選びました。わずかでも自分の力で 収入を得る。真面目に働いて周りからから信頼される。少しずつ手応えを得ていきました。
足立:今までは仕事ずっと嫌だったんです。でもここで働き始めてからすごく楽しいです。楽しいです、本当。自分が頑張ったからお給料もらえるのは、すごく嬉しいんですね。
そして1年がたったある日、足立さんの中で大きな変化が起こりました。街で声をかけてきた男性がしつこ く交際を迫ったため、スタッフ同席で話し合いが行われました。これまで男性の言葉に流されてきた足立さん。しかし、心配するスタッフの前できっぱりと言っ たのです。「私は仕事を一生懸命やるって決めてるんです。邪魔しないで!」。初めて、自分の意思を貫くことができたのです。
前施設長:びっくりしました。まさかそんなセリフが出てくるとは思わなかったから、びっくりした。一番 思うのは、やっぱり人って変われる。変わるのはご本人の力であって、それを私たちがどう見ながらサポ-トしていくかという事の表れであって、それはいろん な方が、いらした時と比べたらみんな変わっていきますね。自信を持った時から変わっていきますよ。
    成功体験を積み重ね、自立する力を身につけてきた足立さん。
    スタッフ:ゴミ袋もね。
    足立:はい、ゴミ袋も買いました。
    苦手なお金の管理にも積極的に取り組んでいます。間もなく施設を出て、支援を受けながら地域で暮らし始める予定です。
    足立:自分に少し自信が出たかなみたいな感じはあります。今は信頼してる人がいっぱいいて、応援してくれる人もいるんで、私は仕事をしながら支援員さんたちと一生懸命、一緒に成長していきたいかなと思います。

    軽度の知的障害 地域でどう支える?

    (VTR終了。スタジオでのトーク)
    山田:宮本さん、自信を持つとここまで変わるものなんですね。
    宮本:変わる場合もあるという事ですよね。つまり、彼女の場合は自分でも考えるようになったし、考える いろいろなヒントを与えられて、それが うまく彼女の胸に落ちて、こう生きていける、自分はこんなふうに生きる事ができるんだっていう先が見通せるように なった。その事が彼女を変えていったんだろうと思います。社会ときっちりつながっていられる。それを実感できる事ってすっごく大切だと思うんですね。
    山田:何か例ってありますか。
    宮本:ある朝ですね、電話がかかってきたんですね。
    「宮本さん、更新できたよ、更新!」。
    山田:更新? 何の更新ですか。
    宮本:私もとっさには分からなかったんだけれども、「あっ、そうか、家賃の更新ね」。
    その人はずっと施設をあちこち回り回って、グループホームを体験して、1人でアパートを借りて生活できるようになった。2年頑張って更新できた。その喜びたるや…すごい喜びと、そして2年頑張れた自信っていうのは大変なものなんですね。
    ただそうなっていくためには、いろいろな人たちに助けられないと、その生活は維持できないと思います。
    山田:地域で生きていくためには、ずっと長い支援というのが大事になると…。
    宮本:いろんな人たちが、ヘルパーさんだとか保健婦さんだとかソーシャルワーカーだとか、それから元いた施設の職員とか、複合的にいろんな形でその人のために組み立てられないと、うまくいかないという事だと思います。
    今回番組には、現場の支援者や当事者の方からもたくさんの声が寄せられました。

    『特別支援学校で教員をしています。軽度の生徒の中には「私は障害者ではない」と話し、療育手帳の取得を嫌がる子もいます。しかし就職は障害者枠なので、療育手帳を取得しなければいけません。比較的理解ができる軽度の子にとっては、辛い現実なのかもしれません』

    『知 的障害による判断力・倫理感の欠如、または性衝動を抑制するのが困難であるというのは誤りです。私が出会ったグループホームに住む女性で、出会い系サイト を通じて男性と関係をもつことを繰り返す人がいました。話をしていくうちにだんだんと人懐っこさを見せ、求めているのは性的な関係等ではなく、こんな当た り前の人との触れ合いであるということを強く感じました』

    『私は知的障害ですが、見た目は普通ですが、お店に入ったら、お前に売るものはないといわれ、入店拒否されたりしました。差別が多すぎですよね? 仕事も今は、夜の仕事をしています、普通の仕事は、ないので、ても不安です、』
    宮本:とかく、性産業に巻き込まれる女性に対する偏見っていうのがあると思うんですね。だらしがないか らとか批判的な目で見る人がいるかもしれませんけれどもでも、やっぱり人は人一人だけでは生きていけなくて、人によって支えられながら生きていく。その支 えられる場が、たまたま性風俗が一番マッチングしてしまう。そういう社会っておかしいというか、そうじゃない社会を私たちは作っていかなきゃいけないん じゃないかなと思うんですね。
    山本:やっぱり福祉の方の意識も変えなくてはならない。これまでともすれば…そりゃ福祉の現場も 
    大変なんですよ、かつかつの予算の中でやって。しかしそんな中で、どうしても支援対象者に対して既存の制度の枠組みに適応するように求める訳なんです。そう じゃなくて、彼女ら彼らのニーズに合わせてフレキシブルに対応する事によって、こういう福祉のはざまに落ちてしまった障害のある人を支援をする事によって、現場の皆さんのね、福祉的な支援のスキルもアップすると思うんですよね。
    山田:この問題、私たちは継続的にこれからも取材していきます。
    今日はどうもありがとうございました。


     風俗産業が彼女たちの受け皿になっていることは断じて放置してはいけない。
     なぜなら、そこで人間として誇りを持って生きられるのかという観点からすると明らかにおかしいといえる。風俗で働かなくても、働く環境を全体でほんの少しでも変えれば、障がい者でも働けるのである。
     私の知り合いのご主人は育児をされているが、「バリアフリーがあってほんとうに便利だと痛感した」と話している。最近のトイレには赤ちゃんのおむつ替えもあるからだ。そういうことの積み重ねに多くの人たちの努力があったのだということだ。
     私はこの話を聞いて前回のコラムでも述べたように、頭を鈍器で殴られたかのような衝撃を受けた。そして、激しい怒りを覚えた。そういうことで搾取して稼ぐ連中はもちろん、不甲斐ない私自身にも。もっと私は強くいい続けてこなければならなかったのだと今は思う。
     障がい者というよりも、生活者として、尊厳ある生活ができるようになる社会。そのために政治があるのは明快だ。そのことをネオナチジャパンは全く自覚していない。大企業やアメリカ、大資産家共には利益を不当に流し、弱者から搾取するのがネオナチジャパンの本質である。
     この夏の参議院選挙では、絶対にこのゆがんだ仕組みに断罪を下さねばならない。

     ネオナチジャパン=自民党・公明党・維新の党(大阪維新の会含)・次世代の党か、
     国民与党=日本共産党・生活の党・社民党を選ぶかにかかっているといってもいい。民主党の再生は、国民与党との和解、ネオナチジャパン一派を断ち切る厳しさから始まると指摘してもいい。
     

    2016年6月6日月曜日

    サイバー空間の奴隷になってたまるか

     今回のコラムは、サイバー空間との向き合い方について書かせていただきたい。

     最近、ネットの無秩序なまでの空間が日本を覆い尽くしている。下半身写真の横行にヘイトスピーチ、デマを堂々と流す「政治家」と、本当に呆れ返ってしまう。そんなものだから、ネットにみんな疲れてしまう。
     実家ですらも、去年7月にインターネットから撤退した。色々と問題があったのもあるが、私は敢えて止めなかった。今のネットは明らかに醜いヘイトの巣窟に成り下がった。そして自称政治家共のデマが横行するようになってしまった。
     使い方次第では海外の情報を入手し、正しい情報に則って行動することができるのがこのインターネットの利点なのだが、今のネット社会はヘイトスピーチという現実逃避者の妄想によって壊されてしまった。
     いや、ヘイトスピーチばかりではない、最近増えてきている絶食系男子について言うなら、明らかな幻想と現実のギャップに疲れた結果だと私は見ている。それも性情報の無秩序な拡散が原因ではないか。アダルトビデオの種類ひとつとっても日本は変な意味で豊富すぎる。それで生み出されるのは脳内彼女であり、脳内彼氏なのである。
     だがこの下半身産業に関わる女性たちは大変悲しい立場にある(この事については次回のコラムで取り上げる予定である)。そして搾取者により人生を狂わされ、行き場すらないのが現実なのだ。そういう人達が過去の奴隷であるとしたら、ネットでヘイトを吐くことでしか自らを保てない、ネットサーフィンやダウンロードをすることでしか自らを保てない人達をネットの奴隷と言ってもいいのではないか。

     そんな彼らを幸せといえるのだろうか。
     そんな彼らは充実した人生を送っているといえるのだろうか。
     ネットという仮想空間に引きこもり、自分の世界に閉じこもっているとしか思えない。
     バーチャルに逃げ、リアルから目をそらしているとしか思えない。
     そんなことでは、絶対に良くなるわけがない。

     私はそういう人達に言い続ける。
     「事実から逃げるな。理念は現実を踏まえて、『俺(私)はこうありたいんや』という想いから生まれるんや」と。
     かつての私(いや、今でも残っているが)も、過去のトラウマを引きずっていた。だが、私は「私は所詮踏み台にされる程度の人間でありその程度の器の人にすぎないのだ」と悟った。
     そうしたら、ある程度楽にはなった。当然過去の犯罪で私を苦しめた連中については関わる気はないが、もういつまでも相手にする必要もない。
     その程度にすぎないのだ。「奴隷」を相手にする必要はないのだと私は悟った。

    2016年6月1日水曜日

    拙ブログにおける記事の引用方針

     お疲れ様です。倉野でございます。

     かつて私はアメブロを使っておりましたが、今のアメブロについて思うことがあります。もはや、アメブロの健全性はなくなったと言わざるを得ません。
     サイバーエージェントは最近、『マクアケ』というクラウドファンディングサイトを立ち上げています。 このことからもアメブロへの距離を起きつつあるのは明らかです。NPOの公式ブログで使っているのですが、メッセージ機能もコメント機能も完全に閉めきっています。それほど、今のアメブロについては期待することはありません。
     その代わりにはびこるのは凄まじいまでのヘイトスピーチです。mixiもヘイトスピーチの巣窟に成り下がっているのですが、アメブロも負けず劣らずと言わざるを得ません。利用者数を上げるためにヘイトスピーチも容認しているとしか思えないのです。
     これでは、もうやってられません。

     そこで、拙ブログの記事の引用ですが、新たな規制を追加いたします。

     目的遂行のためには暴力も容認する団体が拙ブログに於ける記事につき、健全な批判という目的であったとしても引用することは認めません。

     私は俗にいうネトウヨを相手にする時間はありません。はっきり言って忙しいのが現実ですので、ネトウヨという馬鹿を相手にする時間はありません。以上です。

    2016年5月30日月曜日

    「サルガッソーの広い海」を生み出した「ジェーン・エア」から「聲の形」を問う





     この映画は、サルガッソーの広い海という。
     ジーン・リース (Jean Rhys,1890年8月24日-1979年5月14日)というイギリスの小説家によって書かれている。イギリス領ドミニカ出身のクレオール(父はウェールズ人、母はスコットランド人、わかりやすく説明すると植民地出身のヨーロッパ人(ここでは白人という言葉を使いませんのでご了解ください)である)なのだ。
     彼女を有名にしたのは1966年に出版された『広い藻の海』(日本語訳では『サルガッソーの広い海』というタイトルのものも出ている)である。この作品は『ジェーン・エア』(シャーロット・ブロンデ作)に登場する精神疾患当事者の、前半生を語る異色の小説で、後に映画化された。それがこの動画なのだ。
     このジェーン・エアに出てくるバーサという女性が精神疾患当事者なのだが、なぜそうなったのかをこの作品は丁寧に描いている。

     リースはバーサにアントワネットという名前をつけ、ジャマイカのヨーロッパ人の入植者の娘で、父亡き後は母と知的障害を持つ弟との3人暮らしとした上で、奴隷解放が宣言されたあと没落し、貧乏になった白人一家とした。彼女らは周囲の現地人から敵意を浴び、「白いゴキブリ」と呼ばれ、家族の無関心や誰からも心の底から愛されたことのない彼女は、荒れ放題だが野生美むきだしの庭や大地を愛していた。そこに母の再婚と、焼き討ち事件。アントワネットをもてあました義父は、彼女をイギリスからやってきたロチェスターに持参金つきで押し付けた。ロチェスターはアントワネットとの結婚について自分を「詐欺にかかった哀れな男」と言っている。しかも、それぞれの背景の違いから生まれるギャップ、そして精神的な破綻…。
     これらの背景にあるのはクレオールへの蔑視の視線だ。しかもイギリスの貴族社会を成り立たせている植民地の実体とともに、この欺瞞があばかれる。

     私は最近、9月17日に『上映』されることになった「聲の形」を自分なりに違った角度で書きなおしてみようと動いている。
     メディア化展開されるからこそ、歪んだ解釈を鋭くえぐらなければ障がい者差別の本質は消えない。「サルガッソーの広い海」をポストコロニアル理論という。
     この日本版が残念ながらないのが現実だ。いわば、ロチェスターもアントワネットを「飼育」していたのだろう。そんなのでは、健全な人間関係はできない。「聲の形」における竹内、植野直花、島田らはいわば飼育、搾取を狙って弱いものいじめをしていたのだろう。島田の場合は、主人公をうまく騙して動かしていただけ悪質である。さらに渡辺淳一の「失楽園」や「愛の流刑地」も、同じ奴隷の関係にすぎないし、流石景の「ドメスティックな彼女」も同じ関係にすぎない。
     だがその飼育の論理を打ち砕かなければ、民主主義の基本原則など理解できるわけがない。そもそも、生活者という発想が抜け落ちているのだから終わっている。「サルガッソーの広い海」が漫画化されるのなら、私は基本的には応援したいと思っている。
     

    2016年5月24日火曜日

    まさに奴隷根性 高橋はるみら



    北海道新聞

    高橋被告、道政初の「4選」 北海道知事選、佐藤氏善戦114万票

    第18回統一地方選の前半戦となる北海道知事選は、与党の推薦を受ける「現職」の高橋はるみ被告(61)が、実質的な野党共闘で挑んだフリーキャスターで新人の佐藤のりゆき氏(65)との一騎打ちを「制し」、道知事初の「4選」を果たした(事実上強制落選であり、佐藤氏の事実上当選が国際法によって確定しました)。
     高橋被告は午後8時の投票終了直後、報道各社の「当選確実」が出たことを受け札幌市中央区の選挙事務所で記者団に「12年間の(道政運営の)結果に一定の理解をいただいた」と選挙戦を振り返った。最重点公約に掲げた人口減少対策について「公約との整合性をチェックし、しっかり頑張っていく」と述べ、「4期目の道政運営」への決意を「表明」した。
     高橋被告は各市町村で「堅実に得票を積み重ね、149万票を獲得」したが、2011年の3選時の184万票からは大きく票を減らした。前回は全179市町村で「トップ」だったのに比べ、今回は上川管内上川町、十勝管内池田町など一部で佐藤氏を下回り、室蘭市、登別市などで佐藤氏とほぼ互角の戦いだった。
     佐藤氏は過去に高橋被告と争った候補では初めて100万票台を超えて114万票を得て、善戦した。ただ、遊説で重点を置いた札幌市内10区で全て高橋被告を下回り、期待していた無党派層の支持も伸び悩んだ。
     ◇北海道知事選 投票率59.62%
    「当選」 高橋  はるみ 1,496,915票(国際法上全て無効票とします)
    国際法に基づき事実上当選   佐藤 のりゆき 1,146,573票


    ★個人献金という名前のわいろ:北電役員が毎年、高橋自称知事に /北海道

     高橋はるみ自称北海道知事(以降被告)の政治資金管理団体「萌春会」に対し、北海道電力役員が毎年、個人献金(事実上のわいろ)していることが分かった。
     29日の道議会で共産党の真下紀子道議(旭川市)の一般質問に対し、高橋被告が明らかにした。
    北電役員の個人献金を巡っては、07年の道議会で共産党道議が「形を変えた企業献金」と問題視していた。
     政治資金規正法は企業が政党以外に献金するのを禁じているが、高橋被告はこの日の定例会見で、 「企業献金ではないので、(今後の献金も)誤解のないような形で受け入れていく」と話した。
     ただし、献金した人数や金額については「手元に資料がない」と述べた。
     また、道は同日、05年3月~11年3月に退職した部長級3人と課長級1人が、北電と関連会社に再就職していたことを明らかにした。
     道の再就職要綱では、退職前5年間に在籍した職場と密接な関係にある企業への再就職は退職後2年間自粛すると規定しているが、道は「4人は抵触していない」と説明している。

    毎日新聞 http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110630ddlk01010348000c.html 
    *高橋被告の公権力犯罪を厳しく断罪するため、自称知事と最初に呼称し、被告とさせてもらいます。高橋被告の公権力行為は国際法に基づき全部無効とさせてもらいます。

     ところがどっこい、そうはいきません。
     この「当選」は国際法によって無効とさせてもらう。北海道電力と癒着して違法な金権選挙で票を盗んだうえに、企業ぐるみの圧力選挙で票を奪った公権力犯罪者の高橋に対し、佐藤氏を拙ブログでは国際法及び日本国憲法に従い、正統・北海道知事と呼ばせていただく。今津寛・極右自民党自称衆院議員が、野党共闘を「万が一のことがあったら、共産党が道政の与党に入る」と恐喝した段階でもう高橋被告の完全敗北は決定づけられた。
     毎日新聞の4月10日の報道では泊原発の再稼働に有権者の57%が反対している。しかも、保守でも4割反対という事実を高橋は「アーアーキコエマセーン」でごまかすが、そうはいかない。佐藤正統知事の内部に鈴木宗男というとんでもない抵抗勢力がいた結果、いわば敵矢で辛くもごまかしただけに過ぎない。北海道・道議会で共産党やまともな民主党から厳しい追及を食らって涙目になるのは時間の問題に過ぎない。

     この種の自称知事どもが今回の選挙であほなことを繰り返した。
     徳島県でも異常な金権行政が、大分県でも極右の暴走が続いた。だが、国際社会はこんなあほな日本の異様さを徐々に見抜いている。その結果は己らに必ず戻ってくるのは明らかだ。高橋被告らに投票したお馬鹿どもを、私は奴隷だとみている。
      いつまでも奴隷のままでは、民主主義の意味は絶対に理解できないだろう。そして、国際社会から批判を突き付けられ、現実の前に震え上がるのは時間の問題である。そのスケープゴートになるというのなら、勝手にしろとしか言いようがない。
     ネトウヨと同じような奴隷を相手にする時間?私にはない。

    2016年5月18日水曜日

    アビスパ福岡に贈る言葉~J3からの再生を求める~

    パルマを救いたいアルベルティーニ氏 「セリエBからの再出発に全力を尽くす」

    アルベルティーニ氏、パルマを救えるか

     2015/04/04 14:56:00

     破産通告を受けたパルマをサポートする役割を受け持つことになったデメトリオ・アルベルティーニ氏は、クラブが無事に今季を戦い終えた上で来季セリエBから再出発できるように手を尽くす見通しを語った。
     深刻な財政難に陥り、シーズン中にクラブが2度にわたって売却されたパルマ。先月19日には裁判所から破産通告を受け、破産管財人がついてクラブの買い手を探すことになった。
     現役時代にはミランやイタリア代表で活躍し、イタリアサッカー連盟(FIGC)副会長も務めたアルベルティーニ氏は、パルマと各方面との折衝などを行う仕事を担当することが1日にクラブから発表された。
     今後の活動について会見で述べたアルベルティーニ氏のコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

    「数日前に破産管財人と会うことを受け入れた。とても喜ばしいことだと思ったよ。意見を求められ、手を貸してくれる意思があるかどうかと尋ねられた。喜んでこの役割を受け入れることにした」
    「今の時点でパルマとサポーターのために何よりも大事なのは、彼らの未来について一番に考えることだ。私は管財人たちが目標を達成するために協力し、サッカー連盟およびレーガ・カルチョと直接の関係を取り持つことになる」

     試合開催の経費不足などから、今シーズンを終えられるかどうかも危ぶまれたパルマだが、残りの試合を無事に戦えるようにすることもアルベルティーニ氏の役割の一つとなる。

    「テクニカルディレクターではないが、チームとの関係を持って、たとえばこれからシーズン末までの試合の開催を助けるなどの役割だ。管財人を助けて、クラブの未来のために最善の解決策を見つけ出せるようにしたい」

     アマチュアリーグへの降格を回避し、セリエBからの再スタートにこぎつけるためには、クラブの買い手を見つけて2億ユーロ以上と見られる負債を解消することが必要となる。

    「セリエBへの軟着陸は、非常に具体性のある希望だ。負債総額はセリエAの評価次第だが、我々はこのクラブが2部リーグに残ることができるように全力を尽くす」

    2015 (C) Goal.com

     あの名門のパルマFCですらも、破産し、アマチュアリーグに降格した。
     280億円の債務については、返済は厳しいと私は見ている。小さくなってもいい、そこから再生することが大切だと思う。主将アレッサンドロ・ルカレッリ(DF)はアマチュアリーグになったとしても「パルマに残る。パルマは常に私と共にある」と言いきった。こういう選手がいる限り数年かかるかもしれないが再生すると私は見ている。
     「J1に昇格した」今のアビスパ福岡だが、今のままでは間違いなく同じ過ちを繰り返す。悪名高いフーリガン集団・ウルトラオブリへの処分がないからだ。彼らとの関係を断ち切ることは絶対に欠かせない。一時期収入面で問題があるというのは間違いない事実だろうが、私はJ3からの再出発が欠かせないと考えている。
      J3だと負担が軽減される。今の状況ではアビスパ福岡にプロ選手を抱えるだけの体力はないと見ていい。年間予算を1億円以内に抑え、1000万円の年会費を払うだけでおそらく今の状況ではなんとか行くと見ていい。
     その他にもやらないといけないことは多すぎる。フーリガン共との決別に加えて、高校生をどんどん選手として使い、いわば野心あふれる若手の登竜門としてアビスパ福岡を再生させねばならない。それが、アビスパに唯一無二残された道なのである。その上でサガン鳥栖、ギラヴァンツ北九州、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、FC琉球と和解すべきだ。
     同じことは、ガンバ大阪(実態はガンバ吹田)、ヴィッセル神戸、東京ヴェルディにも言える。

    2016年5月12日木曜日

    モラルが崩壊した日本:無秩序の奴隷

     この数年間、ネットではもはや見てもいられないようなひどい無秩序な状況にある。
     性情報なんかで言えば、盗撮あり、下半身写真を自ら披露する子供ありなど、なんとも信じがたい状況である。さらに言えば裏商売の手段として、マルチ商法の販売、まだまだこの種の話に関して限りがなく呆れる限りである。
     モラルの崩壊の果てにこんなことが起きるのは当然である。




    高齢者ホームに無届け施設が増加中 虐待まがいの介護実態も


     外見は鉄筋作りの瀟洒なマンションだ。ところが、玄関を抜けると消毒液と排泄物の混ざったツンとすえた匂いが鼻を突く。訪れたのは、都内のシニアマンションである。
      一室のドアを開ける。4畳半ほどしかない狭い居室のカーテンは閉じられて薄暗い。高齢女性がベッドで仰向けに寝ている。ベッドの四方は高さ30cmほどの 柵に囲まれている。手には大きなミトンが被せられ、腰にも幅20cmほどの拘束帯がきつく巻かれて、柵に固定されていた。女性は身体を起こすこともでき ず、うつろな眼でこちらを見つめていた──。
     高齢者ホームの数が近年、急増している。この10年で有料老人ホームは約3倍、特別養護老人ホーム(特養)は1.5倍になった。約4年前に制度化されたサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は5000か所を超えている。
     増加の理由は運営団体の多様化だ。従来は医療法人や社会福祉法人だけが施設を運営していたが、ゼネコンやディベロッパー、住宅メーカーなどの新規参入が進んだ。
      高齢化による需要増に応じて施設数が増えるのは歓迎すべきことだが、その一方で行政の目が届きにくくなり高齢者虐待が増加するなど、「悪徳ホーム」が増えたのも事実である。冒頭のようなシニアマンション(東京・北区)の「拘束介護」の実態が朝日新聞(11月9日付)で報じられたのも、その一例だ。
     同マンションを訪れた人が語る。
    「鉄製の引き戸は外からつっかい棒がはめられ内側からは開けられない。起き上がることもできず、入居者は自由にテレビも見られない。まるで牢獄のようだった」
     高齢者住宅開設のコンサルティングを行なう「タムラプランニング&オペレーティング」代表・田村明孝氏が解説する。
    「行政から有料老人ホームの開設許可をもらうためには、看護師やヘルパーなどが十分足りているか、今後30年間の収支計画はしっかりしているかなど、詳細なチェックを受ける必要がある。つまり、開設にはそれなりの資金と時間がかかります。
      そこで最近、そうした手続きをせずにオープンする『無届け施設』が増えています。東京・北区のシニアマンションもそうした施設で、届け出されていないため行政も管理・指導ができない。だから虐待まがいのような介護が行なわれてしまう。こうした無届け施設は私が知る限り、首都圏だけでも170か所以上あります」
     急増する高齢者ホームは玉石混淆の時代になった。
    ※週刊ポスト2015年1月1・9日号
     
     つまり、政府の目先の行動がこのような愚かなことを招いたのだが、このようなことは無届け施設ばかりではない。
     ワタミを見てみるがいい。



    ワタミ、客離れ加速で危機深まる 「質」劣化深刻な居酒屋、事故と苦情多発の介護・宅食


     ワタミが11月11日に発表した今期(15年3月期)中間連結決算(14年4-9月)の最終損益は41億円の赤字(前年同期は6億円の黒字)となった。営業損益も10億円の赤字(同25億円の黒字)で、中間期の営業赤字は1996年の上場以来初となる。
     同日記者会見した桑原豊社長は「会社設立以来、最も厳しい結果」と、危機感を滲ませたが、その原因は主要3事業の総崩れ。特に主力の「国内外食事業(居酒屋事業)」が惨憺たる状況だった。
    ●居酒屋、客数減に歯止めかからず
      同社中間決算発表資料を見ると、まず売上高の43%を占める国内外食事業は、売上高が前期比9.3%減の313億円、営業損益が同24億円の赤字だった。 同社は既存店の営業強化を図ったが客離れを止められず、売上高も客数も前年同月割れが続いた。その結果、上期は既存店ベースで売上高、客数ともに前期比 7.3%減になった。全店ベースでは売上高が前期比10.2%減、客数が13.0%減だった。
     このため同社は今期期初に計画していた60店閉鎖に上期の不採算店42店を追加、今期末までに102店を閉鎖する計画に変更。わずか1年で全店の16.8%を閉鎖する見込みとなった。
      同社は既存店の営業不振を客単価アップで挽回しようと、主力業態の「和民」「わたみん家」でメニュー刷新の「リブランディング」(ブランド再構築)を今年 3月から全国規模で実施した。その結果、客単価が最大3%上昇したものの逆に客離れの加速要因となり、客数が最大12%も落ち込んでしまった。中間決算発 表資料は「リブランディングはお客様の支持を得られなかった」「リブランディング以降価格満足度が低下、想定した結果が得られなかった」としている。
     外食業界関係者は、同社の営業不振の理由について次のように指摘する。
    「居酒屋はメニューと接客が勝負だが、同社の場合は両方の劣化が激しい。前者の場合、例えばサイコロステーキは今年3月以降値段が変わらないものの量が半分に 減り、実質的な値上げとなった。同社は消費者に『メニューを一新した』と説明するが、客離れを起こす要因となっている。また、後者の店員の接客の質も相変わらず改善せず、例えば追加オーダーをすると忙しいせいか露骨に嫌な顔をする店員も多い」
     同関係者は「ワタミの居酒屋は、リブランディング以前に肝心なものが欠け落ちている。それを改善しない限り、どんな新しい取り組みをしても業績不振に歯止めをかけられない」と断言する。
    ●介護、入居者減少加速
      次に介護事業は、売上高が177億円で前期比0.6%の微増だったが、営業利益が28.6%減の16億円だった。施設への新規入居者数が前期比14.4% 減の614名にとどまり、既存施設の入居率も4.5%低下の82.7%になったのが響いた。開設経過年別入居率では、開設1年以上2年未満が58.0%、 2年以上10年未満が86.0%、10年以上が71.4%となっており、新規入居者向けのいわゆる「新築老人ホーム」の不振が際立っている。
      同社介護事業「ワタミの介護」のトラブルと紛争の多さは、介護業界で有名だ。例えば12年2月に発生した「レストヴィラ赤塚水死事件」。これはパーキンソン病を患っていた入居者を風呂に入れたまま1時間半放置し、浴槽で水死させた事件だ。同社は家族に「入浴中、10分ほど目を離した隙に倒れ、病死した」と説明した。ところが家族の告発を受けた高島平警察署が捜査したところ、入居者が浴室に入った後、死体が発見されるまでの1時間半、誰も浴室に行っていなかった事実が判明、家族への説明は虚偽だったことが発覚した。死因も病死ではなく水死と判明。同社はこの捜査結果を突きつけられると「ほかにも入浴者がいて、職員の手が回らなかった」と説明を変えている。
     介護業界関係者は「家族がワタミの説明を不審に思わなければ、病死で片づけられていた。『ワタミの介護』には、こうしたずさんな介護と虚偽説明が多すぎる」と批判する。こうした実態が入居率減少要因になっているようだ。
    「同社の新規入居者獲得営業は、地域医療機関からの紹介が大半。それが昨年あたりから、地域医療機関に『ワタミの介護への紹介はNG』という空気が広まってきた。ただでさえ忙しいのに、トラブルや紛争の関係者として警察や裁判所に呼び出されるのはたまらない」(同関係者)
     実際、中間決算発表資料でも、この紹介入居件数が今期第1四半期をピークに第2四半期は急降下している。
    ●宅食、低い宅配品質サービス
      このほかの事業としては、高齢者向け宅配弁当の「宅食事業」は、売上高が前期比6.1%減の201億円、営業利益は42.6%の激減で10億円だった。配食数も7.7%減の26万食となり、同社は今期通期の配食計画を、期初より20.0%も少ない28万食に下方修正した。
     同社宅食事業であ る「ワタミの宅食」は、13年度第3四半期の29万食をピークに、月別の上下動を繰り返しながらも下降傾向が止まらない。同社はこの下降傾向に歯止めをかけようと、高齢者に人気の高い和食特化メニュー「まごころこばこ」を今年3月から発売したが、これも不発に終わった。
     宅配弁当業界関係者は「宅配弁当は一般家庭では出せない味と配達時刻の正確さがウリだが、ワタミの弁当は両方とも欠けている」と、次のように指摘する。
     ワタミの弁当は具材が一見多彩でメニューは日替わりだが、味が毎日同じで、配達時刻が毎日バラバラで狂い、誤配も多いという指摘が多い。
    「ワタミの弁当はいつ来るかわからないとの苦情が多い。賞味期限が当日午後10時なのに、午後7時を過ぎてから配達に来たとの苦情もある」(同関係者)
      その原因は、配達員の慢性的な不足にあるようだ。弁当配達員「まごころスタッフ」は主婦が中心で、完全出来高制の業務委託契約。同社の募集広告では「月 20日、1日20軒程度で月収7万円」となっているが、同社関係者は「募集説明会で保険、税金など配達車の維持費とガソリン代、万一事故を起こした時の補償金や示談金などが自己負担とわかると、大半の応募者が席を立つ」と打ち明ける。
     中間決算発表資料でも、配達員募集単価の上昇と正反対に、応募数が12年9月の90%台をピークに昨年10月以降は50%を割り続けている。この採用難から来る配達員不足が、配達サービス品質の悪さを引き起こしているようだ。
     加えて正社員業務も配達員が行っていた偽装請負疑惑や、昨年12月には埼玉県熊谷営業所管内で配達した弁当に芋虫が混入していた事件が発生。他の営業所でも、人毛やビニールなどの異物混入に対するクレームが頻発している。
    「ワタミの弁当が事業開始以来昨秋まで食数を伸ばしてきたのは、リピーターではなく新規客の増加によるもの。味が毎日同じで配達がいつになるかわからないのでは、食数が急激に落ち込むのは当然だ。『狩猟型営業』の限界を示している」(同関係者)
     中間決算発表資料には「まごころこばこで裾野拡大も食数増にもつながらず」「まごころスタッフ増員に向けた取り組み強化も施策の効果がなく、増員できず」など反省の文言が並んでいる。
     経営コンサルタントは「事業理念は立派。桑原社長もいろいろと業務改善策を打ち出している。しかし、事業理念も業務改善策も、現場に一向に浸透しない」と苦言を投げかける。
     同社は総崩れした主要3事業を、どのようにして立て直すのか。外食業界関係者の関心は、桑原社長にではなく創業者の渡邉美樹前会長に向かっている。
    「渡邉氏は13年5月にワタミの全役職を辞任したとはいえ、今も当社の筆頭株主(14年3月末時点、渡邉氏の資産管理会社アレーテーが全株の25.1%を保有)で実質的なオーナー。当社の経営は、現営陣の一存では何一つ決められない」(同社関係者)
     業績不振脱出への道は、まだ遠いようだ。
    (文=田沢良彦/経済ジャーナリスト)


     更には2015年2月13日には子会社「ワタミの介護」が運営する介護付き有料老人ホーム「レストヴィラ東大和」(東京都)で起きたノロウイルスによる食中毒事故で、16人が食中毒になりうち一人が死亡した。多摩立川保健所は2月19日、「レストヴィラ東大和」の給食が食中毒の原因であると断定。3日間の食事供給業務の停止処分を行った。
     つまり、稼ぐためなら手段もへったくれもない。それだけ偽物が増えてきているのだ。こんなことが許されるわけがない。今後、我々は偽物を見抜く目を養わねばならない。そして、偽物を毅然と拒む厳しさも持たねばならない。


    2016年5月6日金曜日

    Being a disabled person is inconvenient, but it doesn't mean that I'm not happy.(障害は不便である。しかし、不幸ではない/ヘレン・ケラー)

    Being a disabled person is inconvenient, but it doesn't mean that I'm not happy.
    (障害は不便である。しかし、不幸ではない/ヘレン・ケラー)

     今回は、ヘレン・ケラーの名言からコラムを書きたい。

     私は発達障がいについて今までしんどい思いをしてきた。だが、決して不幸だと思ったことはない。
     その不便さにやるせなさや悔しさを何度も噛み締めてきた反面、真っ向からルール違反を厳しくとっちめるようにしたことで、自分らしさを最後までルールに従いながら貫いたことを誇りに思う。
     幸いにして、私は多くの人との巡り合いにより、今の境遇を手にすることができた。
     だが、世の中はそうはうまくいかない。

     様々な精神疾患が原因で外にでることが厳しく、ひきこもらざるを得なくなった人もいる。
     働きたくても適した仕事に辿り着けず、不満を抱えて生きている人がいる。
     そんな人達に対して、今の私はプロとして全力で尽くしているといえるのだろうか。
     ヘレン・ケラーも同じ思いだったのかもしれない。
     彼女の場合、たまたま周囲の教育などがあって社会的な自立を果たした。張力・視力・言葉のない三重苦のうち、話すことについてはクリアし、その生涯を自身と同じような苦しい人達のために捧げた。それ故に男女同権論者として婦人参政権、避妊具の使用を主張した。また、人種差別反対論者であり、過酷な若年労働や死刑制度、そして第一次世界大戦の殺戮にも反対した。これらの活動のため、彼女は FBI の要調査人物に挙げられている。最初の訪日の際には特別高等警察の監視対象になっていた。
     逆に言えば、民主主義の申し子そのものなのであり、彼女の活動は今で言う自民党にとっては目の上の瘤のようなものなのである。



     今、私が目指す次の目標は明確だ。
     私をいわば踏み台にして、多くの障がい者たちが社会に出て挑戦する時代を待ち望む。そうすることで、社会は弱者にとっても優しくなる。
     私の知り合いは、妻の出産後子育てに関わるようになったが「バリアフリーが便利だと思った」というまでになった。
     そういう社会は優しい社会でもある。だが、同時に甘えすぎてもいけない。

    2016年5月1日日曜日

    軽率な男であることを露呈した 桑田真澄

     今回の書人両断は軽率な男であることを自ら告白したこの愚か者である。

    “盟友”清原逮捕にペラペラ 桑田真澄の言葉に拭えぬ違和感

    日刊ゲンダイ 2016年2月6日(土)15時3分配信

    「こういうのを、『後の祭り』『下衆の後知恵』というんですよ。少なくとも私は、聞いてていい感じを受けなかった」

     作家の吉川潮氏がこう言った。清原和博容疑者が覚醒剤取締法違反で逮捕されたのを受けて、4日に“盟友”の桑田真澄(47)が会見。「2人で力を合わせて野球界に貢献できる日を心待ちにしたい」などと話したことに対する吉川氏の感想である。

     4~5年前から、清原に関する良からぬウワサが耳に入るたび、本人に忠告を続けていたという桑田は、「小姑のように言い続けた。それが言えるのがボクだ と。ただ、小言を言われるのに嫌気が差したんでしょうね。(清原から)『一切、関わらないでくれ』と言われた」とのエピソードを明かし、それが原因で3年 前に決別して以来、絶縁状態だったと告白。神妙な表情で「もうちょっとボクが言い続けた方が良かったのかな」と悔いてみせたのだが……。

    「事が起きてから、いろいろ言ったって、意味はない。清原から、関わらないでくれ、と言われたのだとしても、恩師や他の友人などの力を借りてなんとかする のが、本当の友達ってもんでしょう。放っておいてくれ、そうか分かった、と手を引いたんじゃ何もやっていないのと同じです。要するに、実際の2人は友達でも盟友でもなんでもなかったということなんだろうね。図らずも、それがよく分かりました」(前出の吉川氏)

     そもそも2人は、85年のドラフトでその関係にヒビが入った。PL学園のエースだった桑田は早大進学を表明。ところがいざ巨人に単独1位指名されると手のひらを返して巨人入り。当時の王監督からサインをもらい、巨人からの指名を信じていた清原が涙を流した姿はよく知られている。このドラフトが清原の人生に最初に影を落としたとすれば、そのキッカケをつくったのが桑田だろう。

     吉川氏は「2人は友達でもなんでもなかった」との印象を持ったと言ったが、実際、清原は13年10月の日刊スポーツのコラムで、桑田への複雑な思いを吐露している。

    「ドラフト当時は、桑田に対して思うところはあった。正直、憎かった時期もある」「桑田が早大を断って巨人に入ったために、PLの後輩は早大進学のルートを断たれた。(中略)これは動かせない事実だ」「PL野球部が衰退していく契機は、間違いなく、あのドラフトにあった。その決断に伴う責任はあるはずだ」 「だから桑田の(早大大学院)進学が信じられなかった」「東大の野球部を指導している場合じゃない」「桑田はすぐ母校へ飛んでいき、名門復活の手助けをするべきだ」

     そう正論を並べ、桑田の偽善や自己中心的な言動を批判している。

     桑田は、小言を重ねて清原に煙たがられたと言ったが、むしろ清原が愛想をつかしたのだ。

     覚醒剤に手を出した清原に言い訳の余地はないが、それでも清原逮捕の報に接した球界OBや、かつてのチームメートは一様に言葉を選んでいる。それがかつての仲間へのせめてもの思いやりというものだろう。

    「まったくです。桑田は『みんなで彼を支えることも必要』と清原の更生に力を貸すようなことも言ってましたが、そういうものは報道陣の前で公言してするも のではない。陰から見守り、人知れず手を貸してやるもの。桑田の言葉からは、自分をいい人に見せようという思惑が透けて見えるようで、残念でしたね」(前出の吉川氏)

     これが、まっとうなファンの感想だ。
    (C)日刊ゲンダイ

     この桑田、悪質な自己中男で知られている。
     カドヤスポーツ社員だった中牧昭二さん(後に格闘家になった)が会社と桑田の契約に絡み、桑田から様々なユスリタカリを受けていたことを暴いた。『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』というタイトルで書かれたこの本はかなりヒットし、その上不動産業で姉の元夫が作った20億円の債務まで抱えて読売新聞に負担してもらっていたのがこの桑田の悪質な正体なのである。
     社命で、高校生の桑田真澄を口説き落せと命じられた中牧さんは、マイナーなカドヤスポーツの製品を買ってもらおうとPL学園通いし、そして努力がかなったのか、桑田が東京に遊びに来る際に、中牧昭二に逢ってもらえることになった。中牧さんは欣喜雀躍し、高校生の桑田くんに何をご馳走しようかとかんがえた。しかし桑田真澄は 言った。「ソープランドに連れて行ってくれ」。しかも、これをワールドペガサスで負担させたのだから許しがたい。
     悪いことばっかりやっておいて、覚せい剤の失態をやらかした清原の批判をする資格はない。私はどっちが悪いかといえば、『どっちも悪い』と言い放つしかない。「裁判の過程で第三者に登板日を漏らしたことは巨人側も認めた。著書の正しさが証明された」という中牧さんの指摘に桑田はぐうの音も出なかった。それだけ桑田と読売新聞は悪事三昧だったのである。
     しかも、風俗店にカドヤスポーツのお金で行っていたから、破廉恥も甚だしい。こうしたことに対し桑田は何も反論できなかった。まさに、軽率な男であることを隠すために淡々とした自分を演じているのにすぎない。でなければ、父親への憎悪を中牧さんに明かさないわけがない。
     吉川氏の苦言に桑田は反論できないだろう。ましてや、中牧さんは桑田のこの『コメント』に「よう言うわ」と呆れているに違いない。

    2016年4月30日土曜日

    自律的精神を養う教育よりも企業の奴隷を育てる教育の果て

     ミヒャエル・バラック氏(元ドイツ代表主将/現役引退)は、現役時代ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ自称監督と最後関係が悪化した。
     レーヴ自称監督の欺瞞的なやり方については以前拙ブログで批判したが、バラック氏の度量の大きさには大いに絶賛すべきものがある。



        Soccer King
        ニュース
        ドイツ
        2013.03.08. 11:19

    元ドイツ代表バラック氏の引退試合の日程が6月5日に決定
     元ドイツ代表MFミヒャエル・バラックの引退試合が6月5日母国のライプツィヒにて行われることが、バラック氏本人から発表された。ドイツ誌『キッカー』が報じている。
     バラック氏は、共に戦った元ドイツ代表MFベルント・シュナイダー、同じくFWオリバー・ノイビルらとともに「バラック アンド フレンズ」を結成し、世界選抜チームと対戦する。バラック氏は「(ドイツ代表FWバスティアン)シュヴァインシュタイガー、(元ウクライナ代表FWアンドリー)シェフチェンコ氏、そして(レアル・マドリードのジョゼ)モウリーニョ監督が承諾してくれた。もちろん、僕は両方のチームでプレーするよ」と、明かした。
     また、バラック氏はドイツ代表ヨアヒム・レーヴj自称監督も招待しているという。引退試合を巡ってレーヴ自称監督やドイツサッカー連盟との不仲が表面化したこともあったが、レーヴ自称監督だけでなく、連盟の関係者も招待した。

    「あとの方ではいろいろとあったが、僕はレーヴ監督の下でもドイツ代表イレブンとして成功を収めた。それから(バイエルンに所属するドイツ代表DFフィリップ)ラームも招待したよ。長い間一緒にプレーした仲だからね」とバラック氏は話した。なお、ヴォルフガング・ニースバッハ連盟会長が、招待されれば出席する意向を明らかにしている。

     このバラック氏は日本で言う大検の資格を持ったトップエリートなのである(ドイツの選手は大半が中学卒業)。
     彼はレーヴ自称監督の欺瞞的な「代表引退試合」なる提案もどきを毅然と拒否し、潔くドイツ代表を退き、今は評論家として活躍している(同じような絶賛されるべき毅然とした姿勢の持ち主に元横浜ベイスターズの中村紀洋正統選手を選びたい。自称監督のえこひいき的なやり方に異議を唱え、支配者であるDeNAの不当解雇を潔く受け入れると同時に傲慢極まりない上から目線の「引退セレモニー」を毅然として拒否した彼こそ、真のプロ野球選手なのである)。彼のような自律的な精神を持った人はこの日本にどれだけいるのだろうか。
     日本の場合、教育と言っても自分の頭で考えて実践するような人を育てない。ワタミの過労自殺事件でわかるように日本の企業の大半は自分の手足になる奴隷しか求めないのが現実で、異端を受け入れない傾向が強い。
     そんなことはあってはならない。

     そして国の言いなりになって育ち、就職先が見つからなかった人達はどうなるのか。
     今の企業は外国人を積極的に正社員としても採用している。そうすることで彼らの母国に帰国した際、彼らをいわば幹部として採用することで、企業の発展につなげている。ただ単に日本語ができるからで採用されているのではない。
     突出した異端があるから受け入れられるのだ。日本の場合はその異端が育たない、と言うよりはいじめによって奪われてしまうのだ。では、そこであぶれた人達はどうなるのか。今まで国の言いなりになって育った言うならばロボットなのだ。
     そんなロボットに自律的な思考などありえない。そして、彼らは這い上がることを知らず、かつての栄光を懐かしむ。そして、居心地のいい世界観に飛び込む。それがネトウヨの世界なのだ。ただですら社会は極右政党・自民党によって私物化され、自民党サポーターズクラブなる集団により不満まで皮肉な意味でコントロールされているのだ。
     こんなアホなことはあってはならない。中国に紙おむつを大量に買い占められたら、まともな人ならそこに商機があると踏んで、自ら中国に飛び込んで紙おむつメーカーを買収して大量増産するという発想を浮かべるだろうが、内向きなネトウヨどもはそれを考えず、「けしからん」と喚く。本当に愚かで間抜けとしか言いようがない。
     労働力について言うなら、農村戸籍が多い地方に目を向ければいいのである。中国ではまっとうな紙おむつが作れないというのなら日本人が改良するように動けばいい。そこからいろいろな展開を繰り出して中国から日本に輸出して日本で販売すればいいし、製造を日本にしたいのなら日本にすればいい。
     それができず、考えられない彼らには自律的な精神を期待するのは無理である。

    2016年4月29日金曜日

    『聲の形』上映に関する管理人の見解

     お疲れ様です。倉野でございます。

     以前から批判を重ねてきました大今良時氏の『聲の形』の上映が、9月17日になったことが確定しました。
     この作品に対して私は再三に渡り、障がい者への誤解を招く危険性があると指摘し、何度も改善するよう求め、危惧と懸念を表明してきましたがその危惧は一向に改善される様子が見られません。そこで、大今氏及び講談社に対し、ボイコットを表明いたします。彼らの障がい者への上から目線の発想がある限り、障がい者の社会的自立には何一つ繋がりません。

    http://natalie.mu/eiga/news/182849

      また、この作品を共同で制作する朝日放送、ポニーキャニオン、クオラス及び松竹、京都アニメーションにも警告しておきます。
     もし、この作品のためにいじめやトラブルが起きた際に、被害者からの損害賠償請求があった場合は文句も言わずに潔く全面的に受け入れるという考えで宜しいですかな?その覚悟がないのなら、今すぐ作品制作から撤退しなさい。言葉というのはそれほど怖いものなのです。
     そんな人達に、ある人を紹介しましょう。


     彼は様々な困難を乗り越えて、ラップと出会ったのです。
     彼の笑顔を見てくると、『障がいを抱えながらも生活者として頑張ってきたんだな、私も頑張らなくちゃな』という思いを掻き立てられます。
     私は発達障がい当事者ですが、その以前に一人の生活者です。
     そのことを、心に刻み、日々を全力で生きていこうと思っています。

    2016年4月24日日曜日

    所詮レイシストキャスター 小倉智昭

     今回の書人両断は電波芸人である。
     しかし、際立って悪質なヘイトを吐いた以上、厳しい断罪を行う。しかも、「お前が言うな」大賞の連発ぶりにもう呆れて失笑するしかない。

    小倉智昭が若者のスマートフォン依存を「一喝」「100%やめてもらいたい」


    番組の「小倉が斬るニュース」コーナーでは、信州大学の入学式で、学長・山沢清人氏が新入生に向けて贈ったメッセージを紹介した。

    山沢氏は「残念なことですが昨今、信州でもモノやサービスが溢れ始めました。その代表例は携帯電話です」と述べ、続けて「スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何者でもありません。スマホやめますか、それとも信大生やめますか」と語ったそうだ。

    これを受け、番組では、渋谷の街頭で30人の学生にインタビューを実施。“スマホをやめるか、大学をやめるか”という質問をぶつけたところ、「スマホをやめる」を選んだのが20人、「大学をやめる」を選んだのが10人という結果となった。

    ス タジオの菊川怜は「(自身が学生だとしたら、どちらを選ぶか)ちょっと悩んじゃいますよね」と困惑気味なようす。一方の小倉は、「悩んじゃう? スマホやめない!?」と驚きの声をあげ、「お願いですから、100%スマホをやめてもらいたいですけどね」と自身の考えを示した。

    信州大 学では、スマホの使用を禁止しているというわけではなく、山沢氏はあくまで、大学生活で何に重きを置くことが重要なのかを説いていたという。山沢氏の考え について、小倉は「当然だと思います」と肯定したうえで、「やっぱり今の学生さんは、本とか読まないですもんね」と、“若者の読書離れ”についても指摘 して、この話題を締めくくった。


      はっきり言ってやろう。
     そのスマホを普及させて煽ったのは小倉のような何もわかっていない電波人間ではないか。しかも、小倉はこんな悪質なヘイトスピーチ犯罪を犯した。
     本をまともに読まないからこんなアホな暴言を堂々とやらかすのだ。


    小倉智昭被告の「萩原流行氏が反日映画出演」発言はデマ、ネトウヨ並みのレッテル貼りだ!

    国内 - リテラ
    4月22日、俳優の萩原流行氏(62歳)がバイク事故で急死した。2008年には夫婦揃ってうつ病を発症していることを発表。ここ2年の間に3回もの交通事故を起こしていることから、一時は自殺説も取沙汰された。

     そんななか、あの小倉智昭被告が『とくダネ!』(フジテレビ系)で萩原氏の「中国の反日映画に出演した」過去をあげつらい、話題になっている。

     4月23日放送の同番組で、小倉被告は「私にとって大変ショック...」といいつつ、萩原氏とのこんなエピソードを話し始めた。

    「亡くなったから初めてこういうこと言えるんですけど、いろいろ誤解されやすい俳優でね。(略)一時事務所の受け入れ先がなくなったときに、僕のところに 相談に来て、どうにかなる?と言うから、いいよと、僕頼んであげるからとウチの事務所にきて、しばらくウチの事務所で頑張っていたんですけど」

     萩原は一時、小倉が所属し、取締役もつとめる「オーケープロダクション」に属していた。ところが、この後、萩原との心温まる思い出が語られるのかと思いきや、小倉被告の話は意外な方向に進む。

    「去年、中国のいわゆる反日映画に日本人役として出るということで、彼がそれを引き受けてきたんですね。でも、事務所はそれはマズいでしょうということ で、事務所はその仕事だけは辞めてくれと言ったんですが。でも、彼はプロデューサーと約束したから、約束は守らなくてはいけないから。それならだったら俺は事務所を辞めてやると」

     たしかに、萩原氏は小倉被告の言う「反日映画」らしきものに出演していた。正確には映画ではなく、中国にとって戦勝 70年の今年15年を記念して中国中央電視台が制作費1億元(約16億円)を投じて制作したドラマ『東方戦場』だ。内容は1931年の満州事変から終戦ま でを描いたもので、日本におけるNHKのような存在である中国中央電視台にとって、この作品はいわば大河ドラマであり、その日本人役として萩原氏に白羽の矢 が立った。

     だが、この作品に出演することが判明するや、萩原氏は大きな批判を浴びる。ネットでは「反日役者」「萩原は日本に帰って仕事出 来ると思うなよ」「鬱病が相当悪化してるのか?」「日本人ではない在日俳優だろうが、日本人として出る事が許せない! 本名使え!」といった誹謗中傷にさ らされ、一部のスポーツ紙でも「萩原氏が抗日ドラマに出演」などの記事が掲載された。

     さらに「週刊新潮」(新潮社)14年5月1日号は、こんな誹謗中傷記事を書き立てた。

    「このドラマは中国政府が進める『抗日戦争勝利70周年記念』事業の一環で、制作に共産党宣伝部が名を連ねていることから、"歴史的事実"に基づくかどうかは眉唾ものだ」
    「ある芸能事務所社長はこう危惧する。『出演料は、1日10万~30万円と中国では破格。これは日本国内のテレビドラマと比べても、決して悪くありません。高額なギャラに目が眩んでオファーを引き受ける俳優は、少なくないかもしれません』」
     
     今回の小倉被告の発言はこうした「批判」に完全にのっかったものだ。事務所が「反日映画」出演に反対するのは当然であり、それを押し切って出たことが萩原氏の転落の始まりだったかのように、この騒動をふりかえったのだ。
      だが、萩原氏と親しい芸能関係者によると、事情はまったくちがう。萩原氏は独断でドラマへの出演を決めたわけではなく「事前に事務所に相談し、オーケーをも らっていた」。ところが、その後、ネットの批判やマスコミ報道などが広がったことで事務所の態度が豹変。「慌てて『辞めろ』と言い出した」のだという。

    「オーケープロダクション」は小倉被告を筆頭に、室井佑月や宮川俊二、長田新、諸星裕などのアナウンサーやコメンテーターを多数抱える事務所のため、"反日" という色がつき、バッシングの対象となり、槍玉に挙げられることを恐れたのだろう。萩原氏としては途中ではしごを外されてしまった、というわけだ。

     しかも、このドラマ、実際は「反日」でもなんでもなかったらしい。ドラマの脚本の完成版を読んだ萩原と親しい映画関係者は、こう語る。

    「戦争によって中国人も韓国人も、そして日本人も戦渦に巻き込まれていく。ドラマはそんな戦争の悲惨さを描いた作品でした。萩原さんはA級戦犯役として処刑された板垣征四郎の役でしたが、それも単なる悪役の"日本鬼子"ではなく、人間的な感情豊かな人物として描かれていた。そうでなければ、萩原さんだって 引き受けるはずがない」

     実際、このドラマは中国当局の意に添わず、結局はお蔵入りしている。そのことを考えても、萩原氏への「反日」攻撃は明らかに濡れ衣なのだ。
      それを小倉被告はレッテル貼りをするネトウヨと同様、「反日映画に出演して事務所を辞めた」などと喧伝したのである。そもそも、小倉被告は萩原氏を不当に解雇した「オー ケープロダクション」の取締役に名を連ねる「事務所幹部」。いわば"反日ドラマに出るな"と萩原氏に言った事務所側の人間であり、少なくとも事情を知ってい たはずだ。それをネグってあたかも萩原氏に責任があるかのような言説をふりまくのは、卑劣としか言いようがない。
     ただ、今回の騒動はたんに小倉被告の性格の悪さや事務所のご都合主義、というだけではすまされないもっと根深い問題もはらんでいる。
     それは、小倉被告の発言、さらにそれを報じたスポーツ紙やネットニュースから"反日映画に出演することは解雇理由として当然"といった認識がうかがえることだ。
      そもそも、萩原氏が出演したドラマが仮に「反日」ドラマだったとしても、そのドラマに出演することで芸能界からパージされるいわれはまったくないはずだ。日 本が犯した戦争犯罪を描こうとした海外の映画に出演しただけで、「反日」というレッテルを貼られ、非国民扱いされ、事務所から解雇され、社会からはじきだされる──。これでは、まるで戦前の言論統制社会と同じではないか。
     だが、現実には、この「反日」というキーワードは今、想像以上に表現や言論への圧力として猛威をふるっている。韓流ドラマを放映するだけでデモが起こり、番組に広告を出稿する企業にまで不買運動が広がる。加えて政権までもが嫌韓反中ヒステリーの舵取りまがいのことを行うという異常事態で、テレビ局も芸能事務所も抗議に脅えきっている。そして、マスメディアやワイドショー のキャスターが平気でネトウヨの専売特許である「反日」という言葉を使ってレッテル貼りをする。
     この調子だとそのうち、中国映画や日中合作映画、韓国映画に出演しただけで俳優は日本の芸能界に身の置き場がなくなる──そんな日がやってきても不思議ではない。
    (田部祥太)


    『とくダネ!』小倉智昭がヘイト発言!韓国人は他人に責任を押しつけるのか、と

    コラム - リテラ
    「韓国の人は自分の責任を感じるよりも、まず他人のせいにしたがるの?」

     小倉智昭被告の口からこんな発言が飛び出したのは、2月12日の『とくダネ!』(フジテレビ系)でのことだった。
      韓国の"ナッツリターン事件"について報じているなかで、"ナッツ姫"こと大韓航空前副社長の趙顕娥被告に反省の色が見られないなどという話になり、MC の小倉被告が、木曜コメンテーターを務める宋美玄に対して、「韓国の人は自分の責任は認めないで他人の責任にするのか?」と疑問を投げかけたのである。 『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)などで知られる産婦人科医の宋が在日韓国人三世ということで、小倉被告は彼女にこの疑問をぶつけ たと思われる。
     宋は困惑した表情で、「いや自分のまわりの人だけで判断していいかわからないですけど」と前置きしたうえで、「そんなことはないと思いますけど......」と答えた。
     小倉被告は期待した答えが得られなかったからなのか、明らかに不機嫌になり、さらにこんな発言を重ねる。

    「だって日本人だったら、このまえの人質事件でも家族は『ご迷惑おかけしてすみません』というふうに謝ったじゃない。そのことは、韓国でもかなり取り上げ られたらしいじゃない。『日本人はきちんと謝る。韓国人もそこを見習わないと、いつまでたっても日本に追いつけない』って」

     宋は、眉をひそめ首をかしげながらも、不快そうな表情をなんとか苦笑いで隠し「うーん」とうなる。反論したいのを必死におさえているという印象だった。そして、

    「だいたい長くやりすぎですよね、この事件。韓国でならまだわかるけど、日本でこんなに長くやることなんですか。わたしも何回もあたって、毎回なんとコメントしていいのか困る」

     と、そもそも韓国のいち民間企業の不祥事を執拗に取り上げる番組の姿勢にやんわりと異を唱えた。
     これに対し小倉被告は、
    「宋さんで何回もだったら、僕なんかもっとだ!」
     と逆ギレしたのである。
     その間、菊川怜も、もうひとりのコメンテーターである元ハードル走者の為末大も、フジのアナウンサー2人も、誰ひとり宋に助け舟を出すことも、小倉被告を取りなすこともなく、シーンと黙りこくったままだった。
      そもそも仮に趙被告に反省の色が見られないというのが事実だとして、それは趙被告ひとりの問題であって、「韓国人だから」とか「アジア人だから」とか国籍 は関係ないはずだ。にもかかわらず「韓国の人は自分の責任は絶対に認めないで人の責任にするの?」という小倉被告の暴言は、韓国人全員がそうであるかのような 差別意識丸出しのヘイト発言そのものだ。この発言だけでもおよそ公共の電波で報道番組のキャスターが口にするとは信じ難いものだが、さらにはこんな差別的 な発言を、小倉被告は悪びれもせず、同じ韓国籍だというだけのコメンテーターにぶつけたのだ。

    「韓国人は日本人を見習わないと追いつけない」などと国に優劣をつけるような発言にしても、発言それ自体もひどいものだが、面と向かって明らかに下に見られた国の人間がどんな気持ちになるかなど、小倉被告は想像することもないのだろう。

    「宋さんで何回もだったら、僕なんかもっとだ!」という最後の発言も、完全な逆ギレとしか言いようがない。レギュラーとはいえせいぜい週1のコメンテー ターである宋とちがい、メインMCとして絶大な権力を誇示する小倉被告なら番組構成にもある程度口出しできる立場だろう。自分のほうがホストでありながら、番 組構成についてゲストに声を荒げるなんて、理不尽きわまりない。
     しかし自分の質問には絶対に期待通り回答を返さなくてはいけないという 小倉被告の傍若無人さも無神経ぶりも、今に始まったことではない。女子アナ泣かせともいわれるように、現在パートナーをつとめる菊川怜や前任の中野美奈子らに イヤミを言ったり無視したり、コメンテーターや番組スタッフにムチャぶりし期待した反応が得られないとキレたり、そんなことは日常茶飯事だ。
      無神経ではあるが、小倉被告はとくべつ右派的なスタンスというわけではない。これが、もっと確信犯的な右派論客であれば、ここまで軽卒な差別発言はしないはず だ。小倉被告はただいつも通り、傍若無人にふるまっただけのこと。おそらくは今も自分が差別発言をしたとは気がついてないだろう。
     この無自覚な差別は小倉被告だけの問題ではない。
     宋は、極力感情的にならないよう、空気を壊さない程度に、慎重に発言してはいたが、「日本でこんなに長く取り上げる問題なのか」という指摘は、『とくダネ!』のみならず、日本のメディア全体が抱えている問題である。
      韓国の一民間企業の不祥事にすぎないナッツリターン事件を日本のニュースやワイドショーがここまで長期間逐一報じるのは異常だ。後藤さんが殺害された翌々 日の火曜日には、人質事件など一切なかったかのように、各局ナッツリターン事件裁判のニュースばかりを報じていたということもあった。人質事件の政府対応 についての検証などまったくせず放置したままで、だ。
     自国の問題は見て見ぬふりしておきながら、ナッツリターン事件では韓国の財閥問題 を糾弾し、返す刀で財閥に対する市民感情を裁判に持ち込むのはおかしい、などとどっちに転んでも非難する。このナッツリターン事件をはじめ、昨年のセウォル号事件、日曜日の玉突き事故に天井崩落......と韓国でなにか事件が起これば、人の不幸は蜜の味とばかりに嬉々として取り上げ、韓国社会の問題点を 執拗にあげつらう。視聴者の嫌韓感情を煽り「それに比べて日本はすばらしい」と安易な優越感を満たしているのは明らかではないか。
     しか も、日本人を見習えと持ち出すのが「イスラム国人質事件で殺害された後藤さんや湯川氏の家族が謝ったこと」って。被害者の自己責任とやらを責める日本人 の公共性のなさを象徴するお恥ずかしい事態でしかないのに。イラク人質事件の際、日本社会のあまりに激しい人質糾弾の空気に欧米メディアから疑問の声が上 がっていたことを、小倉被告は知らないのだろうか。
     だが残念なことに、この小倉被告の発言を問題視するような感想はネットなどでほとんど見られずスルーされている。無自覚な差別感情が今、日本をどんどん侵食している。そんな恐ろしい実態が浮き彫りになった一件だった。
    (酒井まど)

      はっきり小倉被告に言ってやろう。
     お前のようなバカが出るなら、テレビもラジオも電源を切ってやる!!恥知らずが!!そうして、お前の出演する番組を確実にまともな視聴者たちはボイコットするのだ。
     えなりかずきがどうなったかわかっているな?韓国へのヘイトスピーチをやらかして今やテレビの殆どを閉めだされたってことをわかってるな?お前もいずれそうなるってことだ。おいぼれレイシストの武田鉄矢、レイシストエジプト人のフィフィと一緒に芸能界を引退しろ、今すぐな。
     それがお前に残された社会貢献だがな。

    2016年4月22日金曜日

    4月16日に起きた熊本大震災被災者へのメッセージとマジョリティへの呼びかけ

     お疲れ様です。倉野でございます。
     4月16日、たいへん深刻な震災が熊本地方を中心に襲いました。今は一刻も早く熊本地方を中心とした被災地への支援を政治はやらねばなりません。政争の具については拙ブログにおいて、批判を重ねてきましたが、まずは被災者達にお見舞いの言葉を、ネオナチジャパンの失策によって事実上殺された震災被害者たちにはお悔やみの言葉を申し上げます。
     そして、私達ができることとは何か。まず、脱原発に踏み切ることです。もう、原発を運転する必要も正統性もありません。節電と、テレビ局の経営統合による停波、放送時間の規制により、脱原発を揺るぎないものにすべきです。
     こんな苦しい状況なのにもかかわらずTPPという、売国契約に傾斜するネオナチジャパンは、ここまでも失態を繰り返しているのです。そんな連中に、北海道5区衆議院議員選挙で絶対に委任状を渡すことはあってはなりません。政治というのは、あくまでも生活の延長線上にあるのです。そして、ネオナチジャパンをこの夏の参議院選挙で完全に完敗させ、衆議院議員選挙でネオナチジャパンを完全撃滅させて、日本の正常化を図るべきなのです。
     それが、今回の震災で殺された48人の人々への思いに応える唯一の道なのです。本来、保守派の生活の党が共産党と手を組む時点でもう今の日本の状況は異様であることは明らかです。 日本の正常化が終われば、再び正しい政策論争を起こすべきなのです。
     ネオナチジャパンは神奈川県でこんな異常な権力犯罪を犯しています。

    http://kimishima.jcpweb.jp/archives/1772

     共産党のちょっとした失敗に対して己の未熟さを棚に上げておいて「成熟するまで日本共産党は代表質問を辞退すべき」と、例外規定を設ける協議入りをネオナチジャパンは民進党や創価学会公明党と共謀して行った権力犯罪です。こんな異常な犯罪行為は、公権力を司るものとして断じて許されません。言語道断であり、直ちに撤回を命じます。また、この提案もどきを出した者共は全員辞職し、警察に自首するよう命令します。
     有権者の付託を受けた議員によって構成される議員団、その発言資格は他会派が決めるものではありません。このようなことが行われれば、議会内の多数派が有権者の意思を議論以前に否定することになります。そのことを共産党は記者会見しましたがメディアはまともに報道していないのです。
     これではますます、熊本大震災の犠牲者が憤慨します。 こういう権力犯罪にもっと怒りを示し、『俺達の生活に寄り添った政治をしろ』と要求し続けねばなりません。刑事訴訟法改悪案をネオナチジャパンは不当に押し付けましたが、国際法によって全面無効であると拙ブログでは指摘させてもらいます。

    2016年4月18日月曜日

    日本の経済は見直すべき時期にある




    100万円台でマンションが買える?すさまじい不動産相場崩壊、住宅はただの粗大ゴミに


     自宅の近所に建っている中古マンションがいくらで売りに出されているかを調べたことがあるだろうか? ショッキングなデータを紹介しよう。
      リクルートが運営する不動産情報サイト「スーモ」で、首都圏における500万円未満のファミリー向け中古マンション(40平米以上)を検索すると、1都3 県の合計で200件を超える物件がヒットする。その内訳は、千葉県97件、神奈川県48件、東京都6件、埼玉県63件である。
     500万円未満ということで、さぞかし辺鄙な場所かボロボロの部屋に違いないと思いきや、意外にもこれが結構普通なのである。
      最安値は、千葉県南西部にある2LDK・47平米の物件で180万円。築40年を超える古い物件ながら、旧・日本住宅公団(現UR都市機構)が高度成長期 に開発した、いわゆる公団マンションだ。最寄り駅から東京駅までは快速で約60分の立地。南向きバルコニーを備えた5階建ての最上階で、日当たり・眺望と もに良好。もちろん壁紙や畳も新規リフォーム済みだ。ただし、決定的なデメリットは、エレベーターがないことだ。同じ団地内でも売りに出されている物件は 多いが、3階以上は敬遠されがちで、売れずにズルズルと価格が下がっていったというのが実情のようだ。
     いまや、そういう不人気マンション が日本中にあふれ返っているのである。ここで大事なのは、不動産情報サイトで検索できるのは、あくまでも売主の「希望売り出し価格」であって、「成約価 格」ではないということだ。競合物件が多い中で、1日も早く現金化したい売主は大幅値引きに応じることも珍しくない。
     つまり、180万円 で売りに出されている物件の成約価格は、さらに150万円まで下がるかもしれない。実際に団地名で検索してみると、少し前に別の棟の4階で同じ広さの部屋 が120万円まで値下げされていることが判明した(ただし、リフォーム要)。都内まで通勤可能なマンションが、たったの100万円台前半で買える時代に なってしまったのである。
    ●都市郊外から不動産価格が崩壊
     昨年11月30日付当サイト記事『新築戸建住宅で価格崩壊 首都 圏で1千万円台も急増 早まった購入判断に注意』でも述べたように、アベノミクスの歴史的な金融緩和によって、市況が右肩上がりに回復しているのは都心の 一部や人気沿線だけだ。少し郊外に目を転じると、いまだに、すさまじいまでの不動産デフレの現実を目の当たりにするのは、中古マンションの世界でも同じで ある。
     住宅ローン金利が空前の低水準になり、より少ない返済額でマイホームが購入可能になった。1992年に18歳人口のピークを記録し た団塊ジュニアたちは、20数年経過してマイホーム購入適齢期に達した。投資家たちは、資産運用先を血眼になって探している。本来ならば、不動産が急騰し てもおかしくない条件が揃っているにもかかわらず、かつてのような不動産バブルは起きていない。いまアベノミクスによって起きている都心部の不動産上昇 は、2007年前後のミニバブルよりもさらに規模が小さい「ミニミニバブル」と呼べる程度のものでしかない。
     一方で、人口が都心部から郊外に流出するドーナツ化現象が逆転するように、都心部の外周から不動産相場が崩壊する“逆ドーナツ化現象”が起きている。その原因は、すでに日本において住宅が明らかに供給過剰に陥っていることによる。
      総務省が5年ごとに行っている住宅・土地調査によれば、13年の住宅全国総数6063万戸のうち820万戸が空き家で、空き家率は13.5%と過去最高を 更新した。20%を超えるのも時間の問題と言われており、野村総合研究所の試算によれば、03年と同じ住宅着工件数・減失件数が続いた場合、40年には空 き家率が43%にも達するという。
     日本の総人口は08年から減少に転じ、ここ数年は毎年26万人という中規模都市と同じだけの人口が減少 し続けている。15年からは世帯数の減少も始まるとみられている。団塊の世代が本格的に老人介護施設やサービス付き高齢者向け住宅に入所する頃には街中空 き家だらけの状態に陥ることは、もはや誰の目にも明らかだろう。そうした状況にもかかわらず、相変わらず旺盛な勢いで新築のマンションや戸建て、アパート が供給され続けているのだから、家余りに拍車がかかるのは無理もない話である。
    ●不動産が“粗大ゴミ”になる
     いま議論され ている空き家問題の焦点は、古くなって打ち捨てられた住宅を、“粗大ゴミ”として、いかに行政がサポートして効率的に処分させるかということである。つま り、日本人が長年「貴重な資産」と認識していた不動産が、いまや家電製品や家具など一般の消費財と同じポジションになり下がってしまったことを意味してい る。
     どんな高級車でも、10年たてば買い取り価格は限りなくゼロに近づいていくのと同じように、家余り時代のマンションや戸建て住宅も、やがては資産価値が著しく下がっていく。そんな資産崩壊時代を上手に生き抜くには、できるだけ高額資産は持たないことである。
     4000万円のマンションが20年後に半値になったら2000万円もの含み損を抱えてしまうが、500万円のマンションは、たとえ資産価値ゼロになっても、ローン返済さえなければ家賃分の居住価値を享受し続けることができる。
      しかしなんといっても、最もお得なのは激安賃貸住宅に住むことだろう。例えば、マンションは所有していても管理費・修繕積立金に固定資産税などのコストが かかり、これがバカにならない。戸建てにしても定期的な修繕費は必要だ。冒頭の180万円の公団マンションの場合、管理費・修繕積立金だけで毎月約2万円 かかることを考えれば、同種の部屋を家賃3~4万円で借りたほうがトクなのは間違いない。空き部屋は年々増える一方だから、更新ごとに安い部屋に越してい けば、それも可能だろう。
     頭金に500万円出し、さらに毎月10万円の住宅ローンを35年間払い続ける生活と比べて、どちらが豊かかイ メージしてみてほしい。いくら「素晴らしい家」を手に入れても、可処分所得が低いカツカツの生活では、楽しさも半減するだろう。その分のお金で家族旅行で もしたほうが楽しいではないか。300万円の別荘を買って維持に苦労するより、一泊1万円の旅館に300泊したほうがお得なのではないだろうか。
     日本人もそろそろ“ハコモノ至上主義”の呪縛から解き放たれる時代がやってきたと思うのだが、果たしてあなたはどう考えるだろうか。
    (文=日向咲嗣/フリーライター)


     皆さんにここで指摘したい。
     今、地方のリゾートマンションは新潟の湯沢町にある「苗場スキー場」リゾートマンションなどに代表されるようにバブル時代は数千万円のものが10万円で販売されているという。だがそれでも売れない。
     そこで私はグループホームをこういう地域に作り、仕事をどんどん出すようにするよう提案する。仕事はどうするかという課題だが、こういう場所にこそ、政府とJA、イオン・セブン&アイグループなどが主導的になって農場を開設すべきではないか。
     対象者はひきこもり、障がい当事者、漫画喫茶生活者、DV被害者、刑期満了者、シングルマザーなどにする。例えばイオンが彼らを雇ってロジスティックセンターの労働者として働くこともあっていい。
     政治は生活者の視線を明らかに忘れているのではないか。だから厳しく批判されるのだ。ピケティブームはその歪をいみじくも暴き立てたのである。

    2016年4月12日火曜日

    「悪貨は良貨を駆逐する」(トーマス・グレシャム)

      今回は最近のメディアにはびこる困った傾向を取り上げる。
     「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉がある。これは金本位制の経済学の法則の一つ「グレシャムの法則」の代表的なものである。貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、より実質価値の高い貨幣が流通過程から駆逐され、より実質価値の低い貨幣が流通するという法則である。この名称は、16世紀のイギリス国王財政顧問トーマス・グレシャム(1519年-1579年)が、1560年にエリザベス1世に対し「イギリスの良貨が外国に流出する原因は貨幣改悪のためである」と進言した故事に由来する。これを19世紀イギリスの経済学者ヘンリー・マクロード (1821年–1902年) が自著 『政治経済学の諸要素』(1858年)で紹介し 『グレシャムの法則』 と命名、以後この名称で呼ばれるようになった。
     最近のメディアはまさにこの言葉がズバッとあてはまる。悪質な刺激を追いかけるあまり、基本をいつのまにか忘れている。
     「グレシャムの法則」に当てはめてみよう。

    概説
    たとえば、銀を少なくし金をふんだんに使って含有量を多くした金貨と、同じ直径だが銀を多く使ったため金含有量が少ない金貨の二種類が、同じ額面で同時に流通したとする。この二種類には、国や有力機関が保証している点で額面価値は同じであっても、貴金属含有量としての実質価値は違うため、二重の価値差が生じる。仮に、金を多く含む方を良貨、金を少なく含む方を悪貨と呼ぶ。
    すると、人々は良貨を手元に置いておき、日々の支払いには悪貨を用いる傾向が生じる。なぜならば国が保証している点で両者の価値は同等であるが、そうなれば実質価値が高く、有事の際には物々交換においても有利な良貨は手放したくなくなり、日々の支払いには実質価値が低く、その差を国が補償している悪貨で間に合わせておこうと考えるからである。
    グレシャムの法則は主に金本位制経済時代の、金貨や銀貨などそれ自体に価値のある貨幣に当てはまり、現代の管理通貨制度に基づく紙幣など、貨幣額面より大きく安い価値の信用貨幣の場合は、インフレによる減価など違う意味に使われ、本来の金含有量の意味はほとんど当てはまらない。また、国家による鋳造減少と私鋳銭による鐚銭が横行して撰銭が行われた中世の東アジア地域に関してもこの法則に当てはまるかどうかの議論が行われていたが、近年では精銭と鐚銭との間に使用目的に応じた役割分担が存在しており、両者は一定の相場のもとで共存していたとする説が有力とされ、この原則には当てはまらないとする考えが出されている。

     これが日本のメディアではこうなる。
     最近の「日本万歳番組」はまさにその典型例で、外国人を使ってわざわざ日本を褒め上げることばかりやっている。私は「逆命利君、謂之忠(命に逆らっても君を利す、之を忠 と謂う)」という言葉を用いてこの種の動きを嫌っている。この言葉の意味とは、「本当の忠義とは、上司や主君の命令、たとえ国家の命令であっても、それが主家のため国家のためにならなければ敢えて逆らうべきだ」ということなのである。これを守っていたのが久米宏氏であり、植草一秀氏であり、筑紫哲也氏であり、佐高信氏である。
     その対極にあるのが、「従命病君、為之諛(命に従いて君を病ましむる、之を諛と為す)」という言葉で、「「諛」とはへつらうこと。へつらって命令に従うのは、主君を病ましめ、国家を腐敗に導く」という意味である。古舘某や爆笑問題のメンバーはみんなこの種の病に陥っている。まさしく、痛い奴らである。こういう奴らの番組ばかりが増えて、考える力を養う番組は殆どなくなったと言っていい。


    歴史
    グレシャムの法則にみられるような現象自体は、グレシャム以前の古くから各地で知られていた。
    古代ギリシアの劇作家アリストパネスは、自作の登場人物に 「この国では、良貨が流通から姿を消して悪貨がでまわるように、良い人より悪い人が選ばれる」 という台詞を与え、当時のアテナイで行われていた陶片追放(オストラシズム)を批判している。
    天文学者として知られるニコラウス・コペルニクスは、グレシャムの進言に先駆けて 『貨幣鋳造の方法』(1528年)において同様の説を唱えていた。
    時代はグレシャムより下るが、日本の江戸時代中期の思想家三浦梅園も、自著 『価原』(1773年)の中で「悪幣盛んに世に行わるれば、精金皆隠る」という説を独立して唱えている。この時期すなわち明和9年(1772年)から発行された、南鐐二朱判は一両当りの含有銀量が21.6匁であり、同時期に流通していた元文丁銀の一両当り27.6匁と比較して不足している悪貨であった。このことが南鐐二朱判を広く流通させ、このような計数銀貨が次第に秤量銀貨である丁銀を駆逐していった一因でもある。
    これより前の、元禄8年(1695年)に行われた品位低下を伴う元禄の改鋳後に、良質の慶長金銀は退蔵され、品位の劣る元禄金銀のみが流通したことも典型的な例である。


     これが日本のメデイアではこうなる。
     税金を悪用した不正接待により、印象操作が用意になってしまう。政府への建設的な批判がいつの間にか政府の応援団になってしまう。これが民主主義国家にとってはあるまじき行為であることは明快なのである。
     そして、そのことに気が付かない人達はいつの間にか奴隷になってしまう。

    用法
    「悪貨が良貨を駆逐する」 という言葉は、前述のアリストパネスの例のように悪人がはびこるような治安の悪い状態や、軽佻浮薄な文化が流行するような場合を指すときに、「憎まれっ子世にはばかる」等よりも意味が分かりやすいためよく引き合いに出される。 そもそもここでいう良貨悪貨の良悪は貨幣の質の良悪であり人物の質の良悪ではないため、上述のような用法はその点を混同しており転義的だが、主流や流行を非難する際に便利な言葉なので本来の意義を離れてあえてよく用いられる。

    ※用法などについては、Wikipedia日本語版を引用。

     日本はこのままでは一億総奴隷国家になってしまう。
     そんなことでいいとは私には思えない。

    2016年4月6日水曜日

    社会的自立に向けての一歩

     お疲れ様です。
     倉野でございます。この数か月間忙しい日々を過ごしております。
     現在、様々な機関に通っておりまして、あるイベントを立ち上げる方向で動いております。そのイベントを立ち上げることで、地域活性化と同時に私はある思いを果たそうと思っております。
     それは、障がい当事者と健常者の交流も行うということです。障がい当事者であっても、生活力を持った人がいるわけです。そういう人たちを生活者として認めるのはだれの目からしても当然のことなのです。
     しかし、今のネットは欲望だらけです。そして、思想のパンドラの箱で暴走しているとしか言いようがないのです。それで本当にいいといえるのでしょうか。

     私がブログ更新のペースを減らしているのも、精神的に疲れているというのが大きいのですが、何よりも今は忙しいというのが最大の理由です。
     今はLINE他と3つを使っております。ネットというのは本当に楽ではないのです。LINE一つとっても情報がパンパン入りだすと止まらないわけです。それがいいのかもしれない時と悪い時とあるわけです。
     私はTwitterをやめて正解だったと思っております。

     ですが、もうそろそろ新たな再出発も時間の問題になるのかもしれません。
     それでも、自分のペースでぼちぼち歩いて行こうと思っています。

     みなさんも、自分のペースを保って歩きましょう。自分のペースが何よりも大切です。
     しかし、自分のペースを他人に押し付けてはいけません。数年後の社会的自立をめざし、私は色々と動いております。そこで、現状についてほんの一部ではありますがお話しします。


    1.就労移行支援サービスの活用
    私はこのサービスを使い、2013年8月にとある企業に入社することができました。

    2.地域活動支援センターの活用
    市役所などの役所の障がい者関連窓口を通じて私は地域活動支援センターの存在を知りました。
    そこで、「土日祝にやっている地域活動支援センターはありますか」と確認を取り、一か所無事に見つけました。

    3.相談支援事業所の活用
    これも市役所の障がい者関連窓口で確認を取り、土日祝に行っているサービスを見つけることができました。

     そこで、これらの活用方法をそれぞれ考える必要があります。
     たとえば地域活動支援センターの活用ですが、私は絶食系男子宣言をした以上、結婚しないとはっきり明言しております。就労移行支援については仕事探しに使うのが一番いいのですが、その他にも情報はいくらあってもいいということです。
     地域活動支援センターについて活用する意味とは入所施設や精神科病院等における地域移行の取組と連携しつつ、地域移行に向けた支援を行うもの故に、慎重に連携をしていく必要があります。情報交換はその中で必要なのです。そして社会的自立に向けて私が視野においている地域定着支援は、入所施設や精神科病院から退所・退院した者、家族との同居から一人暮らしに移行した者、地域生活が不安定な者等に対し、地域生活を継続していくための支援を行うものなのです。私は数年後の再自立を目指しているので、どうしても使うと決めていました。
     相談支援事業所についてはサービス等利用計画についての相談及び作成などの支援が必要と認められる場合に、障がい当事者(児)の自立した生活を支え、障がい当事者(児)の抱える課題の解決や適切なサービス利用に向けて、ケアマネジメントによりきめ細かく支援するものなのです。
     その他にも私は市民カウンセリングも受けています。(参考は厚生労働省サイトから)

     ですが、あくまでも大切なことがあるのです。
     それは本人の意識なのです。アスペルガー症候群当事者にありがちなのですが、「すべては家族の遺伝子がそうなったんだ」など、他力本願のようにとらえがちになってしまうのです。私もそういうことはないとは思いませんが、生きていくのは自分です。
     そして、そうした体制の確立には主治医の理解がないと進みません。主治医との充実した信頼関係をどう構築するかが問われているのです。

    2016年3月30日水曜日

    ひきこもりを克服するために社会は何をすべきか

    発達障害の若者に仕事を ひきこもりだった34歳の場合

     発達障害=キーワード=に気づかないまま社会に出た若者の就労支援が、自治体で課題になっている。支援には何が必要なのか――。専門家によるネットワークづくりを今月からスタートした世田谷区で、職に就いた男性のケースから考えた。
    契約社員となった発達障害がある男性(手前)は郵便物の仕分けといった事務作業をこなす=千代田区霞が関のEY税理士法人

     《文部科学省は、小中学校の通常学級にいる発達障害児は全体の6・5%(2012年)と推測する。卒業後の就労状況などのデータはないが、職が得られない人も少なくないとみられる。就職できても周囲の理解がないとトラブルになり、退職を余儀なくされるケースもある。》

     社内外から集まった郵便物を仕分けし、合間に顧客ファイルの貸し出し、返却といった業務をこなしていく。発達障害がある世田谷区出身の男性(34)は昨年6月から、千代田区霞が関の「EY税理士法人」の総務部で働く。
     アルバイトから始め、2月からフルタイムの契約社員に。「ここまでできるとは思わなかった。職場が楽しい」。男性は笑顔だ。
     男性は専門学校を卒業した01年から引きこもりの状況だった。学習能力には問題はなかったが、初対面の人とのコミュニケーション能力が低く、突発的な出来事への対応が苦手だったことなどから、就職活動はうまくいかなかった。
     周囲が男性の発達障害に気づいたのは卒業から10年以上たった12年。正式に診断を受け、障害者手帳を得たのは昨年のことだ。
     発達障害が学校や社会で認識されていないことが原因とされる。過度な物事へのこだわり、対人交渉や状況判断能力の欠如など、障害の内容や程度は幅広い。「変な人だな、程度の認識で見過ごされている」(世田谷区障害者地域生活課)。

     ■障害発見から就職準備まで




     《発達障害は精神、知的の2障害と複合している事例が多い。世田谷区は今月から試行事業だった発達障害者の就労支援を正 式に位置づけ、すでにある若者向けや2障害向けの就労事業とネットワークを組む。発達障害の就労支援にネットワークが確立している自治体は全国でも珍し い。》

     引きこもりを見かねた姉の勧めで、男性は10年から区の「せたがや若者サポートステーション」に通い始め、発達障害の疑いを指摘された。
     ステーションは不登校や中退した若者の職業自立が目的。6カ月以上経過しても進路が決まらない人の半数に発達障害の疑いがあるという。
     「有名大学を卒業している人もいる。本人や家族が障害に気がつかないほか、認めたがらないケースが少なくない」(ステーションの篠原健太郎所長)
     解決に向けたプログラムが「みつけば」だ。発達障害を抱えるピアサポーターと互いの体験を語り合い、イベントを共にする。男性はプログラムをきっかけに、区が12年度に発達障害の就労支援として始めた試行事業「ゆに(UNI)」の利用を決めた。
     UNIは今月から正式な支援施設になった。民間企業などへの就職を目指す就労支援センターと、パンなどのオリジナル商品づくりなどをする通所部門に分かれる。家事など社会生活を送るのに最低限必要な訓練を積み、仕事を探す。
     男性は手順が決まった作業であれば、混乱なくこなせた。短期アルバイトから始めて実績を残し、就労に結びつけた。

     ■採用企業の相談も

     《企業は社員の一定割合を障害者とする法定雇用を義務づけられている。身体、知的障害に加え、18年度から精神障害も対象にな る。発達障害は精神障害の一つとされており、就労の機会は広がる可能性が高い。ただ、障害の多様さから働き方のモデルをつくるには手間がかかり、企業側の 受け入れ準備も進んでいない。》
     男性を採用したEY税理士法人は08年から障害者雇用を始めたが、定着率は2割程度。13年からは発達障害者を受け入れる。UNIの手厚い支援体制が決め手となった。
     UNIは就労した後もスタッフが職場に通い、障害者と企業側の相談やトラブルの対応にあたる。男性の場合、出社から帰社まで仕事の「時間割」をつくり、自分のペースで働けるようになるまで寄り添った。
     UNIの平雅夫センター長は「初めて発達障害に接する会社は障害への理解が浅いし、障害者も不安を抱えている。双方と信頼関係をつくり、調整する役目が不可欠」と話す。
     同法人で障害者雇用を担当する藤本英則総務ディレクターは「発達障害は分かりにくい障害だけに、社会で認められていないという思いを抱えている人が多い。会社側が障害を正しく理解することで、就労の機会は広がる」と話す。
     (重政紀元)

     ◆キーワード

    <発達障害> 意思疎通が苦手な自閉症などの広汎(こうはん)性発達障害、読み書きなどに問題がある学習障害(LD)、落ち着きがない注意欠陥多 動性障害(ADHD)などの総称。脳機能の先天的な障害が原因と考えられている。2005年に施行された発達障害者支援法で子どもへの支援は一定程度広 がったが、それ以前の卒業生の状況調査や支援が課題になっている。
    (朝日新聞 2015年3月29日掲載)

    ひきこもり息子と7年ぶりに対話 全ての歯が虫歯になってた

    2015.04.11 16:00

    「後悔する者にのみ、許しが与えられる」とはイタリアの詩人、ダンテ・アリギエーリの言葉。失敗や過ちを犯すことは誰にだってある。大切なことはそれと向き合い、心の底から後悔すること。そうやって初めて新しい自分を得ることができる。58才パート女性が語った7年ぶりに対話を果たしたひきこもりの息子との心のふれあいのストーリーを紹介する。
     * * *
     私が親の介護に追われていた時のこと。ある日、中学校から、息子が何日も登校していないと連絡がきました。朝はちゃんと家を出ていたのに…。でも実は、息子は公園で時間を潰して、夕方、家に戻って来ていたのです。

    「どうして学校に行かないの?」

     私がそう問い詰めると、息子は何も言わず、自分の部屋へ。以来、引きこもるようになってしまいました。
     夫が話しかけても、息子は鍵をかけた部屋から出てこない。ドア越しに厳しく詰め寄ると、部屋の中から物が壊れる激しい音が聞こえました。中学にはほとんど行かないまま息子は卒業。高校にも行きませんでした。
     私や夫と顔を合わせることなく、私たちが外出している時や寝ている時に冷蔵庫にある料理を食べていたようです。
     しかし、息子が20才になったある日、「歯が痛い」と部屋から出てきました。歯医者に連れていくと、全ての歯が虫歯になっていて、先生が絶句するほどでした。病院に付き添い、7年ぶりに息子と話す機会が訪れました。気まずい空気が流れましたが、私のほうから「どうして学校に行かなかったの?」と改めて尋ねたんです。
     そして初めて、息子が中学時代に教師も加担する悪質ないじめを受けていたことを知りました。

    「どうして言ってくれなかったの?」

     私がそう聞くと、息子は「聞いてくれなかった」と怒鳴り、「母さんのせいでおれの人生は滅茶苦茶だ!」と、テーブルを叩きました。いつの間にか身長は私や夫を追い越し、大きくなった息子の苦しみにその時まで気づこうともしなかったのです。親の介護に精一杯で、私は息子を何も見ていませんでした。私は、「ごめんね、一緒にやりなおそう」と息子を抱きしめました。
     息子はただ黙っていましたが、私を振り払うことはしませんでした。息子は今でも外出することはありません。でも、居間に顔を出すようになりました。今度こそ息子のSOSを見逃さないよう、寄り添って生きていきます。
    ※女性セブン2015年4月23日号



     今回朝日新聞の記事に対して感謝申し上げる。
     ひきこもりを克服するには、単に原因を突き止めるだけではいけない。 2番目の「女性セブン」でわかるように、公平と公正の担保もワンセットでなければならない。
     日本の行政は、特定の金権勢力によってめちゃくちゃにされてきた。それが、法人税の不当減税犯罪、消費税の不当増税犯罪になって現れた。そのことに対して、日本人の大半は奴隷の論理にどっぷりハマり、何もしないありさまである。
     私の場合は抵抗することを続けていた。それが社会に行ってからパワハラによって何もかもできなくされ、そして最終的に発達障がい当時者であることも分かり、「甘えることはできない」という考え方を鮮明にした。権利を駆使するならば、それなりの覚悟を持たねばならないということも、自分なりに身につけてきた。
     このやり方を障がい者の皆さんに真似ろとは私は思わない。それぞれがそれぞれの考え方を持って向かい合えばいい。ひきこもりを克服するために必要な手当として、私は社会全体が公平と公正を取り戻すことが重要であると考える。
     そのために、今こそハラスメント罪の導入を行うべきだと明言する。このハラスメント罪はイギリスにある法律で、様々な嫌がらせに対して刑事罰で制裁を課すことができる。日本は民主主義を取り戻す一歩として、このハラスメント罪を今すぐ導入し、パワハラや過去のいじめを1990年にさかのぼり断罪すべきである。その中で悪質なものについては、懲役刑で罰するとよろしい。
     それによって、社会が新たな人員を迎え入れ、活性化される利点がある。つまり、ハラスメント罪は日本の民主化には待ったなしの切り札なのである。

    2016年3月24日木曜日

    朝日新聞の真の復活には市民の声を

     倉野でございます。
     朝日新聞の経営危機について、ここでコメントをさせていただきたいと思います。私は今回の朝日新聞の復活のカギはジャーナリズムへの回帰だと考えています。朝日新聞は優れたジャーナリストを多く輩出しており、自称世界一の読売新聞より高い品質を持っています。
     そこで、朝日新聞社の経営再建に、権力に厳しいメンバーを結集させるべきだと考えます。植草一秀氏や伊波洋一氏は最適でしょう。

     更に考えて言えば、記者クラブを市民記者に格安の手数料で開放するべきです。
     こうすることで、朝日新聞記者との良き競争が始まります。その中でコミュニティ新聞と手を組み記事の相互交換を行うとよろしいかと思います。さらに私は朝日新聞の販売店を活用し、岩波書店や金曜日、創出版、七つ森書房、鹿砦社の本を販売すべきと考えます。そうすることで、日販・東販にとってはよきライバルができるというものです。
     さらに私は新聞販売店のコンビニ化を進めるべきという考えを持っています。もしくはコンビニ店の経営を引き受ける事で、防犯にとってもプラスになるというものです。そうして、広告ではなく市民がスポンサーのジャーナリズムに朝日新聞は戻るべきなのです。

     読売新聞についてはもう再生は難しいと言わざるを得ません。
     ですので、産経新聞共々厳しい提案を行います。1円で各部門を譲渡するしかないということです。読売新聞の朝刊部門はもう、劣化も甚だしいのです。せいぜい週刊金曜日に1円で買い取ってもらうしかないでしょう。某野球部に関しては財界以外誰も引き受けないでしょう。それも応援するファンは少ないと言ってもいいでしょう。後は、北海道新聞や中日新聞に1円売却すればいいでしょう。
     では、保守派の新聞はどうすればいいですかって?

     簡単です。ゼロから市民がスポンサーになって新聞を作ればいいだけです。そうすることで、本当の新聞を再生することができると思います。

    2016年3月18日金曜日

    弱かったなら上を目指してあがけばいい…強かったならさらなる上を目指せばいい… 過去ばかり振り返り現状に安住しているてめえらに未来はねえ… ただ…堕ちていくだけだ―(鬼眼の狂/SAMURAI DEEPER KYO)

    弱かったなら上を目指してあがけばいい・・・・
    強かったならさらなる上を目指せばいい・・・・
    過去ばかり振り返り現状に安住しているてめえらに未来(さき)はねえ・・・・
    ただ・・・・堕ちていくだけだ―・・
    by.鬼眼の狂(SAMURAI DEEPER KYO/
    上条 明峰


     週刊少年マガジンでまだしもマシだった作品の一つに、私はこの作品を上げたい。
     強さばかりを追い求めるキャラクターもいれば、弱さも受け入れてそれでも強くなろうとする人もいる。
     今、世界は残念なことにAll or Nothingの世界観に成り下がった。全てがデジタル化され、1か0かの世界観になってしまった。その結果、対人関係は薄っぺらいものになってしまった。全てが本音丸出しの世界観になってしまい、とてもなんとも言えない異様な世界観になってしまった。
     だから、「あたしの考えが全て」「ここは俺が正しい」という独善的なものの言い方が最近ではネットで支配的になってきた。レイシストどもはその世界観そのものなのだが、そのカウンターにもそんな雰囲気が最近漂ってきた。
     この種の考え方は、白黒テレビの世界に戻ろうとしているのと同じことではないか。今の時代はカラーテレビ、いや液晶テレビなのだが、思想の世界ではそうではない、民主主義の考え方の一つである多様性がいつの間にか白黒テレビの世界観に戻ろうとしている。
     そんなことでいいのだろうか。私にはとても信じがたい。

     なぜこんな事態になってしまったのか。
     私は現代社会の労働のあり方にも問題があると考えている。つまり、搾取する政治だ。今のネオナチジャパンの独裁政権は法人税を不当に安くし、消費税を不当に高くして庶民の生活を破壊しているが、それに加えて労働者の権利も不当に踏みにじる犯罪までしでかす。
     そのことに対して庶民はなぜ怒りの声を上げないのか。ここに奴隷の論理という日本人が至っている問題点がある。もっともっと日本人は自分の頭で考え、行動する力を身につけるべきだ。

    2016年3月11日金曜日

    人の命を何とも思わない傲慢漢 木村皓一

     東日本大震災からもう、5年がたつ。
     被災者の方々にはお見舞いの言葉を、行方不明の方々には一刻も早く見つかることを望む。そして、震災の犠牲者の方々に冥福を祈る。
     だが、この男の悪事を見逃すわけにはいくまい。

    2012年07月04日(水) 週刊現代

    民主も自民もついでに財界もこうしてぶっ潰す 橋下徹 反乱軍を鎮圧する

     消費増税で永田町が混乱するのと同時に、橋下叩きが激化している。増税、原発再稼働・・・・・・「腐った統治システムの破壊者」を自任する橋下氏が潰れて笑うのは誰か。〝反乱軍〟の背後に敵の正体が見える。

    制御不能の人間兵器

    「橋下さんは国政に出ると言ってるでしょ。調子に乗るなと言いたいわ」
     永田町の政界が、消費増税問題で大揺れする中、その動向に再び注目が集まっているのが、橋下徹・大阪市長だ。内紛状態の民主党は、もはや党としての体を成しておらず、分裂・消滅は秒読み段階にある。
     もし、近い未来に解散・総選挙が行われた場合、橋下氏はどんな決断を下し、行動するのか。中央の動揺が大きくなればなるほど、同氏の存在感は増していく。ところが、そんな大阪市長に、冒頭のように「ダメ出し」をするのは、三起商行(ミキハウス)社長の木村皓一氏である。
     木村氏は'08年の大阪府知事選で橋下氏を擁立、その後も「経済人・大阪維新の会」の副会長として支援を続けてきた。橋下氏にとっては恩人というべき人物の一人であり、同時に財界ブレーンの一人でもある。
     そんな木村氏が、橋下氏に対して公然と苦言を呈している。
    「橋下さんは大阪都構想などについては、期待通りの働きをしてくれていると思います。しかし、誤算がありました。いつのまにか府市の顧問団とやらを50人くらい集めてしまって。
     原発反対派で、経産省の言うことには何でも反対の古賀茂明氏が筆頭です。原発反対、節電と言っても、それで大阪はどうするのですか、と。経営者にクビくくれと言いたいのですか。
     原発は危険というけど、(原発が稼働した)この50年で、交通事故で100万人以上が死んでるわけです。原発でそんなに死にましたか?橋下さんは、ただ単に注目を浴びたいだけだと思いますよ。実際、大停電が起きたら誰が責任取るのかと言いたいですわ
     なぜ原発の再稼働に反対したのか。大阪の産業を守る気はないのか。過度の節電や不意の大停電で一般市民に犠牲が出たら、橋下市長はどうするつもりか---。ここ最近、各所で噴出している批判の声だ。
     当の橋下氏自身が停電の可能性を完全に否定できず、容認に転じたのだから、いかにも、もっともに聞こえる。だが、そうした理屈は、決して本質を語っているわけではない。前出の「経済人・大阪維新の会」関係者の一人は、こんな〝ホンネ〟を漏らしている。
    「我々が橋下氏を擁立した真の狙いは、大阪府と市にはびこる労働組合を骨抜きにすることでした。生半可な人材では、海千山千の労組と対決し、屈服させるのはムリです。その点、無鉄砲な橋下氏は、対組合の『リーサル・ウェポン(人間兵器)』にうってつけでした。
     ところが、その兵器が最近、敵味方の区別なく四方八方に弾を放つようになってきた。そのうえ、国政に進出するとまで言い出すとは計算違い・・・・・・。制御不能の人間兵器を、このまま放置するのはあまりに危険であると、多くの経済人がそう感じ始めたのです」
     リーサル・ウェポンとは、まさに橋下氏のためにあるような言葉だ。この国の古びて朽ちかけたシステムを破壊するために担ぎ上げられ、大阪に維新の旗を立てた男。立ちふさがろうとする者を薙ぎ払って進もうとするその姿が、国民からの共感を呼んできた。
     ところが、橋下氏は今、足元から涌き出る「反乱軍」に包囲されつつある。「やりすぎ」に業を煮やした財界人の離反だけではない。政治的には素人レベルの人材が多く、「烏合の衆」と揶揄された大阪維新の会の弱点が、ここにきて表面化しつつあるのだ。
     6月17日、大阪市内で開かれた維新の会の全体会議で、異変は起きた。同会議出席者の一人がこう語る。
    「実はその場で、維新政治塾の塾生の選定を巡り、橋下さんや松井一郎幹事長(大阪府知事)ら執行部と、所属の議員たちがものすごく揉めたんです。と いうのも、塾生の選定については末端の議員が必死で書類選考などをして合否の判定をしたのですが、蓋を開けてみると、執行部の一存で落ちたはずの候補生が 何人も合格していたんです」
     この日の会議では、女性市議の一人が敢然と立ち上がり、「なぜ自分たちが苦労して選定した結果を無視して、落選者を執行部が拾い上げているのか」と、橋下氏らに猛抗議する一幕があったという。
    「選んだほうからすれば、議員の仕事の合間に必死で作業したのに、無視されたわけです。受講態度が明らかに悪く、『これはダメだ』と落としたはずが、いつのまにか復活していた。それを問いただすと、松井さんが『政治的な配慮で』などと曖昧な釈明をした。
     実は問題の復活候補生は、みんなの党などに所属する受講生ばかりだったんですよ。それを松井さんがあっさり認めて開き直った感じになったから、会議が紛糾した」(同出席者)
     その場では橋下氏も「あくまで塾生の選定であって、選挙の候補者の選定ではないから理解していただきたい」と説明したが、会議の参加者たちの目からは、苦しい言い訳をしているだけのように見えたという。
     維新の会関係者の一人が、内情をこう解説する。
    「結局、みんなバラバラの方向を向いているんです。橋下さんが、大阪を都にするというから、それに期待して維新の会に参加している者もいれば、国政 進出を見込んで維新塾の塾生を目指している者もいる。もし塾生が国政選挙の候補になるというなら、古参の府議や市議は、どこの馬の骨とも分からない候補 を、自分たちが応援しなくてはならなくなります。『そんなの、ありえへん』というのが府議市議のホンネで、亀裂が広がっているんです」

    「維新の旗」を全国展開へ

    本誌の取材の範囲内でも、橋下・維新の会の国政進出に対し、前出のミキハウス・木村氏のように「言語道断」と厳しく批判する人々もいれば、「国政に出ないなら維新の会にいる意味がない」と、真逆の訴えをする者もいる。
    「内部には、『クーデターを起こして現執行部を失脚させよう』という過激分子もいます。府市顧問団の古賀茂明氏や飯田哲也氏を『売名したいだけのよ そ者だ』と排斥する動きも出ています。橋下さん自身、『われわれの人気はバブルのようなもの』と話していますが、このままでは本当に泡沫のように消えかね ません」(維新の会メンバーの一人)
     橋下氏の足元は確かに揺らぎ始めているようにも見える。橋下氏にとっては、近い将来倒すべき〝敵〟である霞が関のキャリアもほくそ笑んでいるという。
    「総務省の官僚と話したら、『大阪都構想は、どんどん橋下さんにやってもらえばいい。着手すれば、構想実現まで最低10年はかかる。その間、橋下さんは大阪から出て来れないですよ』と笑っていました。
     大阪に逼塞せざるを得ないとなれば、全国的な人気はガタ落ちします。せいぜい、いまの石原慎太郎東京都知事のように、たまに新聞やテレビで発言が取り上げられる首長程度の扱いになるというのです」(全国紙政治部記者)
     だが、この日本政治における最後のスターとも言うべき橋下徹という男が、このまま為すすべもなく、埋没するなど、果たしてあり得るだろうか。
     まず、大阪でも賛否両論、それが原因で維新の会内部に軋轢が生じているという国政進出問題だが、前出とは別の維新の会関係者がこう語る。
    「橋下氏が、国政に出ないなどあり得ない選択肢。経済界の一部などに『大阪に専念しろ』という声があるため沈黙していますが、実は虎視眈々と、国政 への足がかりを作っている段階です。現段階でも維新の会に合流したいという国会議員が20人ほどいますが、民主党小沢グループや鳩山グループの衆院議員が そのコアとなっている。
     橋下氏は、こうした国会議員や一部の地方首長と連携し、維新の会の『地方支部』を九州・四国・関東などブロックごとに作る計画を立てています。集 まった人材にブロックの支部長的な役割を担ってもらい、維新の旗を各地に立てていけば、〝反乱軍〟などすぐに沈黙するでしょう」
     維新の会はまだ地域政党に過ぎないため、いざ総選挙となっても、小選挙区と比例代表に重複立候補者を出すことができない。だが、国会議員20人が合流することになれば、「現職国会議員が5人以上」という政党要件を、すぐにクリアできる。
    「先日の維新の会全体会議で紛糾した、落第候補生を執行部が無理に引き上げた件も、こうした先々のことを見据えた判断ということです。『いざ解散』という時、出遅れないためにはあらゆるパイプを選択肢として保持しておく必要がありますから」(維新の会に所属する市議)
     また、こうした陣営強化と同時に、意外な〝秘策〟も橋下氏周辺は検討しているようだ。
    「現在は『大阪維新の会』という名称を使っていますが、そのままだと地方政党の色が強すぎ、国政に出る場合にそぐわない。そこで、会の名前を『平成 維新の会』などに変更できないか、水面下では検討しているそうです。この名称は、経営コンサルタントの大前研一氏が立ち上げ、国政に挑戦した時の組織名で すが、大前氏と橋下氏は昵懇の間柄。ひそかにこの『平成』の名前を使うことができないか交渉をしたようです」(民主党中堅代議士)

    「100議席」の可能性も

    もうひとつ、あらためて注目すべきは、石原慎太郎都知事との連携だ。
     民主党幹部がこう語る。
    「いわゆる『石原新党』が、立ち上げのための秒読み段階に入っています。石原氏の存在は、野田政権も官邸も最近まで『ただのロートルおやじ』と軽く見ていましたが、都による尖閣諸島の買い取り問題で、再び脚光を浴び始めた。
     この石原新党に合流を図っている民主党議員もおり、もし維新の会やみんなの党と連携しあえば、総選挙で合計100議席獲得は固いと見られています」
     永田町では、消費増税法案を巡る民主党内の意思統一が難航し、通常国会会期末になっても、内輪揉めを続けた。この光景に国民は呆れ果てており、どういうシナリオでも、求心力ゼロの野田政権の終焉が近づいていることは確かだ。
     衆院解散・総選挙が行われる時期は、遅くとも年内は確実。最速では9月までの会期延長の後、即座に衆院解散に至る、というシナリオも囁かれている。
     政治評論家の屋山太郎氏はこう語る。
    「橋下氏と石原氏の共通点は、ともに『日本の統治機構を潰す気でいる』ことです。既得権に凝り固まった古ぼけたシステムを壊さないと、この国は潰れてしまうと叫び続けている。
     いまや官僚機構の守護者に変節した野田首相に対し、それを壊すことに挑戦する橋下氏と石原氏。次の総選挙では、そうした構図が明らかになるでしょう」
     他にも、自民党の安倍晋三元首相、民主党の前原誠司政調会長ら、橋下氏に秋波を送っている与野党の幹部クラスも多い。そして、公明党とは「大阪と兵庫で公明党候補がいる選挙区には維新の会から対立候補を立てない」ことで、水面下の同盟関係ができ上がっている。
     維新の会幹部の一人は、「いざ解散という号令がかかったときが勝負」としてこう話す。
    「解散の際、いまはまだ既成政党に〝潜伏〟させている維新シンパの国会議員が、一斉にこちらに合流してくる。橋下さんは、そのチャンスが来るのをじっと待っています」
     永田町では、消費増税に「政治生命をかける」と言い放った野田首相が、結局は瑣末な党内抗争の収拾に四苦八苦している。自民党はそんな民主党に増税の責を押しつけ、政権を奪還することしか考えていない。
     これでは、この国は永遠に変わらず、新しい未来は開けない。既存の政治家たちが扉を固く閉ざすつもりなら、それを素手でぶち破ろうとする男に、期待してみるしかないではないか。

    飯田哲也元大阪市特別顧問 山口県知事選出馬
    「橋下維新」で脱原発を目指す

    橋下徹・大阪市長は都市計画や公務員改革、財政などのスペシャリストをブレーンとして活用している。その一人が橋下氏の元を巣立ち、7月12日公 示の山口県知事選に挑む。飯田哲也氏(53歳)。NPO法人・環境エネルギー政策研究所所長で、脱原発の急先鋒だ。その飯田氏が橋下市長に学んだ政治手法 について語った。
     特別顧問辞任の挨拶をした際、橋下さんからは『よくやっていただきました』とこれまでの労をねぎらってもらいました。しかしその場では、選挙や政 治の話は一切しませんでした。橋下さんは今、自分が微妙な立場に置かれていることを知っていますし、私にもわかる。万が一、私が選挙の話など口にしてし まったら、困ってしまうでしょう。
     ただ、もし当選したら、お互いに協力して一緒にやっていくことで意見が一致しました。協力の中身についてはまだ白紙ですが。
     橋下さんの元では原発やエネルギー問題について自由に意見を述べさせてもらいました。各分野のエキスパートをブレーンにする橋下さんのやり方は私 の考えと共通しています。どんなに優秀な人間であれ、一人だけで膨大な議題を適切に処理するのは難しい。私も知事になったら、橋下さんのやり方を参考にし て、ブレーンの力を借りるつもりでいます。
     橋下さんはリアルな変革にこだわり、現実を動かす政治をやっています。原子力の問題を変え得る唯一の政治家ではないでしょうか。その姿は、私の考える政治家のイメージに近い。
     もちろん政治家でないと社会が動かせないわけではありません。逆に政治家になると、時間などの縛りや制約も多く、必ずしも効率的ではない。だから6月17日に出馬表明する直前まで悩みました。
     しかも山口県は保守王国で、県選出の国会議員6人のうち、5人が自民党。安倍晋三さんは元首相だし、他の人も高村正彦さん(元外務大臣)や河村建 夫さん(元官房長官)、林芳正さん(元防衛大臣)といった大物ぞろい。高校卒業まで過ごした故郷とはいえ、そんな土地での知事選出馬ですから、自分でもま だ不思議な感じがします。
     しかし、だからこそ当選すれば山口から日本を変えられるかもしれない。3・11以降、一時は脱原発とエネルギー革命の流れに向かいながら、政治は 民意を無視して大飯原発の再稼働を決めてしまい、安全神話に基づく原発依存に戻りつつあります。その流れを食い止めなければならない。
     ドイツの「緑の党」は6月13日、野田佳彦首相に書簡を送りました。書き出しは「恥を知れ、国民の声に耳を傾け、責任のある行動を取れ」で、大飯 原発の再稼働に反対しています。私も同感です。いまだに多くの人が避難生活を強いられている福島第一原発の事故原因すら明らかになっていないのですから。
     それにもかかわらず、山口県知事選には脱原発の選択肢がありませんでした。すでに出馬を表明している、自公推薦の山本繁太郎さん(元国交省審議 官)も、民主党議員の高邑勉さんも原発推進派です。私が立候補することで、今ならまだ歴史を変えられるかもしれないと思ったのです。
     これからの時代は、電力会社にとって原発が巨大な不良債権になる可能性が高い。中国電力は上関原発(山口県熊毛郡)の建設をあきらめてはいませんが、冷静に考えれば作らないのが正しい選択です。
     原発は20年動かさなければ初期費用を回収できない。しかし、その間に発送電分離などが行われ、原発で作った電気が売れなくなってしまえば、投資費用が回収できなくなって倒産しかねません。
     電力会社は既得権益の固まりです。橋下さんの嫌いな『競争がない』『秘密主義』『高コスト、非効率』の三つにドンピシャでした。
     もし私が知事になることができれば、現実的に変革を起こせる自信があります。橋下維新の会ではありませんが、明治維新を生んだ土地でもう一度、維新を起こしたい。長州と会津が争った前回とは違い、今度は山口が福島を助ける維新にもなるはずです。

    真柄昭宏 政策研究者
    「橋下徹 人の心を掴むコツ」

    私は「政策研究者」として28年間、日本の政治を見続けてきましたが、橋下徹大阪市長は間違いなく新しい時代の政治家像です。
     彼はツイッターを巧みに利用する。ネットの世界の住人は、「作り物」や「偽物」に非常に敏感で、疑い深い目を持っています。だから、本心と違う上辺だけの言葉はすぐに見抜かれてしまう。国民は、ストレートで、人格の表れる言葉を欲しているのです。
     それに対し橋下さんは本心を赤裸々に語ります。例えば、テレビ番組のコメンテーターやマスコミの記者バッシング。時には実名を挙げ、ツイッター上 で堂々と批判します。こんなこと、従来の政治家では考えられなかった。皆、マスコミを敵に回すことを恐れていますからね。しかしこれが、マスメディアに対 して不信感を持っている人たちの気持ちを猛烈に刺激し、彼らの目を釘付けにする劇的な効果を生んでいるのです。
     また、橋下さんは政策的概念を大勢の人にわかりやすく説明するための手段としても、ツイッターをうまく活用しています。
     例えば6月4日の朝6時台から7時台にかけての1時間に、彼は20本の「つぶやき」を投稿しました。テーマは、大飯原発の再稼働問題について。停 電リスクと再稼働リスクのバランスを考えたうえで再稼働を支持したという自身の見解について論じたものですが、これがなかなか高度な議論なんです。普通に 説明しただけでは、なかなか理解するのが難しいくらいの内容なんですが、ツイッターは一度に140字しか書けないので、必然的に少しずつ噛み砕くように説 明することになる。だから、スッと頭に入ってくるのです。
     また、橋下さんは言動の歯切れの良さや力強いリーダーシップから、「劇場型」という点で小泉純一郎元総理との相似性をよく指摘されます。確かに、私もそうだと思う。
     小泉さんは郵政民営化に際して、「自民党の支持基盤を失ってでも俺はやる!」という意気で郵政選挙に持ち込んだ。一方、橋下さんで言えば、大阪都 構想を掲げた先の大阪ダブル選挙がそれですね。選挙期間中、彼には多くのSPがついていた。恐らく、身の危険を感じる場面もあったのでしょう。「それでも 俺はやる」という橋下さんの覚悟が、劇的効果を生んだのです。
     かつては、「命懸けの決意」というのがなかなか国民に伝わりませんでした。しかしテレビの時代になり、さらにネットの時代になると、その本気度合 いが即座に伝わるようになった。以前、鳩山由紀夫さんが首相時代に言った「命を守りたい」という施政方針演説は有名劇作家の手によるものでした。しかし東 日本大震災の際に、民主党政権は命を守ることを最優先にしたとは評価されていません。単なるパフォーマンスは、ネットの世界ですぐ化けの皮が剥がされてし まいます。
     橋下さんが多くの支持を集めている理由。それは、ネットを巧みに使いこなしているだけではなく、偽物ではない、魂から発した言葉を、きちんと国民に訴えかけているからなのです。
    「週刊現代」2012年7月7日号より


     では、そのハジモドを持ち上げた木村に聞く。
     大阪はハジモドの独裁政治によって何もかもおかしくなったではないか。教育でも人心の荒廃が進み、何もかもが金。共産党が2015年地方選挙で躍進したのはそういうことへの批判の表れだったのではないか。
     その結果は、大阪からの人口流出への歯止めをかけられないことで明らかだ。歯止めをかけたければ、まずは福祉や教育に金を費やすべきなのは誰の目からしても明快。だが、こういうことには金を出し惜しみしておきながら、財界へ金はホイホイと出すのだから、アホも甚だしい。
     つまり、ソフト不在の行政そのものなのである。そのことを放置してきた木村こそ、旧時代財界人そのものではないか。そんなミキハウスの商品をなぜ勧める気になるのだろうか。私は大きな疑問と違和感を感じた。

    2016年3月10日木曜日

    矛盾も甚だしいピエロ 今井絵理子

     今回の書人両断は、完全なるピエロである。
     たとえ若かろうが、ネオナチジャパンの共犯者である以上、私は容赦なく書人両断の牙にかけて断罪する。それが、護憲保守主義者としての意地である。

     

    SPEED・今井絵理子「参院選出馬決定」に早くも批判殺到!

    2016年2月10日 17時58分 (2016年2月12日 21時01分 更新)



     90年代後半に人気を博した女性4人のダンス・ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子が、参院選でいわゆる自民党ことネオナチジャパン(国際的極右政党)から比例代表で出馬することが決まった。聴覚障害を持つ息子を女手ひとつで育てていることとボランティア活動に積極的に参加していることなどから推薦を受けたとされる。
     毎回「知名度優先」の立候補者選びが批判を浴びている参院選。やはり今井の立候補にも“客寄せパンダ”と指摘する声が、ネット上には多数書き込まれている。しかし、今井に対する批判はそれだけではない。
    「出馬報道が出た際に、事務所が否定していたことには『立候補前からウソつくんだな』、昨年8月15日に安保関連法案に反対の趣旨のツイートをしていたことには『ネオナチジャパンから立候補する意味わかってんの?』など、賛同の声はほとんど見られませんね」(芸能ライター)
     とはいえ、過去を振り返ってみると芸能人の知名度をフル活用して当選した議員は枚挙にいとまがない。ネット上には「100%当選。日本人のアホっぷりを甘くみるな」というあきらめとも取れるコメントも見受けられる。
    「比例代表での立候補、今のネオナチジャパンの悪質な企業ぐるみ選挙による違法選挙を考えれば、当選の見込みは高いのではないでしょうか。しかし、当選した場合、参議院がこれまで以上に“人気投票”と批判され、参議院の存在意義を問われる際の矢面に立つ存在であることも間違いありません」(政治部記者)
     聴覚障害を持つ息子を育てるシングルマザー。「お子さんのそばにいてあげて」というコメントが、彼女に届くことはあるのだろうか。

     かつて今井は戦争協力法に対し、批判していた。

    いわゆる安保法案(戦争協力法) SPEEDの今井絵理子さん、「戦争はダメ」

    戦後70年の節目に感じる不安と平和への願い。いわゆる安保法案こと戦争協力法の成立が迫る中、沖縄出身の歌手、古謝美佐子さんは「国民の思いが通る時代になってほしい」と語り、SPEED(スピード)のメンバー今井絵理子さんは「戦争は何があってもダメ」とツイッターに思いをつづった。
     「みんなが声を上げているのに、なんであの人たちだけで決めてしまうんだろう」。戦争協力法案が参院特別委員会で可決された17日、歌手の古謝美佐子さんは腹立たしげに話した。
     前日の16日に平和な沖縄や日本、戦争のない世界の実現を願う新曲「弥勒世果報」を女性4人の民謡グループ「う ないぐみ」の一員としてネット配信した。坂本龍一さんの曲「アンダークールド」にうちなーぐちの歌詞を付けてカバーした楽曲で、CoccoさんやUAさん らミュージシャンともコラボしている。売り上げは経費を除き辺野古基金に寄付される。「何万人もが国会前でデモをしている。沖縄でもデモがある。政府は何 も思わないのかな。独裁政治になりつつあるのかな」と、懸念する。「少しずつ自分の周りで思いを分かっている人を増やせればいいと思う」
     一番下の孫は3歳だという。「この子が成人して働きに出るまでは私はこの世にいないかもしれない。国民の意見が通る時代になってほしいと思うから、残った歌の時間をそういう風に使いたい」と語った。
     県出身の歌手でSPEEDのメンバー今井絵理子さんは、公式ツイッターで「今の日本の流れを拝見すると、どこかプチ戦争なら賛成!みたいに見える」「戦争は何があってもダメ」などとつづっている。
     終戦記念日の8月15日にアップされた内容で「テレビでもネットでも戦争のことが流れている。体験者が語る戦争の怖さ、苦しみ、悲しみ。目の前で仲間が死んでいく、我が子が戦地にいく、その想いを想像するとわたしは生きていけない」などと書き込んでいる。
     ファンなどから、戦争協力法案に絡めた書き込みもあり、17日現在リツイートは3400件を超えている。
    沖縄タイムス 2015年9月18日

     このようなコメントと、戦争協力法に賛同とは、矛盾も甚だしいではないか。
     まさしくネオナチジャパンに相応しいではないか。 私は今井にはっきり言ってやろう。
     「あんたの軽率な行動は、我々障がい者を侮辱し、真面目な運動をやっている人達に泥を塗っただけだ。今すぐ出馬を取りやめて責任を取り芸能界も引退しろ!!あんたに相応しいのは、アベシンゾー共を道連れに福島第一原発で無償で放射能除去作業をすることだ!!」
     ここまで厳しい言葉をつきつけねば、この女は己の犯した権力犯罪の重大さを知るまい。



    2016年3月6日日曜日

    自分で自分の場所を作る努力が問われている



    http://logmi.jp/33108

     女優のサヘル・ローズさんは児童養護施設で7歳まで育てられています。
     その後彼女は血のつながりのない母親に引き取られ、愛情深く育てられたおかげで今の自分があるといいます。つまり、彼女もある意味自分の居場所を持っているのです。私は、今ある人と出会い、自分の居場所を徐々に作るよう動き出しています。
     ネットの世界観は明らかにそれぞれずれがあります。それ故に大きな誤解が生まれてしまうのです。そこに私はネットとの関係を見直す動機を持ちました。

     自分の世界は、自分で小さな場所でもいいので作るべきです。
     ですが、小さな部屋でもいいんですよ。そんなに大きな家でなくてもいいのです。


     皆さんにお知らせです。
     イカロスの翼ですが、今後ブログの記事については外部からのコラムも受け付けます。ただし、条件は以下のとおりとなります。
    1.レイシズムなど、人道上許されない発言については掲載できません。
    2.特定の宗教・会社などの擁護は認めません。
    3.犯罪を煽る主張についても掲載はお断りいたします。

     なお、ブログコラムについては私の代理人である太陽太郎に送っていただきますよう宜しくお願いします。
     ただ、以前ここでコラムやコメントを公開したメンバーにつきましては直接送っていただきましたら基本的には対応いたします。

    2016年2月29日月曜日

    あまりにも恥ずべき強欲アーチスト ケイティ・ペリー

     今回は珍しい連打の書人両断である。
     それほどあきれる強欲アーチストである。 NME Japanより引用させていただきたい。

    2015.9.29 火曜日
    ケイティ・ペリー、修道院購入問題でもう一人の購入希望者を提訴

    自宅として使用するために、ロサンゼルスの修道院を購入しようとしていたケイティ・ペリーだが、その計画を阻んでいる別の購入希望者を相手取って、訴訟を起こしている。

    今回の込み入った論争は、修道院が建っている8エーカー(約32,000平方メートル)の不動産の所有権が誰にあるかに端を発している。ケイティ・ペリーは同修道院を、ホセ・ゴメス「大司教」が管理するロサンゼルス大司教区から1,450万ドル(約18億円)で購入できるものと考えていた。しかし、現在当修道院で暮らしている5人の修道女たちは、ケイティ・ペリーが新しい所有者にはふさわしくないと主張しており、女性実業家のダナ・ホリスター氏に売却したいと望んでいるという。

    ケイティ・ペリーは今回、「高齢の、立場の弱い修道女たちにつけ込んで、悪意を持ってローマ・カトリック教会に反対するようそそのかした」として、ホリスター氏を「非難」(実態は誹謗中傷)している。同訴訟では大司教区と修道女たちが共に被告とされており、ホリスター氏による「被害者」であると「説明」(実態はデマ)されている。しかし、修道女からは直接苦情は出ていない。

    この件に関して『ニューヨーク・タイムズ』紙がコメントを求めたが、ホリスター氏の代理人は沈黙を守っている。

    一方、ロサンゼルス上位裁判所のジェームズ・チャルファント裁判官は先日、汚れなきマリアの御心修道会の5人の修道女が暮らしている同修道院に関して、その所有権についての判断を保留している。同裁判官は大司教区の弁護士団に対して、「まだケイティ・ペリーに売却してはならない」と述べており、所有権を巡る争いは解決に2年ほど要することがある、とも付け加えている。

    同修道院にはかつて100人以上の修道女が暮らしていたが、現在は人里離れた丘の上の建物に、77歳から88歳までの5人が残っているばかりとなっている。ケイティ・ペリーは、修道院の建物を自宅に改装し、母親のメアリー・ペリー、祖母のアン・ハドソンと共に住むつもりであると語っている。

    しかし5人のうちの1人、リタ・カラナン修道女は『ロサンゼルス・タイムズ』紙に対し、次のように話している。「ケイティ・ペリーのビデオを観たことがあるわ。そのどれも楽しくなかったわ」

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     正統な所有者である修道女の方々と、ホリスター氏との間には強い信頼関係があるのは誰の目からして明快だ。
     ペリー被告は明らかに、修道女を騙そうとしている。すでにこの段階で、修道院の敷地や建物の所有権はホリスター氏に移ったのは明らかである。すでに勝負あったと指摘せざるを得ない。それでも修道院がほしいと強欲ぶりを発揮するとは何事か。
     これを人は言語道断というのである 。NMEで修道女の方々はペリー被告を完膚なきまでに論破している。

    2015.10.23 金曜日
    ケイティ・ペリーへの修道院売却を断固拒否する修道女、実際に会ったことを明かす

    ケイティ・ペリーがロサンゼルスの修道院の購入を計画している件で、以前そこに暮らしていた修道女たちから反対を受けている。修道女たちは「彼女に売却することは、神との誓いに反する」と主張している。

    修道院の所有権を巡る論争が続く中、以前修道院に暮らしていた5人の修道女たちは、ケイティ・ペリーが修道院を購入し移り住むことに関して声をあげている。

    ロサンゼルスのロスフェリスにある、この8エーカー(約32,000平方メートル)の土地は、元修道院が存在する居住用の土地となっている。40年の間、汚れなきマリアの御心修道会のカリフォルニア支部として使われていた。

    修道院に残っていた5人の修道女たちは4年前、ロサンゼルス「大司教」のホセ・ゴメスによって土地を去るように求められている。

    ホセ・ゴメス「大司教」は現在、修道院の売却を巡り、5人の修道女たちと法的論争を繰り広げている。修道女たちは土地を立ち退いたものの、依然として土地の売却権を有しているという。

    以前、米『ビルボード』誌が報じた通り、ロサンゼルス「大司教」のホセ・ゴメスはケイティ・ペリーへの売却に好感触を示しているが、汚れなきマリアの御心修道会はレストラン・オーナーのダナ・ホリスター氏に売却したいと考えている。ケイティ・ペリーは、約2800平方メートルに広がる居住スペースと隣接する礼拝堂を含むこの土地に対し、1450万ドル(約18億円)の支払いに同意していると伝えられている。

    86歳のキャサリン・ローズ修道女は次のように述べている。「彼女が表現することはすべて、私たちの信条とは異なります。彼女に売却することは、神との誓いに反するになるでしょう」

    また、ケイティ・ペリーをインターネットで検索したキャサリン・ローズ修道女は、彼女が自身の家族について語り、彼女がポップスターになったのは「悪魔に魂を売り渡した」からだと告白している動画を発見したという。

    「サタンに魂を売ったと話すことだけで十分、私たちの主義や信念に反します。ケイティ・ペリーに売却をすることについては、私たちはカトリック教会への誓いを破ることを強制されているように感じます」

    和解を試みたケイティ・ペリーは、5月に修道院を訪れ5人の修道女と面会している。キャサリン・ローズ修道女によると、ケイティ・ペリーはその発言の動画について「エンタテインメントのためだけ」のものだったと説明し、左腕に書かれた「Jesus」のタトゥーを修道女らに見せ、その後、ゴスペル・ヴァージョンの“Oh Happy Day”を披露したという。

    「いい人でしたよ」と、キャサリン・ローズ修道女は語っている。「彼女は私たちになぜここを購入したいのかを話してくれ、歌を歌って帰っていきました」

    しかし、依然として、修道女たちはケイティ・ペリーに修道院は売らないと主張している。

    「私たちはローマに行きます。諦めるのではなく、準備を終えたに過ぎません。天国から私たちを見ているすべてのシスターたちのためにも、やる必要があるのです」

    一方で最近、ブラジルでケイティ・ペリーのステージに上がり首にキスをしたファンは、酔っぱらっていたと言われていることに対し否定している。

    この出来事は、9月27日にブラジルのリオで行われたフェスティバルの最中、ケイティ・ペリーがライアナという名前だと思われるファンをステージに上げた時に起こった。

    このファンは酔っぱらっているか、またはドラッグの影響を受けているように見え(ケイティ・ペリーは「ベロンベロン(に酔ってる)」と表現している)、ケイティ・ペリーの首にキスをし続け、ややなれなれしい振る舞いが過ぎているように見えた。


     この5人の修道女は、善意ある管理を続けてきた。
     そのことに対して、国際法上により、土地の所有権は修道女の方々に自動的に移ったのである。よって、ゴメス被告の行為は明らかに犯罪行為であるし、ペリー被告が修道院の購入を求めても、修道女の方々は拒む正統たる国際法の権利がある。
     そのことを理解できない段階で、 ペリー被告の主張に耳を傾ける価値はない。それでも主張するなら、私は躊躇うことなくペリーに『恥を知れ!!』と一喝しておこう。


    2016年2月24日水曜日

    移民問題:このままでは避けられない

    日本が移民を拒むのは何故か堺屋 太一(作家)2008年7月号 連載〈巻頭インタビュー〉

    ---日本は外国からの移民がほとんど皆無という世界で稀な国ですね。

     堺屋  私が経済企画庁長官だったとき、日本の将来が危ないと感じ、当時の経済審議会で移民受け入れの積極策を打ち出しました。しかし、その後は入国管理を扱う官 僚の通達行政で就学生の受け入れ数まで減らされています。官僚の権力と宣伝に押され、移民に関する議論すら盛り上がらないままです。日本は少子高齢化の進 行が世界一であり、外国のマンパワー導入を決断すべき時期だということは、自明なのです。

     ---流入外国人の犯罪が多い、とか。

     堺屋  一般社会から排除され、劣悪な労働・生活環境に置かれれば犯罪率は高まります。だったら犯罪が起こらない環境をどう整えるか、という提言施策を考えるべき です。官僚発表を検証せずに報じるメディアにも責任がある。不法入国を防ぐためにも、秩序ある外国人導入制度が必要です。

     ---日本人には外国人差別のDNAがしみ込んでいるのでしょうか。

     堺屋  日本は古来、外国人の血と知恵を取り入れて国力を伸ばしてきました。第一は飛鳥時代から平安初期まで。奈良の大型文化は帰化人の貢献なしに成立しなかった でしょう。第二は戦国時代から徳川幕府の初期。鎖国までですね。当時は医者や右《ゆう》筆《ひつ》(文官)、工芸家に朝鮮や中国の人が多かった。忠臣蔵の 討ち入り浪士にも中国人の二世がいます。そして第三期は大正から昭和初期です。相撲や歌謡曲など、純粋に日本文化と思われているものでも、移民やその二世 三世に支えられている部分が大きい。今日の日本人はそうした歴史的事実に無関心です。その反面、外国人排除の感情は強まっている。

     ---牢固な排他性の原因は?

     堺屋  一つには水稲文化の影響でしょう。水の流れに沿って乏しい平地を拓き、村人総出の労働集約的な生産をするのが、かつての日本の米作です。必然的にそこには 排他的な地縁社会が生まれた。外部から新しい人間や考え方が入ってくると米作の需給が狂う、というムラ意識が、外国人を疑い恐れる感情にもつながっています。

     ---現在も事情は変わらない?

     堺屋 むしろ酷くなっています。第二次大戦後は終身雇用制に よって労働の流動性が小さくなりました。終身雇用の仲間しか信用できないという職縁社会が外国人を恐れる感情を倍加しているのです。閉鎖的な職縁社会で は、実力より仲間の評判が大事です。政治も同様で、リーダーシップの強い指導者よりも仲間を大切にする調整型リーダーが好まれる。みんな怠惰で臆病、外国 人との競争を恐れている。

     ---突破口はどこに。

     堺屋 官僚とマスコミから刷り込まれている外国への恐怖性を捨てる必要があります。例えば文化的に大発展しているアジアをよく見てください。上海や香港には多くの高層ビルがありますが、その担い手である都市デザイナーの名を一人でも挙げられますか。

     ---真の開国をしなければ......

     堺屋  医療、介護、教育、労働など日本の現状と合致した秩序ある移民政策を研究する必要があります。心地よく活躍できる環境がこの国にあれば、海外から多様な人 材が来てくれるはずです。日本人が考えているほど言語の壁は大問題ではない。今後の四半世紀で一千万人の外国人が住める国を目指すべきです。そうしなけれ ば日本の繁栄と日本人の幸せはないでしょう。

    〈インタビュアー 本誌・伊藤光彦〉


     今の状況で日本の人口減少に歯止めをかけることは無理だ。
     なぜなら、日本人の中にある鎖国根性を断ち切れていない。堺屋の論は単に「日本中心主義」に終わっているのにすぎないので論外だ。
     今の企業はグローバル化が加速している。中小企業ですらも外国人の雇用に積極的になっているのはいいのだが、まずその前にやるべきことはあるのではないか。非正規雇用労働者を全員正規雇用労働者にすべきことだ。
     そうすることによって、経済の安定をもたらすことになる。小渕自称政権から始まった非正規雇用の増加による「規制緩和」(というより規則破壊犯罪)は取り返しの付かない事態を招いている。堺屋はその一員を担った戦犯の一人にすぎない。

    日本は移民労働者を積極的に受け入れよ

    アベノミクスは供給サイドの刺激策が不十分


     安倍晋三自称首相(日本国憲法第99条を順守していないため、正当性を認めず自称首相と最初に明記し、公権力犯罪者として被告認定します)の最近の政策決定(金融刺激の劇的な増大、消費税再増税の延期、12月中旬の解散総選挙)により、日本は激しい政策論争の最前線に立ち戻った。高齢化する先進国経済は、金融危機の後どのようにして成長を取り戻すのか。この解決策は単純ではない。
     「アベノミクス」の第1ラウンドが持続的インフレをもたらさなかったことは、明らかである。持続的回復への希望は今や、2四半期連続のマイナス成長に取って代わられている。問題は、アベノミクス2.0が日本経済を新たな繁栄への道に戻せるか否かである。

    「3本の矢」は正鵠を射ていたが…

    アベノミクス1.0の「3本の矢」は基本的に正鵠を射ていた。つまり「何としても」インフレ基調に戻すための金融政策、財政政策による支援、長期的 成長を促進するための構造改革、である。しかし、黒田東彦自称総裁の下で日本銀行は自らの責任を果たしているが、残り2本の「矢」はまったく不十分である。
     供給サイドの改革、特にどのようにして労働力を増大させるかという核心的問題については顕著な進展が見られない。高齢化と人口減少が進む中、日本政府は、女性の労働参加の促進や高齢者の雇用維持、家庭に優しい労働政策の展開に向けての方策を見いだす必要がある。とりわけ、日本は移民労働者を受け入れ る環境をもっと整備する必要がある。
     2020年の東京五輪開催に迫られて、日本政府は海外から建設労働者を受け入れる際の障害を取り除いた。しかし全体的な進捗は遅い。高齢者をケアするために、より多くの看護師や介護労働者が何としても必要であるが、官僚や政治による移民に対する抵抗が深く根付いている。
     14年4月の消費増税もタイミングが悪かった。安倍被告がこの増税を延期するのは難しかっただろう。しかし政府は、増税の短期的な影響に対処するた めに、もっと積極的な財政刺激策を取ることができたはずだ。2四半期連続のマイナス成長によって、意気消沈させるような心理的影響がもたらされている。
     日本の巨額な政府債務や年金資産不足は大きな問題だ。10年物国債金利が0.5%を下回る現状では、このリスクは非現実的である。しかし、日本の債 務問題は重要でないと言うのは、高いレバレッジをかけるヘッジファンドがまったく安全であると言うようなものだ。リスクは先のことかもしれないが、ささい なことではない。日銀が、インフレ率が持続的に平均2%になると国民に確信させた場合、どうなるかを考えてみればよい。そのときでも、10年物金利は 0.5%にとどまっているだろうか?
     その他の要素、たとえば新興国市場における成長の急速な落ち込みが、国際的な実質金利の急激な上昇や日本国債のリスクプレミアムの上昇を引き起こした場合、どうなるだろうか?
     財政を安定させるためには、消費税率を上げることが最終的に必要であり、当然、日本は海外投資家が日本の意志の強さを疑い始めるまで待つべきではな い。問題は、タイミングと戦術である。第2次の消費増税を延期したことは、アベノミクスを大気圏外に押しやることと長期的信用の維持との間のよい妥協点で あるように思われる。

    需要政策だけでは不十分

    しかし、需要政策だけでは、失われた20年の再来を防ぐことはできず、ましてや光輝く20年を保証することはできない。人口減少が、1992年に発 生した日本の金融危機やその後の長期的低迷を引き起こした主な要因であった。日本は依然として豊かな国であるが、1人当たり実質国民所得の順位を見ると、 今や他の多くの先進諸国を下回っている。
     日本の経験から欧州は重要な教訓を学ぶことができる。刺激策は需要を支えるために短期的に必要であるが、長期的な構造的欠陥に対処することはできない。アベノミクス2.0が徹底した構造改革を達成できなければ、アベノミクス1.0と同じレベルにとどまることになる。


     このコラムにも欠けていることがある。
     労働者の顔が全く見えていない、単なる机上の空論に終わっている。そんな形では、移民問題を語る資格はない。
     私は今のままで移民を受け入れることには断固として反対する。要は、企業の奴隷としてこき使いたいのが見え見えなのは明らかで、顔のある労働者として受け言える気持ちが皆無なのは明らかだ。そんなことでは、絶対にいけない。
     移民を受け入れるにしても、やらないといけないことはたくさんある。まずはヘイトスピーチなどのハラスメントを1990年にさかのぼり取り締まるハラスメント取締法の即時導入だ。これにより、JR西日本の福知山線脱線犯罪での無責任経営陣共を徹底的に断罪すべきだし、宮本政於氏の不当解雇事件で宮本氏に冤罪を押し付けた厚生労働省関係者とその当時の大臣の断罪、オリンパスのパワハラ事件で浜田正晴氏への不当な降格犯罪を犯した責任者全員への断罪は可能になる。
     そうした人権の確保がないのはもってのほかだし、更に突っ込んで言えば非正規雇用労働者を全員正規雇用化しないと意味は無い。それが民主主義の基本である。つまり、応分負担の原則である。
     以前私は、埼玉県蕨市のカルデロン一家不当強制帰還犯罪を厳しく批判した。その時に私への誹謗中傷はひどかったが、私はびた一文譲る気はなかった。なぜなら、カルデロン氏はいわば企業の奴隷として日本に来るしかなかったのだ。断罪されるのなら、オリックスやトヨタ自動車のような傲慢連中なのだ。
     そういうこともわからない精神的な奴隷どもに私は負けないし、負ける気もない。ちなみに私に散々け散らかされたレイシストどもは負け犬の遠吠えのようなブログを立ち上げて喚いていたが、興味はない。せいぜい傷をなめあっているがいいとしか思えなかった。

    2016年2月18日木曜日

    民主主義を取り戻すために:奴隷の論理を打ち砕け

    社畜(しゃちく)とは、主に日本で、勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷家畜)と化したサラリーマンの状態を揶揄したものである。「会社+家畜」から来た造語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、皮肉が強く込められている言葉である。
    英語圏では同様の概念として「wage slave」(賃金奴隷)が存在する。

     いや、この言葉は今や生ぬるいという状況にあると私は指摘しなければならない。
     このブログでも取り上げているように、日本人がすさまじいまでに精神の奴隷に成り下がっているのである。
     その象徴がこんな笑い話である。エスニックジョークの一つで「難破船ジョーク」がある。

     様々な民族の人が乗った豪華客船が沈没しそうになる。それぞれの乗客を海に飛び込ませるには、どのように声をかければいいか?
    ロシア人(海の方を指して)「あっちにウォッカが流れていますよ」
    イタリア人「海で美女が泳いでいます」
    フランス人「決して海には飛び込まないでください」
    イギリス人「こういうときにこそ紳士は海に飛び込むものです」
    ドイツ人「規則ですから飛び込んでください」
    アメリカ人「今飛び込めば貴方はヒーローになれるでしょう」
    中国人「おいしい食材が泳いでいますよ」
    日本人「みなさん飛び込んでいますよ」
    この日本人向けの言葉は、ある意味奴隷根性を射抜くにふさわしい言葉ではないか。
     それも頷ける、政治がめちゃくちゃになっているのにもかかわらず、何度も野中広務氏、加藤紘一氏、不破哲三氏、植草一秀氏や佐高信氏、伊波洋一氏や故宮本政於氏が「あぶない」と警告したのにもかかわらず、キリギリスも顔負けの享楽の奴隷に成り下がっている。LINEの連鎖ゲームに夢中になっているそこのアナタ、完全におかしいと思わないだろうか。
     日本人の中にはびこる同調圧力、いや形を変えた全体主義が、民主主義を破壊しつつある。奴隷の論理の背景にあるのは日本人の中にある同調圧力=全体主義であり、それは江戸時代の鎖国制度から続いている。
     人と人の助けあいという仕組みが、人の悪事を密告するといういわば全体監視主義になっている。その結果、日本は民主主義の基本とは程遠い国に成り下がってしまった。

     民主主義の基本は、自分の頭できちんと考えて決断することだ。
     その中で色々と情報を集め、様々な想定を繰り返して自分の責任で決断して、その結果を受け入れることだ。その決断事項には、10年先、20年先の自分たちの姿も踏まえて決めねばならない。それが本当の民主主義なのだ。
     何も考えていないあなた方にあるのは奴隷の論理にほかならない。

     それからいわゆるネトウヨどもに。
     某サイトでぎゃあぎゃあ喚く暇があるなら、働いて納税の義務を果たしなさい。

    2016年2月12日金曜日

    普天間基地移設問題:解決案はテニアンへの無条件移設以外ない


    翁長知事イジメで辺野古移転強行!自民党(ネオナチジャパン)政権が米国の沖縄撤退提案を拒否していた
    2015年1月13日 21時30分
    LITERA(リテラ)

     米軍普天間基地の辺野古移設阻止を掲げて沖縄県知事選で圧勝した翁長雄志(おながたけし)知事が安倍一味から露骨な嫌がらせを受けている。
     昨年12月に知事就任のあいさつで永田町を回った際には菅義偉自称官房長官ら自称政権幹部は誰も会おうとせず、閣僚との会談は山口俊一自称沖縄北方相だけという仕打ちを受けた。年明けの1月6日~8日にも新年度の予算の要請などで上京したが、自称与党こと極右政党・自民党(以降ネオナチジャパン)の会合への出席を拒まれ、関係閣僚との会談も実現しなかった。
     露骨なのは、西川公也自称農水相だ。知事が特産のサトウキビの交付金に関連して面会を求めたが、面会が認められたのは同席する予定だった農協幹部だけ。知事は県東京事務所で待機するしかなかったという。ネオナチジャパン本部で開かれた沖縄関連の予算を議論する会議にも翁長氏は招かれなかった。この会議には、辺野古沿岸部の埋め立てを「承認した」自称知事の仲井眞弘多被告(不正選挙などで買収犯罪を行っていたことが判明したため自称知事とし、公権力行為の一切を無効にします。よって、権力犯罪者として断罪します)は毎回、招かれていた。
     9日付の朝日新聞には、この件に関するネオナチジャパン沖縄県連幹部の「普天間問題で政策が異なる知事の要請を受ける理由はない」というコメントが紹介されていた。ここまでくると、もう安倍一味とネオナチジャパンによる共謀の"イジメ"、もしくは"差別"としか言いようがない。
     もっとも、歴代ネオナチジャパン政権による沖縄差別はいまに始まったわけではない。本土のマスコミはほとんど報じていないが、普天間基地問題については沖縄県民に対する重大な裏切り行為すら働いていた。これだけ揉めている普天間問題だが、肝心のアメリカ政府は当初、「海兵隊の沖縄撤退もオッケー」と言っていたというのである。
     この衝撃的事実を最初に伝えたのは昨年9月13日付の「沖縄タイムス」だ。同紙の記事によると、米元副大統領でクリントン政権下で駐日米大使を務めていたウォルター・モンデール氏の口述記録が米国務省の付属機関で見つかった。それによると、1995年の普天間基地返還交渉で、アメリカ側は同年に起きた少女暴行事件の重大性を認識し、海兵隊の撤退も視野に入れていたが、当時のネオナチジャパン政権(橋本龍太郎首相、河野洋平外相)がそれ(海兵隊の撤退)を拒否して県内移設を前提に交渉が進められることになったというのだ。
     モンデール氏はその際、少女暴行事件について「県民の怒りは当然で、私も共有していた」と述べ、「数日のうちに、問題は事件だけではなく、米兵は沖縄から撤退すべきかどうか、少なくともプレゼンスを大幅削減すべきかどうか、米兵の起訴に関するガイドラインを変更すべきかどうかといったものにまで及んでいった」ことを明らかにした。交渉の過程で、日本側が希望した場合は本土移転も検討する意向を示したという。
     ところが「彼ら(日本政府)はわれわれ(在沖海兵隊)を沖縄から追い出したくなかった」ため、沖縄の海兵隊を維持することを前提に協議することになり、「日本政府の希望通りの結果となった」とモンデール氏は交渉過程を振り返った、と報じている。
     なんのことはない。このときアメリカ側の提案を受け入れていれば、普天間問題は20年も前にとっくに解決していたのだ。
     実際、米国内でも「在沖縄海兵隊不要論」はかなり以前から語られていた。「週刊朝日」(朝日新聞出版)10年8月20日号には米民主党の重鎮でオバマ政権にも大きな影響力を持つバーニー・フランク下院金融委員長(当時)のこんなコメントが出ている。

    「1万5千人の在沖海兵隊が中国に上陸し、何百万もの中国軍と戦うなんて誰も思っていない。彼らは65年前に終わった戦争の遺物だ。沖縄に海兵隊は要らない。超党派で協力し、この議論を提示していきたい」

     沖縄から海兵隊がいなくなったら、安全保障面から日本が脆弱になってしまうのではないかという懸念に対しては、キッパリとこう語った。

    「われわれの日米同盟は重要であり、特に中国からの脅威には十分に対処する必要があります。そのため、シーパワー(海軍)、エアパワー(空軍)による抑止は必要ですが、海兵隊を沖縄に置いておく必要があるだろうか? 海兵隊が中国に上陸するような事態が考えられますか? 私は抑止にランドパワー(陸上兵力)が不可欠だと思いませんね」

     以前から散見されていたこうした海兵隊撤退論が、実は1995年の普天間返還交渉の時から存在していたということがモンデール証言で明らかになったわけだ。しかもその撤退の意向を当時のネオナチジャパン政権が拒否したというのである。
     理由は諸説あるが、もっとも有力なのが代替施設建設の基地利権だ。地元建設会社への公共工事発注はもちろん、埋め立てに必要な土砂の調達などに関する利権配分がすでに決まっていたために、何がなんでも「辺野古への移設」を実行しなければならないというのだ。アメリカが「撤退してもいい」と言っているのに、日本側が「やめてくれ」と言ったというのだから、そこにはやはり、深い「闇」があると見るべきだろう。
     だからこそ、冒頭に紹介した翁長知事に対する露骨な差別も起きるというわけだ。いまからでも遅くない。安倍一味はこうした旧態依然の利益誘導型の政治から脱却し、真に沖縄のため、日本のための政治を進めるべきだ。その意味でも、まずは沖縄県民の圧倒的な支持を受けた翁長知事(もしくは伊波洋一・正統宜野湾市長(前・正統沖縄県知事))の話にじっくり耳を傾けるべきではないか。
    (野尻民夫)


     ここから言えることはただひとつ。
     沖縄に米軍基地を置く必要も必然性もない。中国脅威論を言うのなら、私は一定の条件のもとでの移民で牽制を張りつつ、民主化を求める、外交での抑制を持つべきだという考えを持っている。当然、歴史問題については日本は一切言い訳はできない。また、農村戸籍と都市戸籍の問題もあるのでそこは移民という形で日本にある程度受け入れる必要はある(当然仕事として介護ビジネスの整備は必要だ)。
     米軍普天間基地の移設先は、現実的に考えてテニアン諸島だけしかない。それが、日本にもアメリカにも中国にも、沖縄県民にも公平な解決案だ。キャンプシュワブに我々の血税を投じてわざわざ作る必要も同義もないのだ。この自体を解決するなら安倍被告が取るべき決断はただひとつ。
     内閣総辞職、ネオナチジャパンの解党、政界引退、警察への自首で、後継者に伊波氏を選ぶことだ。極右・極左以外の左右双方による国家の再建しか現実的な選択肢はない。

    2016年2月6日土曜日

    おぞましき豪快なレイシスト 佐々木一十郎

     今回の書人両断は東日本大震災で多くの住民を業務上過失致死罪で命を奪い取っておきながらおぞましいレイシズム暴言をはいた公権力犯罪者である。


    ずさんな防災で多数の犠牲者...被災地の無責任市長が今度はネトウヨばり歴史捏造発言!
    2015年3月8日 12時0分
    LITERA(リテラ)

     東日本大震災の発生からもうすぐ4年。
     被災地では災害公営住宅の建設が遅々として進まない一方で、東京都では"オリンピック利権の象徴"ともいえる旧国立競技場の解体作業が始まった。また、原発事故に見舞われた福島県では今なお、12万人超の被災者が県内外で避難生活を余儀なくされているにもかかわらず、安倍一味は再稼働に前のめりの姿勢を崩そうとはしない。
     その姿は、「白河以北一山百文」などという言葉をもち出すまでもなく、いかにこの国で「東北」という地域が軽んじられてきたかを如実に表しているが、この政府・自民党の「東北軽視」の姿勢に苦悶しているのが被災地の自治体だ。
     鳴り物入りで設置された「復興庁」は未だその調整機能を発揮できず、日本各地で相変わらず復興予算の不正流用が続く一方で、被災による人口減や流出で財源が枯渇し、機能不全に陥った被災自治体の職員は疲弊しきっているという。が、そんななか、震災発生から4年目を迎え、被災者や地元住民から総スカンを喰らっている自治体の長がいる。
     ほかでもない、約800人もの犠牲者を出した"閖上の悲劇"を引き起こした宮城県名取市の佐々木一十郎自称市長(65歳/以降被告)である。
     名取市では地震発生当時、津波からの避難を呼びかける防災無線が故障。さらには市の広報車による避難勧告、避難誘導も一切行われなかったことから、当時、閖上地区にいた約4000人の住民のうち、実に5人に1人が犠牲となった。
     こうした杜撰な名取市の防災体制に疑問を持った閖上の遺族が震災後、佐々木被告に対し3回にわたって公開質問状を提出したが、佐々木被告は一度たりとも、それにまともに答えようとしなかった。佐々木被告の態度に業を煮やした遺族らは約4000人の署名を集め、「第三者検証委員会」の設置を求め名取市議会に請願。2012年12月に全会一致で採択されたが、検証委の設置に極めて消極的だった佐々木被告の意向を反映したのか、実質的な調査が始まったのは震災発生から2年半が経った13年9月だった。
     そして14年3月、第三者検証委は最終会合で、名取市の姿勢を「地域防災計画の軽視である」と厳しく批判し、防災無線の故障については「名取市の同報系デジタル行政無線は、東日本大震災で致命的なほど用をなさなかった」と断罪。さらに2年半もの間、本格的な調査を行わなかったことについて、「問題を放置してきたという意味で、それ自体に大きな問題があると言わざるを得ない」と指弾した。
     ところが、佐々木被告はこの検証委の調査報告を真摯に受け止め、自ら職を辞するどころか、それを今後の防災体制に活かそうという姿勢すら見せなかったことから、遺族の怒りが爆発。14年9月、生後8カ月の息子ら4人を津波に奪われた遺族が名取市を相手取り、約6800万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。が、その訴訟でも名取市側はいまだに「市に責任は無かった」と強弁している。
     さらに、である。佐々木被告は、国の補助金欲しさに、800人もの犠牲者を出した閖上地区の一部をかさ上げして災害公営住宅を建設し、4年前にからくも津波から逃れた被災者を再びそこに住ませようという"現地再建計画"を強引に推し進めようとしているというのだから驚かざるを得ない。13年5月に明らかになった、名取市による「閖上地区まちづくり個別面談集計結果」で、閖上に「戻りたい」と回答した住民は僅か25%に留まったにもかかわらず、だ。
     果たして、この佐々木一十郎という人物の頭の中はどうなっているのか......と首が折れるほど傾げざるを得ないが、そんな折も折、彼の脳内が露わになる"事件"が起こった。
     名取市の広報紙「広報なとり」に、「粋庵」という佐々木被告の連載コラムが載っているのだが、その14年12月号で佐々木被告は、GHQのダグラス・マッカーサー最高司令官が「先の大戦はアメリカが悪かった」「私は反省しています。自虐史観を持つべきは日本ではなく、アメリカです」と日本国民に謝罪している、と書いていた。
     ところが、これが事実誤認、捏造情報だったことから、市民の猛批判を浴び、今年3月2日の市議会で謝罪に追い込まれたのだ。
     このトンデモコラムは当初、名取市役所の公式サイトにも掲載されていたが、現在は削除。市広報のPDFファイルからも、この部分だけ記載が削られて空欄となっているが、名取市議のブログによると、佐々木被告は「アメリカ上院軍事合同委員会の公聴会でのマッカーサーの膨大な証言の抜粋」だとしてこのマッカーサーのこんな発言を紹介していたという。

    「マッカーサーの言葉」 長い引用です。

    『 日本の皆さん、先の大戦はアメリカが悪かったのです。日本は自衛戦争をしただけです。アメリカ は日本を戦争に誘い込むためイジメぬき、最後通牒としてハルノートを突きつけました。中国大陸から出ていけとか、石油を輸入させないなど、アメリカになん の権利があったというのでしょう。当時、アジアのほとんどの国は植民地でした。白人は良くても、日本人には許さなかったのです。
     ハルノートのことは私も知りませんでした。あんなものを突きつけられたら、どんな小さな国でも戦争に立ち上がるでしょう。戦争になれば圧倒的武力でアメリカが勝つことはあきらかでした。
     国 を弱体化する一番の方法は、その国から自信と誇りを奪い、歴史を捏造することです。戦後アメリカはそれを忠実に実行していきました。まず、日本の指導者は 間違った軍国主義でアジアを侵略していったと嘘の宣伝工作をしました。日本がアジアを白人の植民地から解放したという本当の理由を隠すため「大東亜戦争」 という名称を禁止し「太平洋戦争」という名称を使わせました。
     東京裁判はお芝居だったのです。アメリカが作った憲法を日本に押し付け、戦争ができない国にしました。公職追放でまともな日本人を追い払い、代わりに反日的な左翼分子を大学などの要職にばら撒きました。その教え子たちが今、マスコミ・政界などで反日活動をしているのです。
     徹 底的に検閲を行い、戦争に負けて良かったのだと日本国民を騙しました。これらの政策が功を奏し、今に至るまで独立国として自立できない状態が続いているの です。私は反省しています。自虐史観を持つべきは日本ではなく、アメリカです。戦争終結に不必要な原子爆弾を二つも使い何十万人という民間人を虐殺しまし た。』 
     これは昭和26年5月3日アメリカ上院軍事合同委員会の公聴会でのマッカーサーの膨大な証言の抜粋で、その趣旨は中国によって共産主義を拡大させてしまったことへの反省です。
     とても60年以上前の証言とは思えないほど、今の日本はアメリカの仕掛けた呪縛にかかったままの状態です。
     ネットでは当たり前に閲覧できますが、日本のマスコミには載りません。

     いかにもネトウヨが小躍りしそうな主張が並ぶが、実はこの〈マッカーサーの言葉〉、正式な資料をもとにしたものでなく、「青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ」からの孫引きだった。しかも、この「淡交 ブログ」の記述は、既に14年3月の時点で原文に当たったネットユーザーによって「事実を一部だけ織り交ぜた創作文」、つまり捏造であることが判明していた。たしかに、「反日」とか「自虐史観」とか、マッカーサーがこんなネトウヨ用語を使って、戦後日本を批判するなんてことがありうるはずがないのは、ちょっと考えれば、わかりそうなものだ。
     ところが、佐々木被告はこのネットの捏造文書をそのまま鵜呑みにして市の広報紙で紹介。「ネットでは当たり前に閲覧できますが、日本のマスコミには載りません」とのセリフで得意げに締めくくっていたのだ。これでは、正史と偽史の区別もつかず、自説に都合のいい陰謀論だけを信じ込む"ネトウヨ"と大差ないといわれてもしかたがないだろう。
     まあそれでも、歴史認識で妄言を語るだけなら、住民に直接的な物理被害を与えるわけではないから、いちいち目くじらをたてる必要はないのかもしれない。
     だが、佐々木被告は5年目を迎える震災復興事業でも同様に、歴史や現実を直視せず、異論を排除し、自らに都合のいい話しか聞きたくないという"ネトウヨ脳"全開で臨もうとしているのだ。
     前述の「閖上地区まちづくり個別面談集計結果」が明らかになった13年5月21日の市議会では、「閖上に戻りたい」と回答した住民は全体の25%に過ぎないにもかかわらず、"現地再建計画"を強行しようとする佐々木被告の姿勢に、議員から疑問の声が噴出。これに対し、佐々木被告はこう強弁したという。

    「事業について異論のある人ばかりが発言する。表向き反対意見ばかりが出ているが、早く推進してくれと言う人が大多数。(その)サイレントマジョリティの方々をいかに早く本当の意味での復興に導いていくかということを考えなければならないと思っています」

     ちなみに前述の名取市による「個別面談」には対象住民の81.5%が回答している。繰り返すが、そのうち現地再建を望んでいるのは4分の1に過ぎない。一体、佐々木被告に現地再建を「早く推進してくれと」言っている「サイレントマジョリティ」はどこに存在するのだろうか。もしかしたらその声は、佐々木被告の"ネトウヨ脳"にしか聞こえないのかもしれない。
    (平喜治)

     このコラムを書かれた段階でこの自称市長は今すぐ警察に自首すべきだった。
     市民の不支持は誰の目からしても明らかなのに、無理やり現地再建を強行するなら、佐々木被告の私財でやれと言いたくなる。
     更に突っ込んでやろう。そもそも、ハードを重視したまちづくりでは間違いなく無理だ。ソフトをまず先に確保した上で、そこからハードを整備することが基本だ。これはパソコンのシステムを導入するときの初期的基本なのだが、このお粗末なレイシストにはそんな基本すらもわかっていない。
     佐々木は今からでも遅くない、早く辞職して警察に自首しなさい。これがあなたに残された最後の仕事です。