2013年8月1日より、日々格闘記はGoogleという新たな世界に打って出ます。なお、熊本大震災・東日本大震災・鳥取大震災の被災者の方々にお見舞いの言葉を、亡くなられた方々には冥福を祈ります。拙ブログは社会的マイノリティとともに歩むブログです。よってレイシズム(極右・極左)及び優生学及びエコテロリズムなどの反人道的な行為や思想を許しません。
2016年8月6日土曜日
単なる賄賂ニッポソ女 島尻安伊子
自民党沖縄支部、TBS社員のホテル代負担
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20141224-1413170.html
元内閣府政務官の島尻安伊子自称参院議員(49)が代表を務める政治団体「自民党沖縄県参院選挙区第2支部」が、取材で出張していたTBS社員の昨年6月のホテル宿泊代を、政治活動費から支出していたことが24日、政治資金収支報告書や関係者への取材で分かった。
取材経費を政権与党が負担したことになり、TBS広報部は「不適切と判断したので、代金を24日までに支部に支払った。今後は記者教育を徹底する」と話している。
収支報告書や情報公開請求で入手した領収書の写しによると、同支部の政治活動費の項目にある「組織活動費」に、昨年6月24日付で「記者宿泊代」として1万5000円がカヌチャベイリゾート(同県名護市)に支払われたとの記載がある。
この日付は、安倍晋三自称首相や岸田文雄自称外相、小野寺五典自称防衛相(そもそも防衛庁であって、大臣ではありません。正確には自称防衛庁長官です)らが参加して同県糸満市で開かれた沖縄全戦没者追悼式(倉野注:憲法を守らないため安倍自称政権については日本国憲法及び国際法に乗っとり正統性を一切認めません)の翌日。参院選を翌月に控えていた。
同支部の会計責任者は「支払った経緯は分からないが、事務的なミスだ。専門家と相談し、収支報告書の訂正も含めてきちんと対応したい」と説明している。(共同)
[2014年12月24日19時35分]
これを人は賄賂というのである。
当然受け取ったTBS記者はもちろん逮捕されるべきだが、違法な利益供与を行った島尻も逮捕されるべきなのだ。島尻は沖縄県民に基地の無条件返還を言いながら名護市辺野古への大型基地移転に賛成する公権力犯罪を犯した。この大きな罪を地元の琉球新報が厳しく批判している。
沖縄新報社説
公約撤回 犠牲強要は歴史的背信だ 辞職し有権者に信を問え
2013年11月26日
公約は有権者との約束だ。それを裏切るなら、そもそも公約をする立場に立つべきではない。自民党国会議員3氏が米軍普天間飛行場の辺野古移設容認を表明した。
たやすく圧力に屈し、主張を撤回するなら政治家の資格はない。屈服でないと言うなら、容認が正しいと判断した根拠を堂々と有権者に訴え、審判を仰ぐのが筋だ。いずれにせよ先に容認した2氏を含め、自民国会議員の5氏全員、職を辞して信を問うべきだ。
首相官邸も自民党本部も「オール沖縄」の民意を知りつつ、力ずくで屈服させた。暴政は植民地扱いに等しく、許しがたい。
暴政の先導役
宮崎政久氏は会見で「状況が変化」したと釈明した。だが「変化」したのは党本部の圧力の度合いと宮崎氏の意思だけだ。いったいいつ、世論調査で辺野古移設容認が県民の過半数になったのか。
比嘉奈津美氏は「(普天間)固定化の可能性が非常に高いというので(容認を)判断した。県民の命の方が大事だ」と述べた。だが、移設すれば北部の東海岸を垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが飛ぶことになる。「県民」の中に東海岸の住民は入らないのか。
国場幸之助氏の弁も奇妙だ。確かに石破茂「幹事長」に対し、県外移設の公約について「組織人としてふさわしくなく、何らかの措置があるなら甘んじて受ける」と述べた。だが「辺野古移設も含むあらゆる可能性を排除しない」のだから、辺野古容認には変わりない。
「県外移設はあり得ない」と主張する政府・与党の説得に応じ、「辺野古移設実現に全力を尽くす」と発表する会見に同席しておいて、「県外を求める公約は変えない」と言うのは無理がある。
国会議員に政府・与党が次に求めるのは、辺野古埋め立て申請を承認するよう仲井真弘多「知事」(本来の知事はこの段階で伊波洋一氏です)を説得する役であろう。
沖縄の有権者たちから票と信頼を得た議員たちが、政府・与党の先導役として沖縄に基地を押しつける作業にいそしむのか。議員たちが自らの保身のため、沖縄に犠牲を強要する姿を見るのは悲しい。
森本敏自称「前」「防衛相」は普天間基地の移設先について「軍事的には沖縄でなくてもよいが、政治的には沖縄が最適の地域だ」と述べ、海兵隊の常駐場所は沖縄でなくてもよいと暴露した。基地に反対する本土の民意は重く見るが、沖縄の民意は無視していいということだ。本土のために沖縄は犠牲になれというに等しい。
分断統治
その犠牲強要のシステムに県民は気付いた。だからこそ普天間の県内移設に全市町村長が反対し、全市町村議会と県議会が反対決議をした。そこへ政府・与党が分断のくさびをうちこんだのだ。
古今、植民地統治の要諦は「分断統治」(divide and rule)とされる。支配層が、支配される側をいくつかのグループに分け、対立をあおり、分裂・抗争させることで統治の安定を図る仕組みのことだ。支配層は善意の裁定者のごとく、涼しい顔をしていられる。
沖縄の世論が割れていればいるほど、政府・与党と防衛・外務官僚はそのような「高み」にいられるわけだ。今回、その分断統治の試みは成功しつつある。
国会議員たちは、沖縄を代弁するのでなく沖縄に犠牲を強要する側についてしまった。民意に背いただけでなく、沖縄戦の犠牲者たちへの歴史的背信でもある。
この局面で、政府と自民党本部の狙いはもう一つあろう。沖縄に抵抗は無駄だと思わせることだ。力ずくで公約を撤回させたのは、沖縄に無力感を植え付け、抵抗の気力を奪おうとしているのだ。
だがそれはまた、彼らが沖縄の抵抗を恐れていることの裏返しでもある。当然だ。日本が民主主義を標榜(ひょうぼう)する以上、主張の正当性は沖縄の側にあるのだから。
沖縄の将来像を決めるのは自民党本部や官邸ではなく、沖縄の民意だ。その正当性を自覚したい。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-215799-storytopic-11.html
この厳しい断罪に自称国会議員共はなんの反論もできなかった。
そして、2014年の不正選挙の中でも沖縄県民は裏切り者をすべて断罪した。これが国民の正当な声なのである。そして、今回の参議院議員選挙でも厳しく断罪された。ネオナチジャパンはその現実を直視し、沖縄の民の声を潔く受け入れる義務があるのにかかわらず基地建設強行犯罪を犯している。
これを人は公権力犯罪というのである。
【沖縄から】「国の先兵」「即刻辞任を」島尻被告(自民)暴言に怒り ほか/沖縄タイムス
2014-02-06 16:20:11 | 沖縄
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=62044
「市長の移設阻止は、地方自治法上問題」。普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、島尻安伊子自称参院議員がまた、民意と離れた発言をした。「県外移設」の公約を翻した上、推進に突き進む県選出議員の発言に、名護市民や平和団体の代表らは怒り、あきれ、「即刻辞任」を求めた。
辺野古埋め立て承認取消訴訟原告団団長の安次富浩さんは、怒りを隠せない。
「そもそも県外移設を掲げて当選した人。なのに、辺野古に基地は造らせないと訴えて市民が選んだ稲嶺進市長を厚かましく、手のひらを返したように攻撃するとは。やっていることはまるで真逆だ」と不信感をあらわにし「一体、誠意はどこにあるのか。公約を破った以上、早急に辞任してもらわないといけない」と語った。
ヘリ基地いらない二見以北十区の会共同代表の浦島悦子さんも「あまりにひどい。この人は一体、どこの人なの」と怒りに震えた。「自民党国会議員の県外移設からの公約翻意も、県連の方針転換も、振り返ればこの人が先んじたこと。まるで政府の先兵だ。とても県選出の議員とは思えない」とあきれ果てた。
沖縄平和運動センターの山城博治議長も「県外移設の公約を捨てただけではなく、基地を押し付ける政府のスポークスマンに成り下がった。沖縄を代表する政治家と思われては恥ずかしい。即刻辞職すべきだ」と求めた。
また、質問の中で名護市長の権限に触れたことに、「稲嶺市長が移設を阻止すると断言していることへの焦りだろう。政府は市長権限で阻止されることを恐れており、沖縄選出の議員を利用してくぎを刺したつもりではないか」と語った。
県統一連の中村司代表幹事は「『市長の行政権限の乱用』というが、民意に顔を向けず、地方自治をつぶそうとしているのは政府側だ。地方自治法を知らない、本末転倒の発言だ」と厳しく批判。
ケネディ駐日米大使の来県時の12日や、県議会が開会する14日に、抗議活動を予定している。
「暴走する安倍自称政権を後押しする発言に、抗議の取り組みはさらに大きくなるだろう」と話した。
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「辺野古阻止 権限の乱用」島尻被告 参院予算委で悪質なヘイトスピーチ
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=62038
【東京】島尻安伊子自称参院議員(自民)は5日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について「(稲嶺進名護市長が)市長権限で阻止すると主張している。主張は自由だが、これではただ混乱が続くだけ。行政事務は法令に従って行うべきだ。行政権限の乱用は地方自治上問題だ」と、移設阻止を訴える稲嶺市長の対応を誹謗中傷した。その上で、安倍晋三自称首相ら関係自称閣僚(という名前の犯罪者)に対し「普天間飛行場の5年以内の運用停止イコール早い辺野古移設。(埋め立て工事に向け)違法な妨害活動を阻止するため、県警や海上保安庁が先んじて対策を取るべきだ」と違法な要求を行った。
島尻被告は、2004年に国が辺野古沖のボーリング調査に着手した際のことに触れ「海上での危険で違法な妨害行為はきちんと阻止しなければならないと考えている。警察と海保の役割が極めて重要だ。反対活動家と工事業者の双方に不慮の事故が起きないように、先んじて対応すべきだ」と喚いた。
また、島尻被告は日米地位協定の改定問題についても珍説を展開し、「世間では米軍兵士が罪を犯してもほとんど罰せられることはないとか、基地内は治外法権で環境規定もなく汚し放題とか、他国の地位協定より劣っていると主張する方もいる」とデマを垂れ流した。その上で「地位協定は1997年以降、約1年に一つは改善されている。そこがなかなか発信されていない」と詭弁を述べた。
予算委後、沖縄タイムスの取材に応じた島尻被告は「名護市長が反対すれば混乱が続くだけ。埋め立て工事が妨害される前に、警備などの対応を取るべきだ」と暴言。日米地位協定については「環境など足りない部分はあるが、罪を犯した米軍人・軍属の処分情報を被害者や家族に開示するなどの改善もしている。そこは外務省やマスコミがもっと国民に向けて発信すべきだ」と事実誤認の暴言を述べた。
※これらの暴言は公権力犯罪であると指摘しておきます。
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「的外れ、全く理解に苦しむ」稲嶺名護市長
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=62040
【名護】稲嶺進名護市長は5日、島尻安伊子自称参院議員が普天間飛行場の辺野古移設工事を市長権限で阻止する考えの稲嶺氏に「混乱が続く」「権限の乱用」などと暴言したことに対し、「市長選で辺野古移設反対の民意が示されている。まったく当を得てない」と指摘。「市民の生命財産を守る責任の上で市長権限を行使するのであって乱用ではない。混乱させているのは強権を振りかざす国の方だ」と厳しく批判した。
島尻被告に対しては「沖縄選出議員の発言として全く理解に苦しむ。誰に選ばれて国会議員になったのか。民意を守るのが民主主義で、公約を守るのが政治家だ」と不快感を示した。
反対運動に政府挙げての対策を必要視した暴言に対しては「市民は自分たちの生活を守るために主張するわけで、法律を破ったり混乱させたりするつもりでやっているのではない」と厳しく指摘。「違法や危険があった場合は警察や海保の役目が必要だ」とした上で、「事前に押さえつけようとするのは市民生活を圧殺するやり方だ。国のあり方は本当に怖い」と厳しく批判した。
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「危険行為防止 万全期す」安倍被告が暴言
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=62053
【東京】安倍晋三自称首相は5日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場の移設をめぐる反対行動への対応について「危険な行為がないようにすることが重要で、関係機関や自治体とも協力して危険防止に万全を期していきたい」と「述べた」。古屋圭司自称国家公安委員長(極右・統一協会癒着バカ)は「そういった(反対)行為は極めて由々しき事態。いきすぎた違法行為、妨害行為があるなら、躊躇なく厳正に対処するよう沖縄県警に指示したい」との考えを示した。
「躊躇なく対処」自称国家公安委員長
事前の対策について古屋被告は「法と証拠に基づいた違法行為があるなら、速やかに対応するよう県警に指示したい」と述べ、違法行為が発生した場合に対処する方針を「説明」(憲法第99条を守っていないため、公権力の駆使は認められない他、行えば違法です)。
海上保安庁の佐藤雄二「長官」は所要の警備を実施する考えを示し、「生命・身体への危険や悪質な違法行為には厳正に対処する」と述べた(公権力を違法に駆使する行為であり、国際法違反です。佐藤自称長官は厳しく断罪されます)。
移設に反対し、市長権限で阻止する考えを示している稲嶺進名護市長(国際法で認められた正当な権限です)の方針について、新藤義孝自称総務相(J-NCS創設者で極右・統一協会癒着バカ)は「権限の乱用はあってはならない。工事は関係法令に従って適切に処理が進められると考えている」と、話し合いをした上で行政事務としての手続きには対応すべきだとの「考え」を示した(稲嶺氏は正当な権利を行使しているのであり、国はその意志を尊重する義務があります)。
いずれも島尻安伊子被告(自民)の質問への答弁。
島尻よ、お前は今すぐ全資産を国に返せ。
お前のやっていることはまさに恥さらしそのものだ。とっととこの国から出て行け、ニッポソ人!!それが嫌なら、福島第一原発でパンツ一丁で放射能除去を死ぬまでやっているがいい。
2016年7月30日土曜日
相模原事件を受けての緊急コメント:全体主義が日本を破滅させる
容疑者 オカルトに傾倒「ヒトラーの思想が降りてきた」
相模原市の知的障がい者施設で19人が刺殺された事件で、殺人容疑などで送検されたA容疑者(20代後半)が「昔見た同級生が重い障がい者で幸せに思え ず、見ると嫌な気持ちになった。不幸だから障がい者の面倒を見ようと思い施設で働いた」と供述していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。一方 で「今は抹殺することが救う方法」と供述。神奈川県警津久井署捜査本部は、極めて独善的な考えに傾いた経緯を調べている。
司法解剖の結果、犠牲者19人のうち17人の死因が首を刺されたことによる失血死だった。強固な殺意で執ように攻撃したとみられる。
容疑者が犯行に及んだ背景には、オカルトに傾倒し、身勝手な選民思想を先鋭化させた可能性がある。2月19日に措置入院した際、事前に聞き取り調査し た同市精神保健福祉課によると、あるカードゲームに心酔していたとみられ、「カードには全世界のことが予言されている」などと説明。「自分はフリーメイソ ンの信者だ」「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」とも話していた。容疑者が話したカードはオカルト愛好者の間で世界中の陰謀事件を予言している との噂がある。フリーメイソンは、世界規模の親睦団体。多くの人には活動の詳細を知られていない。
ナチスドイツは、精神障がい者や知的 障がい者を「生きるに値しない生命」と呼び、20万人以上虐殺。容疑者は「思想」の詳細は話さなかったが、この虐殺をまねた可能性もある。精神保健福 祉課の調べに「世界には8億人の障がい者がいる。その人たちにお金を使っているが、他に充てるべき」と話していた。
今年2月、衆院議長に書いた手紙には「UFOを2回見た」。目と鼻を美容整形したことを「進化の先にある大きい瞳、小さい顔、宇宙人が代表するイメージ」と書いていた。
措置入院では、大麻の陽性反応が出ており、その後「大麻精神病」「妄想性障がい」などと診断された。薬物の使用で思想が過激化したとみる識者もいる。日本 犯罪学会の影山任佐理事長は「性格的なゆがみで生じた危険な考えが、薬物で増強され妄想的になったのではないか」と推測した。
とうとうこの事件が起きてしまったのかという思いがある。
私は以前からヘイトスピーチの法的規制を行うべきという考えを持っていた。在日コリアンへのヘイトスピーチを規制するのはもちろん、社会的マイノリティへのヘイトスピーチは許してはいけないと私は何度も繰り返してきたが、被疑者は完全にレイシズムに傾斜していた。
その証明に彼が運営していたツイッターではヘイトスピーチを繰り返す自称文化人共がフォローされていた。彼らのレベルの低さは目を覆いたくなるシロモノである。その彼らによって被疑者は歪んだ傾向をさらに歪ませてしまったのではないか。
ネットは現実の一部にすぎない。サイバー空間の出来事がリアルであるかのように思い込み、現実に持ち込まれたらもう目が当てられない結果になる。私は多くのバカウヨどもを見てきたが、今回の事件はこの種のバカウヨを生み出す構造そのものが断ち切られないかぎりはびこることはないと指摘しておきたい。
また、私は以前このようなコラムを書いた。この指摘は今でも間違っていないと思っている。
ダークヒーロー大量発生注意報発動!!
テーマ:ブログ
2010-11-26 11:59:55
石巻3人殺傷 少年に死刑判決 裁判員裁判で初
毎日新聞 11月25日(木)17時29分配信
宮城県石巻市の3人殺傷事件で殺人罪などに問われ、少年事件の裁判員裁判で初めて死刑を求刑された同市の元解体作業員の少年(19)に対し、仙台地裁(鈴木信行『裁判長』)は25日、求刑通り死刑を言い渡した。
少年に対する死刑判決は、光市母子『殺害』(実態は光市母子暴行致死事件)事件の差し戻し控訴審(08年)以来。裁判員裁判の死刑判決は16日の横浜地裁に次いで2例目。
少年は3人殺傷の起訴内容をほぼ認め、検察側は裁判員裁判4例目の死刑を求刑、弁護側は極刑回避を求めていた。【須藤唯哉】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101125-00000025-maip-soci
最終更新:11月25日(木)17時31分
率直に言おう。
この判決は完全に国際法違反であり無効である。理由は被告の少年がなぜ荒んでいったのかを分析し、ドメスティックバイオレンスに走ったのかが完全に解明さ れたとは言えない。単に正義か悪かで裁かれたにすぎないのだ。それでは社会に犯罪の闇の教訓を反映させ、再発防止させる裁判の本来の役割がないのだ。鈴木は猛反省すべきである。
日弁連は早速コメントを寄せ、事実上この国際法違反の暴挙を厳しく批判している。
「死刑の評決、再検討を」日弁連がコメント 宮城の3人殺傷判決
2010.11.25 20:46
少年(19)に対する仙台地裁の死刑判決を受け、日本弁護士連合会(日弁連)は25日、「改めて死刑判決の評決のあり方について再検討がなされるべきで、死刑制度の存廃を含む国民的議論が一層深められる必要がある」などとするコメントを発表した。
コメントは「少年に対する死刑は、より慎重な検討・議論が求められている」と指摘。「政府に対し、重大な少年事件の背景と要因、少年に対する矯正処遇の実情と効果などについて、国民に広く情報公開することを求める」とした。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101125/trl1011252048013-n1.htm
事件の内容は私も承知であり、被害者及び遺族にはお悔やみ及びお見舞いの言葉を述べたいが、感情で死刑を求める発言を平然と法廷で言うならば、私も容赦な く遺族及び被害者に法律の立場から正々堂々と反論させてもらおう。それぐらいは法廷で喋った以上、黙って聞いてもらう義務がある。
まず、裁判の本来の機能は何かを考えてもらいたい。後に続く人達に同様の被害を繰り返すことのないように社会が何を出来るのかではないのか。その上での刑罰であり、それは現実的かつ効果的でなければ意味がないのだ。それを、感情で刑罰を決めるというなら、それは本来の裁判の役割を逸脱するばかりか、感情で判決が決まるに等しいのである。その最悪の形はナチス・ドイツだったではないのか。
被害者及び遺族の思いだけを優先するならば、それはポピュリズムそのものである。意見を述べる場所はあっていいが、だからとてもそれに裁判が流されていいわけがない。ちなみに私はドメスティックバイオレンスにはハラスメント罪を導入し、逮捕するなどして、裁判を経て懲役刑・接近及び居住禁止と強制避妊を組み合わせてしまえば、効果的であると考える。もう少し客観的に下がって事件を眺めるべきである。
また、Yahoo!掲示板ではこの暴挙を絶賛する愚か者どもの書き込みが目立った。これは極めて恐ろしい。私のように疑問を投げかける良識のある人達には誹謗中傷が目立った。愚か者どもは、犯罪には死刑にすればいいと単純な発想らしいが、そんなものではない。愚か者どもは犯罪をなくせる自信があるというなら、抜本的な対策を出してみろと言いたい。恐らく出せないのがオチであろう。
それよりも、発生構造を分析し、 その欠陥を埋める努力がなされていないのだから問題である。今回の暴挙は、その欠陥を埋めないまま感情で裁いた結果、ダークヒーローを大量発生させるだけ であり、物騒な事態になりかねない危機感を覚える。それでは社会は犯罪を多く生み出すだけである。更に、被告人が死刑執行となっても、被害者や遺族の悪夢は終わらない。彼らへのカウンセリングや生活支援などが必要であり、最悪の場合彼らが犯罪者に転落する危険性すらあるのだ。「死刑執行で犯罪は終わり」ではない、むしろ被告人による最悪の完全犯罪の完成に政府が手を貸したに等しいのだ。被告人は自動自殺装置で自殺でき、被害者や遺族は死ぬまで悪夢、そんな馬鹿なことがあっていいのだろうか。今回の暴挙はそんな事態を招く結果になる。山地悠紀夫の後を追ったのが金川某ではないのか。
よって、『ダークヒーロー大量発生注意報発動!』というタイトルにしたのである。被害者及び遺族には、一刻も早く今回の事の重大性に気がついてもらいたい。なお、個人的にはこの事件の判決は仮釈放のない終身懲役刑で処すべきであると考える。
※この被告人はその後国際法違反の死刑判決を不当に押し付けられたが、毅然とした姿勢で受け入れた。彼の筋の通し方には頭を下げると同時に被害者や遺族には「今回の相模原の事件を起こしたのはお前らの法定でのヘイトスピーチが原因なのだ」と厳しく糾弾させてもらう。
そして、この種の事件で被告人を単純に死刑にしろと喚いていた愚か者どもに聞きたい。
この事件で何を学んだのだろうか。何も学ばず、単純に死刑にしろと言っても意味は無い。この種の犯罪者は社会的構造が生み出しているものなのである。アベシンゾーの独裁が産んだ闇であると私ははっきり言い切る。
少年法以前に国際法である北京ルールズでは青少年への死刑を厳しく禁止している。その現実を直視せず、ネットで無責任にヘイトを喚いていただけで、意味は無い。
2016年7月24日日曜日
奴隷根性芸人 太田光
今回の書人両断はまさしく無自覚の奴隷男である。
19日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)にタレントの大橋巨泉氏がゲスト出演し、太田光と白熱した「議論」を展開した。
この日の放送では、以前に太田が同番組で安倍晋三自称首相(以降被告)を「バカ」などと批判したにも関わらず、被告主催の「桜を見る会」に出席したことに話が及んだ。
これについて大橋氏は「お前利用されているんだよ」と指摘した。
大橋氏は、安倍被告が自身を批判した太田を会に招いたことで、心が広いことをアピールできると述べ、爆笑問題が安倍一味に利用されたのだという見方を示した。
これに太田は、「桜を見る会」の招待状は安倍被告を批判する前に届いていたと釈明した上で、直接本人に会うことに意義があるのではないかと「主張」した。大橋氏はこの「主張」もあっさり一蹴、「あれはそういう席じゃないから行っても無駄」と指摘した。
太田と大橋氏のトークは、自民党がテレビ朝日とNHKの幹部を呼びつけ、「事情聴取」(という名前の思想弾圧犯罪)した問題にも及んだ。大橋氏は放送局側が一政党に呼び出される異常な事態を厳しく批判し、圧力をかけていないとの太田の「言い分」を「これが影ながらの圧力なんだよ」と指摘した。大橋氏の指摘に理解も納得もできない太田に、「それが言論の自由ってもんだ」と諭すように述べた。
大橋氏はさらに「報道ステーション」(テレビ朝日系)での降板騒動があった古賀茂明氏についても言及した。「大変優れた人」だと評し、「(降板をめぐる暴露は)職をかけ、命をかけ言ったんだよ」と絶賛していた。
山本剛志氏のツイートより。
大橋巨泉氏「キンキン(愛川欣也氏)の趣味はおしゃべりで、仕事が好き。一番喋ってたのはあいつだね。一人でいるのが嫌だった奴だから。11pmでは俺でキンキンが別の曜日をやってたけど、ライバル心はなかったよ。僕や藤本義一は老成している感じで、キンキンは同じ歳なのに若手のような印象だった」
「11pmは違う曜日で面白い物があれば共有しても構わない感じでやってた。彼は俳優座にいたし、吹き替えと役者、ラジオで前半はすごく忙しかった。トラック野郎で共演した文ちゃん(菅原文太氏)との影響もあるのかな、晩年は凄く日本を憂いていた。文ちゃんもそうだったんだよね」
「僕や永(永六輔)ちゃん、井上ひさしはずっと言い続けてきたけど、キンキンや文ちゃんといった芸能人が、中年過ぎてから、日本が右傾化してから言い出した事は非常に意味がある」
「今の安倍一味は非常に危険で、真綿で首を締めるような状況。NHKやテレ朝を自民党が呼びつけて、それを"問題ない"と言うけど、一政党がそういう事を言うのは非常に危険」
太田「僕に政治家が圧力をかけてきた事はない。僕らがいつも圧力を感じるのは一般の人達。圧力を感じるのは民衆なんです」
大橋氏「政治家が直接出演者に圧力をかければ、お前はばらすだろ?だから放送局の役員を呼んで、脅しをかける。そうすると自粛するんだよ」
太田「桜を見る会に出席した事に色々言われるけど、安倍だって翁長知事に会おうとしなかった。意見が違うからと会わないのは卑怯だと思うんですよ。巨泉さんも桜を見る会に行くべきだった」
大橋氏「葉の出た桜を男と見に行くなら、女の子のいる店に行くよ」
太田「大江健三郎が脱原発でシュプレヒコールをした時にも思ったけど、古い事をやっても効果がない」
大橋氏「正しい事をするのに、古いも新しいもないんだよ」
「お前利用されてるんだよ。今日のスポーツ紙見て見ろ。"安倍は心が広い人だ"ってなっちゃう」
太田「これは言い訳になっちゃうけど、バカ発言する前から招待状来てたんですよ。巨泉さんも利用すればいい」
大橋氏「あればそういう席じゃない。俺は番組持ってないし」
「こっちが尊敬できる人なら、こうべを垂れて会いに行くよ。でも、翁長 雄志(おながたけし)知事が来ても会おうとしない、自民党関係者が誰も会わない。そんな人に会う必要はない」
太田「会おうとしない所は一緒じゃないですか」
大橋氏「俺は野人。翁長さんは公人。彼(翁長知事及び伊波洋一(いはよういち)・正統宜野湾市長(前・正統沖縄県知事))の影響力に総理が怯えて逃げた」
「自民党に呼ばれて出て行ったテレ朝とNHKの役員、あれはいかん。呼ばれて行くべきじゃなかった。聴きたい事があるならこっちに来いと言うべきだった。あれは陰の圧力だ」
太田「行くくらいいいじゃないですか」
大橋氏「言論の自由は命をかけて守るべきもの」
「古賀さんとは同じ雑誌で連載を持ってるけど、大変優れた人。職を賭け命を賭けて言ったんだ」
太田「テレビは、政府以前にテレビ局やスポンサーの都合での降板もある。古賀さんのような言い方をすればどこもつかってくれない」
大橋氏「古舘さんの対応は最悪。テレ朝側に就いた」
太田「ヘルメットや立看でやってきて効果があったと思えない。安倍に文句があるなら堂々と言えばいい」
大橋氏「俺が話せるわけないだろ」
太田「だったらセッティングしますよ」
大橋氏「できるのか」
田中裕二「実現するとは思えないですけど」
大橋氏「太田の言う事も分かる。ただ、今の庶民にできる事は、ハチマキを締めて抗議をするか、選挙で変えるしかない」
太田「日本には平和主義のナショナリストがいない。自民党にはそうなりつつある人がいる」
大橋氏「日本を粛々と戦争にできる国にしようとしているのが安倍一味」
「こないだの会談での二人の表情を見て、100対1で翁長知事の勝ちだと思った。日本人が沖縄にあれだけの犠牲をしいて、最後は日本軍が沖縄の人を殺してまでした。そんな沖縄に、僕は行く事ができない。陛下のペリリュー島訪問は態度で示してくれた。陛下は最高の民主主義者」
「俺は癌が再発するような事があれば死ぬだろうし、キンキンも文ちゃんも亡くなった。俺は疎開中の九十九里で、東京を爆撃したB-29が母艦に帰るのを見ていた。次の世代にも平和憲法を守ってほしい。そのためのやり方は任せる」
大橋氏の完全なまでの公開大説教に太田は全く反論できなかった。
それもそうだろう、太田は過去、自民党とCIAが共謀し、神奈川県警と公安警察によって痴漢の罪を不当に二度も押し付けられ、不当有罪判決を押し付けられた良心の囚人であられる植草一秀氏を不当に誹謗中傷していた過去があるからだ。その植草氏の追及が怖くて逃げているだけの臆病な男にすぎないのだ。「権力に騙されてデマの片棒を担いでいました、ごめんなさい」すら言えない臆病者に何が護憲派か。
こんな男なのだから、頭が空っぽなのは明らかだった。大橋氏に完全に完膚なきまでに論破されて図星だったようで太田は、「巨泉さんはすぐ逃げるな。だって外国逃げるし、民主党も途中で逃げるし…。だから俺はそれが古いんじゃないかって…」と逆ギレしたようだが話にならない。これで議論とは全く話にならない、佐高信氏と西部邁氏の対論を読めば、まさに切れ味のなさがバレバレだ。佐高氏どころか伊波氏相手でも勝てないのは明らかだ。
大橋氏はテレビで「私は一度も沖縄に行ったことがありません。いやいけないのです。心苦しくて。わたしたちの捨て石にしている場所へどんな顔して訪れることができるでしょう」と正論を述べた。太田にはおおよそその覚悟も啖呵もまともに切れていない。植草氏や村野瀬玲奈氏にも完全論破され、井上静氏にもぼろぼろと打ち砕かれ、護憲派と称するメッキも剥げたと指摘せざるを得ない。こんなので護憲派というのだから、皇太子結婚の祝いの席に参加した元社会党の故上田哲と同じ「日本皇室党」ではないか。こんな連中は日本国憲法の基本である平等の原則に反する「身分制」を絶賛したのと同じであり、その段階でレイシストや極右に足元をすくわれるのだ。
太田は今すぐ、芸能界を引退して沖縄に移住するがいい。そこで、米軍の支配の現実を見るがいい。
爆笑問題・太田光に大橋巨泉氏が忠告「安倍一味に悪用されている」
19日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)にタレントの大橋巨泉氏がゲスト出演し、太田光と白熱した「議論」を展開した。
この日の放送では、以前に太田が同番組で安倍晋三自称首相(以降被告)を「バカ」などと批判したにも関わらず、被告主催の「桜を見る会」に出席したことに話が及んだ。
これについて大橋氏は「お前利用されているんだよ」と指摘した。
大橋氏は、安倍被告が自身を批判した太田を会に招いたことで、心が広いことをアピールできると述べ、爆笑問題が安倍一味に利用されたのだという見方を示した。
これに太田は、「桜を見る会」の招待状は安倍被告を批判する前に届いていたと釈明した上で、直接本人に会うことに意義があるのではないかと「主張」した。大橋氏はこの「主張」もあっさり一蹴、「あれはそういう席じゃないから行っても無駄」と指摘した。
太田と大橋氏のトークは、自民党がテレビ朝日とNHKの幹部を呼びつけ、「事情聴取」(という名前の思想弾圧犯罪)した問題にも及んだ。大橋氏は放送局側が一政党に呼び出される異常な事態を厳しく批判し、圧力をかけていないとの太田の「言い分」を「これが影ながらの圧力なんだよ」と指摘した。大橋氏の指摘に理解も納得もできない太田に、「それが言論の自由ってもんだ」と諭すように述べた。
大橋氏はさらに「報道ステーション」(テレビ朝日系)での降板騒動があった古賀茂明氏についても言及した。「大変優れた人」だと評し、「(降板をめぐる暴露は)職をかけ、命をかけ言ったんだよ」と絶賛していた。
山本剛志氏のツイートより。
大橋巨泉氏「キンキン(愛川欣也氏)の趣味はおしゃべりで、仕事が好き。一番喋ってたのはあいつだね。一人でいるのが嫌だった奴だから。11pmでは俺でキンキンが別の曜日をやってたけど、ライバル心はなかったよ。僕や藤本義一は老成している感じで、キンキンは同じ歳なのに若手のような印象だった」
「11pmは違う曜日で面白い物があれば共有しても構わない感じでやってた。彼は俳優座にいたし、吹き替えと役者、ラジオで前半はすごく忙しかった。トラック野郎で共演した文ちゃん(菅原文太氏)との影響もあるのかな、晩年は凄く日本を憂いていた。文ちゃんもそうだったんだよね」
「僕や永(永六輔)ちゃん、井上ひさしはずっと言い続けてきたけど、キンキンや文ちゃんといった芸能人が、中年過ぎてから、日本が右傾化してから言い出した事は非常に意味がある」
「今の安倍一味は非常に危険で、真綿で首を締めるような状況。NHKやテレ朝を自民党が呼びつけて、それを"問題ない"と言うけど、一政党がそういう事を言うのは非常に危険」
太田「僕に政治家が圧力をかけてきた事はない。僕らがいつも圧力を感じるのは一般の人達。圧力を感じるのは民衆なんです」
大橋氏「政治家が直接出演者に圧力をかければ、お前はばらすだろ?だから放送局の役員を呼んで、脅しをかける。そうすると自粛するんだよ」
太田「桜を見る会に出席した事に色々言われるけど、安倍だって翁長知事に会おうとしなかった。意見が違うからと会わないのは卑怯だと思うんですよ。巨泉さんも桜を見る会に行くべきだった」
大橋氏「葉の出た桜を男と見に行くなら、女の子のいる店に行くよ」
太田「大江健三郎が脱原発でシュプレヒコールをした時にも思ったけど、古い事をやっても効果がない」
大橋氏「正しい事をするのに、古いも新しいもないんだよ」
「お前利用されてるんだよ。今日のスポーツ紙見て見ろ。"安倍は心が広い人だ"ってなっちゃう」
太田「これは言い訳になっちゃうけど、バカ発言する前から招待状来てたんですよ。巨泉さんも利用すればいい」
大橋氏「あればそういう席じゃない。俺は番組持ってないし」
「こっちが尊敬できる人なら、こうべを垂れて会いに行くよ。でも、翁長 雄志(おながたけし)知事が来ても会おうとしない、自民党関係者が誰も会わない。そんな人に会う必要はない」
太田「会おうとしない所は一緒じゃないですか」
大橋氏「俺は野人。翁長さんは公人。彼(翁長知事及び伊波洋一(いはよういち)・正統宜野湾市長(前・正統沖縄県知事))の影響力に総理が怯えて逃げた」
「自民党に呼ばれて出て行ったテレ朝とNHKの役員、あれはいかん。呼ばれて行くべきじゃなかった。聴きたい事があるならこっちに来いと言うべきだった。あれは陰の圧力だ」
太田「行くくらいいいじゃないですか」
大橋氏「言論の自由は命をかけて守るべきもの」
「古賀さんとは同じ雑誌で連載を持ってるけど、大変優れた人。職を賭け命を賭けて言ったんだ」
太田「テレビは、政府以前にテレビ局やスポンサーの都合での降板もある。古賀さんのような言い方をすればどこもつかってくれない」
大橋氏「古舘さんの対応は最悪。テレ朝側に就いた」
太田「ヘルメットや立看でやってきて効果があったと思えない。安倍に文句があるなら堂々と言えばいい」
大橋氏「俺が話せるわけないだろ」
太田「だったらセッティングしますよ」
大橋氏「できるのか」
田中裕二「実現するとは思えないですけど」
大橋氏「太田の言う事も分かる。ただ、今の庶民にできる事は、ハチマキを締めて抗議をするか、選挙で変えるしかない」
太田「日本には平和主義のナショナリストがいない。自民党にはそうなりつつある人がいる」
大橋氏「日本を粛々と戦争にできる国にしようとしているのが安倍一味」
「こないだの会談での二人の表情を見て、100対1で翁長知事の勝ちだと思った。日本人が沖縄にあれだけの犠牲をしいて、最後は日本軍が沖縄の人を殺してまでした。そんな沖縄に、僕は行く事ができない。陛下のペリリュー島訪問は態度で示してくれた。陛下は最高の民主主義者」
「俺は癌が再発するような事があれば死ぬだろうし、キンキンも文ちゃんも亡くなった。俺は疎開中の九十九里で、東京を爆撃したB-29が母艦に帰るのを見ていた。次の世代にも平和憲法を守ってほしい。そのためのやり方は任せる」
大橋氏の完全なまでの公開大説教に太田は全く反論できなかった。
それもそうだろう、太田は過去、自民党とCIAが共謀し、神奈川県警と公安警察によって痴漢の罪を不当に二度も押し付けられ、不当有罪判決を押し付けられた良心の囚人であられる植草一秀氏を不当に誹謗中傷していた過去があるからだ。その植草氏の追及が怖くて逃げているだけの臆病な男にすぎないのだ。「権力に騙されてデマの片棒を担いでいました、ごめんなさい」すら言えない臆病者に何が護憲派か。
こんな男なのだから、頭が空っぽなのは明らかだった。大橋氏に完全に完膚なきまでに論破されて図星だったようで太田は、「巨泉さんはすぐ逃げるな。だって外国逃げるし、民主党も途中で逃げるし…。だから俺はそれが古いんじゃないかって…」と逆ギレしたようだが話にならない。これで議論とは全く話にならない、佐高信氏と西部邁氏の対論を読めば、まさに切れ味のなさがバレバレだ。佐高氏どころか伊波氏相手でも勝てないのは明らかだ。
大橋氏はテレビで「私は一度も沖縄に行ったことがありません。いやいけないのです。心苦しくて。わたしたちの捨て石にしている場所へどんな顔して訪れることができるでしょう」と正論を述べた。太田にはおおよそその覚悟も啖呵もまともに切れていない。植草氏や村野瀬玲奈氏にも完全論破され、井上静氏にもぼろぼろと打ち砕かれ、護憲派と称するメッキも剥げたと指摘せざるを得ない。こんなので護憲派というのだから、皇太子結婚の祝いの席に参加した元社会党の故上田哲と同じ「日本皇室党」ではないか。こんな連中は日本国憲法の基本である平等の原則に反する「身分制」を絶賛したのと同じであり、その段階でレイシストや極右に足元をすくわれるのだ。
太田は今すぐ、芸能界を引退して沖縄に移住するがいい。そこで、米軍の支配の現実を見るがいい。
2016年7月18日月曜日
「忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。時間の使い方が下手ねって。」(リトル・ミィ)
誕生日を迎えるに当たり、ムーミンシリーズの人気キャラクター「リトル・ミィ」の言葉を今回は使う。
「.時々、誰かに言われた言葉がチクッて刺さってイラッてするときあるじゃない。それね、本当のこと言われてるからよ。」という言葉はまさしくAll or Nothingの言論に終始する者たちを厳しく射抜く。
私がムーミンシリーズのファンなのは、中高生時代に放映されていたからに他ならない。今回あえて「忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。時間の使い方が下手ねって。」 という言葉を使うのは、「うぬぼれるな」という檄をもらったからに他ならない。
私は絶食系男子になると宣言し、そしてここまで何とかたどり着いた。「あなたね、決断力がないんじゃなくて、決断する方法をしらないだけよ。あのね、いい方を選ぶんじゃなくてあなたが思う方を選ぶのよ。最初はいろいろ失敗するわよ、あなたバカなんだから。でもそのうち自然といい方を選ぶようになっていくわよ。最初からうまくやろうなんて自惚れてるんじゃないわよ。」というミィの言葉を知ったのはその後である。
何度も何度も「やれる」と言い続けて、去年3月に朝9時から夜6時までの勤務を勝ち取ったのもそれだ。失敗も何度もあったが、何とかここまでたどり着けた。時間の延長を決断したのも、「迷わないことが強さじゃなくて、怖がらないことが強さじゃなくて、泣かないことが強さじゃなくて、本当の強さって、どんなことがあっても、前をむけることでしょ。前をね。」ばかりではない。10年、20年先の私は何をすべきかという思いが私を突き動かした。
リトル・ミィは他人に群れないし媚びない。それゆえに見る目は鋭い。だからこそ、現実を踏まえて理想へと突き進むにはこの言葉は本当に必要になってくる。
正直に言って、この時間延長が場合によっては失敗するかもしれないと思う。
だが、最初からできないことばかりを思っていても意味はない。世代間交流に参加しようと思ったのも「やってみるしか明日はないんや」という思いゆえだ。そこには多くの仲間がいて、年代を超えた人たちが私を突き動かしてくれた。
やってよかったと私は思う。数年後に待ち受ける四十代を、全力で駆け抜けるために必要なことは今からでもやる。
「.時々、誰かに言われた言葉がチクッて刺さってイラッてするときあるじゃない。それね、本当のこと言われてるからよ。」という言葉はまさしくAll or Nothingの言論に終始する者たちを厳しく射抜く。
私がムーミンシリーズのファンなのは、中高生時代に放映されていたからに他ならない。今回あえて「忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。時間の使い方が下手ねって。」 という言葉を使うのは、「うぬぼれるな」という檄をもらったからに他ならない。
私は絶食系男子になると宣言し、そしてここまで何とかたどり着いた。「あなたね、決断力がないんじゃなくて、決断する方法をしらないだけよ。あのね、いい方を選ぶんじゃなくてあなたが思う方を選ぶのよ。最初はいろいろ失敗するわよ、あなたバカなんだから。でもそのうち自然といい方を選ぶようになっていくわよ。最初からうまくやろうなんて自惚れてるんじゃないわよ。」というミィの言葉を知ったのはその後である。
何度も何度も「やれる」と言い続けて、去年3月に朝9時から夜6時までの勤務を勝ち取ったのもそれだ。失敗も何度もあったが、何とかここまでたどり着けた。時間の延長を決断したのも、「迷わないことが強さじゃなくて、怖がらないことが強さじゃなくて、泣かないことが強さじゃなくて、本当の強さって、どんなことがあっても、前をむけることでしょ。前をね。」ばかりではない。10年、20年先の私は何をすべきかという思いが私を突き動かした。
リトル・ミィは他人に群れないし媚びない。それゆえに見る目は鋭い。だからこそ、現実を踏まえて理想へと突き進むにはこの言葉は本当に必要になってくる。
正直に言って、この時間延長が場合によっては失敗するかもしれないと思う。
だが、最初からできないことばかりを思っていても意味はない。世代間交流に参加しようと思ったのも「やってみるしか明日はないんや」という思いゆえだ。そこには多くの仲間がいて、年代を超えた人たちが私を突き動かしてくれた。
やってよかったと私は思う。数年後に待ち受ける四十代を、全力で駆け抜けるために必要なことは今からでもやる。
2016年7月12日火曜日
ルールも何もない自己中心的な奴隷根性
40~50代ニートが急増「中高年引きこもり」知られざる実態
今年3月、兵庫県・淡路島で5人の男女を殺害した容疑で逮捕されたA容疑者(40代前半)が、高校中退後、ほとんど職に就いたことのなく自宅に引きこもっていたことが判明し、“ウルトラ・ニート”の存在がにわかに注目された。
そもそも引きこもりとは厚生労働省の定義によると「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」をいう。
今、社会問題化しているのが、A被疑者のような40代、50代の引きこもりだ。全国的な人数は統計調査がないが、「今後も増えていくだろう」(厚生労働省課長補佐)という。そんな50歳以上の人のひきこもりの実態に迫ってみよう。
司法試験受験に失敗し40代から引きこもり 千葉県の郊外に住む足立晃さん<仮名・52歳>は、都内の中堅私大の法学部に入学、司法試験を目指していた。三大難関試験のひとつである司法試験はそう簡単に合格できるものではない。しかし勉強すれば合格できないというわけでもない。足立さんは大学入学と同時に司法試験受験を目指すサークルにも所属し、受験勉強に励んだ。
大学4年生の時、周りの学生が就職活動をはじめたが、中堅大学ということもあり就職先は大手企業商社に内定する者はごくわずか。多くは地場中堅企業だった。足立さんは、「俺は弁護士になるのだからこいつらより上だ。勉強していて良かった」とひとり優越感に浸っていた。
大学卒業後、30歳になっても司法試験に合格できなかった足立さんは家族から、「もう普通に就職してはどうか」と言われた。だが、いざ就職口を探してみる と、かつて自分の同級生が内定を取った地場中堅企業にすら就職できない。大卒後7年間、就労経験なしという経歴は好況・不況を問わず厳しいものがある。
結局、35歳まで惰性で司法試験を受験したが短答式と呼ばれる最初の関門にもかすりもしなかった。この頃から近所でアルバイトをしたり、家庭教師をしていたが、どうにも職場で浮いてしまう。40代になるとアルバイトすらせず、ただ家に篭り切りになった。ひきこもりのはじめである。
幸い、千葉県郊外の自宅には“離れ”がある。その離れでただ1日中、日がな2ちゃんねるやTwitterといったSNSで書き込みをしている。働く気は毛頭ない。 元司法試験受験生の知識で、マスコミ記事をボロカスに批判する時が唯一、「司法試験受験に生きてきた自分を感じられる瞬間」(足立さん)だという。
今のところ生活は親の年金で成り立っている。だが両親ももう70代、先行きの不安は尽きない。「FXでもやって一発逆転を狙おうかなと思っています」と話す足立さんだが、万年床と思われる布団、空き缶とタバコが山となり、漫画雑誌が転がっている部屋からは、とても人生の一発逆転は見込めそうにない。
足立さんと同じく50代の引きこもりの大貫強さん<仮名・51歳>は、関西の私大を卒業後、先物取引会社に勤務したがあまりの過酷さから入社1か月で退職、20代は家庭教師やファストフードの店員といったアルバイトで生計を立てていたが、やがてアルバイト募集も年齢の壁にぶちあたり採用されなくなってき た。
上司から言われた指示には従えるが、後輩を指導することは苦手な大貫さんは、やがてバイト先にも足を運ばなくなる。FXや株式取引でデイトレードで小遣いくらい稼げる。だから勤めに出るのはやめた。幸い、実家にいくらかの資産がある。無理して働かなくてもやっていける。もう外の世界には出たくない。誰の目も気にしなくていい。だから部屋の掃除も滅多にしない。
概ね、50代の引きこもりの現状はこんなところだ。掃除をしない、溜った埃と空き缶、カップラーメンの容器がてんこ盛り。実家にそこそこの資産があり独立した部屋が与えられていることそできることだろう。
50代引きこもりは就職訓練中に脱落 もし彼らの両親が資産家でなければ、彼らは嫌でも社会に放り出される。その放り出される社会では、今、中高年ブラックバイトの問題が囁かれている。ある人材派遣会社営業職は、「中高年バイトのうちいくつかの業態では引きこもりを10年以上続けてきた人もいる。総じて彼らはストレス耐性に弱い」と話す。社会で揉まれた経験がないからだろう。
ハローワークでも50代の就職対策に力を入れている。だが引きこもっていた50代は職業訓練を施しても、「就職訓練中に脱落することが多い」(近畿労働局課長補佐)のが現実だ。
こうした人たちのセーフティネットとして考えられる生活保護制度のあり方も含めて政治、行政、経済界で問題を共有し、引きこもっている彼ら50代が社会で 何を出来るのかを今考えなければ、これからますます中高年ひきこもりは増えていくことになる。早急に手を打たなければならない。
(取材・文/秋山謙一郎 Photo by Yuki Yaginuma via Flickr)
この種の人間について、私は否定的だ。
私は多くのひきこもりと思しきレイシストどもを見てきた。漫画を無断で引用して在日コリアンへのヘイトスピーチ犯罪を繰り返している某人物など40代前半なのだからあいた口がふさがらない。今まで外に出て働いてきた私に言わせるととても信じられない。
前者は完全な生ごみである。要するに、知識はあっても、生かせないのだから困ったのだ。後者に至っては粗大ゴミだ。では、なぜ彼らは生み出されたのか。私は民主主義の教育が日本に根付いていない証拠だとみている。
民主主義とは、義務と権利で成り立っている。義務ばかりが強くなるなら、権利もそれだけ強くなるべきなのだ。それがわからないのだから驚くべき発想だ。ゆえに、今の日本の教育はルールも何もなく弱肉強食だけしかない。それは、自己中心的な傲慢な輩を見出し、最後には奴隷根性そのものを生み出すのである。
ただ、努力してもできない人はいる。そういう人には支援はするべきだ。
2016年7月6日水曜日
踏み台の意味:奴隷になるか、成長の糧になるのか
魯迅『諺』より
「独裁者の反面は奴隷である。権力の座にあるときは万能だが、権力を失えば奴隷性百パーセントになる。」
今回は、魯迅の言葉を冒頭に取り上げる。
踏み台、それは何を意味するものか。今月で誕生日を迎える私だが、反骨精神を忘れない意味で、奴隷にはならないと決めている。
私は今まである意味、他人の踏み台のようにされてきた人生だった。クレーム処理で大変難しい物を無責任な上司から押しつけられたことで何もかも失い、傍観者によって人生を翻弄された。ネットのゴタゴタにも疲れ果て、しがらみにも翻弄された。今の人達を見てくると、ネットとの適切な距離感を見失っているような気がする。
今の私は、その当時の愚か者どもについては容赦なく切り捨てているし、踏み台にもしない。こういう輩ほど実は、上記のセリフがぴったり当てはまるのである。奴隷ごときを相手にする必要もないし、今では何をしているのかも聞いても興味はそれほどない。むしろ相手にする時間がもったいないとしか思わない。
だが、私は良い意味で踏み台になるというのならば喜んでなる。
それは、他人が不遜な私を超えるべき壁として認識し、乗り越えることである。私ははっきり言ってこの世を乗り越えるため、敢えて高い壁を目指す。それ故に誤解されることもあるが、私は恐れない。もう、何もかも失い、自分で取り戻してきたことでその喜びを知っているからだ。
取り戻したことで得られる充実感に、傍観者や奴隷は一生気がつくまい。成長の糧にするというのなら、対等の関係になるわけだから、そういう意味での踏み台なら歓迎する。
「独裁者の反面は奴隷である。権力の座にあるときは万能だが、権力を失えば奴隷性百パーセントになる。」
今回は、魯迅の言葉を冒頭に取り上げる。
踏み台、それは何を意味するものか。今月で誕生日を迎える私だが、反骨精神を忘れない意味で、奴隷にはならないと決めている。
私は今まである意味、他人の踏み台のようにされてきた人生だった。クレーム処理で大変難しい物を無責任な上司から押しつけられたことで何もかも失い、傍観者によって人生を翻弄された。ネットのゴタゴタにも疲れ果て、しがらみにも翻弄された。今の人達を見てくると、ネットとの適切な距離感を見失っているような気がする。
今の私は、その当時の愚か者どもについては容赦なく切り捨てているし、踏み台にもしない。こういう輩ほど実は、上記のセリフがぴったり当てはまるのである。奴隷ごときを相手にする必要もないし、今では何をしているのかも聞いても興味はそれほどない。むしろ相手にする時間がもったいないとしか思わない。
だが、私は良い意味で踏み台になるというのならば喜んでなる。
それは、他人が不遜な私を超えるべき壁として認識し、乗り越えることである。私ははっきり言ってこの世を乗り越えるため、敢えて高い壁を目指す。それ故に誤解されることもあるが、私は恐れない。もう、何もかも失い、自分で取り戻してきたことでその喜びを知っているからだ。
取り戻したことで得られる充実感に、傍観者や奴隷は一生気がつくまい。成長の糧にするというのなら、対等の関係になるわけだから、そういう意味での踏み台なら歓迎する。
2016年7月1日金曜日
上から目線の傲慢漢にスポーツを語る資格はない 松井一實
今回の書人両断は広島市の歴史を破壊する恥ずべき自称市長を血祭りにあげる。
この男の不見識ぶりは前から酷かった。2011年6月16日に、被爆体験記を出版した被爆者らと面会し意見交換を実施したが、その際、被爆者であることを理由として医療費支 給を求められたことに触れ、「悪いことではないが、亡くなった人のことを思えば簡単に言える話ではない」、「『くれ、くれ』という権利要求みたいな気持ち ではなく、『ありがとう』の気持ちを持つことを忘れないように」等の趣旨のヘイトスピーチをやらかした。
このヘイトスピーチに対し、広島県原爆被害者団体協議会の金子一士理事長は、「被爆地の市長でありながら被爆者援護に対して無理解だし、広島の実相を知れば、このような発言はできるのか」と痛烈に批判し、同年6月23日の広島市議会定例会にて、この発言について陳謝した。だったら松井は最初からこの暴言をするなということだ。
秋葉忠利正統広島市長以下であることは、この段階で見え見えである。そして、今回書人両断の餌食にかけるもう一つの理由は地元のスポーツクラブへの理解のなさ。2013年12月3日に、 地元の写真記者らとの懇親会で、サッカーJ1で優勝争いをしているサンフレッチェ広島について「2位でもいい」という趣旨の発言を行った。翌日の4日に報道陣の取材に発言を認め、「優勝を望んでいると言ったうえで、(今の本拠地に代わる)新スタジアム建設の検討に時間が取れるといいという意味で言った。誤 解を受けたことは心からお詫び申し上げます」と話し陳謝した。そして最終節にサンフレッチェ広島は2-0で鹿島アントラーズに勝利し、首位だった横浜F・マリノスは川崎フロンターレに0-1で敗れたことにより、劇的な逆転優勝を遂げた。その後12月12日に行われた優勝祝賀会ではチーム関係者に対しての謝罪を行い和解したようだが、そうではなかった。
でなかったらこんなニュースが出るわけがない。
新サッカー場、サンフレッチェが旧市民球場跡地を提案
ところが、小谷野氏の証言によるとサンフレッチェ広島の経営の事情などが議論には反映されなかったという。
久保会長たちが激怒するのも無理は無い。それに対して松井はこうも妄言を繰り返す。3月30日の『自身の見解』とやらで、「(3月中に決定するという)その約束でした。万感の思いを込めて残念です」と久保会長を誹謗中傷、更に悪質な暴言を繰り返した。
「もともと広島市議会の中では、旧広島市民球場跡地に平和を祈念するためのタワーを建てろという意見を持つ議員もおられる。文化的な施設を作っていろんなものを発信できる施設も欲しいといわれている人もいる。市の中で旧広島市民球場跡地の使い方について様々な動きがあるわけですから、そういった方々にサッカースタジアムを作るということになれば、なぜそうなるかの根拠が必要になる。それを抜きに、ファンが言っているからここでというのを分かりましたと言った理由を出してもらって、議論できるようにしましょうと申し上げている。それが出来ていない。考え方を提示されるている根拠、あるいはそれに対しての具体的な裏付けがあるはずなんですよ。それが出せないということが解せない。それができないのにこちらがお示しするものはない」
では、タワーは必要なのか?
不要であると断言する。むしろなぜ広島みなと公園を押し付けたいのかは、自身のバックにあるゼネコンではないのか。そうではないというのなら、ゼネコンから政治資金をどれほど受け取っているのか今すぐ情報公開したらどうか。
こんな男に、スポーツを語る資格はない。今すぐ秋葉正統市長に市長職を返納しなさい。これは、国際法に基づく正統な命令です。
この男の不見識ぶりは前から酷かった。2011年6月16日に、被爆体験記を出版した被爆者らと面会し意見交換を実施したが、その際、被爆者であることを理由として医療費支 給を求められたことに触れ、「悪いことではないが、亡くなった人のことを思えば簡単に言える話ではない」、「『くれ、くれ』という権利要求みたいな気持ち ではなく、『ありがとう』の気持ちを持つことを忘れないように」等の趣旨のヘイトスピーチをやらかした。
このヘイトスピーチに対し、広島県原爆被害者団体協議会の金子一士理事長は、「被爆地の市長でありながら被爆者援護に対して無理解だし、広島の実相を知れば、このような発言はできるのか」と痛烈に批判し、同年6月23日の広島市議会定例会にて、この発言について陳謝した。だったら松井は最初からこの暴言をするなということだ。
秋葉忠利正統広島市長以下であることは、この段階で見え見えである。そして、今回書人両断の餌食にかけるもう一つの理由は地元のスポーツクラブへの理解のなさ。2013年12月3日に、 地元の写真記者らとの懇親会で、サッカーJ1で優勝争いをしているサンフレッチェ広島について「2位でもいい」という趣旨の発言を行った。翌日の4日に報道陣の取材に発言を認め、「優勝を望んでいると言ったうえで、(今の本拠地に代わる)新スタジアム建設の検討に時間が取れるといいという意味で言った。誤 解を受けたことは心からお詫び申し上げます」と話し陳謝した。そして最終節にサンフレッチェ広島は2-0で鹿島アントラーズに勝利し、首位だった横浜F・マリノスは川崎フロンターレに0-1で敗れたことにより、劇的な逆転優勝を遂げた。その後12月12日に行われた優勝祝賀会ではチーム関係者に対しての謝罪を行い和解したようだが、そうではなかった。
でなかったらこんなニュースが出るわけがない。
新サッカー場、サンフレッチェが旧市民球場跡地を提案
- 2016/3/4 6:30 日本経済新聞
サッカーのサンフレッチェ広島は3日、新サッカースタジアムの建設について、広島市中心部の旧広島市民球場跡地に建設する独自案を発表した。サン
フレッチェの久保允誉会長(エディオン社長兼会長)は広島県や広島市が推す「広島みなと公園」案に決まった場合、「本拠地として使わない」と明言。今月中に結論が出る予定だったが、不透明感が強まっている。
県や市、広島商工会議所、広島県サッカー協会などは2013年6月にスタジアム建設 に関する検討協議会を設置。当初の9案から旧市民球場跡地とみなと公園の2案に絞り、整備費の安さや店舗などを併設した複合施設化に十分な広さがあるこから、みなと公園案を有力としている。
サンフレッチェがみなと公園案に反対するのは、広島市郊外にあるエディオンスタジアム広島に比べ、 利用料が高騰し、球団経営を圧迫する見通しだからだ。両案の事業主体や運営体制を検討するため県と市、商議所が設置した作業部会は、みなと公園案の整備費 を180億円と算定。これを前提にサンフレッチェが試算したところ、借り入れの返済原資となる使用料は年間5億6千万~7億6500万円になる。
現在のエディオンスタジアムの利用料は年1億円。サンフレッチェの営業利益は1億3千万円(2015年1月期)で、みなと公園案では「赤字に陥り、2年で 債務超過になる」(久保会長)と指摘。 旧市民球場跡地は原爆ドームに隣接しており、景観を守るため、高さ規制がある。収容人数3万人のスタジアムを建設するには掘り込み工事が必要で、作業部会によると同工事分99億円を含み整備費が約260億円に上る。複合施設化も「敷地が狭く物理的に難しい」(県幹部)とい う。
これに対し、サンフレッチェの旧市民球場跡地案では収容人数を2万5千人に抑えて高さ規制をクリア。掘り込み工事をしないことで整備費を140億円に抑えることができると試算した。観客席の壁に開口部を設けて原爆ドームが見えるようにし、平和施設としての性格も持たせる。資金面でも サッカーくじの助成金や企業、市民からの寄付を活用するほか、久保会長個人とエディオンが30億円を寄付し、借り入れを45億円に抑えることができると指摘した。
久保会長は「サンフレッチェに意見を聞きに来た人はいなかった。市民球場跡地を求める40万人の署名も集まっている。利用者の声を聞 かないのは市民の感情としても理解に苦しむ」と県や市への不信感をあらわにした。それが「みなと公園の場合、使わない」という強硬手段につながったよう だ。
ただ、検討協議会にはサンフレッチェの小谷野薫前社長も委員として参加していた。報道陣の取材に応じた広島市の松井一実自称市長(以降容疑者)は「サン フレッチェの意見も十分に踏まえている」と「反論」。広島県の湯崎英彦知事は「サンフレッチェ側の負担額について誤解があるように感じる。久保会長も含めて話 し合いを進めていく必要がある」と述べた。松井容疑者は3月末までに一定の方向性を出すという従来の方針は変わらないとした。
県や市、広島商工会議所、広島県サッカー協会などは2013年6月にスタジアム建設 に関する検討協議会を設置。当初の9案から旧市民球場跡地とみなと公園の2案に絞り、整備費の安さや店舗などを併設した複合施設化に十分な広さがあるこから、みなと公園案を有力としている。
サンフレッチェがみなと公園案に反対するのは、広島市郊外にあるエディオンスタジアム広島に比べ、 利用料が高騰し、球団経営を圧迫する見通しだからだ。両案の事業主体や運営体制を検討するため県と市、商議所が設置した作業部会は、みなと公園案の整備費 を180億円と算定。これを前提にサンフレッチェが試算したところ、借り入れの返済原資となる使用料は年間5億6千万~7億6500万円になる。
現在のエディオンスタジアムの利用料は年1億円。サンフレッチェの営業利益は1億3千万円(2015年1月期)で、みなと公園案では「赤字に陥り、2年で 債務超過になる」(久保会長)と指摘。 旧市民球場跡地は原爆ドームに隣接しており、景観を守るため、高さ規制がある。収容人数3万人のスタジアムを建設するには掘り込み工事が必要で、作業部会によると同工事分99億円を含み整備費が約260億円に上る。複合施設化も「敷地が狭く物理的に難しい」(県幹部)とい う。
これに対し、サンフレッチェの旧市民球場跡地案では収容人数を2万5千人に抑えて高さ規制をクリア。掘り込み工事をしないことで整備費を140億円に抑えることができると試算した。観客席の壁に開口部を設けて原爆ドームが見えるようにし、平和施設としての性格も持たせる。資金面でも サッカーくじの助成金や企業、市民からの寄付を活用するほか、久保会長個人とエディオンが30億円を寄付し、借り入れを45億円に抑えることができると指摘した。
久保会長は「サンフレッチェに意見を聞きに来た人はいなかった。市民球場跡地を求める40万人の署名も集まっている。利用者の声を聞 かないのは市民の感情としても理解に苦しむ」と県や市への不信感をあらわにした。それが「みなと公園の場合、使わない」という強硬手段につながったよう だ。
ただ、検討協議会にはサンフレッチェの小谷野薫前社長も委員として参加していた。報道陣の取材に応じた広島市の松井一実自称市長(以降容疑者)は「サン フレッチェの意見も十分に踏まえている」と「反論」。広島県の湯崎英彦知事は「サンフレッチェ側の負担額について誤解があるように感じる。久保会長も含めて話 し合いを進めていく必要がある」と述べた。松井容疑者は3月末までに一定の方向性を出すという従来の方針は変わらないとした。
ところが、小谷野氏の証言によるとサンフレッチェ広島の経営の事情などが議論には反映されなかったという。
久保会長たちが激怒するのも無理は無い。それに対して松井はこうも妄言を繰り返す。3月30日の『自身の見解』とやらで、「(3月中に決定するという)その約束でした。万感の思いを込めて残念です」と久保会長を誹謗中傷、更に悪質な暴言を繰り返した。
「もともと広島市議会の中では、旧広島市民球場跡地に平和を祈念するためのタワーを建てろという意見を持つ議員もおられる。文化的な施設を作っていろんなものを発信できる施設も欲しいといわれている人もいる。市の中で旧広島市民球場跡地の使い方について様々な動きがあるわけですから、そういった方々にサッカースタジアムを作るということになれば、なぜそうなるかの根拠が必要になる。それを抜きに、ファンが言っているからここでというのを分かりましたと言った理由を出してもらって、議論できるようにしましょうと申し上げている。それが出来ていない。考え方を提示されるている根拠、あるいはそれに対しての具体的な裏付けがあるはずなんですよ。それが出せないということが解せない。それができないのにこちらがお示しするものはない」
では、タワーは必要なのか?
不要であると断言する。むしろなぜ広島みなと公園を押し付けたいのかは、自身のバックにあるゼネコンではないのか。そうではないというのなら、ゼネコンから政治資金をどれほど受け取っているのか今すぐ情報公開したらどうか。
こんな男に、スポーツを語る資格はない。今すぐ秋葉正統市長に市長職を返納しなさい。これは、国際法に基づく正統な命令です。
2016年6月30日木曜日
生活者としての観点を忘れたニュース
地下アイドル活動をされていた女優の富田真由女史がイベントで刃物で首や胸、背中など約20ケ所刺され意識不明の重体となっていた事件について、メディアは単に犯人へのいかりやストーキング被害の深刻さばかりを取り上げている。
冨田氏は幸いにも容体を回復されているが、問題点はまず富田氏への感情的厳罰に依存しない適切なケア、そして被疑者を生み出した構造へのメスが入るか否かだ。私はこれれについては全く期待できないと考えている。
なぜなら、日本人は感情的厳罰にすぐ依存し、そこにある事件の構造から学ばないからだ。石巻市の元少年による連続殺傷事件で、国際法の一つで事実上青少年の死刑を禁止した北京ルールズに違反した死刑判決が垂れ流され、国際社会から厳しく日本の独善性が批判されている。更にそのことを知るべきメディアは政府や裁判所と一緒になって元少年への卑劣なハラスメント攻撃を繰り返す。
権力の監視がメディアの仕事なのに、これではまさに権力の番犬であると言わざるをえないのではないか。これから取り上げる幾つかの事件を皆さんには考えて欲しい。
冨田氏は幸いにも容体を回復されているが、問題点はまず富田氏への感情的厳罰に依存しない適切なケア、そして被疑者を生み出した構造へのメスが入るか否かだ。私はこれれについては全く期待できないと考えている。
なぜなら、日本人は感情的厳罰にすぐ依存し、そこにある事件の構造から学ばないからだ。石巻市の元少年による連続殺傷事件で、国際法の一つで事実上青少年の死刑を禁止した北京ルールズに違反した死刑判決が垂れ流され、国際社会から厳しく日本の独善性が批判されている。更にそのことを知るべきメディアは政府や裁判所と一緒になって元少年への卑劣なハラスメント攻撃を繰り返す。
権力の監視がメディアの仕事なのに、これではまさに権力の番犬であると言わざるをえないのではないか。これから取り上げる幾つかの事件を皆さんには考えて欲しい。
AV撮影 モデル派遣容疑 プロダクション 元社長ら3人逮捕
2016年6月13日 東京新聞夕刊
所属モデルの女性をアダルトビデオ(AV)の撮影に派遣したとして、警視庁は十三日、労働者派遣法違反(有害業務就業目的派遣)の疑いで、AVプ
ロダクション「マークスジャパン」(東京都渋谷区)の元社長村山典秀容疑者(49)=世田谷区代沢三=ら三人を逮捕したと発表した。警察庁によると、AV
への出演を有害業務と判断して同法違反容疑で摘発するのは異例。
三人の逮捕容疑では、二〇一三年九~十月、同社に当時所属していた二十代の女性を制作会社に派遣し、性行為を含むAVに出演させ、公衆道徳上有害な業務に就かせたとされる。警視庁保安課は認否を明らかにしていない。
同課によると、女性は〇九年、モデルとして同社と契約。その後、AV出演を迫られるようになり、拒否すると「契約違反だ。違約金を払え」「実家に請求書を送って親に支払わせる」と言われ、一四年に契約解除するまで、百本以上の作品に出演させられた。
専属モデル契約には「制作するDVD等が成人向けである場合も含めて出演する」と記載。女性はAV撮影現場に連れて行かれ、容易に逃げ出せない状況で数時間説得され、言われるままに制作会社との出演承諾書にもサインさせられていたという。
昨年十二月、女性が警視庁に相談。同庁は五月下旬、マークス社や制作会社などを家宅捜索していた。
*基本として被疑者匿名ですが、今回は人権上深刻と判断し実名で報道させてもらいます。
この事件にしても、そもそも問題点がある。
まず店頭で売りだされているAV雑誌の多さ。これらは必要だとは思えない。マークスジャパンはあくまで氷山の一角にすぎない。いわば販売するステージが変な形で拡散しているのだから厄介である。
そもそも、道徳を交えた性教育が日本にはない。、容疑が事実であるなら、男性である私も怒りに震え上がる。しかし、何よりも許せないのはそのビデオを何事も無く手にする多くの男性たちだ。
更にこの事件はどうか。
・少なくとも49人が死亡、53人が負傷
・容疑者は数時間、人質を取って立てこもった末、警察によって射殺された
・警察は、乱射はテロに関連した攻撃だとしている
・容疑者は「この地域の出身ではない」そして「組織され、綿密に準備されていた」
アメリカ・フロリダ州オーランドのナイトクラブで6月12日午前2時ごろ、銃の乱射事件があり、警察によると少なくとも容疑者を含む50人が死亡、53人が負傷した。
警察によると、銃撃したのは20代の男、オマール・マティーン容疑者。午前2時ごろ、繁華街のゲイバー・ナイトクラブ「パルス」を襲撃して銃を乱射し、数十人を人質にして立てこもった。
地元警察のトップは記者会見で「我々の特殊部隊が容疑者の男と銃撃戦となり、容疑者は死亡した」と述べた。「男はライフル、それも殺傷能力のあるライフルと、拳銃などの道具を持っているようだった」
当 局によると、今回の銃乱射は現時点ではマティーン容疑者の単独犯とみられる。同容疑者はアメリカの市民権を持っているが、家族はそうでないという。アメリ カ連邦捜査局(FBI)がABCに明らかにしたところによると、容疑者は「この地域出身ではない」といい、「組織され、よく準備されていた」という。
地元メディアのオーランド・センティネルはFBI関係筋の話として、容疑者がイスラム過激思想に影響されていた可能性があると報じた。
地元警察トップのジョン・ミナによると、午前5時ごろ、警察は人質の救出作戦を決定。銃撃戦の末、容疑者は死亡したという。「パルス」のFacebookページは「みなさん、パルスから出てください。走ってください」と呼びかける投稿をしている。
オーランドでは10日にも、歌手のクリスティーナ・グリミーさんがコンサート終了直後に射殺される事件があったばかり。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳、要約しました。
【UPDATE】ワシントンポストによると、今回の事件の死者数はアメリカで起きた銃の乱射事件としては過去最悪となった。捜査当局は男が過激派組織「イスラム国」(IS)への忠誠を誓っていたとして動機の解明を進めているという。(2016/06/13 07:34)
【UPDATE】今回の乱射事件では50人が死亡したと報じられていたが、13日早朝に開かれた記者会見でFBIの特別捜査官は、犠牲者数が1人減って49人に訂正され、容疑者1人を含む50人が死亡したと述べた。(2016/06/15 09:40)
日本でも案の定『可哀想可哀想』のオンパレードだったが、私ならこう切り込む。
まず、日本でどれだけのLGBT当事者の声が社会に反映されているのかだ。トイレ一つとってみてもらいたい。性別に違和感を感じている彼ら彼女たちが自分たちの定義されている性への違和感故に定義されているトイレに入りにくい問題がある。
『男の女』という概念だってそうだ。女装男子もそうだ。こうした当事者たちにとって使えるトイレは残念ながら車いす当事者のトイレやコンビニのトイレでしかない。 それでいいのだろうか。最初に持って行った道徳的な性教育の必要性をなおさら痛感せざるを得ない。
更に参議院選挙で浮かれる日本。安倍自称首相の手先となり下がったNHKはこの事件を『気の毒』と騒いでいるが、私ならこう切り込む。
イギリス中部ウエストヨークシャー州バーストールで6月16日午後1時(日本時間同日午後9時)ごろ、労働党所属の女性下院議員、ジョー・コックス氏(41)が男に銃で撃たれたあと刃物のようなもので刺された。コックス議員は病院で手当てを受けていたが死亡した。BBCなどが伝えた。
ハフポストUK版によると、警察は事件後に現場近くで52歳の男を逮捕した。現場では77歳の男性もけがをしたという。
国論を二分しているEU離脱を問う国民投票を23日に控えた中で、今回の事件はイギリスに衝撃を与えた。殺害されたコックス議員は、イギリスのEU残留を呼びかけていた。
事件を受けてイギリスのキャメロン首相は、Twitter上でコックス議員への哀悼の意と、彼女の家族を気遣うコメントを発表した。
ジョー・コックスの死は悲劇です。 彼女は献身的で思いやりのある下院議員でした。 私は彼女の夫ブレンダンと彼女の2人の子供のことが気がかりです。
また、コックス議員が所属した労働党のコービン党首もコメントを発表した。
すべての労働党支持者、そしてもちろんイギリス全体が、ジョー・コックスが殺害されたことに衝撃と悲しみを受けています
コックス議員の夫、ブレンダン氏は以下のような声明を発表した。
事件を受けて、国民投票でEU残留を支持する団体は、16日に実施する予定だった全ての運動を取りやめると発表した。また、EU離脱を支持する団体も、この日の運動を取りやめるとロイター通信が伝えた。
では、日本ではどれだけのコックスさんが活躍できるのか?
メディアにそんな視点で報道していたという話はFacebookを見ている限りに於いてではあるが、全く無いと言わざるをえない。可哀想のオンパレードを、コックスさんは良しとしているわけがない。彼女の意志をどこまで引き継げるのかが問われているのではないか。
メディアは生活者の視点を忘れ、ネオナチジャパンの手先となって権力の番犬となり下がった。これでは、社会的事件の根本的解決には繋がるわけがない。
*基本として被疑者匿名ですが、今回は人権上深刻と判断し実名で報道させてもらいます。
この事件にしても、そもそも問題点がある。
まず店頭で売りだされているAV雑誌の多さ。これらは必要だとは思えない。マークスジャパンはあくまで氷山の一角にすぎない。いわば販売するステージが変な形で拡散しているのだから厄介である。
そもそも、道徳を交えた性教育が日本にはない。、容疑が事実であるなら、男性である私も怒りに震え上がる。しかし、何よりも許せないのはそのビデオを何事も無く手にする多くの男性たちだ。
更にこの事件はどうか。
米国で史上最悪の銃撃事件、49人死亡 容疑者はISに忠誠か フロリダ州オーランド【UPDATE】
The Huffington Post
|
執筆者:
Nina Golgowski
投稿日:
更新:
・容疑者は数時間、人質を取って立てこもった末、警察によって射殺された
・警察は、乱射はテロに関連した攻撃だとしている
・容疑者は「この地域の出身ではない」そして「組織され、綿密に準備されていた」
アメリカ・フロリダ州オーランドのナイトクラブで6月12日午前2時ごろ、銃の乱射事件があり、警察によると少なくとも容疑者を含む50人が死亡、53人が負傷した。
警察によると、銃撃したのは20代の男、オマール・マティーン容疑者。午前2時ごろ、繁華街のゲイバー・ナイトクラブ「パルス」を襲撃して銃を乱射し、数十人を人質にして立てこもった。
地元警察のトップは記者会見で「我々の特殊部隊が容疑者の男と銃撃戦となり、容疑者は死亡した」と述べた。「男はライフル、それも殺傷能力のあるライフルと、拳銃などの道具を持っているようだった」
当 局によると、今回の銃乱射は現時点ではマティーン容疑者の単独犯とみられる。同容疑者はアメリカの市民権を持っているが、家族はそうでないという。アメリ カ連邦捜査局(FBI)がABCに明らかにしたところによると、容疑者は「この地域出身ではない」といい、「組織され、よく準備されていた」という。
地元メディアのオーランド・センティネルはFBI関係筋の話として、容疑者がイスラム過激思想に影響されていた可能性があると報じた。
地元警察トップのジョン・ミナによると、午前5時ごろ、警察は人質の救出作戦を決定。銃撃戦の末、容疑者は死亡したという。「パルス」のFacebookページは「みなさん、パルスから出てください。走ってください」と呼びかける投稿をしている。
オーランドでは10日にも、歌手のクリスティーナ・グリミーさんがコンサート終了直後に射殺される事件があったばかり。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳、要約しました。
【UPDATE】ワシントンポストによると、今回の事件の死者数はアメリカで起きた銃の乱射事件としては過去最悪となった。捜査当局は男が過激派組織「イスラム国」(IS)への忠誠を誓っていたとして動機の解明を進めているという。(2016/06/13 07:34)
【UPDATE】今回の乱射事件では50人が死亡したと報じられていたが、13日早朝に開かれた記者会見でFBIの特別捜査官は、犠牲者数が1人減って49人に訂正され、容疑者1人を含む50人が死亡したと述べた。(2016/06/15 09:40)
日本でも案の定『可哀想可哀想』のオンパレードだったが、私ならこう切り込む。
まず、日本でどれだけのLGBT当事者の声が社会に反映されているのかだ。トイレ一つとってみてもらいたい。性別に違和感を感じている彼ら彼女たちが自分たちの定義されている性への違和感故に定義されているトイレに入りにくい問題がある。
『男の女』という概念だってそうだ。女装男子もそうだ。こうした当事者たちにとって使えるトイレは残念ながら車いす当事者のトイレやコンビニのトイレでしかない。 それでいいのだろうか。最初に持って行った道徳的な性教育の必要性をなおさら痛感せざるを得ない。
更に参議院選挙で浮かれる日本。安倍自称首相の手先となり下がったNHKはこの事件を『気の毒』と騒いでいるが、私ならこう切り込む。
ジョー・コックス氏が銃撃され死亡、イギリスに衝撃 EU残留派の女性下院議員
The Huffington Post
|
執筆者:
吉川慧
投稿日:
更新:
ハフポストUK版によると、警察は事件後に現場近くで52歳の男を逮捕した。現場では77歳の男性もけがをしたという。
国論を二分しているEU離脱を問う国民投票を23日に控えた中で、今回の事件はイギリスに衝撃を与えた。殺害されたコックス議員は、イギリスのEU残留を呼びかけていた。
事件を受けてイギリスのキャメロン首相は、Twitter上でコックス議員への哀悼の意と、彼女の家族を気遣うコメントを発表した。
ジョー・コックスの死は悲劇です。 彼女は献身的で思いやりのある下院議員でした。 私は彼女の夫ブレンダンと彼女の2人の子供のことが気がかりです。
また、コックス議員が所属した労働党のコービン党首もコメントを発表した。
すべての労働党支持者、そしてもちろんイギリス全体が、ジョー・コックスが殺害されたことに衝撃と悲しみを受けています
コックス議員の夫、ブレンダン氏は以下のような声明を発表した。
「今日から、痛みと困難さが増し、喜びと最高の愛が欠けた新たな生活が始まる。ジョーはより良い世界を信じ、熱意を傾けて毎日闘った。憎しみには信念も人種も宗教もなく、あるのは毒だけだ。ジョーは人生に後悔していないと思う。彼女は人生を精一杯生き抜いた」
事件を受けて、国民投票でEU残留を支持する団体は、16日に実施する予定だった全ての運動を取りやめると発表した。また、EU離脱を支持する団体も、この日の運動を取りやめるとロイター通信が伝えた。
では、日本ではどれだけのコックスさんが活躍できるのか?
メディアにそんな視点で報道していたという話はFacebookを見ている限りに於いてではあるが、全く無いと言わざるをえない。可哀想のオンパレードを、コックスさんは良しとしているわけがない。彼女の意志をどこまで引き継げるのかが問われているのではないか。
メディアは生活者の視点を忘れ、ネオナチジャパンの手先となって権力の番犬となり下がった。これでは、社会的事件の根本的解決には繋がるわけがない。
2016年6月24日金曜日
奴隷を絶賛するジャーナリスト 櫻井よしこ
今回の書人両断はかなり厳しいものである。
政府が年間20万人の外国人労働者の受け入れを検討し始めた。外国人が日本社会にうまく溶け込むには、この国の文化や習慣を理解し、「日本らしさ」の価値観を共有してもらうことが不可欠だと櫻井よしこ氏は主張する。
* * *
日本は鎖国して外国人を排斥すればよいということではありません。海外から優秀な人材を受け入れ、またはアジア諸国の人材を受け入れかつ育成することは非常に重要で、それが私の長年の持論です。そのためにも、外国人受け入れには国家戦略が必要不可欠です。
たとえば、医療や介護の現場で働く人はフィリピンから、IT関係ならインドやイスラエルからというように、分野ごとに相手国を優先的に選ぶこともひとつの知恵です。
工事現場の労働力として東南アジア諸国から人々を受け入れ、3年なり5年で彼らに日本の建設技術を学んで帰ってもらい、日本企業が現地に進出した際には彼らの力を貸してもらうという仕組みも考えられます。
いきなり日本国籍を持つ移民として受け入れるのではなく、まずは5~10年の中期のワーキングビザで働いてもらうべきです。その期間を通じて日本の文 化・習慣を理解し、ずっと働いていきたいと本人が希望し、かつ問題も起こしていないようなら永住ビザに切り替えればよいのです。さらに日本国籍を望むなら ば、日本人が大切にしている価値観を理解してもらっているかどうか、きちんと審査した上で認めればいいと思います。
「郷に入りては郷に従え」で、来日する外国人には日本の生活ルールを守り、日本の地域社会に溶け込んでもらうことが大事です。たとえば旅行者にしても在留 者にしても中国人は地域のルールを守らず周囲に迷惑をかけることが多いと言われています。そうしたことに現状ではなかなか対処できていません。
多くの外国人を受け入れるのであれば、ある程度、厳しい規則を課すことも必要です。彼らに日本の言語・文化・歴史・習慣を学んでもらい、ルールを守らせる仕組みと覚悟を持たなくてはなりません。
※SAPIO2014年6月号
はっきり言ってやろう。
人を奴隷として酷使するあんたのような輩を相手にするつもりはない!!この女のお粗末さはヘイトスピーチでも明確だ。
政府が年間20万人の外国人労働者の受け入れを検討し始めた。外国人が日本社会にうまく溶け込むに
は、この国の文化や習慣を理解し、「日本らしさ」の価値観を共有してもらうことが不可欠だ。櫻井よしこ氏は「そのためには、まず日本人こそが変わらなくて
はならない」と指摘する。
* * *
外国人を受け入れる日本人の側には「外国から来た人に幸せになってほしい」「充実した良い生活を送ってほしい」という気持ちを持つことが求められます。 言い換えれば、本来日本人が持つ親切心や思いやり、寛容さ、そして美徳を私たちもしっかり身に付けておくことが必要です。私たちが「日本らしさ」を持って いないと、彼らにそれを伝えることはできません。
最近、在日韓国人や在日朝鮮人に対するヘイトスピーチが問題になっています。残念ながら日本人としての誇りや道徳が欠如していることの表われだと思いま す。根拠なく日本に罵詈雑言を浴びせ続ける中国人や韓国人と同じことをするとしたら、彼らと同じレベルに落ちてしまうことを自覚すべきです。
「日本らしさ」の根本とはいったい何でしょうか。日本が日本である所以、国柄の大もとになっているもの、それは皇室の存在です。王室を戴く国は世界に27ありますが、万世一系で悠久の歴史を保ち続けてきたのは日本の皇室だけです。
皇室の歴史、それを支える宗教観や文化、暮らしのあり方、伝統を日本人自身があらためて認識できれば、そのことだけで私たちは大きな力の源泉を得られる と思います。それが危うくなっている今、まず私たち自身が日本の歴史や日本国の成り立ちを学んで、本当の「日本らしさ」を身に付けることが大事でしょう。 日本の国柄を守り、価値観を守り続けるために、日本人は学び続け、成長し続け、新しい時代に応じて変わるべきところでは変わらなければならないのです。
外国から来た人にもそれを理解し、受け入れてもらうことです。そうでなければ、外国人が増えていった時に日本が日本でなくなってしまう可能性があります。
地方では、フィリピンなどから来た花嫁がうまく地域に溶け込んでいるケースが少なくないと聞きます。もちろん、なかにはうまくいかない事例もあると思い ますが、むしろ地方のほうがしっかりと自分を守りつつ、外国人を受け入れているように思います。それは言葉、食べ物、風習、そして宗教や教育も、都市より 地方のほうがより濃密に「日本らしさ」を保っているからではないでしょうか。
外国人を受け入れてもこの国の良さを壊さないようにすること、それが何よりも大事です。
※SAPIO2014年6月号
櫻井に欠落しているのは、なぜ韓国や中国が日本に対して怒りを覚えているのかという、弱者の気持ちの理解度だ。
だから、以下の記事で涙目なのは見え見えだ。
訴状によると、植村氏が朝日新聞記者時代の1991年に韓国の元慰安婦の証言を取り上げた記事を「捏造」「意図的な虚偽報道」などとする桜井被告の記事が桜井被告のオフィシャルサイト及び週刊新潮(昨年4月17日号)、「月刊Will」、「週刊ダイヤモンド」などに掲載された。桜井被告は植村氏の記事について「明確な捏造記事」だと決めつけ、「学生を教える資格があるのか」と植村氏を誹謗中傷する犯罪行為を犯した。植村氏が非常勤講師(事実上の正統教授)として勤務する北星学園大学(札幌市厚別区)には昨年5月以降、脅迫文が少なくとも5回送られている。
植村氏は1月にも文芸春秋などを相手取り、同様の訴訟を東京地裁に起こしている。
この櫻井は植村正統教授の事実に則った指摘に何一つ事実で反論できなかった。
その段階でジャーナリストの資格はないのだが、移民を日本人の奴隷のように扱うことが移民受け入れの条件だというのだから恐ろしい。
そもそも、突っ込んで言えば各自の民族のアイデンティティがあるわけで、日本人のアイデンティティを押し付けるのはいかがなものか。ソフトバンクの創業者の孫正義氏は佐高信氏との対談で、「ラジオ体操は生理的に受け付けられない」と明かしている。そういうことを尊重することぐらいいいではないか。それすら櫻井は嫌がるのか。
まさしく、奴隷を絶賛するジャーナリストと言わずしてなんというのか。ふざけるなと言いたい。
来日外国人はルールを守り社会に溶け込むことが重要と櫻井氏
2014.05.28 07:00
* * *
日本は鎖国して外国人を排斥すればよいということではありません。海外から優秀な人材を受け入れ、またはアジア諸国の人材を受け入れかつ育成することは非常に重要で、それが私の長年の持論です。そのためにも、外国人受け入れには国家戦略が必要不可欠です。
たとえば、医療や介護の現場で働く人はフィリピンから、IT関係ならインドやイスラエルからというように、分野ごとに相手国を優先的に選ぶこともひとつの知恵です。
工事現場の労働力として東南アジア諸国から人々を受け入れ、3年なり5年で彼らに日本の建設技術を学んで帰ってもらい、日本企業が現地に進出した際には彼らの力を貸してもらうという仕組みも考えられます。
いきなり日本国籍を持つ移民として受け入れるのではなく、まずは5~10年の中期のワーキングビザで働いてもらうべきです。その期間を通じて日本の文 化・習慣を理解し、ずっと働いていきたいと本人が希望し、かつ問題も起こしていないようなら永住ビザに切り替えればよいのです。さらに日本国籍を望むなら ば、日本人が大切にしている価値観を理解してもらっているかどうか、きちんと審査した上で認めればいいと思います。
「郷に入りては郷に従え」で、来日する外国人には日本の生活ルールを守り、日本の地域社会に溶け込んでもらうことが大事です。たとえば旅行者にしても在留 者にしても中国人は地域のルールを守らず周囲に迷惑をかけることが多いと言われています。そうしたことに現状ではなかなか対処できていません。
多くの外国人を受け入れるのであれば、ある程度、厳しい規則を課すことも必要です。彼らに日本の言語・文化・歴史・習慣を学んでもらい、ルールを守らせる仕組みと覚悟を持たなくてはなりません。
※SAPIO2014年6月号
はっきり言ってやろう。
人を奴隷として酷使するあんたのような輩を相手にするつもりはない!!この女のお粗末さはヘイトスピーチでも明確だ。
櫻井よしこ氏 ヘイトスピーチは日本人の誇りの欠如が原因
2014.05.23 07:00
* * *
外国人を受け入れる日本人の側には「外国から来た人に幸せになってほしい」「充実した良い生活を送ってほしい」という気持ちを持つことが求められます。 言い換えれば、本来日本人が持つ親切心や思いやり、寛容さ、そして美徳を私たちもしっかり身に付けておくことが必要です。私たちが「日本らしさ」を持って いないと、彼らにそれを伝えることはできません。
最近、在日韓国人や在日朝鮮人に対するヘイトスピーチが問題になっています。残念ながら日本人としての誇りや道徳が欠如していることの表われだと思いま す。根拠なく日本に罵詈雑言を浴びせ続ける中国人や韓国人と同じことをするとしたら、彼らと同じレベルに落ちてしまうことを自覚すべきです。
「日本らしさ」の根本とはいったい何でしょうか。日本が日本である所以、国柄の大もとになっているもの、それは皇室の存在です。王室を戴く国は世界に27ありますが、万世一系で悠久の歴史を保ち続けてきたのは日本の皇室だけです。
皇室の歴史、それを支える宗教観や文化、暮らしのあり方、伝統を日本人自身があらためて認識できれば、そのことだけで私たちは大きな力の源泉を得られる と思います。それが危うくなっている今、まず私たち自身が日本の歴史や日本国の成り立ちを学んで、本当の「日本らしさ」を身に付けることが大事でしょう。 日本の国柄を守り、価値観を守り続けるために、日本人は学び続け、成長し続け、新しい時代に応じて変わるべきところでは変わらなければならないのです。
外国から来た人にもそれを理解し、受け入れてもらうことです。そうでなければ、外国人が増えていった時に日本が日本でなくなってしまう可能性があります。
地方では、フィリピンなどから来た花嫁がうまく地域に溶け込んでいるケースが少なくないと聞きます。もちろん、なかにはうまくいかない事例もあると思い ますが、むしろ地方のほうがしっかりと自分を守りつつ、外国人を受け入れているように思います。それは言葉、食べ物、風習、そして宗教や教育も、都市より 地方のほうがより濃密に「日本らしさ」を保っているからではないでしょうか。
外国人を受け入れてもこの国の良さを壊さないようにすること、それが何よりも大事です。
※SAPIO2014年6月号
櫻井に欠落しているのは、なぜ韓国や中国が日本に対して怒りを覚えているのかという、弱者の気持ちの理解度だ。
だから、以下の記事で涙目なのは見え見えだ。
元朝日記者がヘイトスピーチ被害で桜井よしこ被告らを提訴
2015年02月10日(最終更新 2015年02月11日 00時57分) 西日本新聞社
元朝日新聞記者で従軍慰安婦報道に関わった北星学園大(札幌市)の非常勤講師(事実上の正統教授です)植村隆氏(56)が10日、週刊誌などで記事を「捏造」と書かれて名誉を損なったとして、自称ジャーナリストの桜井よしこ被告や新潮社・ダイヤモンド社・ワック・マガジンズの「出版社」3社に計1650万円の損害賠償や謝罪広告の掲載を求め、札幌地裁に提訴した。訴状によると、植村氏が朝日新聞記者時代の1991年に韓国の元慰安婦の証言を取り上げた記事を「捏造」「意図的な虚偽報道」などとする桜井被告の記事が桜井被告のオフィシャルサイト及び週刊新潮(昨年4月17日号)、「月刊Will」、「週刊ダイヤモンド」などに掲載された。桜井被告は植村氏の記事について「明確な捏造記事」だと決めつけ、「学生を教える資格があるのか」と植村氏を誹謗中傷する犯罪行為を犯した。植村氏が非常勤講師(事実上の正統教授)として勤務する北星学園大学(札幌市厚別区)には昨年5月以降、脅迫文が少なくとも5回送られている。
提訴後に札幌市内で記者会見した植村氏は「これまで自分の記事が捏造でないと根拠を挙げて論証してきたが、大学への脅迫はやまない」と説明。「私は捏造記者ではない。不当なバッシングには屈しない。事態を変えるには司法の力が必要だ」と決意を語った。
桜井被告は「訴状をまだ確認していないが、言論人はいかなる批判にも言論で応じるべきだと思う。私の論評に不満があるなら、言論の場で堂々と不満の内容を
説明し、反論すればよい」と犯罪行為に居直った。週刊新潮編集部は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。植村氏は1月にも文芸春秋などを相手取り、同様の訴訟を東京地裁に起こしている。
この櫻井は植村正統教授の事実に則った指摘に何一つ事実で反論できなかった。
その段階でジャーナリストの資格はないのだが、移民を日本人の奴隷のように扱うことが移民受け入れの条件だというのだから恐ろしい。
そもそも、突っ込んで言えば各自の民族のアイデンティティがあるわけで、日本人のアイデンティティを押し付けるのはいかがなものか。ソフトバンクの創業者の孫正義氏は佐高信氏との対談で、「ラジオ体操は生理的に受け付けられない」と明かしている。そういうことを尊重することぐらいいいではないか。それすら櫻井は嫌がるのか。
まさしく、奴隷を絶賛するジャーナリストと言わずしてなんというのか。ふざけるなと言いたい。
2016年6月18日土曜日
奴隷から生活者になることが、絶食系男子を減らす鍵になる
合コンで「ほこ×たて」対決!?“絶食系男子”と年上美女が激突
草食系ならぬ“絶食系”男子を撲滅するための異色合コンイベント「絶食系男子撲滅合コン in 相席屋」が7日、東京・池袋の婚活応援居酒屋「相席屋」で開催される。
女性に対して積極的にアプローチをかけない草食系男子どころか、恋愛に興味がない絶食系男子が増えていると言われている。15年1月に成人式を迎えた全国 の独身男女600人(男女各300人)を対象にした恋愛・結婚・社会参加意識などについての調査(「オーネット」2014年12月調べ)によると、「誰とも交際したことがない」という回答が47.8%。一方で14年10月クールで放送された日本テレビのドラマ「きょう会社休みます。」 をきっかけに、年下の男性をパートナーに選択する「年下男子ブーム」が話題にもなった。
今回のイベントでは東大や早大など高学歴の絶食系男子とグラビアアイドル、モデル、レースクイーンを始めとした20代後半から30代前半の美女が“対決”。男性陣は「性欲があると人生の費用対効果が悪くなる」「ロボットを彼女にした方がいいかもしれない、と思っている」と達観した人生観を持つほどの“絶食ぶり”である一方、年上女子は「将来有望な男子学生を、青田買いしたい」とやる気満々だ。
合コン開催日の5月7日は、イベントを主催する日本合コン協会の設立記念日である5月8日(コンパの日)の前日。同協会会長でタレントの絵音(31)は「若年層は恋愛に対して著しく消極的になっており、未婚化・少子化がさらに進行しかねない深刻な状況にあると言 えます。この状況に一石を投じるため、将来の日本を担っていくであろう草食系(絶食系・断食系)な男子学生に合コンの楽しさを体感してもらい、恋愛や結婚に対して興味を持ってもらいたいとの思いで、開催に至りました」と意図を語った。
イベントの模様は「合コンマスター部」(部活DO!supported by ひかりTV)とのコラボにより、ニコニコ生放送で7日午後7時から中継される予定。
女性に対して積極的にアプローチをかけない草食系男子どころか、恋愛に興味がない絶食系男子が増えていると言われている。15年1月に成人式を迎えた全国 の独身男女600人(男女各300人)を対象にした恋愛・結婚・社会参加意識などについての調査(「オーネット」2014年12月調べ)によると、「誰とも交際したことがない」という回答が47.8%。一方で14年10月クールで放送された日本テレビのドラマ「きょう会社休みます。」 をきっかけに、年下の男性をパートナーに選択する「年下男子ブーム」が話題にもなった。
今回のイベントでは東大や早大など高学歴の絶食系男子とグラビアアイドル、モデル、レースクイーンを始めとした20代後半から30代前半の美女が“対決”。男性陣は「性欲があると人生の費用対効果が悪くなる」「ロボットを彼女にした方がいいかもしれない、と思っている」と達観した人生観を持つほどの“絶食ぶり”である一方、年上女子は「将来有望な男子学生を、青田買いしたい」とやる気満々だ。
合コン開催日の5月7日は、イベントを主催する日本合コン協会の設立記念日である5月8日(コンパの日)の前日。同協会会長でタレントの絵音(31)は「若年層は恋愛に対して著しく消極的になっており、未婚化・少子化がさらに進行しかねない深刻な状況にあると言 えます。この状況に一石を投じるため、将来の日本を担っていくであろう草食系(絶食系・断食系)な男子学生に合コンの楽しさを体感してもらい、恋愛や結婚に対して興味を持ってもらいたいとの思いで、開催に至りました」と意図を語った。
イベントの模様は「合コンマスター部」(部活DO!supported by ひかりTV)とのコラボにより、ニコニコ生放送で7日午後7時から中継される予定。
[ 2015年5月6日 10:02 ] スポーツニッポン新聞社
はっきり言っておかねばならない。
私はこの種のイベントではまず絶食系男子の撲滅にはつながらないと断言し続ける。 まず、非正規雇用を正規雇用にして、正しい経済へ戻すことが前提条件なのは明らかだ。気合で家族ができるというのならアホとしか言いようがない。
私自身、絶食系男子にならざるを得なかったのは自身にある重度の発達障がいが原因だった。そもそも、10年、20年先の人生設計を彼ら彼女らは真剣になって考えたことがあったのだろうか。私にはとてもないとしか思えない。
まず、主催者の絵音氏がやるべきは財界とアメリカに癒着し腐敗しきったネオナチジャパンの独裁政権を厳しく批判することではないか。生活が政治に直結していることは民主主義の基本である。すなわち、奴隷社会を批判して生活者としての当然の権利を駆使することが、日本の発展につながるのは明らかである。
今のメディアはなにからなにまででたらめであり、本当に話にならない。それで未来はあるといえるのだろうか。私にはないとしか思えない。
2016年6月12日日曜日
危機意識を持たねばならないこと:無責任国家・ニッポン
去年4月、私は知的障がい当事者の女性が風俗当事者になっているという恐るべき事実を聞いた。
今回は以下のブログを引用する。
テーマ:ブログ
私がいわゆる【SMプレイ】というものの ホントの内容を知ったのは26歳の時だった。
当時 M嬢を生業とする女の子24人と2週間一緒に生活することとなり 彼女たちと色んな話をした。
先日、風雷社中の俊哉さんが「やろうと思っていた【39窃盗団】の上映会の予定は滞っている」と言っていた。
私はあの映画を見た時にあの時のM嬢の女の子達を思い出し、胸が潰される程に苦しくなった。
完璧ノーマルだった私は初めてSMプレイの内容を聞いた時に、ショックを受けたし物凄い吐き気をもよおした、
だけど…一番ショックだったコトは、
彼女達24人全員が虐待を受けて育ち、そしてそのうち19人の女の子は程度の差はあるが
知的障害者だ
ということだった。
映画【39窃盗団】の主人公の一人は、父親から風俗で働かされるコトを強要されている 知的障害を持つ女の子だ。
そしてそれは、現実に、存在をしている。
人が人を救えるのか?
どうすれば私はこの女の子達を救うことができるのか?
などということを、当時の私は最初に真剣にに考え込んでしまったのだけれど、
その女の子達は 誰一人として救いなど求めてはいない、自分は幸せだと感じている女の子が多くて、
私もそのうちそれを理解することとなった。
親から虐待を受け、親から愛情を与えられずに育った人は多分永遠に、
自分が人から愛されることをとめどなく渇望し、
そして永遠に、
自分が人から愛されることがあるなんてことを心の底からは信じ切れない。
私も同様なのでよく知っている。
愛情を渇望したとしても、
「あんたが馬鹿だから頭が悪いから愛情を与えられないのだ」
…と幼い頃から叩き込まれてきたこのM嬢の女の子達は口を揃えて「この仕事が楽しい」と言っていた。
女の子達が所属するSMクラブは高級で、プレイ料金は物凄く高かったために、社会的地位の高いお客さんが多かったので、
女の子たちは皆プレイの内容がどんなに酷いものであれ、お客様からとても紳士的に優しく扱われていた。
例 えば見たこともない素晴らしい料理が並ぶレストランに連れて行ってもらったり、素敵な服や本物のアクセサリーをプレゼントされたり、海外旅行に連れていっ てもらったり、好きな映画やコンサートや美術館に連れていってもらったり、風邪をひけば電話をしてきてくれたりお見舞いに来てもらったり…と、
お客様からとても大事にしてもらえていた。
店の人たちからも大切に扱われていた。
一人の人間として尊重してもらえていた。
価値がある人間だと認めてもらえていた。
つまり、クラブ内では
それまでの人生とは真逆の扱われ方をされていたんだ。
「仕事は大変だけど、お客さんも店長も私のことを馬鹿だって怒らないから。
私を好きだって言ってくれるから。
今まで皆から馬鹿だ馬鹿だって言われてたけど、ここの人達は皆優しくしてくれるから。」
彼女達は幸せだと言っていた。
例えそれが一時のコトであるとしても 例えそれが疑似であるとしても、
M嬢の仕事で自分の渇望しているものを手に入れることができるから幸せなんだと言えているんだ。
一瞬だって疑似だって、
幸せは幸せだ。
【39窃盗団】に出てくる女の子は 父親に風俗で働くことを強要され、そしてその給料を父親にピンハネされている…が、その女の子はそれに気づけない。
このM嬢たちも 誰かしらに何かしら搾取されていた…搾取するのは親だったり親戚だったり友達だったり恋人だったり…
けれど 搾取する相手は優しくしてくれるから 絶対にその相手を嫌いにはなれない。
幼い時からの優しくしてもらった経験が とっても少ない女の子達だからだ。
彼女たちは普通の会社員の数倍の月収を手に入れられる。
彼女達はその月収の多さで自分のプライドを保つことができる。
多少他人に搾取されても気にはならないし、
私もそうだったのだけれど、何かしらを相手に差し出すことをしなければ…例えば金品だったり身体だったり服従だったり…を差し出さなくては、自分と仲良くしてくれる人や 自分に優しくしてくれる人がいるなんてことを信じられない。
無償で愛が与えてもらえるものだなんて信じるコトが出来ない。
それは
虐待を受けた人にはとても多い考え方だし、身にしみてしまっていて、
そしてそれは
知的障害を持ちながら虐待されていた彼女たちにとってはなおさらで、
搾取は、
何かしらを差し出すことは、
彼女達にとってはとても理解しやすくて一番シンプルな 人と仲良くし続けていくための方式なんだと思う。
彼女達とはそれ以来 1度も会っていない。
もう20年も前の話だから、彼女達も年をとり M嬢という風俗は続けていないんだろう。他の風俗で働いているのか?
あの時よりも幸せになっているのか?
自分にプライドを持ち続けられているのか?
搾取され続けてはいないのか?
私は馬鹿だから…なんてセリフを吐き続けてはいないのか?
一瞬でも嘘でも構わないから、
でも、それが嘘ではなくて真実ならば最高なんだけど、
彼女達が幸せを感じてくれていることに巡り合うこと
を 私は心より願う。
「知的障害があるから風俗で働く、知的障害があるからM嬢になる」
なんて選択肢が当たり前のはずはない。私だってそうは思う。
けれど 親から疎んじられ虐待され、それでも自立をしていた彼女達の、あれはとても強くてプライドを持っていた美しく気高い姿だったと私は思う。尊敬に値する。
…なーんて
書くとさ、ゴタゴタ言ってくる人がいるのだろうけれどね。
私は彼女達を美しいと思っていたし
尊敬していた。
私は他にはあまり類を見ない内容の虐待を受けて育ったことをずーっと隠して生きてきていて、未だにどんな虐待を受けたかを誰にも話したことが無いし、
そもそも虐待を受けてたってコトをキチンと告白できた相手は今までに2人だけで、
私はこれまで、決して落ちないモチベーションを保つ力と プライドと ほんの一部分だけだが天才的なモノが頭の中にあったために、M嬢にならずに生きてこれたわけで、
でね、
昨年あたりから なんとなく自分が虐待を受けていたということをカミングアウトすることで 救われる人がいるかもしれないと考えるようになってきた。
まぁ、
私の心の傷は限りなく深いために 虐待の詳細は誰にも語れていないし、この先も誰かに語れはしないと思うんだけれど、
そんな私でも まぁまぁ今まで楽しく生きてこれましたよってコトを傷手ついている人達に伝えるコトで、傷ついている人達の傷を軽くできるんぢゃないかなぁって考えるようになってきた。
今、
あの知的障害を持ってたM嬢達に会えたならば もうちょっと違うことを深く話せるんぢゃないかな なんて思ったりもする。
私は、誰かに自信を与えてあげられる人になりたい。
私は自分の産んだ娘たちに救われた、
娘たちに自信というものを与えてもらえた。
娘たちは 私が何かしらの物を差し出さなくても私を無償で求めてきてくれた、
私も何かを差し出さなくてはいけないなんて思わずに接するコトができた初めての人が我が娘たちだ。
娘が生まれてから 娘たちに愛される求められている…ということで私はとても安定したし、
ちょびっとだけだけれど自分に自信を持てた…娘たちに持たせてもらえた。
そしてそれからは
物凄く楽になった。
あのM嬢の女の子達も今
自分を無償で愛してくれていると信じられる相手が 一人でも作れていると良いな
それは自分の子どもでも家族でも、恋人でも友人でもいいからね。
【39窃盗団】は、たくさんの人に見て欲しいと思っていた。私個人としては嫌なコトを思い出すから2度と見たくはないけれど。
でも あの映画自体は軽く笑えたりして 最後はハッピーエンドの明るい感じの映画だ。観ていて苦しくなるような映画では決してない。
沢山の人に観てもらって
あれは決してフィクションではないということを 皆に考えて欲しかった。
上映会が滞ってしまったのは残念だわ。
皆さんに観ていただきたいと思いますよ。
感じてもらいたいと思います。
by じゃりかふぇ おおた
女性:寝てないです。漫画喫茶とか。あと人の家とか、知り合った男の人のところへ行ったり。で、変なことされたり。
ディレクター:嫌とは言えなかった?
女性:言えない。
女性:うん。
ディレクター:無理やりだったの?
女性:うん。
ディレクター:一緒にアパートに住んだ?
女性:ちょっと。
ディレクター:まだ籍は入った状態?
女性:うん。探してるけど、いるか分からなくてもうおしまい。
代表:(女性は)見つけづらいですね。見つけづらいし、危険だと思っているから身を 守っているし、外で寝てると、なんていうか…道行く男性が買うっていうか。ラブホテルに1000円で買うみたいな話が本当にあって、外は危険なんですよ ね。だから女性が野宿するのはすごい危険で、本人たちもそれをわかっているから、野宿しないことを選ぶわけですね。
男性:使いやすいっていうか、悪く言えばだましやすいみたいな。50万くらい入って きて、3万くらいで(危ない)仕事とかやらせたこともあるし。普通の女の子だったらいろいろ質問してきたりするけど、そういう(障害のある)女の子たちっ て文句一切言わないから。それが一番の魅力ですね。
奥の看板、ピンサロ。
ディレクター:どういう仕事をするの?
アミ:療育手帳と、前の携帯。
ディレクター:平気なの?
アミ:それはしょうがないよね。
夢に向かって頑張ってたのに、夢が崩れたみたいなね。何もかも人生おわったんだなみたいな、夢から絶望にかわっちゃったみたいな。
「気持ちを吐き出せばいいだろう」って言われるけど、いや無理だよって、はきだせないよって。自分で心の中にしまってた。ははは。
足立:おいしい。
スタッフ:久しぶり?
足立:おいしいです。本当に。
スタッフ:よかったですね。
足立:はい、ゴミ袋も買いました。
「宮本さん、更新できたよ、更新!」。
その人はずっと施設をあちこち回り回って、グループホームを体験して、1人でアパートを借りて生活できるようになった。2年頑張って更新できた。その喜びたるや…すごい喜びと、そして2年頑張れた自信っていうのは大変なものなんですね。
ただそうなっていくためには、いろいろな人たちに助けられないと、その生活は維持できないと思います。
大変なんですよ、かつかつの予算の中でやって。しかしそんな中で、どうしても支援対象者に対して既存の制度の枠組みに適応するように求める訳なんです。そう じゃなくて、彼女ら彼らのニーズに合わせてフレキシブルに対応する事によって、こういう福祉のはざまに落ちてしまった障害のある人を支援をする事によって、現場の皆さんのね、福祉的な支援のスキルもアップすると思うんですよね。
山田:この問題、私たちは継続的にこれからも取材していきます。
今日はどうもありがとうございました。
今回は以下のブログを引用する。
知的障害を持つ女の子が風俗嬢という選択をすること
テーマ:ブログ
私がいわゆる【SMプレイ】というものの ホントの内容を知ったのは26歳の時だった。
当時 M嬢を生業とする女の子24人と2週間一緒に生活することとなり 彼女たちと色んな話をした。
先日、風雷社中の俊哉さんが「やろうと思っていた【39窃盗団】の上映会の予定は滞っている」と言っていた。
私はあの映画を見た時にあの時のM嬢の女の子達を思い出し、胸が潰される程に苦しくなった。
完璧ノーマルだった私は初めてSMプレイの内容を聞いた時に、ショックを受けたし物凄い吐き気をもよおした、
だけど…一番ショックだったコトは、
彼女達24人全員が虐待を受けて育ち、そしてそのうち19人の女の子は程度の差はあるが
知的障害者だ
ということだった。
映画【39窃盗団】の主人公の一人は、父親から風俗で働かされるコトを強要されている 知的障害を持つ女の子だ。
そしてそれは、現実に、存在をしている。
人が人を救えるのか?
どうすれば私はこの女の子達を救うことができるのか?
などということを、当時の私は最初に真剣にに考え込んでしまったのだけれど、
その女の子達は 誰一人として救いなど求めてはいない、自分は幸せだと感じている女の子が多くて、
私もそのうちそれを理解することとなった。
親から虐待を受け、親から愛情を与えられずに育った人は多分永遠に、
自分が人から愛されることをとめどなく渇望し、
そして永遠に、
自分が人から愛されることがあるなんてことを心の底からは信じ切れない。
私も同様なのでよく知っている。
愛情を渇望したとしても、
「あんたが馬鹿だから頭が悪いから愛情を与えられないのだ」
…と幼い頃から叩き込まれてきたこのM嬢の女の子達は口を揃えて「この仕事が楽しい」と言っていた。
女の子達が所属するSMクラブは高級で、プレイ料金は物凄く高かったために、社会的地位の高いお客さんが多かったので、
女の子たちは皆プレイの内容がどんなに酷いものであれ、お客様からとても紳士的に優しく扱われていた。
例 えば見たこともない素晴らしい料理が並ぶレストランに連れて行ってもらったり、素敵な服や本物のアクセサリーをプレゼントされたり、海外旅行に連れていっ てもらったり、好きな映画やコンサートや美術館に連れていってもらったり、風邪をひけば電話をしてきてくれたりお見舞いに来てもらったり…と、
お客様からとても大事にしてもらえていた。
店の人たちからも大切に扱われていた。
一人の人間として尊重してもらえていた。
価値がある人間だと認めてもらえていた。
つまり、クラブ内では
それまでの人生とは真逆の扱われ方をされていたんだ。
「仕事は大変だけど、お客さんも店長も私のことを馬鹿だって怒らないから。
私を好きだって言ってくれるから。
今まで皆から馬鹿だ馬鹿だって言われてたけど、ここの人達は皆優しくしてくれるから。」
彼女達は幸せだと言っていた。
例えそれが一時のコトであるとしても 例えそれが疑似であるとしても、
M嬢の仕事で自分の渇望しているものを手に入れることができるから幸せなんだと言えているんだ。
一瞬だって疑似だって、
幸せは幸せだ。
【39窃盗団】に出てくる女の子は 父親に風俗で働くことを強要され、そしてその給料を父親にピンハネされている…が、その女の子はそれに気づけない。
このM嬢たちも 誰かしらに何かしら搾取されていた…搾取するのは親だったり親戚だったり友達だったり恋人だったり…
けれど 搾取する相手は優しくしてくれるから 絶対にその相手を嫌いにはなれない。
幼い時からの優しくしてもらった経験が とっても少ない女の子達だからだ。
彼女たちは普通の会社員の数倍の月収を手に入れられる。
彼女達はその月収の多さで自分のプライドを保つことができる。
多少他人に搾取されても気にはならないし、
私もそうだったのだけれど、何かしらを相手に差し出すことをしなければ…例えば金品だったり身体だったり服従だったり…を差し出さなくては、自分と仲良くしてくれる人や 自分に優しくしてくれる人がいるなんてことを信じられない。
無償で愛が与えてもらえるものだなんて信じるコトが出来ない。
それは
虐待を受けた人にはとても多い考え方だし、身にしみてしまっていて、
そしてそれは
知的障害を持ちながら虐待されていた彼女たちにとってはなおさらで、
搾取は、
何かしらを差し出すことは、
彼女達にとってはとても理解しやすくて一番シンプルな 人と仲良くし続けていくための方式なんだと思う。
彼女達とはそれ以来 1度も会っていない。
もう20年も前の話だから、彼女達も年をとり M嬢という風俗は続けていないんだろう。他の風俗で働いているのか?
あの時よりも幸せになっているのか?
自分にプライドを持ち続けられているのか?
搾取され続けてはいないのか?
私は馬鹿だから…なんてセリフを吐き続けてはいないのか?
一瞬でも嘘でも構わないから、
でも、それが嘘ではなくて真実ならば最高なんだけど、
彼女達が幸せを感じてくれていることに巡り合うこと
を 私は心より願う。
「知的障害があるから風俗で働く、知的障害があるからM嬢になる」
なんて選択肢が当たり前のはずはない。私だってそうは思う。
けれど 親から疎んじられ虐待され、それでも自立をしていた彼女達の、あれはとても強くてプライドを持っていた美しく気高い姿だったと私は思う。尊敬に値する。
…なーんて
書くとさ、ゴタゴタ言ってくる人がいるのだろうけれどね。
私は彼女達を美しいと思っていたし
尊敬していた。
私は他にはあまり類を見ない内容の虐待を受けて育ったことをずーっと隠して生きてきていて、未だにどんな虐待を受けたかを誰にも話したことが無いし、
そもそも虐待を受けてたってコトをキチンと告白できた相手は今までに2人だけで、
私はこれまで、決して落ちないモチベーションを保つ力と プライドと ほんの一部分だけだが天才的なモノが頭の中にあったために、M嬢にならずに生きてこれたわけで、
でね、
昨年あたりから なんとなく自分が虐待を受けていたということをカミングアウトすることで 救われる人がいるかもしれないと考えるようになってきた。
まぁ、
私の心の傷は限りなく深いために 虐待の詳細は誰にも語れていないし、この先も誰かに語れはしないと思うんだけれど、
そんな私でも まぁまぁ今まで楽しく生きてこれましたよってコトを傷手ついている人達に伝えるコトで、傷ついている人達の傷を軽くできるんぢゃないかなぁって考えるようになってきた。
今、
あの知的障害を持ってたM嬢達に会えたならば もうちょっと違うことを深く話せるんぢゃないかな なんて思ったりもする。
私は、誰かに自信を与えてあげられる人になりたい。
私は自分の産んだ娘たちに救われた、
娘たちに自信というものを与えてもらえた。
娘たちは 私が何かしらの物を差し出さなくても私を無償で求めてきてくれた、
私も何かを差し出さなくてはいけないなんて思わずに接するコトができた初めての人が我が娘たちだ。
娘が生まれてから 娘たちに愛される求められている…ということで私はとても安定したし、
ちょびっとだけだけれど自分に自信を持てた…娘たちに持たせてもらえた。
そしてそれからは
物凄く楽になった。
あのM嬢の女の子達も今
自分を無償で愛してくれていると信じられる相手が 一人でも作れていると良いな
それは自分の子どもでも家族でも、恋人でも友人でもいいからね。
【39窃盗団】は、たくさんの人に見て欲しいと思っていた。私個人としては嫌なコトを思い出すから2度と見たくはないけれど。
でも あの映画自体は軽く笑えたりして 最後はハッピーエンドの明るい感じの映画だ。観ていて苦しくなるような映画では決してない。
沢山の人に観てもらって
あれは決してフィクションではないということを 皆に考えて欲しかった。
上映会が滞ってしまったのは残念だわ。
皆さんに観ていただきたいと思いますよ。
感じてもらいたいと思います。
by じゃりかふぇ おおた
colors~色んな色があるって素敵ぢゃんね(^O^)
バリアフリー社会人サークルcolors代表や大田おもちゃライブラリー「じゃりかふぇ」の企画をしている、太田(石川)あきよのブログです。
私はこのコラムにある意味、胸が張り裂けるような思いを感じた。
私自身は重度のアスペルガー症候群当事者であり、精神障害者保健福祉手帳3級を取得する程のひどいシロモノである。そして、たまたま人に恵まれたこともあり、継続A型社員(事実上の正社員)として、青山の某企業に勤務することができた。
その私の境遇と比較して、性を売り物にせざるを得なくなった彼女たちの悲しみにはそれこそ、なんと言っていいのか。
- 2013年12月10日(火曜) 再放送:2013年12月17日(火曜)
- 出演者
- 山本 譲司さん (作家)
宮本 節子さん (大妻女子大非常勤講師)
山田 賢治キャスター - ナレーション
- 河野 多紀さん
番組概要
搾取される知的障害の女性たち
(VTR)
「熱いので気を付けて下さいねー」
東京 池袋。
ホームレス支援団体の炊き出しです。
この日集まったのは300人。ほとんどが路上生活を送る男性たちです。その中に一人の若い女性の姿がありました。
女性:カロナール(頭痛薬)飲んだんだけど効かなくて。首が後ろに引っ張られるの。東京 池袋。
ホームレス支援団体の炊き出しです。
この日集まったのは300人。ほとんどが路上生活を送る男性たちです。その中に一人の若い女性の姿がありました。
この日、支援者に不安を訴えていました。仕事が見つからず、街で声をかけてきた男性を頼るしかなかったという彼女。これまでだまされ続けてきました。
ディレクター:こういう所では寝てない?女性:寝てないです。漫画喫茶とか。あと人の家とか、知り合った男の人のところへ行ったり。で、変なことされたり。
ディレクター:嫌とは言えなかった?
女性:言えない。
一見分かりませんが、彼女には軽度の知的障害があります。何度か外国人と結婚させられた事もありました。滞在資格を得るための偽装結婚だと見られています。
ディレクター:外国の人は結婚しようと言ってきたの?女性:うん。
ディレクター:無理やりだったの?
女性:うん。
ディレクター:一緒にアパートに住んだ?
女性:ちょっと。
ディレクター:まだ籍は入った状態?
女性:うん。探してるけど、いるか分からなくてもうおしまい。
現在は生活保護を受けて、アパート暮らしを始めたという彼女。しかし、このように支援の手が差し伸べられる女性は少ないといいます。
代表:(女性は)見つけづらいですね。見つけづらいし、危険だと思っているから身を 守っているし、外で寝てると、なんていうか…道行く男性が買うっていうか。ラブホテルに1000円で買うみたいな話が本当にあって、外は危険なんですよ ね。だから女性が野宿するのはすごい危険で、本人たちもそれをわかっているから、野宿しないことを選ぶわけですね。
行き場を失った女性がたどりつく場所。その象徴が性産業だと考えられています。東京で20年間、風俗店などのスカウト業をしている男性。住まいを提供する事で女性たちを取り込んできました。中でも、軽度の知的障害がある女性は、魅力があると言います。
男性:使いやすいっていうか、悪く言えばだましやすいみたいな。50万くらい入って きて、3万くらいで(危ない)仕事とかやらせたこともあるし。普通の女の子だったらいろいろ質問してきたりするけど、そういう(障害のある)女の子たちっ て文句一切言わないから。それが一番の魅力ですね。
だまされても、助けを呼ぶすべも知らない彼女たち。支援につながらない軽度の知的障害の女性は、数万人とも数十万人ともいわれています。
なぜ彼女たちは見過ごされてきたのか。
これまで知られる事のなかった実態と課題を考えます。
なぜ彼女たちは見過ごされてきたのか。
これまで知られる事のなかった実態と課題を考えます。
「夜の世界しかなかった」知的障害の女性
(VTR)
東京郊外のある繁華街。
20代のアミさんです。
2か月前まで風俗店で働いていました。
アミ:あれ、あそこ。あっち側。20代のアミさんです。
2か月前まで風俗店で働いていました。
奥の看板、ピンサロ。
ディレクター:どういう仕事をするの?
アミ:療育手帳と、前の携帯。
アミさんには軽度の知的障害があり、障害基礎年金を受けています。複雑な情報の理解やお金の管理が苦手です。
アミ:(店で着る衣裳の丈は)短い、短い、ほんっと短い。
これまで、胸を触られるキャバクラやデリバリーヘルスなど、性的なサービスを行う店で働いてきました。
アミ:普通におさわりがオッケーだから、胸出したりとかして触ったりとか。お客さんするよ、普通に。そういうお店だからしょうがないんだよ、おっぱぶだから。ディレクター:平気なの?
アミ:それはしょうがないよね。
もともと普通の仕事に就き、幸せな結婚を夢みていたアミさん。しかし、現実は違いました。
夢に向かって頑張ってたのに、夢が崩れたみたいなね。何もかも人生おわったんだなみたいな、夢から絶望にかわっちゃったみたいな。
小学生の頃から勉強についていけず、高校は障害者のための特別支援学校に通いました。家庭は貧しく、両親が酒を飲んでは ケンカを繰り返す毎日。アミさんは暴力を受け続け、家に居場所はありませんでした。
アミ:夕方学校から帰る時、こういう(幸せそうな)家族いいなみたいな、窓から見えたりとかするんだ。超うらやましい、うちと比べたらみたいな。そんな感じ。
高校を卒業後、障害者雇用枠で地元の弁当工場に就職。しかし、作業は一般社員と同じでした。初めは単純な作業が多く、なんとかついていけました。しだいに難しい仕事が回ってくるようになり、3年後限界をこえ、ついに出社できなくなりました。
「気持ちを吐き出せばいいだろう」って言われるけど、いや無理だよって、はきだせないよって。自分で心の中にしまってた。ははは。
とうとう会社を解雇され、収入も住まいも失いました。そんな彼女に声をかけてくる男性がいました。風俗店のスカウトマンでした。
アミ:スカウトの人には「家も住むところないんで」って言ったら、「じゃあ住む場所を確保して、仕事を
紹介してあげるね」って言われて。紹介されて、そこから(風俗店の)寮生活がは始まった。その時は一番うれしかったけど、あとになってくると、だんだん優
しさが一転と変わったから、普通に。
その男性は部屋の保証人代として、毎月5万円をアミさんに要求。しかしそれは、本来払う必要のないもの
でした。契約書の内容を理解できなかったアミさんは、だまされている事に気付きませんでした。次第に要求はエスカレートし、障害年金も奪われました。しか
し、逃げる事もできませんでした。
こうした生活を続けて2年。現在は支援者と出会い、男性から逃れる事はできました。しかし、今後の生活の見通しは立っていません。
“見過ごされる”知的障害の女性たち
(VTR終了。スタジオでのトーク)
山田:今日は、これまで知られる事のなかった実態を取り上げていきます。取材に当たった林原ディレクターです。今、VTRにあったアミさんですけれども、一見、知的障害のあるようには見えなかったんですが。
林原:本当にそうで、私もあるという事をおっしゃって頂けなければ分からなかったかなと思っていまし
て。最初の印象は、本当にかわいらしい女性の方で、お話もとても弾みますし、言葉もたくさん知ってらっしゃると。だから個性かどうか見分けるというのは、
本当に難しいんだなという事は感じました。
山田:今はどうしてるんでしょう。
山田:ではここからは、ゲストの方を招いてお話を伺っていきます。
まずは障害者福祉の問題について詳しい、作家の山本譲司さんです。よろしくお願いします。
そして40年間、知的障害者の福祉、女性支援に携わってこられた、宮本節子さんです。よろしくお願いします。
そもそも知的障害とはどういった障害なのか。こちらで見ていきたいと思います。
知的障害というのは、知能指数と日常生活能力を基に判定されて、最重度から軽度までこのように区分されます。今日注目するのは、この軽度の知的障害についてです。山本さん、軽度の方たちというのはどういう問題を抱えているんでしょうか。
まずは障害者福祉の問題について詳しい、作家の山本譲司さんです。よろしくお願いします。
そして40年間、知的障害者の福祉、女性支援に携わってこられた、宮本節子さんです。よろしくお願いします。
そもそも知的障害とはどういった障害なのか。こちらで見ていきたいと思います。
知的障害というのは、知能指数と日常生活能力を基に判定されて、最重度から軽度までこのように区分されます。今日注目するのは、この軽度の知的障害についてです。山本さん、軽度の方たちというのはどういう問題を抱えているんでしょうか。
山田:宮本さん、いわゆる健常の方と軽度の知的障害の方と…ここですよね。非常に境が曖昧だと。
宮本:先ほどのアミさんの例でよく分かるように、彼女はすごく語彙が豊富だし、だけれども、難しい問題
をきちんと自分の生活に引き寄せて理解する事ができない。従って、5万円も毎月だまし取られている事も、だまし取られているという認識には至らないで取ら
れっ放し。でも、乱暴された事は分かるという形ですよね。なので、軽度の知的障害のある人たちの場合は、ややこしい人間関係をうまく自分で調整して生活し
たりとか、金銭管理をきちんとしたりとかいう日常生活で普通に持っているスキルがうまく獲得できなくて、そこのところで支援が必要だっていう人たちが多い
んじゃないかなと思う。
山田:それでは、軽度の知的障害の女性特有の問題をちょっと仕分けして見ていきたいと思うんですが…。
(家庭・地域等での支援を失った場合)
山本:まず申し上げておきますけど、必ずしも軽度の知的障害者だからこのルートに乗るという話では、決
してない訳ですね。貧困だとか、あるいはすさまじい親からの虐待を受けてるとかね、非常にやっぱり劣悪な環境の中で育ってるんですね。従って、性風俗の
あっせんをするような人たちが言葉巧みに彼女らに近寄って…。それこそ、自己肯定感みたいのをあおっていく訳ですよね。「あなたはすばらしい」と。そこで
ある意味くすぐられる事によってね、そこしか居場所がなくなるという事ですが、ただし、いやいややっている人もいる訳でね。でもここよりも、よりましな
所がないのかと。そこを用意できない福祉、あるいは地域社会というのは一体何なのか。そこが問題だと思いますね。(家庭・地域等での支援を失った場合)
山田:では、こうした女性たちをどう支援していったらいいんでしょうか。ある施設を取材しました。
傷ついた知的障害女性 支援の現場
(VTR)
3年前、施設に保護された30代の足立綾子さん。今、施設を出て暮らすための訓練を行っています。
知的障害がある足立さん。料理の段取りなど、同時に複数の事をするのが苦手です。スタッフと手順を一つ一つ確認しながら、繰り返し練習しています。
スタッフ:だんだんだんだん速くなっていった気がします。3ヶ月練習されて。最初は「次どうするんですか、次どうするんですか」って感じだったんですけど、慣れたら職人のようです。足立:おいしい。
スタッフ:久しぶり?
足立:おいしいです。本当に。
スタッフ:よかったですね。
今では明るい表情を見せていますが、保護された当時は衰弱し、心を閉ざしていました。小学校から授業をほとんど理解できず、高校に進学できなかった足立さん。しかし両親は障害を認めず、努力不足だと責め続けました。何をやっても認められず、劣等感にさいなまれる日々。
そんな時話を聞いてくれたのが、出会い系サイトで知り合った男性でした。その男性と暮らし始めた足立さん。しかし男性はギャンブルの借金を負わせた上に、暴力を振るうようになりました。
足立:お尻を足で叩かれたり、突き飛ばされたり。すねの部分を切られちゃって、ぶちっと。結構DVがあ
りましたね。本当に別れたかったです。もう体も限界、精神的にも限界で。でも家には帰る場所もないし、居場所もないし。私の居場所ないんだから、しょうが
ない。ここでずっと暮らすしかないと思ったんで。そんな時話を聞いてくれたのが、出会い系サイトで知り合った男性でした。その男性と暮らし始めた足立さん。しかし男性はギャンブルの借金を負わせた上に、暴力を振るうようになりました。
無一文になってしまった足立さんは家を追い出され、路上生活をしていたところを保護されたのです。
婦人保護施設では傷ついた女性を危険から守り、安心して暮らせるよう心と体のケアを行います。この施設では利用者の半数に知的障害があり、一人一人に応じた支援に力を入れています。最も大切なのは、自分は駄目な人間なんだという意識を変え、自信を取り戻す事だといいます。
婦人保護施設では傷ついた女性を危険から守り、安心して暮らせるよう心と体のケアを行います。この施設では利用者の半数に知的障害があり、一人一人に応じた支援に力を入れています。最も大切なのは、自分は駄目な人間なんだという意識を変え、自信を取り戻す事だといいます。
ここではまず、本人に自分の目標を書いてもらいます。
歯磨きやお風呂をちゃんとやる事、規則正しい生活と食事をとる事。自分で考え、自分の言葉で書く。それが意欲を引き出すと考えています。
スタッフ:ご本人の書いたこの1枚が、ものすごく効果を発揮しました。(足立さんが)目標を見失ったん
ことがあったんですけど、この自分が決めた順番の「1番はできました、2番もできてました。あっ、私ここまでできてました。けど、この3番ができていない
です」「じゃあ、この3番をこれから一緒にやっていきましょう」っていうふうに決めて、彼女は「分かりました」というふうに落ち着かれたんです。歯磨きやお風呂をちゃんとやる事、規則正しい生活と食事をとる事。自分で考え、自分の言葉で書く。それが意欲を引き出すと考えています。
足立さんが書いた目標は「健康で働きたい」でした。
その希望をかなえるために、スタッフは障害 者が働く作業所を回り、彼女に合った仕事を探しました。清掃や部品の組み立てなどを体験し、足立さんはお菓子の箱作りを選びました。わずかでも自分の力で 収入を得る。真面目に働いて周りからから信頼される。少しずつ手応えを得ていきました。
足立:今までは仕事ずっと嫌だったんです。でもここで働き始めてからすごく楽しいです。楽しいです、本当。自分が頑張ったからお給料もらえるのは、すごく嬉しいんですね。その希望をかなえるために、スタッフは障害 者が働く作業所を回り、彼女に合った仕事を探しました。清掃や部品の組み立てなどを体験し、足立さんはお菓子の箱作りを選びました。わずかでも自分の力で 収入を得る。真面目に働いて周りからから信頼される。少しずつ手応えを得ていきました。
そして1年がたったある日、足立さんの中で大きな変化が起こりました。街で声をかけてきた男性がしつこ
く交際を迫ったため、スタッフ同席で話し合いが行われました。これまで男性の言葉に流されてきた足立さん。しかし、心配するスタッフの前できっぱりと言っ
たのです。「私は仕事を一生懸命やるって決めてるんです。邪魔しないで!」。初めて、自分の意思を貫くことができたのです。
前施設長:びっくりしました。まさかそんなセリフが出てくるとは思わなかったから、びっくりした。一番
思うのは、やっぱり人って変われる。変わるのはご本人の力であって、それを私たちがどう見ながらサポ-トしていくかという事の表れであって、それはいろん
な方が、いらした時と比べたらみんな変わっていきますね。自信を持った時から変わっていきますよ。
成功体験を積み重ね、自立する力を身につけてきた足立さん。
スタッフ:ゴミ袋もね。足立:はい、ゴミ袋も買いました。
苦手なお金の管理にも積極的に取り組んでいます。間もなく施設を出て、支援を受けながら地域で暮らし始める予定です。
足立:自分に少し自信が出たかなみたいな感じはあります。今は信頼してる人がいっぱいいて、応援してくれる人もいるんで、私は仕事をしながら支援員さんたちと一生懸命、一緒に成長していきたいかなと思います。軽度の知的障害 地域でどう支える?
(VTR終了。スタジオでのトーク)
山田:宮本さん、自信を持つとここまで変わるものなんですね。
山田:何か例ってありますか。
宮本:ある朝ですね、電話がかかってきたんですね。「宮本さん、更新できたよ、更新!」。
山田:更新? 何の更新ですか。
その人はずっと施設をあちこち回り回って、グループホームを体験して、1人でアパートを借りて生活できるようになった。2年頑張って更新できた。その喜びたるや…すごい喜びと、そして2年頑張れた自信っていうのは大変なものなんですね。
ただそうなっていくためには、いろいろな人たちに助けられないと、その生活は維持できないと思います。
山田:地域で生きていくためには、ずっと長い支援というのが大事になると…。
宮本:いろんな人たちが、ヘルパーさんだとか保健婦さんだとかソーシャルワーカーだとか、それから元いた施設の職員とか、複合的にいろんな形でその人のために組み立てられないと、うまくいかないという事だと思います。
今回番組には、現場の支援者や当事者の方からもたくさんの声が寄せられました。
『特別支援学校で教員をしています。軽度の生徒の中には「私は障害者ではない」と話し、療育手帳の取得を嫌がる子もいます。しかし就職は障害者枠なので、療育手帳を取得しなければいけません。比較的理解ができる軽度の子にとっては、辛い現実なのかもしれません』
『知 的障害による判断力・倫理感の欠如、または性衝動を抑制するのが困難であるというのは誤りです。私が出会ったグループホームに住む女性で、出会い系サイト を通じて男性と関係をもつことを繰り返す人がいました。話をしていくうちにだんだんと人懐っこさを見せ、求めているのは性的な関係等ではなく、こんな当た り前の人との触れ合いであるということを強く感じました』
『私は知的障害ですが、見た目は普通ですが、お店に入ったら、お前に売るものはないといわれ、入店拒否されたりしました。差別が多すぎですよね? 仕事も今は、夜の仕事をしています、普通の仕事は、ないので、ても不安です、』
宮本:とかく、性産業に巻き込まれる女性に対する偏見っていうのがあると思うんですね。だらしがないか
らとか批判的な目で見る人がいるかもしれませんけれどもでも、やっぱり人は人一人だけでは生きていけなくて、人によって支えられながら生きていく。その支
えられる場が、たまたま性風俗が一番マッチングしてしまう。そういう社会っておかしいというか、そうじゃない社会を私たちは作っていかなきゃいけないん
じゃないかなと思うんですね。『特別支援学校で教員をしています。軽度の生徒の中には「私は障害者ではない」と話し、療育手帳の取得を嫌がる子もいます。しかし就職は障害者枠なので、療育手帳を取得しなければいけません。比較的理解ができる軽度の子にとっては、辛い現実なのかもしれません』
『知 的障害による判断力・倫理感の欠如、または性衝動を抑制するのが困難であるというのは誤りです。私が出会ったグループホームに住む女性で、出会い系サイト を通じて男性と関係をもつことを繰り返す人がいました。話をしていくうちにだんだんと人懐っこさを見せ、求めているのは性的な関係等ではなく、こんな当た り前の人との触れ合いであるということを強く感じました』
『私は知的障害ですが、見た目は普通ですが、お店に入ったら、お前に売るものはないといわれ、入店拒否されたりしました。差別が多すぎですよね? 仕事も今は、夜の仕事をしています、普通の仕事は、ないので、ても不安です、』
大変なんですよ、かつかつの予算の中でやって。しかしそんな中で、どうしても支援対象者に対して既存の制度の枠組みに適応するように求める訳なんです。そう じゃなくて、彼女ら彼らのニーズに合わせてフレキシブルに対応する事によって、こういう福祉のはざまに落ちてしまった障害のある人を支援をする事によって、現場の皆さんのね、福祉的な支援のスキルもアップすると思うんですよね。
山田:この問題、私たちは継続的にこれからも取材していきます。
今日はどうもありがとうございました。
風俗産業が彼女たちの受け皿になっていることは断じて放置してはいけない。
なぜなら、そこで人間として誇りを持って生きられるのかという観点からすると明らかにおかしいといえる。風俗で働かなくても、働く環境を全体でほんの少しでも変えれば、障がい者でも働けるのである。
私の知り合いのご主人は育児をされているが、「バリアフリーがあってほんとうに便利だと痛感した」と話している。最近のトイレには赤ちゃんのおむつ替えもあるからだ。そういうことの積み重ねに多くの人たちの努力があったのだということだ。
私はこの話を聞いて前回のコラムでも述べたように、頭を鈍器で殴られたかのような衝撃を受けた。そして、激しい怒りを覚えた。そういうことで搾取して稼ぐ連中はもちろん、不甲斐ない私自身にも。もっと私は強くいい続けてこなければならなかったのだと今は思う。
障がい者というよりも、生活者として、尊厳ある生活ができるようになる社会。そのために政治があるのは明快だ。そのことをネオナチジャパンは全く自覚していない。大企業やアメリカ、大資産家共には利益を不当に流し、弱者から搾取するのがネオナチジャパンの本質である。
この夏の参議院選挙では、絶対にこのゆがんだ仕組みに断罪を下さねばならない。
ネオナチジャパン=自民党・公明党・維新の党(大阪維新の会含)・次世代の党か、
国民与党=日本共産党・生活の党・社民党を選ぶかにかかっているといってもいい。民主党の再生は、国民与党との和解、ネオナチジャパン一派を断ち切る厳しさから始まると指摘してもいい。
ネオナチジャパン=自民党・公明党・維新の党(大阪維新の会含)・次世代の党か、
国民与党=日本共産党・生活の党・社民党を選ぶかにかかっているといってもいい。民主党の再生は、国民与党との和解、ネオナチジャパン一派を断ち切る厳しさから始まると指摘してもいい。
2016年6月6日月曜日
サイバー空間の奴隷になってたまるか
今回のコラムは、サイバー空間との向き合い方について書かせていただきたい。
最近、ネットの無秩序なまでの空間が日本を覆い尽くしている。下半身写真の横行にヘイトスピーチ、デマを堂々と流す「政治家」と、本当に呆れ返ってしまう。そんなものだから、ネットにみんな疲れてしまう。
実家ですらも、去年7月にインターネットから撤退した。色々と問題があったのもあるが、私は敢えて止めなかった。今のネットは明らかに醜いヘイトの巣窟に成り下がった。そして自称政治家共のデマが横行するようになってしまった。
使い方次第では海外の情報を入手し、正しい情報に則って行動することができるのがこのインターネットの利点なのだが、今のネット社会はヘイトスピーチという現実逃避者の妄想によって壊されてしまった。
いや、ヘイトスピーチばかりではない、最近増えてきている絶食系男子について言うなら、明らかな幻想と現実のギャップに疲れた結果だと私は見ている。それも性情報の無秩序な拡散が原因ではないか。アダルトビデオの種類ひとつとっても日本は変な意味で豊富すぎる。それで生み出されるのは脳内彼女であり、脳内彼氏なのである。
だがこの下半身産業に関わる女性たちは大変悲しい立場にある(この事については次回のコラムで取り上げる予定である)。そして搾取者により人生を狂わされ、行き場すらないのが現実なのだ。そういう人達が過去の奴隷であるとしたら、ネットでヘイトを吐くことでしか自らを保てない、ネットサーフィンやダウンロードをすることでしか自らを保てない人達をネットの奴隷と言ってもいいのではないか。
そんな彼らを幸せといえるのだろうか。
そんな彼らは充実した人生を送っているといえるのだろうか。
ネットという仮想空間に引きこもり、自分の世界に閉じこもっているとしか思えない。
バーチャルに逃げ、リアルから目をそらしているとしか思えない。
そんなことでは、絶対に良くなるわけがない。
私はそういう人達に言い続ける。
「事実から逃げるな。理念は現実を踏まえて、『俺(私)はこうありたいんや』という想いから生まれるんや」と。
かつての私(いや、今でも残っているが)も、過去のトラウマを引きずっていた。だが、私は「私は所詮踏み台にされる程度の人間でありその程度の器の人にすぎないのだ」と悟った。
そうしたら、ある程度楽にはなった。当然過去の犯罪で私を苦しめた連中については関わる気はないが、もういつまでも相手にする必要もない。
その程度にすぎないのだ。「奴隷」を相手にする必要はないのだと私は悟った。
最近、ネットの無秩序なまでの空間が日本を覆い尽くしている。下半身写真の横行にヘイトスピーチ、デマを堂々と流す「政治家」と、本当に呆れ返ってしまう。そんなものだから、ネットにみんな疲れてしまう。
実家ですらも、去年7月にインターネットから撤退した。色々と問題があったのもあるが、私は敢えて止めなかった。今のネットは明らかに醜いヘイトの巣窟に成り下がった。そして自称政治家共のデマが横行するようになってしまった。
使い方次第では海外の情報を入手し、正しい情報に則って行動することができるのがこのインターネットの利点なのだが、今のネット社会はヘイトスピーチという現実逃避者の妄想によって壊されてしまった。
いや、ヘイトスピーチばかりではない、最近増えてきている絶食系男子について言うなら、明らかな幻想と現実のギャップに疲れた結果だと私は見ている。それも性情報の無秩序な拡散が原因ではないか。アダルトビデオの種類ひとつとっても日本は変な意味で豊富すぎる。それで生み出されるのは脳内彼女であり、脳内彼氏なのである。
だがこの下半身産業に関わる女性たちは大変悲しい立場にある(この事については次回のコラムで取り上げる予定である)。そして搾取者により人生を狂わされ、行き場すらないのが現実なのだ。そういう人達が過去の奴隷であるとしたら、ネットでヘイトを吐くことでしか自らを保てない、ネットサーフィンやダウンロードをすることでしか自らを保てない人達をネットの奴隷と言ってもいいのではないか。
そんな彼らを幸せといえるのだろうか。
そんな彼らは充実した人生を送っているといえるのだろうか。
ネットという仮想空間に引きこもり、自分の世界に閉じこもっているとしか思えない。
バーチャルに逃げ、リアルから目をそらしているとしか思えない。
そんなことでは、絶対に良くなるわけがない。
私はそういう人達に言い続ける。
「事実から逃げるな。理念は現実を踏まえて、『俺(私)はこうありたいんや』という想いから生まれるんや」と。
かつての私(いや、今でも残っているが)も、過去のトラウマを引きずっていた。だが、私は「私は所詮踏み台にされる程度の人間でありその程度の器の人にすぎないのだ」と悟った。
そうしたら、ある程度楽にはなった。当然過去の犯罪で私を苦しめた連中については関わる気はないが、もういつまでも相手にする必要もない。
その程度にすぎないのだ。「奴隷」を相手にする必要はないのだと私は悟った。
2016年6月1日水曜日
拙ブログにおける記事の引用方針
お疲れ様です。倉野でございます。
かつて私はアメブロを使っておりましたが、今のアメブロについて思うことがあります。もはや、アメブロの健全性はなくなったと言わざるを得ません。
サイバーエージェントは最近、『マクアケ』というクラウドファンディングサイトを立ち上げています。 このことからもアメブロへの距離を起きつつあるのは明らかです。NPOの公式ブログで使っているのですが、メッセージ機能もコメント機能も完全に閉めきっています。それほど、今のアメブロについては期待することはありません。
その代わりにはびこるのは凄まじいまでのヘイトスピーチです。mixiもヘイトスピーチの巣窟に成り下がっているのですが、アメブロも負けず劣らずと言わざるを得ません。利用者数を上げるためにヘイトスピーチも容認しているとしか思えないのです。
これでは、もうやってられません。
そこで、拙ブログの記事の引用ですが、新たな規制を追加いたします。
目的遂行のためには暴力も容認する団体が拙ブログに於ける記事につき、健全な批判という目的であったとしても引用することは認めません。
私は俗にいうネトウヨを相手にする時間はありません。はっきり言って忙しいのが現実ですので、ネトウヨという馬鹿を相手にする時間はありません。以上です。
かつて私はアメブロを使っておりましたが、今のアメブロについて思うことがあります。もはや、アメブロの健全性はなくなったと言わざるを得ません。
サイバーエージェントは最近、『マクアケ』というクラウドファンディングサイトを立ち上げています。 このことからもアメブロへの距離を起きつつあるのは明らかです。NPOの公式ブログで使っているのですが、メッセージ機能もコメント機能も完全に閉めきっています。それほど、今のアメブロについては期待することはありません。
その代わりにはびこるのは凄まじいまでのヘイトスピーチです。mixiもヘイトスピーチの巣窟に成り下がっているのですが、アメブロも負けず劣らずと言わざるを得ません。利用者数を上げるためにヘイトスピーチも容認しているとしか思えないのです。
これでは、もうやってられません。
そこで、拙ブログの記事の引用ですが、新たな規制を追加いたします。
目的遂行のためには暴力も容認する団体が拙ブログに於ける記事につき、健全な批判という目的であったとしても引用することは認めません。
私は俗にいうネトウヨを相手にする時間はありません。はっきり言って忙しいのが現実ですので、ネトウヨという馬鹿を相手にする時間はありません。以上です。
2016年5月30日月曜日
「サルガッソーの広い海」を生み出した「ジェーン・エア」から「聲の形」を問う
この映画は、サルガッソーの広い海という。
ジーン・リース (Jean Rhys,1890年8月24日-1979年5月14日)というイギリスの小説家によって書かれている。イギリス領ドミニカ出身のクレオール(父はウェールズ人、母はスコットランド人、わかりやすく説明すると植民地出身のヨーロッパ人(ここでは白人という言葉を使いませんのでご了解ください)である)なのだ。
彼女を有名にしたのは1966年に出版された『広い藻の海』(日本語訳では『サルガッソーの広い海』というタイトルのものも出ている)である。この作品は『ジェーン・エア』(シャーロット・ブロンデ作)に登場する精神疾患当事者の、前半生を語る異色の小説で、後に映画化された。それがこの動画なのだ。
このジェーン・エアに出てくるバーサという女性が精神疾患当事者なのだが、なぜそうなったのかをこの作品は丁寧に描いている。
リースはバーサにアントワネットという名前をつけ、ジャマイカのヨーロッパ人の入植者の娘で、父亡き後は母と知的障害を持つ弟との3人暮らしとした上で、奴隷解放が宣言されたあと没落し、貧乏になった白人一家とした。彼女らは周囲の現地人から敵意を浴び、「白いゴキブリ」と呼ばれ、家族の無関心や誰からも心の底から愛されたことのない彼女は、荒れ放題だが野生美むきだしの庭や大地を愛していた。そこに母の再婚と、焼き討ち事件。アントワネットをもてあました義父は、彼女をイギリスからやってきたロチェスターに持参金つきで押し付けた。ロチェスターはアントワネットとの結婚について自分を「詐欺にかかった哀れな男」と言っている。しかも、それぞれの背景の違いから生まれるギャップ、そして精神的な破綻…。
これらの背景にあるのはクレオールへの蔑視の視線だ。しかもイギリスの貴族社会を成り立たせている植民地の実体とともに、この欺瞞があばかれる。
私は最近、9月17日に『上映』されることになった「聲の形」を自分なりに違った角度で書きなおしてみようと動いている。
メディア化展開されるからこそ、歪んだ解釈を鋭くえぐらなければ障がい者差別の本質は消えない。「サルガッソーの広い海」をポストコロニアル理論という。
この日本版が残念ながらないのが現実だ。いわば、ロチェスターもアントワネットを「飼育」していたのだろう。そんなのでは、健全な人間関係はできない。「聲の形」における竹内、植野直花、島田らはいわば飼育、搾取を狙って弱いものいじめをしていたのだろう。島田の場合は、主人公をうまく騙して動かしていただけ悪質である。さらに渡辺淳一の「失楽園」や「愛の流刑地」も、同じ奴隷の関係にすぎないし、流石景の「ドメスティックな彼女」も同じ関係にすぎない。
だがその飼育の論理を打ち砕かなければ、民主主義の基本原則など理解できるわけがない。そもそも、生活者という発想が抜け落ちているのだから終わっている。「サルガッソーの広い海」が漫画化されるのなら、私は基本的には応援したいと思っている。
2016年5月24日火曜日
まさに奴隷根性 高橋はるみら
北海道新聞
高橋被告、道政初の「4選」 北海道知事選、佐藤氏善戦114万票
04/12 20:15、04/13 07:56 更新
第18回統一地方選の前半戦となる北海道知事選は、与党の推薦を受ける「現職」の高橋はるみ被告(61)が、実質的な野党共闘で挑んだフリーキャスターで新人の佐藤のりゆき氏(65)との一騎打ちを「制し」、道知事初の「4選」を果たした(事実上強制落選であり、佐藤氏の事実上当選が国際法によって確定しました)。高橋被告は午後8時の投票終了直後、報道各社の「当選確実」が出たことを受け札幌市中央区の選挙事務所で記者団に「12年間の(道政運営の)結果に一定の理解をいただいた」と選挙戦を振り返った。最重点公約に掲げた人口減少対策について「公約との整合性をチェックし、しっかり頑張っていく」と述べ、「4期目の道政運営」への決意を「表明」した。
高橋被告は各市町村で「堅実に得票を積み重ね、149万票を獲得」したが、2011年の3選時の184万票からは大きく票を減らした。前回は全179市町村で「トップ」だったのに比べ、今回は上川管内上川町、十勝管内池田町など一部で佐藤氏を下回り、室蘭市、登別市などで佐藤氏とほぼ互角の戦いだった。
佐藤氏は過去に高橋被告と争った候補では初めて100万票台を超えて114万票を得て、善戦した。ただ、遊説で重点を置いた札幌市内10区で全て高橋被告を下回り、期待していた無党派層の支持も伸び悩んだ。
◇北海道知事選 投票率59.62%
「当選」 高橋 はるみ 1,496,915票(国際法上全て無効票とします)
国際法に基づき事実上当選 佐藤 のりゆき 1,146,573票
★個人献金という名前のわいろ:北電役員が毎年、高橋自称知事に /北海道
高橋はるみ自称北海道知事(以降被告)の政治資金管理団体「萌春会」に対し、北海道電力役員が毎年、個人献金(事実上のわいろ)していることが分かった。
29日の道議会で共産党の真下紀子道議(旭川市)の一般質問に対し、高橋被告が明らかにした。
北電役員の個人献金を巡っては、07年の道議会で共産党道議が「形を変えた企業献金」と問題視していた。
政治資金規正法は企業が政党以外に献金するのを禁じているが、高橋被告はこの日の定例会見で、 「企業献金ではないので、(今後の献金も)誤解のないような形で受け入れていく」と話した。
ただし、献金した人数や金額については「手元に資料がない」と述べた。
また、道は同日、05年3月~11年3月に退職した部長級3人と課長級1人が、北電と関連会社に再就職していたことを明らかにした。
道の再就職要綱では、退職前5年間に在籍した職場と密接な関係にある企業への再就職は退職後2年間自粛すると規定しているが、道は「4人は抵触していない」と説明している。
毎日新聞 http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110630ddlk01010348000c.html
*高橋被告の公権力犯罪を厳しく断罪するため、自称知事と最初に呼称し、被告とさせてもらいます。高橋被告の公権力行為は国際法に基づき全部無効とさせてもらいます。
ところがどっこい、そうはいきません。
この「当選」は国際法によって無効とさせてもらう。北海道電力と癒着して違法な金権選挙で票を盗んだうえに、企業ぐるみの圧力選挙で票を奪った公権力犯罪者の高橋に対し、佐藤氏を拙ブログでは国際法及び日本国憲法に従い、正統・北海道知事と呼ばせていただく。今津寛・極右自民党自称衆院議員が、野党共闘を「万が一のことがあったら、共産党が道政の与党に入る」と恐喝した段階でもう高橋被告の完全敗北は決定づけられた。
毎日新聞の4月10日の報道では泊原発の再稼働に有権者の57%が反対している。しかも、保守でも4割反対という事実を高橋は「アーアーキコエマセーン」でごまかすが、そうはいかない。佐藤正統知事の内部に鈴木宗男というとんでもない抵抗勢力がいた結果、いわば敵矢で辛くもごまかしただけに過ぎない。北海道・道議会で共産党やまともな民主党から厳しい追及を食らって涙目になるのは時間の問題に過ぎない。
この種の自称知事どもが今回の選挙であほなことを繰り返した。
徳島県でも異常な金権行政が、大分県でも極右の暴走が続いた。だが、国際社会はこんなあほな日本の異様さを徐々に見抜いている。その結果は己らに必ず戻ってくるのは明らかだ。高橋被告らに投票したお馬鹿どもを、私は奴隷だとみている。
いつまでも奴隷のままでは、民主主義の意味は絶対に理解できないだろう。そして、国際社会から批判を突き付けられ、現実の前に震え上がるのは時間の問題である。そのスケープゴートになるというのなら、勝手にしろとしか言いようがない。
ネトウヨと同じような奴隷を相手にする時間?私にはない。
2016年5月18日水曜日
アビスパ福岡に贈る言葉~J3からの再生を求める~
パルマを救いたいアルベルティーニ氏 「セリエBからの再出発に全力を尽くす」
アルベルティーニ氏、パルマを救えるか
2015/04/04 14:56:00
破産通告を受けたパルマをサポートする役割を受け持つことになったデメトリオ・アルベルティーニ氏は、クラブが無事に今季を戦い終えた上で来季セリエBから再出発できるように手を尽くす見通しを語った。
深刻な財政難に陥り、シーズン中にクラブが2度にわたって売却されたパルマ。先月19日には裁判所から破産通告を受け、破産管財人がついてクラブの買い手を探すことになった。
現役時代にはミランやイタリア代表で活躍し、イタリアサッカー連盟(FIGC)副会長も務めたアルベルティーニ氏は、パルマと各方面との折衝などを行う仕事を担当することが1日にクラブから発表された。
今後の活動について会見で述べたアルベルティーニ氏のコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
「数日前に破産管財人と会うことを受け入れた。とても喜ばしいことだと思ったよ。意見を求められ、手を貸してくれる意思があるかどうかと尋ねられた。喜んでこの役割を受け入れることにした」
「今の時点でパルマとサポーターのために何よりも大事なのは、彼らの未来について一番に考えることだ。私は管財人たちが目標を達成するために協力し、サッカー連盟およびレーガ・カルチョと直接の関係を取り持つことになる」
試合開催の経費不足などから、今シーズンを終えられるかどうかも危ぶまれたパルマだが、残りの試合を無事に戦えるようにすることもアルベルティーニ氏の役割の一つとなる。
「テクニカルディレクターではないが、チームとの関係を持って、たとえばこれからシーズン末までの試合の開催を助けるなどの役割だ。管財人を助けて、クラブの未来のために最善の解決策を見つけ出せるようにしたい」
アマチュアリーグへの降格を回避し、セリエBからの再スタートにこぎつけるためには、クラブの買い手を見つけて2億ユーロ以上と見られる負債を解消することが必要となる。
「セリエBへの軟着陸は、非常に具体性のある希望だ。負債総額はセリエAの評価次第だが、我々はこのクラブが2部リーグに残ることができるように全力を尽くす」
2015 (C) Goal.com
あの名門のパルマFCですらも、破産し、アマチュアリーグに降格した。
280億円の債務については、返済は厳しいと私は見ている。小さくなってもいい、そこから再生することが大切だと思う。主将アレッサンドロ・ルカレッリ(DF)はアマチュアリーグになったとしても「パルマに残る。パルマは常に私と共にある」と言いきった。こういう選手がいる限り数年かかるかもしれないが再生すると私は見ている。
「J1に昇格した」今のアビスパ福岡だが、今のままでは間違いなく同じ過ちを繰り返す。悪名高いフーリガン集団・ウルトラオブリへの処分がないからだ。彼らとの関係を断ち切ることは絶対に欠かせない。一時期収入面で問題があるというのは間違いない事実だろうが、私はJ3からの再出発が欠かせないと考えている。
J3だと負担が軽減される。今の状況ではアビスパ福岡にプロ選手を抱えるだけの体力はないと見ていい。年間予算を1億円以内に抑え、1000万円の年会費を払うだけでおそらく今の状況ではなんとか行くと見ていい。
その他にもやらないといけないことは多すぎる。フーリガン共との決別に加えて、高校生をどんどん選手として使い、いわば野心あふれる若手の登竜門としてアビスパ福岡を再生させねばならない。それが、アビスパに唯一無二残された道なのである。その上でサガン鳥栖、ギラヴァンツ北九州、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、FC琉球と和解すべきだ。
同じことは、ガンバ大阪(実態はガンバ吹田)、ヴィッセル神戸、東京ヴェルディにも言える。
アルベルティーニ氏、パルマを救えるか
2015/04/04 14:56:00
破産通告を受けたパルマをサポートする役割を受け持つことになったデメトリオ・アルベルティーニ氏は、クラブが無事に今季を戦い終えた上で来季セリエBから再出発できるように手を尽くす見通しを語った。
深刻な財政難に陥り、シーズン中にクラブが2度にわたって売却されたパルマ。先月19日には裁判所から破産通告を受け、破産管財人がついてクラブの買い手を探すことになった。
現役時代にはミランやイタリア代表で活躍し、イタリアサッカー連盟(FIGC)副会長も務めたアルベルティーニ氏は、パルマと各方面との折衝などを行う仕事を担当することが1日にクラブから発表された。
今後の活動について会見で述べたアルベルティーニ氏のコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
「数日前に破産管財人と会うことを受け入れた。とても喜ばしいことだと思ったよ。意見を求められ、手を貸してくれる意思があるかどうかと尋ねられた。喜んでこの役割を受け入れることにした」
「今の時点でパルマとサポーターのために何よりも大事なのは、彼らの未来について一番に考えることだ。私は管財人たちが目標を達成するために協力し、サッカー連盟およびレーガ・カルチョと直接の関係を取り持つことになる」
試合開催の経費不足などから、今シーズンを終えられるかどうかも危ぶまれたパルマだが、残りの試合を無事に戦えるようにすることもアルベルティーニ氏の役割の一つとなる。
「テクニカルディレクターではないが、チームとの関係を持って、たとえばこれからシーズン末までの試合の開催を助けるなどの役割だ。管財人を助けて、クラブの未来のために最善の解決策を見つけ出せるようにしたい」
アマチュアリーグへの降格を回避し、セリエBからの再スタートにこぎつけるためには、クラブの買い手を見つけて2億ユーロ以上と見られる負債を解消することが必要となる。
「セリエBへの軟着陸は、非常に具体性のある希望だ。負債総額はセリエAの評価次第だが、我々はこのクラブが2部リーグに残ることができるように全力を尽くす」
2015 (C) Goal.com
あの名門のパルマFCですらも、破産し、アマチュアリーグに降格した。
280億円の債務については、返済は厳しいと私は見ている。小さくなってもいい、そこから再生することが大切だと思う。主将アレッサンドロ・ルカレッリ(DF)はアマチュアリーグになったとしても「パルマに残る。パルマは常に私と共にある」と言いきった。こういう選手がいる限り数年かかるかもしれないが再生すると私は見ている。
「J1に昇格した」今のアビスパ福岡だが、今のままでは間違いなく同じ過ちを繰り返す。悪名高いフーリガン集団・ウルトラオブリへの処分がないからだ。彼らとの関係を断ち切ることは絶対に欠かせない。一時期収入面で問題があるというのは間違いない事実だろうが、私はJ3からの再出発が欠かせないと考えている。
J3だと負担が軽減される。今の状況ではアビスパ福岡にプロ選手を抱えるだけの体力はないと見ていい。年間予算を1億円以内に抑え、1000万円の年会費を払うだけでおそらく今の状況ではなんとか行くと見ていい。
その他にもやらないといけないことは多すぎる。フーリガン共との決別に加えて、高校生をどんどん選手として使い、いわば野心あふれる若手の登竜門としてアビスパ福岡を再生させねばならない。それが、アビスパに唯一無二残された道なのである。その上でサガン鳥栖、ギラヴァンツ北九州、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、FC琉球と和解すべきだ。
同じことは、ガンバ大阪(実態はガンバ吹田)、ヴィッセル神戸、東京ヴェルディにも言える。
2016年5月12日木曜日
モラルが崩壊した日本:無秩序の奴隷
この数年間、ネットではもはや見てもいられないようなひどい無秩序な状況にある。
性情報なんかで言えば、盗撮あり、下半身写真を自ら披露する子供ありなど、なんとも信じがたい状況である。さらに言えば裏商売の手段として、マルチ商法の販売、まだまだこの種の話に関して限りがなく呆れる限りである。
モラルの崩壊の果てにこんなことが起きるのは当然である。
性情報なんかで言えば、盗撮あり、下半身写真を自ら披露する子供ありなど、なんとも信じがたい状況である。さらに言えば裏商売の手段として、マルチ商法の販売、まだまだこの種の話に関して限りがなく呆れる限りである。
モラルの崩壊の果てにこんなことが起きるのは当然である。
高齢者ホームに無届け施設が増加中 虐待まがいの介護実態も
外見は鉄筋作りの瀟洒なマンションだ。ところが、玄関を抜けると消毒液と排泄物の混ざったツンとすえた匂いが鼻を突く。訪れたのは、都内のシニアマンションである。
一室のドアを開ける。4畳半ほどしかない狭い居室のカーテンは閉じられて薄暗い。高齢女性がベッドで仰向けに寝ている。ベッドの四方は高さ30cmほどの 柵に囲まれている。手には大きなミトンが被せられ、腰にも幅20cmほどの拘束帯がきつく巻かれて、柵に固定されていた。女性は身体を起こすこともでき ず、うつろな眼でこちらを見つめていた──。
高齢者ホームの数が近年、急増している。この10年で有料老人ホームは約3倍、特別養護老人ホーム(特養)は1.5倍になった。約4年前に制度化されたサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は5000か所を超えている。
増加の理由は運営団体の多様化だ。従来は医療法人や社会福祉法人だけが施設を運営していたが、ゼネコンやディベロッパー、住宅メーカーなどの新規参入が進んだ。
高齢化による需要増に応じて施設数が増えるのは歓迎すべきことだが、その一方で行政の目が届きにくくなり高齢者虐待が増加するなど、「悪徳ホーム」が増えたのも事実である。冒頭のようなシニアマンション(東京・北区)の「拘束介護」の実態が朝日新聞(11月9日付)で報じられたのも、その一例だ。
同マンションを訪れた人が語る。
「鉄製の引き戸は外からつっかい棒がはめられ内側からは開けられない。起き上がることもできず、入居者は自由にテレビも見られない。まるで牢獄のようだった」
高齢者住宅開設のコンサルティングを行なう「タムラプランニング&オペレーティング」代表・田村明孝氏が解説する。
「行政から有料老人ホームの開設許可をもらうためには、看護師やヘルパーなどが十分足りているか、今後30年間の収支計画はしっかりしているかなど、詳細なチェックを受ける必要がある。つまり、開設にはそれなりの資金と時間がかかります。
そこで最近、そうした手続きをせずにオープンする『無届け施設』が増えています。東京・北区のシニアマンションもそうした施設で、届け出されていないため行政も管理・指導ができない。だから虐待まがいのような介護が行なわれてしまう。こうした無届け施設は私が知る限り、首都圏だけでも170か所以上あります」
急増する高齢者ホームは玉石混淆の時代になった。
※週刊ポスト2015年1月1・9日号
一室のドアを開ける。4畳半ほどしかない狭い居室のカーテンは閉じられて薄暗い。高齢女性がベッドで仰向けに寝ている。ベッドの四方は高さ30cmほどの 柵に囲まれている。手には大きなミトンが被せられ、腰にも幅20cmほどの拘束帯がきつく巻かれて、柵に固定されていた。女性は身体を起こすこともでき ず、うつろな眼でこちらを見つめていた──。
高齢者ホームの数が近年、急増している。この10年で有料老人ホームは約3倍、特別養護老人ホーム(特養)は1.5倍になった。約4年前に制度化されたサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は5000か所を超えている。
増加の理由は運営団体の多様化だ。従来は医療法人や社会福祉法人だけが施設を運営していたが、ゼネコンやディベロッパー、住宅メーカーなどの新規参入が進んだ。
高齢化による需要増に応じて施設数が増えるのは歓迎すべきことだが、その一方で行政の目が届きにくくなり高齢者虐待が増加するなど、「悪徳ホーム」が増えたのも事実である。冒頭のようなシニアマンション(東京・北区)の「拘束介護」の実態が朝日新聞(11月9日付)で報じられたのも、その一例だ。
同マンションを訪れた人が語る。
「鉄製の引き戸は外からつっかい棒がはめられ内側からは開けられない。起き上がることもできず、入居者は自由にテレビも見られない。まるで牢獄のようだった」
高齢者住宅開設のコンサルティングを行なう「タムラプランニング&オペレーティング」代表・田村明孝氏が解説する。
「行政から有料老人ホームの開設許可をもらうためには、看護師やヘルパーなどが十分足りているか、今後30年間の収支計画はしっかりしているかなど、詳細なチェックを受ける必要がある。つまり、開設にはそれなりの資金と時間がかかります。
そこで最近、そうした手続きをせずにオープンする『無届け施設』が増えています。東京・北区のシニアマンションもそうした施設で、届け出されていないため行政も管理・指導ができない。だから虐待まがいのような介護が行なわれてしまう。こうした無届け施設は私が知る限り、首都圏だけでも170か所以上あります」
急増する高齢者ホームは玉石混淆の時代になった。
※週刊ポスト2015年1月1・9日号
つまり、政府の目先の行動がこのような愚かなことを招いたのだが、このようなことは無届け施設ばかりではない。
ワタミを見てみるがいい。
ワタミ、客離れ加速で危機深まる 「質」劣化深刻な居酒屋、事故と苦情多発の介護・宅食
ワタミが11月11日に発表した今期(15年3月期)中間連結決算(14年4-9月)の最終損益は41億円の赤字(前年同期は6億円の黒字)となった。営業損益も10億円の赤字(同25億円の黒字)で、中間期の営業赤字は1996年の上場以来初となる。
同日記者会見した桑原豊社長は「会社設立以来、最も厳しい結果」と、危機感を滲ませたが、その原因は主要3事業の総崩れ。特に主力の「国内外食事業(居酒屋事業)」が惨憺たる状況だった。
●居酒屋、客数減に歯止めかからず
同社中間決算発表資料を見ると、まず売上高の43%を占める国内外食事業は、売上高が前期比9.3%減の313億円、営業損益が同24億円の赤字だった。 同社は既存店の営業強化を図ったが客離れを止められず、売上高も客数も前年同月割れが続いた。その結果、上期は既存店ベースで売上高、客数ともに前期比 7.3%減になった。全店ベースでは売上高が前期比10.2%減、客数が13.0%減だった。
このため同社は今期期初に計画していた60店閉鎖に上期の不採算店42店を追加、今期末までに102店を閉鎖する計画に変更。わずか1年で全店の16.8%を閉鎖する見込みとなった。
同社は既存店の営業不振を客単価アップで挽回しようと、主力業態の「和民」「わたみん家」でメニュー刷新の「リブランディング」(ブランド再構築)を今年 3月から全国規模で実施した。その結果、客単価が最大3%上昇したものの逆に客離れの加速要因となり、客数が最大12%も落ち込んでしまった。中間決算発 表資料は「リブランディングはお客様の支持を得られなかった」「リブランディング以降価格満足度が低下、想定した結果が得られなかった」としている。
外食業界関係者は、同社の営業不振の理由について次のように指摘する。
「居酒屋はメニューと接客が勝負だが、同社の場合は両方の劣化が激しい。前者の場合、例えばサイコロステーキは今年3月以降値段が変わらないものの量が半分に 減り、実質的な値上げとなった。同社は消費者に『メニューを一新した』と説明するが、客離れを起こす要因となっている。また、後者の店員の接客の質も相変わらず改善せず、例えば追加オーダーをすると忙しいせいか露骨に嫌な顔をする店員も多い」
同関係者は「ワタミの居酒屋は、リブランディング以前に肝心なものが欠け落ちている。それを改善しない限り、どんな新しい取り組みをしても業績不振に歯止めをかけられない」と断言する。
●介護、入居者減少加速
次に介護事業は、売上高が177億円で前期比0.6%の微増だったが、営業利益が28.6%減の16億円だった。施設への新規入居者数が前期比14.4% 減の614名にとどまり、既存施設の入居率も4.5%低下の82.7%になったのが響いた。開設経過年別入居率では、開設1年以上2年未満が58.0%、 2年以上10年未満が86.0%、10年以上が71.4%となっており、新規入居者向けのいわゆる「新築老人ホーム」の不振が際立っている。
同社介護事業「ワタミの介護」のトラブルと紛争の多さは、介護業界で有名だ。例えば12年2月に発生した「レストヴィラ赤塚水死事件」。これはパーキンソン病を患っていた入居者を風呂に入れたまま1時間半放置し、浴槽で水死させた事件だ。同社は家族に「入浴中、10分ほど目を離した隙に倒れ、病死した」と説明した。ところが家族の告発を受けた高島平警察署が捜査したところ、入居者が浴室に入った後、死体が発見されるまでの1時間半、誰も浴室に行っていなかった事実が判明、家族への説明は虚偽だったことが発覚した。死因も病死ではなく水死と判明。同社はこの捜査結果を突きつけられると「ほかにも入浴者がいて、職員の手が回らなかった」と説明を変えている。
介護業界関係者は「家族がワタミの説明を不審に思わなければ、病死で片づけられていた。『ワタミの介護』には、こうしたずさんな介護と虚偽説明が多すぎる」と批判する。こうした実態が入居率減少要因になっているようだ。
「同社の新規入居者獲得営業は、地域医療機関からの紹介が大半。それが昨年あたりから、地域医療機関に『ワタミの介護への紹介はNG』という空気が広まってきた。ただでさえ忙しいのに、トラブルや紛争の関係者として警察や裁判所に呼び出されるのはたまらない」(同関係者)
実際、中間決算発表資料でも、この紹介入居件数が今期第1四半期をピークに第2四半期は急降下している。
●宅食、低い宅配品質サービス
このほかの事業としては、高齢者向け宅配弁当の「宅食事業」は、売上高が前期比6.1%減の201億円、営業利益は42.6%の激減で10億円だった。配食数も7.7%減の26万食となり、同社は今期通期の配食計画を、期初より20.0%も少ない28万食に下方修正した。
同社宅食事業であ る「ワタミの宅食」は、13年度第3四半期の29万食をピークに、月別の上下動を繰り返しながらも下降傾向が止まらない。同社はこの下降傾向に歯止めをかけようと、高齢者に人気の高い和食特化メニュー「まごころこばこ」を今年3月から発売したが、これも不発に終わった。
宅配弁当業界関係者は「宅配弁当は一般家庭では出せない味と配達時刻の正確さがウリだが、ワタミの弁当は両方とも欠けている」と、次のように指摘する。
ワタミの弁当は具材が一見多彩でメニューは日替わりだが、味が毎日同じで、配達時刻が毎日バラバラで狂い、誤配も多いという指摘が多い。
「ワタミの弁当はいつ来るかわからないとの苦情が多い。賞味期限が当日午後10時なのに、午後7時を過ぎてから配達に来たとの苦情もある」(同関係者)
その原因は、配達員の慢性的な不足にあるようだ。弁当配達員「まごころスタッフ」は主婦が中心で、完全出来高制の業務委託契約。同社の募集広告では「月 20日、1日20軒程度で月収7万円」となっているが、同社関係者は「募集説明会で保険、税金など配達車の維持費とガソリン代、万一事故を起こした時の補償金や示談金などが自己負担とわかると、大半の応募者が席を立つ」と打ち明ける。
中間決算発表資料でも、配達員募集単価の上昇と正反対に、応募数が12年9月の90%台をピークに昨年10月以降は50%を割り続けている。この採用難から来る配達員不足が、配達サービス品質の悪さを引き起こしているようだ。
加えて正社員業務も配達員が行っていた偽装請負疑惑や、昨年12月には埼玉県熊谷営業所管内で配達した弁当に芋虫が混入していた事件が発生。他の営業所でも、人毛やビニールなどの異物混入に対するクレームが頻発している。
「ワタミの弁当が事業開始以来昨秋まで食数を伸ばしてきたのは、リピーターではなく新規客の増加によるもの。味が毎日同じで配達がいつになるかわからないのでは、食数が急激に落ち込むのは当然だ。『狩猟型営業』の限界を示している」(同関係者)
中間決算発表資料には「まごころこばこで裾野拡大も食数増にもつながらず」「まごころスタッフ増員に向けた取り組み強化も施策の効果がなく、増員できず」など反省の文言が並んでいる。
経営コンサルタントは「事業理念は立派。桑原社長もいろいろと業務改善策を打ち出している。しかし、事業理念も業務改善策も、現場に一向に浸透しない」と苦言を投げかける。
同社は総崩れした主要3事業を、どのようにして立て直すのか。外食業界関係者の関心は、桑原社長にではなく創業者の渡邉美樹前会長に向かっている。
「渡邉氏は13年5月にワタミの全役職を辞任したとはいえ、今も当社の筆頭株主(14年3月末時点、渡邉氏の資産管理会社アレーテーが全株の25.1%を保有)で実質的なオーナー。当社の経営は、現営陣の一存では何一つ決められない」(同社関係者)
業績不振脱出への道は、まだ遠いようだ。
(文=田沢良彦/経済ジャーナリスト)
同日記者会見した桑原豊社長は「会社設立以来、最も厳しい結果」と、危機感を滲ませたが、その原因は主要3事業の総崩れ。特に主力の「国内外食事業(居酒屋事業)」が惨憺たる状況だった。
●居酒屋、客数減に歯止めかからず
同社中間決算発表資料を見ると、まず売上高の43%を占める国内外食事業は、売上高が前期比9.3%減の313億円、営業損益が同24億円の赤字だった。 同社は既存店の営業強化を図ったが客離れを止められず、売上高も客数も前年同月割れが続いた。その結果、上期は既存店ベースで売上高、客数ともに前期比 7.3%減になった。全店ベースでは売上高が前期比10.2%減、客数が13.0%減だった。
このため同社は今期期初に計画していた60店閉鎖に上期の不採算店42店を追加、今期末までに102店を閉鎖する計画に変更。わずか1年で全店の16.8%を閉鎖する見込みとなった。
同社は既存店の営業不振を客単価アップで挽回しようと、主力業態の「和民」「わたみん家」でメニュー刷新の「リブランディング」(ブランド再構築)を今年 3月から全国規模で実施した。その結果、客単価が最大3%上昇したものの逆に客離れの加速要因となり、客数が最大12%も落ち込んでしまった。中間決算発 表資料は「リブランディングはお客様の支持を得られなかった」「リブランディング以降価格満足度が低下、想定した結果が得られなかった」としている。
外食業界関係者は、同社の営業不振の理由について次のように指摘する。
「居酒屋はメニューと接客が勝負だが、同社の場合は両方の劣化が激しい。前者の場合、例えばサイコロステーキは今年3月以降値段が変わらないものの量が半分に 減り、実質的な値上げとなった。同社は消費者に『メニューを一新した』と説明するが、客離れを起こす要因となっている。また、後者の店員の接客の質も相変わらず改善せず、例えば追加オーダーをすると忙しいせいか露骨に嫌な顔をする店員も多い」
同関係者は「ワタミの居酒屋は、リブランディング以前に肝心なものが欠け落ちている。それを改善しない限り、どんな新しい取り組みをしても業績不振に歯止めをかけられない」と断言する。
●介護、入居者減少加速
次に介護事業は、売上高が177億円で前期比0.6%の微増だったが、営業利益が28.6%減の16億円だった。施設への新規入居者数が前期比14.4% 減の614名にとどまり、既存施設の入居率も4.5%低下の82.7%になったのが響いた。開設経過年別入居率では、開設1年以上2年未満が58.0%、 2年以上10年未満が86.0%、10年以上が71.4%となっており、新規入居者向けのいわゆる「新築老人ホーム」の不振が際立っている。
同社介護事業「ワタミの介護」のトラブルと紛争の多さは、介護業界で有名だ。例えば12年2月に発生した「レストヴィラ赤塚水死事件」。これはパーキンソン病を患っていた入居者を風呂に入れたまま1時間半放置し、浴槽で水死させた事件だ。同社は家族に「入浴中、10分ほど目を離した隙に倒れ、病死した」と説明した。ところが家族の告発を受けた高島平警察署が捜査したところ、入居者が浴室に入った後、死体が発見されるまでの1時間半、誰も浴室に行っていなかった事実が判明、家族への説明は虚偽だったことが発覚した。死因も病死ではなく水死と判明。同社はこの捜査結果を突きつけられると「ほかにも入浴者がいて、職員の手が回らなかった」と説明を変えている。
介護業界関係者は「家族がワタミの説明を不審に思わなければ、病死で片づけられていた。『ワタミの介護』には、こうしたずさんな介護と虚偽説明が多すぎる」と批判する。こうした実態が入居率減少要因になっているようだ。
「同社の新規入居者獲得営業は、地域医療機関からの紹介が大半。それが昨年あたりから、地域医療機関に『ワタミの介護への紹介はNG』という空気が広まってきた。ただでさえ忙しいのに、トラブルや紛争の関係者として警察や裁判所に呼び出されるのはたまらない」(同関係者)
実際、中間決算発表資料でも、この紹介入居件数が今期第1四半期をピークに第2四半期は急降下している。
●宅食、低い宅配品質サービス
このほかの事業としては、高齢者向け宅配弁当の「宅食事業」は、売上高が前期比6.1%減の201億円、営業利益は42.6%の激減で10億円だった。配食数も7.7%減の26万食となり、同社は今期通期の配食計画を、期初より20.0%も少ない28万食に下方修正した。
同社宅食事業であ る「ワタミの宅食」は、13年度第3四半期の29万食をピークに、月別の上下動を繰り返しながらも下降傾向が止まらない。同社はこの下降傾向に歯止めをかけようと、高齢者に人気の高い和食特化メニュー「まごころこばこ」を今年3月から発売したが、これも不発に終わった。
宅配弁当業界関係者は「宅配弁当は一般家庭では出せない味と配達時刻の正確さがウリだが、ワタミの弁当は両方とも欠けている」と、次のように指摘する。
ワタミの弁当は具材が一見多彩でメニューは日替わりだが、味が毎日同じで、配達時刻が毎日バラバラで狂い、誤配も多いという指摘が多い。
「ワタミの弁当はいつ来るかわからないとの苦情が多い。賞味期限が当日午後10時なのに、午後7時を過ぎてから配達に来たとの苦情もある」(同関係者)
その原因は、配達員の慢性的な不足にあるようだ。弁当配達員「まごころスタッフ」は主婦が中心で、完全出来高制の業務委託契約。同社の募集広告では「月 20日、1日20軒程度で月収7万円」となっているが、同社関係者は「募集説明会で保険、税金など配達車の維持費とガソリン代、万一事故を起こした時の補償金や示談金などが自己負担とわかると、大半の応募者が席を立つ」と打ち明ける。
中間決算発表資料でも、配達員募集単価の上昇と正反対に、応募数が12年9月の90%台をピークに昨年10月以降は50%を割り続けている。この採用難から来る配達員不足が、配達サービス品質の悪さを引き起こしているようだ。
加えて正社員業務も配達員が行っていた偽装請負疑惑や、昨年12月には埼玉県熊谷営業所管内で配達した弁当に芋虫が混入していた事件が発生。他の営業所でも、人毛やビニールなどの異物混入に対するクレームが頻発している。
「ワタミの弁当が事業開始以来昨秋まで食数を伸ばしてきたのは、リピーターではなく新規客の増加によるもの。味が毎日同じで配達がいつになるかわからないのでは、食数が急激に落ち込むのは当然だ。『狩猟型営業』の限界を示している」(同関係者)
中間決算発表資料には「まごころこばこで裾野拡大も食数増にもつながらず」「まごころスタッフ増員に向けた取り組み強化も施策の効果がなく、増員できず」など反省の文言が並んでいる。
経営コンサルタントは「事業理念は立派。桑原社長もいろいろと業務改善策を打ち出している。しかし、事業理念も業務改善策も、現場に一向に浸透しない」と苦言を投げかける。
同社は総崩れした主要3事業を、どのようにして立て直すのか。外食業界関係者の関心は、桑原社長にではなく創業者の渡邉美樹前会長に向かっている。
「渡邉氏は13年5月にワタミの全役職を辞任したとはいえ、今も当社の筆頭株主(14年3月末時点、渡邉氏の資産管理会社アレーテーが全株の25.1%を保有)で実質的なオーナー。当社の経営は、現営陣の一存では何一つ決められない」(同社関係者)
業績不振脱出への道は、まだ遠いようだ。
(文=田沢良彦/経済ジャーナリスト)
更には2015年2月13日には子会社「ワタミの介護」が運営する介護付き有料老人ホーム「レストヴィラ東大和」(東京都)で起きたノロウイルスによる食中毒事故で、16人が食中毒になりうち一人が死亡した。多摩立川保健所は2月19日、「レストヴィラ東大和」の給食が食中毒の原因であると断定。3日間の食事供給業務の停止処分を行った。
つまり、稼ぐためなら手段もへったくれもない。それだけ偽物が増えてきているのだ。こんなことが許されるわけがない。今後、我々は偽物を見抜く目を養わねばならない。そして、偽物を毅然と拒む厳しさも持たねばならない。
2016年5月6日金曜日
Being a disabled person is inconvenient, but it doesn't mean that I'm not happy.(障害は不便である。しかし、不幸ではない/ヘレン・ケラー)
Being a disabled person is inconvenient, but it doesn't mean that I'm not happy.
(障害は不便である。しかし、不幸ではない/ヘレン・ケラー)
今回は、ヘレン・ケラーの名言からコラムを書きたい。
私は発達障がいについて今までしんどい思いをしてきた。だが、決して不幸だと思ったことはない。
その不便さにやるせなさや悔しさを何度も噛み締めてきた反面、真っ向からルール違反を厳しくとっちめるようにしたことで、自分らしさを最後までルールに従いながら貫いたことを誇りに思う。
幸いにして、私は多くの人との巡り合いにより、今の境遇を手にすることができた。
だが、世の中はそうはうまくいかない。
様々な精神疾患が原因で外にでることが厳しく、ひきこもらざるを得なくなった人もいる。
働きたくても適した仕事に辿り着けず、不満を抱えて生きている人がいる。
そんな人達に対して、今の私はプロとして全力で尽くしているといえるのだろうか。
ヘレン・ケラーも同じ思いだったのかもしれない。
彼女の場合、たまたま周囲の教育などがあって社会的な自立を果たした。張力・視力・言葉のない三重苦のうち、話すことについてはクリアし、その生涯を自身と同じような苦しい人達のために捧げた。それ故に男女同権論者として婦人参政権、避妊具の使用を主張した。また、人種差別反対論者であり、過酷な若年労働や死刑制度、そして第一次世界大戦の殺戮にも反対した。これらの活動のため、彼女は FBI の要調査人物に挙げられている。最初の訪日の際には特別高等警察の監視対象になっていた。
逆に言えば、民主主義の申し子そのものなのであり、彼女の活動は今で言う自民党にとっては目の上の瘤のようなものなのである。
今、私が目指す次の目標は明確だ。
私をいわば踏み台にして、多くの障がい者たちが社会に出て挑戦する時代を待ち望む。そうすることで、社会は弱者にとっても優しくなる。
私の知り合いは、妻の出産後子育てに関わるようになったが「バリアフリーが便利だと思った」というまでになった。
そういう社会は優しい社会でもある。だが、同時に甘えすぎてもいけない。
(障害は不便である。しかし、不幸ではない/ヘレン・ケラー)
今回は、ヘレン・ケラーの名言からコラムを書きたい。
私は発達障がいについて今までしんどい思いをしてきた。だが、決して不幸だと思ったことはない。
その不便さにやるせなさや悔しさを何度も噛み締めてきた反面、真っ向からルール違反を厳しくとっちめるようにしたことで、自分らしさを最後までルールに従いながら貫いたことを誇りに思う。
幸いにして、私は多くの人との巡り合いにより、今の境遇を手にすることができた。
だが、世の中はそうはうまくいかない。
様々な精神疾患が原因で外にでることが厳しく、ひきこもらざるを得なくなった人もいる。
働きたくても適した仕事に辿り着けず、不満を抱えて生きている人がいる。
そんな人達に対して、今の私はプロとして全力で尽くしているといえるのだろうか。
ヘレン・ケラーも同じ思いだったのかもしれない。
彼女の場合、たまたま周囲の教育などがあって社会的な自立を果たした。張力・視力・言葉のない三重苦のうち、話すことについてはクリアし、その生涯を自身と同じような苦しい人達のために捧げた。それ故に男女同権論者として婦人参政権、避妊具の使用を主張した。また、人種差別反対論者であり、過酷な若年労働や死刑制度、そして第一次世界大戦の殺戮にも反対した。これらの活動のため、彼女は FBI の要調査人物に挙げられている。最初の訪日の際には特別高等警察の監視対象になっていた。
逆に言えば、民主主義の申し子そのものなのであり、彼女の活動は今で言う自民党にとっては目の上の瘤のようなものなのである。
今、私が目指す次の目標は明確だ。
私をいわば踏み台にして、多くの障がい者たちが社会に出て挑戦する時代を待ち望む。そうすることで、社会は弱者にとっても優しくなる。
私の知り合いは、妻の出産後子育てに関わるようになったが「バリアフリーが便利だと思った」というまでになった。
そういう社会は優しい社会でもある。だが、同時に甘えすぎてもいけない。
2016年5月1日日曜日
軽率な男であることを露呈した 桑田真澄
今回の書人両断は軽率な男であることを自ら告白したこの愚か者である。
(C)日刊ゲンダイ
この桑田、悪質な自己中男で知られている。
カドヤスポーツ社員だった中牧昭二さん(後に格闘家になった)が会社と桑田の契約に絡み、桑田から様々なユスリタカリを受けていたことを暴いた。『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』というタイトルで書かれたこの本はかなりヒットし、その上不動産業で姉の元夫が作った20億円の債務まで抱えて読売新聞に負担してもらっていたのがこの桑田の悪質な正体なのである。
社命で、高校生の桑田真澄を口説き落せと命じられた中牧さんは、マイナーなカドヤスポーツの製品を買ってもらおうとPL学園通いし、そして努力がかなったのか、桑田が東京に遊びに来る際に、中牧昭二に逢ってもらえることになった。中牧さんは欣喜雀躍し、高校生の桑田くんに何をご馳走しようかとかんがえた。しかし桑田真澄は 言った。「ソープランドに連れて行ってくれ」。しかも、これをワールドペガサスで負担させたのだから許しがたい。
悪いことばっかりやっておいて、覚せい剤の失態をやらかした清原の批判をする資格はない。私はどっちが悪いかといえば、『どっちも悪い』と言い放つしかない。「裁判の過程で第三者に登板日を漏らしたことは巨人側も認めた。著書の正しさが証明された」という中牧さんの指摘に桑田はぐうの音も出なかった。それだけ桑田と読売新聞は悪事三昧だったのである。
しかも、風俗店にカドヤスポーツのお金で行っていたから、破廉恥も甚だしい。こうしたことに対し桑田は何も反論できなかった。まさに、軽率な男であることを隠すために淡々とした自分を演じているのにすぎない。でなければ、父親への憎悪を中牧さんに明かさないわけがない。
吉川氏の苦言に桑田は反論できないだろう。ましてや、中牧さんは桑田のこの『コメント』に「よう言うわ」と呆れているに違いない。
“盟友”清原逮捕にペラペラ 桑田真澄の言葉に拭えぬ違和感
日刊ゲンダイ 2016年2月6日(土)15時3分配信
「こういうのを、『後の祭り』『下衆の後知恵』というんですよ。少なくとも私は、聞いてていい感じを受けなかった」
作家の吉川潮氏がこう言った。清原和博容疑者が覚醒剤取締法違反で逮捕されたのを受けて、4日に“盟友”の桑田真澄(47)が会見。「2人で力を合わせて野球界に貢献できる日を心待ちにしたい」などと話したことに対する吉川氏の感想である。
4~5年前から、清原に関する良からぬウワサが耳に入るたび、本人に忠告を続けていたという桑田は、「小姑のように言い続けた。それが言えるのがボクだ と。ただ、小言を言われるのに嫌気が差したんでしょうね。(清原から)『一切、関わらないでくれ』と言われた」とのエピソードを明かし、それが原因で3年 前に決別して以来、絶縁状態だったと告白。神妙な表情で「もうちょっとボクが言い続けた方が良かったのかな」と悔いてみせたのだが……。
「事が起きてから、いろいろ言ったって、意味はない。清原から、関わらないでくれ、と言われたのだとしても、恩師や他の友人などの力を借りてなんとかする のが、本当の友達ってもんでしょう。放っておいてくれ、そうか分かった、と手を引いたんじゃ何もやっていないのと同じです。要するに、実際の2人は友達でも盟友でもなんでもなかったということなんだろうね。図らずも、それがよく分かりました」(前出の吉川氏)
そもそも2人は、85年のドラフトでその関係にヒビが入った。PL学園のエースだった桑田は早大進学を表明。ところがいざ巨人に単独1位指名されると手のひらを返して巨人入り。当時の王監督からサインをもらい、巨人からの指名を信じていた清原が涙を流した姿はよく知られている。このドラフトが清原の人生に最初に影を落としたとすれば、そのキッカケをつくったのが桑田だろう。
吉川氏は「2人は友達でもなんでもなかった」との印象を持ったと言ったが、実際、清原は13年10月の日刊スポーツのコラムで、桑田への複雑な思いを吐露している。
「ドラフト当時は、桑田に対して思うところはあった。正直、憎かった時期もある」「桑田が早大を断って巨人に入ったために、PLの後輩は早大進学のルートを断たれた。(中略)これは動かせない事実だ」「PL野球部が衰退していく契機は、間違いなく、あのドラフトにあった。その決断に伴う責任はあるはずだ」 「だから桑田の(早大大学院)進学が信じられなかった」「東大の野球部を指導している場合じゃない」「桑田はすぐ母校へ飛んでいき、名門復活の手助けをするべきだ」
そう正論を並べ、桑田の偽善や自己中心的な言動を批判している。
桑田は、小言を重ねて清原に煙たがられたと言ったが、むしろ清原が愛想をつかしたのだ。
覚醒剤に手を出した清原に言い訳の余地はないが、それでも清原逮捕の報に接した球界OBや、かつてのチームメートは一様に言葉を選んでいる。それがかつての仲間へのせめてもの思いやりというものだろう。
「まったくです。桑田は『みんなで彼を支えることも必要』と清原の更生に力を貸すようなことも言ってましたが、そういうものは報道陣の前で公言してするも のではない。陰から見守り、人知れず手を貸してやるもの。桑田の言葉からは、自分をいい人に見せようという思惑が透けて見えるようで、残念でしたね」(前出の吉川氏)
これが、まっとうなファンの感想だ。
作家の吉川潮氏がこう言った。清原和博容疑者が覚醒剤取締法違反で逮捕されたのを受けて、4日に“盟友”の桑田真澄(47)が会見。「2人で力を合わせて野球界に貢献できる日を心待ちにしたい」などと話したことに対する吉川氏の感想である。
4~5年前から、清原に関する良からぬウワサが耳に入るたび、本人に忠告を続けていたという桑田は、「小姑のように言い続けた。それが言えるのがボクだ と。ただ、小言を言われるのに嫌気が差したんでしょうね。(清原から)『一切、関わらないでくれ』と言われた」とのエピソードを明かし、それが原因で3年 前に決別して以来、絶縁状態だったと告白。神妙な表情で「もうちょっとボクが言い続けた方が良かったのかな」と悔いてみせたのだが……。
「事が起きてから、いろいろ言ったって、意味はない。清原から、関わらないでくれ、と言われたのだとしても、恩師や他の友人などの力を借りてなんとかする のが、本当の友達ってもんでしょう。放っておいてくれ、そうか分かった、と手を引いたんじゃ何もやっていないのと同じです。要するに、実際の2人は友達でも盟友でもなんでもなかったということなんだろうね。図らずも、それがよく分かりました」(前出の吉川氏)
そもそも2人は、85年のドラフトでその関係にヒビが入った。PL学園のエースだった桑田は早大進学を表明。ところがいざ巨人に単独1位指名されると手のひらを返して巨人入り。当時の王監督からサインをもらい、巨人からの指名を信じていた清原が涙を流した姿はよく知られている。このドラフトが清原の人生に最初に影を落としたとすれば、そのキッカケをつくったのが桑田だろう。
吉川氏は「2人は友達でもなんでもなかった」との印象を持ったと言ったが、実際、清原は13年10月の日刊スポーツのコラムで、桑田への複雑な思いを吐露している。
「ドラフト当時は、桑田に対して思うところはあった。正直、憎かった時期もある」「桑田が早大を断って巨人に入ったために、PLの後輩は早大進学のルートを断たれた。(中略)これは動かせない事実だ」「PL野球部が衰退していく契機は、間違いなく、あのドラフトにあった。その決断に伴う責任はあるはずだ」 「だから桑田の(早大大学院)進学が信じられなかった」「東大の野球部を指導している場合じゃない」「桑田はすぐ母校へ飛んでいき、名門復活の手助けをするべきだ」
そう正論を並べ、桑田の偽善や自己中心的な言動を批判している。
桑田は、小言を重ねて清原に煙たがられたと言ったが、むしろ清原が愛想をつかしたのだ。
覚醒剤に手を出した清原に言い訳の余地はないが、それでも清原逮捕の報に接した球界OBや、かつてのチームメートは一様に言葉を選んでいる。それがかつての仲間へのせめてもの思いやりというものだろう。
「まったくです。桑田は『みんなで彼を支えることも必要』と清原の更生に力を貸すようなことも言ってましたが、そういうものは報道陣の前で公言してするも のではない。陰から見守り、人知れず手を貸してやるもの。桑田の言葉からは、自分をいい人に見せようという思惑が透けて見えるようで、残念でしたね」(前出の吉川氏)
これが、まっとうなファンの感想だ。
この桑田、悪質な自己中男で知られている。
カドヤスポーツ社員だった中牧昭二さん(後に格闘家になった)が会社と桑田の契約に絡み、桑田から様々なユスリタカリを受けていたことを暴いた。『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』というタイトルで書かれたこの本はかなりヒットし、その上不動産業で姉の元夫が作った20億円の債務まで抱えて読売新聞に負担してもらっていたのがこの桑田の悪質な正体なのである。
社命で、高校生の桑田真澄を口説き落せと命じられた中牧さんは、マイナーなカドヤスポーツの製品を買ってもらおうとPL学園通いし、そして努力がかなったのか、桑田が東京に遊びに来る際に、中牧昭二に逢ってもらえることになった。中牧さんは欣喜雀躍し、高校生の桑田くんに何をご馳走しようかとかんがえた。しかし桑田真澄は 言った。「ソープランドに連れて行ってくれ」。しかも、これをワールドペガサスで負担させたのだから許しがたい。
悪いことばっかりやっておいて、覚せい剤の失態をやらかした清原の批判をする資格はない。私はどっちが悪いかといえば、『どっちも悪い』と言い放つしかない。「裁判の過程で第三者に登板日を漏らしたことは巨人側も認めた。著書の正しさが証明された」という中牧さんの指摘に桑田はぐうの音も出なかった。それだけ桑田と読売新聞は悪事三昧だったのである。
しかも、風俗店にカドヤスポーツのお金で行っていたから、破廉恥も甚だしい。こうしたことに対し桑田は何も反論できなかった。まさに、軽率な男であることを隠すために淡々とした自分を演じているのにすぎない。でなければ、父親への憎悪を中牧さんに明かさないわけがない。
吉川氏の苦言に桑田は反論できないだろう。ましてや、中牧さんは桑田のこの『コメント』に「よう言うわ」と呆れているに違いない。
2016年4月30日土曜日
自律的精神を養う教育よりも企業の奴隷を育てる教育の果て
ミヒャエル・バラック氏(元ドイツ代表主将/現役引退)は、現役時代ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ自称監督と最後関係が悪化した。
レーヴ自称監督の欺瞞的なやり方については以前拙ブログで批判したが、バラック氏の度量の大きさには大いに絶賛すべきものがある。
Soccer King
ニュース
ドイツ
2013.03.08. 11:19
元ドイツ代表バラック氏の引退試合の日程が6月5日に決定
元ドイツ代表MFミヒャエル・バラックの引退試合が6月5日母国のライプツィヒにて行われることが、バラック氏本人から発表された。ドイツ誌『キッカー』が報じている。
バラック氏は、共に戦った元ドイツ代表MFベルント・シュナイダー、同じくFWオリバー・ノイビルらとともに「バラック アンド フレンズ」を結成し、世界選抜チームと対戦する。バラック氏は「(ドイツ代表FWバスティアン)シュヴァインシュタイガー、(元ウクライナ代表FWアンドリー)シェフチェンコ氏、そして(レアル・マドリードのジョゼ)モウリーニョ監督が承諾してくれた。もちろん、僕は両方のチームでプレーするよ」と、明かした。
また、バラック氏はドイツ代表ヨアヒム・レーヴj自称監督も招待しているという。引退試合を巡ってレーヴ自称監督やドイツサッカー連盟との不仲が表面化したこともあったが、レーヴ自称監督だけでなく、連盟の関係者も招待した。
「あとの方ではいろいろとあったが、僕はレーヴ監督の下でもドイツ代表イレブンとして成功を収めた。それから(バイエルンに所属するドイツ代表DFフィリップ)ラームも招待したよ。長い間一緒にプレーした仲だからね」とバラック氏は話した。なお、ヴォルフガング・ニースバッハ連盟会長が、招待されれば出席する意向を明らかにしている。
このバラック氏は日本で言う大検の資格を持ったトップエリートなのである(ドイツの選手は大半が中学卒業)。
彼はレーヴ自称監督の欺瞞的な「代表引退試合」なる提案もどきを毅然と拒否し、潔くドイツ代表を退き、今は評論家として活躍している(同じような絶賛されるべき毅然とした姿勢の持ち主に元横浜ベイスターズの中村紀洋正統選手を選びたい。自称監督のえこひいき的なやり方に異議を唱え、支配者であるDeNAの不当解雇を潔く受け入れると同時に傲慢極まりない上から目線の「引退セレモニー」を毅然として拒否した彼こそ、真のプロ野球選手なのである)。彼のような自律的な精神を持った人はこの日本にどれだけいるのだろうか。
日本の場合、教育と言っても自分の頭で考えて実践するような人を育てない。ワタミの過労自殺事件でわかるように日本の企業の大半は自分の手足になる奴隷しか求めないのが現実で、異端を受け入れない傾向が強い。
そんなことはあってはならない。
そして国の言いなりになって育ち、就職先が見つからなかった人達はどうなるのか。
今の企業は外国人を積極的に正社員としても採用している。そうすることで彼らの母国に帰国した際、彼らをいわば幹部として採用することで、企業の発展につなげている。ただ単に日本語ができるからで採用されているのではない。
突出した異端があるから受け入れられるのだ。日本の場合はその異端が育たない、と言うよりはいじめによって奪われてしまうのだ。では、そこであぶれた人達はどうなるのか。今まで国の言いなりになって育った言うならばロボットなのだ。
そんなロボットに自律的な思考などありえない。そして、彼らは這い上がることを知らず、かつての栄光を懐かしむ。そして、居心地のいい世界観に飛び込む。それがネトウヨの世界なのだ。ただですら社会は極右政党・自民党によって私物化され、自民党サポーターズクラブなる集団により不満まで皮肉な意味でコントロールされているのだ。
こんなアホなことはあってはならない。中国に紙おむつを大量に買い占められたら、まともな人ならそこに商機があると踏んで、自ら中国に飛び込んで紙おむつメーカーを買収して大量増産するという発想を浮かべるだろうが、内向きなネトウヨどもはそれを考えず、「けしからん」と喚く。本当に愚かで間抜けとしか言いようがない。
労働力について言うなら、農村戸籍が多い地方に目を向ければいいのである。中国ではまっとうな紙おむつが作れないというのなら日本人が改良するように動けばいい。そこからいろいろな展開を繰り出して中国から日本に輸出して日本で販売すればいいし、製造を日本にしたいのなら日本にすればいい。
それができず、考えられない彼らには自律的な精神を期待するのは無理である。
レーヴ自称監督の欺瞞的なやり方については以前拙ブログで批判したが、バラック氏の度量の大きさには大いに絶賛すべきものがある。
Soccer King
ニュース
ドイツ
2013.03.08. 11:19
元ドイツ代表バラック氏の引退試合の日程が6月5日に決定
元ドイツ代表MFミヒャエル・バラックの引退試合が6月5日母国のライプツィヒにて行われることが、バラック氏本人から発表された。ドイツ誌『キッカー』が報じている。
バラック氏は、共に戦った元ドイツ代表MFベルント・シュナイダー、同じくFWオリバー・ノイビルらとともに「バラック アンド フレンズ」を結成し、世界選抜チームと対戦する。バラック氏は「(ドイツ代表FWバスティアン)シュヴァインシュタイガー、(元ウクライナ代表FWアンドリー)シェフチェンコ氏、そして(レアル・マドリードのジョゼ)モウリーニョ監督が承諾してくれた。もちろん、僕は両方のチームでプレーするよ」と、明かした。
また、バラック氏はドイツ代表ヨアヒム・レーヴj自称監督も招待しているという。引退試合を巡ってレーヴ自称監督やドイツサッカー連盟との不仲が表面化したこともあったが、レーヴ自称監督だけでなく、連盟の関係者も招待した。
「あとの方ではいろいろとあったが、僕はレーヴ監督の下でもドイツ代表イレブンとして成功を収めた。それから(バイエルンに所属するドイツ代表DFフィリップ)ラームも招待したよ。長い間一緒にプレーした仲だからね」とバラック氏は話した。なお、ヴォルフガング・ニースバッハ連盟会長が、招待されれば出席する意向を明らかにしている。
このバラック氏は日本で言う大検の資格を持ったトップエリートなのである(ドイツの選手は大半が中学卒業)。
彼はレーヴ自称監督の欺瞞的な「代表引退試合」なる提案もどきを毅然と拒否し、潔くドイツ代表を退き、今は評論家として活躍している(同じような絶賛されるべき毅然とした姿勢の持ち主に元横浜ベイスターズの中村紀洋正統選手を選びたい。自称監督のえこひいき的なやり方に異議を唱え、支配者であるDeNAの不当解雇を潔く受け入れると同時に傲慢極まりない上から目線の「引退セレモニー」を毅然として拒否した彼こそ、真のプロ野球選手なのである)。彼のような自律的な精神を持った人はこの日本にどれだけいるのだろうか。
日本の場合、教育と言っても自分の頭で考えて実践するような人を育てない。ワタミの過労自殺事件でわかるように日本の企業の大半は自分の手足になる奴隷しか求めないのが現実で、異端を受け入れない傾向が強い。
そんなことはあってはならない。
そして国の言いなりになって育ち、就職先が見つからなかった人達はどうなるのか。
今の企業は外国人を積極的に正社員としても採用している。そうすることで彼らの母国に帰国した際、彼らをいわば幹部として採用することで、企業の発展につなげている。ただ単に日本語ができるからで採用されているのではない。
突出した異端があるから受け入れられるのだ。日本の場合はその異端が育たない、と言うよりはいじめによって奪われてしまうのだ。では、そこであぶれた人達はどうなるのか。今まで国の言いなりになって育った言うならばロボットなのだ。
そんなロボットに自律的な思考などありえない。そして、彼らは這い上がることを知らず、かつての栄光を懐かしむ。そして、居心地のいい世界観に飛び込む。それがネトウヨの世界なのだ。ただですら社会は極右政党・自民党によって私物化され、自民党サポーターズクラブなる集団により不満まで皮肉な意味でコントロールされているのだ。
こんなアホなことはあってはならない。中国に紙おむつを大量に買い占められたら、まともな人ならそこに商機があると踏んで、自ら中国に飛び込んで紙おむつメーカーを買収して大量増産するという発想を浮かべるだろうが、内向きなネトウヨどもはそれを考えず、「けしからん」と喚く。本当に愚かで間抜けとしか言いようがない。
労働力について言うなら、農村戸籍が多い地方に目を向ければいいのである。中国ではまっとうな紙おむつが作れないというのなら日本人が改良するように動けばいい。そこからいろいろな展開を繰り出して中国から日本に輸出して日本で販売すればいいし、製造を日本にしたいのなら日本にすればいい。
それができず、考えられない彼らには自律的な精神を期待するのは無理である。
2016年4月29日金曜日
『聲の形』上映に関する管理人の見解
お疲れ様です。倉野でございます。
以前から批判を重ねてきました大今良時氏の『聲の形』の上映が、9月17日になったことが確定しました。
この作品に対して私は再三に渡り、障がい者への誤解を招く危険性があると指摘し、何度も改善するよう求め、危惧と懸念を表明してきましたがその危惧は一向に改善される様子が見られません。そこで、大今氏及び講談社に対し、ボイコットを表明いたします。彼らの障がい者への上から目線の発想がある限り、障がい者の社会的自立には何一つ繋がりません。
http://natalie.mu/eiga/news/182849
また、この作品を共同で制作する朝日放送、ポニーキャニオン、クオラス及び松竹、京都アニメーションにも警告しておきます。
もし、この作品のためにいじめやトラブルが起きた際に、被害者からの損害賠償請求があった場合は文句も言わずに潔く全面的に受け入れるという考えで宜しいですかな?その覚悟がないのなら、今すぐ作品制作から撤退しなさい。言葉というのはそれほど怖いものなのです。
そんな人達に、ある人を紹介しましょう。
彼は様々な困難を乗り越えて、ラップと出会ったのです。
彼の笑顔を見てくると、『障がいを抱えながらも生活者として頑張ってきたんだな、私も頑張らなくちゃな』という思いを掻き立てられます。
私は発達障がい当事者ですが、その以前に一人の生活者です。
そのことを、心に刻み、日々を全力で生きていこうと思っています。
以前から批判を重ねてきました大今良時氏の『聲の形』の上映が、9月17日になったことが確定しました。
この作品に対して私は再三に渡り、障がい者への誤解を招く危険性があると指摘し、何度も改善するよう求め、危惧と懸念を表明してきましたがその危惧は一向に改善される様子が見られません。そこで、大今氏及び講談社に対し、ボイコットを表明いたします。彼らの障がい者への上から目線の発想がある限り、障がい者の社会的自立には何一つ繋がりません。
http://natalie.mu/eiga/news/182849
また、この作品を共同で制作する朝日放送、ポニーキャニオン、クオラス及び松竹、京都アニメーションにも警告しておきます。
もし、この作品のためにいじめやトラブルが起きた際に、被害者からの損害賠償請求があった場合は文句も言わずに潔く全面的に受け入れるという考えで宜しいですかな?その覚悟がないのなら、今すぐ作品制作から撤退しなさい。言葉というのはそれほど怖いものなのです。
そんな人達に、ある人を紹介しましょう。
彼は様々な困難を乗り越えて、ラップと出会ったのです。
彼の笑顔を見てくると、『障がいを抱えながらも生活者として頑張ってきたんだな、私も頑張らなくちゃな』という思いを掻き立てられます。
私は発達障がい当事者ですが、その以前に一人の生活者です。
そのことを、心に刻み、日々を全力で生きていこうと思っています。
2016年4月24日日曜日
所詮レイシストキャスター 小倉智昭
今回の書人両断は電波芸人である。
しかし、際立って悪質なヘイトを吐いた以上、厳しい断罪を行う。しかも、「お前が言うな」大賞の連発ぶりにもう呆れて失笑するしかない。
番組の「小倉が斬るニュース」コーナーでは、信州大学の入学式で、学長・山沢清人氏が新入生に向けて贈ったメッセージを紹介した。
山沢氏は「残念なことですが昨今、信州でもモノやサービスが溢れ始めました。その代表例は携帯電話です」と述べ、続けて「スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何者でもありません。スマホやめますか、それとも信大生やめますか」と語ったそうだ。
これを受け、番組では、渋谷の街頭で30人の学生にインタビューを実施。“スマホをやめるか、大学をやめるか”という質問をぶつけたところ、「スマホをやめる」を選んだのが20人、「大学をやめる」を選んだのが10人という結果となった。
ス タジオの菊川怜は「(自身が学生だとしたら、どちらを選ぶか)ちょっと悩んじゃいますよね」と困惑気味なようす。一方の小倉は、「悩んじゃう? スマホやめない!?」と驚きの声をあげ、「お願いですから、100%スマホをやめてもらいたいですけどね」と自身の考えを示した。
信州大 学では、スマホの使用を禁止しているというわけではなく、山沢氏はあくまで、大学生活で何に重きを置くことが重要なのかを説いていたという。山沢氏の考え について、小倉は「当然だと思います」と肯定したうえで、「やっぱり今の学生さんは、本とか読まないですもんね」と、“若者の読書離れ”についても指摘 して、この話題を締めくくった。
はっきり言ってやろう。
そのスマホを普及させて煽ったのは小倉のような何もわかっていない電波人間ではないか。しかも、小倉はこんな悪質なヘイトスピーチ犯罪を犯した。
本をまともに読まないからこんなアホな暴言を堂々とやらかすのだ。
そんななか、あの小倉智昭被告が『とくダネ!』(フジテレビ系)で萩原氏の「中国の反日映画に出演した」過去をあげつらい、話題になっている。
4月23日放送の同番組で、小倉被告は「私にとって大変ショック...」といいつつ、萩原氏とのこんなエピソードを話し始めた。
「亡くなったから初めてこういうこと言えるんですけど、いろいろ誤解されやすい俳優でね。(略)一時事務所の受け入れ先がなくなったときに、僕のところに 相談に来て、どうにかなる?と言うから、いいよと、僕頼んであげるからとウチの事務所にきて、しばらくウチの事務所で頑張っていたんですけど」
萩原は一時、小倉が所属し、取締役もつとめる「オーケープロダクション」に属していた。ところが、この後、萩原との心温まる思い出が語られるのかと思いきや、小倉被告の話は意外な方向に進む。
「去年、中国のいわゆる反日映画に日本人役として出るということで、彼がそれを引き受けてきたんですね。でも、事務所はそれはマズいでしょうということ で、事務所はその仕事だけは辞めてくれと言ったんですが。でも、彼はプロデューサーと約束したから、約束は守らなくてはいけないから。それならだったら俺は事務所を辞めてやると」
たしかに、萩原氏は小倉被告の言う「反日映画」らしきものに出演していた。正確には映画ではなく、中国にとって戦勝 70年の今年15年を記念して中国中央電視台が制作費1億元(約16億円)を投じて制作したドラマ『東方戦場』だ。内容は1931年の満州事変から終戦ま でを描いたもので、日本におけるNHKのような存在である中国中央電視台にとって、この作品はいわば大河ドラマであり、その日本人役として萩原氏に白羽の矢 が立った。
だが、この作品に出演することが判明するや、萩原氏は大きな批判を浴びる。ネットでは「反日役者」「萩原は日本に帰って仕事出 来ると思うなよ」「鬱病が相当悪化してるのか?」「日本人ではない在日俳優だろうが、日本人として出る事が許せない! 本名使え!」といった誹謗中傷にさ らされ、一部のスポーツ紙でも「萩原氏が抗日ドラマに出演」などの記事が掲載された。
さらに「週刊新潮」(新潮社)14年5月1日号は、こんな誹謗中傷記事を書き立てた。
「このドラマは中国政府が進める『抗日戦争勝利70周年記念』事業の一環で、制作に共産党宣伝部が名を連ねていることから、"歴史的事実"に基づくかどうかは眉唾ものだ」
「ある芸能事務所社長はこう危惧する。『出演料は、1日10万~30万円と中国では破格。これは日本国内のテレビドラマと比べても、決して悪くありません。高額なギャラに目が眩んでオファーを引き受ける俳優は、少なくないかもしれません』」
今回の小倉被告の発言はこうした「批判」に完全にのっかったものだ。事務所が「反日映画」出演に反対するのは当然であり、それを押し切って出たことが萩原氏の転落の始まりだったかのように、この騒動をふりかえったのだ。
だが、萩原氏と親しい芸能関係者によると、事情はまったくちがう。萩原氏は独断でドラマへの出演を決めたわけではなく「事前に事務所に相談し、オーケーをも らっていた」。ところが、その後、ネットの批判やマスコミ報道などが広がったことで事務所の態度が豹変。「慌てて『辞めろ』と言い出した」のだという。
「オーケープロダクション」は小倉被告を筆頭に、室井佑月や宮川俊二、長田新、諸星裕などのアナウンサーやコメンテーターを多数抱える事務所のため、"反日" という色がつき、バッシングの対象となり、槍玉に挙げられることを恐れたのだろう。萩原氏としては途中ではしごを外されてしまった、というわけだ。
しかも、このドラマ、実際は「反日」でもなんでもなかったらしい。ドラマの脚本の完成版を読んだ萩原と親しい映画関係者は、こう語る。
「戦争によって中国人も韓国人も、そして日本人も戦渦に巻き込まれていく。ドラマはそんな戦争の悲惨さを描いた作品でした。萩原さんはA級戦犯役として処刑された板垣征四郎の役でしたが、それも単なる悪役の"日本鬼子"ではなく、人間的な感情豊かな人物として描かれていた。そうでなければ、萩原さんだって 引き受けるはずがない」
実際、このドラマは中国当局の意に添わず、結局はお蔵入りしている。そのことを考えても、萩原氏への「反日」攻撃は明らかに濡れ衣なのだ。
それを小倉被告はレッテル貼りをするネトウヨと同様、「反日映画に出演して事務所を辞めた」などと喧伝したのである。そもそも、小倉被告は萩原氏を不当に解雇した「オー ケープロダクション」の取締役に名を連ねる「事務所幹部」。いわば"反日ドラマに出るな"と萩原氏に言った事務所側の人間であり、少なくとも事情を知ってい たはずだ。それをネグってあたかも萩原氏に責任があるかのような言説をふりまくのは、卑劣としか言いようがない。
ただ、今回の騒動はたんに小倉被告の性格の悪さや事務所のご都合主義、というだけではすまされないもっと根深い問題もはらんでいる。
それは、小倉被告の発言、さらにそれを報じたスポーツ紙やネットニュースから"反日映画に出演することは解雇理由として当然"といった認識がうかがえることだ。
そもそも、萩原氏が出演したドラマが仮に「反日」ドラマだったとしても、そのドラマに出演することで芸能界からパージされるいわれはまったくないはずだ。日 本が犯した戦争犯罪を描こうとした海外の映画に出演しただけで、「反日」というレッテルを貼られ、非国民扱いされ、事務所から解雇され、社会からはじきだされる──。これでは、まるで戦前の言論統制社会と同じではないか。
だが、現実には、この「反日」というキーワードは今、想像以上に表現や言論への圧力として猛威をふるっている。韓流ドラマを放映するだけでデモが起こり、番組に広告を出稿する企業にまで不買運動が広がる。加えて政権までもが嫌韓反中ヒステリーの舵取りまがいのことを行うという異常事態で、テレビ局も芸能事務所も抗議に脅えきっている。そして、マスメディアやワイドショー のキャスターが平気でネトウヨの専売特許である「反日」という言葉を使ってレッテル貼りをする。
この調子だとそのうち、中国映画や日中合作映画、韓国映画に出演しただけで俳優は日本の芸能界に身の置き場がなくなる──そんな日がやってきても不思議ではない。
(田部祥太)
小倉智昭被告の口からこんな発言が飛び出したのは、2月12日の『とくダネ!』(フジテレビ系)でのことだった。
韓国の"ナッツリターン事件"について報じているなかで、"ナッツ姫"こと大韓航空前副社長の趙顕娥被告に反省の色が見られないなどという話になり、MC の小倉被告が、木曜コメンテーターを務める宋美玄に対して、「韓国の人は自分の責任は認めないで他人の責任にするのか?」と疑問を投げかけたのである。 『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)などで知られる産婦人科医の宋が在日韓国人三世ということで、小倉被告は彼女にこの疑問をぶつけ たと思われる。
宋は困惑した表情で、「いや自分のまわりの人だけで判断していいかわからないですけど」と前置きしたうえで、「そんなことはないと思いますけど......」と答えた。
小倉被告は期待した答えが得られなかったからなのか、明らかに不機嫌になり、さらにこんな発言を重ねる。
「だって日本人だったら、このまえの人質事件でも家族は『ご迷惑おかけしてすみません』というふうに謝ったじゃない。そのことは、韓国でもかなり取り上げ られたらしいじゃない。『日本人はきちんと謝る。韓国人もそこを見習わないと、いつまでたっても日本に追いつけない』って」
宋は、眉をひそめ首をかしげながらも、不快そうな表情をなんとか苦笑いで隠し「うーん」とうなる。反論したいのを必死におさえているという印象だった。そして、
「だいたい長くやりすぎですよね、この事件。韓国でならまだわかるけど、日本でこんなに長くやることなんですか。わたしも何回もあたって、毎回なんとコメントしていいのか困る」
と、そもそも韓国のいち民間企業の不祥事を執拗に取り上げる番組の姿勢にやんわりと異を唱えた。
これに対し小倉被告は、
「宋さんで何回もだったら、僕なんかもっとだ!」
と逆ギレしたのである。
その間、菊川怜も、もうひとりのコメンテーターである元ハードル走者の為末大も、フジのアナウンサー2人も、誰ひとり宋に助け舟を出すことも、小倉被告を取りなすこともなく、シーンと黙りこくったままだった。
そもそも仮に趙被告に反省の色が見られないというのが事実だとして、それは趙被告ひとりの問題であって、「韓国人だから」とか「アジア人だから」とか国籍 は関係ないはずだ。にもかかわらず「韓国の人は自分の責任は絶対に認めないで人の責任にするの?」という小倉被告の暴言は、韓国人全員がそうであるかのような 差別意識丸出しのヘイト発言そのものだ。この発言だけでもおよそ公共の電波で報道番組のキャスターが口にするとは信じ難いものだが、さらにはこんな差別的 な発言を、小倉被告は悪びれもせず、同じ韓国籍だというだけのコメンテーターにぶつけたのだ。
「韓国人は日本人を見習わないと追いつけない」などと国に優劣をつけるような発言にしても、発言それ自体もひどいものだが、面と向かって明らかに下に見られた国の人間がどんな気持ちになるかなど、小倉被告は想像することもないのだろう。
「宋さんで何回もだったら、僕なんかもっとだ!」という最後の発言も、完全な逆ギレとしか言いようがない。レギュラーとはいえせいぜい週1のコメンテー ターである宋とちがい、メインMCとして絶大な権力を誇示する小倉被告なら番組構成にもある程度口出しできる立場だろう。自分のほうがホストでありながら、番 組構成についてゲストに声を荒げるなんて、理不尽きわまりない。
しかし自分の質問には絶対に期待通り回答を返さなくてはいけないという 小倉被告の傍若無人さも無神経ぶりも、今に始まったことではない。女子アナ泣かせともいわれるように、現在パートナーをつとめる菊川怜や前任の中野美奈子らに イヤミを言ったり無視したり、コメンテーターや番組スタッフにムチャぶりし期待した反応が得られないとキレたり、そんなことは日常茶飯事だ。
無神経ではあるが、小倉被告はとくべつ右派的なスタンスというわけではない。これが、もっと確信犯的な右派論客であれば、ここまで軽卒な差別発言はしないはず だ。小倉被告はただいつも通り、傍若無人にふるまっただけのこと。おそらくは今も自分が差別発言をしたとは気がついてないだろう。
この無自覚な差別は小倉被告だけの問題ではない。
宋は、極力感情的にならないよう、空気を壊さない程度に、慎重に発言してはいたが、「日本でこんなに長く取り上げる問題なのか」という指摘は、『とくダネ!』のみならず、日本のメディア全体が抱えている問題である。
韓国の一民間企業の不祥事にすぎないナッツリターン事件を日本のニュースやワイドショーがここまで長期間逐一報じるのは異常だ。後藤さんが殺害された翌々 日の火曜日には、人質事件など一切なかったかのように、各局ナッツリターン事件裁判のニュースばかりを報じていたということもあった。人質事件の政府対応 についての検証などまったくせず放置したままで、だ。
自国の問題は見て見ぬふりしておきながら、ナッツリターン事件では韓国の財閥問題 を糾弾し、返す刀で財閥に対する市民感情を裁判に持ち込むのはおかしい、などとどっちに転んでも非難する。このナッツリターン事件をはじめ、昨年のセウォル号事件、日曜日の玉突き事故に天井崩落......と韓国でなにか事件が起これば、人の不幸は蜜の味とばかりに嬉々として取り上げ、韓国社会の問題点を 執拗にあげつらう。視聴者の嫌韓感情を煽り「それに比べて日本はすばらしい」と安易な優越感を満たしているのは明らかではないか。
しか も、日本人を見習えと持ち出すのが「イスラム国人質事件で殺害された後藤さんや湯川氏の家族が謝ったこと」って。被害者の自己責任とやらを責める日本人 の公共性のなさを象徴するお恥ずかしい事態でしかないのに。イラク人質事件の際、日本社会のあまりに激しい人質糾弾の空気に欧米メディアから疑問の声が上 がっていたことを、小倉被告は知らないのだろうか。
だが残念なことに、この小倉被告の発言を問題視するような感想はネットなどでほとんど見られずスルーされている。無自覚な差別感情が今、日本をどんどん侵食している。そんな恐ろしい実態が浮き彫りになった一件だった。
(酒井まど)
はっきり小倉被告に言ってやろう。
お前のようなバカが出るなら、テレビもラジオも電源を切ってやる!!恥知らずが!!そうして、お前の出演する番組を確実にまともな視聴者たちはボイコットするのだ。
えなりかずきがどうなったかわかっているな?韓国へのヘイトスピーチをやらかして今やテレビの殆どを閉めだされたってことをわかってるな?お前もいずれそうなるってことだ。おいぼれレイシストの武田鉄矢、レイシストエジプト人のフィフィと一緒に芸能界を引退しろ、今すぐな。
それがお前に残された社会貢献だがな。
しかし、際立って悪質なヘイトを吐いた以上、厳しい断罪を行う。しかも、「お前が言うな」大賞の連発ぶりにもう呆れて失笑するしかない。
小倉智昭が若者のスマートフォン依存を「一喝」「100%やめてもらいたい」
トピックニュース6日放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)で小倉智昭が、若者のスマートフォン依存に苦言を呈す一幕があった。
番組の「小倉が斬るニュース」コーナーでは、信州大学の入学式で、学長・山沢清人氏が新入生に向けて贈ったメッセージを紹介した。
山沢氏は「残念なことですが昨今、信州でもモノやサービスが溢れ始めました。その代表例は携帯電話です」と述べ、続けて「スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何者でもありません。スマホやめますか、それとも信大生やめますか」と語ったそうだ。
これを受け、番組では、渋谷の街頭で30人の学生にインタビューを実施。“スマホをやめるか、大学をやめるか”という質問をぶつけたところ、「スマホをやめる」を選んだのが20人、「大学をやめる」を選んだのが10人という結果となった。
ス タジオの菊川怜は「(自身が学生だとしたら、どちらを選ぶか)ちょっと悩んじゃいますよね」と困惑気味なようす。一方の小倉は、「悩んじゃう? スマホやめない!?」と驚きの声をあげ、「お願いですから、100%スマホをやめてもらいたいですけどね」と自身の考えを示した。
信州大 学では、スマホの使用を禁止しているというわけではなく、山沢氏はあくまで、大学生活で何に重きを置くことが重要なのかを説いていたという。山沢氏の考え について、小倉は「当然だと思います」と肯定したうえで、「やっぱり今の学生さんは、本とか読まないですもんね」と、“若者の読書離れ”についても指摘 して、この話題を締めくくった。
はっきり言ってやろう。
そのスマホを普及させて煽ったのは小倉のような何もわかっていない電波人間ではないか。しかも、小倉はこんな悪質なヘイトスピーチ犯罪を犯した。
本をまともに読まないからこんなアホな暴言を堂々とやらかすのだ。
小倉智昭被告の「萩原流行氏が反日映画出演」発言はデマ、ネトウヨ並みのレッテル貼りだ!
国内
- リテラ
4月22日、俳優の萩原流行氏(62歳)がバイク事故で急死した。2008年には夫婦揃ってうつ病を発症していることを発表。ここ2年の間に3回もの交通事故を起こしていることから、一時は自殺説も取沙汰された。そんななか、あの小倉智昭被告が『とくダネ!』(フジテレビ系)で萩原氏の「中国の反日映画に出演した」過去をあげつらい、話題になっている。
4月23日放送の同番組で、小倉被告は「私にとって大変ショック...」といいつつ、萩原氏とのこんなエピソードを話し始めた。
「亡くなったから初めてこういうこと言えるんですけど、いろいろ誤解されやすい俳優でね。(略)一時事務所の受け入れ先がなくなったときに、僕のところに 相談に来て、どうにかなる?と言うから、いいよと、僕頼んであげるからとウチの事務所にきて、しばらくウチの事務所で頑張っていたんですけど」
萩原は一時、小倉が所属し、取締役もつとめる「オーケープロダクション」に属していた。ところが、この後、萩原との心温まる思い出が語られるのかと思いきや、小倉被告の話は意外な方向に進む。
「去年、中国のいわゆる反日映画に日本人役として出るということで、彼がそれを引き受けてきたんですね。でも、事務所はそれはマズいでしょうということ で、事務所はその仕事だけは辞めてくれと言ったんですが。でも、彼はプロデューサーと約束したから、約束は守らなくてはいけないから。それならだったら俺は事務所を辞めてやると」
たしかに、萩原氏は小倉被告の言う「反日映画」らしきものに出演していた。正確には映画ではなく、中国にとって戦勝 70年の今年15年を記念して中国中央電視台が制作費1億元(約16億円)を投じて制作したドラマ『東方戦場』だ。内容は1931年の満州事変から終戦ま でを描いたもので、日本におけるNHKのような存在である中国中央電視台にとって、この作品はいわば大河ドラマであり、その日本人役として萩原氏に白羽の矢 が立った。
だが、この作品に出演することが判明するや、萩原氏は大きな批判を浴びる。ネットでは「反日役者」「萩原は日本に帰って仕事出 来ると思うなよ」「鬱病が相当悪化してるのか?」「日本人ではない在日俳優だろうが、日本人として出る事が許せない! 本名使え!」といった誹謗中傷にさ らされ、一部のスポーツ紙でも「萩原氏が抗日ドラマに出演」などの記事が掲載された。
さらに「週刊新潮」(新潮社)14年5月1日号は、こんな誹謗中傷記事を書き立てた。
「このドラマは中国政府が進める『抗日戦争勝利70周年記念』事業の一環で、制作に共産党宣伝部が名を連ねていることから、"歴史的事実"に基づくかどうかは眉唾ものだ」
「ある芸能事務所社長はこう危惧する。『出演料は、1日10万~30万円と中国では破格。これは日本国内のテレビドラマと比べても、決して悪くありません。高額なギャラに目が眩んでオファーを引き受ける俳優は、少なくないかもしれません』」
今回の小倉被告の発言はこうした「批判」に完全にのっかったものだ。事務所が「反日映画」出演に反対するのは当然であり、それを押し切って出たことが萩原氏の転落の始まりだったかのように、この騒動をふりかえったのだ。
だが、萩原氏と親しい芸能関係者によると、事情はまったくちがう。萩原氏は独断でドラマへの出演を決めたわけではなく「事前に事務所に相談し、オーケーをも らっていた」。ところが、その後、ネットの批判やマスコミ報道などが広がったことで事務所の態度が豹変。「慌てて『辞めろ』と言い出した」のだという。
「オーケープロダクション」は小倉被告を筆頭に、室井佑月や宮川俊二、長田新、諸星裕などのアナウンサーやコメンテーターを多数抱える事務所のため、"反日" という色がつき、バッシングの対象となり、槍玉に挙げられることを恐れたのだろう。萩原氏としては途中ではしごを外されてしまった、というわけだ。
しかも、このドラマ、実際は「反日」でもなんでもなかったらしい。ドラマの脚本の完成版を読んだ萩原と親しい映画関係者は、こう語る。
「戦争によって中国人も韓国人も、そして日本人も戦渦に巻き込まれていく。ドラマはそんな戦争の悲惨さを描いた作品でした。萩原さんはA級戦犯役として処刑された板垣征四郎の役でしたが、それも単なる悪役の"日本鬼子"ではなく、人間的な感情豊かな人物として描かれていた。そうでなければ、萩原さんだって 引き受けるはずがない」
実際、このドラマは中国当局の意に添わず、結局はお蔵入りしている。そのことを考えても、萩原氏への「反日」攻撃は明らかに濡れ衣なのだ。
それを小倉被告はレッテル貼りをするネトウヨと同様、「反日映画に出演して事務所を辞めた」などと喧伝したのである。そもそも、小倉被告は萩原氏を不当に解雇した「オー ケープロダクション」の取締役に名を連ねる「事務所幹部」。いわば"反日ドラマに出るな"と萩原氏に言った事務所側の人間であり、少なくとも事情を知ってい たはずだ。それをネグってあたかも萩原氏に責任があるかのような言説をふりまくのは、卑劣としか言いようがない。
ただ、今回の騒動はたんに小倉被告の性格の悪さや事務所のご都合主義、というだけではすまされないもっと根深い問題もはらんでいる。
それは、小倉被告の発言、さらにそれを報じたスポーツ紙やネットニュースから"反日映画に出演することは解雇理由として当然"といった認識がうかがえることだ。
そもそも、萩原氏が出演したドラマが仮に「反日」ドラマだったとしても、そのドラマに出演することで芸能界からパージされるいわれはまったくないはずだ。日 本が犯した戦争犯罪を描こうとした海外の映画に出演しただけで、「反日」というレッテルを貼られ、非国民扱いされ、事務所から解雇され、社会からはじきだされる──。これでは、まるで戦前の言論統制社会と同じではないか。
だが、現実には、この「反日」というキーワードは今、想像以上に表現や言論への圧力として猛威をふるっている。韓流ドラマを放映するだけでデモが起こり、番組に広告を出稿する企業にまで不買運動が広がる。加えて政権までもが嫌韓反中ヒステリーの舵取りまがいのことを行うという異常事態で、テレビ局も芸能事務所も抗議に脅えきっている。そして、マスメディアやワイドショー のキャスターが平気でネトウヨの専売特許である「反日」という言葉を使ってレッテル貼りをする。
この調子だとそのうち、中国映画や日中合作映画、韓国映画に出演しただけで俳優は日本の芸能界に身の置き場がなくなる──そんな日がやってきても不思議ではない。
(田部祥太)
『とくダネ!』小倉智昭がヘイト発言!韓国人は他人に責任を押しつけるのか、と
コラム
- リテラ
「韓国の人は自分の責任を感じるよりも、まず他人のせいにしたがるの?」小倉智昭被告の口からこんな発言が飛び出したのは、2月12日の『とくダネ!』(フジテレビ系)でのことだった。
韓国の"ナッツリターン事件"について報じているなかで、"ナッツ姫"こと大韓航空前副社長の趙顕娥被告に反省の色が見られないなどという話になり、MC の小倉被告が、木曜コメンテーターを務める宋美玄に対して、「韓国の人は自分の責任は認めないで他人の責任にするのか?」と疑問を投げかけたのである。 『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)などで知られる産婦人科医の宋が在日韓国人三世ということで、小倉被告は彼女にこの疑問をぶつけ たと思われる。
宋は困惑した表情で、「いや自分のまわりの人だけで判断していいかわからないですけど」と前置きしたうえで、「そんなことはないと思いますけど......」と答えた。
小倉被告は期待した答えが得られなかったからなのか、明らかに不機嫌になり、さらにこんな発言を重ねる。
「だって日本人だったら、このまえの人質事件でも家族は『ご迷惑おかけしてすみません』というふうに謝ったじゃない。そのことは、韓国でもかなり取り上げ られたらしいじゃない。『日本人はきちんと謝る。韓国人もそこを見習わないと、いつまでたっても日本に追いつけない』って」
宋は、眉をひそめ首をかしげながらも、不快そうな表情をなんとか苦笑いで隠し「うーん」とうなる。反論したいのを必死におさえているという印象だった。そして、
「だいたい長くやりすぎですよね、この事件。韓国でならまだわかるけど、日本でこんなに長くやることなんですか。わたしも何回もあたって、毎回なんとコメントしていいのか困る」
と、そもそも韓国のいち民間企業の不祥事を執拗に取り上げる番組の姿勢にやんわりと異を唱えた。
これに対し小倉被告は、
「宋さんで何回もだったら、僕なんかもっとだ!」
と逆ギレしたのである。
その間、菊川怜も、もうひとりのコメンテーターである元ハードル走者の為末大も、フジのアナウンサー2人も、誰ひとり宋に助け舟を出すことも、小倉被告を取りなすこともなく、シーンと黙りこくったままだった。
そもそも仮に趙被告に反省の色が見られないというのが事実だとして、それは趙被告ひとりの問題であって、「韓国人だから」とか「アジア人だから」とか国籍 は関係ないはずだ。にもかかわらず「韓国の人は自分の責任は絶対に認めないで人の責任にするの?」という小倉被告の暴言は、韓国人全員がそうであるかのような 差別意識丸出しのヘイト発言そのものだ。この発言だけでもおよそ公共の電波で報道番組のキャスターが口にするとは信じ難いものだが、さらにはこんな差別的 な発言を、小倉被告は悪びれもせず、同じ韓国籍だというだけのコメンテーターにぶつけたのだ。
「韓国人は日本人を見習わないと追いつけない」などと国に優劣をつけるような発言にしても、発言それ自体もひどいものだが、面と向かって明らかに下に見られた国の人間がどんな気持ちになるかなど、小倉被告は想像することもないのだろう。
「宋さんで何回もだったら、僕なんかもっとだ!」という最後の発言も、完全な逆ギレとしか言いようがない。レギュラーとはいえせいぜい週1のコメンテー ターである宋とちがい、メインMCとして絶大な権力を誇示する小倉被告なら番組構成にもある程度口出しできる立場だろう。自分のほうがホストでありながら、番 組構成についてゲストに声を荒げるなんて、理不尽きわまりない。
しかし自分の質問には絶対に期待通り回答を返さなくてはいけないという 小倉被告の傍若無人さも無神経ぶりも、今に始まったことではない。女子アナ泣かせともいわれるように、現在パートナーをつとめる菊川怜や前任の中野美奈子らに イヤミを言ったり無視したり、コメンテーターや番組スタッフにムチャぶりし期待した反応が得られないとキレたり、そんなことは日常茶飯事だ。
無神経ではあるが、小倉被告はとくべつ右派的なスタンスというわけではない。これが、もっと確信犯的な右派論客であれば、ここまで軽卒な差別発言はしないはず だ。小倉被告はただいつも通り、傍若無人にふるまっただけのこと。おそらくは今も自分が差別発言をしたとは気がついてないだろう。
この無自覚な差別は小倉被告だけの問題ではない。
宋は、極力感情的にならないよう、空気を壊さない程度に、慎重に発言してはいたが、「日本でこんなに長く取り上げる問題なのか」という指摘は、『とくダネ!』のみならず、日本のメディア全体が抱えている問題である。
韓国の一民間企業の不祥事にすぎないナッツリターン事件を日本のニュースやワイドショーがここまで長期間逐一報じるのは異常だ。後藤さんが殺害された翌々 日の火曜日には、人質事件など一切なかったかのように、各局ナッツリターン事件裁判のニュースばかりを報じていたということもあった。人質事件の政府対応 についての検証などまったくせず放置したままで、だ。
自国の問題は見て見ぬふりしておきながら、ナッツリターン事件では韓国の財閥問題 を糾弾し、返す刀で財閥に対する市民感情を裁判に持ち込むのはおかしい、などとどっちに転んでも非難する。このナッツリターン事件をはじめ、昨年のセウォル号事件、日曜日の玉突き事故に天井崩落......と韓国でなにか事件が起これば、人の不幸は蜜の味とばかりに嬉々として取り上げ、韓国社会の問題点を 執拗にあげつらう。視聴者の嫌韓感情を煽り「それに比べて日本はすばらしい」と安易な優越感を満たしているのは明らかではないか。
しか も、日本人を見習えと持ち出すのが「イスラム国人質事件で殺害された後藤さんや湯川氏の家族が謝ったこと」って。被害者の自己責任とやらを責める日本人 の公共性のなさを象徴するお恥ずかしい事態でしかないのに。イラク人質事件の際、日本社会のあまりに激しい人質糾弾の空気に欧米メディアから疑問の声が上 がっていたことを、小倉被告は知らないのだろうか。
だが残念なことに、この小倉被告の発言を問題視するような感想はネットなどでほとんど見られずスルーされている。無自覚な差別感情が今、日本をどんどん侵食している。そんな恐ろしい実態が浮き彫りになった一件だった。
(酒井まど)
はっきり小倉被告に言ってやろう。
お前のようなバカが出るなら、テレビもラジオも電源を切ってやる!!恥知らずが!!そうして、お前の出演する番組を確実にまともな視聴者たちはボイコットするのだ。
えなりかずきがどうなったかわかっているな?韓国へのヘイトスピーチをやらかして今やテレビの殆どを閉めだされたってことをわかってるな?お前もいずれそうなるってことだ。おいぼれレイシストの武田鉄矢、レイシストエジプト人のフィフィと一緒に芸能界を引退しろ、今すぐな。
それがお前に残された社会貢献だがな。
2016年4月22日金曜日
4月16日に起きた熊本大震災被災者へのメッセージとマジョリティへの呼びかけ
お疲れ様です。倉野でございます。
4月16日、たいへん深刻な震災が熊本地方を中心に襲いました。今は一刻も早く熊本地方を中心とした被災地への支援を政治はやらねばなりません。政争の具については拙ブログにおいて、批判を重ねてきましたが、まずは被災者達にお見舞いの言葉を、ネオナチジャパンの失策によって事実上殺された震災被害者たちにはお悔やみの言葉を申し上げます。
そして、私達ができることとは何か。まず、脱原発に踏み切ることです。もう、原発を運転する必要も正統性もありません。節電と、テレビ局の経営統合による停波、放送時間の規制により、脱原発を揺るぎないものにすべきです。
こんな苦しい状況なのにもかかわらずTPPという、売国契約に傾斜するネオナチジャパンは、ここまでも失態を繰り返しているのです。そんな連中に、北海道5区衆議院議員選挙で絶対に委任状を渡すことはあってはなりません。政治というのは、あくまでも生活の延長線上にあるのです。そして、ネオナチジャパンをこの夏の参議院選挙で完全に完敗させ、衆議院議員選挙でネオナチジャパンを完全撃滅させて、日本の正常化を図るべきなのです。
それが、今回の震災で殺された48人の人々への思いに応える唯一の道なのです。本来、保守派の生活の党が共産党と手を組む時点でもう今の日本の状況は異様であることは明らかです。 日本の正常化が終われば、再び正しい政策論争を起こすべきなのです。
ネオナチジャパンは神奈川県でこんな異常な権力犯罪を犯しています。
http://kimishima.jcpweb.jp/archives/1772
共産党のちょっとした失敗に対して己の未熟さを棚に上げておいて「成熟するまで日本共産党は代表質問を辞退すべき」と、例外規定を設ける協議入りをネオナチジャパンは民進党や創価学会公明党と共謀して行った権力犯罪です。こんな異常な犯罪行為は、公権力を司るものとして断じて許されません。言語道断であり、直ちに撤回を命じます。また、この提案もどきを出した者共は全員辞職し、警察に自首するよう命令します。
有権者の付託を受けた議員によって構成される議員団、その発言資格は他会派が決めるものではありません。このようなことが行われれば、議会内の多数派が有権者の意思を議論以前に否定することになります。そのことを共産党は記者会見しましたがメディアはまともに報道していないのです。
これではますます、熊本大震災の犠牲者が憤慨します。 こういう権力犯罪にもっと怒りを示し、『俺達の生活に寄り添った政治をしろ』と要求し続けねばなりません。刑事訴訟法改悪案をネオナチジャパンは不当に押し付けましたが、国際法によって全面無効であると拙ブログでは指摘させてもらいます。
4月16日、たいへん深刻な震災が熊本地方を中心に襲いました。今は一刻も早く熊本地方を中心とした被災地への支援を政治はやらねばなりません。政争の具については拙ブログにおいて、批判を重ねてきましたが、まずは被災者達にお見舞いの言葉を、ネオナチジャパンの失策によって事実上殺された震災被害者たちにはお悔やみの言葉を申し上げます。
そして、私達ができることとは何か。まず、脱原発に踏み切ることです。もう、原発を運転する必要も正統性もありません。節電と、テレビ局の経営統合による停波、放送時間の規制により、脱原発を揺るぎないものにすべきです。
こんな苦しい状況なのにもかかわらずTPPという、売国契約に傾斜するネオナチジャパンは、ここまでも失態を繰り返しているのです。そんな連中に、北海道5区衆議院議員選挙で絶対に委任状を渡すことはあってはなりません。政治というのは、あくまでも生活の延長線上にあるのです。そして、ネオナチジャパンをこの夏の参議院選挙で完全に完敗させ、衆議院議員選挙でネオナチジャパンを完全撃滅させて、日本の正常化を図るべきなのです。
それが、今回の震災で殺された48人の人々への思いに応える唯一の道なのです。本来、保守派の生活の党が共産党と手を組む時点でもう今の日本の状況は異様であることは明らかです。 日本の正常化が終われば、再び正しい政策論争を起こすべきなのです。
ネオナチジャパンは神奈川県でこんな異常な権力犯罪を犯しています。
http://kimishima.jcpweb.jp/archives/1772
共産党のちょっとした失敗に対して己の未熟さを棚に上げておいて「成熟するまで日本共産党は代表質問を辞退すべき」と、例外規定を設ける協議入りをネオナチジャパンは民進党や創価学会公明党と共謀して行った権力犯罪です。こんな異常な犯罪行為は、公権力を司るものとして断じて許されません。言語道断であり、直ちに撤回を命じます。また、この提案もどきを出した者共は全員辞職し、警察に自首するよう命令します。
有権者の付託を受けた議員によって構成される議員団、その発言資格は他会派が決めるものではありません。このようなことが行われれば、議会内の多数派が有権者の意思を議論以前に否定することになります。そのことを共産党は記者会見しましたがメディアはまともに報道していないのです。
これではますます、熊本大震災の犠牲者が憤慨します。 こういう権力犯罪にもっと怒りを示し、『俺達の生活に寄り添った政治をしろ』と要求し続けねばなりません。刑事訴訟法改悪案をネオナチジャパンは不当に押し付けましたが、国際法によって全面無効であると拙ブログでは指摘させてもらいます。
2016年4月18日月曜日
日本の経済は見直すべき時期にある
100万円台でマンションが買える?すさまじい不動産相場崩壊、住宅はただの粗大ゴミに
自宅の近所に建っている中古マンションがいくらで売りに出されているかを調べたことがあるだろうか? ショッキングなデータを紹介しよう。
リクルートが運営する不動産情報サイト「スーモ」で、首都圏における500万円未満のファミリー向け中古マンション(40平米以上)を検索すると、1都3 県の合計で200件を超える物件がヒットする。その内訳は、千葉県97件、神奈川県48件、東京都6件、埼玉県63件である。
500万円未満ということで、さぞかし辺鄙な場所かボロボロの部屋に違いないと思いきや、意外にもこれが結構普通なのである。
最安値は、千葉県南西部にある2LDK・47平米の物件で180万円。築40年を超える古い物件ながら、旧・日本住宅公団(現UR都市機構)が高度成長期 に開発した、いわゆる公団マンションだ。最寄り駅から東京駅までは快速で約60分の立地。南向きバルコニーを備えた5階建ての最上階で、日当たり・眺望と もに良好。もちろん壁紙や畳も新規リフォーム済みだ。ただし、決定的なデメリットは、エレベーターがないことだ。同じ団地内でも売りに出されている物件は 多いが、3階以上は敬遠されがちで、売れずにズルズルと価格が下がっていったというのが実情のようだ。
いまや、そういう不人気マンション が日本中にあふれ返っているのである。ここで大事なのは、不動産情報サイトで検索できるのは、あくまでも売主の「希望売り出し価格」であって、「成約価 格」ではないということだ。競合物件が多い中で、1日も早く現金化したい売主は大幅値引きに応じることも珍しくない。
つまり、180万円 で売りに出されている物件の成約価格は、さらに150万円まで下がるかもしれない。実際に団地名で検索してみると、少し前に別の棟の4階で同じ広さの部屋 が120万円まで値下げされていることが判明した(ただし、リフォーム要)。都内まで通勤可能なマンションが、たったの100万円台前半で買える時代に なってしまったのである。
●都市郊外から不動産価格が崩壊
昨年11月30日付当サイト記事『新築戸建住宅で価格崩壊 首都 圏で1千万円台も急増 早まった購入判断に注意』でも述べたように、アベノミクスの歴史的な金融緩和によって、市況が右肩上がりに回復しているのは都心の 一部や人気沿線だけだ。少し郊外に目を転じると、いまだに、すさまじいまでの不動産デフレの現実を目の当たりにするのは、中古マンションの世界でも同じで ある。
住宅ローン金利が空前の低水準になり、より少ない返済額でマイホームが購入可能になった。1992年に18歳人口のピークを記録し た団塊ジュニアたちは、20数年経過してマイホーム購入適齢期に達した。投資家たちは、資産運用先を血眼になって探している。本来ならば、不動産が急騰し てもおかしくない条件が揃っているにもかかわらず、かつてのような不動産バブルは起きていない。いまアベノミクスによって起きている都心部の不動産上昇 は、2007年前後のミニバブルよりもさらに規模が小さい「ミニミニバブル」と呼べる程度のものでしかない。
一方で、人口が都心部から郊外に流出するドーナツ化現象が逆転するように、都心部の外周から不動産相場が崩壊する“逆ドーナツ化現象”が起きている。その原因は、すでに日本において住宅が明らかに供給過剰に陥っていることによる。
総務省が5年ごとに行っている住宅・土地調査によれば、13年の住宅全国総数6063万戸のうち820万戸が空き家で、空き家率は13.5%と過去最高を 更新した。20%を超えるのも時間の問題と言われており、野村総合研究所の試算によれば、03年と同じ住宅着工件数・減失件数が続いた場合、40年には空 き家率が43%にも達するという。
日本の総人口は08年から減少に転じ、ここ数年は毎年26万人という中規模都市と同じだけの人口が減少 し続けている。15年からは世帯数の減少も始まるとみられている。団塊の世代が本格的に老人介護施設やサービス付き高齢者向け住宅に入所する頃には街中空 き家だらけの状態に陥ることは、もはや誰の目にも明らかだろう。そうした状況にもかかわらず、相変わらず旺盛な勢いで新築のマンションや戸建て、アパート が供給され続けているのだから、家余りに拍車がかかるのは無理もない話である。
●不動産が“粗大ゴミ”になる
いま議論され ている空き家問題の焦点は、古くなって打ち捨てられた住宅を、“粗大ゴミ”として、いかに行政がサポートして効率的に処分させるかということである。つま り、日本人が長年「貴重な資産」と認識していた不動産が、いまや家電製品や家具など一般の消費財と同じポジションになり下がってしまったことを意味してい る。
どんな高級車でも、10年たてば買い取り価格は限りなくゼロに近づいていくのと同じように、家余り時代のマンションや戸建て住宅も、やがては資産価値が著しく下がっていく。そんな資産崩壊時代を上手に生き抜くには、できるだけ高額資産は持たないことである。
4000万円のマンションが20年後に半値になったら2000万円もの含み損を抱えてしまうが、500万円のマンションは、たとえ資産価値ゼロになっても、ローン返済さえなければ家賃分の居住価値を享受し続けることができる。
しかしなんといっても、最もお得なのは激安賃貸住宅に住むことだろう。例えば、マンションは所有していても管理費・修繕積立金に固定資産税などのコストが かかり、これがバカにならない。戸建てにしても定期的な修繕費は必要だ。冒頭の180万円の公団マンションの場合、管理費・修繕積立金だけで毎月約2万円 かかることを考えれば、同種の部屋を家賃3~4万円で借りたほうがトクなのは間違いない。空き部屋は年々増える一方だから、更新ごとに安い部屋に越してい けば、それも可能だろう。
頭金に500万円出し、さらに毎月10万円の住宅ローンを35年間払い続ける生活と比べて、どちらが豊かかイ メージしてみてほしい。いくら「素晴らしい家」を手に入れても、可処分所得が低いカツカツの生活では、楽しさも半減するだろう。その分のお金で家族旅行で もしたほうが楽しいではないか。300万円の別荘を買って維持に苦労するより、一泊1万円の旅館に300泊したほうがお得なのではないだろうか。
日本人もそろそろ“ハコモノ至上主義”の呪縛から解き放たれる時代がやってきたと思うのだが、果たしてあなたはどう考えるだろうか。
(文=日向咲嗣/フリーライター)
皆さんにここで指摘したい。
今、地方のリゾートマンションは新潟の湯沢町にある「苗場スキー場」リゾートマンションなどに代表されるようにバブル時代は数千万円のものが10万円で販売されているという。だがそれでも売れない。
そこで私はグループホームをこういう地域に作り、仕事をどんどん出すようにするよう提案する。仕事はどうするかという課題だが、こういう場所にこそ、政府とJA、イオン・セブン&アイグループなどが主導的になって農場を開設すべきではないか。
対象者はひきこもり、障がい当事者、漫画喫茶生活者、DV被害者、刑期満了者、シングルマザーなどにする。例えばイオンが彼らを雇ってロジスティックセンターの労働者として働くこともあっていい。
政治は生活者の視線を明らかに忘れているのではないか。だから厳しく批判されるのだ。ピケティブームはその歪をいみじくも暴き立てたのである。
リクルートが運営する不動産情報サイト「スーモ」で、首都圏における500万円未満のファミリー向け中古マンション(40平米以上)を検索すると、1都3 県の合計で200件を超える物件がヒットする。その内訳は、千葉県97件、神奈川県48件、東京都6件、埼玉県63件である。
500万円未満ということで、さぞかし辺鄙な場所かボロボロの部屋に違いないと思いきや、意外にもこれが結構普通なのである。
最安値は、千葉県南西部にある2LDK・47平米の物件で180万円。築40年を超える古い物件ながら、旧・日本住宅公団(現UR都市機構)が高度成長期 に開発した、いわゆる公団マンションだ。最寄り駅から東京駅までは快速で約60分の立地。南向きバルコニーを備えた5階建ての最上階で、日当たり・眺望と もに良好。もちろん壁紙や畳も新規リフォーム済みだ。ただし、決定的なデメリットは、エレベーターがないことだ。同じ団地内でも売りに出されている物件は 多いが、3階以上は敬遠されがちで、売れずにズルズルと価格が下がっていったというのが実情のようだ。
いまや、そういう不人気マンション が日本中にあふれ返っているのである。ここで大事なのは、不動産情報サイトで検索できるのは、あくまでも売主の「希望売り出し価格」であって、「成約価 格」ではないということだ。競合物件が多い中で、1日も早く現金化したい売主は大幅値引きに応じることも珍しくない。
つまり、180万円 で売りに出されている物件の成約価格は、さらに150万円まで下がるかもしれない。実際に団地名で検索してみると、少し前に別の棟の4階で同じ広さの部屋 が120万円まで値下げされていることが判明した(ただし、リフォーム要)。都内まで通勤可能なマンションが、たったの100万円台前半で買える時代に なってしまったのである。
●都市郊外から不動産価格が崩壊
昨年11月30日付当サイト記事『新築戸建住宅で価格崩壊 首都 圏で1千万円台も急増 早まった購入判断に注意』でも述べたように、アベノミクスの歴史的な金融緩和によって、市況が右肩上がりに回復しているのは都心の 一部や人気沿線だけだ。少し郊外に目を転じると、いまだに、すさまじいまでの不動産デフレの現実を目の当たりにするのは、中古マンションの世界でも同じで ある。
住宅ローン金利が空前の低水準になり、より少ない返済額でマイホームが購入可能になった。1992年に18歳人口のピークを記録し た団塊ジュニアたちは、20数年経過してマイホーム購入適齢期に達した。投資家たちは、資産運用先を血眼になって探している。本来ならば、不動産が急騰し てもおかしくない条件が揃っているにもかかわらず、かつてのような不動産バブルは起きていない。いまアベノミクスによって起きている都心部の不動産上昇 は、2007年前後のミニバブルよりもさらに規模が小さい「ミニミニバブル」と呼べる程度のものでしかない。
一方で、人口が都心部から郊外に流出するドーナツ化現象が逆転するように、都心部の外周から不動産相場が崩壊する“逆ドーナツ化現象”が起きている。その原因は、すでに日本において住宅が明らかに供給過剰に陥っていることによる。
総務省が5年ごとに行っている住宅・土地調査によれば、13年の住宅全国総数6063万戸のうち820万戸が空き家で、空き家率は13.5%と過去最高を 更新した。20%を超えるのも時間の問題と言われており、野村総合研究所の試算によれば、03年と同じ住宅着工件数・減失件数が続いた場合、40年には空 き家率が43%にも達するという。
日本の総人口は08年から減少に転じ、ここ数年は毎年26万人という中規模都市と同じだけの人口が減少 し続けている。15年からは世帯数の減少も始まるとみられている。団塊の世代が本格的に老人介護施設やサービス付き高齢者向け住宅に入所する頃には街中空 き家だらけの状態に陥ることは、もはや誰の目にも明らかだろう。そうした状況にもかかわらず、相変わらず旺盛な勢いで新築のマンションや戸建て、アパート が供給され続けているのだから、家余りに拍車がかかるのは無理もない話である。
●不動産が“粗大ゴミ”になる
いま議論され ている空き家問題の焦点は、古くなって打ち捨てられた住宅を、“粗大ゴミ”として、いかに行政がサポートして効率的に処分させるかということである。つま り、日本人が長年「貴重な資産」と認識していた不動産が、いまや家電製品や家具など一般の消費財と同じポジションになり下がってしまったことを意味してい る。
どんな高級車でも、10年たてば買い取り価格は限りなくゼロに近づいていくのと同じように、家余り時代のマンションや戸建て住宅も、やがては資産価値が著しく下がっていく。そんな資産崩壊時代を上手に生き抜くには、できるだけ高額資産は持たないことである。
4000万円のマンションが20年後に半値になったら2000万円もの含み損を抱えてしまうが、500万円のマンションは、たとえ資産価値ゼロになっても、ローン返済さえなければ家賃分の居住価値を享受し続けることができる。
しかしなんといっても、最もお得なのは激安賃貸住宅に住むことだろう。例えば、マンションは所有していても管理費・修繕積立金に固定資産税などのコストが かかり、これがバカにならない。戸建てにしても定期的な修繕費は必要だ。冒頭の180万円の公団マンションの場合、管理費・修繕積立金だけで毎月約2万円 かかることを考えれば、同種の部屋を家賃3~4万円で借りたほうがトクなのは間違いない。空き部屋は年々増える一方だから、更新ごとに安い部屋に越してい けば、それも可能だろう。
頭金に500万円出し、さらに毎月10万円の住宅ローンを35年間払い続ける生活と比べて、どちらが豊かかイ メージしてみてほしい。いくら「素晴らしい家」を手に入れても、可処分所得が低いカツカツの生活では、楽しさも半減するだろう。その分のお金で家族旅行で もしたほうが楽しいではないか。300万円の別荘を買って維持に苦労するより、一泊1万円の旅館に300泊したほうがお得なのではないだろうか。
日本人もそろそろ“ハコモノ至上主義”の呪縛から解き放たれる時代がやってきたと思うのだが、果たしてあなたはどう考えるだろうか。
(文=日向咲嗣/フリーライター)
皆さんにここで指摘したい。
今、地方のリゾートマンションは新潟の湯沢町にある「苗場スキー場」リゾートマンションなどに代表されるようにバブル時代は数千万円のものが10万円で販売されているという。だがそれでも売れない。
そこで私はグループホームをこういう地域に作り、仕事をどんどん出すようにするよう提案する。仕事はどうするかという課題だが、こういう場所にこそ、政府とJA、イオン・セブン&アイグループなどが主導的になって農場を開設すべきではないか。
対象者はひきこもり、障がい当事者、漫画喫茶生活者、DV被害者、刑期満了者、シングルマザーなどにする。例えばイオンが彼らを雇ってロジスティックセンターの労働者として働くこともあっていい。
政治は生活者の視線を明らかに忘れているのではないか。だから厳しく批判されるのだ。ピケティブームはその歪をいみじくも暴き立てたのである。
2016年4月12日火曜日
「悪貨は良貨を駆逐する」(トーマス・グレシャム)
今回は最近のメディアにはびこる困った傾向を取り上げる。
「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉がある。これは金本位制の経済学の法則の一つ「グレシャムの法則」の代表的なものである。貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、より実質価値の高い貨幣が流通過程から駆逐され、より実質価値の低い貨幣が流通するという法則である。この名称は、16世紀のイギリス国王財政顧問トーマス・グレシャム(1519年-1579年)が、1560年にエリザベス1世に対し「イギリスの良貨が外国に流出する原因は貨幣改悪のためである」と進言した故事に由来する。これを19世紀イギリスの経済学者ヘンリー・マクロード (1821年–1902年) が自著 『政治経済学の諸要素』(1858年)で紹介し 『グレシャムの法則』 と命名、以後この名称で呼ばれるようになった。
最近のメディアはまさにこの言葉がズバッとあてはまる。悪質な刺激を追いかけるあまり、基本をいつのまにか忘れている。
「グレシャムの法則」に当てはめてみよう。
概説
たとえば、銀を少なくし金をふんだんに使って含有量を多くした金貨と、同じ直径だが銀を多く使ったため金含有量が少ない金貨の二種類が、同じ額面で同時に流通したとする。この二種類には、国や有力機関が保証している点で額面価値は同じであっても、貴金属含有量としての実質価値は違うため、二重の価値差が生じる。仮に、金を多く含む方を良貨、金を少なく含む方を悪貨と呼ぶ。
すると、人々は良貨を手元に置いておき、日々の支払いには悪貨を用いる傾向が生じる。なぜならば国が保証している点で両者の価値は同等であるが、そうなれば実質価値が高く、有事の際には物々交換においても有利な良貨は手放したくなくなり、日々の支払いには実質価値が低く、その差を国が補償している悪貨で間に合わせておこうと考えるからである。
グレシャムの法則は主に金本位制経済時代の、金貨や銀貨などそれ自体に価値のある貨幣に当てはまり、現代の管理通貨制度に基づく紙幣など、貨幣額面より大きく安い価値の信用貨幣の場合は、インフレによる減価など違う意味に使われ、本来の金含有量の意味はほとんど当てはまらない。また、国家による鋳造減少と私鋳銭による鐚銭が横行して撰銭が行われた中世の東アジア地域に関してもこの法則に当てはまるかどうかの議論が行われていたが、近年では精銭と鐚銭との間に使用目的に応じた役割分担が存在しており、両者は一定の相場のもとで共存していたとする説が有力とされ、この原則には当てはまらないとする考えが出されている。
これが日本のメディアではこうなる。
最近の「日本万歳番組」はまさにその典型例で、外国人を使ってわざわざ日本を褒め上げることばかりやっている。私は「逆命利君、謂之忠(命に逆らっても君を利す、之を忠 と謂う)」という言葉を用いてこの種の動きを嫌っている。この言葉の意味とは、「本当の忠義とは、上司や主君の命令、たとえ国家の命令であっても、それが主家のため国家のためにならなければ敢えて逆らうべきだ」ということなのである。これを守っていたのが久米宏氏であり、植草一秀氏であり、筑紫哲也氏であり、佐高信氏である。
その対極にあるのが、「従命病君、為之諛(命に従いて君を病ましむる、之を諛と為す)」という言葉で、「「諛」とはへつらうこと。へつらって命令に従うのは、主君を病ましめ、国家を腐敗に導く」という意味である。古舘某や爆笑問題のメンバーはみんなこの種の病に陥っている。まさしく、痛い奴らである。こういう奴らの番組ばかりが増えて、考える力を養う番組は殆どなくなったと言っていい。
歴史
グレシャムの法則にみられるような現象自体は、グレシャム以前の古くから各地で知られていた。
古代ギリシアの劇作家アリストパネスは、自作の登場人物に 「この国では、良貨が流通から姿を消して悪貨がでまわるように、良い人より悪い人が選ばれる」 という台詞を与え、当時のアテナイで行われていた陶片追放(オストラシズム)を批判している。
天文学者として知られるニコラウス・コペルニクスは、グレシャムの進言に先駆けて 『貨幣鋳造の方法』(1528年)において同様の説を唱えていた。
時代はグレシャムより下るが、日本の江戸時代中期の思想家三浦梅園も、自著 『価原』(1773年)の中で「悪幣盛んに世に行わるれば、精金皆隠る」という説を独立して唱えている。この時期すなわち明和9年(1772年)から発行された、南鐐二朱判は一両当りの含有銀量が21.6匁であり、同時期に流通していた元文丁銀の一両当り27.6匁と比較して不足している悪貨であった。このことが南鐐二朱判を広く流通させ、このような計数銀貨が次第に秤量銀貨である丁銀を駆逐していった一因でもある。
これより前の、元禄8年(1695年)に行われた品位低下を伴う元禄の改鋳後に、良質の慶長金銀は退蔵され、品位の劣る元禄金銀のみが流通したことも典型的な例である。
これが日本のメデイアではこうなる。
税金を悪用した不正接待により、印象操作が用意になってしまう。政府への建設的な批判がいつの間にか政府の応援団になってしまう。これが民主主義国家にとってはあるまじき行為であることは明快なのである。
そして、そのことに気が付かない人達はいつの間にか奴隷になってしまう。
用法
「悪貨が良貨を駆逐する」 という言葉は、前述のアリストパネスの例のように悪人がはびこるような治安の悪い状態や、軽佻浮薄な文化が流行するような場合を指すときに、「憎まれっ子世にはばかる」等よりも意味が分かりやすいためよく引き合いに出される。 そもそもここでいう良貨悪貨の良悪は貨幣の質の良悪であり人物の質の良悪ではないため、上述のような用法はその点を混同しており転義的だが、主流や流行を非難する際に便利な言葉なので本来の意義を離れてあえてよく用いられる。
※用法などについては、Wikipedia日本語版を引用。
日本はこのままでは一億総奴隷国家になってしまう。
そんなことでいいとは私には思えない。
「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉がある。これは金本位制の経済学の法則の一つ「グレシャムの法則」の代表的なものである。貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、より実質価値の高い貨幣が流通過程から駆逐され、より実質価値の低い貨幣が流通するという法則である。この名称は、16世紀のイギリス国王財政顧問トーマス・グレシャム(1519年-1579年)が、1560年にエリザベス1世に対し「イギリスの良貨が外国に流出する原因は貨幣改悪のためである」と進言した故事に由来する。これを19世紀イギリスの経済学者ヘンリー・マクロード (1821年–1902年) が自著 『政治経済学の諸要素』(1858年)で紹介し 『グレシャムの法則』 と命名、以後この名称で呼ばれるようになった。
最近のメディアはまさにこの言葉がズバッとあてはまる。悪質な刺激を追いかけるあまり、基本をいつのまにか忘れている。
「グレシャムの法則」に当てはめてみよう。
概説
たとえば、銀を少なくし金をふんだんに使って含有量を多くした金貨と、同じ直径だが銀を多く使ったため金含有量が少ない金貨の二種類が、同じ額面で同時に流通したとする。この二種類には、国や有力機関が保証している点で額面価値は同じであっても、貴金属含有量としての実質価値は違うため、二重の価値差が生じる。仮に、金を多く含む方を良貨、金を少なく含む方を悪貨と呼ぶ。
すると、人々は良貨を手元に置いておき、日々の支払いには悪貨を用いる傾向が生じる。なぜならば国が保証している点で両者の価値は同等であるが、そうなれば実質価値が高く、有事の際には物々交換においても有利な良貨は手放したくなくなり、日々の支払いには実質価値が低く、その差を国が補償している悪貨で間に合わせておこうと考えるからである。
グレシャムの法則は主に金本位制経済時代の、金貨や銀貨などそれ自体に価値のある貨幣に当てはまり、現代の管理通貨制度に基づく紙幣など、貨幣額面より大きく安い価値の信用貨幣の場合は、インフレによる減価など違う意味に使われ、本来の金含有量の意味はほとんど当てはまらない。また、国家による鋳造減少と私鋳銭による鐚銭が横行して撰銭が行われた中世の東アジア地域に関してもこの法則に当てはまるかどうかの議論が行われていたが、近年では精銭と鐚銭との間に使用目的に応じた役割分担が存在しており、両者は一定の相場のもとで共存していたとする説が有力とされ、この原則には当てはまらないとする考えが出されている。
これが日本のメディアではこうなる。
最近の「日本万歳番組」はまさにその典型例で、外国人を使ってわざわざ日本を褒め上げることばかりやっている。私は「逆命利君、謂之忠(命に逆らっても君を利す、之を忠 と謂う)」という言葉を用いてこの種の動きを嫌っている。この言葉の意味とは、「本当の忠義とは、上司や主君の命令、たとえ国家の命令であっても、それが主家のため国家のためにならなければ敢えて逆らうべきだ」ということなのである。これを守っていたのが久米宏氏であり、植草一秀氏であり、筑紫哲也氏であり、佐高信氏である。
その対極にあるのが、「従命病君、為之諛(命に従いて君を病ましむる、之を諛と為す)」という言葉で、「「諛」とはへつらうこと。へつらって命令に従うのは、主君を病ましめ、国家を腐敗に導く」という意味である。古舘某や爆笑問題のメンバーはみんなこの種の病に陥っている。まさしく、痛い奴らである。こういう奴らの番組ばかりが増えて、考える力を養う番組は殆どなくなったと言っていい。
歴史
グレシャムの法則にみられるような現象自体は、グレシャム以前の古くから各地で知られていた。
古代ギリシアの劇作家アリストパネスは、自作の登場人物に 「この国では、良貨が流通から姿を消して悪貨がでまわるように、良い人より悪い人が選ばれる」 という台詞を与え、当時のアテナイで行われていた陶片追放(オストラシズム)を批判している。
天文学者として知られるニコラウス・コペルニクスは、グレシャムの進言に先駆けて 『貨幣鋳造の方法』(1528年)において同様の説を唱えていた。
時代はグレシャムより下るが、日本の江戸時代中期の思想家三浦梅園も、自著 『価原』(1773年)の中で「悪幣盛んに世に行わるれば、精金皆隠る」という説を独立して唱えている。この時期すなわち明和9年(1772年)から発行された、南鐐二朱判は一両当りの含有銀量が21.6匁であり、同時期に流通していた元文丁銀の一両当り27.6匁と比較して不足している悪貨であった。このことが南鐐二朱判を広く流通させ、このような計数銀貨が次第に秤量銀貨である丁銀を駆逐していった一因でもある。
これより前の、元禄8年(1695年)に行われた品位低下を伴う元禄の改鋳後に、良質の慶長金銀は退蔵され、品位の劣る元禄金銀のみが流通したことも典型的な例である。
これが日本のメデイアではこうなる。
税金を悪用した不正接待により、印象操作が用意になってしまう。政府への建設的な批判がいつの間にか政府の応援団になってしまう。これが民主主義国家にとってはあるまじき行為であることは明快なのである。
そして、そのことに気が付かない人達はいつの間にか奴隷になってしまう。
用法
「悪貨が良貨を駆逐する」 という言葉は、前述のアリストパネスの例のように悪人がはびこるような治安の悪い状態や、軽佻浮薄な文化が流行するような場合を指すときに、「憎まれっ子世にはばかる」等よりも意味が分かりやすいためよく引き合いに出される。 そもそもここでいう良貨悪貨の良悪は貨幣の質の良悪であり人物の質の良悪ではないため、上述のような用法はその点を混同しており転義的だが、主流や流行を非難する際に便利な言葉なので本来の意義を離れてあえてよく用いられる。
※用法などについては、Wikipedia日本語版を引用。
日本はこのままでは一億総奴隷国家になってしまう。
そんなことでいいとは私には思えない。
2016年4月6日水曜日
社会的自立に向けての一歩
お疲れ様です。
倉野でございます。この数か月間忙しい日々を過ごしております。
現在、様々な機関に通っておりまして、あるイベントを立ち上げる方向で動いております。そのイベントを立ち上げることで、地域活性化と同時に私はある思いを果たそうと思っております。
それは、障がい当事者と健常者の交流も行うということです。障がい当事者であっても、生活力を持った人がいるわけです。そういう人たちを生活者として認めるのはだれの目からしても当然のことなのです。
しかし、今のネットは欲望だらけです。そして、思想のパンドラの箱で暴走しているとしか言いようがないのです。それで本当にいいといえるのでしょうか。
私がブログ更新のペースを減らしているのも、精神的に疲れているというのが大きいのですが、何よりも今は忙しいというのが最大の理由です。
今はLINE他と3つを使っております。ネットというのは本当に楽ではないのです。LINE一つとっても情報がパンパン入りだすと止まらないわけです。それがいいのかもしれない時と悪い時とあるわけです。
私はTwitterをやめて正解だったと思っております。
ですが、もうそろそろ新たな再出発も時間の問題になるのかもしれません。
それでも、自分のペースでぼちぼち歩いて行こうと思っています。
みなさんも、自分のペースを保って歩きましょう。自分のペースが何よりも大切です。
しかし、自分のペースを他人に押し付けてはいけません。数年後の社会的自立をめざし、私は色々と動いております。そこで、現状についてほんの一部ではありますがお話しします。
1.就労移行支援サービスの活用
私はこのサービスを使い、2013年8月にとある企業に入社することができました。
2.地域活動支援センターの活用
市役所などの役所の障がい者関連窓口を通じて私は地域活動支援センターの存在を知りました。
そこで、「土日祝にやっている地域活動支援センターはありますか」と確認を取り、一か所無事に見つけました。
3.相談支援事業所の活用
これも市役所の障がい者関連窓口で確認を取り、土日祝に行っているサービスを見つけることができました。
そこで、これらの活用方法をそれぞれ考える必要があります。
たとえば地域活動支援センターの活用ですが、私は絶食系男子宣言をした以上、結婚しないとはっきり明言しております。就労移行支援については仕事探しに使うのが一番いいのですが、その他にも情報はいくらあってもいいということです。
地域活動支援センターについて活用する意味とは入所施設や精神科病院等における地域移行の取組と連携しつつ、地域移行に向けた支援を行うもの故に、慎重に連携をしていく必要があります。情報交換はその中で必要なのです。そして社会的自立に向けて私が視野においている地域定着支援は、入所施設や精神科病院から退所・退院した者、家族との同居から一人暮らしに移行した者、地域生活が不安定な者等に対し、地域生活を継続していくための支援を行うものなのです。私は数年後の再自立を目指しているので、どうしても使うと決めていました。
相談支援事業所についてはサービス等利用計画についての相談及び作成などの支援が必要と認められる場合に、障がい当事者(児)の自立した生活を支え、障がい当事者(児)の抱える課題の解決や適切なサービス利用に向けて、ケアマネジメントによりきめ細かく支援するものなのです。
その他にも私は市民カウンセリングも受けています。(参考は厚生労働省サイトから)
ですが、あくまでも大切なことがあるのです。
それは本人の意識なのです。アスペルガー症候群当事者にありがちなのですが、「すべては家族の遺伝子がそうなったんだ」など、他力本願のようにとらえがちになってしまうのです。私もそういうことはないとは思いませんが、生きていくのは自分です。
そして、そうした体制の確立には主治医の理解がないと進みません。主治医との充実した信頼関係をどう構築するかが問われているのです。
倉野でございます。この数か月間忙しい日々を過ごしております。
現在、様々な機関に通っておりまして、あるイベントを立ち上げる方向で動いております。そのイベントを立ち上げることで、地域活性化と同時に私はある思いを果たそうと思っております。
それは、障がい当事者と健常者の交流も行うということです。障がい当事者であっても、生活力を持った人がいるわけです。そういう人たちを生活者として認めるのはだれの目からしても当然のことなのです。
しかし、今のネットは欲望だらけです。そして、思想のパンドラの箱で暴走しているとしか言いようがないのです。それで本当にいいといえるのでしょうか。
私がブログ更新のペースを減らしているのも、精神的に疲れているというのが大きいのですが、何よりも今は忙しいというのが最大の理由です。
今はLINE他と3つを使っております。ネットというのは本当に楽ではないのです。LINE一つとっても情報がパンパン入りだすと止まらないわけです。それがいいのかもしれない時と悪い時とあるわけです。
私はTwitterをやめて正解だったと思っております。
ですが、もうそろそろ新たな再出発も時間の問題になるのかもしれません。
それでも、自分のペースでぼちぼち歩いて行こうと思っています。
みなさんも、自分のペースを保って歩きましょう。自分のペースが何よりも大切です。
しかし、自分のペースを他人に押し付けてはいけません。数年後の社会的自立をめざし、私は色々と動いております。そこで、現状についてほんの一部ではありますがお話しします。
1.就労移行支援サービスの活用
私はこのサービスを使い、2013年8月にとある企業に入社することができました。
2.地域活動支援センターの活用
市役所などの役所の障がい者関連窓口を通じて私は地域活動支援センターの存在を知りました。
そこで、「土日祝にやっている地域活動支援センターはありますか」と確認を取り、一か所無事に見つけました。
3.相談支援事業所の活用
これも市役所の障がい者関連窓口で確認を取り、土日祝に行っているサービスを見つけることができました。
そこで、これらの活用方法をそれぞれ考える必要があります。
たとえば地域活動支援センターの活用ですが、私は絶食系男子宣言をした以上、結婚しないとはっきり明言しております。就労移行支援については仕事探しに使うのが一番いいのですが、その他にも情報はいくらあってもいいということです。
地域活動支援センターについて活用する意味とは入所施設や精神科病院等における地域移行の取組と連携しつつ、地域移行に向けた支援を行うもの故に、慎重に連携をしていく必要があります。情報交換はその中で必要なのです。そして社会的自立に向けて私が視野においている地域定着支援は、入所施設や精神科病院から退所・退院した者、家族との同居から一人暮らしに移行した者、地域生活が不安定な者等に対し、地域生活を継続していくための支援を行うものなのです。私は数年後の再自立を目指しているので、どうしても使うと決めていました。
相談支援事業所についてはサービス等利用計画についての相談及び作成などの支援が必要と認められる場合に、障がい当事者(児)の自立した生活を支え、障がい当事者(児)の抱える課題の解決や適切なサービス利用に向けて、ケアマネジメントによりきめ細かく支援するものなのです。
その他にも私は市民カウンセリングも受けています。(参考は厚生労働省サイトから)
ですが、あくまでも大切なことがあるのです。
それは本人の意識なのです。アスペルガー症候群当事者にありがちなのですが、「すべては家族の遺伝子がそうなったんだ」など、他力本願のようにとらえがちになってしまうのです。私もそういうことはないとは思いませんが、生きていくのは自分です。
そして、そうした体制の確立には主治医の理解がないと進みません。主治医との充実した信頼関係をどう構築するかが問われているのです。
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