2013年10月21日月曜日

地方百貨店を考える~夕張・丸丹 おかむらの場合~




 人口わずか1万2000人近くの夕張は現在、財政再建団体として健全化を目指しかなり苦しい時期にある。
 しかし、そんな夕張にもかつては百貨店があった。それが、今回取り上げる丸丹おかむらである。創業年は不明だが、木綿専門店として創業したそうだ。そして各炭住で行った世話人信用の月賦販売が当たったそうだ。

1957年9月 - 前身であった岡村呉服店の店舗建物を大幅増改築し、百貨店『丸丹 おかむら』に改めて創業。創業者は、丸井今井出身。
 当時の店頭には普及しはじめていたテレビが置かれていた。また、15万人の人口があった夕張市で繁栄していた。
1960 年 店のスローガンとして『優れた商品、買い良い店』が決定、包装紙は炭都にふさわしく、石炭をシンボライズした三角のパターン(活気に満ちた心を表現) と基調色の[藤色(信用と厳選された商品を包むのにふさわしい安らぎを与える)]が採用され、バックなどにも用いられた。
1980年 - 閉店