2013年10月10日木曜日

教育者としてあるまじき姿勢を許すな 渡辺敏郎



2007-07-15 19:22:50

 この男に対して僕は腹が立って納まらない。
 僕の父が小学校教諭をしていたのもあるが、渡辺のやったことは到底容認しがたい。

事故死児童HP掲載、事件発覚後も担任?
  羽村市の市立小学校に勤務する渡辺敏郎教諭(33)が、交通事故で死亡した児童の写真や中傷文を自らのホームページ(HP)に掲載していた問題で、渡辺教 諭が勤務する小学校は5日、渡辺教諭が担任をしていた5年生のクラスを対象にした保護者会を開き、不満や質問が相次ぎ、紛糾した。同日朝には緊急の全校集 会を開催、校長がこれまでの経緯を説明し、謝罪した。
 この日午後7時から開かれた臨時の保護者会には、保護者40人が出席。当初は1時間を予定していたが、保護者からの不満や質問が相次ぎ、予定終了時間を大幅に過ぎた午後9時15分ごろ、ようやく終了した。
 学校側は担任を正式に交代させた上でサポート職員を1人付けて、児童へのケアを充実させる方針を示した。
 保護者からは「(愛知県警から家宅捜索を受けた)6月に担任を外すことはできなかったのか」などと不満が噴出。また、クラスの児童がHPに掲載されていないかとの質問に対して、学校側は現時点では把握していないと回答した。
 自分の子供が渡辺教諭に太ももを触られたなどとする苦情もあったが、校長によると、渡辺教諭はわいせつ行為については否定しているという。市教委は近く改めて渡辺教諭を聴取する方針。
 全校集会は午前8時半過ぎから、体育館で全校児童を集めて開かれた。校長は児童が見守る中、「渡辺敏郎先生は、事故で亡くなった子供の写真を勝手に使ってしまい、お父さんやお母さんが悲しむような文をつけて自分のHPに載せてしまいました」と説明。
 さらに、「それはとても許されることではありません。だから、先生としてみんなの前に立たせることはできません。校長先生はそのことを渡辺先生にしっかりお話ししてやめさせることができませんでした。みなさん、本当にごめんなさい」と謝罪した。
 校長の説明を受けると動揺が広がり、泣き出す児童もいたという。
 校長によると、4日の市教委の会見後、渡辺教諭と連絡がとれ、渡辺教諭は「報道を見た。本当に申し訳ないことをした」と反省の言葉を口にしたという。
(2006/12/06 10:56) 産経新聞朝刊より引用
 この時点になっての謝罪とは情けない。その後渡辺は承知のとおり逮捕され、事実上の無罪を受けている(注)。
  己のやった罪が重大なのは己自信が認識している。だが、ばれなければいいと考えたのは父親の泉朗と同じ考えか。神奈川県警本部長や警察大学校長を最後、 1999年2月に退職後に、この男はNKK顧問に天下っていた。2000年5月29日、横浜地裁で「犯人隠避」の罪により、懲役1年6月、執行猶予3年の 有罪判決を受けて確定した。父親の姿からとにかく無反省なのに遺族にこびる姿勢は達者なのか。ならば許し難い。
 せめて、この男には無人島で一人 で暮らしてもらいたい。猿渡哲也がビジネスジャンプで掲載している「傷だらけの仁清」の主人公永井仁清並みの大男が食事の差し入れをする以外はプログラミ ング以外(インターネットに接続しないことが必須)の仕事は与えないのがいい(以前務めていた小学校では小学校への届出資料をネットでできるようにしたほ どの腕前)。そして、二十四時間監視カメラの元で厳しく監視されたほうがいいだろう。それが嫌ならビルマの強制収容所に追放させたほうがいい。
 この男が教え子に施したのはまさに他人、特に弱者を食い物にする教育ではないか。
(注)
事故死児童写真無断掲載訴訟→有罪判決
保護観察付き執行猶予5年

  交通事故死した子供の生前の写真を自分のホームページ(HP)に無断掲載したとして著作権法違反などに問われた東京都あきる野市の元小学校教諭、渡辺敏郎 被告(34)に対し、東京地裁は5日、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。井口修裁判長は「遺族の心情を踏みに じる卑劣な行為だ」と強く非難した。
 判決は、渡辺被告が起訴事実のほかにも多数の遺体写真をHPに掲載して性的好奇心をあおるようなコメントを 付けたり、HPの閉鎖要求に応じなかった点を挙げ、「自らの性的嗜好(しこう)や関心を満足させるためには手段を選ばない態度で、動機に酌量の余地はな い」と厳しく断罪。また当時、小学校教諭だったことから「職責に全く反する言語道断の振る舞い。教育者に対する信頼が損なわれた」と述べた。
 一 方で、渡辺被告が起訴事実を認めて反省の態度を示していることや精神科医のカウンセリングを受診している点などを考慮し、刑の執行を猶予して社会内で更生 する機会を与えるべきだと判断した。ただ「性癖を制御するのは容易ではなく、保護観察所で再犯防止のための処遇プログラムを受ける必要がある」として保護 観察を付けた。
 判決によると、渡辺被告は05年9~10月、東京都内で交通事故死した片山隼(しゅん)君(当時8歳)ら5人の子供の写真16枚 を遺族のHPから無断転載した(著作権法違反)。05年8月にはHPを見た男性2人に子供の裸を撮影した画像2枚を電子メールで送信した(児童買春・児童 ポルノ処罰法違反)。
 渡辺被告は自分のパソコンに児童や死体の写真約80万枚を保存し、00年ごろから「クラブきっず」と題したHPを開設した。HPには7年間で約20万件のアクセスがあったことが判明している。【銭場裕司】
毎日新聞7月5日

虚しさしか残らない(小野哲)
テーマ:ブログ
2008-09-02 19:39:56
Date: Tue, 02 Sep 2008 18:07:47 +0900

 小学校教諭のイメージを損ねた挙げ句にまたやってしまった。
 この男には呆れてため息をつくしかない。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080603/crm0806031238021-n1.htm
執行猶予中、懲りずに盗撮狙う?  「クラブきっず」の元教諭、小学校運動会に侵入、逮捕

2008.6.3 12:33 産経新聞

  交通事故死した子供の写真をホームページ(HP)に無断掲載した児童ポルノ禁止法違反などの罪で、執行猶予付きの有罪判決を受けた元東京都羽村市立小学校 教諭の男(35)が、世田谷区内の小学校に無断侵入したとして、警視庁北沢署に建造物侵入の現行犯で逮捕されていたことが3日、分かった。

 小学校では運動会が行われており、 「子供を盗撮するために入った」と供述している。

 逮捕されたのは、さいたま市南区、運転士、渡辺敏郎容疑者。
 調べでは、渡辺容疑者は1日午後2時ごろ、世田谷区代沢の区立小学校の校庭に無断侵入した。
 デジタルカメラで複数の児童の写真を撮っていたのを保護者が不審に思い、学校職員に知らせ、渡辺容疑者を取り押さえた。同署はデジカメなどを押収し、詳しい動機を追及する。
  渡辺容疑者は平成17年、自身が運営するHP「クラブきっず」で、交通事故で死亡した子供の遺族が開設した別のHPの子供の写真16点などを無断で転載。 東京地裁が昨年7月、児童ポルノ禁止法違反などの罪で、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を言い渡していた。

元教諭が無罪主張=執行猶予中に小学校侵入?東京地裁
  小学校に無断で侵入したとして建造物侵入罪に問われた元小学校教諭渡辺敏郎被告(35)の初公判が14日、東京地裁(神田大助裁判官)であり、渡辺被告は 「立ち入ることがいけないことと認識しないまま入った」と無罪を主張した。渡辺被告は罪状認否で、学校内に入ったことは認めたが、性的な関心が動機ではな かったと主張。「子どものはつらつとした姿を見て、写真にとどめたかった」と述べた。検察側は冒頭陳述で、「インターネットなどで運動会が集中して開催さ れることを知り、児童を撮影しようと企てた」と指摘した。渡辺被告はインターネットのホームページに交通事故で死亡した児童の写真を無断で掲載。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000060-jij-soci

【社会】 児童ポルノ法違反で執行猶予中の元教師、運動会無断侵入で逮捕…東京

・東京・世田谷区で、子供の写真を取ろうとして小学校の運動会に無断で侵入した男が逮捕されました。男は去年、児童ポルノ法違反の罪などで有罪判決を受け、執行猶予中の元小学校教師でした。
  羽村市立小学校の元教師・渡辺敏郎容疑者(34)は、1日午後2時過ぎ、世田谷区代沢の小学校に無断で侵入したとして現行犯逮捕されました。渡辺容疑者は 去年2月、自らが開設したホームページにアクセスした男性らに、全裸の男の子の画像データを提供した疑いなどで逮捕起訴され、現在は執行猶予中でした。調 べに対して、「子供を撮影する目的で侵入した」と供述しているということです。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/soci_news2.html?now=20080603115956

 私はこの男の判決の激甘ぶりにびっくりして無責任連中書人両断で名指しで批判した。情けない男であるのは言うまでもない。公判で思わず「コイツパイプカット(つまり避妊手術)してから無人島に島送りにしろ!!」とブチ切れたが、どう思うだろうか。
  そもそも、児童ポルノ(幼児も含める)は悪意であるか否かは難しいところであのような執行猶予付きの判決になったのだと思うのだが、いくら何でも被害者は 二重三重に傷つけられたのだ。その事実を受け止めるべきなのだ。子供の教育上やむなく撮る場合は処罰の対象外にするのは当然だが、悪意に使った場合は処罰 の対象にすべきなのだ。
 「不思議の国のアリス」のルイス・キャロルも幼女の写真を撮っていた。その彼が犯罪者ではないことは言うまでもない。なにも渡辺を擁護するつもりはないがモラルの有無で罪の有無がはっきりする。この場合、明らかに渡辺の罪は動かない。
 情けない。虚しさしか残らない。

 私は児童ポルノに対して不快感を表明している。
 だが、思想上のヌードならば未成年であっても取り締まることは難しい。そのことを悪用した金儲けは絶対に許せない。私は渡辺を許すつもりはない。懲役10ヶ月でも甘すぎるぐらいで、いっそのこと福島第一原発で瓦礫処理に従事してもらいたいぐらいである。
 自らが厳しい罪を受けることで教え子たちに最後の教育を果たすべきだと私は考える。

 2012-03-18 15:37


この記事へのコメント
僕が小学1年生の時、彼は一つ上の学年の担任でした。しかし、コンピューターの授業などを、僕たちのクラスにする事もありました。そんな彼が、このような事を犯したのは、幼い僕としても、とても悲しい事でした。今僕は中学3年です。彼がこれ以上罪を犯さない事を祈ります。
Posted by 匿名希望 at 2012年08月05日 10:45

  「教育者としてあるまじき姿勢を許すな 渡辺敏郎」にてコメントしていただきました匿名希望さんへ。
  原則として名無し投稿は禁止なのですが、この事件の性質上、匿名で投稿することに私は理解を示しています。ご安心ください。その上で、あなたの心の傷が癒 されます事を心より祈っています。人生の進路を決める大事な時期です。あなたが多くの人達と出会い、その中で自分にとって適した道を見つけられることを望 んでいます。
 私は発達障がい当事者であることをつい最近知りました。35歳になった今、大切なのは何かを考えて一日一日を自分の出来ることをし ながら過ごす日々です。これ以上罪を犯さないで欲しいというあなたの願いをかの人物が受け止めてくれるといいのですが・・・。残念ですが、父親の渡辺泉郎 元神奈川県警本部長も2000年5月29日、横浜地裁で「犯人隠避」の罪により、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。
 要するに息子の子育てを間違えたということでしょう。ただ、彼らを批判するのではなく戒めとして覚えておくべきでしょう。また、渡辺元被告の性的倒錯は 精神疾患の一種です。早い段階で見つけられていたらと思いますと、非常に残念です。早期発見と適切なカウンセリングが悲劇を抑える最大の切り札となりま す。実家は渡辺元被告を勘当しているようですが、無責任も甚だしいと思います。ネット社会でのモラルについても教育する役割だったということもブラック ジョークかとも言いたいですけどね。

 ちなみに私自身、性に関して関心がないわけではありませんが表に出さないよう厳しい自己統制をかけ るよう心掛けています。フランスの思想家・ボルテールの 『哲学書簡』 から 「要するに、人前で淑女方が口にするのを憚るような語を口に出してはいけないのである」が私の中に生きています。
 来年の春があなたにとって実り多き春になりますことを祈っています。