2013年10月10日木曜日

命の意味を忘れるな!! 畑正憲

無責任連中書人両断! 人間不信感のまま突っ走る 畑正憲(小野哲)
テーマ:無責任連中書人両断!!
2007-11-03 13:14:35
 「ムツゴロウ」というブランドが泣いている。
 今月末で東京ムツゴロウ動物王国が閉鎖され、再び北海道に戻る。それは他ならぬ畑の大きな挫折なのだが、経営者としての畑の経営責任を無視するわけにはいかない。

畑正憲氏を書類送検・労基署、賃金未払いの疑い
  青梅労働基準監督署は16日、従業員に賃金を支払わなかったとして、テーマパーク「東京ムツゴロウ動物王国」(閉園)の運営会社「ムツプロ」(北海道中標 津町)や同社社長で作家の畑正憲氏(73)らを労働基準法違反の疑いで東京地検八王子支部に書類送検した。同社は未払いを認め、支給を始めているという。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080516AT1G1602116052008.html リンクは切れています。

■“ムツゴロウ”畑正憲氏ら書類送検 給与未払いで

昨 年閉園したレジャー施設「東京ムツゴロウ動物王国」(東京都あきる野市)の運営会社「ムツプロ」(北海道中標津町)が従業員に賃金を支払わなかったとし て、青梅労働基準監督署は16日、労働基準法違反の疑いで同社やムツゴロウの愛称で知られる作家の畑正憲社長(73)、労務管理責任者(38)を書類送検 した。

 調べによると、ムツプロは動物王国従業員18人の昨年6~8月分の賃金計約925万円を、所定の日に支払わなかった疑い。

 動物王国は、当初運営していた「グローカル21」が平成18年に事実上倒産した後、ムツプロが引き継いだが、昨年11月に閉園した。

 同労基署は昨年、グローカル21も労基法違反の疑いで書類送検した。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000934-san-soci

  北海道厚岸郡浜中町の嶮暮帰島に移住。さらに対岸の浜中町に移り「ムツゴロウ動物王国」を開園(その後標津郡中標津町にも広大な牧場やログハウスの自宅を 有したムツ牧場を開園)。ここで多くの動物を飼育しながら文筆生活を送るうちにヒグマとの生活を描いたエッセイや、天然記念物に指定された動物の保全の現 状を追跡したルポなどで文壇の中での成功をおさめる。彼の動物との共生生活を描くエッセイに共鳴して押しかけてこの共同生活に加わる若者が増え、この共同 体の姿がテレビ番組としてシリーズ放映されて人気番組になった。しかし、「ムツゴロウ動物王国」は原則非公開だったため、北海道で培ったノウハウを生かし 都会の人々に動物にふれあってもらうというコンセプトで、2004年7月28日、東京都あきる野市の東京サマーランド内の約9万m2の敷地に観光施設とし ての「東京ムツゴロウ動物王国」を開園した。北海道には一部のスタッフや動物が残留したが、事実上「ムツゴロウ動物王国」は東京都に移転したことになる。 しかし集客が伸びず、2006年10月14日、「ムツゴロウ動物王国」の運営会社だったグローカル21が破綻し負債総額8億円に上ることが明らかとなっ た。その後運営主体を畑正憲のプロダクション「ムツプロ」に暫定的に移している。王国崩壊の危機に瀕しているが、ホームページ上では「動物王国はなくなり ません」と声明を発表している。2007年10月17日、東京都あきる野市の「東京ムツゴロウ動物王国」が2007年11月25日で閉園し、活動発祥の 地、北海道へ戻ることが発表された。
Wikipedia日本語版より引用

 畑の経営責任は重大だ。夢ばかり追いかけた結果、現実多くの人達に迷惑をかけているのではないか。グローカル21による給料未払い問題もある。そもそも東京都に移すということには地価という大きなリスクがあった。
そのリスクを甘く見たための経営破たんであったことは明らかだ。入場者数も甘い数値に基づいたものであった。また、畑は知人ということもあってグローカル21にまかせっきりだったようだが、これが動物の命を預かるものにそぐわない姿勢であることは明らかだ。
  まさか、麻雀の延長戦で経営をしていたのかと皮肉りたくなってしまう。それならば、最近解禁されたパチンコ機投入も納得のいくものだろう。畑の試みは決し て悪くはないのだが、あまりにも命を甘く見ているのではないか。戦争のときの人間不信を抱えたままいまだ暴走している畑を止められる人は果たしているのだ ろうか。
 畑がおかしくなり始めたのは、やはり「恐竜物語」の映画化のときからだったのだろうと思う。この映画で当ブログの批判の鉄槌を何度も食 らっている安達祐実がデビューしたわけだが、畑は安達の傲慢さを見抜けなかった。だから、安達は「ゴッホよりいいセンスでしょ」と自分の駄作の絵を世間に 垂れ流す始末。これは「俺が死んだらゴッホの絵を棺おけに入れて焼いてくれ」と暴言した斉藤了英(大昭和製紙会長、現日本製紙グループに吸収されている) と同じ意味なのだ。
 ムツゴロウさん、目を覚ませ!!

 畑にとって不幸だったのは、理想に対して現実の視点からいさめる存在が居なかったからだろう。
 そうじゃなかったら、安達の傲慢さやそのあとのお粗末さを見ぬけられないわけがない。私は安達のお粗末さを見抜き、「こいつはアホや」と指摘してその当時ブーイングを買ったが私の思想の正しさはその後できちゃった婚などで明らかになった。
 もし、畑が正しい眼力を身につけていれば安達程度の小物を選ばずにすんでいたはずだ。そうした意味では畑も不幸だったのだろう。しかし、不幸で片付けるわけには行かない。だまされたものにもだまされたなりの責任があるのだからだ。
 さらに厳しく問いかけるべきは、命の意味だ。命にはそれなりの意味がある。旧約聖書より引用する。

レビ記 17:13 イスラエル人や彼らの間の在留異国人のだれかが、食べることのできる獣や鳥を狩りで捕えるなら、その者はその血を注ぎ出し、それを土でおおわなければならない。

レ ビ記 17:14 すべての肉のいのちは、その血が、そのいのちそのものである。それゆえ、わたしはイスラエル人に言っている。『あなたがたは、どんな肉の血も 食べてはならない。すべての肉のいのちは、その血そのものであるからだ。それを食べる者はだれでも断ち切られなければならない。』

「怠惰な者は欲しがってはいるが、その魂は何も得ない。しかし、勤勉な者たちの魂は肥える。」(箴言13:4)

 命と向かい合うものはそれぐらいの倫理はあっていい。
 しかし、今の畑にはないだろう。

2012-03-18 15:18