2014年9月25日木曜日

事実はまず揺るがない~レイシストよ、従軍慰安婦の存在は真実である~

慰安婦記事、一部取り消し 朝日新聞

2014年8月6日 05:01 沖縄タイムズ
 朝日新聞は5日付の朝刊に、従軍慰安婦をめぐる同紙の過去の報道を検証する記事を掲載し「済州島(現・韓国)で強制連行した」とする日本人男性の証言を「虚偽だと判断し(関連の)記事を取り消す」とした。
 男性は「朝鮮人慰安婦と日本人」などの著書がある元山口県労務報国会下関支部動員部長の吉田清治氏(故人)。朝日新聞は、慰安婦にするため暴力を使って無理やり女性を連れ出したとする吉田氏の証言を、1980~90年代に16回報じた。
 2ページを使った検証記事では「済州島で再取材したが、証言を裏付ける話は得られなかった。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾が明らかになった」としている。
 「慰安婦が女子挺身隊の名で戦場に動員された」とした記事があったが「誤用した」とも説明。挺身隊は勤労動員で「当時は研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも混同がみられた」とした。(共同通信)

 このことによりレイシストどもは「朝日はうそつきだ」と喚いているが、そうは問屋が卸さない。
 従軍慰安婦問題はすでにあったことは加害者も被害者も共通した認識なのである。漫画家の水木しげる氏の証言で決定づけられている。実際水木氏は東南アジアに派兵された経験があり、そこで朝鮮半島出身の従軍慰安婦を多数みたと証言している。
 さらにこの従軍慰安婦は貧富の格差のはなはだしい地域に多い。たとえば東北地方や沖縄からも多数の女性が従軍慰安婦として送り出されたのである。こういう人たちにとってみるならまさしく原爆は救いの光だったのかもしれないのだ。
 「はだしのゲン」の中岡元にしか、残念ながら今の原爆を批判することはできない。事実を見据えた批判ができなければ意味はないのだ。