2014年12月1日月曜日

衆議院解散:失われた2年を取り戻す絶好の機会だ

 安倍自称政権が衆議院を解散した。
 思えば安倍自称政権の独裁は、世界中から日本への批判につながった。児童ポルノ単純保持の禁止一つとっても、思想上のヌードや医療用教材など様々な問題や懸念がある中で、原因の一つである貧困問題の解決や道徳教育、性教育の徹底がなされないまま違法な規制が先行する結果になった。
 更に失政の最大たるものは、国家機密の永久封印を図る権力者保護法の押しつけと消費税という名前の悪税の違法増税の罪。さらにNHKの私物化も許されない。その結果は、日本国民の思い描いていた国とは全く逆の独裁国家になってしまった。さらに憲法の違法な拡大解釈による海外派兵画策も許されない。さらに世界中が求める人権面での改善にも不当に無視するありさまである。こんな国がまともと誰が言えるのか。
 その他にも重大な罪は、戦争責任を不当に認めず居直る傲慢の罪。これを見逃したらもう、ろくなことはない。
 TPPにしても、今や実態はアメリカと日本の自由貿易協定になりつつある。さらに国税の無題使いの欠陥ヘリコプターオスプレイの違法購入の罪も重大だ。
 これだけ悪事三昧の政治も憲政史上かつてないほど重大だ。

 更にこうした悪事を許したのは、自称与党に加え、実態が与党というべき民主党ネオコン一派、みんなの党、維新の党(我が盟友曰くチキンの党)、次世代の党、公明党創価学会、幸福実現党(幸福の科学傘下)、太陽の党、社民党であることは言うまでもない。
 社民党の罪の重さは、口先だけの野党の罪である。地方選挙では政策的に似ているはずの共産党候補を推さずにオール与党候補にのっかかる。こんなあほな話は聞いたことがない。その他極右政党の罪は際立って重い。
 今、日本がやるべき道は穏健保守派と護憲派の総結集、真の意味でのオリーブの木の実現なのである。共産党と生活の党は今すぐ、協力体制を組むべきである。社民党は本当の意味で生き残りたいと思うのなら、今すぐ共産党に吸収合併を申し出るべきだ。それがない限り、社民党はこのままならつぶれる。
 そして、真のオリーブの木に心ある民主党議員は離党して今すぐ参加すべきだ。

 保守派と革新派は本来手を組みにくい。
 だが、共闘を呼びかけないといけないということはそれほど今の日本の政治が異常な状況にあることを意味するのである。

 衆議院議員選挙期間中ですが、ブログについては12日まで連続更新予定でおります。