2013年9月17日火曜日

石原慎太郎と猪瀬直樹、田中康夫のゆがんだ絆

 石原慎太郎といい、猪瀬直樹といい、とんでもない愚か者が東京都民を苦しみのどん底に落としせしめている。
 連中は五輪を叫んでおきながらその実態は恐ろしいまでの格差社会を拡大させている。デトロイトが東京都そのものになってしまうのは時間の問題だ。私はそうしたことは絶対に阻止したい。その共犯者が田中康夫であると指摘するとみなさんぎょっとするだろう。
 だが、私の言葉を聞けば納得する。連中はまさしく歪んだ絆を交わしているのにすぎない。


 2012年10月26日
アニキ新党に期待できるか!?
 

【政治】

石原都知事が辞職表明 新党結成、国政復帰へ
2012年10月25日 16時20分

 東京都の石原慎太郎自称知事(80)が25日、記者会見し、「諸般の事情で、都知事をきょうをもって辞職することにしました」と述べ、次期衆院選に出馬する意向を表明した。石原は「新党をつくって、仲間と一緒に国会に復帰してやろうと思っている」と語り、国政では東京都知事として14年間行ってきたことを実現したいとの考えを示した。
 石原は後継の適任者として猪瀬直樹自称副知事を挙げた。都知事選は知事の辞職申し出から50日以内に行われる。
 石原は1999年4月、都知事に初当選、2011年4月に4選を果たし、任期を2年半残していた。日本維新の会代表の橋下徹自称大阪市長と頻繁に会うなどして、国政復帰のタイミングを模索していた。
(東京新聞)

 はっきり言っておかねばならない。
 アニキ新党としか言い様のない空っぽ新党だ。しかも政治家として言語道断の暴言ばかり繰り返す。2003年9月、名古屋市内の街頭演説で、外務省の田中均外務審議官(当時)宅で不審物が見つかった事件に言及し「爆弾が仕掛けられたが、当たり前の話だと思う。(田中氏は)いるかいないか分からないミスターXと私は交渉したなんて、向こう(北朝鮮)の言いなりになっている」と暴言したほか2011年3月の東日本大震災後には「我欲で縛られた政治もポピュリズムでやっている。それを一気に押し流す。津波をうまく利用して、我欲をやっぱり一回洗い落とす必要がある。積年にたまった日本人の心のあかをね。やっぱり天罰だと思う。被災者の方々はかわいそうですよ」と暴言。「天罰」の表現は「日本人に対する天罰だ」と釈明したが、翌日には「撤回し、深くおわびします」と陳謝した。今年4月には訪問した米国での講演で沖縄県・尖閣諸島を都が買い上げる計画をぶちあげ「東京が尖閣諸島を守る。どこの国が嫌がろうと、日本人が日本の国土を守るために島を取得することに何か文句がありますか」とほざいた。その結果は中華民衆の危険なナショナリズムに火をつけただけだったではないか。
 これだけでも万死に値する罪を犯しているのに、中央政界に復帰しようというのは世界中を侮辱する行為にほかならない。石原の天敵のひとりである社民党の福島瑞穂党首は25日の記者会見で、石原の任期途中での辞任表明について「都知事選に出るべきでなかった。途中で放り出すのは極めて無責任だ」と批判した。批判して当然の暴挙だろう。
 さらに米軍横田基地の周辺住民が、夜間や早朝の米軍機飛行の差し止めを求めて訴訟を準備していることに対して石原は「エゴでナンセンス」と暴言した。本来住民に代わって石原が横田基地の米軍機飛行の差し止めを日米両政府に「エゴでナンセンス」な米軍基地を返してと強く迫るべきなのにしないのだから何が愛国心か。ふざけるなの一言に尽きる。こんなバカに西のバカ殿のハシゲが擦り寄るのは当然だ。
 こんな愚か者と比べてどちらが国益か、手に胸を当てて考えるべきだ。

共産・笠井議員「慰安婦問題で日本の謝罪に向け努力」
2012年10月18日16時52分
[(C)聯合ニュース]
【広州聯合ニュース】
 韓国政府が国際社会に旧日本軍従軍慰安婦問題の提起を続けるなか、日本共産党の笠井亮衆議院議員が18日、韓国で慰安婦の被害女性らと面会した。
 笠井議員は同日、元慰安婦が共同生活を送る「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪れ、被害女性6人と面会。「(被害女性らが)生きている間に日本政府の謝罪と賠償が行われるよう努力する」と約束した。
 また、「日本が植民地支配と戦争犯罪を反省し、清算する必要があるということをきょう強く感じた。日本政府が一日も早く決断を下すべきだ」と述べた。さらに「重要な二つの問題」として、韓日強制併合の違法・不当性を日本政府が認めること、植民地犯罪について日本政府が謝罪・賠償することを挙げた。
 日本の右翼政治家らが慰安婦の強制性を否定する発言をしていることについて、笠井議員は「過去を真剣に直視するのが政治の責任。歴史をゆがめようとする右翼団体の姿勢は絶対に許せない」と批判した。
 同席した86歳の元慰安婦、キム・グンジャさんは「すぐに何かが変わるような気がする」と感謝の気持ちを伝えた。また、別の女性らが「慰安婦問題を日本がゆがめている」「謝罪と賠償を受けるまでは死なない」と声を荒らげる場面もあった。
 笠井議員の来韓は、ナヌムの家の招待を受けてのもの。ナヌムの家の女性らは日本の政治家の間で慰安婦の強制性を否定する発言が相次いだことを受け、8月に野田佳彦首相をはじめとする政治家724人に招待状を送った。笠井議員は、個人としてではなく共産党の衆参議員を代表して来韓したと説明した。

 笠井議員の訪韓こそ、日本の国益になることは誰の目から見ても明らかだ。
 アニキ新党だから、一体なんなのかと言いたい。『たちあがれ日本』をベースにするんだろうが、はっきり言って中身がない。理念もない。あるのは己の歪んだ思想だけだ、厳しい声で言うならネウヨ新党だ。そんなネウヨに選ばれた猪瀬自称副知事に政治を語る資格などない!佐野眞一氏に負け、佐高信氏に完全論破され、週刊金曜日や穏健保守派にも負けたこの男には田舎に引っ込めと言ってやりたい。

この記事へのコメント
“差別の総合商社”こと、ポル・ポト自称石原慎太郎東京都知事が、都政を放り投げ、新党結成をブチあげ、なんと比例区から出馬されるそうですが、もう80歳の御仁が、今更、国政にカムバックてか?…。会見で、「日本国憲法は進駐軍から押し付けられたもの、くだらない日本語の羅列に過ぎない、あんなものは無くせばいい…。」と、これまた妄言をホザいた。これこそ、歳費(国民の血税)の最大の無駄遣いではないかしら…。
氏は、差別主義者として、国際的にも、ツトに有名な御仁であられますが、氏の数ある差別発言より、鈍感なわたくしめが怒りを感じた差別発言を貼ります。
……引用開始……
【「石原慎太郎」 - 障害者に対する発言】

障害者に対する発言

1999年 (平成11年) 9月に東京都知事として府中療育センター (重度知的・身体障害者療育施設) を視察した後、記者会見で「ああいう人ってのは人格あるのかね。ショックを受けた。ぼくは結論を出していない。みなさんどう思うかなと思って。 絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう状態になって」と発言した。次いで「おそらく西洋人なんか切り捨てちゃうんじゃないかと思う。そこは宗教観の違いだと思う。ああいう問題って安楽死につながるんじゃないかという気がする」と発言意図を説明した。
上記の発言が一部のメディアで問題発言として報道され、知的障害者団体からも抗議された。石原は「文学者としての表現」と弁明している ※(『朝日新聞』1999年9月18日)。
東京新聞はさらに詳しく発言を取材しており、視察の帰りがけに「入所者は自分がだれだか分からない。 (彼らに) 人生がない、というくくり方をする人もいるが、それなりの人生があるんだという一つの確信を持って仕事をしているのは、素晴らしいことだ」と発言していることを報じた。
石原は自身の発言を差別発言として報道した朝日新聞社に対して、産経新聞紙上で「卑劣なセンセーショナリズムであり、アジテーションであり、社会的には非常に危険なこと」として批判している。

……引用終了……
以上、石原慎太郎-障害者に対する発言 NewsCafeウィキ百科事典より
http://newscafe.ne.jp/w/%90%ce%8c%b4%90T%91%be%98Y/49/?uid=1&sid=AZZ2

こんな差別主義者をまたぞろ国会へ送れば、和製ヒトラー橋下徹と連帯し、現行の“日本国憲法”が破棄され、主権者の人権や命の尊厳なぞ、吹き飛んでしまい、軍国主義が復活すると、わたしは断言します。
次期総選挙が、歴史の汚点にならないように、祈るばかりです。

Posted by 青い鳥 at 2012年10月26日 11:32

 青い鳥さん、規制強化を受け入れていただきコメントをしていただけたことに心より感謝申し上げます。
 ポルポト石原は人間失格であることを自ら露呈しているのはあの猥褻小説で見え見えです。要するに女性を男性のものとしてしか位置づけていないのです。ですから、障がい者も強者である己に従うものとしか思わないのでしょう。
 そんな石原にとっては人権を重んじる日本国憲法が邪魔で仕方がないのでしょう。ですが、公の立場に立つ以上日本国憲法第99条に従う義務があります。逆らうこと自体が憲法違反なのは言うまでもないのです。ネットで石原ら極右政治家をターゲットに落選運動を起こす方法が一番効果的です。絶対に諦めてはいけません、奴を潰すのはまだ可能です。
 また石原の犬の猪瀬ですが、弱点だらけです。それに関しましては近々コラムでずったずたにしておきましたので乞うご期待ということで。

2013年02月11日
猪瀬直樹自称東京都知事よ、この怒りを思い知れ!!

2013.01.29 火
“雪かき漫画家”夕張市にて3年連続、4度目の雪かきへ
日刊さいぞー

 2010年の12月5日、マンガ・アニメの規制を画策する東京都青少年健全育成条例改正案をめぐり、「ネトウヨは財政破綻した夕張を助けに行け。雪かきして来い」との、猪瀬直樹自称東京都副知事(当時)によるTwitterでのつぶやきに呼応した中の一人が、キャリア20年を数える現役マンガ家の浦嶋嶺至氏。
 自らの主張を都政に反映させるべく猪瀬との対話を望んだ際、取材に応じる必須条件として、財政破綻で苦しむ雪深い夕張市内での雪かきを提示されたのだ。
 そして、2011年1月21日に夕張市を訪問、同市の社会福祉協議会の案内で雪かきをした浦嶋氏は、翌月開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の開催期間中、再び夕張市を訪問。2012年には初監督した映画『憂恋の花』が、同映画祭にて招待上映され3度目の雪かきを体験。
 以上が、“雪かき漫画家”という呼称でマスコミが浦嶋氏を取り上げた一連の経緯であったのだが、3年目にして4度目の雪かきを実行すべく、2013年1月25日に再び夕張市へと旅立ったのだった。
 今回は、東日本大震災の被災地・南相馬市の子どもたちに向け、マンガやおもちゃを送る支援活動を展開する「おたぱっくQB」から、マンガ家の山本夜羽音氏が参加。同行したイラストレーターの横田守氏、道内からのボランティア3名を加えた6名によって雪かきを実行。その様子を、2011年から数えて4度目の参加となる「北方ジャーナル」のライター・小笠原淳氏が精力的に取材するという、関係者にとっては恒例となりつつある通年行事でもあるのだ。
 午前10時に集合した一行は、2011年1月21日に訪れた独居老人宅を2年ぶりに再訪。玄関周りの雪かきを行った後、午後からは夕張市社会福祉事務所に隣接する倉庫の屋根に上り、幾重にも積もった雪の塊を勢いよく投げ続けていたが、雪がやまず休憩を挟んでいると聞いて、東京から現地へと電話取材を敢行した。
 電話取材に応じた札幌市郊外出身の山本氏に、今回の雪かきの感想を伺ったところ、「久々の雪かき作業でしたが、日頃の体力不足を思い知らされました……夕張市は高校生の頃、野外フェスティバルに参加して以来、実に29年ぶりとなるのですが、浦嶋さんの雪かきに被災地支援を続けてきた私の活動とつながる感性を見だしたので、我が身で雪かきを体験し、それをマンガにして世に伝えることができたらと考えて参加しました」とうれしそうに述べた。
 続いて3年目、4度目となる雪かきを体験した、“雪かき漫画家”の浦嶋氏に同じ質問をすると、「表現規制をめぐる騒動の渦中で、1回くらい雪かきをしただけではダメだと実感しました。まず、継続することが大切なんだという思いから実行に至ったので、爽快な気分です」。
 なぜ4度目は「ゆうばり国際映画祭」の開催時期を外した日程となったのか?
「一昨年、昨年と映画祭日程と照らし合わせながら雪かきの日程を決めていましたが、初心に戻って夕張市社会福祉事務所と連携し、少しでも夕張の方々のお役に立てればと考えて、この時期を選びました。映画祭開催中は市の職員も何かと多忙なので、正解だったと思います」(浦嶋氏)
 マンガ家としてだけではなく、映像作家としても夕張市の方々に認識されてますよね?
「表現規制の渦中にいる一表現者として感じたことは、表現の主戦場でもあったマンガというジャンルのみではなく、映像作家として未知なる表現に挑んでみたかった。幸運なことに初監督作品が『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2012」に招待されて、2作目となる監督作品も夕張市で開催された『第51回 日本SF大会 Varicon 2012』で先行上映されたことに、夕張市が結ぶ不思議な絆を人一倍感じている次第です」(同)
と、長時間に渡る雪かき作業の合間にもかかわらず、昨年のインタビューよりも力強く語り、今後も一定のジャンルにとらわれず、表現の自由を実践して行きたいと結んだ。
 そんな浦嶋氏渾身の最新監督作、『東京ジェネレーター』が新年早々に完成した。
 その衝撃的な内容から、いまだマスコミへのリリースが差し控えられている状況なのだが、2月3日(日)の夜、いち早く新宿のネイキッドロフトにてイベント上映されることが決定した。
 同イベントでは、2010年12月の表現規制をめぐって猪瀬とTwitter上で激しく衝突して話題となったルポライターの昼間たかし氏がMCを担当し、雪かき初参加となったマンガ家の山本夜羽音氏による雪かきレポートを展開。
 そして、2011年、2012年と2度にわたってドキュメンタリー撮影とインターネット中継を担当し、浦嶋氏の活動を記録し続けた増田俊樹監督による最新監督作『メッセージ・ソング』も、『東京ジェネレーター』と共に同時上映される。
 また、話題作『まだ、人間』で監督デビューを果たした東京大学出身の松本准平氏もトークに参戦、『東京ジェネレーター』ではプロデューサーを担当した増田俊樹氏との交友から、劇中ではアナウンサー役に抜擢されて友情出演を果たしている。
 さらには、浦嶋監督作品に連続出演の怪優・コンタキンテ氏も舞台挨拶に参加決定と、雪かき漫画家の周辺には個性的な面々が集結し、何かと騒がしくなっているのも事実なのだ。
 イベント終了後、同店舗にて浦嶋氏や昼間氏を囲んでの交流会も予定されているので、“雪かき漫画家”と意見交換したい方々にとっては刺激的な夜となりそうだ。

<イベント案内>
●「憂恋 それは銀幕への誘い part3」
2月3日 (日)OPEN 18:00 / START 18:30

浦嶋嶺至 & 増田俊樹が贈る、最新監督作2本立て上映イベント。『メッセージ・ソング』主題歌を歌う、ル→ズビッツのVo.小林タクオ、白井愛子によるライヴあり!

<第1部> 18:30-19:10
浦嶋嶺至監督作品『東京ジェネレーター』とは何か?
山本夜羽音×松本准平×増田俊樹×浦嶋嶺至
MC:昼間たかし

<第2部> 19:20-21:00
『東京ジェネレーター』
監督/脚本:浦嶋嶺至
出演:大澤真一郎 大山貴華 下田早織 松本准平 増田俊樹 コンタキンテ

『メッセージ・ソング』
監督:増田俊樹 脚本:山口 夢
出演:菅原えり 上山 学 蔵田ちひろ 増田俊樹 可野浩太郎 コンタキンテ

<第3部> 21:10-22:00
小林タクオ & 白井愛子『メッセージ・ソング』完成記念ライヴ!!

【出演】
浦嶋嶺至(雪かき漫画家)
増田俊樹(俳優/映画監督)

【ゲスト】
小林タクオ(もしくはル→ズビッツ)
白井愛子(歌手)
山本夜羽音(被災地支援エロマンガ家)
松本准平(映画監督)
昼間たかし(ルポライター) 他
前売 ¥1,800 / 当日 ¥2,000 (共に飲食代別)

【会場】
ネイキッドロフト TEL 03-3205-1556
東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F
http://www.loft-prj.co.jp/naked/

※ 前売り予約はネイキッドロフト店頭電話&ウェブ予約にて
電話→ 03-3205-1556 (16:30~24:00)
ウェブ→

 猪瀬自称知事に警告する。
 お前のやっていることは必ず勝てる相手にケンカを売って勝てない相手には喧嘩を売らない程度の低い馬鹿ネウヨそのものだ。こんな手合いじゃネウヨの女神の桜井よしこやその桜井を猛論破した佐高信氏には絶対に勝てない。今すぐ東京都知事の地位を正統東京都知事であられる宇都宮健児氏に譲渡し、ハシゲらと一緒に福島第一原発で放射能除去作業に死ぬまで従事するよう要求する。
 それがお前にふさわしい最期だ。作家としては佐野眞一氏に負け、論客としては佐高氏や桜井に負け、漫画家たちにも負けた。政治家としては宇都宮氏や伊波洋一正統沖縄県知事にも負け、ネット論戦では村野瀬玲奈氏や井上静氏、秋原葉月氏にも完膚なきまでに論破された。
 お前にもはや存在意義はないのだ。

2013年04月29日
絶対にあってはならないこと
都教委が入学式「君が代不起立」教員3名に処分発令~田中聡史さんに再び減給1ヶ月
 4月25日、都教委定例会の傍聴席(20席)はほぼ満席だった。「君が代」処分への関心の高さをうかがわせた。冒頭の報告事項を終え、いよいよ非公開の処分議案に入る直前、傍聴者の中から「君が代処分をやめてください!」の声があがった。複数の人が「処分をするな」「減給は違法」などのボードを持ち、教育委員に訴えた。この日、都教委は、今春の入学式で「君が代」不起立をした3人の教員に対する処分を決定した。3月の卒業式に続き、連続5回目の不起立をした田中聡史さん(都立板橋特別支援学校)は減給10分の1・1ヶ月、他の二人(都立大森高校)は戒告処分だった。昨年2012年1月の最高裁判決で、減給以上の処分は原則違法とされたにもかかわらず、都は3月に続き田中さんへ二度目の減給1ヶ月の処分を言い渡した。
 最高裁判決以前の「君が代」処分は、戒告、減給1ヶ月・6ヶ月、停職1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の順に加重されていった。今回、都教委がこの累積加重処分に踏み込めなかったのはなぜだろうか。最高裁判決の重みとともに、直接の申し入れや電話・FAX・メールで届く「処分をするな」の元教員・市民の声、「東京新聞」特報欄の(君が代不起立)再発防止研修批判などが、都教委に少なからずプレッシャーを与えたことは十分考えられる。処分を繰り返す都教委が何よりも恐れているのは世論なのだ。
 今春、猪瀬直樹自称東京都知事(本来の東京都知事は宇都宮健児氏)は二名の新教育委員を任命した。(教育委員は全部で6名。他に内館牧子、竹花豊、木村孟委員長、比留間英人教育長)。一人は、女子柔道の暴力告発問題でサポート役を引き受けていた山口香氏。もう一人はイジメ問題などでマイノリティーの立場から積極的に発言をしている乙武洋匡氏だ。これらの問題では、まっとうな人権感覚を発揮した両氏が、基本的人権の中でも最上位におかれるべき「思想・良心の自由」に対してはどのような態度をとったのか。定例会の議論の内容はわからないが、少なくとも教育委員の一員として、両氏の責任は免れない。「みんなちがって、みんないい」(乙武氏のことば)の中身が問われている。 (佐々木有美)

なお、5月8日(水)には、入学式処分の再発防止研修(国際法違反の代物)が予定されている。

※ 抗議行動は以下のとおり
5月8日(水)東京都教職員研修センター前
 (JR水道橋東口、地下鉄水道橋 都立工芸高校隣)
 8時20分 集合・行動開始
 8時35分弁護団申し入れ
 8時50分該当者(受講者)入場、激励行動
 12時30分頃(予定) 研修終了後、該当者激励行動 
    *呼びかけ:被処分者の会
http://www.labornetjp.org/news/2013/0425shobun

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 私はこの違法な公権力濫用に以下のメッセージを出して抗議した。

Subject: 田中聡史氏への違法処分を直ちに撤回し、猛反省するよう強く要求します
Date: Mon, 29 Apr 2013 08:27:03 +0900
From: X
To: S9000015@section.metro.tokyo.jp

 4月12日に田中聡史氏の入学式「君が代不起立」処分をしないようメールを送ったものです。
 25日、あなた方都教委は田中氏に再び減給1ヶ月という、違憲かつ国際法違反の違法処分を多くの国民の批判を押し切って不当に行いました。残念ですが、子供たちはあなた方の横暴を見ています。
 あなた方がいじめの手本を子供たちに見せていますので、子供たちはそれをマネしていじめを行うことになるでしょう。そして、あなた方が「命の大切さ」とやらを言っても子供たちはあなた方の空虚さを見抜いています。あなた達は子供を無視したといっても過言ではありません。
 オーストラリア国立大学の太平洋・アジア研究の名誉教授のガバン・マコーマック氏が2007年の著作の中で、近年の「日の丸・君が代」に関連する改正を、憲法の「思想及び良心の自由」「信教の自由」や、国連の子どもの権利条約第14条第1項の「締約国は、思想、良心及び宗教の自由についての児童の権利を尊重する」という規定などと相容れない、と指摘している事実を何と思いますか。
 あなた達の傲慢な姿勢は世界も見透かしています。あなた達が追いつめられている象徴が田中氏への違法処分と違法研修につながっているのです。何度でも言います。

 「間違っているものは間違っています」
 「愛は上から押し付けるものではありません。個々の良心と常識によってのみ生まれます」

 ただちにこの処分を撤回し田中氏や同様の被害を受けた方々に謝罪と損害賠償に応じると同時に石原慎太郎氏への処分を勧告いたします。
 

 また、この処分に関わった乙武氏には以下のツイートを送り厳しく批判を行った。

小野 哲 ‏@pbe_ajax
@h_ototake 乙武さん、都教委の委員としての義務は尊重しますが、田中聡史氏への処分は間違っています。この処分で発達障がい当事者や現場の子供たちにどんな利益があるのでしょうか。その事を指摘されて沈黙とは情けないじゃないですか。返信があれば返信は今日の夜行います。

小野 哲 ‏@pbe_ajax
@beyondaki @h_ototake 乙武さん、あなたは逃げ腰ですね。佐高信さんの著作と向き合うなどして、猪瀬直樹という傲慢な愚か者の実態を知るべきですよ。宇都宮健児正統知事の弟子になることをお勧めしましょう。あなたは発達障がいの実態も分かっていませんね。

 そんな乙武氏を選んだ猪瀬直樹自称東京都知事は「イスラム圏の国々は、共有するものはアラーだけであり、お互いに殺しあってる。さらに階級制度もある」 とムスリムへの差別暴言を吐いた(ニューヨークタイムズが報道)。
 このことに対してなぜ乙武氏は沈黙しているのか。おかしいではないか。障がい者との共存を言うなら、マイノリティとの共存もあって当然ではないのか。都合が悪くなったら機密義務で逃げるとは臆病そのものだ。植草一秀氏と比較しても逃げ腰であることは見え見えだ。
 卑怯そのもので見逃すわけにはいかない。障がいをネタにして売っていないと本人は言うが周囲が障がいで売っている以上障がいで売っていることと同じことだ。それでは話にならない。私は発達障がいを告白した際に決めていたことがある。
 それは障がいを理由に言い訳をするのはやめるということだ。その段階で負けたということだ。その精神があるかないかが逆境を乗り越えるばねにもなりうるのだ。

2011年12月11日
東日本大震災 日本の意識が問われている

 今日は東日本大震災から9ヶ月になる。
 なくなられた方々にご冥福を祈ると同時に、被災者の心の苦痛が取り除かれるよう祈りたい。しかし、政治家は相変わらずスキャンダルばかりに現を抜かしている。これではナンジャラホイの世界である。そこで今回、私は群馬県吾妻郡長野原町に福島県の原発避難住民を移住させ、「群馬県西福島市」を立ち上げるよう提案する。この町は人口5973人(11月1日現在)である。そこで、治水効果が全くないと判明した八ッ場ダムの建設を潔く中止し、福島県飯舘村(人口5990人)、川俣町山木屋地区、葛尾村(1,484人)、浪江町(19,412人)、南相馬市の一部の住民を対象に移住を呼びかけるのである。
 そうすることで農業の再生にもなるわけだ。これらの提案にいたるまでのコラムをここに掲載する。

理念は最初からなかった 改定版(小野哲)
テーマ:国家、人権
2011-10-10 22:27:18
前原氏、八ツ場ダム建設容認の検証結果に「不愉快」
2011.9.13 19:57
 民主党の前原誠司政調会長は13日の記者会見で、自身が国土交通相時代に工事中止を宣言した八ツ場(やんば)ダム(群馬県)に関し、国交省関東地方整備局が同日、「建設が最も望ましい」とした検証結果を発表したことについて「なぜこのタイミングなのか。事前説明もない。極めて不愉快だ」と述べ、不快感を表明した。
 前原氏は「大臣(政権)が変わって10日もたたない時期に(検証結果を)出してくるのはどういうことなのか」と指摘。さらに「当時の大臣に事前に説明がないことも、極めて不愉快な思いだ」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110913/plc11091319580039-n1.htm

 今、ブルーレイディスク時代なのにも関わらず、ブルーレイをレコードプレイヤーで演奏出来ると思い込む困ったちゃんがいる。
 トイプードル前原でなくてもいいたくなる。ダムを建設する必要は全くない。まず、大規模な浚渫工事とスーパー堤防の組み合わせである程度は治水を実現出来る。では、移転はどうするか。そのまま実行し、新たに福島県飯舘村を移転したらどうか。そうすることで、コミュニティ再建を図るメリットがある。
 この種のアイデアを原発で故郷をはなれざるをえなくなった被害者に提供し、移転した人達との交流を政府が取り計らうことで、『コンクリートから人へ』という政治が実現出来る。ただし、被害者の意志に委ねるべきである(旧足中村の悲劇を繰り返さない意味も込めて)。
 そもそも検証結果とやらは最初から自治体のメンツありき、結果ありきと完全な八百長だった。それでは全く話にならないし、理念は最初からなかったのだ。それならば、市民団体による建設的な提案こそ、コストを抑える上に環境にも優しい。スーパー堤防を増やす事で、住宅街の造成にもなる(人口密集地域の浚渫工事で出た土砂を盛り土の一部にする)。だが、何故か国土交通省の検討会議での代替案の議論にはなかったのである。これこそでたらめ、立派な八百長だ。それをメディアは全く取り上げていない。八百長の共犯者と断じたい。
 今まで、政府の公共事業は地域の需要を無視して丼勘定がまかり通る有様だった。そんな公共事業に待ったをかけるのは当然であり、おかしいことではない。直ちに八ッ場ダム建設を断念するよう我々は要求する。いい加減に馬鹿も休み休みにしろともいいたくなる。
 針葉樹の適切な消費と、水を蓄えるのに優れた広葉樹(食用・生活に役立つ果実をつけるものが絶対条件)の植樹に力を入れるべきだ。花粉症対策になり、医療費の削減に繋がる。針葉樹はそれだけミサワインターナショナルのやっているHABITA(200年住宅のブランド)に回せばいい。
 幸いな事に、民主党の中には川内博史衆議院議員のように、今回の議論に異議を唱えた人もいた。我々は次回の選挙ではポルポト石原や無能のトイプードル前原ではなく、冷静な信念を持つ川内氏のような人を選ぶべきだと思う(ヒトラーを倒す為なら共産主義と手を結んだチャーチルのように)。

単なる生活再建では意味はない(小野哲)
2011/04/02 12:18

 今回も震災関連で八ッ場ダムに関連した提言を行う。
 八ッ場ダムについては、太平洋大震災で町ごと被害を受けた福島県双葉町のような地方自治体をまるごと移転し、その跡は迂回水路、川底をさらって出てきた土砂を盛り土にして、その上で野菜工場にするアイデアを提示させていただく。電力は太陽光、風力、バイオマス発電とする。
 この八ッ場ダムは全く不要の代物であり、遊水地を増やしたり、迂回水路や川底を深くさらう事で治水対策は完成する。この計画は最終的には国土交通省と天下りでつながっているゼネコンに利益を違法に流すことが目的であり、治水だの水の需要とやらは手段にすぎない。
 それならば、八ッ場ダム予定地にこそ、例えば福島県飯詰町を移転させてみたらどうか。跡地は国が買い取って再開発し、野菜工場を東京電力、東芝、GE、三菱重工業、日立製作所、IHIなどに作らせてロシア、韓国、フィリピンなどから農業専門の移民を受け入れるというのはどうか。同じアイデアを、北海道夕張市など再建中の地方自治体に提案するのである。
 このプロジェクトは限界集落にも適用する。そうすることで、地域の活性化につながる。むろん、受け入れ段階で自然エネルギー発電設備の設置、通信網及び交通網の整備、治安安定施策、病院整備など、やれば出来る。仕事は農業・林業・漁業を軸に据えるが、産業用大麻(大麻は衣料品や建設向け資材にもなるし、場合によっては食用にもなる)の栽培やその加工品をつくる工場を設置する。
 大麻の種については栽培用以外は燃料にしてしまう。そうすることで、環境対策になる。林業振興策については我が盟友が提示しているのだが、私はそれに追加してミサワインターナショナルの提案する200年住宅を都市整備機構(UR)の分譲一戸建住宅に導入することを提案する。
 ミサワインターナショナルはミサワホームをトヨタ自動車に乗っ取られ、不当に債務まで押し付けられた三沢千代治氏が創業した企業である。この企業は地域の建設会社と提携しており、コミュニティ経済の振興にもうってつけだ。200年住宅だと、耐震性にも優れているそうだ。これでトヨタ自動車へのあてつけになるのはもちろん、既存の住宅会社がリフォーム事業に力を入れるようになればめっけものである。
 なお、放射能対策として、ヒマワリを原発周辺から80キロメートル以内に植えるのもいいと考える。ヒマワリをあのチェルノブイリ原発周辺に植えたところ、根に放射能成分を吸い込んで除去したというのだ。効果はまだはっきりしないが、試してみる価値はある。これはゆかしメディアでも取り上げている。
 まだまだある。例えば蛍光灯、白熱灯及びLED電球よりも10分の1以下の電力でそこそこ明るい照明を2014年までに開発し、16年までに普及させる、自動販売機の消費電力を2015年までに現在の3分の1に削減させる、鉄道会社にも2015年までに現在の消費電力の3分の2に削減するなど、企業には高いハードルを掲げる事が大切だ。
 何故、そうするのか。私はアメリカのマスキー法にヒントを得ている。この法律は自動車の排気ガスの大幅削減を義務付けた法律である。これを、日本中の産業に導入するのだ。そうすることで、産業は自家発電や節電に力を入れる。それでも出来ないなら、次は携帯電話になる。これとても消費電力は馬鹿にならない。経済効果の観点もあるが、ただ同時に製造段階で消費電力を現在の3分の2にまで減らさねばならない規制もかける。
 今まで産業界は市民に負担を丸投げし、利益ばかり貪る強欲ぶりを発揮してきた。今度は、財界が率先して苦しみを受け止めるべきだ。当然、エラソーな発言ばかり宣ってきたオマヌケ財界人には給料は初任給近くまで減らしてもらいたい。


提言・太平洋大震災復興事業(小野哲・管理人N)
2011/03/28 11:40

 今回の太平洋大震災だが、単なる復興事業で地域再生を計ろうというのは抜本的な問題解決にはならない。
 限界集落に移住を促進させ、そこで農業が出来るように支援するなどの策がある。そこで、私は一つの地域を実験体として推薦する。群馬県の八ッ場ダム建設予定地である。なお、今回の提案は私案であり、我が盟友には別の角度からの提言をお願いする。
 まず、ダム建設を断念し、川底を深く掘る、迂回水路を造るなど最小限の洪水対策を施せばいい(その土は震災被災地の盛り土にしてしまう)。では八ッ場ダム建設予定地はどうするか。そこに、被災地の住民を移住させて、農業や関連産業に従事していただくのである。また、福島県の場合は東京電力、日立製作所、東芝、IHI、三菱重工業に責任を負ってもらい、太陽光発電や地熱発電を活用した発電所を建設させる一方で、最低限の電力でも動ける野菜工場をキリンビール、アサヒビールに建設してもらう。場所は地元の商店街の一角、廃工場にしてもらう。
 例えばホップは国産品ぐらいあっていい。同様に小麦も水溶栽培出来るのなら日本たばこ産業、山崎製パン、敷島製パン、フジパン、シマダヤ(味の素グループ)に呼び掛けて国産品にして作り、廃棄物は豚や牛の食料に転用する。そこで出た廃棄物はバイオマス発電所に回す。また、日本マクドナルドなどのじゃがいもを使う企業にも日本で作られたじゃがいもを100%使うよう行政指導し、水溶栽培出来るのならそうしてしまうのだ。そこで出た廃棄物もバイオマス発電所に回す。
 そうすれば、自然循環形経済に徐々に日本は移行出来る。限界集落にはあらかじめそうした仕組みを準備し、移住した場合のメリットを用意しておくのだ。費用はどこから出すのか。私は1984年レベルに戻した法人税及び所得税、物品税の復活と軍事費の大幅削減、大企業・大資産家への減税政策の完全撤回に大きなキーポイントがあると考えている。
 防衛については日本は韓国、モンゴル、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、タイ、フィリピンと連携し、全千島列島の無条件返還を果たせばロシアもその仲間に加えていい。サッカーで言う、ゾーンプレス防衛だ。外交こそ、日本の基本であり、軍事力の強化はかえって極右中国のように警戒されてしまう。
 だからこそ、今こそアメリカ追従政策を見直すべきだ。大量生産よりは、一度買って長く使う選択肢こそが社会を改善するのだ。大量生産・大量消費社会が今、行き詰まる現実から、我々は新たな解を求められているのだ。

Neutralizer加筆:私の考えでは我が親友の提案に加えて、今や廃れている林業にも目を向けるべきだと思う。 戦後の木材輸入自由化に伴い、輸入木材に押されて林業は廃れ、山林(特に人工林)は手付かずになってしまっている。 そのまま手付かずでもいいではないかと言う意見もあるであろうが林業もまた循環型経済社会になくてはならない産業である。
とはいえ、一端自由化した輸入木材に再度関税をかけるのは無理な話だ。そこで我が親友に私の考えを言って話しあった結果、地産地消運動をやるという案を共同で出させてもらう。
しかもこの林業奨励案には花粉症の人々にもメリットがある。これはさるテレビ番組(どこの番組で言っていたかは忘れてしまった)で知った事だが杉は年が経ち、手付かずになると繁殖の為に花粉をより多く飛ばすそうである。つまり、間伐などを適度に行えば花粉の飛ぶ量も減るというわけである。
今日の我が国の衣食住の大半が輸入に頼り過ぎている。TPPにしてもそうだが、ただ目先の経済優先から脱却すべき時ではないだろうか。

音の飛ぶレコード(小野哲)
テーマ:地域
2009-09-22 09:06:44
 八ッ場ダムの建設中止をマニフェストに盛り込んだ民主党政権をブルーレイディスクとすると、その逆に建設推進を求める地元自治体を私は音の飛ぶレコードとたとえている。
 今回はこのニュースを参照願いたい。

政治:前原国交相ら 八ッ場ダム問題などで聴取
国交省で21日、初の政務3役会議が開かれ、前原国交相と副大臣、政務官らが国交省幹部から補正予算の執行停止の状況のほか、経営再建中の日本航空や鳩山内閣が建設中止を表明した八ッ場ダム(群馬・長野原町)などの問題について情報を確認した。
(C)日テレNEWS24
2009/09/21 18:03:00

 民主党政権になって、警察もようやく取調の全面可視化を検討しはじめ、死刑も抑制する方向に動き始めた。逆に言えば、あまりにも日本は世界に遅れている。
 時代はブルーレイディスクなのに、自民党政権は小渕恵三からおかしくなりはじめ、音の飛ぶレコードばかりかけまくっていたではないか。中央政府が意識が変わっているのに地方が音の飛ぶレコードに固着する理由はない。
 長野原町町長は中止を前提とする話し合いには応じられないと寝ぼけたことばかりほざいているが、自民党政権の歪みが正常だと思いこむお間抜けぶりには開いた口がふさがらない。中止した場合、政府は着工費を返すことを表明しているのだから受け入れる義務がある。
 ダム建設予定地に私は移民を受け入れて農業の再生を行うのはどうかと考える。そうすると日本の自給率は高まる。受け入れ元は一人っ子政策が破綻している共産中国(漢民族)や先住民族問題で困っているロシアがいい(彼らにとっても人口増加に歯止めをかけることになり助かる筈だとおもう)。アジアとの関係を強化しようとしている民主党政権の事だから落ち着いた時期を見計らって移民政策を行うのだろう。
 そこで地方自治体は民主党政権誕生をきっかけに中央政府から独立するくらいの心持ちで頑張るべきだ。今までハコモノばかりつくり、人を集めなかったやり方が失敗したのは明白で、すでに破綻した夕張市の他に財源健全化を求められている自治体は多い。長野原町町長はこのことを真剣に受け止めて、意識をせめてDVDにまであげて欲しい。

天を罵っても意味がない(小野哲 )

2010/03/05 07:59

 またしてもフランコ石原の非現実的な妄言が東京都議会で垂れ流された。
 いい年食って現実を知らない愚かなじいさんの妄言に振り回される東京都民が哀れに思える。日刊スポーツでは石原が舌打ちしたとまで暴いている。今回は産経新聞の記事を紹介する。

【東京】石原都知事「汚染除去なら民主党に反対理由なし」 都議会、築地移転めぐり激論
2010/03/02(火) 23:55:30
 東京都議会定例会は2日、主要会派による代表質問が行われた。
 特に、平成22年度予算案に用地取得費が計上されている築地市場移転をめぐる質疑では激しい議論が交わされた。石原慎太郎知事は「移転予定地の汚染が除去されたなら、もともと移転に賛成した民主に反対理由がない」と主張。ヤジを飛ばす民主都議に「あまり興奮せず黙って聞きなさいよ」と声を荒らげる場面もあった。  
■築地市場移転問題
 民主の大沢昇都議は、移転反対派の水産仲卸業者や民主の国会議員らがまとめた現在地再整備案に「検討のたたき台となるには十分。現在地再整備ができないのか、再検討すべきだ」と、豊洲移転を進める石原知事を批判した。
 これに対し、石原知事は「多くの市場関係者が納得しなければ机上の空論。現在地再整備は過去に400億円の巨費を投じたが、中断した。民主も含めて豊洲地区への移転に賛成した」と「反論」(小野加筆)。
 続けて「土壌汚染が見つかって民主も都も驚いた。移転は汚染除去が前提で、除去されたら、もともと賛成した民主に反対理由がない。八ツ場ダム同様、大恥をかかないよう気をつけるべきだ」と“口撃”した。
 一方、自民の川井重勇都議は「土壌汚染除去実験を検証せず、予算案反対は無責任。建設的に議論し政治責任を果たすことが大切」と暗に民主を牽制(けんせい)する質問を展開。答弁に立った石原知事は「実験結果を踏まえ、次のステージに進む。都としては有効性を確認し、26年度中の豊洲新市場の開場に向け整備していく」との見解を改めて示した。
ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100302/tky1003022143019-n1.htm

 さて、どちらが現実離れしていますかな。
 フランコ石原、貴様等の方だ!!五輪誘致に都民の血税をさんざんジャブジャブ使い、電通とも腐敗した関係を結ぶこの卑劣さ。そんな金があるならもっと福祉や教育、医療の充実に使えと言われるのがオチだ。
 どう冷静に考えても、築地市場再生こそが効果対費用で最大限の効果を出す。移転先にわずかでも危険な土壌汚染があるなら諦めるべきだし、現在の場所が観光資源として最大限の効果をそうする場所である。それから見れば、豊洲への移転強行は東京都に最大限の損失をもたらすのは明白だ。
 フランコ石原は今まで現実離れした事ばかりやらかした。嘘ばかり書き込んだ扶桑社の「歴史教科書」をもう学校に採用して心ある教育者の怒りを買った。さらには新銀行東京設立を強行し、呆れた赤字を垂れ流した。普通の政治家ではこんな愚かなことはしない。そしてアジアの人たちにとって敏感な戦争責任への鈍感な暴言だ。これで何が五輪を語る資格があるのか。
 更に今回の築地市場移転計画は東京五輪計画とも密着に関わっている。東京五輪計画の本質は不良債権と化した埋め立て地への再開発を狙ったものであることは明らかだ。バカも大概にしてもらいたい。開発を狙うのなら、せいぜいレゴブロックで満足していろとでも言いたくなる。この男もトヨタ自動車の「こども店長」ならぬこども知事でしかない。加藤清司郎と豊田章男と一緒にこども店長のコマーシャルに出ていろと言っておきたい。

 では、提案を続けよう。
 福島県の原発被害にあっていない地方自治体から東北各県を医療特区に認定するのはどうだろうか。この医療特区だが、混合診療は認めないが日本人院長の監督下で、一定の基準を満たした外国人医師および看護師を受け入れるのはどうだろうか。
 東北地方は医療崩壊が進んでいる問題地域のひとつである。また、外国人のコミュニケーションをとるために通訳を雇うことで経済効果も期待できる。
 また、大阪・東京・千葉・埼玉の中小企業を岩手・山形・青森・秋田の工業団地に大学ベンチャーと一緒に移転させて住居も整備すれば、地方の活性化に繋がる。その一方で大阪・東京・千葉・埼玉には韓国人やフィリピン人、インド人でも移住させてしまえばいい。そうすれば極右政治も顔なしになる。悪い奴らにでかい顔をさせてはいけない当然のことが日本ではない。
 東日本大震災ではそうした基本が取り戻されなければならない。

2011年12月18日
ゴティエ・ソーホーで修行しなおして来い

自分がおいしいと思えば、お客様もおいしい。我々はレシピは持たない。
                     決められた分量はシェフ達の創造性を奪うから。
                               
                      Gauthier Soho 料理長 アレクシス•ゴティエ
 このレストランはイギリス・ロンドンに2010年開業したばかりではあるのだが、あのミシュランの一つ星を取得した料理店である。NHKBSオンライン旅のチカラ「64歳シェフ修行 栗原はるみ イギリス・ロンドン」なる番組で料理研究家の栗原はるみ氏(64歳)が、こちらのレストランに5日間修行に行っていたそうだ。
 実はオーナーシェフのゴティエ氏と栗原氏は知り合いだった。それで修行が実現したそうだが、レシピ道りに料理する事よりも、料理の基礎は素材、自身の本能と直感を信じることにあるとという信念や哲学がこのレストランに息づいている。しかも、料理をしたら自分で掃除をするなど、徹底した自己管理も素晴らしい。
 さて、この姿勢を贈りたいのは東京電力や九州電力、オリックスの軽営陣どもである。

赤ちゃん攻撃は通用しない、むしろ自称知事を狙い撃ちしろ(小野哲)

2011/07/23 22:09

2011年7月18日(月)「しんぶん赤旗」
京都・向日市議選で全員当選
共産党6氏 議席占有率30%確保

 京都府向日市議選(定数20、4減、立候補23人)が17日投開票され、日本共産党の松山幸次(70)、丹野直次(61)、山田千枝子(63)、北林重男(60)、和田広茂(66)、常盤ゆかり(49)の6氏=いずれも現=が全員当選しました。議席占有率は30・00%で、北海道黒松内町と並び、ひきつづき全国1位です。
 市長推薦を受ける与党会派(民主、公明、自民・保守系)の候補者11人が共産党落としに躍起になり、応援に入った自民党の西田昌司参院議員が、「脱原発は無責任」と共産党を攻撃しました。
 日本共産党の6氏は、開発優先の市政を転換し、「住民の命と暮らし最優先」「原発ゼロへ」の新しい政治の流れをつくろうと訴えました。市民からは、「子どもの医療費無料化を拡充してほしい」「巡回バスを実現してほしい」などの暮らしの願いとともに、「原発をやめて、自然エネルギーに変えようとしているのは共産党」との声が広がりました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-18/2011071801_01_1.html


 共産党だけが闘っているわけではない。
 だが、共産党でもいい政策があれば我々は共闘して取り入れる柔軟性があるべきだ。それすらわきまえない西田は公職失格だ。自称参議院議員であることを自分から暴露したに過ぎない。では西田は次に取り上げるこの男をどう思うのか。もっとも、インターネットホットラインセンターにその危険な極右ぶりゆえに通報した私には期待はしていない。

元ホステスが証言 佐賀県知事 着物フェチ接待現場一部始終
【政治・経済】
2011年7月14日 掲載
再稼動容認のウラで ●「よっぽど、和装が好きなんですね」
 九州電力の幹部社員から計49万5000円の個人献金(というよりはワイロ)を受け取り、「裏の顔」がバレた佐賀県の古川康知事(52)。玄海原発の再稼働に容認姿勢なのも納得だが、古川は「夜の顔」も相当なものだ。
 九電を筆頭に地元業者から接待漬けにされていて、その遊び方が 評判 になっているのである。4、5年前に佐賀市内のクラブで古川と酒席を共にした元ホステスはこう話す。
「知事は九州各県に営業所のある地元の大手企業の方4人に連れられて来店しました。知事を囲むように着物の子が5、6人、ズラリと座ったものです。普段は着物姿はママだけですが、この日は特別。接待の前日に仕切り役の方が挨拶に来て、『あす知事を連れてくるから、段取りをよろしく』と頼んできた。段取りとは、知事につく子をあらかじめ選んでおいて全員着物で出勤するよう命じるんです。よっぽど、知事は着物の女性がお好きなんですね」
 着物姿のホステスを両隣にはべらせながら、古川はかしこまった様子で座っていたという。女性の肩に手を伸ばしたり、タッチに及ぶことはナシ。会話の内容も嫁さんの話題一辺倒だったというから、接待する側も困ったろう。
「いつも朝と晩、奥さんと一緒に知事公舎の周りをウオーキングするのが日課で、『毎日、歩くのが楽しみ』と語っていました。『奥さん、大好き』みたいなことも言っていましたね」
 ひとしきり場が和んだ頃、テーブルにシャーベットが並んだ。
「先ほどの仕切り役の人が前日にシャーベットも持ってきて、『自分が合図を出すから、ガラスの器に盛り付けて出して欲しい』と指示していたのです。その辺に売っているようなもので こんなのを食べるの と思いましたが、仕切り役は『知事が好きなんだ』って」
 古川の接待漬けは週刊誌も報じており、「ホステスへの和装の指示」と「シャーベットの持ち込み」というパターンは同じだ。地元業者の間では、知事の「着物とシャーベット」は有名なのである。
 古川本人への取材を県庁秘書課に申し入れると、「お尋ねの件は公務の範疇(はんちゅう)を超えているので、何もお答えすることはできません」と通告してきた。再稼働容認も 着物接待 の見返りでなければいいが。
(取材協力=ジャーナリスト・横田一)
http://gendai.net/articles/view/syakai/131523



 これじゃ、山本太郎氏の面会を拒んだ理由が分かるではないか。
 古川自称知事には、今すぐ辞職するよう勧告する。だが、置き土産に玄海原発の廃炉を九州電力に命令することだ。これで、せめての罪滅ぼしにはなるだろう。
 九州電力には、即刻送電部門を無償で政府に譲渡することを提案する。そうすると、自然エネルギーの普及に繋がるのはもちろん、光ファイバーネットワーク整備にもつながる。西田はこの破廉恥な男に当然お得意の『売国奴』呼ばわりするではないだろうか。
 もし、しないのなら、彼の愛国心とやらはメッキのはげたダサいものであることを自ら証明するわけだ。さあ、愛国心とやらに従って、古川自称知事に辞職を迫るべきだ。

経営者として、せめて責任を示せ(小野哲)
テーマ:企業・市民
2011-09-27 21:08:48
整理回収機構:振興銀元会長らを提訴 50億円賠償求める
 昨年9月に経営破綻した日本振興銀行による商工ローン大手「SFCG」(破産手続き中)からの債権買い取りを巡り、債権を引き継いだ整理回収機構は23日、取締役会で買い取りを承認した振興銀元会長の木村剛被告(49)=銀行法違反(検査忌避)で起訴=ら旧経営陣7人に総額50億円の賠償を求めて東京地裁に提訴した。機構側は「高利で借り入れざるを得ない債務者に対する債権で、不履行になるリスクが高く、額面通りの価値がないことは明らかなのに額面で大量に買わせた」などと主張している。
 7人のうち3人は社外取締役。元社長で作家の江上剛(本名・小畠晴喜)氏と自民党の平将明衆院議員(比例東京)も含む。いずれも振興銀と責
任限定契約を結んでいたが、機構側は「悪意、重大な過失がある」と判断し被告に加えた。
 振興銀は07年12月~09年1月、SFCGから連帯保証付きの貸し付け債権の額面買い取りを計17回実施。総額は約1705億円にのぼり、振興銀破綻を招く要因となった。訴訟対象の債権買い取りは、債権内容悪化などが明らかになった08年10月以降の2件で、計460億円。買い取り手数料や既に回収された額などを差し引いた約149億円が実損となるとみられるが、旧経営陣側の支払い能力などを考慮し、50億円を請求額とした。【和田武士】
 日本振興銀行の話 担当者不在でコメントできない。
毎日新聞 2011年8月23日 20時40分(最終更新 8月23日 21時00分)http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110824k0000m040081000c.html

 当然だろう。
 整理回収機構は被告人に加えるべき輩が2人いる。ヒトラー小泉と竹中ヘイゾーくーんである。この2つの罪は重大であり、最低でも100億円請求すべきだろう。小泉は無一文にしてしまい、植草一秀氏の元で出直せばいい(痴漢の冤罪を押し付けた小泉への痛烈な当て付けである)。
 竹中の罪は更に重大だ。日本振興銀行の銀行免許を与えたのは外ならぬ竹中であり、悪事を追認した罪がある。その結果、日本振興銀行は凄まじい拡大路線をひた走り、破綻した。それでどれだけの中小企業が倒産したのか。その罪は極めて重い。竹中も無一文になって、せいぜい佐高信氏の元で再出発したまえと言いたい(むろん、大学教授などやめてもらい、佐高氏の書生として出直してもらうし、テレビ出演も執筆活動も禁止である)。
 新自由主義では結果は自己責任という。しかし、竹中と小泉は一度も責任をとっていない。ふざけるなの一言に尽きる。ならば、当然ではあるのだが、2つには人として、しかるべき責任をとれと迫りたい。小泉についてはこの前の無責任連中書人両断で批判した時、吉本多香美氏が九州電力から受けた不当な圧力に屈しなかったことを引き合いにこき下ろしたが、人としての誇りがあるなら、全ての資産を提供して出直しているだろう。
 それとも竹中と小泉は中谷厳氏の悔恨を何とも思わない冷血馬鹿なのだろう。なおさら、訴訟地獄に叩き込み、彼らに人間としての良識を取り戻させるべきだ。なお、裁判は審議を急いで欲しい。そしてジミントーの国家私物化の実態も同時に暴くようにしてほしい。
 それが国民の求める責任追及の成果の一部なのだ。


東京電力経営陣達へ(小野哲)
テーマ:ブログ
2011-04-13 06:25:25

 東京電力軽営陣 一同
 あなたがたのオマヌケな面にはもはや、呆れて話になりません。
 何かあれば『想定外』なる便利な言い逃れを持ち出すとは、あなたがたはいつから『ホリエモン』こと堀江貴文になったのでしょうか。彼が率いていたライブドアがフジテレビと資本提携を提案した際、多くの財界人が反対したようですが、あなたがたはホリエモンと同等ですな。
 あなたがたの先輩だった木川田一隆社長(1899年8月23日-1977年3月4日)が原発導入に消極的だった事実をどう思いますかな。木川田社長は親が医者だったそうですね。「原子力はだめだ、絶対にいかん。原爆の悲惨な洗礼を受けている日本人が,あんな悪魔のような代物を受け入れてはならない」と言ってずっと反対していたそうですが部下の説得に最後は「しようがないか」ということになったそうですね。
 まさか、その部下とはあなたがたではないのでしょうね。覚悟なんて初っ端からないから、木川田社長に何かあれば責任転嫁すればいいと思っていたんじゃないでしょうね。それなら、もはやあなたがたは経営者じゃない、軽営者です。
 木川田社長なら、まずその日のうちに全ての原発を止めて福島県に率先して入り、住民の方々に土下座謝罪していたでしょう。それぐらい、原発の危険性を熟知していたのです。老朽化も甚だしい福島第一原発でプルサーマル運転を強行する愚かさといい、あなたがたは目先の利益ばかり追求したではないですか。歳を食ったホリエモン(もしくは三木谷・宮内)としか思えませんな。
 やろうと思えば、地熱発電、風力発電、太陽光発電、水力発電、マイクロ水力発電とそれだけ自然エネルギーはあるのです。それをしないで『ボクにはできっこなーい』と駄々っ子じゃ、保育園児以下ですな。いい加減にしなさいと怒鳴りたいですよ、私は。
 せめて、ソフトバンク社長の孫正義氏のように、原発を推進してきた事を反省し、原発から撤退するくらいはしてもらわねばなりません(ですがそれとても免罪符にはなりません。孫氏は今後、どのような環境対策を施すかが問われていますよ)。

御用学者・カスゴミを生み出す闇(小野哲)
2011/04/05 20:26

東電のカネに汚染した東大に騙されるな!
純丘曜彰 教授博士大阪芸術大学 芸術学部哲学教授
2011年3月27日 03:54
 寄付講座だけで、東電は東大に5億円も流し込んでいる。一方、長崎大学は、その買収的な本性に気づき、全額を東電に突き返した。水俣病のときも、業界団体は、東大の学者を利用して世論操作を行い、その被害を拡大させてしまっている。いま、同じ愚を繰り返してはならない。
 なんと5億円! 寄付講座だけでも、これほどの大金が、東京電力から東京大学大学院の工学研究科にジャブジャブと流し込まれている。これは、東大の全86寄付講座の中でも、単独企業としてあまりに突出した金額だ。(詳細データ http://www.u-tokyo.ac.jp/res01/pdf/20110301kifu.pdf本記事のコメントも参照せよ)
 東大だけではない。東工大や慶応義塾大学など、全国のあちこちの大学の大学院に、東京電力は現ナマをばらまいている。これらの東京電力のカネの黒い本性は、2002年の長崎大学大学院で暴露された。そもそも東京電力が、自分の管区とはほど遠い長崎大学に手を伸ばしたことからも、手口の異様さがわかるだろう。
 長崎大学医学部は、戦前の官立六医大の一つという伝統を誇り、その大学院医学研究科を2002年4月から医歯薬学総合研究科へと発展させることになった。ここに突然、東京電力が、9000万円で講座を寄付したい、と言い出した。テーマは、低線量放射線の人体影響。そのうえ、その趣意書からして、原発推進とも受け取れる表現が踊っていた。これに対し、当時の学長、池田高良(まさに被曝腫瘍が専門)は、趣意書の書き直しのみで、カネの受け入れを強行しようとした。
 このため、学内外から猛烈な反対論が沸き起こり、夏には混乱の学長選となった。おりしも、東京電力は、福島第一原発三号機で、炉心隔壁のひび割れの事実を伏せたまま、97年にむりに交換し、二千人近い作業員にかなりの被曝をさせ、その後もこの事実を隠蔽し続けていたことが、ようやく発覚した。もはや、なぜ東電が被曝後遺症を扱う池田学長に唐突に大金の話を申し出たのかは明白だ。かくして、代わって斎藤寛(公害問題が専門)が学長に当選。長崎大学は、9月に臨時教授会を開き、東京電力の寄付講座受け入れを取りやめ、すでに大学側に振り込まれていたカネ全額を東京電力に突き返した。
 1956年に水俣病が発見された際、地元の熊本大学は、ただちに現地調査を行い、有機水銀が原因であることを特定し、チッソに排水停止を求めた。ところが、日本化学工業協会は、東大教授たちに水俣病研究懇談会、通称「田宮委員会」を作らせ、連中が腐った魚を喰ったせいだ、などという腐敗アミン説をでっち上げ、当時のマスコミも、この東大教授たちの権威を悪用した世論操作に乗せられて、その後も被害を拡大し続けてしまった。
 いままた、同じ愚を繰り返すのか。「核燃料70%の損傷」を、燃料棒292本の7割、204本のそれぞれにほんの微細な傷があるだけ、などという、アホな詭弁解説をまともに信じるほど、いまの国民はバカではない。なんにしても、テレビで口を開くなら、まず、東京電力から受け取った黒いカネを、全額、返してからにしろ。
 テレビもテレビだ。公正、中立、客観を旨とする以上、解説を学者に頼むなら、原発賛否両方の学者を公平に呼べ。調べるプロなら、連中のウラ事情ぐらい調べておけ。
by Univ-Prof.Dr. Teruaki Georges Sumioka
http://www.insightnow.jp/article/6430

 今回、カスゴミどもは福島第一原発の事故が異質であるかのように報道しているが、この上記のコラムを見れば状況は絶望的だということが分かるではないか。
 このコラムにはないが、カスゴミは原発関係企業から凄まじい広告料を受け取り、一緒になって安全を強調してきた。養老孟司、茂木健一郎、弘兼憲史、荻野アンナ、幸田真音、渡瀬恒彦、勝間和代や森山良子、石原慎太郎、小林よしのり、大前研一、竹中平蔵、宮崎緑、寺島実郎だけでも関係していることが明らかだ。この連中どもへの責任追及は絶対に回避してはいけない(回避して免罪するのは日本人の悪癖であり、これが日本人が無責任に安住し、自主・独立できない要素の一つである)。当然、CIAと組んで原発を押し付けた読売新聞社の大罪は天地に知れ渡る悪質なものであり、厳罰に処すべきものであることは言うまでもない。今の体制やその継承者による体制ならば、会社更生法申請に追い込むまでボイコットを継続し、沖縄タイムズ社の完全子会社にさせるべきだ。
 原発の危険性を訴えてきた市民の声を封殺し、上関原発建設の際には暴力まで使う卑劣ぶり。やむなく座り込みなど平和的な反対運動をする圧倒的多数の市民にリーガルハラスメント攻撃までする。
 そこまでして原発に固着するとは、まるでガキの駄々っ子と同じではないか。そして電力会社に加勢した文化人、大学教授、カスゴミどもも、今回の東京電力の犯罪の共犯者である。彼らは佐高信氏の言うように農家や避難した被災者一人一人の前で土下座謝罪したうえ福島第一原発の放水作業に参加し、即刻私財を被害者の農家に提供するべきである。それでも原発の放射能が安全と思うなら、まず現場でレポートしたらどうか。
 アメリカでもプルサーマル運転計画はあった。しかし、アメリカの建国理念である自由と逆行した管理社会になるという懸念から撤退した。福島第一原発の3号機でプルサーマル運転が強行されたが、これも当時の県知事である佐藤某が反対していた。ただ、賄賂を受けとっていたことが判明し、現在裁判になっている。
 また、カスゴミ各社に告ぐ。24時間放送を即刻停止し、6時から夜11時半までの放送に切り替えてもらおう(それだけYouTubeかUSTREAMに流せばいい)。新聞社は押し紙を直ちに中止、注文しただけの新聞しか作らないこと。それが、今の被災地に出来ることだ。それと、芸能人のケツばかり追いかけ回すワイドショーやイジメ番組は今すぐ中止し、出演者を被災地でボランティア活動させろといいたい。ジャニーズですらも今回の震災で募金活動を行った。江頭2:50でもやっている。フィギュアスケーター達も立ち上がっている。サガン鳥栖ですらもわずか数日で300万円を集めて被災者に託した。
 呼びかける前に、自分達でも出来る事をすべきなのだ。

 ちなみに、2ちゃんねるによると原発推進派は以下の通りである。
●学者 医者等の専門家(原発推進御用学者一覧)松本義久 有富正憲 関村直人 山口彰  星正治 中川恵一 諸葛宗男 伊藤哲 神谷研  大槻義彦 吉村作治 岡本孝司 山下俊一 長瀧重信 中村仁信 稲恭宏 石川迪夫 菊池誠
●ジャーナリスト・作家・文化人等* 副島隆彦 西部邁 小林よしのりK 北村晴男 勝谷誠彦 宮崎哲弥K 田母神俊雄K  櫻井よしこK 和田秀樹 大川隆法K みのもんた 辛坊治郎K 三宅久之 勝間和代(中部電力のコマーシャルに出演) 草野仁 薬丸裕英(中部電力のコマーシャルに出演)  星野仙一 渡邉恒雄K 堀江貴文 曽野綾子K 池田信夫K 手塚治虫(ただし核融合に関してのみ支持しており核分裂による原発に反対していた)Kは極右の略

○情報が錯乱するなか数少ない信用に値する識者
広瀬隆(30年間原発の危険性を訴えてきた)小出裕章(京都大教授)石橋克彦(神戸大学名誉教授)田中三彦(元日立エンジニア・福島原発設計者)後藤政志(元東芝原子炉(格納容器)設計技術者)菅谷昭(松本市市長、NPO法人チェルノブイリ医療基金理事長)

 2ちゃんねるの情報では書かれていませんが植草一秀、井上静、村野瀬玲奈各氏も反原発派です。また、佐高信氏、いしだ一成氏も反原発派です。
 ボイコットを呼びかけるのは構いませんが、星野仙一氏については計画停電でセントラルリーグの不誠実ぶりを批判した事を配慮し、ボイコット対象外とすることを提案します。また、手塚治虫氏については推進派ではないことを明言しておきます。訂正を求めます。

 被災者の方々に。
 私も、我が盟友も、今回の震災に心を痛めています。私は個人的ではありますが、ささやかな金額ですが募金させていただきました。ただ、この震災を単なる生活復興につなげるのではなく、日本の社会そのものを見直す機会にしていかねばなりません。
 そのために、ブログで出来る限りの提言をさせていただきたいと思っています。震災により学ぶ教訓、それと無能極まりない連中の責任追及と改善を強く求める事で、日本の社会は腐敗から根絶できると思います。震災復興と、腐敗根絶はワンセットでなければなりません。 頑張れ、頑張ろうとは言いません。あなたたちを信じています。あなたたちと共に私達は歩いているのですから。

中学生にも皮肉られてどうすんねん(小野哲)
テーマ:企業・市民
2011-06-22 13:10:48
まず、アメブロからある記事の一部を引用したい。

テレビはこんだけ安全・大丈夫って言い続けているので
そのうち、
「放射能を跳ね返す!! スーパー健康法」
とか
「放射能にも負けない!! 体質改善・げんき体力づくり」
特集とかやりだすんじゃないでスカ???・・・( ̄ー ̄;
http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html
中学生芸能人、藤波心のブログ。 「批難覚悟で・・・・」より
著作権は藤波心さんにあります。
 以前、藤波さんのコラムを引用させていただいた。
 実に事の本質をずばり、見抜いていたので引用した。その後、東京電力はぶざまなまでに無責任な実態をあらわにした。
 そして、藤波さんの皮肉がそっくりそのまま現実のものになった。なんと、あのNHKである。私は思わず目を点にしてしまった。その記事を引用する。

 福島第一原発の事故のあと、放射線の健康への影響を心配する声が上がっています。
 とりわけ子どもを持つ親たちの不安は大きく、その不安を払拭(ふっしょく)しようと、横浜市が16日から小学校の給食で使われる野菜について放射線量の検査を始めました。
 食品の安全性を高めるために何が必要なのか。
 生活情報部の村石多佳子記者が解説します。
 横浜市が16日から始めた放射線量の検査は、「給食で使われる食材について、放射性物質の検査をしてほしい」という保護者からの要望に応えたものです。
 ただし、検査の対象は一日1品目。
 子どものことを考えると、すべての食品を検査してほしいという要望もありますが、現実には難しい状況です。
 自治体などから依頼を受けて放射線量を調べる検査機関が限られているからです。
 現在、国に登録している検査機関は全国に10か所。
 原発事故以降、依頼が殺到しているため、1つの自治体当たり1週間に10品目程度調べるのに精いっぱいということです。

 こうした状況について、食品の放射線検査を担当している厚生労働省は、すべての食品を検査するのは難しいものの、旬や流通量の多い野菜など、その時期に合わせて品目を変えながら検査を行い、規制値を超えた場合は地域の広がりなどを考慮して出荷を制限しているので、基本的には規制値を超えた食品が市場に出回ることはなく、心配はないとしています。
 しかし、子どものことを考えると自分たちにできることはないかと考える親は少なくありません。
 給食の代わりに、弁当を持たせる動きも広がってきています。
 食品の安全性を高めるために私たちにできることはないのでしょうか。
 専門家は食品を調理する課程でのひと手間で放射性物質を減らすことができるといいます。

 この問題に詳しい学習院大学の村松康行教授は、食材を調理する際に気をつけることとして、「洗う」「皮をむく」「ゆでる」という3つのポイントを挙げています。
 食品の検査で4月中旬以降検出が目立つようになっている放射性セシウムという物質は水に溶けやすく、土につきやすい特徴があるということです。
 そのため、▽野菜などの表面をよく洗い、土がついていれば、それもよく洗い落とす▽じゃがいもやにんじんなどの根菜や皮つきの果物は皮をむく▽さらにゆでることによって、野菜の中の放射性セシウムが出て行きやすくなるので、ゆで汁を捨てることも効果的だとしています。
 放射性物質の調査研究機関の公益財団法人「原子力環境整備促進・資金管理センター」が国内外の実験データなどを基に食品の放射性セシウムの除去率をまとめています。

 それによりますと、例えばほうれん草では水洗いによって平均するとおよそ68%、ゆでてあく抜きをすると78%、じゃがいもは皮をむくことによって36%、にんじんは皮むきで55%、それぞれ除去できるということです。
 これはあくまでも目安で、放射性セシウムの付着の状況などによってばらつきがあるということですが、ひと手間かけると安心感が高まるということです。
また、魚については、村松教授によりますと、出回っているものは基本的に心配がないということですが、それでも心配だという人は、うろこやえら、皮や内臓を取り除けばいいということです。
 私たちも放射性物質に対して、むやみに不安がるのではなく、自分たちでできることを実践して安心を高めていくことが必要だと思いますし、国や自治体には食品の検査態勢をより充実させ、消費者にとって分かりやすい情報を提供していくことが求められていると思います。
(6月16日 22:40更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/tokusetsu2011/0616.html
NHK NEWS WEB 放射線と食品 安全性高めるには/NHK ニュースウォッチ9 「“食”の被曝減らす調理法・工夫とは」
著作権はNHKにあります。

 この記事を半分皮肉で、半分実用面で採用する。
 だが、はっきり言わせてもらえば、現実的とは言い難い。例えば1ヶ月11円と大幅に電気代を節約できるLED電球の導入(それとても出来れば日本製を増やす事が大切)、ゴミの大幅減量(例えばいらなくなった裏が真っ白な紙を貰う、もしくは何度も使うなど)でやってみる必要はある。
 まだまだアイデアはある。短い紐を縛って長い紐にするのはどうか。ゴミ袋をひとつにまとめてしまい、ゴミを減量するのも一つのアイデアだ。また、最近では私は早起きになっている。そうすると、エアコンを運転する必要はない。
 ゴミの減量は、無駄な化石燃料の使用を削減する切り札になる。また、不要になった空き箱も使い倒すのも一つだ。後、抜本的な意識転換が必要である。それはなにか、考えてもらいたい。
 ちなみに私は、100円ショップでも無駄なものは買わない事にしている。それはドケチでもあるのだが、無駄な大量消費が無駄なトラック、無駄な製造につながり、更には24時間社会につながっているからだ。人間らしい生き方と、それらは逆行しているとおもうのだが、皆さんはどう思うか。
 一つ、考えてほしい。

メディアはそれでも正しいと言えるのか(小野哲)
テーマ:media
2011-06-29 05:09:57
起業家、若者は日本にいるとよくない」 実刑確定ホリエモンがメッセージ
2011/4/26 19:24
ライブドア(現LDH)をめぐる粉飾決算事件で、堀江貴文同社元社長(38)の実刑判決が確定し、近く収監される見通しとなった。堀江氏は2011年4月26日夕方、都内で記者会見を開き、「無罪主張は続けていきたい」などと話した。また、若者や起業家に対しては、「商売をやりやすい中国に行けばいい」とアドバイスした。
04年9月期の連結決算で経常利益を粉飾するなどの証券取引法(現金融商品取引法)違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われていたが、1審から一貫して全面無罪を主張。だが、最高裁第3小法廷(田原睦夫裁判長)が11年4月25日付けで堀江氏側の上告を棄却し、1・2審の懲役2年6月の実刑判決が確定する。
 会見の冒頭、フリージャーナリスト上杉隆氏が、山一證券や日本債権信用銀行などの粉飾決算事件では逮捕された経営陣に執行猶予がついたことを挙げ、「なぜ堀江さんだけが実刑なのか」と問われると、堀江氏は、「私は(ライブドア事件が)粉飾決算だとは思っていないが、仮に粉飾だったとしても金額的に同じかそれ以上の案件が課徴金処分で、経営者個人の刑事責任を問われるには至っていない」と話し、「仮に粉飾が事実だとしても、僕だけ実刑というのは不公平だなと思うが、世の中の真理は不公平」と語った。
 また「世の中は不条理で満ちている」とし、「僕ができることは、不公平であることを広く訴えていくこと」だと語った。

「こんなことをして、いったい誰が得をするのか」
堀江氏によると、上告の棄却は3月25日正午過ぎに、弁護を担当する弘中惇一郎弁護士からの連絡で知ったといい、「最高裁の判決が出たが、この(全面無罪の)主張は、一切変わらない。主張は、これからもしていたい」と、これまでの立場を変えないことを強調。さらに、旧ライブドアのみが事実上「狙い撃ち」されたことに対する東京地検への違和感を繰り返した。
 「健全に動いている上場企業、しかも株主が15~20万人いる会社を、いきなり強制捜査をしてしまうというのは、非常に異例だし、これまでで、多分うちらしかない」
 「こんなことをして、いったい誰が得をするのか。株式市場はずたずたになって、個人投資家は東証から離れていった。東証は日本経済を引っ張る象徴。我々をつぶすことが日本経済に多大な影響をもたらすことは、検察も予測していたのではないか。それでも、(検察は)やりたい。こういうことでいいのか、皆さんで議論してほしい」
 具体的には、LD事件後には「M&Aの件数が減たっり、企業買収がやりにくくなった」といった日本経済への悪影響があったと主張。また、
 「我々をつぶすのは構わないが、周りにでかい影響をあたえるなと言いたい。もう手遅れですけどね」
 と、恨み節も口にした。

株主に対しては「申し訳ないことをした」
一方、旧ライブドアの株主に対しては、「申し訳ないことをした。(民事)裁判は粛々と進んでいるし、ライブドアだった会社もそれなりに健全にやってきている。なんとか勘弁してくれないか」と陳謝した。
また、起業家など、若者へのメッセージを求められると、日本に対するあきらめを口にした。「中国とか行くといいんじゃないですか。みんな生き生きと、前を向いて働いている。それに対して、潰したりはしない。言論統制はすごくしているが、商売をしている分には、やりやすい。ずっと日本にいると、よくない気がする。若い人は特に、世界にいった方がいい。そういったところからパワーをもらったほうがいい」
http://www.j-cast.com/2011/04/26094262.html?p=all
追加資料
「世の中は不条理で満ちている」 堀江氏が緊急会見
2011.04.26 17:55:35 by ニコニコニュース
ホリエモンと郷原弁護士 特派員協会で検察批判
2009/12/14 15:40
2009年12月14日、東京・有楽町の外国特派員協会で元ライブドア社長の堀江貴文氏、元検察官の郷原信郎弁護士と「日本/権力構造の謎」などの著作で知られるジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォルフレン氏が記者会見を開き、検察批判を繰り広げた。
冒頭、ウォルフレン氏は、民主党の小沢一郎幹事長の公設秘書が逮捕・起訴されたことに関して
「高速道路で、みんなが同様にスピード違反しているときに、ある人だけ逮捕されるようなもの。非常に恣意的な訴追がされている」
と、起訴の基準があいまいになっていることを批判。その上で、隣席の堀江氏を念頭に、
「こういうことが続くと、社会変化をもたらす人が攻撃の対象になる。これは日本にとって大きな問題だ」
と訴えた。堀江氏も
「非常に微妙な事案で、私だけが逮捕・勾留されている」
と、自分が「狙い撃ち」にされたとの見方を示した。
郷原氏も同様に、検察官が起訴する権利をほぼ独占している現状を批判。
「(ライブドア事件のような)社会、経済に大きな影響を与えるものは、民主的なコントロールが必要だ」
などと話した。
http://www.j-cast.com/2009/12/14056102.html

 今回、堀江氏を取り上げる。
 堀江氏はいみじくも、日本のカスゴミどもの腐敗を身をもって暴いた。ライブドア事件よりも数段悪質な西武鉄道、カネボウ・クラシエ、日興証券、三井住友銀行、オリックスと悪質な経済犯罪者がいる。堀江氏はそのなかであえて言うなら、小悪である。
 今回のケースでは明らかにライブドアが狙い撃ちされた。これについて検察批判したメディアがいないのはおかしい。読売新聞社の場合、数段悪質なケースをしでかした。弘文堂という老舗の出版社を極右と一緒に乗っ取り、私物化して会社に重大な損害を与えた。それこそ、堀江氏よりもひどい。そんな男がいる限り、読売新聞社には民主主義は存在しないのである。だから、いい加減な報道に終始するのだろう。
 沖縄タイムズ社の傘下に入る事は、最低限の再生の基本にすぎない。同じように、三井住友銀行など闇社会の貯金箱であることはこの前の書評で明らかにされている。その闇社会銀行と癒着しているのがオリックスであり、竹中平蔵である。そうした腐敗体質を堀江氏は身をもって暴いた。フジテレビなど、無駄なコンテンツが多いではないか。
 では、どうやって堀江氏のツッコミに反論すべきか。私はフジテレビにハンギョレ新聞社(韓国大手の新聞)との合弁会社を立ち上げて、産経新聞社と決別すべきと提案したい(産経新聞社は週刊金曜日に1円で売却すればいい)。ハンギョレ新聞社は戦争責任でフジテレビとは全く異なるので、それを通じてフジテレビの歪んだ歴史認識を改めてもらう。
 テレビ東京なら、イギリスのタイムズ社(ニューズ社傘下)と合弁で新聞社を立ち上げていただく。つまり、既存の新聞社の枠をぶっこわすのである。そうすれば、朝日新聞社も毎日新聞社も死に物狂いになって新聞の品質向上に努力する。そして、読売のような劣悪な新聞を沖縄タイムズ社の傘下にさせて更正させてしまえば、日本の言論は民主化する。ニューヨークタイムズについては日本テレビと合弁で新聞を立ち上げてもらう。ワシントンポストは東京放送と合弁していただければ、強烈なまでに情報統制をしている日本のカスゴミどもの歪みが明らかにされる。
 では、新聞社はどうか。今はYouTubeなど、インターネット放送がある。それを活用してインターネット放送に参入すればいいのである。そうすると、競争が活性化される。そうすると、検察などへ癒着なんぞしている場合じゃない、生き残りのためにはスクープ合戦となる。
 メディアは今まで政府の保護下にあった。しかし、それはインターネットの普及で時代遅れになった。堀江氏に突っ込まれてしまうとは終わりである。それとも、読売新聞社が楽天の代わりに日本経団連にでも加入するつもりか。


ヒトラー小泉の敗北(小野哲)
テーマ:国家、人権
2009-10-21 15:14:53
日本郵政の西川善文社長が今日、辞任した。
 国民の共有財産である「かんぽの宿」不動産の疑惑に満ちたたたき売りでは2400億円かけて建設されたものが、オリックス不動産(親会社のオリックス社長が民営化にかかわっていた)に、疑惑に満ちた入札過程を経て、109億円でたたき売られようとした。旧郵政公社時代には、「かんぽの宿」が、1万円や千円でたたき売られ、即、4500万円や6000万円で転売された。これで西川の正体が暴かれることになった。
 母ですらも呆れた彼のつっこみどころ満載の記者会見を、毎日新聞の記事からお見せしよう。ただし、これから述べることは母は知らない。今回西川は解任されたわけであり、すなわちヒトラー小泉にとっては悪夢の敗北、つまり自身の悪行が暴かれるきっかけにすぎない。
 植草一秀氏や佐高信氏が前々から指摘してきたことが表面化してきたのにすぎない。これで、植草氏になぜ無実の罪が押しつけられたかが分かるかと思う。そして、日本に蔓延する腐敗の実体を我々は直視しなければならない。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091021k0000m020072000c.html
日本郵政:辞意表明の西川社長 会見で無念の思い隠さず

 日本郵政の西川善文社長は20日の記者会見で「やり残したことを言えばきりがない」と、完全民営化を実現できないまま辞任に追い込まれたことに無念の思いを隠さなかった。冒頭では数十台のカメラのシャッター音に「(うるさくて)話していられない」「出て行ってくださいよ。近くでがちゃがちゃやられたら、頭の悪い私が混乱しますよ」といら立つ場面もあったが、約20分間の会見を終えると「どうもありがとうございました」と一礼し、会見場を後にした。一問一答は次の通り。
 西川氏 本日、閣議決定された郵政改革の基本方針について、亀井静香郵政担当相から説明を受けた。私が郵政民営化のためにこれまでやってきたこと、これからやろうとすることとの間に大きな隔たりがある。もはや現在の職にとどまることはできない。28日の日本郵政の取締役会で辞表を提出する。
 --隔たりとは?
 西川氏 政府の信用を背景にした官業を、自らの力でお客様、市場の信頼を勝ち取る民業に変革させようと努力してきた。(日本郵政グループ)各社を上場させ、我が国を代表する企業グループにしたいと考えていた。今日の基本方針と対比すれば(隔たりの意味が)分かると思う。
 --「かんぽの宿」問題の際、辞任する選択肢はなかったか。
 西川氏 反省すべき点はあったが、不正な点は一切なかった。その時点で辞任の理由になるとはまったく考えていなかった。
 --政治との関係はどうあるべきか。
 西川氏 新たな経営トップが考えること。もう1週間で辞める男がとやかく言うことではない。
 --きょう小泉純一郎元首相と会ったか。
 西川氏 コメントできない。
 --後任人事は?
 西川氏 亀井氏を中心に人選が進められると理解している。
 --目指す改革はどの程度実現できたか。
 西川氏 社員の協力で相当程度の成果、実績を上げることができた。やり残したことを言えばきりがないが、今話しても意味がないこと。利用者からよくなった、便利になったと評価されることが企業価値を上げていく。社員全員で取り組んでいく必要がある。
毎日新聞 2009年10月20日 20時27分(最終更新 10月20日 22時27分)
 西川社長は三井住友フィナンシャルグループ社長(三井住友銀行頭取兼任)、全国銀行協会会長などを歴任。2006年1月に日本郵政(準備会社)社長に就任、07年10月から日本郵政社長(CEO)。
 J-CASTモバイル ニュース
日本郵政・西川社長が辞任へ09/10/20
http://www.j-cast.com/m/2009/10/20052081.html
 彼のいう「改革」で、2007年の段階で簡易郵便局が417局も一時閉鎖となり、多くの利用者が不便を被った。その後にコンビニなどに併設するなどしてリカバリーしたが、あまりにもひどい。共産党の塩川鉄也衆議院議員から厳しく追及されたではないか。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-31/2007103104_02_0.html
 西川は郵政事業の私有化で、出身母体の三井住友銀行との関係を強化した。利益相反背任と見られる横山邦男専務執行役らの社宅の問題では、彼らの出身母体の三井住友銀行社宅に横山等を住まわせていた。
 極めつけはカード事業において三井住友と癒着の疑惑だ。クレジットカード業務への参入に当たり、実績のあったイオンクレジットサービス、クレディセゾンを差し置いて三井住友カードを選んだ。同様に博報堂とも不透明な関係が指摘されている。支出は、3年前の19億円から、2007年度一挙7倍の146億円に、2008年度は、222億円にと、一気に増えた。
 土地売却では関連企業に優遇して売却するなど極めて悪質な行為を繰り返した。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-03-17/2009031701_01_0.html
2009年3月17日(火)「しんぶん赤旗」
かんぽの宿/340億円を11億で売却/取得企業 三井住友銀が大株主/西川郵政社長を大門議員が追及
 日本共産党の大門実紀史議員は十六日の参院予算委員会で、かんぽの宿などの売却をめぐり西川善文日本郵政社長の出身である三井住友銀行が利益を得ている疑惑を告発し、「疑惑はオリックスだけではない。日本郵政と三井住友の癒着を徹底的に調査・検証すべきだ」と追及しました。
 大門氏がとりあげたのは、日本郵政が「大江戸温泉物語(株)」と関連不動産会社「(株)キョウデンエリアネット」に売却した八件のケース。合計約三百四十億円で建設した八件の物件が三十分の一以下の約十一億円で売却されました。このうち二百十億円かけて建設された栃木県日光の施設は、六億三千万円で売却され、いまは「大江戸温泉物語・日光霧降(きりふり)」としてリニューアル。同社がばく大な利益を上げています。しかも、ほとんどが「大江戸温泉物語」などとの随意契約であり、売却額も入札契約も疑惑が指摘されています。
 大門氏が、「大江戸温泉物語」やエリアネットを傘下におくキョウデングループの大株主が三井住友銀行であると明らかにすると、他党の議員から「本当か」と、どよめきが起きました。
 同行が物件買収に資金提供していることを指摘。西川氏が三井住友銀行から日本郵政に連れてきたスタッフ「チーム西川」の一人がかんぽの宿売却責任者であり、この人物と西川氏は多数の三井住友の株を保有していることを告発しました。
 「日本郵政内部の三井住友銀行関係者が、かんぽの宿売却を通じて三井住友銀行に対して利益供与をしている疑いがある」と調査を迫りました。
 鳩山邦夫総務相は「初めて見た資料だ。今後、総務省として総力をあげて調査していきたい」と答えました。
 かんぽの宿 旧日本郵政公社から日本郵政が引き継いだ保養・宿泊施設。簡易保険加入者の福利厚生を目的に全国温泉郷などに建設され、民営化後は誰でも利用可能になりました。しかし、二〇一二年九月までに譲渡・廃止することが法律で決められています。昨年十二月、日本郵政は施設をオリックスに一括で安値売却する契約を結びましたが疑惑が浮上。オリックス以外の企業のからむ問題も次々と判明しています。
(C)日本共産党
 これで驚いてはいけない。日本郵政でも非正規労働者の大量解雇をしでかした。今年4月に発足した日通との小包合弁企業JPエクスプレスでは、非正規社員、いわゆるゆうメイトの大量首切りをしようとしている。郵便事業会社の期間雇用社員は新会社に移行できず、賃金ダウンや業務変え・遠方への配転を押しつけられた。事業譲渡による解雇というのは、6年前の4月10日の厚生労働省通知で禁止をされている。それをやるのでは法令遵守に反しているではないか。
 西川の「実績」というゴールドマンサックスとの提携も、かなりゆがんだものだった。【東京アウトローズ】2009年2月15日からの特集では極めて驚愕すべき事実が明らかになった。西川は元々住友銀行出身だが、出世の過程で闇世界との癒着を深めていた。指定暴力団・住吉会の企業舎弟であったフィクサー・故佐藤茂の助力を得て巨額の不良債権を処理した。その彼らには巨額の利益を供与していたことも明らかになり、5代目山口組・若頭の宅見勝(故人)に対する150億円は一端の闇にすぎない。当然、あの金屏風事件で賄賂を贈った竹下堕も含まれている。
 ゴールドマンサックスからの3500億円の優先株注入に当たってはインサイダー取引も行ったことも明らかになった。小泉「改革」は大企業の利益ばかりが優先されたものだったのだ。だから、まじめに働く人間が貧乏くじを押しつけられる。そう、郵政私有化も、アメリカに資金を流すための一ツールにすぎなかった。
 そこにオリックスやゴールドマンサックス、三井住友フィナンシャルグループが連なったのが今回の闇である。約15%を保有するオリックスの筆頭株主に躍り出た金融機関がある。日本トラスティサービス信託銀行という。
 オリックスは、CDS指数が1912・50(09年2月20日現在)と異常な数値を示しており、有利子負債も5兆7000億円に達する。そんなオリックスの危機には住友信託銀行と中央三井信託銀行、りそな銀行の合弁信託銀行・日本トラスティサービス信託銀行で株式を買い集めて支援した。これで、小泉等が日本をさんざんだめにした張本人であることが分かっただろう。しかも、この銀行は郵政私有化と同時に不良債権処理に立ち上げられた郵政簡保機構の持つ130兆円の資産をマイナス10億円で応諾して国民の資産を私物化しているのだ。
 京都のある高校では、校内のATMを残してほしいと署名が6000集まり、校長先生が、郵政と交渉したにもかかわらず撤去された。これは、アメリカの方針に従い「ゆうちょ銀行」と「かんぽ生命」から金融の「ユニバーサルサービス」義務づけを外したから、ユニバーサルサービスが低下しているからだ。高校生たちに悔し涙を流させていいのか。
 日本はアメリカの属国ではない。自民党とそれに群がる腐敗連中、そして読売新聞をはじめとするマズゴミどもは猛烈に反省しろといいたい。

http://outlaws.air-nifty.com/news/2009/02/post-6413.html
2009年2月15日 (日)
【特別寄稿】日本郵政・西川善文社長の「犯罪」を糺す(上)
【文責・企業犯罪研究会】
http://outlaws.air-nifty.com/news/2009/02/post-e8c0.html
2009年2月22日 (日)
【特別寄稿】日本郵政・西川善文社長の「犯罪」を糺す(中)
http://outlaws.air-nifty.com/news/2009/02/post-76b1.html
2009年2月24日 (火)
【特別寄稿】日本郵政・西川善文社長の「犯罪」を糺す(下)
【文責・企業犯罪研究会】
 今回コメントには含めませんでしたが、ヒトラー小泉と西川の暗躍ぶりはこのブログでも明らかです。是非ご参照ください。
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-723.html
ゲンダイ的考察日記
2009/06/02(火)

 オリックス、九州電力、東京電力の無責任経営者たちはゴティエの思想とは違い、影であこぎな金稼ぎや嘘で人をだまして金を稼いできた。
 だが、全うな仕事をしてきた庶民には納得できないのは明らかだ。当然、浜田正晴氏(オリンパスの次期政党経営者に推薦すべき人)やマイケル・ウッドフォード氏(オリンパス正統社長)ならば、明らかに庶民の立場に着くだろう。無責任経営者たちは一度ゴティエで一ヶ月研修を受けてきたらどうか。時間でシビアに計られ、失敗したら追い出されるのがオチであると見えているだろうが…。

2012年03月28日
即興論
 我が盟友がアメブロから別のブログに引っ越すことで検討しているとのことで、私も過去のコラムの移植を急ぐことにした。
 そこで、今まで人生論の一つとして書いたものを即興で出してみようと思う。

2011-07-26 18:57:20
34歳の航路(小野哲)
テーマ:人生

 今回、久しぶりのアメンバーコラムにさせてもらう。
 34歳になった今年は、様々な問題と直面している。詳しい事はいいがたいが、ある病気と向き合う日々である。私は正規雇用を目指しているため、欠陥を埋める努力をしているにすぎないと思う。しかし、なかなかうまく羅針盤のようにスパッと進まないのが人生なのだと思う。
 だからこそ、諦めるつもりはない。どこかの誰かのように『ボクにはできっこない』と投げ出したら負けなのだから。ひとつひとつ、じわじわと考えて打った布石なのであり、その過程で問題点が見えてきたので改善をしているにすぎないのだ。
 そうした努力があるから、人は人足るに相応しいのだろう。それが出来なくなれば、秋葉原連続殺傷事件の被告人みたいになってしまう。私はああなりたくはない。「俺は強者の生き方がしたい」という輩が何もしないなら、負け犬の生き様にすぎない。敗者であることを認め、そこから再起すればいいまでの事である。
 これから、どう生きるのか。今後の35歳への旅路は始まっているようだ。まあ、水戸黄門などまだまだ似合わない世代だ(今シーズンで放映を取りやめるそうだが)。自分で自分の道を考えて切り開くことしか今は頭にはない。それを、今はひとつひとつを積み重ねて行動するだけだ。

 中華大陸で起きた高速鉄道の事故の犠牲者に、この場を借りて哀悼の気持ちを表明すると同時に独裁者の情報隠蔽に嫌悪感を表明する。
 ノルウェーの極右によるテロと、今年は社会が暴走しているかのようだ。震災は天災だが、事故やテロは人災である。巻き込まれた被害者や遺族の為に原因を突き止め、改善すべきだ。

 あくまでもこのコラムをさっと私は書いている。
 即興だが、30数十年の思考を自分なりにまとめて書くことで、一つの思想から一つの流れへと進んでいく。
プレスリリース 8月12日(小野哲)
テーマ:ブログ
2009-08-12 00:22:39
 ビルマにおける極右政権のアウンサン・スーチー大統領への不当判決に厳しく抗議します。
 アウンサン・スーチー大統領は1990年選挙で圧倒的多数の国民の支持を得て議会第一党になった政党のリーダーであり、ビルマで大統領制度があればダントツの評価が高い優れた指導者です。
 極右政権は自ら権力を手放さない為、スーチー大統領へありとあらゆるでっち上げの罪をなすりつけ、イギリスへ追い出そうとたくらんでいます。私達はこの極右政権に厳しく対処すべきであると明言せざるを得ません。
 日本政府は即時にビルマにおける極右政権と断交すること、貿易を一切禁止すること、政治亡命者を受け入れて保護することを行うべきです。これはどんな政治的立場が異なっても共通した見解と言えると思います。極右政権のトップ・タン・シェエ自称議長こそ、国際社会から指名手配されているに等しい現実を厳しく受け止める義務があります。
 私はビルマ政府へ以下の要求を行います。
 1 1990年選挙の結果を無条件で認めること
 2 極右政権による独裁を率直に国民に謝罪し、スーチー大統領に謝罪して和解を得られるまで自らを厳しく裁くこと。その際にはアムネスティインターナショナルによる監視を受け入れること。
 3 タン・シェエをはじめとするファシストは即時ロシアのシベリアへ追放すること。ビルマに戻ったら即刻死刑という厳罰を与えること。
 4 スーチー大統領、アムネスティインターナショナル、国連の三者によるビルマ新憲法の作成委員会を即時立ち上げること。ヒアリング段階では軍部、宗教の意見表明を受け入れる。
 5 極右政権と癒着した関係者への厳罰を行うこと。
 これらでもしないと、ビルマは国際社会から信頼は勝ち取れません。共産中国や北朝鮮と仲良くしている暇があるなら、こちらが優先事項ではありませんか。
 トルコでは極めてしたたかな軍部が、民主主義を対宗教の切り札として使っています。そこまでなるには、軍部の努力もあったのです。ビルマが選ぶべきはトルコへの道でしかないのです。

注 なお、私は個人的信条からビルマと呼んでおり、極右政権のつけた「ミャンマー」は認めません。もし呼ぶなら上に必ずファシズムとつけてビルマにおけるファシズムミャンマー極右政権と呼んでいびっています。


これこそが真の国際貢献だ(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-09-25 00:14:43
ビルマ(ミャンマー)難民、日本定住へ キャンプの親族らに別れ


 【メラ共同】「第三国定住制度」により日本で新たな生活を始めるタイ北西部のメラ難民キャンプのビルマ難民5家族が22日、親族らに見送られ、長年暮らした難民キャンプを後にした。5家族はこの後、タイ北西部メソトの国際移住機関(IOM)の施設に移動。健康診断などを受け、27日にタイを出発、日本には28日到着する。
 第三国定住はキャンプでの生活が長期化する難民の救済策として、自国に戻れない難民を避難先以外の国が受け入れる制度。日本は本年度から初めて試験的に導入し、3カ年で計90人の受け入れを計画している。今回の5家族、計27人は第1陣となる。
 22日朝、キャンプでは親族や友人が別れを惜しみ、泣きながら手を振り5家族を乗せたバスを見送った。家族7人で日本に向かう男性(36)は「昨夜は不安で眠れなかった。寂しいが、日本に行けて幸せだ」と話した。
 5家族はいずれもビルマの少数民族カレン人。7~8月にキャンプで基本的な日本の生活習慣などを学び、自己紹介や日常会話などの日本語を習得した。日本に到着後、さらに約半年間は東京で日本語研修や職業訓練を受け、就職先やその後の定住先を決める。
2010/09/22 17:18 【共同通信】
 なお、独裁政権へのボイコットを示すため一部文章に加筆しました。

 自民党国家私物化政権と違い、民主党はこうした面で進んでいる。
 これは大いに喜ばしい。ついでに、北朝鮮、極右中国やポピュリズム極右のロシア、ロマの民を不当に追い出したファシストサルコジなど、人権を人権と思わない傲慢な連中に痛打を与える意味で難民制度をどんどん活用し、極右・極左どもに恥をかかせるべきだ。私は基本的にこうした難民の受け入れ先に限界集落を薦める。そうすると、地域の孤立を解消するメリットがあるのだし、受け入れ先も活性化される。
 この事をネット極右どもは不満がり、呆れたヘイトスピーチを連発しているが、こういう馬鹿どもは日本から出ていってもらっていい。移住先は南米の孤島でいいだろうが、せいぜい自らの愚かさを思い知ることになる。
 極右中国は先住民族問題を抱えている。尚更、移民制度はこうした人達を救済する切り札であると同時に外交カードとして大いに活用できる切り札である。

一芸能人の投げかけた問題点(小 野哲)
テーマ:ブログ
2010-03-06 00:47:05
 沢尻エリカという女優がいた。
 彼女は自由奔放な行動が問題となって芸能事務所を解雇されていたが今年復帰する。だが、メディア対策でかなりがっちりした対応をとることになっている。パパラッチの東京スポーツから記事を引用するが、沢尻に批判的であることを併せ持って申し上げる。


http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=7375

沢尻エリカがマスコミに仰天要求「6箇条」
2010年03月05日

 本紙スクープ通り、沢尻エリカが3日、マスコミ各社に送付したファクスで活動再開を発表した。スペインに個人事務所を設立し、各国にエージェントを置き世界的な活動を目指すというが、新事務所の方針や芸能界のルールを無視した復帰には反発の声が大きい。


意に反する記事を書いたら「法的手段」だってさ  対象は「沢尻、先祖・子孫や配偶者を含む家族」

【6つの要求】沢尻の新たな所属事務所は、スペイン法人「エル・エクストラテレストレ有限会社」。事務所側からの沢尻情報は今後、公式サイト内の「プレスルーム」から発信するという。ただし、マスコミ各社がそこを閲覧するには、以下の6点に同意し、事務所側に同意書を送らなければならない(タイムリミットは6日午後5時)。

1・沢尻の情報や声明を伝える場合、わい曲や、誤解を招く事を避けること。
2・情報を公開する前に、その信ぴょう性を十分確認し、根拠のない噂話は一切公開しないこと。
3・一方的か屈辱的な表現や侮辱的表現を、沢尻やその家族(先祖・子孫や配偶者を含む)に使わず、彼らの名誉を棄損するようなコメントはしないこと。
4・沢尻とその家族の私生活や、プライバシーにかかわる情報やコメントを、許可なく公開しないこと。
5・不明確、事実ではない、もしくは沢尻やその家族にとって有害な情報を公開した場合、きちんと訂正すること。
6・私有地、もしくは公衆の立ち入りが制限されている場所、もしくは私生活にて撮影された、アーティスト(沢尻)やその直系家族の映像及び画像の入手、またそれらを事務所の許可なく一方的に公開したり放送しないこと。

 この“6つの約束”を破ったら、もちろん「プレスルーム」にアクセスできなくなる。また沢尻サイドから法的手段がとられた場合、スペインの法律に従うことも、同意書で約束しなければならない。
 つまり今後、沢尻に関する芸能ニュースを報じるには、沢尻にひれ伏して“沢尻の犬”になるしかない、というわけか。

【メディアは反発】復帰に向けて自ら電話営業で売り込みする沢尻。その裏で、一方的な通達に多くのマスコミは大反発している。高額訴訟のリスクを考えると“取り上げない”という選択が一番。ワイドショー関係者は「マスコミを押さえつけようとしているようだが、逆効果ですよ」と憤る。クビになった前事務所との関係も微妙な状況の沢尻。音楽関係者は「業界的なみそぎが済んでいるかも分からないし、彼女のバックも誰なのか分からない。興味はあるけど…」と静観の構えだ。

(2010年3月5日付 東スポから)


 東京スポーツには残念ながら、今回は沢尻が正しい。
 誹謗中傷ばかり垂れ流したマスゴミどもにはこの程度のバリアーでなければ歪んだ報道をやめさせる事は出来ない。私は沢尻には興味はないが、彼女の気持ちは良く分かる。行いは決していいとは言えないのだが、彼女についてある事ない事がゴチャゴチャになって書き殴られたのだから彼女に信頼して欲しいというのが無理な注文だ。マスゴミにモラルを求めるのはゴキブリにモラルを求める(この発言は佐高信氏が述べた発言である)のと同じなのかもしれない。
 更に私が危機感を感じているのはその一方でのジャニーズ・バーニングという大手芸能事務所のタブーである。どちらかにいればどんな事をしてもマスゴミを圧力でねじ伏せている、そしてしゃくなのはそんな彼らにゴマをするマスゴミどもの倫理観のなさである。
 そんなダブルスタンダートを見逃していいのだろうか。むしろ歪んでいるとしか言いようがない。マスゴミどもは猛反省し、ニュース価値について考え直すべきである。例えば民主党のスキャンダルばかり取り上げられているが、なぜ自民党が与党の時に自民党の腐敗スキャンダルを取り上げなかったのか。これだけでも何か胡散臭いと思うのは当然の理である。
 今回、沢尻の六箇条に私は賛成したもう一つの理由は表現の自由の本来の姿を考えず無節操に悪用し乱用するマスゴミどもへの警鐘でもある。例えばフィギュアスケートでの日韓でのネット上の暗躍などまさに暴走の自由もしくは暴言の自由がまかり通っている。こんな事が表現の自由と言えるのか。同じような問いかけをマスゴミどもにもしておきたいのだ。週刊大衆では安藤美姫選手とモロゾフコーチの熱愛報道をたれながした(元々は週刊ポスト発の報道)上、SMプレイまでしているとデマを流している。こんな馬鹿げた連中には沢尻の六箇条を飲んでもらうしかない。
 週刊大衆や週刊新潮や自称「ワイドショー」ならぬエンクロージャーショー(思考の囲い込みショー 私の造語でテレビの意見を巧妙に押しつけ、他の視点を排除するよう多くの情報を与えて戸惑わせ、本来あるべき視野の広い世界ではなく視野の狭い世界へと追い込むテレビ番組の意味で、日本のニュースもそうした傾向が強い)などの大バカパパラッチは表現の自由を考え直すべきだし、読者ももっと厳しく「こんな馬鹿げた芸能ネタの為に俺らは金を出しているんじゃねぇ」と文句を付けるべきだ。なお、沢尻に言える事は「Nice Try」、ゆっくり挑戦しろと言うことだ。すぐに仕事は来ないと思うが、角度を変えてみれば彼女の経験を受け入れるところもあると思われる。ただし、その際には自由奔放な性格では無理だと同時に注文しておきたい。

 なお、我々の投稿規定が厳しいと思う方がおられると思いますが、我々はそうは考えておりません。今まで違法行為がこのブログで行われたこともあり我々は厳重な措置を執ることで治安の安定につなげてきただけです。その点ご理解ください。

幻想のオアシス(小野哲)
テーマ:国家、人権
2009-03-10 00:43:10
久々にコメントを行った際には二人からのコメントを戴きました。
 まず、そのコメントに回答をさせていただきたく思います。感謝申し上げます。

 たかちゃん様
 拙論にコメントを戴き、誠にありがたい限りです。
 国家には最低限必要な要素が5つあると私は思っており、公平・公正・共存・共栄、そして透明が該当します。かつてソニー会長だった盛田昭夫氏は日本の名だたる大企業がこうした基本を忘れていることに危機感を持ち批判しましたが、皮肉なことにそのソニーまでもが派遣社員による目先のコストカットに走って日本の経済を破滅に追い込んだわけです。
 トヨタやキヤノンに派遣されていた人達は労働者派遣法に規定されていた3年の限度を超えて別ラインにまで派遣されるなどして正社員採用の機会まで奪われ、そしてリーマンブラザーズ破綻による解雇です。景気回復を国民は求めているのも無理はないのですが、私自身は中流階層の復活と公権力に必要な5つの国家運営の要素の復活が必要だと思っています。
 貴女は「社会に出ていない学生としてよく理解できない」と謙遜されていますが、コメントやブログを見る限り洞察力はある印象を受けました。後は、日本の大手メディア産業以外の情報を持つことをおすすめします。ニューヨークタイムズも携帯電話に対応できるようになっています。徹底的な思考能力こそが、メディアに振り回されない方法なのです。

 kirarafuu様
 お久しぶりです。
 オバマブームの台頭に日本は踊らされている印象がありますね。オバマにアホータローは招かれたようですが、オバマはすでにアホータローが何もできない政治家と見抜いていますよ。そうでなければクリントン国務長官が民主党の小沢一郎氏と会談をするわけがない。このままならばクリントン長官は次回の訪問時に日本共産党の志位和夫委員長とも会談するでしょうね。米国の自民党離れは加速中です。
 そもそも、某ブログで「ナンミョー学会」(フランスではカルト団体と認定されている)と皮肉られている創価学会が公明党を使って自民党の悪事をアシストしているのを日本のメディアはタブーで報道できないんです。理由はただひとつ。創価学会の持つ広告費(それも数億円どころではない!)です。
 そんな金を当てにする前にパブリックジャーナリズムにこそ投資し、権力と鋭く見つめるべきなのだと思います。手塚治虫氏の「ガラスの地球を救え」(光文社)で出ていた危機感をもっとジャーナリズムは持たないと行けませんね。


 コメント回答の後にいよいよ本格的にお答えしたい。
 今回のタイトルである幻想のオアシスとは、世界中が陥っている罠の原因のごく一部の原因にしかすぎない。今回たかちゃん様へのコメント回答で一部ふれたのだが、今回の世界不況の原因にはグローバリズム経済の拡大もある。
 そもそも、軋轢を生みながら拡大してきた経済がオアシスに見えるのがおぞましい。そこは実態がまさしくギャンブルでしかない。目的の為なら手段は問わないのがその社会で生きていく術で、人としての常識が欠落した非常識なことがまかり通った。リーマン・ブラザーズやSFGCの経営破綻はそうした闇が暴かれたにしかすぎない。
 物づくりの会社にもそうした闇があった。前回私はトヨタ自動車やキヤノンを批判した。もし、まっとうな形で雇用をしていたら日本の経済構造は歪んだ輸出型から内需型に変貌していた。それを様々な手段でさぼった結果、このような不景気になっている。そしてコストばかりが優先された結果食の不安定につながった。JTの冷凍餃子事件以前に我々は危機感を持つべきだったのだ。
 米国のプロクターアンドギャンブルという会社をご存じだろうか。日本ではP&Gとして知られており、本体では洗剤のボールド(大型の商品を西友が親会社でP&Gの大口取引先のウォルマートを通じて輸入している)、化粧品のウエラ、マックスファクター、ブラウン(ジレットも含む)、整理用ナプキンのウィスパー、ファブリーズ、そして明治製菓を代理店にプリングルスというポテトチップスを販売している。このプリングルス、米国ではカロリーを押さえる為に代替油脂としてオレストラという物質が使われている。これがとんでもない代物で、他の食品と絡むとカロテノイドが一部失われるのに加え、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンAといった脂溶性ビタミンを分解してしまう。また、オレストラは下痢や便失禁を引き起こすことが知られている(Wikipedia日本語版より)。これで消費者団体から厳しい批判の目にさらされているのである。稼ぐ為なら消費者の健康を無視する無神経なことは日米問わずやるべき事ではない。
 いや、こんな事で驚いていてはまだ甘い。イギリスとオランダに本拠を持つユニリーバという会社がある。この会社はリプトンブランドで有名だが、洗剤でも知られており最近ではインドでの販売に力を入れている。このやり方が去年、NHKスペシャルで報道されて反響を呼んだが、農村へ浸透を図るため、まず子供に対して売り込みをかけている。
 具体的に言えば小学校で衛生教育を行うとしてただで子供達に授業を行い、バイ菌に対する恐怖を植え付ける。
 ユニリーバ「石けんが怖くなってふるえたのは誰かな?」
 子供達「バイ菌魔王たちです」
 一通り石けんの必要性を教え込んだ後、子供達に復唱させる。
  「毎日シャワーの時に」
  「トイレの後も」
  「遊んだ後でも」
  「食事の前も」
  「ユニリーバの石けんを使いましょう」
 それだけ洗脳してしまえば、後は子供が石けんを売り込むのだ。これが極めて狡猾な手法であるというのは間違いない事実だ。しかも、小分けにして買いやすくする。日本の円で換算すると1個買うことに100円。
 メジャーの凄まじい洗脳に翻弄されたインドの農村はもう一つの悪夢に遭遇している。遺伝子組み換え作物という名の怪物である。この遺伝子組み換え作物(GMO)の最大手は米国のモンサントという会社だが、これもまた狡猾な手法で暴利をむさぼっている。
  “アグリビジネスの巨人 モンサントの世界戦略”(制作:フランス“Arte”  2008年)という番組が2008年7月にNHKのBSで放映された。フランスではGMOへの反対が70%とかなり高い。そのフランスがモンサントの狡猾な暴利の実態を容赦なく暴く。
 インド・科学技術エコロジー財団のヴァンダナ・シヴァ女史はこう指摘していた。
 「第二の農業革命(GMOの導入)は、モンサントが主導する革命である」「それは、食糧の安全保障とは関係がない。モンサントの収益拡大があるだけである」「種子を知的財産として所有できる規範を確立してしまうと、(種子から)特許使用料を徴収できる。すべてをモンサントに依存することになる」。そしてその脅威について、「このような戦略は、爆弾よりも、銃砲よりも重要である。世界を支配するのにこれ以上の手法はない」。
 更にモンサントは1995年から5年間で世界中の50社にも渡る種子メーカーを買収してGMO栽培を拡大させてきた。インドではモンサントが販売する遺伝子組み換え綿の種子以外の入手が困難な情勢で、しかもその種子は高価だ。しかも病気にも弱く、一度不作になれば農家の経営破綻は必至だ。そのために自殺者が多発しているのだ。
 南米では深刻で、パラグアイではGMO栽培のためにモンサントに莫大な支払いを余儀なくされており、小規模農家の崩壊が進んでいる。中南米で最近チャベス政権のような暴走政策が目立っているのはモンサントのような卑劣極まりない暴利を稼ぐ犯罪企業を米国がグローバリズムの美名で擁護してきた事への反発に他ならない。モンサントへの規制はどう見たって必要なのだ。
 バラク・オバマの最大の課題はこうした搾取の犠牲者へどういう形で償いを示すかなのだ。そして、こうしたGMOを使った商品を販売しないこと、消費者が使わないこと、なくなるのなら自分たちで作る姿勢が必要になってくる。そもそも、トウモロコシひとつとっても問題がある。米国はトウモロコシの需要拡大の為に牛肉に目をつけた。そして、国家ぐるみで狡猾なまでの洗脳を行って日本に貧困を輸出したのである。
 その果てに待つのは、中南米の貧困国ハイチのような状態である。ハイチではマッドクッキーなるものが売られている。国際通貨基金からの支援と引き替えに農業の自由化がなし崩しに行われた結果元々盛んだった米作りが米国からのダンピング価格の米に押されるようにして崩壊し、そして経済危機で輸入米が当時二カップで60セントと高騰する始末。そうなると泥と小麦粉を混ぜて作ったマッドクッキーが出てくる。それすらも売価が上がっているのだ。これがグローバリズムというのなら、あまりにもえげつないと言うより他はない。
 国際経済フォーラム、別名ダボス会議ではこうしたものへの猛反省がなかった。市民団体への招待状がなかった上、招かれたのが経済不況の戦犯ばかりだ。こうした連中の言う言葉には何の重みなんかない。ロシアのファシスト・プーチンや共産中国の指導者は米国批判をしていたがその米国に乗っかかって稼いできたのは誰なのか。己の罪を棚上げにする連中による呆れた妄言ばかりで無性に腹が立った。その場所に3000万円もかけて去年東京都は呼ばれてもいない猪瀬直樹自称副知事を送り込み、東京五輪誘致活動ばかりやらせた。
 こういう連中は大義名分を盾に歪んだ政策を押しつける。それを痛烈に批判したのがアニメ映画『チョコレート・アンダーグラウンド』であり、チャップリンの『独裁者』である。チョコレート・アンダーグラウンドでは健康健全党なる政党がさもありなんという政策と、国民の無関心で政権を取って「チョコレート禁止法」なる法律を作って甘い菓子の販売や製造、更にはその作り方を調べることまで禁止した。少年二人は仲間の女性の力を借りて地下チョコレートバーを作り上げた。いや、まだこれはましな方だ。米国では一時期禁酒法があった。アルコール中毒をなくす為にバーボンなどの製造を禁止したのだが、実際起きたのはマフィアによる密造酒の販売だった。これで迷惑を被ったのは現場の人達ではないか。
 そもそも経済の主役は現場であり、現場が主導権を握るのは当たり前なのだ。そうしたことの積み重ねが、経済の力になって現れる。そうした中流階層が主体となった経済にこそ、日本は立ち返るべきなのである。それを無視し、幻想のオアシスのようなセレブを追いかけた結果、北海道の大手百貨店だった丸井今井は民事再生法を申請し、自業自得に陥ったそごうはJフロントリテイリング傘下の大丸に心斎橋本店を320億円で売却した。そして、丸井今井の失敗をトヨタ自動車はレクサスでしでかした上、派遣社員で誤魔化した結果将来の顧客を逃してしまっている。愚かな経営者達をあざ笑うしかない。それを応援してきたのは石原慎太郎であり、アホータローらではないか。それを送り込んだ選挙民の無知さにも呆れてしまう。
 パンとサーカスに踊らされて本質を見抜けない人達には一日も早く目を覚まして欲しい。ちなみに丸井今井を含めた百貨店の再生に不可欠なのは、中流階層への品揃えを充実させることと、ブランド品偏重からの脱却である。


 なお、神戸俊樹氏について私からもコメントをさせていただきたい。
 神戸氏が中川昭一を痛烈に批判したことに対し、明らかに捨てハンドルの『カリオペー』なる自称投稿者が「恥を知れ」とほざいていたが私こそその愚か者に「ハイチに行って農業ボランティアしてこい、この大馬鹿者!!」と喝破したい。それほどその愚か者の発した言葉は明らかな名誉毀損罪に相当する。
 まず、カリオペーに言う。私や我が盟友はブログコメントに際して、「建設的な批判は歓迎するが荒らしは断固許さない」という方針を貫いている。もし、我が盟友のブログでこうした荒らし犯罪を行った場合は即座にIPアドレスとアクセス元を公表し、徹底的に批判の鉄槌を下す。神戸氏に代わって私は君を徹底的に批判する。
 そもそも、中川は何をしたのか、カリオペーなる愚か者は無知のようだ。NHKが従軍慰安婦の特集を行った際にアベシンゾーと一緒になって内容を事前に検閲した上、市民団体のインタビュー内容まで編集していた。それが朝日新聞で暴露され、市民団体が激怒して訴訟を起こして最低裁が被告のNHK不当勝訴の呆れた判決を垂れ流したが国際社会は市民団体や朝日新聞の正しさを知っている。こんな破廉恥な事をしてきた人物にはそもそも公職は無理だった。「ノーブレス・オブリージュ」という言葉がある。社会的地位にある者にはそれに見合った振る舞いと責任を求めるという意味だ。アベシンゾーやアホータローはおろか、中川にはその言葉は似合うわけがない。同じ保守系の野中広務氏や故三木武夫氏と比べると雲泥の差である。
 花森安治という編集者がいた。この人は「暮らしの手帖」という月刊誌を創刊した人である。この雑誌は商品の評価を行うが決して偏らない公平な視点を持っていた。その思想は、週刊金曜日にも引き継がれており、あえて対案を出さないで批判に徹するなど権力への徹底的な対峙で日本屈指の市民メディアに成長している。この姿勢を神戸氏は貫いているのであって、カリオペーにはない。所詮信念のかけらもない薄汚い2ちゃんねるの延長線にしかすぎないのだ。信念なき者が信念ある者の魂を汚すことなど、私は許すわけにはいかない。
 カリオペーよ、恥を知れ!!君の卑怯な闇討ちの手法は私には全く通用しない。滅多切りするほどの価値のない愚か者だから、売名目的で神戸氏に喧嘩を売っただけでしかない。それならブログを立ち上げることができないのも無理はない。こうした愚か者はビートたけしや日垣隆、田中康夫、藤子・F・不二雄や小林よしのりなどの信念なき「遠足」程度の小物の書いた作品を読んで精々満足しているのだろう。だが、宮崎駿氏や横田濱夫氏、筑紫哲也氏や佐高信氏や手塚氏、神戸氏や防衛医科大の医療過誤事故と戦った井上静氏のような現場で戦ってきた人には全く通用しないのだと言うことを肝に銘じておくがいい。腹いせに我が盟友のブログに文句を書き込んできても名誉毀損罪であると指摘され、IPアドレス及びアクセス元を公表された上に滅多切りされるのが落ちだ。それとも、書類送検されるか逮捕されるかどっちがいいのか(警告しておくがこれは脅迫ではない。スマイリーキクチ氏や太田光氏への名誉毀損をやらかした連中に下された法的処分なのだ)。
 君のようなレベルの人間がインターネットで書き込む事が、インターネットの闇を拡大させているのだ。インターネットであっても発言するにはルールがある。捨てハンドルで投稿すること自体、根拠自体が脆弱であることを物語っている。根拠をしっかり固めて建設的な批判を行うまでになるまではインターネットの書き込みはすべきではない。

1 ■コメント返事ありがとうございます
Yes, We Canが言えない軽営者
のコメントに返信くださりありがとうございます。

アドバイス、有り難くいただきます。
私の携帯は4年前から使っている古いもので、末端が対応しているか心配ですが・・w
正確で、客観的な情報源を見つける事は、その人の考え方にも大きく影響すると思っておりますので、客観的なご指摘を頂いて、まだまだ甘いなと思いました。どうもありがとうございます。

今後ともブログを拝見させていただきますm(__)m
たかチャンハート(トランプ) 2009-03-12 00:05:55
http://ameblo.jp/takae1122/

 今後、アメブロについては我が盟友ともども移転作業を進めていくことになった。
 すぐに閉鎖と言うことはないのだが、私がアメブロから移転を決断した背景に言葉狩りがあったように、我が盟友は操作性に不便を感じての移転を決断した。詳しいことについては本人から明かされるとは思うが今はまだ伏せておきたい。
 そうした決断もまた即興論の一つなのだと思う。

2012年07月03日
ポルポト石原よ、そこまで破廉恥なのか


石原氏がパンダに「尖尖」「閣閣」の命名提案、中国で反発の声
2012/06/30(土) 15:35

 尖閣諸島の購入を検討している東京都の石原慎太郎都知事は28日の定例記者会見で、上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」に妊娠の兆候があることに触れ、子パンダが生まれた場合は、「尖尖(センセン)」と「閣閣(カクカク)」に命名し、中国に返還すればいいと述べた。同話題は中国でも大きく報じられ、ネット上を中心に反発の声があがった。
 1972年、ニクソン米大統領が米中国交正常化のために中国を訪れた際、中国は冷戦がもたらした敵対意識を和らげるために米国へパンダを贈った。以来、中国はパンダを介した「パンダ外交」を展開しているが、中国メディアの財訊は「パンダが国外に渡ることは文化的、政治的、そして経済的な意味を持つ」と指摘し、パンダは日中関係の架け橋でもあり、「両国の文化交流の証」だと論じた。
 2012年2月21日に四川省からやってきたオスの「リーリー」とメスの「シンシン」はそれぞれ中国側からの「レンタル」であり、10年契約で1年あたり95万ドル(約7500万円)がレンタル費として支払われている。
 中国共産党機関氏・人民日報系の環球時報が同ニュースを報じると、ネットユーザーからは反発の声があがり、日本へのパンダ貸与に反対するコメントや、石原氏をののしるコメントなど、強い非難と反発のコメントが殺到した。(編集担当:及川源十郎)

 尖閣諸島問題に関しては日本に領土保有権があり、それは国際法で解決済みの問題だ。
 なので私は特段のコメントはしない。私はそもそもパンダごときでボロ騒ぎする日本社会に疑問を感じていて、パンダブームにも「はぁ?」としか思わなかった。だが、パンダにあてつけの名前でこれじゃ話にならない。
 私は北京における独裁政権には心身ともに怒りを覚える。だが頭の悪いポルポト石原なんかもっと論外だ(長野のチャベス田中と同じぐらい最悪の政治屋)。どっちもどっちで最悪だ。パンダもこんな愚かな政治家の駄々をこねあう姿に首をかしげる事請負だ。
 問題はそんなことじゃない。今地球はとんでもない危機に瀕している。資源乱獲の問題などだ。それをどうやって解決するかを考えるべきではないか。ただですら日本と北京における独裁政権との間に領土権や著作権問題、歴史問題と三重苦が積み重なっているのに今回の暴挙はさらに溝を深めるだけである…。

2012年08月07日
「西洋人の柔道はけだもののけんか」(By 石原慎太郎)
 さすが、ポルポト石原。
 またやってくれました(爆)。今回のかく語りきは石原暴言を取り上げる。

石原自称都知事の「けだもの」発言が物議 / ネットユーザー「言いすぎ」「五輪誘致はむり」
ロケットニュース24
2012年8月6日

 開幕中のロンドンオリンピック2012、柔道で日本男子は金メダルを獲得することができなかった。国技であるだけに期待が高かったのだが、1964年の東京オリンピックで柔道が採用されて以来、金メダルなしは初めてのこと。大変残念な結果となったが、そのことについて発言した東京都の石原慎太郎自称知事(拙ブログでは石原の政治家としての正統性を認めない観点から最初に自称と付けた上、呼び捨てにします)の発言が物議をかもしている。
 石原は8月3日の定例会見で、「西洋人の柔道ってのは、けだもののけんかみたい。(国際化され)柔道の醍醐(だいご)味ってどっかに行っちゃったね。ブラジルでは、のり巻きにチョコレート入れて食うってんだけど、これはすしとは言わない。柔道もそうなっちゃった」と発言。これがネットユーザーの間で話題となり、「言いすぎ」や「(東京への)五輪誘致はむり」との指摘が相次いでいる。
 報知新聞が報じたところによると、石原は「西洋人の柔道ってのは、けだもののけんかみたい。(国際化され)柔道の醍醐(だいご)味ってどっかに行っちゃったね」(報知新聞より引用)として、石原自身が考える柔道のあり方と、今大会での競技かけ離れたものであったと説明している。この「けだもの」発言にネットユーザーは次のように反応しているのだ。
 
「じゃあ鎖国すれば! 柔道を五輪競技にしなければいい」
「五輪誘致はあきらめたか」
「それは言いすぎだな」
「けだものは言いすぎだろう」
「東京オリンピックあきらめた?」
「こんな知事がいる都市に国際大会開催する資格なんてないんだから」
「知事が差別発言したら当然招致も取りやめるべき」
「東京五輪招致の一番の障害がどこにあるかはっきりわかる」
「こういう負け犬の遠吠え発言は本当やめて欲しい」
「こんな駄々っ子・幼児が東京都知事とは恥ずかしい」
「これ、完全にアウトなんじゃ」
「そのけんかとやらに勝てない武道って、なんだろう」
 
……など。さすがに「けだもの」という言い方は、失礼ではないだろうか。それぞれ国を代表して出場している選手であり、日本の選手たちも同じルールにのっとって競技をしている。一部のユーザーが指摘しているように、差別的な発言ともとられかねない意見である。また、将来日本にオリンピックを誘致したいのであれば、発言には十分に注意して頂きたいものだ。
 あなたはこの石原の発言を、どのように思われるのだろうか?


 最近の柔道のあり方に私は大いに疑問を感じる。
 しかし、それを口にするのは立場があるのではないのか。ましてや公職にあるものは口にすべきではない。聞いたスポーツ報知も許されないが、石原は落第だ。外国人への誹謗中傷で、こんな状況で五輪の誘致を口にすることが姑息そのものだ。
 もっとも、反米バリバリの「Noと言える日本」なるクズ本を書いておきながら都合が悪くなったらアメリカにごまする石原のことだから、金妍兒選手にごまをすって五輪誘致を浅田真央選手とワンセットでやろうというのかもしれないが、無理だろう。石原は日本のポル・ポト(私が命名し、秋原葉月さんのブログのコメンテイターでもある青い鳥氏が好んで用いている)であることを改めて世界中に知らせしめたのである。「ひとのことはいいんだよ」さんに「外国人力士の隆盛を嘆く、相撲解説者以下の居酒屋オヤジレベルやな。アホ報知に限らず、コイツの意見を聴きに行くアホプレスは、居酒屋まわる方が同じ成果でも取材費が浮くという事実に早く気づけよ」とこき下ろされる始末だ。
 今回の「かく語りき」、しっかり記憶にとどめておこう。

2012年10月14日
領土問題を解決するには
 何を犠牲にし、何を確保すべきか。
 竹島問題や尖閣諸島問題、全千島列島問題に関しては私は今まで色々な発言をしてきた。だが、尖閣・竹島に関して言うなら日本の植民地支配・戦争責任問題が絡んでくるため、解決しやすいことは確かだ。朝鮮日報より引用する。

日本の知識人や市民団体、独島・尖閣問題めぐり反省求める
1270人が署名しアピール文を発表、村上春樹氏も日本の政治家らを批判
経団連会長「野田首相はもっと柔軟な姿勢を」

 独島(日本名:竹島)や尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる韓国・中国との対立は、日本の過去の侵略や(尖閣諸島の)国有化のような挑発と関係があるとして、日本の知識人や市民団体が反省を求める動きを見せている。経済界は日本政府に対し、周辺諸国との対立を早期に解決するよう求めた。
 「許すな!憲法改悪・市民連絡会」などの市民団体は28日午後、国会で1270人の署名を添えたアピール文を発表した。同文にはノーベル文学賞受賞者の大江健三郎氏や、本島等・前長崎市長(伊藤一長なる自称市長は本島氏を不当に誹謗中傷し、企業ぐるみの違法選挙活動を行って公職を奪ったため拙ブログでは社会的制裁の一環として自称市長とし、公的立場を一切認めておりません。彼が単なるマフィアに殺されたことをテロと呼ぶことには不見識も甚だしいと表明しておきます)などが署名し「日本は韓国や中国が最も弱く、外交的な主張ができなかった時代に、竹島や尖閣諸島を編入した。日本人は竹島が、韓国国民にとっては侵略や植民地支配の始まりであり象徴だと考えられていることを理解すべきだ」と語った。
 また、尖閣諸島をめぐる日中両国の対立については「国交正常化40周年という節目に友好を紛争に転じた原因は、石原慎太郎・東京都知事の尖閣購入宣言と、それを契機とした日本政府の国有化方針にある。中国にとってはこれが『領土問題の棚上げ』という暗黙の合意に違反した、いわば『挑発』だと映っても不思議ではない」と指摘した。
 一方、日本の経済界を代表する日本経済団体連合会(経団連)の米倉弘昌会長は28日、NHKとのインタビューで「野田佳彦首相は日中間の領土をめぐる対立に際し、もっと柔軟な姿勢を見せるべきだ」と批判した。米倉会長は「野田首相が『尖閣諸島には領有権問題が存在しない』と発言していることは理解に苦しむ」と語った。
 日本の有名な小説家・村上春樹氏も28日、朝日新聞に寄稿した文章で「尖閣諸島をめぐる紛争が過熱化し、中国の多くの書店で日本の作家の本が姿を消したという報道に接し、衝撃を受けた。領土問題が国境を越えた心の交流まで閉ざしてはならない」と主張した。その上で村上氏は、領土問題と国民感情が絡み合った現在の状況を「安い酒に酔った状態」に例え「人々は声を上げながら、単純な論理を繰り返しているが、一晩たつと残るものは頭痛だけだ」として、一部の政治家たちによる領土に関する言動を批判した。
李漢洙(イ・ハンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

 私はこの反省に立つべきだと考えている。
 その上で、以下の提案を行う。

1.竹島は日本の固有の領土であることは間違い無き事実であるが、これ以上の紛争では意味はない。そこで国連が竹島を日韓両国に代わって200年間管理すること。
2.日本と韓国は戦後処理と植民地支配に関する和解を果たすと引換えにロシアに対して日韓が連携して全千島列島の無条件返還を要求すること。 1875年、日本の全権公使・榎本武揚がロシアと「樺太・千島交換条約」をむすびこれにより日本が全千島列島を所有する正統なる根拠がある。
3.全千島列島の無条件返還が実現後、ロシアは日本と移民受け入れ協定を交わし、おもに北海道に日本語テストで合格したロシア人移民を受け入れること。ただし、日本政府の転覆を狙う反動的な動きは認めない。また、ロシアは自国の休眠特許を北海道に日本政府と共同で技術団地を立ち上げ、核技術や武器以外の技術を研究開発すること。
-この提案はロシア人が日本語教室に通う、ロシア人向けの食品ストアや新聞、ラジオ、ケーブルTVなど様々なサービスを生み出す経済効果ももたらす。また技術者の交流により日本の技術をさらにトップクラスにする利点もある。
4.全千島列島返還後、ロシアと日本は共同で漁場の管理を行い、乱獲を阻止すると同時に海洋畜産開発を促進する。具体的にはサーモンの養殖を共同で行うなどのアイデアである。
5.尖閣諸島が日本に帰属することを条件に日本は台湾と海洋資源の共同開発で提携する。また、民主化が実現されることと尖閣諸島が日本に帰属することを承認する、日本と新たに立ち上がった民主政府とのあいだで戦争責任及び植民地支配の問題が解消されることを条件に中華大陸における政権が参画することも認めるが開発に際しては3カ国ともども乱獲を阻止すること。
6.日本・韓国・アメリカ・ロシア・台湾は技術の共同開発を目指して五ヶ国内に共同で研究機関及び大学を立ち上げること。そこでは五ヶ国語による授業を行い、世界屈指の大学や研究機関にすること。民主化が達成された場合は中華大陸における政権にも参画を求める。
7.民主化を条件に中華大陸の貧困農村向けに日本の過疎農村向けへの移住を斡旋する。その際には日本語テストに合格することが必須である。
8.韓国と北朝鮮が統一を果たした際、多くの難民が出ることが想定される。その難民を農民に限って日本語テストに合格することを前提に日本への移民として受け入れる。おもに日本の過疎農村向けで行う。






 さて、もう一つトドメを刺しておこう。
 レイシストのお馬鹿さんへ。そちらさんたちの「ネットDe真実」は通用しない。この記事を見たまえ。

テレビウォッチワイドショー通信簿とくダネ!
米国で「iPS細胞実用化」大ウソ!発表の日本人研究者ノラリクラリ学会発表も中止
2012/10/12 11:15 J-CASTより

 きのう11日(2012年10月)の「とくダネ!」が盛大に伝えた読売新聞の特ダネが、一夜明けておかしなことになっていた。山中伸弥・京大教授のノーベル賞授章で脚光をあびた「iPS細胞」で、米国ハーバード大学の日本人研究者チームがすでに臨床応用に成功していたという「ものすごい」話だったのだが…。司会の小倉智昭が「私たちも読売新聞に飛び乗って、きのう大々的にお伝えしたんですが、あの話は本当なの?ということになっています」という。
 当の読売新聞はきのうの夕刊で当事者のインタビューをのせていたが、きょう未明になって、大学や病院から否定的な情報が次々と出て来ていた。

マサチューセッツ総合病院「彼とは無関係。医者ではないし手術行われていない」
 伝えられたのは、米ハーバード大の森口尚史・客員講師(48)らのグループが、山中教授とは違う独自の手法でiPS細胞から心筋細胞を作り、重症の心臓病患者に注入して効果を上げたという内容だった。倫理面では学内の倫理委の暫定承認を得て、患者には弁護士立ち会いで手続きを踏んだ。 世界初の臨床応用例で、さらに6人を治療中と、相次ぐ日本人の快挙だと伝えられた。
 森口氏はきのうニューヨークで開かれたトランスレーショナル幹細胞学会で発表するといっていたため、日本のメディアが待っていたのだが、彼は現れなかった。
 そこで、マサチューセッツ総合病院に確認したところ、森口氏は1999~2000年に客員研究員だったが、以後は病院とも大学とも無関係で、手術も行なわれていない、6人の治療も「知らない」という。また、学会の発表も「内容に疑義がある」と中止になったということもわかった。
 慶大医学部の八代嘉美・特任准教授は「読売の記事で『やったのか』と驚いた。ただ、(患者が)肝臓ガンだったと聞いているので、そのガン細胞からiPS細胞をつくって、その心筋を移植するというのが科学的に妥当かどうか、安全性にも疑問は持っていた」という。
 小倉「この人、研究者だが医師ではないという」
 八代「執刀は他の人がやったのか。しかし、手術してないとなると…」
報道陣の追及に「プライバシーあるので患者も執刀医の名前も明かせない」
 笠井信輔キャスターが「森口さんはいくつか事実と異なることを口にしているようで、こういう場合、雲隠れするものですが、森口さんはいまニューヨークで記者会見をしています」という。ニューヨークの西橋麻衣子記者がその会見に出ていた。現地時間の午後2時から、マンハッタンのホテルの部屋に日本人記者10人ほどが詰めかけて話を聞いたのだが、納得のいく答えがえられないため、もう6時間も押し問答が続いているのだという。
 西橋は「物的証拠もパソコン資料もなく、何ももっていないというので重苦しい空気になっている」とレポートする。手術に立ち会う手術助手の資格はあるといったが、「記録にない」と問われると「おかしいな」。手術をしたという時期に本当にアメリカにいたのか、パスポートを見せて欲しいと求めても、 「持ってない」と話すなど、おかしなやり取りが延々と続いているという。
 小倉が「あなたの感触は?」
 西橋「何も証拠を出せない。学会で来ているのに何も資料がない。どういうことなんだろう、全部ウソなんじゃないかと思ってしまいますね」
 小倉「手術はしたといってるの」
 西橋「はい。でもプライバシーがあるので患者も明らかにできない、執刀医の名前も迷惑がかかると明かしません」
 小倉「成功してるんなら大ニュースだから、迷惑なんかかからない。アメリカでは報道されているの」
 西橋「カリフォルニア州立大で書いてるだけです」
 八代「ポスター発表(の予定だった)と聞いているので、世界初ですから口頭発表でいいはず」
 小倉「そのポスターもはがされたというし…」
 笠井「学会が疑義があるとしてはがしたということです」
 ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)が面白いことをいった。「1億5000万円をファンドで調達したというから、投資家へなんらかのアピールを迫られていたのではないか」。なるほど、あり得る。
 小倉「かつて、考古学者が自分で埋めて掘り出してというのがあったが、そういう臭いもして来た」
 どっちにしても、前代未聞のお話。読売新聞もえらいものを掴まされたものだ。

 このデマをたれながした読売新聞は訂正記事を出したが普通一面スクープでやった以上一面で謝罪し、経営陣全員が解任されて当然だろう。全文を掲載し、ツッコミを噛ます。

「iPS心筋移植」報道、事実関係を調査します
 読売新聞は11日朝刊1面「iPS心筋を移植」の見出しで、森口尚史氏らが、あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を6人の患者に実施したことが分かったと報じました。
 また、同日朝刊3面「スキャナー」でも「iPS実用化へ加速」の見出しで、iPS細胞の実用化に向けた手続きや倫理上の問題点を指摘しました。
 同日夕刊1面では、ニューヨーク市内で行った森口氏のインタビュー記事も掲載しました。
 ところが、この成果を口頭で発表するはずの日本時間11日、ニューヨーク幹細胞財団主催の国際会議の会場に森口氏が現れず、ハーバード大は同日深夜、「森口博士の研究に関連するいかなる臨床研究もハーバード大及びマサチューセッツ総合病院の倫理委員会によって承認されていない」との声明を発表しました。森口氏の成果に疑義が浮上したのです。
 本紙記者は、事前に森口氏から論文草稿や細胞移植手術の動画とされる資料などの提供を受け、数時間に及ぶ直接取材を行った上で記事にしました。
 森口氏は本紙記者のその後の取材に対し、「(取材に)話したことは真実だ」としていますが、報道した内容に間違いがあれば、正さなければなりません。
 現在、森口氏との取材経過を詳しく見直すとともに、関連する調査も実施しています。読者の皆様には、事実を正確に把握した上で、その結果をお知らせいたします。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121012-OYT1T00860.htm?from=main5

 これはみっともない言い逃れだ。
 TBSが坂本堤弁護士のビデオテープをオウム真理教幹部に無断で見せたことにはあれだけ糾弾しておいておのれらの失態には頬被りとはふざけるなの一言だろう。さあ、真の愛国者ならこの暴挙を厳しく批判し、読売新聞のボイコットを呼びかけろと言いたい。
 そちらさんたちのやったことは読売新聞とどう違うのか証明したまえ。コメントしたくてもできないのは何故か指摘しようか?一度嘘をついたことをそのまま正当化しようと嘘に嘘を塗り重ねただけで、真実を知る者たちにズバズバ突っ込まれて『ママ』に甘えたがるのがオチだからだ。そんなそちらさんたちにはムーニーマンでも送ってやろうか(^O^)。

「在日朝鮮人は日本から出ていけ!って言うけど、お兄ちゃんもそろそろお家から少しは外に出ようよ、、、。 」
 そちらさんたちをズバッと皮肉るにはこれほど適した言葉はない。また、そちらさんたちが無断リンクしても繋がらないように小細工も施した。さあ、悪あがきはできないぜ。

2012年11月24日
日本の政界を世界中が危険視している
 Financial Times
「第3極」を目指して手を握るナショナリストたち
2012.11.21(水)

(2012年11月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
 政治の世界には「1週間という時間は長い」という決まり文句があるが、日本の「太陽の党」は4日間でその一生を終えた。日本の政界が熱を帯びた証拠だろうか、この政党は登場からほんの数日で消えていった。日本で昔からはかなさの象徴とされている桜の花をもしのぐ短い命だ。
 右派の石原慎太郎・前東京都知事は先週火曜日(11月13日)、与党と野党の2大政党に挑戦する「第3極」を目指すグループの1つとして、太陽の党を結成すると発表した。
 太陽の党は木曜日、同じく第3極を目指す「減税日本」との合流を明らかにした。ところが、翌金曜日にこの計画を撤回。土曜日には、結成からまだ日が浅い「日本維新の会」に合流した。

日本でさえ珍しい急展開の行方
 設立・解散による政党の入れ替わりが恐ろしく速いことで知られる日本でさえ、これほどの急展開は異例だ。しかし、太陽の党が没したことで話が終わるわけではない。日本維新の会との合流により、日本で最も目立つ2人のナショナリスト――石原氏と、カリスマ性のある橋下徹・大阪市長――が手を握ることになったからだ。
 石原氏と橋下氏は、国民の間に広まっている与党・民主党と野党・自民党への幻滅に乗じたいと考えている(自民党は、2009年に民主党に与党の座を追われるまで日本の政治を牛耳っていた)。
 日本経済新聞が19日に報じた世論調査の結果によれば、維新の会と太陽の党の支持率は合計で15%。厳しい状況に置かれている民主党の支持率を1ポイント下回るにすぎない。ほかの世論調査では、新たに登場したこれらのナショナリストへの支持率はここまで高くないものの、その急激な台頭には多くの主流派政治家が危機感を募らせている。
 石原氏は中国を厳しく批判する論客で、今年には中国との領土問題の中心である島々の購入を試み、日中関係の危機の口火を切った。
 この島々の支配に対する中国の最近の挑戦に日本はどう対応すべきか、と英BBCに質問された石原氏は、「刀の鯉口を切ったらいいんだ」と答えている。
 野田佳彦首相は日曜日(18日)にフィナンシャル・タイムズのインタビューに応じ、「元気のいい言葉」が日本の安全保障政策を巡る議論の好ましくない特徴になりつつあると語った。
 「この種の(極端なナショナリストの)雰囲気やムードが生まれつつある・・・元気のいい言葉が国民を魅了することもあり得るだろう。しかし、それはこの国にとって最も危険なことになるだろう」と野田首相は述べた。
 維新の会は、第3極を目指すほかのグループとの激しい競争に直面している。政治家たちは12月16日の衆議院選挙に向けた選挙戦に突入しており、新党の結成や既存勢力同士の合併の発表が相次いでいる。
 かつての民主党の重鎮で選挙の魔術師とも称される小沢一郎氏が立ち上げたグループも第3極を目指している。また19日には、民主党を離れたばかりの元農水相と、かつて民主党との連立内閣に参加していた亀井静香氏が手を組み、貿易の自由化に反対していく新党を設立した。
 新しいグループの多くは、思想面で一貫性を欠くという泣き所を抱えている。消費税引き上げを支持する維新の会と減税日本の両方との合流を太陽の党が当初望んでいたことが示唆するように、新党合併の大半はどうやら、政策目標が共通するために行われているわけではなさそうだ。

本当の問題はエゴの衝突?
 また石原氏と橋下氏は、領土問題や原子力政策、税制といった主要問題においても意見が一致していないように見受けられる。
 上智大学の中野晃一教授(政治学)は、両氏が率いる新しい維新の会について、まとまりを維持するのに苦労するだろうと語った。2人のリーダーの攻撃的で個人主義的なスタイルを考えれば特にそうだという。
 「本当の問題は政策の違いなどよりも、エゴのぶつかり合いの方になりそうだ」と中野氏は述べている。

By Mure Dickie
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 この記事でみなさんは日本の政界の状況が深刻な実態にあることを承知して欲しい。
 日本の極右化によって、アジアが紛争状況になってしまえばそれで儲かるのはアメリカにある軍需産業であり、ロシアだ。中華大陸における独裁政権は経済面で今は盛んだがこのままでは崩壊するのも時間の問題だ。そうして、経済で摩擦は避けられない。
 今日本がやるべきはアジアとの和解だ。アメリカとの関係を強化している場合じゃない。日米安保条約について言えば私は共産党と違い廃止ではなく事実上ゾーンでの防衛条約に改組し、その中で軍縮を行うことでアジア全体の平和につながると考えている。
 またこの条約にロシアを条件付きで加入させる。つまり、民主制への復帰と全千島列島の日本への無条件返還である。その代わりに日本はロシアからの移民もある程度受け入れる(つまり、農民に限って)。そうすることでロシアの軍事力を取り込み、中華大陸における独裁政権への牽制へとつなげる。
 その一方で中国人の優秀な人材は引き抜いていく。つまり、柔硬の使い分けだ。これが日本に欠けている外交の駆け引きなのだ。日本の政界はとんでもない意味で危険な状況にある。
 今度の選挙ではアメリカにも中華大陸における独裁政権にもきちんとモノを言う政治家を選ぶべきでチキンの会のようなバカタレどもは選ぶべきではないし自民党や民主党は論外だ。それだけは言える。

2012年12月02日
理念なき極右の離合集散
【政治】
減税が太陽に合流へ
2012年11月15日 東京新聞・朝刊

 衆院選に向け、河村たかし名古屋市長が代表を務める「減税日本」が、石原慎太郎前東京都知事が結成した新党「太陽の党」に合流することが分かった。河村氏ら両党幹部が十四日、本紙に明らかにした。河村、石原両氏が十五日、都内で記者会見して発表する。
 関係者によると、減税日本の所属国会議員五人全員が、太陽の党への合流に同意。河村氏は本紙に「慎太郎さんと一緒に中央集権を打破し、いい日本をつくっていくことになった。対等合併だ」と語った。
 共同代表は河村、石原、平沼赳夫の三氏とすることを軸に検討している。
 減税日本が掲げる消費増税法撤廃や脱原発など、政策の隔たりは大きいが、既成政党に対抗する第三極の大同団結を優先。橋下徹大阪市長が率いる日本維新の会やみんなの党との連携も視野に、まず両党が合流することで第三極結集の糸口にしたい考えだ。
 地方議員を抱える減税日本を、従来のように地域政党として存続させる案も浮上している。

【政治】
維新と太陽 トップ会談 合流向け再協議へ
2012年11月16日 東京新聞・夕刊

 日本維新の会代表の橋下徹大阪市長と太陽の党共同代表の石原慎太郎前東京都知事が十六日、東京都内で会談し、両党が合流に向けて協議することで合意した。十七日にも再会談し最終結論を出す。
 会談では、橋下氏が合流の前提として脱原発、環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加などの政策受け入れを要求。石原氏は党内に持ち帰り協議するとした。
 会談終了後、石原氏は記者団に「あした発表する」と述べた。
 太陽の園田博之衆院議員は会談後、「政策の共通課題について話し合った。合体に向けてということなので、わが党の議員に集まってもらって検討し答えを出したい」と説明。藤井孝男参院議員は「合流へ向け前向きに進める。まとめることができると思う。(維新に)入る入らないではなく、互いが協力していこうということで合意した」と述べた。

 産経新聞によると明日ポルポト石原とハシゲが会談してミンナノトーも含めて合併するというらしいのだから実に気持ちが悪い。
 政策もなければ理念もあったもんじゃない、欲望だけだ。それでいいのだろうか。私には理解できない。そもそも政治は何のためにあるのかを考えて欲しい。庶民の思いを受け止めてその代理人として働くのが政治ではないのか。今までその任務を既存政党は果たしてきたのだろうか。
 そうしたことを反省しない限り、政治不信は止まらない。

 このあとなんとも吐き気のするようなニュースが舞い込んできた。
 皆さんご覧あれ。


減税日本:「反TPP」と合流 河村氏が亀井氏らと会談へ
毎日新聞 2012年11月22日 11時32分
 減税日本代表の河村たかし名古屋市長は22日、民主党を離党した山田正彦元農相と亀井静香前国民新党代表が結成した「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」との合流について「合意できている」と表明した。河村氏は同日夜に東京都内で亀井氏らと会談する予定で、記者団に「原点に立ち戻り、政策が同じ政党と連携していきたい」と述べた。
 河村氏は20日、日本維新の会との合流を断念し、別の第三極勢力との連携を目指して動いていた。反TPPとの合流について河村氏は「小選挙区制度では大きな政党の方が有利で(反TPPとは)政策ではヒットする」などと説明。合流後の党名については「減税日本でやってもらうのが一番いい」と述べた。
 減税日本は政策の近い「国民の生活が第一」との連携も検討中。【高木香奈】

 最初からそうしていればよかったのである。
 ハシゲやポル・ポト石原のような極右政治家と手を組めば破滅する。河村は今までの理念の無さを真摯に反省し、共産党やみどりの風にお詫びすることだ。そこから、河村の真の第三極への転身は始まる。己の理念のない態度への反省がないのだから吐き気すら覚える。
 ハシゲは発達障がい者差別条例を垂れ流そうとするなど弱者を踏みにじる犯罪者だった。そんな犯罪者に擦り寄ること事態がお粗末だ。小沢一郎氏が手を組むべき開いてはハシゲではない、日本共産党でありみどりの風だ。


 日本の政界はこうして自壊していくのである。
 理念がないというのは全くその通りで、一見格好のよさそうなジミントーに飛びついただけで政権としての信認度はゼロと断言できる。
 アベシンゾー内閣の支持率は実態が消費税の5%以下というのが現在の実態で、メディアによるお得意の印象操作が全てだ。
 アベシンゾーにとって都合が悪いようなことが起きるところにメディアが変なスクープばかり押し付ける。
 たかがフィギュアスケーターが未婚の母になろうが我々には何の関係があるのか。
 どうでもいいことばかりがはびこっているとしか思えない。
 その石原と猪瀬になぜ田中がかかわっているのか。こういうおぞましい利害関係がある故だ。

2012年04月02日
田中康夫、この罪深いオポチュニスト
 デジタル大辞泉 オポチュニストの用語解説 - 日和見(ひよりみ)主義者。御都合主義者。

 以前、私は田中を厳しく批判した。
 その田中は権力志向主義者に過ぎない。こんな呆れた接点があのポルポト石原とある。


全国知事会長選:
石原氏を推薦 田中・長野県知事


 2月に予定される全国知事会長選について、田中康夫・長野県知事は28日の会見で、「石原慎太郎(東京都知事)氏をおいてほかにはないと思う」と語り、石原氏を推薦する意向を明らかにした。推薦理由に関し、「強い日本だけでなく、か弱き国民に目を配る点に文学者としての素晴らしさがある」と述べた。

 同会長選をめぐっては、現会長の梶原拓・岐阜県知事が引退を表明。上田清司・埼玉、松沢成文・神奈川の両県知事が石原氏推薦で合意している。石原氏自身は静観の構えで、同日の会見でも「勝手連的な動きだから阻止するつもりも促進するつもりもない」と態度を明確にしなかった。

 一方、梶原氏は、同日の地方分権推進連盟第1回総会で「(次期会長は)市町村の立場を尊重しないと地方6団体はまとまらない。自分のところの利害だけ言うなら失格」と述べ、市町村との調整力の大切さを強調した。【奥村隆、中山裕司】

毎日新聞 2005年1月28日 20時08分

 今回の消費税増税をきっかけにした国民新党・民主党解体騒動はとんでもないことになりつつある。
 極右政治家の登場である。だが、知識人たちの危機感はきわめて薄い。あの佐高信氏もこんなノーテンキなことを言っている。
「とっつきにくい人たちが動いているから印象はあれですけど、理は小沢一郎さん、亀井静香さんの方にあると思います。政権交代にかけた夢というのはやはり、削れるところは削ってやるというとこにかけた訳で、今の野田内閣は全然違うことをやっている。信を問ういうのなら、(消費税の考え方が)変わったのだから、その前に選挙をやるべきですよ。決めてから選挙をやるのは全くおかしい。(小沢さんたちが)造反という話がありますが、野田内閣が国民に造反してると思いますよ」
 2012年4月1日のTBS系番組「サンデーモーニング」にてのコメント

 だが、佐高氏はもう一つの危険性を忘れている。
 極右政治家の暗躍である。亀井の背後にはあのポルポト石原が暗躍しているのである。この石原は消費税増税論者である。さらにあの植草一秀氏も亀井を絶賛しているのだが、亀井はあの極右政治家のハシゲと手を組もうとしている。そのハシゲはTPPを導入しようと言うのだから、亀井の反TPPとどう考えても合理性に欠けている。
 そんな亀井に取り入ったのが田中だといえば、田中の歪んだ正体も見えたに等しいではないか。要するに自分の信念が全くないご都合主義者なのだ。減税がいいのではなく、その中身を問題にすべきではないのか。私は改めて、オリーブの木連合を要求する。チャーチルは「ヒトラーを倒すならば共産主義と手を組む」として犬猿の仲であったソ連のスターリンと手を組んだ。小沢は共産党と手を組み、亀井、新党きづな、自民党護憲派、新党大地・真民主と手を組むべきである。そうして、反TPP・反消費税・反独裁で提携し、日本を散々だめにした政治屋どもを追い出して本当の政治を目指すべきである。


 これでいいのだろうか。
 私には田中の理念のなさに大きな疑問を感じざるを得ない。その理念のなさを指摘されるのが嫌だから、恩人の筑紫哲也氏を誹謗中傷したのではないか。
 田中はその歪んだ正体を暴かれ、再起不能に追い込まれた。
 彼がやるべきは、八ッ場ダム建設用地の買取と、そこに福島県の原発難民を受け入れる事だ。
 それ以外彼が償う道はない。
 それほど、石原と猪瀬の犯した犯罪行為は重大なのである。