2013年10月27日日曜日

コンピュータを通じて消費社会を考える

2013年02月10日
福袋を考える
カテゴリ: ハード
2013年01月01日13時56分
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!(追記あり)
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/122/122321/
文●ハッチ

2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!

 2013年1月1日、編集部からの予算2万円を握りしめて、毎年恒例の福袋を求め秋葉原に行ってみた。車で深夜3時45分に秋葉原に到着。昨年と同じなら、深夜から列をつくるのはヨドバシカメラとソフマップ。そこでまずはヨドバシカメラに行ってみたが、すでに長蛇の列が。
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!

 すぐに並んでみたものの、午前4時45分から始まった割り込み防止の整理券の番号は”365”と驚くべき数字だった。ヨドバシカメラの福袋のライアップは、以下記事を参考。

ヨドバシが福袋19種の予約を開始 クリスマスもまだなのに

 これでは1万円以下の低価格で良いものが買えないかもしれないと考え、せっかく並んでみたもののヨドバシカメラは断念し、ソフマップに向かってみた。
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!

 午前5時くらいでソフマップに並ぶ人の数は50人ほど。
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!

 ソフマップでは、PlayStation3(1万8800円)、PS Vita(1万7800円)、3DS LL(1万4800円)の3つのゲーム機の福袋のみ、抽選で当選した人だけが購入可能。そのほか、ノートパソコン4種類、コンパクトデジカメ4種類、タブレット2種類、ミラーレス一眼など、計33種類の福袋があった。
 5時から並び、8時の段階で整理券が配られたのだが、ここで抽選であるゲーム袋とその他の福袋1種類の計2つの整理券をもらえる仕組み。ゲームの抽選目当ての人が多かったようで、9時ごろにゲーム機袋のみの人が抽選のため列を離れると、49番目から23番目に移動した。ゲーム機袋とほかの福袋両方求める人も入れると、かなりの人がゲーム機袋を求めていたと予想される。
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!

 気になるノートパソコン袋でいちばん安い9980円袋は、国内メーカーのアンドロイド搭載スマートブックということだった。おそらくNECのLifeTouch NOTEだろうと予想できたので、9980円のタブレット袋を選択。タブレット袋は、“アンドロイド搭載タブレット・ウィルス対策ソフト袋”、“タブレット袋”の2種類。タブレット袋は、OSの記述がなかったので複数種類があるのかと期待して購入してみた。
 一方、TOWTOPやドスパラ、ZOAといったパソコンパーツショップは、8時くらいから数人が並び、列をつくりはじめた。TOWTOPは、例年だと福袋は5000円からだったと記憶していたが、今年はいちばん安い福袋が128GB SSDを中心とした1万5000円袋。ドスパラは、5000円の500GB HDDコース、1万円の2TB HDDコース、1万2000円のドスパラタブレットコースの計3種類だった。
 すでに、ソフマップで1万円近く使っていたので、1万円でより良さそうなものと考えていたところ、ZOAで1万円で3TBの外付けHDDが入っている福袋を発見したので、今回はそれを購入してみた。
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!

■1万円以上お得と並ぶ価値アリ!
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!
 気になる中身は、ソフマップの福袋がソニータブレットの『SGPT112JP/S』で3万2000円相当。ZOAの福袋は、シリコンパワーの4GB USB2.0対応メモリー『SP004GBUF2M01V1K』(580円)、バッファローの3TB USB3.0対応外付けHDD『HD-LBV3.0TU3J 』(1万7800円)、タカラトミー twitter専用ガジェット『ついまる』 980円、オーム電機 LED電球 昼白色 E26『LDA7N-H 31』(1380円)、オーム電機 スリムタップ 4個口『HS-TS42W』(580円)の2万1320円相当だった。
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!
 ソフマップのタブレット袋は、アンドロイド搭載と記述がなかったものの、結局アンドロイド搭載タブレットだった。ウィルス対策ソフトとセットになったものとの違いは、液晶サイズだ。中には大当たりで、iPadなどがあったのかどうか気になるところ。
 結論としては、どちらも1万円以上相場よりも安くてお得感はある。ただ、深夜から長時間寒空の下並ぶので、来年購入を考えている人は(気が早すぎ?)、十分な防寒対策が必須です。

■大当たりは13万円以上、1月2日のアップルの福袋はすごい!
【以下、2013年1月3日17時30分追記】
2万円で新年秋葉原の福袋を購入し、5万4000円相当をゲット!
 1月2日には、アップルストアで福袋『Lucky Bag』が3万3000円で販売された。今回は、大当たりが、『MacBook Air』、中当たりが『iPad Retinaディスプレイモデル』、通常が『iPod nano』などが入っていた様子。標準でも2万円以上、大当たり10万以上もお得というとんでもなくお得な内容だったようだ。

 今回、私事で恐縮だがパソコンのハードディスクが壊れてしまい、地元の大型家電量販店の福袋で4万5000円のデジタルカメラ付きの福袋を手に入れた。
 
http://dynabook.com/pc/catalog/support/search/user/cgi-bin/disp.cgi?pid=PB45222FSTW&dir=DBs

 今回はWindows7のIntel(R) Celeron(R) プロセッサーと軽快に動き回る。
 前がソニーのVAIOだったが、Vistaで動きが重く、イライラしていたので今はいい。しかし、思う。何でもかんでも買い換えないと経済が成り立たないのが今の日本の実態ではないのかと。日本はいつの間にかモノづくりの心を忘れてしまい、バブルに踊り狂った。
 その結果はあのNECのパソコン事業部のレノボへの事実上の譲渡だ。結局ギャンブルに踊った果ての結末なのである。それでいいのだろうか。私にはいいとは思えない。パソコン一つとっても台湾エイサーがゲートウェイ+イーマシーンズを買収した。家電でもハイアールによる三洋電機洗濯機・冷蔵庫部門買収だ。この種の動きは今後もあり得る。
 ビックカメラでは39800円福袋で出たようだ。だが、本当にこれでいいのだろうか。私は複雑な思いを胸に秘めている。

2013年02月27日
マイクロソフトに市場を独占させないこと
 Windows8が出てきているが、みなさんどう思うだろうか?
 私が使っているのはWindows7で、その前のVISTAは動きが重かった。実はWindowsXP互換のOS(それもフリーソフト)としてReactOSが出てきている。すでに日本語にも対応しているそうだ。
 この種の動きに私は賛成している。ぜひとも日本政府もこの動きに対応し、日本政府独自のOSの開発に踏み切ってほしい。その際にはハッカーたちにOS開発で参加してもらいいい商品を日本政府の政府機関に積極採用し、ダメな場合でもIT企業にヘッドハンティングのあっせんを行うなどのアイデアがあっていいと思う。
 この種の動きが今の日本には欠けていた。海外ではLinuxという一つの大きなOSから亜種OSが生み出されている。アイデアというのは絶えず無限大だ。また、ReactOSに、アフターサービスをよくしたプロフェッショル版をジャストシステムなどで販売すればいい。
 当然、改良するにはまだ無限大のアイデアがある。TRONというOSにReactOSを組み合わせる。これも一つのアイデアだ。批判するのではなくアイデアを加える事、改良することが社会の改善につながるのである。

 また、マイクロソフトに一つ提案がある。
 1993年から1995年のワードおよびエクセル、アクセス、ワークスなどのソフトをフリーソフトとして開放し、著作権元をきちんと示したうえでプログラムの改造を認めてフリーソフトを開発してもらうのはどうか。市場の活性化になることは間違いない。