2013年10月15日火曜日

ネットにも「距離感」があったのか~パブロン中毒の英語フォーラム参戦報告~



まあですね~日本から一歩も出たことのない、箱入り…のわたくしなんですが、まあ、気がついたらそうなっていたというだけの話でして、「そうなろう」と思ってそうなったわけではありませんから、つまりは「成り行きで」という、よくある話ですね。それでなんだっけ。
なんとなくこのごろは、何かを書いている途中で、何を書こうとしたのかを忘れているということが、よくありますね。老化防止には、いったい何を食べればよいのか、よくわからないのですが、とりあえずボケ防止のために、実践していることはですね、喫煙です。
まあですね、簡単に言いますと、というか簡単に言わなくても、ニコチンで脳を活性化すると。いうだけの話ですが。それでなんだっけ。ホームシックぽくなってきたんですね。思えば、Japan Timesを追い出され、ジャパンと名のつくサイトに行けなくなってから、はや1ヶ月近く…。
正確に言えばですね、「行けない」ではなくて、「投稿ができない」という話ですが、「投稿ができない」のにですね、1つの記事になんべんも辞書を引きながら、「読む」というのは、はなはだ空しいわけですよ。
読むだけでも、たいへんなんですから。
ですから、行く気がしない。
私はですね、つまるところが、「難民」になってしまったわけです。JapanDailyPressは、5月に追い出されていますから。JapanTodayというのもあるんですが、そこはかなり雰囲気が違うので、あんまり行く気がしませんね。コメント削除も、数回されましたし。
そこはまあ、テキサスなんたらいう、へんなオヤジとその弟子どもの、巣窟になってしまっているようです。それらはもちろん、「親米嫌中」です。
フィリピンで親切にしてくれた中国系の人が、「私もJapan Todayを追い出されました」と、おっしゃっていまして、彼は「今よりもかなり行儀よくしていたのに」と、納得のいかないご様子でしたですね。
そういうわけでですね、私は今、難民である。追い出された当初はですね、落ち着き先を探して、あてどなくさまよっていたわけですよ。ふらふらと。そして、フィリピンのGlobalTimesに行ったらですね、親切な中国系の方が温かく迎えてくださいまして、「ああそう、キミは、JTを追い出されたから、ここに来たんだね。ここはとっても寛容な場所だから、大丈夫だよ」と言ってくださったので、そのままズルズルとですね、そこの屋根を借りていると。まあそんなことですね。
ですがまあ、実際にはですよ、私はフィリピンとは、何も関係がないわけです。安倍が護衛艦だかなんだか10隻を提供しても、そんなもんは、私は反対ですし。
そういえば、フィリピン人は「中国に対抗するための船を10隻くれた」から、安倍を応援しますが、それがなければ、彼らは安倍なんか好きなわけがありません。
さらにですね、こういうこともありました。Bloombergという、アメリカのニュースサイトでですね、別の「セクハラをしないフィリピン人」とですね、ちょっと話をしてみたのですが、そして見事に決裂したわけですが、私は「敵の敵と友達になるということは、歴史の教訓に逆らっている、昔の日本は、「敵の敵だから味方」だと思って信用していたら、ロシアにひどいことをされた、それに、ドイツとイタリアとの友情も、ほとんどなんの意味もなかった、だからもう、敵の敵は味方だという考え方は、できません」というふうにですね、「ですから、中国の敵だからフィリピンと日本が仲良くするという、そういうおかしな友情ではなくて、本当の友達にならねばなりません」というふうに、言ったのです。
ですがまあ、彼には、なんの意味もありませんでしたし、さらに「おまえは歴史がわかっていないんじゃないか」とか、暗にですね、戦時中に日本が、フィリピンでもひどいことをしたのを、忘れたのかと、そういうことなんです。
ですので私は、ああやっぱり日本人は、アジアならどこでもそう思われているんだなあと、思いましたが取りあえず、「そういうつもりはなかったのですが、英語ではなかなか、上手く表現できないんです、ごめんなさい」というふうに、素直に謝りました。
ぱっと謝れるというのは、日本人の特技です。これは、ほかの国の人は、なかなかできません。それに、戦時中のことで、アジアの人から責められたら、「秒速」で、「自分の表現がじゅうぶんではなかった」「歴史についてはちゃんとわかっています」ということを、言わねばなりません。
さらにですね、「あなたの国の人に、セクハラをされました、すごい下品な人です」と言うと、「ああそう、気の毒にねえ、でもそれは、キミが何か、マナーに反することを書いたからなんじゃないの」というふうなですね、ことを言ってきました。
それでカッとなった私はですね、そもそも「マナーに反したらセクハラをされても当然なのかい」という、そっちの話もあるわけですが、そのセクハラフィリピン人とのやりとりを、見せてやりました。
そしたらですね、なんと、「アメリカの工作員」がおもむろにあらわれて、いきなり「おまえは中国の工作員だろ、あ?」というふうに、レスをしてきたんです。
わははは。
さらに、そいつは、セクハラ肯定のフィリピンの人に「ミチコは中国の工作員だと思うよ」というふうに、話しかけました。
するとセクハラ肯定のフィリピン人は、「うん、私もそう思っていたところなんだよ」とか言ってですね、フィリピン人と、アメリカの雇われ工作員とで、すっかり意気投合していると。
ひたすら意味不明な光景ですね。
それでまあ、フィリピン人にセクハラをされつつ、フィリピン人とアメリカの工作員から、毎日毎日中国人認定をされつつ、なんとなくですね、それでも中国系の方々が親切にしてくれますから、「ああ、ここに定住してもいいかもしんない…」とか、思ったところでですね、なんとなく、突如としてですね、「ホームシック」が。出たと。日本に帰りたいわあ~と、思ってしまったのですね。ここは私の国じゃないのに~とかですね、帰りたい~とかですね、ひたすら「Japan」という文字をもっといっぱい見たいとか、とにかく日本のサイトに行きたいわけですよ。どうしてだか、わからないのですが。
中国系のみなさんは、みんな優しくしてくれるのですが、それでも「日本に帰りたいよおお~」とか思ってですね、それはまあ、フィリピンにはぜんぜん馴染みがないし、日本関連の記事だって、日本のサイトに比べれば、ほんのぽっちりしかありませんが、それでも、西洋のサイトに比べれば、フィリピンのは、まだ「あるほう」なんです。ですけど、そこはフィリピンなんであって、日本ではないんですよね。ああ~悲しい~。
だいたいですよ、どうして日本人の私が、在日西洋人に嫌われているからといって、日本のサイトを追い出されないといけないんですか。ちょっと在日米軍の悪口を書いたくらいで、どうして追い出されないといけないんでしょう。私にひどいことを言ったヤツらは、そのままなのに。ひどいわ~本当に~。
なんというか、ホームシックというのは、「自分が居るべき場所に、一定の期間、居ない状態である」という、そういう感覚から呼び起されるものみたいな、そういう感じですね。これはもう、周囲の人が優しくしてくれても、あんまり関係ないんですよね。
さらに、たぶんですが、「最初のうちは、その場所に居させてもらうだけで、緊張でせいいっぱいだから、ホームシックになる余裕もないから、ならない」というのが、正解かもしれません。
なんとなく「ちょっとだけ、馴染んできた」というころに、突如としてホームシックが出てくるというのは、そういうわけなのかもしれません。
まあ、そんな私に比べて、華僑の人たちというのは、本当にすごいです。あの人たちは、「母国を離れて堂々とやっていく」ということについて、教えを受けていますから、ホームシックなんてものには、無縁なんじゃないでしょうか。それでいて、祖国愛はちゃんと持ち続けるんですね。
彼らはすごくタフなんですね、「外国に居る状態が普通」ですから、いちいちとですよ、シクシク泣いたりするわけがありません。なおかつ、「難民の日本人」の面倒を見てやるという、そういう余裕まであると。それは、第一には、彼らは「日本人は他人じゃない」と思っているからです。
「日本人が頼ってきたら、拒否できない」というのは、彼らの本能です。
ですからみなさんもですね、ちょっと、「インテリそうな中国人」を見かけたら、「試して」みてください。
「自分は困っている、自分は国際オンチで、英語も下手で、作法もわからない。けれども日中友好や、アジアの平和を訴えたいのです。あなたは国際経験が豊富とお見受けしましたので、やり方を教えていただけると、とってもありがたいのですが」というふうに、腰をひくーくして、話かけてみてください。
何人かの中国系の人にこうやって話しかけてみれば、すぐに私の話が本当だと、わかるはずです。
まあねえ、ああいう華僑の人たちには、本当に、逆立ちしても、かないません。「くだらない中国人もいっぱいいますよ」なんて、その人に言われましたが、私はまだ、そういうくだらない人には、出会っていないんですよね~。
そういえば今思い出したのですが、セクハラとか、何か嫌がらせをされた場合にもですよ、それが「ホーム」なのか、「アウェー」なのかということで、受けるものが違うわけですよね。アウェーですと、やっぱり、ホームで同じことをされた場合と比べれば、「1.5倍」とか、それくらいにキビしいように、思いますね。もう、「そこに居させてもらうだけで、肩身が狭くてせいいっぱい」なのに、セクハラとか、いろいろ嫌がらせをされますと、「これ以上どうしろって言うのよ~私は難民なんじゃ~定住場所がないんじゃ!」とかいう感じでですね、けっこう簡単に、キレてしまったりするわけです。これはもう、しょうがないと思います。日本人の脆弱性でして、日本人の短所というのは、長所とセットですから、働きすぎて死なないように気をつけると、反対側に振れすぎて怠け者になってしまっているとか、それと一緒なんですね。
あまりにも繊細すぎるので、うつ病で自殺しないように気をつけていたら、逆にものすごくガサツな人間になってしまうとか、そういうことですね。ですから、日本人を褒めるという場合には、「短所」とセットで割り引いて褒めてもらわないと、本当はおかしいわけですね。すぐに自殺するとか。
働きすぎて死んでしまうとか。ちょっと外国に嫌われると、すぐに戦争をしたくなってしまうとか。これなんかも、「過剰防衛」から来ていますね。まあ、そういうことです。

まあ、坂本龍一とかですね、自分の意志で、ずっと日本を離れていると、ああいう人は、すごいと思いますがたぶんですね、「日本にいるほうが不快だ」という、そっちの要素のほうが、大きいんじゃないのかなあと。
雅子さんなんかは、はっきりとそうですね。あの人は、日本にいると気分がよくならない、日本を出ると、途端に気分がよくなる。
西部邁という、元の東大の先生がですね、この人は似ても焼いても食えない、おもしろいおじさんなのですが、自分では「保守」を名乗っていますがそれは本筋とは関係ありませんけれども、この人がアメリカ西海岸の大学に赴任して、教師の仕事をしていたと。
家族も一緒に連れて行きました。
そして、アメリカには文化がなくて、あまりにもくだらなくて、つまらないから嫌気が差してしまい、奥さんも同じことを言うので、ヨーロッパへ転勤させてもらいました。
そんな彼も、「日本が恋しい」という気持ちには、なったことがあるんだそうですが、そして、彼が言うには、「ホームシックというのは、『味覚』が最も関係ある」というふうに、言っていましたが、味覚なんだそうです。

まあ、動物は、自分の周囲に「自分に関係のあるものがたくさんあると安心する」という、習性がありますね。犬なんかも、「自分のおしっこの臭いのついているもの」に囲まれていると、知らない場所に連れて行っても、少し安心だったりしますね。
ですからまあ、「自分の周囲に、自分に関係のあるものがどれくらいあるか」ということが、ホームシックと関係があるのではないかと、私は思いますね。
問題は、「自分に関係のあるもの」を、「その個人がどういうふうに定義しているか」ということになるでしょうし、「これは私とかなり関係がある」「ちょっとは関係がある」というふうに、思えるか思えないか、そのへんで、ホームシックの程度も、違ってくると、いうわけですね。
東南アジアのニュース記事は、私にとっては、「自分のおしっこの臭いがするとは、ほとんど思えない」場所だったのでして、それが中国に関することになれば、「ほかの国のことよりも、馴染みがある、無関係ではない、そもそも漢字を使っている人々の話である」となり、韓国になると「かなりけっこう自分と関係がある」になるのでして、韓国ー中国の順番で、「自分に近い」というふうになります。
もしも韓国の人に嫌われていても、嫌われているということ自体は、「自分のおしっこの臭いからはかけ離れている」ということには、ならないのです。それは、イコールではありません。「最も自分に近い外国」という事実に、変わりはありません。

たとえばまあ、誰か日本人がですね、言葉の通じない、どっかの遠い国で、強盗に追いかけられていたとします。
すると、逃げ込んだ町には、数件の「店」がありました。
そこには、中華料理店と、韓国料理店と、ピザ屋と、ハンバーガー屋と、インドのカレー屋と、ベトナム料理店と、ボルシチを食わせる店と、スペインのパエリヤを食わせる店と、フランス菓子店と、ノルウェーのサーモン料理の店と、ドイツのビールを飲ませる店と、アフリカの民族楽器店と、ギリシャのスパイス店と、モスクがありました。
あなたが逃げ込むのは、いったいどこなのか。
在日中国人、韓国人の方は、迷わずに自国のお店に飛び込むことができますが、日本人は、いったいどこに逃げ込むことが、強盗から逃げ切るために最適な方法なのか。
まあ、そういうことですね。
嫌われているかもしれないと、ちょっとくらい心配になっても、中華料理か、韓国料理へ、飛び込むべきです。そうすれば、「追われている日本人」は、最も安全なのです。