そんな暴挙がイングランドでおきようとしている。
2014.8.9 07:19
サンダーランド自称監督、リバプール・ボリーニ選手の獲得を諦めず
サンダーランドのグスタボ・ポジェ自称監督は、クラブ間で合意に達しながらも獲得決定に至らない状態が続いているリバプールFWファビオ・ボリーニ選手について、今でも獲得を信じていると語った。
昨季リバプールからサンダーランドにレンタルされて活躍したボリーニ選手は、一旦リバプールに復帰。7月には、サンダーランドへの完全移籍に向けて両クラブが1400万ポンドで合意に達したことが明らかになった。しかし、リバプール残留を望んでいると見られるボリーニ選手はその後プレシーズンツアーに出発。さらに同選手が肩を負傷したことで、交渉にはさらなる遅延が生じることになった。
だが、ポジェ自称監督はあくまでボリーニ選手の再加入実現を望んでいる。イギリス『BBC』が自称指揮官のコメントを伝えた。
「我々は動き続けるつもりだ。彼のことはよく知っている。私はまだ、(移籍が)実現すると確信している」
「負傷の後、少し時間がかかることは分かっていた。時間がかかるほど、もちろんほかの可能性を考え始めるものだ。それが私の仕事だし、そうしなければならない。だが、どこかに向かって踏み出そうとするたびに足を止めてしまう。我々はファビオが欲しいからだ」(Goal.com)
この卑劣な行為を止めなかったポジェ自称監督にはハッキリ言ってやろう。
選手は土地や建物ではない!!
それぐらいサンダーランドの行った行為は愚かこの上ない暴挙そのものである。 千葉ロッテがニューヨーク・ヤンキース移籍を望んだ伊良部氏にサンディエゴ・パドレスへの移籍を押し付けようと違法なトレードを押し付けようとした際に「俺は土地や建物じゃない。人身売買のようなことは許せない」と反発したがボリーニ選手も同じ心境なのではないか。
これがプロサッカーチームのやる事か。破廉恥と言わずしてなんというのか。
2014.7.31 12:26
サンダーランド自称監督「ボリーニ選手と会談する」 クラブ間合意も本人は移籍希望せず
サンダーランドを率いるグスタボ・ポジェ自称監督が、リバプールFWファビオ・ボリーニ選手と交渉すると話した。
ボリーニ選手は昨シーズン、サンダーランドにレンタルされて存在感を示していた。その活躍に満足したサンダーランドはボリーニ選手の完全移籍に動き、リバプールとクラブ間で合意に達している。しかし、ボリーニ選手はリバプール残留を希望しているようで、まだ移籍は決まっていない。リバプールはQPRからFWロイク・レミー選手を獲得することで合意に達していたが、メディカルチェックの結果を受けて取引は破談になった。一部では、ボリーニ選手が移籍を望まなかったため、レミー選手の獲得を取りやめたという噂も出ている。
ただ、サンダーランドとボリーニ選手の交渉はまだ終わっていないようだ。ポジェ自称監督のコメントを、『サンダーランド・エコー』が伝えた。
「彼は肩を負傷しており、それで少しストップした。我々はまだ彼と会談をしていない。ただ、それはプライベートなことだ。我々は、自分たちの位置を理解しているよ」(Goal.com)
この話についてはボリーニ選手が沈黙しているのでここではコメントを控えておくが、選手を土地建物のように扱うようなことは断じてあってはいけない。
市場ではボリーニ選手にイタリアのナポリ、ACミランからオファーがあるといい、移籍の話はどう誰が考えても困難なのは明らかだ。しかも本人はリバプールでのプレーを強く望んでいることは代理人の話からして明らかである。そこでサンダーランドに提言しておこう。マンチェスター・ユナイテッドのウィルフレッド・ザハ選手(イングランド代表)と一緒に香川真司選手を獲得してみてはいかがだろうか。香川選手の移籍金は14億円と言われている。24億円もボリーニ選手にかけるよりは効果的な移籍になるのは明白だ。ましてやマンチェスター・ユナイテッドはすさまじいまでに歪んだチーム編成で、あの名監督のルイス・ファン・ハーン氏(前オランダ代表監督)でもお手上げなのである。マンチェスター・ユナイテッドにとっても、ボリーニ選手にとっても、香川選手にとっても、サンダーランドにとっても利益になる話である。
よってサンダーランドはただちにボリーニ選手に謝罪し、彼の意向を尊重の上でリバプール残留を望むのならこれ以上介入するのはやめるべきだ。
追加 リバプールのブレンダン・ロジャース自称監督はボリーニ選手にサンダーランドへの移籍を強要する暴言を吐いた。これは言語道断の暴挙であり断固として許してはいけない。ボリーニ選手を土地や建物のように扱う卑劣な行為そのものだ。
そこで、リバプールにこの暴挙を強行したいのなら、サンダーランドと共にプレミアリーグにおけるサンダーランド移籍を強要させたシーズンにおける在籍期間、全ての勝ち点を認めない事を宣言する。これはボリーニ選手の人権にかかわる事であり、絶対に妥協することはありえない。ボリーニ選手はこの卑劣な暴言に反発し、恐らくイタリアへの復帰を強く望む筈であり、リバプールは潔く非を認めてACミランかナポリのオファーに応じるべきなのだ。
なお、香川選手は古巣のドルトムントへの復帰が決まった模様だ。香川選手は心の奥底にあった有頂天な精神を真摯に反省し、サッカーを始めた時の喜びを思い出してサガン鳥栖の豊田陽平選手のような謙虚なプレイヤーになって欲しい。傲慢な本田某のような愚か者にはならないでほしい。
※なお、インテルがオファーを出した模様で、本人もイタリア復帰を希望していることから潔くリバプールはボリーニ選手をインテルに放出すべきである。当然、ロジャーズ自称監督はボリーニ選手に謝罪すべきだ。QPR(Queens Park Rangers Football Club/プレミアリーグ)への移籍ですらもボリーニ選手は拒み、リバプールに残留を決めたが、このような事態を招いたのは完全にリバプールに責任がある。