香港における民主化運動に対し、北京政府が違法な武力弾圧を行ったことをこの場を借りて批判する。
香港市民の人権を不当に踏みにじり、独裁体制を維持しようとする不当な目論見も、安倍自称政権による独裁政治も、「日々格闘記 ~イカロスの翼~」にとっては同じ巨悪であることに変わりはない。独裁政治家は左右問わずこの世界から出て行けというのが私の見解である。
しかも香港における「行政長官」は外国企業からわいろを受け取っていた疑惑が明らかになっている。そんな巨悪にジャッキー・チェンが味方し、心ある市民へ卑劣なヘイトスピーチを行ったことも私は厳しく批判する。
チェンも安倍自称首相もジンバブエに帰国するがいい。そこで有針線電流爆破のリングによる実況中継のデスマッチでもしてもらおうか。さぞかし視聴率トップになるのは間違いない。
【第41回・最終回】 2012年11月12日 宮崎智之 [プレスラボ/ライター]
結婚願望が凍りついた「絶食系男子」まで増殖中
“ロス婚化”が加速する日本に未来はあるのか?
草食系男子がますますパワーアップ?
肉食系女子お手上げの「絶食系男子」
少子化や晩婚化が叫ばれ、「結婚」についての問題がメディアでも大きく報じられるようになった。結婚したくてもできない。そんな人が増えている現状は、この連載でも度々触れてきたとおりである。
しかし、足もとで進行している状況は、そんな悠長なものではない。「できない」のではなく、「そもそもしたくない」と考えている人が増加してきているからだ。
ライフネット生命保険が全国の20代独身男性に調査したところ、「将来的にも結婚したくない」と考えている人は35.3%にも及んでいる。フリーターだけのデータでは、47.3%が「結婚したくない」と回答しているというから深刻だ。
結婚情報サービス会社のオーネットが、こうした「絶食系男子」のことを詳細に分析しているので、チェックしていこう。
25~34 歳の独身男性に対する調査の中で、「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」と回答した絶食系男子の割合は14.4%。そのなかで交際経験がない男性は51%、つまり2人に1人にも及んだ。
ちなみに、話題の草食系男子のうち交際経験がないのは17%だった。「恋愛にガツガツ」しないと言いながらも、8割以上は交際経験を持っているのだ。自分からは積極的に女性にアプローチしないものの、機会があれば交際するというスタンスなのだろうか。
肉食系女子は「最近の男子は草食系で困る」と感じているかもしれないが、相手が草食系なのか絶食系なのか見極めなければ、「押しても、押しても反応がない」という悲しい結果に終わってしまう可能性もある。
職業別に絶食系男子の割合を見ると、農林水産業従事が38%でトップ。続いてSE/プログラマーが29%、建設/工事従事が20%という結果になった。
本人たちが不幸なわけではない
厚い氷に閉ざされた結婚願望
なぜ、絶食系男子はこうも恋愛や結婚に興味がないのか。同調査によると、71.1%の絶食系男子は、「今まで一度も結婚したいと思ったことがない」と証言している。
「結婚式に出席したとき」「ステキな夫婦を見たとき」「友人/知人に子どもが生まれたとき」「恋愛ドラマ/映画を見たとき」「真っ暗な1人暮らしの家に帰ったとき」「家族写真の年賀状を受け取ったとき」「元カノが結婚したと聞いたとき」
誰もがこんな場面に遭遇すれば、「結婚したいな」と少しは思うものである。しかし、絶食系男子の回答はすべてが0%で、全く結婚したいと思わないのだという。前述のような場面に自身が置かれたとしても、1ミリたりとも心を動かすことがないのだ。
一方、どういったときに絶食系男子の心が結婚に傾くかというと、「親を安心させたいと思ったとき」「老後のことを考えたとき」「1人暮らしの家事に疲れ たとき」などだ。しかし、これらも8.9%~6.7%の回答に留まっており、かつ自身の恋愛感情とは一切関係がない外的要因である。まさに厚い氷のなかに 結婚願望が閉じ込められてしまったような状況なのだ。
しかし、だからと言って本人たちが不幸なわけではない。価値観が多様化し、様々な生き方ができるようになった昨今では、なにも「結婚」というライフスタイルを選ぶことだけが幸せだとは限らないからだ。
「結婚をすると自由な時間がなくなる」と考えている人も多いだろうし、実際にそういった側面もある。インターネットの普及により、個人的な趣味について 同じ趣向を持った人と語り合える時間も増えただろう。当然、少子化や老後の問題など、社会的な課題は多い。だからと言って、頭ごなしに「そんなこと言わず に結婚しろ」と説教しても、事態は好転しない状況がある。
不安定な経済事情に加えて
恋愛至上主義も非婚化を加速させる
1つには、やはり経済的な事情があるだろう。前出のフリーターに絶食系男子が多いことでもわかるとおり、「安定した経済的な基盤がなければ結婚ができない」と考えている人は多い。
女性にしても、結婚相手の男性に経済力を求める傾向は顕著だし、長引く不況で給料が伸び悩んでいる正社員の男性も、同様の問題を抱えている。専業主婦で はなく共働き世帯は増えているものの、まだまだ男性が家庭を支えていくという意識は根強く残っている。もちろん、女性のマインドだけが問題ではなく、結婚 後や出産後の就労継続がままならない社会構造の問題も大きいだろう。
もう1つは、「恋愛結婚」の台頭があるように思う。お見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転したのは、1960年代後半のこと。連載1回目に取材した「お見 合いおばさん」は、1回目のお見合い相手の名前が気に入ったこと、大好きな郷ひろみさんと誕生日が1日違いだったことから、結婚を決意したという。
しかし、今はそんな牧歌的な時代ではない。「本当に愛する人」「価値観が合う人」を求めて恋愛結婚をすることが当たり前になっているなか、恋愛が結婚の前提となり、恋愛ができない人は結婚できないという風潮すら漂っている。
当然、そうなれば「勝ち組」や「負け組」も出る。
国立社会保障・人口問題研究所の『第14回出生動向基本調査』(2010年)によると、18歳~34歳の男性(未婚)のうち、「交際している相手はいない」と答えたのは61.4%。これは1987年以来、最も高い数字だ。
20代男子の4人に1人が恋愛経験さえなし
「ロス婚」化する日本に未来はあるのか?
さらに、オーネットの調査では25歳から34歳までの独身男性のうち、29%が「交際をしたことがない」と答えている(絶食系男子で交際経験がない人は 51%ということは前出のとおり)。ライフネット生命保険の調査でも、20代独身男子の4人に1人が、いわゆる「彼女いない歴=年齢」だという結果も出て いる。
「異性に興味がないから交際したくない」のが先か、「交際しないから異性に興味が持てない」のが先なのか。卵が先か鶏が先かという問題もあろうが、少な くとも「異性と恋愛関係になり、交際を経て結婚」という流れの中で、「恋愛関係になり、交際を経て」というプロセスが絶対化している風潮が、非婚化につな がっていることは間違いなさそうだ。
●ロス婚の福音
筆者は別に、恋愛結婚を否定しているわけではない。しかし、恋愛結婚の主流化によって結婚のハードルが上がったうえ、経済的、社会的な要因なども重なり、絶食系男子が増えているとは言えないだろうか。
「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」と思う傾向が絶食系男子の間で強まっているが、前述のハードルを全て越えなければいけないと思うと、そう考える人が増えてもおかしくないと思う。
これまで41回続いたこの連載も、今回で最終回を迎える。連載中に筆者自身が離婚し、「ロス婚」状態に陥るというオマケまでついてしまったものの、そういった立場だからこそ、これからも結婚や恋愛の問題を注視していきたいという思いもある。
最近、若干絶食系男子になりそうな傾向が出てきた筆者だが、一時の「断食」を経て、これまでは取材対象だった婚活サービスに自ら登録する日が来るかもし れない。そのときは、率直な感想とレポートをお伝えしたいと思っている。今までご愛読いただいた読者の皆様に対して、心から感謝の意を伝えたい。
http://diamond.jp/articles/print/27706
恋愛に消極的な男性をさす「草食系男子」という言葉がはやったのもつかの間、最近ではさらにその上を行く「絶食系男子」が増加しているようです。では一体、「絶食系男子」とはどんな男性のことを言うのでしょうか?
■「恋愛・女性に興味なし」の男性が増殖している!?
まず見ていただきたいのが、楽天グループの結婚情報サービス会社「オーネット」が、25~34歳の独身男性382人を対象に行った調査(※1)。 この調査において、「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」という男性は、全体の14.4%という結果に。女性好きの筆者としては理解できない考 え方ですが、どうやらこれが現代男性の実態のよう。そして、このように「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」男性のことを「絶食系男子」と呼ぶ そうです。
同調査では、「絶食系男子」のさまざまな生態が明らかに。その筆頭が「絶食系男子」の女性経験。なんと、「絶食系男子」の50.9%、つまり2人 に1人は交際経験がなく、性行為も49.1%が未経験であることが分かりました。「女性なしで人生を楽しめる」と答えているのですから、ある意味当然の結 果かもしれませんが、それでもやはり驚きです。もちろん結婚についても、「したいと思ったことはない」が71.1%と、大半を占めました。
■絶食系男子が主張する「結婚しない理由」
アンケート結果が発表されてから、ネット内では「絶食系」を自覚する男性が、その理由を語っています(※2)。以下にまとめました。
「無理してまで得ようとするような魅力的な女性が減っただけだよ」
「彼女や嫁がいたほうが人生は潤うと思いながらも、自分の趣味とか食べ歩きに女を連れていくと邪魔くさい」
「30歳で貯金2000万あるけど結婚するなら相手も同じくらい貯金ないと不公平すぎる」
「だいたい男側に結婚のメリットがなさ過ぎる。メリットどころかリスクが大き過ぎる」
魅力的な女性に出会わないことを理由に挙げる人もいれば、結婚というシステムに反対を掲げる人、さらには性的な部分でも1人で事足りてしまう 人......などなど、その理由をもっともらしく語っています。みなさんの周りでも、普段からどこへ行くにも1人で楽しんでいる男性や、「結婚って男に 不利なシステムだよね」なんて主張してくる男性の中には、もしかすると絶食系男子が潜んでいるかもしれません。
「草食系」に「絶食系」。男性の恋愛離れはますます加速していきそうで、女性にはあまりうれしいことではないかもしれません。とはいえ、その中で何とか好みの男性を見つけて、自分だけには「肉食化」させていきたいものですね。
(有井太郎+プレスラボ)
「絶食系男子」という言葉を最近知った。恋愛に全く興味がない、恋愛しなくても生きていけるという男子たちのことを指すのだそうだ。ある調査データによると、20代の4割、30代の3割の男子が、この「絶食系男子」に該当するらしい。
当たり前だが、理由はいろいろだ。雇用、労働環境や経済面がきつくて、恋愛どころじゃないという人もいるだろう。女子とどう付き合っていいのかわからないから、絶食系男子になってしまったということだってある。
また、過去の経験から、もう恋愛には懲りた。二度としたくない。俺は1人で生きて行くという人もいるかもしれない。ただし、この調査データを読み解いていくと、一つ大事なデータが浮かび上がっている。
結婚願望はある。ただし、自分はしないと思っている人がかなりの割合でいることだ。つまり、いろんな理由をつけているけれど、本当のところは、大半の人は結婚したいのである。
もっと言えば、全てのことが上手くいくと仮定するならば、ほとんどの男子は、「絶食系男子」にならないのではないかとさえ思ってしまう。じゃあ、本音は、恋愛したい、結婚したい「絶食系男子」はどうしたら、行動できるのだろう。
私の答えは、シンプルに自分の欲求に従えばいいということだ。彼女のことを好きだとか、二人でデートしたいという気持ちは、自然に自分の内側から湧いてくるものだ。その気持ちに無理に逆らわずに従えばいい。
もちろん、自分の欲求に従うと言ったって、彼女をリスペクトした行動を取ることが大事だ。嫌がる彼女にしつこくしたり、ましてや警察のお世話になるようなことはしてはならない。
また自分を「絶食系男子」にしてしまっているほとんどの理由は解決できる。もし、本当に労働環境がきついと思っているなら、転職すればいい。普通の生活ができないような職場にいる必要は全くない。
収入面で問題があるから、結婚できないと思っているなら、一緒に働いてくれる女子を見つけよう。今の世の中、男に養ってほしい人ばかりではない。どう女子と接したらいいのか分からないというなら、キャバクラにでも行って練習するという方法もある。
または最近は恋愛の学校のようなところもあるので、周囲に全く女子の友達がいないなら、そういったところで、勉強するのもありだろう。過去の恋愛がトラウマになってしまって動けないでいる人は、恋愛で失敗したことがない人はいないと思ってほしい。
あなたが過去にした失敗は誰でもしているような失敗や失恋なのだ。決して周囲に恥じることはない。時が経っている今では、笑い話のタネの一つくらいに思えばいいんだ。
それでも、どうしても恋愛できない、結婚したくても動けないと思うのなら、人間が持っているダークなエネルギーの力を借りるのも一つの方法だろう。「彼女とSEXしたい」とか、「彼女と付き合っていると周囲から羨ましがられる」というような人には言いにくいエネルギーだ。
こういったエネルギーは、自分を動かすエネルギーになりやすいし、否定する必要もない。人は誰しもこのエネルギーを持っている。上手く使っているか、否定しているかのどちらかなんだ。
大事なことは、自分が「絶食系男子」をしている理由を知ることだ。当然、理由が一つの場合もあるし、複合しているケースもある。しかし、理由さえ分かっていれば、それに対応する解決策もある。焦らずに少しずつ解決していけばいい。
もちろん、出会いがあって、彼女が好きだと動き始めたって、上手くいく保証は全くない。しかし、人生に保証があるものなんて何一つない。だから、恋愛だって、婚活だって楽しめばいい。楽しくしていれば、そのうち上手くいく。
あなただって、そんな経験をしたことが必ずあるはずだ。軽い気持ちで、行動してみよう。そこから、全てが変わっていくんだ。
(ユージ/田端裕司)
文・All About News Dig編集部(All About )
2014年7月20日
草食の次は絶食?イマドキ男子の心理
恋愛に興味を示さない「絶食系男子」増加中
7~8年前から「草食系男子」という言葉が世の中に浸透してきましたが、最近では、さらにそれを超える「絶食系男子」が増加しているようです。
「絶食系」とは肉食系でも草食系でもなく、恋愛に興味を示さない男性のことで、女性との関係無しで人生を楽しめる人のこと。また、すべての「欲」から解放された悟りの境地にあるようなタイプを指すこともあります。
そこで、それらしき系統の男性二人に直接話を聞いてみました。
「女の子に告白されて、6割マルなら付き合います。『経験として』というのもあるし、断ると傷つけてしまうから。最近は女の子の方からの告白がほと んどですよ。男の方からというのは、少なくとも僕のまわりにはいません。『女の子には興味がない』と、悟りを開いているようなことを言っている人もいるけ ど、本心は違うと思います。どちらにしても、交際やデートをするよりも勉強やアルバイト優先」(20歳 大学生)
「草食」から「絶食」へ移り変わる理由としては、やはり第一に経済的な問題があるようです。「恋愛に興味がないフリをしたほうがラク」ということな のでしょう。もともと浅い人間関係を好むといわれる世代です。「経済的に追い込まれ、さらに恋愛で必死になって、傷ついて…なんて考えられない。そんなエ ネルギーないよ」といったところでしょうか。
交際経験も結婚経験もないままに「興味がない」というのも、何だか寂しい気持ちになりますが、経済的に厳しい時代に生き延びていくためには、ある意味では「進化」と言えるのかもしれません。現実的にならざるを得ないのも無理はありません。
悟りながらもどこかに熱い思いは持っていてほしい。そんな期待を持ちながら、若者の声に耳を傾けていました。
結婚願望が凍りついた「絶食系男子」まで増殖中
“ロス婚化”が加速する日本に未来はあるのか?
草食系男子がますますパワーアップ?
肉食系女子お手上げの「絶食系男子」
少子化や晩婚化が叫ばれ、「結婚」についての問題がメディアでも大きく報じられるようになった。結婚したくてもできない。そんな人が増えている現状は、この連載でも度々触れてきたとおりである。
しかし、足もとで進行している状況は、そんな悠長なものではない。「できない」のではなく、「そもそもしたくない」と考えている人が増加してきているからだ。
ライフネット生命保険が全国の20代独身男性に調査したところ、「将来的にも結婚したくない」と考えている人は35.3%にも及んでいる。フリーターだけのデータでは、47.3%が「結婚したくない」と回答しているというから深刻だ。
結婚情報サービス会社のオーネットが、こうした「絶食系男子」のことを詳細に分析しているので、チェックしていこう。
25~34 歳の独身男性に対する調査の中で、「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」と回答した絶食系男子の割合は14.4%。そのなかで交際経験がない男性は51%、つまり2人に1人にも及んだ。
ちなみに、話題の草食系男子のうち交際経験がないのは17%だった。「恋愛にガツガツ」しないと言いながらも、8割以上は交際経験を持っているのだ。自分からは積極的に女性にアプローチしないものの、機会があれば交際するというスタンスなのだろうか。
肉食系女子は「最近の男子は草食系で困る」と感じているかもしれないが、相手が草食系なのか絶食系なのか見極めなければ、「押しても、押しても反応がない」という悲しい結果に終わってしまう可能性もある。
職業別に絶食系男子の割合を見ると、農林水産業従事が38%でトップ。続いてSE/プログラマーが29%、建設/工事従事が20%という結果になった。
本人たちが不幸なわけではない
厚い氷に閉ざされた結婚願望
なぜ、絶食系男子はこうも恋愛や結婚に興味がないのか。同調査によると、71.1%の絶食系男子は、「今まで一度も結婚したいと思ったことがない」と証言している。
「結婚式に出席したとき」「ステキな夫婦を見たとき」「友人/知人に子どもが生まれたとき」「恋愛ドラマ/映画を見たとき」「真っ暗な1人暮らしの家に帰ったとき」「家族写真の年賀状を受け取ったとき」「元カノが結婚したと聞いたとき」
誰もがこんな場面に遭遇すれば、「結婚したいな」と少しは思うものである。しかし、絶食系男子の回答はすべてが0%で、全く結婚したいと思わないのだという。前述のような場面に自身が置かれたとしても、1ミリたりとも心を動かすことがないのだ。
一方、どういったときに絶食系男子の心が結婚に傾くかというと、「親を安心させたいと思ったとき」「老後のことを考えたとき」「1人暮らしの家事に疲れ たとき」などだ。しかし、これらも8.9%~6.7%の回答に留まっており、かつ自身の恋愛感情とは一切関係がない外的要因である。まさに厚い氷のなかに 結婚願望が閉じ込められてしまったような状況なのだ。
しかし、だからと言って本人たちが不幸なわけではない。価値観が多様化し、様々な生き方ができるようになった昨今では、なにも「結婚」というライフスタイルを選ぶことだけが幸せだとは限らないからだ。
「結婚をすると自由な時間がなくなる」と考えている人も多いだろうし、実際にそういった側面もある。インターネットの普及により、個人的な趣味について 同じ趣向を持った人と語り合える時間も増えただろう。当然、少子化や老後の問題など、社会的な課題は多い。だからと言って、頭ごなしに「そんなこと言わず に結婚しろ」と説教しても、事態は好転しない状況がある。
不安定な経済事情に加えて
恋愛至上主義も非婚化を加速させる
1つには、やはり経済的な事情があるだろう。前出のフリーターに絶食系男子が多いことでもわかるとおり、「安定した経済的な基盤がなければ結婚ができない」と考えている人は多い。
女性にしても、結婚相手の男性に経済力を求める傾向は顕著だし、長引く不況で給料が伸び悩んでいる正社員の男性も、同様の問題を抱えている。専業主婦で はなく共働き世帯は増えているものの、まだまだ男性が家庭を支えていくという意識は根強く残っている。もちろん、女性のマインドだけが問題ではなく、結婚 後や出産後の就労継続がままならない社会構造の問題も大きいだろう。
もう1つは、「恋愛結婚」の台頭があるように思う。お見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転したのは、1960年代後半のこと。連載1回目に取材した「お見 合いおばさん」は、1回目のお見合い相手の名前が気に入ったこと、大好きな郷ひろみさんと誕生日が1日違いだったことから、結婚を決意したという。
しかし、今はそんな牧歌的な時代ではない。「本当に愛する人」「価値観が合う人」を求めて恋愛結婚をすることが当たり前になっているなか、恋愛が結婚の前提となり、恋愛ができない人は結婚できないという風潮すら漂っている。
当然、そうなれば「勝ち組」や「負け組」も出る。
国立社会保障・人口問題研究所の『第14回出生動向基本調査』(2010年)によると、18歳~34歳の男性(未婚)のうち、「交際している相手はいない」と答えたのは61.4%。これは1987年以来、最も高い数字だ。
20代男子の4人に1人が恋愛経験さえなし
「ロス婚」化する日本に未来はあるのか?
さらに、オーネットの調査では25歳から34歳までの独身男性のうち、29%が「交際をしたことがない」と答えている(絶食系男子で交際経験がない人は 51%ということは前出のとおり)。ライフネット生命保険の調査でも、20代独身男子の4人に1人が、いわゆる「彼女いない歴=年齢」だという結果も出て いる。
「異性に興味がないから交際したくない」のが先か、「交際しないから異性に興味が持てない」のが先なのか。卵が先か鶏が先かという問題もあろうが、少な くとも「異性と恋愛関係になり、交際を経て結婚」という流れの中で、「恋愛関係になり、交際を経て」というプロセスが絶対化している風潮が、非婚化につな がっていることは間違いなさそうだ。
●ロス婚の福音
筆者は別に、恋愛結婚を否定しているわけではない。しかし、恋愛結婚の主流化によって結婚のハードルが上がったうえ、経済的、社会的な要因なども重なり、絶食系男子が増えているとは言えないだろうか。
「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」と思う傾向が絶食系男子の間で強まっているが、前述のハードルを全て越えなければいけないと思うと、そう考える人が増えてもおかしくないと思う。
これまで41回続いたこの連載も、今回で最終回を迎える。連載中に筆者自身が離婚し、「ロス婚」状態に陥るというオマケまでついてしまったものの、そういった立場だからこそ、これからも結婚や恋愛の問題を注視していきたいという思いもある。
最近、若干絶食系男子になりそうな傾向が出てきた筆者だが、一時の「断食」を経て、これまでは取材対象だった婚活サービスに自ら登録する日が来るかもし れない。そのときは、率直な感想とレポートをお伝えしたいと思っている。今までご愛読いただいた読者の皆様に対して、心から感謝の意を伝えたい。
http://diamond.jp/articles/print/27706
「草食系」を超える新ジャンル 「絶食系男子」の全貌とは!?
2012/12/04 20:30 IT・インターネット ライフ
■「恋愛・女性に興味なし」の男性が増殖している!?
まず見ていただきたいのが、楽天グループの結婚情報サービス会社「オーネット」が、25~34歳の独身男性382人を対象に行った調査(※1)。 この調査において、「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」という男性は、全体の14.4%という結果に。女性好きの筆者としては理解できない考 え方ですが、どうやらこれが現代男性の実態のよう。そして、このように「恋愛に興味はなく、女性なしで人生を楽しめる」男性のことを「絶食系男子」と呼ぶ そうです。
同調査では、「絶食系男子」のさまざまな生態が明らかに。その筆頭が「絶食系男子」の女性経験。なんと、「絶食系男子」の50.9%、つまり2人 に1人は交際経験がなく、性行為も49.1%が未経験であることが分かりました。「女性なしで人生を楽しめる」と答えているのですから、ある意味当然の結 果かもしれませんが、それでもやはり驚きです。もちろん結婚についても、「したいと思ったことはない」が71.1%と、大半を占めました。
■絶食系男子が主張する「結婚しない理由」
アンケート結果が発表されてから、ネット内では「絶食系」を自覚する男性が、その理由を語っています(※2)。以下にまとめました。
「無理してまで得ようとするような魅力的な女性が減っただけだよ」
「彼女や嫁がいたほうが人生は潤うと思いながらも、自分の趣味とか食べ歩きに女を連れていくと邪魔くさい」
「30歳で貯金2000万あるけど結婚するなら相手も同じくらい貯金ないと不公平すぎる」
「だいたい男側に結婚のメリットがなさ過ぎる。メリットどころかリスクが大き過ぎる」
魅力的な女性に出会わないことを理由に挙げる人もいれば、結婚というシステムに反対を掲げる人、さらには性的な部分でも1人で事足りてしまう 人......などなど、その理由をもっともらしく語っています。みなさんの周りでも、普段からどこへ行くにも1人で楽しんでいる男性や、「結婚って男に 不利なシステムだよね」なんて主張してくる男性の中には、もしかすると絶食系男子が潜んでいるかもしれません。
「草食系」に「絶食系」。男性の恋愛離れはますます加速していきそうで、女性にはあまりうれしいことではないかもしれません。とはいえ、その中で何とか好みの男性を見つけて、自分だけには「肉食化」させていきたいものですね。
(有井太郎+プレスラボ)
特に“絶食系男子”に読んでほしい!「本音では結婚したい」女からのメッセージ
恋愛
- All About
大事なことは、自分が「絶食系男子」をしている理由を知ること
「絶食系男子」という言葉を最近知った。恋愛に全く興味がない、恋愛しなくても生きていけるという男子たちのことを指すのだそうだ。ある調査データによると、20代の4割、30代の3割の男子が、この「絶食系男子」に該当するらしい。
当たり前だが、理由はいろいろだ。雇用、労働環境や経済面がきつくて、恋愛どころじゃないという人もいるだろう。女子とどう付き合っていいのかわからないから、絶食系男子になってしまったということだってある。
また、過去の経験から、もう恋愛には懲りた。二度としたくない。俺は1人で生きて行くという人もいるかもしれない。ただし、この調査データを読み解いていくと、一つ大事なデータが浮かび上がっている。
結婚願望はある。ただし、自分はしないと思っている人がかなりの割合でいることだ。つまり、いろんな理由をつけているけれど、本当のところは、大半の人は結婚したいのである。
もっと言えば、全てのことが上手くいくと仮定するならば、ほとんどの男子は、「絶食系男子」にならないのではないかとさえ思ってしまう。じゃあ、本音は、恋愛したい、結婚したい「絶食系男子」はどうしたら、行動できるのだろう。
私の答えは、シンプルに自分の欲求に従えばいいということだ。彼女のことを好きだとか、二人でデートしたいという気持ちは、自然に自分の内側から湧いてくるものだ。その気持ちに無理に逆らわずに従えばいい。
もちろん、自分の欲求に従うと言ったって、彼女をリスペクトした行動を取ることが大事だ。嫌がる彼女にしつこくしたり、ましてや警察のお世話になるようなことはしてはならない。
また自分を「絶食系男子」にしてしまっているほとんどの理由は解決できる。もし、本当に労働環境がきついと思っているなら、転職すればいい。普通の生活ができないような職場にいる必要は全くない。
収入面で問題があるから、結婚できないと思っているなら、一緒に働いてくれる女子を見つけよう。今の世の中、男に養ってほしい人ばかりではない。どう女子と接したらいいのか分からないというなら、キャバクラにでも行って練習するという方法もある。
または最近は恋愛の学校のようなところもあるので、周囲に全く女子の友達がいないなら、そういったところで、勉強するのもありだろう。過去の恋愛がトラウマになってしまって動けないでいる人は、恋愛で失敗したことがない人はいないと思ってほしい。
あなたが過去にした失敗は誰でもしているような失敗や失恋なのだ。決して周囲に恥じることはない。時が経っている今では、笑い話のタネの一つくらいに思えばいいんだ。
それでも、どうしても恋愛できない、結婚したくても動けないと思うのなら、人間が持っているダークなエネルギーの力を借りるのも一つの方法だろう。「彼女とSEXしたい」とか、「彼女と付き合っていると周囲から羨ましがられる」というような人には言いにくいエネルギーだ。
こういったエネルギーは、自分を動かすエネルギーになりやすいし、否定する必要もない。人は誰しもこのエネルギーを持っている。上手く使っているか、否定しているかのどちらかなんだ。
大事なことは、自分が「絶食系男子」をしている理由を知ることだ。当然、理由が一つの場合もあるし、複合しているケースもある。しかし、理由さえ分かっていれば、それに対応する解決策もある。焦らずに少しずつ解決していけばいい。
もちろん、出会いがあって、彼女が好きだと動き始めたって、上手くいく保証は全くない。しかし、人生に保証があるものなんて何一つない。だから、恋愛だって、婚活だって楽しめばいい。楽しくしていれば、そのうち上手くいく。
あなただって、そんな経験をしたことが必ずあるはずだ。軽い気持ちで、行動してみよう。そこから、全てが変わっていくんだ。
(ユージ/田端裕司)
文・All About News Dig編集部(All About )
2014年7月20日
草食の次は絶食?イマドキ男子の心理
恋愛に興味を示さない「絶食系男子」増加中
「絶食系」とは肉食系でも草食系でもなく、恋愛に興味を示さない男性のことで、女性との関係無しで人生を楽しめる人のこと。また、すべての「欲」から解放された悟りの境地にあるようなタイプを指すこともあります。
そこで、それらしき系統の男性二人に直接話を聞いてみました。
自分のことで精一杯。恋愛より優先すべきことがある
「デートやプレゼントにかけるお金がもったいない。求められても無理なものは無理。自分のことで精一杯で『家族を養う』なんて考えられない。働いて いない女性は論外。女の子からの誘いは受けるけど、自分からは誘わない。男も女も同等の友だち感覚。あまり好きではないタイプ、もしくは恋愛に発展しそう なタイプにはわざと嫌われるようなことをする。距離を取り友人以上にならないようにする」(27歳 資格取得のため勉強中・フリーター)「女の子に告白されて、6割マルなら付き合います。『経験として』というのもあるし、断ると傷つけてしまうから。最近は女の子の方からの告白がほと んどですよ。男の方からというのは、少なくとも僕のまわりにはいません。『女の子には興味がない』と、悟りを開いているようなことを言っている人もいるけ ど、本心は違うと思います。どちらにしても、交際やデートをするよりも勉強やアルバイト優先」(20歳 大学生)
経済的に厳しい時代を生き延びていくための「進化」?
この二人は、穏やかな好青年で一般的には「モテる」タイプですが、浪費をしない草食系世代の代表のような印象を受けました。ガツガツしていない割に、社会的な実力や生き抜く力は強い感じでした。「草食」から「絶食」へ移り変わる理由としては、やはり第一に経済的な問題があるようです。「恋愛に興味がないフリをしたほうがラク」ということな のでしょう。もともと浅い人間関係を好むといわれる世代です。「経済的に追い込まれ、さらに恋愛で必死になって、傷ついて…なんて考えられない。そんなエ ネルギーないよ」といったところでしょうか。
交際経験も結婚経験もないままに「興味がない」というのも、何だか寂しい気持ちになりますが、経済的に厳しい時代に生き延びていくためには、ある意味では「進化」と言えるのかもしれません。現実的にならざるを得ないのも無理はありません。
悟りながらもどこかに熱い思いは持っていてほしい。そんな期待を持ちながら、若者の声に耳を傾けていました。
絶食系男子急増の実態 手も出さない、口もつけない男たち
恋愛や女性に好奇心旺盛で勇ましく攻めまくる肉食男子はもはや珍獣になりつつある……。いや、そのような肉食男子はイマドキ見当たらず絶滅寸前……というより、もはや日本が絶滅寸前の危機にさらされているのかもしれない。
全国の25~34歳の独身男性を対象に、結婚情報サービス会社 「オーネット」が行った調査によると、驚くべきことに結婚適齢期の独身男性の3人に1人が、女性と交際した経験がなく、さらには***をしたことがないのだ!
「草食系」どころか「絶食系男子」や「断食系男子」が増殖している。
自分からコクらない、口説かない、恋愛にガツガツしない草食系。オシが弱い心優しい草食系男子はもはやもの珍しくもなんともなく、一般的なものとして生息している。そこいらにゴロゴロしている! すでに草食系が増 えすぎてしまい大きいくくりとなり、近年はロールキャベツ男子だのクリーミー男子だの弁当男子だのアスパラベーコン巻き男子などという新人類が次々と誕生。
また増え続ける草食男子グループが巨大化して分類せねばならなくなってきた。ゆえに最近では草食系もいくつものカテゴリに分けられている。
優柔不断男子、迷走男子、断食系男子、絶食系男子……などである。
恋愛に興味はあるが、女性とつき合うために積極的になれない“優柔不断男子”や恋愛には興味はあるが、交際経験が乏しく、さまよい続けるタイプは“迷走男 子”。女性に興味はあっても女性とのやり取りは彼らには非常に大変なこと。誘いたくとも会話が苦手で不慣れなため自分から狩りに行くことができない。自分に自信がなく恋愛はしたいけども女性を誘えない人は多い。
そんな踏み出す勇気のない彼らには女性の方から“きっかけ”を与えてあげたり、 また自信を持たせてさえあげれば意外となびいて来たり食らいついてきたりする。女性に縁がない、女性への接し方がわからない、コミュニケーション不足…… などというこの手のタイプの草食男子ならばまだ救いがあるのだが、なんとも困ったのが“断固拒否をする絶食系男子”“まったく食べない断食男子”なのであ る。
肉食男子とはうってかわってガツガツ食べないのが草食男子の特徴であるが、この“絶食男子”は食べることさえ放棄する。
女と朝まで一緒にいようが、うっかり終電を逃してしまいお泊りするようなシチュエーションになったとしても絶対に何もしてこない男なのである。
女が隣に寝ていてもちょっかいを出すどころか、毛布をかけてくれる。ヘタすると彼女が自分の方から服を脱いだとしても知らん顔……そんな絶食系男子。女性か らのアプローチもキッカケもお膳立ても彼らには通用しない。彼らは女友達がいたとしても清い関係。本当にただの友達であり、女性であろうとも“友達ったら 絶対友達”であり、一晩一緒に過ごそうが個室にいようが間違えなど起こさない。
ひと昔前は
「絶対何もしないから」
「ただ休みたいだけ……」
「少しだけ休憩したいんだ……」
「ホントに休憩だって」
「神に誓って言う!オレはそんなことはしない」
「俺がそんなヤツにみえる?」
「絶対しないって!」
……というようなセリフで女を口説き、いや、口説くというよかゴリ押し状態で、しつこく迫ってくるのが男だった。ホテルや部屋に連れ込み“絶対ヤラない”と言いはっていながら結局“絶対ヤッてた”のが男という生き物であったのだ。
女が横にいて手を出さないなんてあり得ない! 何度かデートしまた二人っきりでいて何もないなんてあり得ない。女と二人でいて下心のない男なんていない。送り狼は常識。
「友達だよ」「俺達トモダチだろ? トモダチ!」とか安心させときながら豹変する。とにかく、目の前にある生物は、「いっただきま~~す!」状態だった……。
しかし今の恋愛市場の風潮は“本当にヤラない”のだ。“ことを起こさない”し“なにもしでかさない”のだ。
イマドキ男子は“据え膳食うのは男の恥”なんである。もはや恋愛や結婚に関心がない。自分の趣味や世界観があるので女に必要性を感じない。……というか女と付き合うことなど面倒なのだ。
日本ではコンドームの消費量が減少しているという統計も出ている。これは“使いたくない”でなく若者の性的欲求が減退しているせいでないかと言われている。松下電工の「トイレの使用実態調査」のよると日本人男性の40%以上が座って小便し“お座りション”が増加している。
女性の方からコクってきたり誘ってきたにもかかわらず彼氏という身分やポジションなど欲しくないとと断る男子やデートすることに負担や重荷に感じている男子も多い。
飢えていない彼らは食べたくないものは食べないのがポリシー。後で食べるとか残すというよりもいっさい手をつけない。より好みする偏食男子やあまり食べない 少食男子なんてまだマシ!
イマドキ男子は“据え膳食うのは男の恥”なんである。もはや恋愛や結婚に関心がない。自分の趣味や世界観があるので女に必要性を感じない。……というか女と付き合うことなど面倒なのだ。
日本ではコンドームの消費量が減少しているという統計も出ている。これは“使いたくない”でなく若者の性的欲求が減退しているせいでないかと言われている。松下電工の「トイレの使用実態調査」のよると日本人男性の40%以上が座って小便し“お座りション”が増加している。
女性の方からコクってきたり誘ってきたにもかかわらず彼氏という身分やポジションなど欲しくないとと断る男子やデートすることに負担や重荷に感じている男子も多い。
飢えていない彼らは食べたくないものは食べないのがポリシー。後で食べるとか残すというよりもいっさい手をつけない。より好みする偏食男子やあまり食べない 少食男子なんてまだマシ!
絶食系男子はいただかないのが当たり前。彼らにとっては食べる必要性はないし食べることに喜びは見出さないのだ。食べたくない
ものを食べさそうとする方がどだい無理。
目の前に置かれたもの、差し出された生物を「とにかく食べちゃえ」「なんでもいいから手をつけちゃえ」なんていうハングリー男子がそこいらにいた時代があったなんて嘘のようである。
これからの日本はどうなるのだろうか?
絶食男子の増殖で日本滅亡になるのか?
明るい日本の未来のために“絶倫男子”が増えることを祈ろう。
(神崎桃子)
目の前に置かれたもの、差し出された生物を「とにかく食べちゃえ」「なんでもいいから手をつけちゃえ」なんていうハングリー男子がそこいらにいた時代があったなんて嘘のようである。
これからの日本はどうなるのだろうか?
絶食男子の増殖で日本滅亡になるのか?
明るい日本の未来のために“絶倫男子”が増えることを祈ろう。
(神崎桃子)
神崎にしても田端にしても全く分かっていない。
ハッキリ言って、私は無駄な煽りだなと思う。そもそも、今の時代は女性もある意味自立しているのだから、男性ですらも女性から自立するのも当然だろう。
私は絶食系男子が増えている背景にはアスペルガー症候群などの発達障がいの急増とも無関係とは思えないと考えている。私自身が絶食系男子にして重度のアスペルガー症候群である。異性との交際も今はしていないのも理由があり、様々な事情もあって私の持つ負の遺伝子を次世代につなげてしまうことで次世代に苦しみを残すことが怖いからだ。
アスペルガー症候群は脳機能障がいの一種であり、このことに私はさんざん翻弄され、何もかも失った。そして、過去や今年の出来事から、結婚を諦めて、絶食系男子として生き延びる事に絞ることにした。そのおかげで、呪縛されていた何かから解き放たれたような気がした。私の本質は無駄なものは非情に、容赦なく切り捨てる。だから、人生にとって大きな決断もこの数か月間で一気に行った。その決断は撤回することはないしそれだけ重いものであることも理解してほしい。
そもそも、独身でも困らないような経済情勢に今の日本はなっているではないか。深夜まで営業しているディスカウントストアにコンビニエンスストアを見ればわかる。そうして、これらの中での凄まじい競争で、価格破壊が進む現状だ。こうして「おひとり様」経済はどんどん伸びていくのである。おひとりさまを恥じる必要はない。むしろ、おひとり様を前提にして今後の生活設計を組み立てた方がこれからはいい。
すでに私はそれを前提に社会的な資源を組み立て始めている。
皆さんもどちらかテストしてみるといいかもしれない。
テストしたら76点、かなり高い頻度で絶食系男子だと分かりほっとしたので、後は今後の生活面で独身を前提にして行動しようと思う。恥じる必要もないということだ。
だが、それだからとても私はレイシストになる気はない。