2015年2月1日日曜日

殺人鬼:安倍自称首相に退陣を命令する

日本人殺害予告 安倍自称政権が事件発生後に犯した“3大失態”
2015年1月23日 10時26分
日刊ゲンダイ

 「最悪の事態」が刻々と迫っている。「イスラム国」による日本人2人の身代金要求・殺害警告事件。安倍晋三自称首相の「イスラム国対策にカネを出す」と宣言した「カイロ演説」が引き金になったのは間違いないのに、安倍政権は、事件発生後も数々の“大失態”を続けている。

■親イスラエル議員を現地本部に派遣
 事件発覚後、政府は安倍被告の中東訪問に同行していた中山泰秀・自称外務副大臣をヨルダンに派遣した。中山被告は首都アンマンの日本大使館内の現地対策本部の本部長に就き、情報収集や現地対応の指揮にあたっている。
 安倍被告ら自称政権は「迅速な対応を取った」と考えているのだろうが、チョット待てだ。中山被告といえば、イスラム国にとって敵国扱いのイスラエルと親密な議員だ。郵政大臣や衆院予算委員長などを歴任した父親の正暉氏を継いで「日本・イスラエル友好議員連盟」に所属。議連の事務局長を務めたこともある。国会議員が各国と友好関係を築くのは構わないが、なぜ、非常時の今、この人選なのか。
 戦場ジャーナリストの志葉玲氏がこう言う。

「イスラム国の一派は最近、イスラエルでテロ活動を活発化させようとしている。その敵視国とつながりのある人物を本部長に充てるのは理解しがたいですね」

 むしろ中山被告については、政官接待でボロ儲けの人材派遣会社「パソナ」の代表補佐だった経歴や、携帯電話税の導入に積極的――といった悪評ばかり。本気で人質を救出する気があるのか疑わしい。

■イスラエル国旗バックに安倍被告が会見

 「卑劣なテロはいかなる理由でも許されない。断固として非難する」──。事件後、安倍被告はエルサレムで行った緊急会見でこう強調していたが、会見映像を見て驚いた人は多かっただろう。背景に白地に青い六芒星のイスラエル国旗が掲げてあったからだ。
 イスラエルは、イスラム世界で敵視されている。そのイスラエルに日本の軍需産業の幹部を引き連れて訪問しただけでなく、国旗の前で戦う姿勢を示したのだ。「イスラム国」だけでなく、イスラム世界全体にケンカを売ったのも同然だろう。

「安倍被告の会見は、穏健派のイスラム世界の人が見ても違和感を覚えたと思います。日本の外交センスを疑いますよ」(志葉玲氏)

 安倍被告の会見は、イスラムの反日感情の火に油を注いだ。

■「身代金は払わない」と期限前に“死刑宣告”

 自民党の高村正彦自称副総裁は21日、記者団に対して「日本政府が人道支援をやめるのは論外だし、身代金を払うこともできない」と言い切った。仮に“本音”はそうであっても、政権与党の副総裁が軽々に発言して大丈夫か。「イスラム国」はITを駆使し、常に情報を集めている集団だ。タイムリミットの「72時間」前のこの発言をすでにキャッチしている可能性が高い。

「人質2人にとっては日本政府から早々に『死刑宣告』されたようなものです。欧州で今回と同様のケースが起きた場合、政治家は慎重に発言し、水面下で交渉するのが一般的です。日本は、04年にイラクで日本人旅行者の香田証生さんが殺害された時も、身代金の交渉をすぐに突っぱねた。政府の対応は、あの時から何も変わっていないし、何も学んでいません」(志葉玲氏)

 こんな無能政府に命は預けられない。


 まず、イスラム国なるテロリスト集団によって虐殺された後藤健二氏に哀悼の念を表明すると同時に、ご家族にはお悔やみの言葉を拙ブログで表明する。
 それと同時に安倍被告に対し、今すぐ公権力から身を引くよう命令する。彼は公権力を私物化し悪事三昧している犯罪者に過ぎない。その悪事によってわれわれ国民はテロの危険にさらされているのだ。
 トマ・ピケティ氏に完膚なきまでに論破された上に、佐高信氏や植草一秀氏、日本共産党や井上靜氏にもコテンパンに論破されて涙目のこの自称首相には政治を語る資格もなければその筋もない。「ボクチンのニッポソ史」を我々に押し付けるだけのお馬鹿さんとしか言いようがない。今回の事件は安倍被告の能力がないということを完全に暴露した。
 今すぐ、我々は安倍被告を法の裁きにかけねばならない。彼は万死に値する罪を犯したのである。死刑にされてもおかしくはない重すぎる罪を犯した。