2018年8月15日水曜日

責任から目をそらし続けるこの国

 敗戦記念日であるこの日に、あえて辛口のコメントをさせてもらう。
 松本智津夫氏を死刑にして、オウム真理教事件は解決したと思いこむ人達に警告する。それは、オウム真理教事件の真相を闇に葬ったに等しい暴挙である。自分たちのストーリーを社会に押し付けたいのかと一喝したい。
 そういった行為は明らかに無責任であり、独善的な行為であることは明白だ。同じようなことが、1946年の東京裁判で明らかになった。東条英機たちの罪は断じて許されないことは誰の目からしても明白だ。
 しかし、なぜ彼らが暴走できたのか。その原因を与えたのはあなた達なのだと言わざるを得ない。

ドイツ語版(日本語訳)
Als die Nazis die Kommunisten holten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Kommunist.(ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから)
Als sie die Sozialdemokraten einsperrten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Sozialdemokrat.(社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義ではなかったから)
Als sie die Gewerkschafter holten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Gewerkschafter.(彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから)
Als sie mich holten, gab es keinen mehr, der protestieren konnte.(そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった)
— マルティン・ニーメラー財団による作成

 この数年、日本はネオナチジャパンの暴挙により民主主義が根底から破壊されてきた。
 戦争協力法、改悪盗聴法、カジノ法、水道民営化法、共謀罪押しつけ犯罪、国民総背番号制押しつけ、TPP押し付けによる貧困押し付け、原発押し付け、更に平和外交を怠った上での米国製兵器押し付けだ。それらに対して怒りの声を上げる人達の少なさ。
 その象徴が、優生学の論理を顕にしたアニメ映画『聲の形』のNHK・Eテレでの放映(8月25日、21時)を賛美する若者たちの声なのだから、話にならない。この国は一度完全に壊れなければ彼らには分からないらしい。これを『肉屋を支持する豚』(アニメや漫画の規制推進政党である自民党を支持するオタクに対する蔑称である)というのだ。彼らはまるで教祖のように『聲の形』を持ち上げているが、とんでもないことだ。
 破滅願望にお付き合いすることはできない。私はこのブログでこういった歪んだ破滅願望に否の声を上げ続ける。