2018年10月16日火曜日

日本大学再生論

日大アメフト部宮川泰介が復帰「仲間から再建をと」
[2018年10月3日22時53分]
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日大・宮川泰介(18年5月22日撮影)
日大・宮川泰介(18年5月22日撮影)

日本大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、5月の関西学院大との定期戦で反則をした宮川泰介選手(20=3年)が、4日の練習からチームに復帰することになった。3日に宮川選手の代理人弁護士が文書で発表した。

宮川選手は次の通り、コメントを出した。

  ◇   ◇

私は、5月6日の試合後、アメリカンフットボール部を退部する意思を固め、その旨を記者会見でも述べました。しかし、その後、厳しいチーム状況を立て直していくチームメイトをよそに、私自身がチームの為に何もせずにいることが無責任であると感じ、本当に部やアメリカンフットボールとの関わりを断っていいのか、思い悩む日々を過ごしてきました。

そんな中、橋詰新監督との面談の機会をいただき、今後の指導方針やチームの方向性をお聞きしました。その際、同監督からは、そのご指導の下でチームの再建に加わらないかという打診をいただきました。また、8月中旬、チームに謝罪に伺った際に、チームメイトたちから、部の一員としてチーム再建を目指して欲しいという声をいただきました。

部への復帰は会見での発言を翻すことになることもあって悩みましたが、迷惑をかけたチームメイトに対する償いとして、部に復帰して、新監督のご指導をいただきながら、チームメイトと共にチームを再建していきたいとの考えに至りました。

被害選手やそのご家族及び関西学院大学関係者の方々から、復帰に関してお言葉をいただいたことも私の決断を後押ししてくれました。

そのうえで、関東学生アメリカンフットボール連盟や日本大学関係者にも部への復帰についてご相談申し上げ、本日のご報告となりました。

今回の私の決断をご理解下さり、後押しして下さった皆様には、本当に感謝しております。

部に戻りましても、連盟の処分が解除されるまでの間は、処分の趣旨の範囲での練習参加をいたします。

最後になりますが、私の反則行為によって、アメリカンフットボールに関わる方々、大学関係の方々をはじめ、多くの方にご迷惑をおかけしましたことをしっかりと心に刻み、今後の糧といたします。

宮川泰介

(原文のまま)

  ◇   ◇

宮川は、内田前監督の指示で反則したことを明かした会見で「続ける権利はなく、やるつもりはない」と話し、退部を表明していた。だが今回、今季出場停止の処分となったチームに対し「償い」として前言を撤回し、復帰を決意した。
(C)日刊スポーツ


 はっきり言っておかねばならない。
 私は宮川自称選手のアメフト部復帰については絶対に許さない。そもそも、宮川自称選手のやった悪質なラフプレーは犯罪そのものであり、本来なら逮捕されて裁判にかけられるべき行為なのは明白だ。
 それを日大の激甘判断で復帰とは言語道断だ。
 よろしい、私から以下の提案をしてしんぜよう。

1.日本大学、日本体育大学、加計学園(岡山理科大学等全て)、帝京大学、帝京平成大学、順天堂大学、順正学園、拓殖大学を合併させ、『新日本大学』として再生させる。この事により、パワハラが横行している日大および日本体育大学、アベさまと癒着して不正に資金の流用を行うなどの権力犯罪を犯した加計学園グループへの厳しい社会的制裁を加える。新法人は合併後、直ちに資金繰りを再査定し、不正が発覚した場合は刑事民事ともに厳しい社会的制裁を加える。
※日本大学会館(市ヶ谷キャンパス)・日本大学会館第二別館・日本大学桜門会館(共に東京都千代田区)は政府に無償譲渡し、加計学園の損失を取り戻すこと。
2.加計学園・順生学園およびその系列が運営していた以下の学校に、日本大学等を移転させる。
岡山理科大学(岡山県岡山市北区)
※日大歯学部・薬学部を移転させる。日大歯学部キャンパス(東京都千代田区・千葉県松戸市)については獣医学部を松戸市の歯学部キャンパス跡地に移転させる一方、日大薬学部キャンパス跡地については日大病院に転用させる。
※ただし、愛媛県今治市にある『獣医学部』については募集を強制停止処分にし、学生を京都産業大学に転学させる。日本大学(生物資源科学部獣医学科、1996年に農獣医学部獣医学科から名称変更)を存続法人にさせて、今治市にあるキャンパスは撤退させる。
倉敷芸術科学大学(岡山県倉敷市)
※高層ビル化を伴う再開発を条件に日大芸術学部を移転させ、江古田キャンパス・所沢キャンパス跡地を障がい当事者の支援施設に転用する。
細胞病理学研究所(岡山県倉敷市)
※高層ビル化を伴う再開発を前提に順天堂大学医学部及び日大医学部キャンパス(東京都板橋区)・日大国際関係学部・日大生物資源科学部を移転させる。日大キャンパスは閉鎖し、介護福祉施設に転用させる。順天堂大学医学部キャンパスは日大法学部および理工学部・大学院・独立研究科の移転先にする。なお日大理工学部駿河台キャンパス(東京都千代田区)および船橋キャンパス(千葉県船橋市)、日大法学部神田三崎町キャンパス(東京都千代田区)・大宮グラウンド(埼玉県さいたま市見沼区)については船橋キャンパスを残して全て障がい当事者の支援施設に転用する。日大理工学部船橋キャンパスについては日大文理学部キャンパス・経済学部キャンバス・商学部キャンバス・通信学部キャンバス・危機管理学部・スポーツ科学部キャンバスとして高層ビル化を伴う再開発の上で移転統合させて残す。
※日大文理学部キャンバス(東京都世田谷区)・経済学部キャンパス(東京都千代田区)・商学部キャンパス(東京都世田谷区)日大危機管理学部・スポーツ科学部のある三軒茶屋キャンパス(東京都世田谷区)は全て障がい当事者の支援施設および東京都内にあるダルクに転用する。
※日大国際関係学部・三島キャンパス(静岡県三島市)および生物資源科学部・湘南キャンパス(神奈川県藤沢市)は障がい当事者の支援施設に転用する。日大独立研究科総合社会情報研究科(埼玉県所沢市)は所沢ダルク・障がい当事者の支援施設に転用する。
千葉科学大学(千葉県銚子市)
※千葉県内にある植草学園大学に事実上統合させて閉校させ、跡地を日大生産工学部キャンパスおよび工学部キャンパスにする。日大生産工学部の津田沼キャンパス・実籾キャンパス(いずれも千葉県習志野市)・日大工学部キャンパス(福島県郡山市)についても、介護福祉施設に転用させる。
岡山理科大学専門学校(岡山県岡山市北区)
※「建築と動物のスペシャリスト」を養成する趣旨にそぐわないため、閉校とする。跡地は岡山ダルク(薬物依存症などの支援組織)を移転させる。
玉野総合医療専門学校(岡山県玉野市)
※閉校とする。跡地は玉野ダルクに転用させる。
岡山理科大学附属中学校・高等学校(岡山県岡山市北区)・英数学館小学校・中学校・高等学校(広島県福山市)・吉備高原学園高等学校(岡山県加賀郡吉備中央町)・並木学院高等学校(広島県広島市)・並木学院福山高等学校(広島県福山市)・英数高等学院(福岡県福岡市)
※岡山商科大学に上記事業を無償譲渡すると同時に、通信制中学・通信制高校として吉備高原高等学校・英数高等学院を残して閉鎖すること。跡地は障がい当事者支援施設に全て転用させる。
御影インターナショナルこども園(神戸市東灘区)・ESG倉敷こども園(SID創研運営、岡山県倉敷市)・順正保育園(順正福祉会運営・岡山県岡山市北区)・ゆうき幼稚園(ゆうき学園運営・広島県広島市東区)
※地元の社会福祉法人が運営するこども園に事業を譲渡し、跡地を神戸ダルク・倉敷ダルク・広島ダルクに転用させる。
吉備国際大学(岡山県高梁市)
吉備国際大学短期大学部(岡山県高梁市)
九州保健福祉大学(宮崎県延岡市)
順正高等看護福祉専門学校(岡山県高梁市)
九州保健福祉大学総合医療専門学校(宮崎県宮崎市)
※全て閉校処分とする。吉備国際大学については地元の支援を条件に日大通信教育事業部を移転させる。
広島加計学園
英数学館
広島アニマルケア専門学校(広島県広島市中区)
福山福祉専門学校(広島県福山市)
広島加計ビジネス高等専修学校(広島県広島市南区)
英数学館岡山校・加古川校・姫路校
毎日文化センター広島
※上記事業はすべて閉鎖とし、障がい当事者およびホームレスの社会復帰支援施設に転用する。
特別養護老人ホーム グリーンヒル順正(順正福祉会運営・岡山県高梁市)・順正会(内科クリニックなどを運営)については新日本大学が母体となる新社会福祉法人に事業を統合する。障がい当事者の支援施設・ホームレスの社会復帰支援施設・介護福祉事業運営をこの法人が責任を持って手がける。
3.日大の不明朗な資金繰りを明確化させるため、会社更生法に伴う資産の再査定を実施し、資金繰りの透明化を図る。その中で不正な資金繰りが発覚した場合は債権者による会社更生法申請を行い、障がい当事者等の社会的マイノリティの就労に結びつけると同時に、不正を行ったものについては厳格な債務回収を行うこと。
4.帝京大学がかつて関わっていた薬害エイズ問題について、もう一度外部による厳しい査察を行い、加害者への厳格な責任追及を行うこと。医学部元部長・安部英被告の遺族に対しても債務回収を行うこと。
5.拓殖大学に不正に関わっていた中曽根康弘自称元首相とのつながり、極右団体との関係を再査定し、不適切な場合は厳罰を科すこと。
6.日大・日本体育大のスポーツ事業については原則、順天堂大を中核にした形で統合する。いわゆる箱根駅伝の存続チームとし、2校有力校が増える利点がある。
7.日大・加計学園グループ・日本体育大・拓殖大・帝京大・帝京平成大の重複した学部については日大及び加計学園グループ以外の有力校を存続学部にすること。
8.新日本大学はアメフト部の活動から撤退し、いわゆる日大フェニックスは廃部とする。