2013年8月1日より、日々格闘記はGoogleという新たな世界に打って出ます。なお、熊本大震災・東日本大震災・鳥取大震災の被災者の方々にお見舞いの言葉を、亡くなられた方々には冥福を祈ります。拙ブログは社会的マイノリティとともに歩むブログです。よってレイシズム(極右・極左)及び優生学及びエコテロリズムなどの反人道的な行為や思想を許しません。
2013年10月20日日曜日
地方百貨店を考える~福岡ユニードの場合~
今、丸紅と三菱商事系列のイオン主導で経営再建が続いているダイエーの隠された原点に今回はメスを入れる。
ダイエーが忠実屋、ダイナハとまと めてユニードを吸収合併したことはみなさんご存知だろう。このユニードはかつて九州から西日本にかけてチェーン店を展開していた。だが、ユニードもかつて は地方百貨店である渕上だった。この渕上も元々は呉服店であり、その流れをくむ企業が福岡にある。
1958年、株式会社丸栄を設立し、福岡市西新町に第1号店となる西新店を開店した(現:ダイエー西新店)そうだ。そして1963年に渕上百貨店が火災で閉店した事をきっかけに丸栄として1965年に開店した。
1967年には広島に進出、1970年にはユニードに社名変更し、堺に進出した。九州の雄と言われるまでに成長し、1978年には福証、翌年には大証2部 に上場したのだが、実際は経営不振だったようだ。そこでダイエー子会社の福岡ダイエーを合併して、ユニードはダイエー傘下になった。
イオンに飲 み込まれた地方百貨店のように、ユニードもダイエーに飲み込まれ、更にイオンに飲み込まれようとしている。かつて九州で競い合った壽屋(ラララグルー プ)、ニコニコ堂(いまはイズミ子会社)はいずれもその影すらない。今回添付した画像は長崎大丸の前身である岡政のロゴマークを調べて長崎新聞を見ていた 中から得たものである。