2013年10月8日火曜日

元祖詐欺師よ、今すぐ反省しろ 鈴木恒年

 今回の書人両断は自称足立区長、言ってしまえば詐欺師の鈴木恒年である。
 この愚か者は断じて許すわけには行かない。実績といってしまえば足立区の財政を悪化させ、暮らしに冷たい行政に転換させただけである。

 鈴木恒年足立区長らが決定した500億にものぼる東武線の高架化事業は足立区や東武鉄道の責任逃れ
2007-04-14 23:18:41 | 足立区行政批判
 2005年3月に東武伊勢崎線竹ノ塚駅(東京都足立区)近くの手動踏切で4人が死傷した事故のあとに足立区が高架化をすすめていることについてはすでにこのブログで触れた。
 最近見た区の広報こちらですによれば、これはほとんど本決まりに近い状態になってしまったようである。
 このプロジェクトを進めている方々はこのブログを知っているはずもなく、足立区民の理解が得られたとしているようだが、本当にそうだろうか。
  ちなみにこちらのこういう事故がおきた以上、税金をいくらでも使っていいと考えている「らしい」自民党の足立区の方々のページを見るとあまり更新されてい ないし、35名とかの署名が集まったとしているが、署名でありながらそのほとんどはいわゆる「ハンネ」であり、しかもそこに寄せられたメッセージなどを読 むと本当に高架化することに賛成なのかはっきりしないものもあるようだ。
 区の広報によればこのプロジェクトに関しては総額500億円の費用が見込まれている。
 しかしそのうち東武鉄道の負担額や国や区などの負担がどれぐらいになるのかまったく区の広報には示されていない。
 事故の詳しい情報や原因、事故以前に区の指導や対策が行なわれていたか、などといったことに関してもまったく情報が与えられていない。
 それで果たして「区民の理解が得られた」と言えるのか、署名した人はきちんとものごと考えて署名しているのか自分はまったく疑問に思う。
 はっきり言えば足立区や自民党の足立総支部連合会はこの事故を利用して巨額公共事業をおし進めていると言われても仕方ないだろう。
 どうも野党もこの巨大な公共事業に反対していないようである。
 それはそうであろう。
 もしこれに反対してこの公共事業が実現せず、また同じような事故がおきれば、反対した人間はあとから何を言われるかは分からない。
 自分もその危険性があることは重々承知しているつもりであるが、まずその発想自体がおかしな話である。
 つまり起きてしまった事故に関してとにもかくにも「高架化しかない」ということははそれほど自明なことではないはずだ。
 この事件に関してはまず東武鉄道の職員の実刑が確定し、その上司もまた起訴されるべきであったと言う説もある。
 つまりまず人災という面は裁判で決定しているわけだから足立区が事故を防ぐには高架化しかない、としているのは司法の判断を軽んじているということになる。
 むろんこういう事件が起きたのにはあかずの踏み切りが放置されていたというような状況があった分けだが、足立区の自民党などが主張するように「この開かずの踏切解消のためには高架化が(原文どおり)以外にありません」 と言えるのかどうか。
 そんなことを言ったら全ての線路を高架化すべきだということになって全部鉄道ではなくモノレールになってしまうのではないか。
 この事故に関してはまず東武鉄道と言う会社の管理責任が重いはずだし、歩道橋を増やさなかった足立区の責任も決して軽いとは言えないはずである。
 実際に足立区は事故後歩道橋設置など緊急対策を実施しているはずである。
 なぜ対策を事故があるまでしなかったのかということが何よりも問題である。
 またかりに鉄道の高架化をする場合、このような対策が無駄になるとも言えるわけで、足立区の方針は安全のためならいくらでも税金をつぎ込んでもよいという考え方であることは火を見るよりも明らかだ。
 このような考え方を持ち出されたらそれこそ税金はいくらあっても足りない。
 足立区は国や都などにも補助金を出させようとしているらしいが、一体いくら金を出させれば満足すると言うのか。
 足立区は通常の税金以外にも区民から「走れ!あだち債」などという借金までしているが、自分たちは目を覆うばかりの途方もない巨額な公共事業を次から次へと断行していながらこういうことを堂々とやり続けているのはまったくおかしな話だ。
 聞くところによれば鈴木恒年足立区長は今期限りで引退するそうで、これはまったく喜ばしいことだが、その後釜に座ろうとしている自民党の近藤という女性(前)都議が都議を辞めて準備に入っている。
 ちなみにこの近藤という人物はたしか父親が大物都議であった。
 そして今会都議の補選ではその近藤の後釜に前回落選した足立区の自民党の三原と言う人物が受かった。
 これらの人物ならびに一部の自民党の区議および鈴木恒年は石原の演説にこぞってやってきて演説をしたり名簿を読み上げられたりしていた。
 石原の演説時間が実際よりかなり早めに言われていたのはようするにこの人たちの演説などを聞かせるためであったのだ。
 むろんこの巨額公共事業の話などする者はいなかったし、この話題が区議選で争点になる可能性もない。
 鈴木と言う人間は事故現場に花をたむける写真や陳情する場面の写真などをあちこちに載せているわけだが、事故の原因や対策を具体的に説明することは一切しない。
  東武線の高架化しかない、として一切の議論はさせないといっても過言ではないが、そもそもなぜ私鉄の事業に巨額の税金が投資されねばならないのかその点が 不思議であって、むしろこういうことは東武鉄道ならびに足立区が対策を決めて実行すべきであって国や都に税金を出させるのは問題のすりかえに他ならない。
 ある足立区議の候補の応援に来ていた女性が「遠い親せきだからと言って投票するのでは政治は変わらない」などとお説教のようなことを言っていたがなんだか人をばかにした話だと思った。
 ほかの候補もただ頭を下げていたりするだけで、具体的な政策などはまったく言わない。
 足立区議などはっきり言って競争率があるのか知らないが、逆に言うとこんな選挙に落ちたらものすごい恥である。
 足立区は選挙権は捨てるな、などという広報活動をしているようだが、少しは自分たちがやっている巨額公共事業について考える頭はないのか、と言いたい。
 まったく事情は違うのでここで持ち出すべきではないと思うが、世田谷区では小田急線の高架化に関してものすごい反対運動があった。
 足立区にはそういうことをするひまやお金などがある人はいないようだが、ようするにそういう人たちが税金を巨額に政治家に使わせてこの国を崩壊させているのである。
  ちなみに鈴木恒年はあちこちに署名を持って行っているようだが(こちらにありますが区長が署名を持ってあちこち行くって、ずいぶんとまた民衆的というの か、どういう区長だったんでしょうね。)そこにある216,993と言う数字もものすごく多い数字であるというか、自分にはにわかには信じがたい数字であ る。
http://blog.goo.ne.jp/akkkii/e/d41ae6cdfe2af80024eee900c3d4117e より引用

 この批判に鈴木は全く反論できなかった。
 当然だろう、全て事実で論破されているからだ。さらにこんなこきたない実態で「当選」してきたことをなんと思うのか。これでは盗選の何者でもない。

区長選挙に見られる有権者無視の実態 ここでも公明党暗躍
 自自公民が群がって 区議会を私物化し 共産党区長いじめ
   足立区長吉田万三氏は、最近増えたとはいえ、数少ない共産党員の自治体首長である。当選以来、共産党区長であるだけで、彼は、まさに議員の「いじめ」に 会ってきた。職務に何の落ち度があったのでもない。区政の停滞という文句も、共産党以外の野党が政策にいちゃもんをつけて、審議をストップさせたり、「共 産党と区政を相談する」という文句も党推薦なら当然だ。別にリコール運動が会ったわけでもない。挙げ句の果てに、この4月1日に区長不信任案が提出され可 決された。
 
 4月1日に一日延長で区長不信任案を可決した意味
 年金資格獲得と歳費食い逃げの後、区長を不信任
 区長 は対抗上、即日、区議会を解散したのだが、新聞報道によると、野党側の不信任案提出に金にまつわる汚い問題があったという。不信任案が可決されると、対抗 上、区長は議会を解散する。3月31日予算を通したあと、不信任案を提出せず、翌日提出した。それは、3月31日「区長不信任案」を可決し、区長が対抗上 解散させると、議員の任期が3年11ヶ月で、4年に満たない。そのまま議員失職すると、議員3期12年でもらえる年金が11年11ヶ月で年金をもらえな い。そこで、3月31日にでも区長不信任案可決を、区会日程をわざわざ1日延長して、4月に持ち込み、4月歳費と年金資格獲得をしてから、不信任案を可決 するという、手の込んだ汚い手口を、食い逃げして議員を失職したのである。
 
 大義名分のない 区長不信任案の乱発可決
 区議会 解散で再選挙となった。再選挙は共産党議員は2名増えた、野党前議員は5名落選したが、体制を覆すにはいたらず、新区会議員での5月13日臨時議会で、再 び区長不信任案が可決され、2年8ヶ月の区長職を失ったのである。この結果、6月13日告示、20日(日)投票となった。何の落ち度もない吉田万三前区長 は再度立候補した。これが東京都足立区長戦況のいきさつである。これに対抗して、野党議員は、なんと「自自公民」よりあって、前助役を立候補させ、もっと も批判の多い組み合わせで選挙をやっている。ここでも、公明党が悪役を演じているし、さらに、意気地のない野党に成り下がった「民主党」が国会の直近の地 域で、「自自公」と徒党を組んでいる。私は足立区民ではないし、共産党支持者ではないが、100%、共産党に勝たせたい。およそ、政治に志すなら、もっ と、まじめに有権者に向き合ってほしい。

追論(1999.6.21記)
 足立区長選挙 共産党は敗れたが・・・
 報道によると、選挙は、自自公民の擁立した前助役が吉田前区長に競り勝った。
  自自公民推薦 鈴木恒年 131969票    共産党推薦 吉田 万三 114227票  (投票率50.17%)
常識的には、基礎票の多い自自公民連合軍の勝利は、予想通りといえるかもしれない。しかし、政治の中で、こんな有権者を馬鹿にした事実がまかり通ってよいものだろうかという疑問が露呈したのが今回の選挙であろう。

  自治体首長の支持基盤が、今回のような「自治体議会の構成と大きく食い違う」ケースは全国に数多くある。そこでは、今までも、議会の理不尽な首長いじめが 繰り返されてきた。新聞報道で見る限り、わけのわからぬ「首長いじめ」が繰り返されている。今回の選挙で、わけのわからぬ「少数派擁立の首長いじめ」を自 自公民勢力が全国の波及させる危険がある。

 「共産党独裁を許すな」と、化石のような「赤攻撃大合唱」の汚い自自公民選挙
 今回 の足立区長選挙で、「共産党独裁を許すな」と、「自自公民」勢力はがなりたてたという。彼らは、今までは、「55年体制の克服」と、ことある毎に繰り返し て来た。冷戦時代の「体制・反体制」、「資本主義体制対社会主義体制」の抗争の時代は終ったと彼らは言ってきたのである。ところが今回は「共産党独裁を許 すな」と、およそ、アナクロニズムの古めかしい主張を繰り返した。さらに勝つためには手段を選ばずで、こともあろうに、国会の直近の足立区で、国会で野党 として戦っているはずの民主党幹部までも、自自公と並んで応援をした。さらに問題なのは、既成政党を痛烈批判して勝利したはずの石原東京都知事が、つい 二ヶ月前には、あれほど批判した「自自公民」と同じ隊列で、鈴木候補応援の街頭演説までやったという。「共産党に勝つためには、なんでもあり」、「革命に おびえて赤攻撃」という化石のような古めかしい選挙が、ここ日本の首都で、21世紀を目前にした現在、行われた。このことを私は恥ずかしく思う。

 このサイトについては消されていた( www.ne.jp/asahi/osaka/korishou/jse12.htm  )為、グーグルのキャッシュ機能で回収したがやり方が姑息以外の何者でもない。
 これで詐欺師と断罪せずしてなんと言うのか。今すぐ反省し、吉田正統区長に土下座謝罪し、目の前で切腹するがいい。天下りもはなはだしい足立社会福祉協議会会長の資格などない。 
 2012-02-20 22:18