2013年11月19日火曜日

最低のトップ 鈴木茂

 今回の書人両断の槍玉にあげるのはこの男だ。
 まず、このプレスリリースを見てほしい。そして、今どうなっているのかを考えてほしい。



2013.08.13
大宮アルディージャを支えてくださる皆様へ
 811()に公式発表しました監督交代につきまして、大宮アルディージャを支えてくださる皆様へ大宮アルディージャ代表取締役社長鈴木茂よりご報告させていただきます。

大宮アルディージャを支えてくださる皆様へ
 日頃より大宮アルディージャに対し熱いご声援と力強いご支援を頂き誠にありがとうございます。811日(日)に公式発表いたしました監督交代について、大宮アルディージャを支えてくださる皆様に改めて報告させていただきます。

  ベルデニック監督は昨シーズンの厳しい時期に監督を受けて頂き、昨シーズンから今シーズンにかけ21戦負けなしというJ1記録を達成するなど、大宮アル ディージャに貢献して頂き非常に感謝しております。しかしながらチームとして今シーズンの目標を達成するため、大変苦しい決断となりましたが、今回、監督 を交代することといたしました。

 その理由は、J1リーグ戦の中断明け以降の成績では、今シーズンの目標(勝点53以上)を達成すること が難しい状況と判断したことにあります。中断明けの7試合の成績は115敗、勝点41試合平均獲得勝点は約0.57ポイント)であり、このペースで 残り14試合を戦った場合の獲得勝点は「8」になる可能性があります。

 勝点を積み上げられない原因は失点の多さ(7試合14失点/中断前13試合9失点)が挙げられますが、選手の怪我などの影響がある一方で、チーム内の一体感が保てなくなりつつある事が大きな問題と考えました。
  チームが約10ヶ月間の長いシーズンを戦うためには戦術、選手スキル等も非常に大切ですが、「チーム内の一体感」も、より大事なことと考えており、この一 体感が保てなくなるような事象が見られ、これまで強化育成本部を中心に改善を図ってきましたが、このところの成績不振も相まって、チーム状況を改善できる 見込みが立たないと判断するに至りました。
 皆様方には何卒ご理解いただけますようお願いいたします。

 今後に向けては、岡本GMが暫定監督で指揮しますが、出来るだけ早いタイミングで後任の監督を決定し、皆様にご報告したいと考えております。

 クラブとして、今シーズンの目標達成はもちろん、より皆様に喜んでいただける成績を目指し、クラブ・チーム一丸となって頑張っていく所存です。

 大宮アルディージャを支えてくださるすべての皆様、今後とも応援、サポートを宜しくお願いいたします。

大宮アルディージャ
代表取締役社長
鈴木 茂
 
 そんな鈴木が選んだ小倉勉という男は唖然とする無責任な男だった。
 監督就任時に、こんなことを言っている。

 小倉勉監督:
「僕はあまり堅苦しいのは得意じゃないので、ざっくばらんに話させてもらいます。
今回監督を引き受けることになりました。選手にも話したように、チームが勝つために何をすべきかを考えながらチームの指揮を取っていきたいと思います。一 日一日、試合に勝つことを考えながら、そのために何をすべきか考えていって、その結果一つの目標ないし目的が達成できたらと思います。その一つの考えとし て、チームケミストリーということをやれたらと思います。ケミストリーって分かりますよね?化学反応っていうか、僕よく英語分からないんですけど、歌手だ と分かるんですけど(笑)。チームというのは生き物だと思うんですよね。代表のコーチとかオリンピック(代表)のコーチとかいろいろやらせていただきまし たが、代表チームでもそうですが、各Jリーグのチームのエースの選手が代表チームのレギュラーではありませんし、うちのチームでもヘディングの強い選手も いれば足の速い選手もいれば守備が抜群に良い選手もいれば、守備が苦手な選手、ヘディングが弱い選手もいるかもしれません。でもいろんな個性を持った選手 がいる。その選手たちが上手く化学反応を起こしてチームが一つになって勝点を挙げていくことができれば必ず良いチームになっていけると思う。そういうチー ムを目指してやっていきたいと思います。そういう選手たちが融合していくところを僕は側面からサポートしていく、そういうリーダーもいてもいいのかなと思 います。(メディアの)皆さんもまた違った側面からのサポートをお願いします。叩く時は僕を叩いてもらって全く問題ないので。選手たちは日々これから一所 懸命集中して練習・試合に取り組むと思うので、選手たちには『負けたら監督が悪いと言え』と言ってあるので、選手たちはあまり叩かないように、叩くなら僕 を、ということでよろしくお願いします」

 その割にはだらしなかった。
 2013年10月27日の名古屋戦でスロベキア代表のノヴァコヴィッチ選手がゴールを決めていたのに、小倉座ったまま、どこか不貞腐れた表情でガムを噛んでいた。普通の監督なら鳥栖の尹 晶煥監督や名古屋のストイコヴィッチ監督のようにフィールドのギリギリにまでたって檄を飛ばしたりして鼓舞するものだ。
 ましてや不調な時ほどこうしたことが必要なのだ。こんな男に大宮を託す判断をするとは鈴木はひどいとしか言いようがない。NTTの天下りの延長線でサッカーチームを経営しているとしか思えない。これは大宮地域の人たちをなめているとしか思えない。
 更に、ベルデニック監督の解任の背景には厳しい練習に対する反発があったといううわさもある。7月の4連戦、過去に例を見ない猛暑に日々、ハードワークを要求される大宮のプレースタイルで、選手たちは疲労を極めていた。そんな中、「こんなに盛り沢山の練習メニューをやる必要があるのか」「さすがに2部練習はキツイ」という言葉が練習場で聞かれるようになった。戦術や練習方法において、監督と選手・コーチとの間に少しずつ溝が生まれていた。
 http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20130813/128685.html より引用

 これをいうなら鳥栖はもっと厳しい。
 フロントはあまりにも無責任すぎて開いた口がふさがらないではないか。1月の始動時から3部練習を繰り返すが選手の体調に合わせて練習を変える傾向がある。その鳥栖が14億円でJ1残留を決めているのにいったい何なのか。
 鈴木の無責任さはここに極まったりではないか。