2020年7月20日月曜日

浪費よりも節約を、ベシクタシュ経営陣に厳しく警告する

トルコ「1部」ベシクタシュが長友佑都獲りへ
2020年5月14日 8時0分 スポーツ報知
 トルコ「1部」ベシクタシュが同ガラタサライの日本代表DF長友佑都の獲得交渉を進めていると12日、同国メディア「SABAR」が報じた。ベシクタシュは後半戦の補強ポイントとして、GKと左サイドバックのポジションを優先。すでにクラブは長友に獲得の意思を伝えているという。
 ガラタサライは外国人選手が登録人数を上回っていることから、今季後半戦で長友を登録メンバーから除外している。そのため、今季終了まで公式戦には出場できず、契約も今季で満了となる。

 はっきり言っておく。
 「一昨日来やがれ」のオファーだ。日本円で昨年の段階とはいえ、400億円も借金を抱えている状況で、イタリア1部トリノからレンタルで借りていたアダム・リャイッチ選手を20回分割で移籍金を支払うというのだから、それほど金銭面で問題を抱えているのは明らかだ。
 こんな状況下で香川真司選手に失礼なことをしでかしてくれた。元ベシクタシュの幹部フセイン・ユセルによると「75万ユーロでオファーする」話を当時の会長に持ちかけ、結果として90万ユーロ、買取義務なしのレンタル移籍となったのだが、香川選手は練習の時点で前所属先ボルシア・ドルトムントとあまりにも質が違う練習光景に失望し、スペインへの移籍を目指すことをなおさら強めたというのだ。
 その間にもフーリガン共による#Cometobeskitas なる嫌がらせ書き込みを黙認するなど、幹部共の悪質性は際立っていた。日本企業マネー欲しさに香川選手を飼い殺した。その結果、香川選手の怒りを買ったのは明らかで、ユセルはそのことをごまかしているのは明らかだ。何が「我々は日本人は賢いと思っていたんだけどね」だろうか。
 むしろ香川選手に手をついて謝るべきだった。

 では、どうやれば再建できるのか。
 小生から最低限の提案を行おう。
1.トルコ破産法の7月末までの申請
2.現トップチームおよびユースチームの有力選手を全て売却し、トルコ2部で戦力外になったトルコ人選手と残ったユースチームの選手で新生ベシクタシュを結成する。最低15人売却したら、2部で戦力外になった選手1人をようやく雇うくらいの人員整理を行うべきだ。
 アダム・リャイッチ選手、モハメド・エルネニー選手ら代表クラスの競争入札による売却で元所属先からの債務を解消する。

2020年2月1日現在
No. Pos. 選手名
1 ドイツ GK ロリス・カリウス(レンタル解消、ベシクタシュフロントと訴訟中、完全勝訴確定)
3 チリ代表 DF エンソ・ロコ
4 スペイン DF ビクトル・ルイス
5 ブラジル DF ドウグラス
8 トルコ FW ウムト・ナイル
9 トルコ代表 FW ギュヴェン・ヤルチン
11 アメリカ合衆国代表 MF タイラー・ボイド
13 カナダ代表 MF アティバ・ハッチンソン
15 エジプト代表・レンタル(買取義務) MF モハメド・エルネニー(イギリス・アーセナル)
17 トルコ代表 FW ブラク・ユルマズ
19 フランス MF ジョルジュ=ケヴィン・エンクドゥ(競争入札で高額になる可能性大)
20 トルコ MF ネジプ・ウイサル 
22 セルビア代表 MF アデム・リャイッチ
23 ポルトガル・レンタル DF ペドロ・ヘボショ(フランス・ギャンガン)
24 クロアチア代表 DF ドマゴイ・ヴィダ
26 トルコ代表 MF ドルクハン・トキョズ
27 オランダ代表 MF イェレマイン・レンス
30 トルコ GK エルシン・デスタノグル
77 トルコ代表 DF ギョクハン・ギョニュル
88 トルコ DF ジャネル・エルキン
92 マリ共和国・レンタル FW アブドゥライ・ディアビ (ポルトガル・スポルティング・リスボン)
97 トルコ GK ウトゥク・ユヴァクラン
99 ガーナ・レンタル FW ケヴィン=プリンス・ボアテング (フィオレンティーナ)
 上記のうち、国家代表の選手については高い値段で売却できる。

3.上記の売却が終わるまでは、チームの活動はユースチーム以外停止とする。
 二次競争入札でも売却できなかった場合、中国デ・スポルツ社を中心としたコンソーシアムに売却し、デ・スポルツ傘下のスペイン・グラナダ、イタリア・パルマ、日本のJ3ガイナーレ鳥取、FC岐阜、ヴァンラーレ八戸にレンタル移籍させること
4.カリウス選手の不支払年俸160万ユーロ、リャニッチ選手の一括移籍費650万ユーロも債務に追加。カリウス選手はヘルタ・ベルリンに移籍する可能性がある。
 債務500億円あまり、3億810万ユーロが最終債務。選手売却益を差し引いて残った債務で現ベシクタシュ運営法人を清算。また、スタジアムの不正入場を厳しく摘発し、厳罰に処す。また、無責任経営陣共も厳しく責任を追及し、債務の負担を実施させる。
5.今後、入場券は中国・アリババと共同開発したスマホ入場券のみとする。また、スマホでの動画撮影は有料会員のみとする。
 ベシクタシュはサッカービジネスのITシステム開発に力を入れる。
6.ベシクタシュはバスケットボール部門で佐賀県佐賀市にあるB3・佐賀バルーナーズ(サガスポーツクラブ)と提携し、選手の共同スカウト、ユースチームのノウハウなどを共同研究する。
7.中国デスポルツ社が6割出資のメインスポンサー、アリババ・ソフトバンク、リバプールFC、FCバルセロナ、佐賀バルーナーズ(B3)、バンダイナムコ、毎日新聞社、ニューバランスが出資する。
8.ベシクタシュは地域アマチュアリーグからアマチュア選手とユースチームの混合でやり直し。ユースチームから選手を抜擢する。サガン鳥栖をモデルにして選手のプロチームへの売却をやりながら、15年の時間をかけて1部復帰を目指す。