2015年12月31日木曜日

2015年最後の更新

 今年最後の更新になります。
 今日は今年最後の記事更新という事で2015年の振り返りにさせてもらいたいと思います。今年の3月23日からの時間延長に伴うブログなどのサイバー活動が難しくなり、Windowsタブレットを4月に投入したことは一つのエピックになったかなと思います。更にFacebookでの『絆のネットワーク』立ち上げは、いろいろな意味で大きかった出来事でした。
 そのほかにも、世代間交流。このことにより、「バーチャルからリアルへ」という言葉を実現することができました。相談支援事業所の代表理事に対し、この場で感謝申し上げます。
 思想面においては、「精神の奴隷」という問題に気が付くことができました。この「精神の奴隷」を克服するには、一人一人の日々の生活への疑問が不可欠です。拙ブログでは今後も、この事実を厳しく問い続けることになるでしょう。B層からの脱却には、「奴隷の論理」を粉々に打ち砕く厳しさが必要なのは明らかです。
 また、多くの若者達がネオナチジャパンの実態に気が付き、反旗を翻す蛮勇を見せたことは、民主主義の回復の第一歩となってくれればと思います。そして、その中からの再生が、アジアと日本の和解に繋がることを確信しております。

 そのほかにも、まだまだやるべきこと、やりたいことはたくさんありました。
 ですが一つ一つがこなせなかったことも否めません。来年はそのことをこなしきれるように、頑張っていこうと思います。

 2015年、ブログ記事更新はこれにて最後にさせていただきます。
 2016年は1月1日に年初の挨拶記事を更新し、それから1月6日に初めての記事を更新する予定です。拙ブログへの訪問、真にただただ感謝しております。
 来年が皆様方にとってよき一年であらんことを望みます。


2015年12月31日
「日々格闘記~イカロスの翼~」 管理人:倉野 明人 拝
 

2015年12月30日水曜日

権利と義務は背中合わせにあり、義務を果たして権利が生まれる

日本国憲法 国民の三大義務
第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
第27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
 児童は、これを酷使してはならない。
第30条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。

 今年最後の「イカロスの翼」は日本国憲法を語ることにする。
 レイシストどもは隣国への根拠なきヘイトを喚く。日本国民の中には27条を守りたくても守れない人がいるのでそこまで定規杓子に固めて私は三大義務を押し付けようとは思わないが、引きこもって隣国へのヘイトを喚く者達はたとえ年齢がどうであれ、三大義務に明確に違反していることは明快だ。
 26条について言うなら、これもなんとも言い様がない。しかし、ヘイトスピーチを喚く輩共はみんなこのことに違反しているのではないか。
 日本はいつの間にか、レイシストによって権利だけ貪り、義務を果たさないケースが出てきた。その一方で、在日コリアンのように三大義務は果たしているのに権利がないというおかしな話が出てきた(権利と言っても生活保護ぐらいなものだが)。そんな話がいいとは私には思えない。
 2016年、日本が真の意味で国際社会に開かれる国になるには、日本人の中にある奴隷的根性の一掃が欠かせない。日本語がうまい外国人に驚いているようでは時代遅れだと私は何度も指摘していた。インターネットによって日本語がグローバル化した以上、時間の問題だったからだ。だから、グータンヌーボの内田某が金妍児選手の片言の日本語に驚いたことについて「あんたはアホか」と批判したのはそこにある。
 この奴隷根性はある意味、鎖国にもつながっている。かつて一世を風靡した小錦八十吉さん(元力士)をメディアは黒船と評したが、その評し方は今ではアウトなのである。その一方で、講談社ではなぜか日本人と外国人の「ハーフ」なる言葉は使えないのだからおかしい。要は、その言葉のもつ意味を考えていないから単に規制すればいいと思い込んでいるのではないか。小錦さんの片言の日本語にある意味自分の言葉と重ねあわせ優越感を覚えていた私が恥ずかしい。心から恥を表明する。
 だが言葉狩りという目先のやり方では間違っているのは明らかだろう。まさしく、臭いものに蓋をする安直な解決方法でしかない。
 もっと厳しく言葉と向きあおうと思う。

2015年12月24日木曜日

けじめもまともにつけられない馬鹿ども 大塚勝久ら

 今回の書人両断は久しぶりに軽営者である。
 この男の老害ぶりにはもう、あきれ返るばかりだ。そしてその共犯者どもにもただただあきれ返るばかりである。

決着! 大塚家具、前代未聞の株主総会の全容

東洋経済オンライン 2015年328()60分配信

 経営権をめぐり、創業者で父親の大塚勝久自称会長(71)とその長女の大塚久美子社長(47)が争った、大塚家具の定時株主総会が327日午前10時、東京・有明の大塚家具本社で開かれた。結果は、勝久自称会長の退任を求めていた久美子社長の「会社提案」が過半数の賛成を得て可決。一方、筆頭株主でもある勝久 自称会長が久美子社長の退任を求めて提案した「株主提案」は、否決された。大塚家具は総会後の取締役会で久美子社長を再任し、勝久自称会長が同日付けで取締役を退任したと発表した。

  まず総会では、久美子氏ら10人を取締役とする会社提案が、議決権が行使された株式のうち、61%の賛成を獲得。片や勝久氏の株主提案は36%にとどまっ た。今年は例年20人程度の10倍となる、約200人もの株主が出席し、午後110分過ぎまで、約3時間10分で終了した。
 また会場には勝久氏に加え、勝久氏の妻である千代子氏も株主側として登場。娘の久美子社長を痛烈に「批判」した。最後まで前代未聞の“お家騒動”を見せつける格好となったのである。
 冒頭、グレーのスーツをまとい、神妙な面持ちで株主総会に入ってきた、久美子社長。まずは久美子社長が議長を務めることを宣言。会社提案を淡々と説明したあと、株主提案を促し、父娘の″バトル″のゴングが鳴った。総会の主なやり取りは以下の通り。

 「クーデターで社長の座を奪われた」
 勝久自称会長 今回の経営をめぐる騒動は、すべて私の不徳の致すところです。深くお詫びします。″クーデター″によって、128日、社長の座を奪われた大塚です。社員、取引先、家族、業界、大塚家具を頼ってくださる人は、たくさんいる。今日はたくさんの人が来ており、ありがたい。今までこんなことはなかっ た。関心を持っていただき、申し訳ないとともに、ありがたい気持ちでいっぱいです。
 会社がよくなることを考えれば、このクーデターはなかったと思う。残念だ。コーポレート・ガバナンス(企業統治)について、いろいろ言われているが、少 なくとも5年半は(久美子社長と)一緒に経営してきたが、社外監査役が入ったのは6年前。ガバナンスを間違っているのは久美子社長だ。
 日本生命さん、東京海上日動火災さん、三井住友銀行さんが今日は来ている。37年前に私が直接お願いし、株を持っていただいた。大きな迷惑をかけずにこ こまで来た。いいものをたくさんお客様に使っていただきたい。このままでは業界全体がダメになってしまうと、そういう気持ちで業界の方からも応援を頂い た。私はまだ10年、20年できると思う。今度は後任(社長)を間違えないよう、素晴らしい会社にする。私に賛成していただけたらありがたい。

 久美子社長 当社取締役会としては、(株主提案の)5号議案および第6号議案に反対です。先ほど株主提案で(クーデターという)不穏当な表現があった が、そういうことではない。取締役会で議論し、多数決で決まったものです。コーポレート・ガバナンスやコンプライアンス(法令順守)上の問題を解決するため、経営体制の刷新が必要です。そこはぜひご理解いただき、第2号議案である会社提案に同意いただきたい。
 今回、このような混乱状態で社員につらい思いをさせてしまったこと、お客様にも大変ご迷惑をかけてしまい、申し訳ございません。本当に申し訳なく考えています。社員はお客様に喜んでもらえるように働いています。ぜひ、ご支援、ご支持をいただきたい。

 「自称会長を辞めてから株主提案しろ」
 一般株主A 勝久自称会長に意見がある。あなたは株主に対して「お願いします」「聞いてください」と言うが、私はあなたが社長をしていた時代、株主総会でインサイダー(疑惑)を問いただすと、「詳細を知らないくせに余計なことを言うな」「黙っていろ」、という態度だった。今、コンプライアンスというが、その資格はあなたにない。それに株主提案するなら、まず自称会長職も辞任すべきだ。
 さらに勝久自称会長の提案では、後任は勝之氏(=勝久氏の長男)になっているが、勝之氏はその「器」ではない。自分でも分かっているはず。親父がいないとどうしようもない。だったら、勝之氏は親父を説得するべきだ。
 一方で私は、久美子社長の経営計画がいい、と言っているわけではない。どっちも問題がある。ただ、今の自称会長は、聞く耳を持たない。株主提案では年間配当を(40円から)120円に上げるといっているが、その先がない。勝久自称会長は筆頭株主だから、自分が一番配当金をもらえる。それにも納得がいかない。
 あなた(久美子社長)にも、直してほしいところはある。だが、二者択一だったら、あなただ。だけど、勝之自称会長もお姉ちゃん(久美子社長)と仲よくやって欲しい。反論があれば、勝久自称会長の意見を聞くよ。

 一般株主B 社長は優秀だと思うが、今回は残念だ。家具が一番売れるのは、家を建てるときや引っ越しとか、とてもハッピーなとき。けんかでどっちが勝ったとしても、大塚家具で家具を買いますか?一番大切な事を忘れてもらっては困る。あとお父さん。お嬢さんは優秀だよ。たぶん会社のことを考えている。 握手して仲直りすべきだ。

 勝久自称会長 久美子社長が経営して、今のメンバーで成功できるか、聞きたい。社員は私にやってほしいと言っている。大塚家具の復活は、私にしかできない。 あなたは大塚家具を守ろうという気持ちはない。会社の取締役会の様子をテープで撮ったり。私は自称会長だったが、人事権も何もない。決して私はワンマンではな い。社員が言ったから今回、立ち上がった。会社が大事だからだ。特に37年前から株を持っていただいている株主さんには理解してほしい。
 私が何をしたのでしょうか。間違えたのは、社長交代だけです。私がいなくなったら、売り上げが減って、取引先がなくなってしまう。久美子社長は宣伝費を 減らし、売り上げも減らしてきた。宣伝費をむだなく使えば、またお客さんが戻ってくる。久美子社長はこんな大事なとき、クーデターを起こし、さらにお客さんが離れてしまった。

 久美子社長 成功できるかどうかは、過去5年間の私の社長在任期間の実績を、見ていただくことが重要だと思う。現在の社員のメンバーたちと仕事をしてきて、ビジネスモデルの転換は7割方進んだ。同じメンバーできちんと仕事をしていけると確信している。

 「あなた方は大塚一族を守りたいだけ」
 勝久自称会長 佐野取締役(=勝久氏の三女の夫)に聞きたい。佐野取締役がクーデターの本人だ(:佐野氏は20147月の久美子社長解任では勝久自称会長側に、今年1月の勝久自称会長解任では久美子社長側についた)

 久美子社長 取締役の判断は状況によって変わる。ガバナンスを考慮して、判断が変わることはある。会社の将来を考えた結果だと思う。

 一般株主C これまでの話を聞いていると、残念で恥ずかしい。まさに同族企業の醜態だ。私は会社の親族のために、株を買ったのではない。あなた方は大塚一族を守りたいだけなのではないか。

 久美子社長 本当にお恥ずかしい状況で申し訳ない。会社の規模が大きくなり、公器になる中で、その経営をしていくのが重要だと思っている。見守ってほしい。

 一般株主D 2つに分かれた社員をどう修復するのか。また自称会長とはどう修復するのか。総会後も大株主であり続ける事実は変わらない。

 久美子社長 マスコミ報道が印象に残っている面が強い。社員は混乱に巻き込まれているが、それが本意ではなく、インテリア・ビジネスがやりたくて入ってきている。総会で結論が出たら、私から社員に、社長や自称会長のために働くのではなく、お客様のために働こう、と伝えている。理解を得られていると思う。コ ミュニケーションを密に取りながら、会社一丸となってやっていきたい。
 (自称会長が大株主であることで)このような騒動が繰り返されるのは、企業価値を毀損するのであってはならないことだ。大株主が会社の企業価値向上ということに、価値観を持っているのであれば、理解していただけると思う。企業価値という同じ目標に向かって調整できるようにしていきたい。

 一般株主E 私は大塚久美子社長にやってもらいたい。日本は女性社長が少ないのでがんばってもらいたい。

 久美子社長 本当に温かい言葉ありがとうございます。

 「監視カメラをつけるのはやめて」

 自称株主・大塚千代子氏 大塚千代子です。「母親」です。きょうはおわびに参りました。社員が2つに分かれているというが、まったく違います。(225日の勝久自称会長の会見で)後ろに立っていた社員たちは、必死に自称会長にお願いして、そうなりました。業績も、久美子社長がやってからよくなったというが、受注と納品でタイムラグが大きい。20147月の取締役会では、久美子社長に辞任をお願いしたが、(久美子社長が自分自身を)「解任しろ」と騒いで、解任になりま したね。それですぐに(投資ファンドの)米ブランデス・インベストメント・パートナーズに電話しましたね。それはいけない。
 あなたは聞く耳をまったく持たなかった。社員さんのお言葉を聞いてくださいませ。社員さんをいじめないでください。監視カメラを多くのところにつけるの はやめてください。迷惑です。従業員持ち株会も久美子社長の支持ではありません。株主様、私は一番中立の立場です。一族といわれるが、そんなつもりでは やっていません。どちらがちゃんとできるか、よく確かめてください。こんなことをいうのは無念です。今の体制でできるとは思いません。


 久美子社長 事実と異なるものが多くあると思います。従業員については、今回のことに巻き込んでしまったことについて、申し訳ないです。持ち株会は4割の人が棄権したが、残りの人はしっかり意思表示してもらっている。自由闊達に意見が言える会社になることが重要で、今回はその第一歩になったと思う。

 一般株主F 社員とは十分な信頼関係を築けているのか。

 久美子社長 仕事を進めていくうえで信頼関係はある。これをもっと深めていくことが重要だ。そのために努力していく。全社一丸となって、ノーサイドで新しい大塚家具を作っていく。

 一般株主G 父と娘でお互いに歩み寄りはできないのか。

 久美子社長 歩み寄っていいものと、そうでないものがある。ガバナンスは歩み寄りではなく、社会のルールに則るもの、である。単純にトラブルを避けるた めに、歩み寄ると逆に会社の価値を下げる。事実認識の差も大きく、なかなか一致はみられない。単なる意見の相違ではないため、すりあわせが難しい。

 勝久自称会長 会社が10年前、15年前に戻れるようにしたい。元気な会社になるのに1年、2年かからないと思う。会社が悪くなったのではない。会社を悪く してしまったんだ。私がこれだけ深刻に考えているということが伝わらないのは残念。存続できるのは私しかいないと思っている。株主のみなさん、責任を持っ て考えてほしい。社員がかわいそうだ。この一番大切な時期に。これで終わります。

 総会後、勝久自称会長は、「株主の皆様のご判断を真摯に受け止め、まっさらな気持ちで出直します」とのコメントを発表。一方、久美子社長は、午後330分から記者会見を開いた。会見の要点は以下の通り。

 「社員にもさまざまな葛藤があった」

 --61%の賛成率をどう見ているか。

 久美子社長 提案株主関係の大塚家を除くと、80%以上の賛成をいただいた。一般株主からの強い支持があったということだ。むしろそれだけの期待をいただいていると重い責任を感じる。

 --自称会長側を支持していた社員の人事はどうなるのか。

 久美子社長 社員の心の中にもさまざまな思いがあって、葛藤の中でこのような行動をとったのだと思う。一緒にやっていこうという気持ちは、一人にあるか らほかの人にはない、というのではなく、一人に選ぶと不自然。これからも信頼関係を保ちつつ、同じ目標を持っているということが大事だ。社長、自称会長のため にでなく、お客様のために働いているという気持ちで歩んでいくことが一番大事だ。


 少なくとも私は大塚家具ごときで騒ぐつもりはない。
 だが、勝久・千代子夫人と長男で専務の勝之(解任)のやらかしたことは許すつもりもない。なぜなら、大塚家具をさんざん私物化し、そして今回の株主提案でも公私混同を画策する暴挙だからだ。
 高級路線ではもう通用しないのはだれの目からしても明らか。たった1%のために99%が泣きを見る経済のどこがまともというのだろうか。3人はせいぜいドバイに行ってそこで大塚家具を立ち上げればよろしいのである。
 千代子は週刊ポストの話によると、「家督を継ぐのは長男という考えの持ち主で、芯の強い女性です。自分は夫を支える形で会社を大きくしてきたから、女性の久美子さんではなく長男に、という 気持ちなのではないか。ただ、今回の騒動が勃発した後、『こうなったのはあなたのせいよ』と珍しく会長を責めたと聞いている」(前出・同社関係者)という。
 いかにも頭の中でちょんまげを結ったような感じのお馬鹿さんといわずしてなんというのか。 そのドラ息子は現代ビジネスでこんな呆れた放言をしている。

*そうは言っても自称会長が会見を開いたことで、一気に問題が表面化したように見えます。
勝之 自称会長はいつになったら姉が気づくのかと思っていたのですが、会見を開かざるを得なくなったということです。今後会社をどうしていくのか、会社の中で社員の間に不満がたまっていましたので。

 そもそも、今の経済は格差社会によって経済のパイが縮小している。
 だから、大塚家具のビジネスモデルを高級化路線ではなく、200万円の年収層の人でも入りやすいものに変えるのは当然のことなのであるが、勝之はそんな当たり前のことすら知らないようである。
 そんなドラ息子を育ててしまった勝久と千代子の罪は取り返しがつかないほどだ。

 *経営方針の違いということですが、久美子社長の経営はそれほどダメなのでしょうか。
勝之 ダメというよりは業績に表れてしまったので。彼女に代わった2008年以降、それまで700億円以上あった売り上げが500億円台に落ちてしまって。700億円以上あった時の会社の元気さが無くなってしまったのです。

 何でもかんでも彼女のせいにして逃げているのがミエミエだ。そのあとのツッコミに勝之は呆れた言い逃れに終始しているのだから爆笑だ。

 *2008年にはリーマンショックがあって、翌年はかなりの日本企業が赤字に転落しました。
勝之 リーマンショックはほとんど関係ありません。ショックの前から久美子さんは顧問として戻っていて、広告宣伝に口を出していましたから。

 根拠のない言い逃れである。
 この段階でもう経営者失格なのは明らかだ。だから、専務を解任されて当然なのである。

■ 「久美子社長の経営では結果が出なかった」

*経営方針の最大の違いは広告宣伝ということですか。
勝之 はい。広告宣伝費です。久美子さんは、広告宣伝費を使わなければそのまま利益になると考えているようです。広告宣伝費を減らせば、来店客数が減っ て、売り上げも落ちていく。私は2008年3月いっぱいで一度取締役を退任しています。その時、戻ってきた久美子さんは、それまで1000万枚のチラシを 配っていたものを、一気に5%にまで減らした。その結果、来館件数受注も売り上げも減った。それが数年続いた結果が今の500億円なのです。
自称会長は繰り返し、「広告宣伝は無駄にならない、広告宣伝によってお客さんが店に足を運んでもらえれば、必ず買うものが見つかる店なのだから」と言っています。

 そうはいかない。
 たとえば100円ショップを見るがいい、きちんとしたブランドがあって、「これが100円、あんなのも100円だ」としっかりとした評判がある。 勝之はそうした現実を解析もせずに今までの過去の栄光にただ胡坐をかいでいただけである。

*昨年7月に久美子社長が取締役会で突然解任されましたが、それも経営方針の違いですか。
勝之 3月までは非常によかったんです。消費増税前の駆け込み需要もありましたから。ところが久美子さんは4月以降何の手当てもしなかった。このままでは お客が来なくなると現場は危機感を持った。その声を受けて、自称会長が任命責任を取るということで、社長を解任したんです。



 だが、そのあとの経営不振で明らかに勝久らが悪かったことが判明したではないか。
 社長を追い出した後に、16人いた店長のうち10人を解任するなどの前社長派とみられる幹部に対する粛清人事や、7億円に及ぶ宣伝広告費の積み増し、故郷春日部における5000坪の土地購入などが次々と行われた。明らかに公私混同も甚だしいではないか。
 これらの決定に対し、2015年1月15日、全社外役員である社外取締役3名及び、社外監査役3名の連名で、取締役会付議やコンプライアンス体制の強化、経営における合理性の確保などを求める要望書が出され、同日、元さくら銀行(現三井住友銀行)専務取締役の中尾秀光社外取締役が辞任した。こんな話では話にならない。
 まさしくけじめもまともにつけられず、尻拭いを娘にやらせて恥ずかしいと思わない高慢無知な勝久らには今年最後の嘲笑を贈りたい。

2015年12月18日金曜日

性教育に欠かせない生きる意味、死生観、そして道徳

<IT坊主の説話>結婚しない“おひとりさま”の不安と人生設計の重要性
2015年1月17日(土) 06:00
IT坊主 東京IT新聞

 IT界と仏教界を経験した現役僧侶の“IT坊主”こと牧野豊潤(ほうじゅん)氏がITビジネスで役立つ「説話」を連載。世の中でもっとも新しい業界であるITの世界に、2500年の歴史を持つ仏教の教えは通用するのでしょうか――。今回(第13回)は、未婚化が進む現状や懸念と、仏教における結婚と子育ての考え方を紹介しています。

結婚する人の数が少なくなったのは放置できない問題
 既に日本の人口減少は始まっていて、2048年に人口が1億人を割り込み、60年には8674万人とピーク時の約3分の2に縮小する、という推計があります。
 出生数は年々減少しています。高齢者人口は2010年の2948万人から増加傾向を続けた後、42年の3878万人がピークで、60年には3464万人になるとの予測が出ています。
 総人口は、東京・大阪・名古屋の3大都市圏ではある時期までは増加しますが地方では既に減少に転じています。首都である東京の人口は今現在は増加(地域により減少)していますが、2020年には減少すると予測されています。
 出生数が減り、総人口に占める高齢者の割合は増える期間がありますが、先述のようにやがて高齢者も減少し総人口は減少します。高齢化や高齢者の減少は致し方のない流れです。
 しかし、なぜ生まれる子供の数が少なくなったのか、そもそも、結婚する人が少なくなったのでしょうか。
 こちらの流れは種々の要因が相まってのことでしょうが、考え方によっては流れに変化を起こすことが可能です。
 「結婚・出産」は、センシティブ(機微)で自由意志の事柄といえばその通りですが、放置しておけない人口減少です。

家制度や仏壇、日本ならではの独特の文化
 結婚はパートナーはもちろん、パートナーの家族も新しい家族になります。結婚すると様々な事柄が家族という括(くく)りで営まれることが多くあります。
 たとえば、日本では夫婦別姓は認められていませんのでどちらかの「氏」になります。つまり、新しい「○○家」の始まりです。また、江戸時代に制定された寺請(てらうけ)制度(明治4年に廃止)によりでき上がった檀家制度(寺院と檀家の関係文化)が、明治時代に制定された家制度と相まって運用されてきました。
 1947(昭和22)年に家制度は廃止されましたが、檀家制度だけが風習として引き継がれているのが実情です。先祖代々のお墓がある場合にはそれらを含めて継承することになります。家に仏壇がある事も見逃せません。独特な日本文化の一つです。

「一人で自由に気ままに」との思いに変化が現れる年齢
 結婚は生活を大きく変化させます。人によっては各種風習に煩わしさを感じることもあり、「一人で自由に気ままに暮らしたい」と思う時期があります。そのほうが居心地がいいかもしれません。
 しかし、ある年齢になると考え方にも変化が出てきます。自由でいたいと思っていた人も30代後半以降になると結婚願望が出てくるようです。周りは結婚して既に子供がいるという年代です。
 私は仕事が縁で、あれこれ相談をお受けしたことが発端となって結婚相談事業にも携わっているのですが、相談者の約80%が男女共40代です。本人は当然ですが親のほうも真剣です。

「おひとりさま」は悔いが出ないように
 年齢が40代以降になると深刻度合いも大きく、パートナーが必要と感じ結婚を意識し始めると同時に、新たな不安に直面します。
 「年齢的に子供を持つことが出来るかどうか」(女性)、「結婚できなかった場合、一人で居る事による先々への不安が強くなる」(男女)などシビアな内容です。また、「結婚ができなかったら、代々のお墓の整理(墓じまい)や檀家から外れることも考えたほうがよいか」などという相談もあります。切実な事柄ですが現実です。
 結婚や子育てが必ずしも幸せな人生とは限りませんが、ある年齢に近づくとこういった不安を持つことになる人がいることも現実です。
 最近は「おひとりさま」という表現があります。ただ、なんとなく流れの中で“おひとりさま生活”をしてきたということであったとすると、いずれかの時期にこのような不安を抱くことにもなるかもしれません。
 計画的な人生設計が大切です。誰かがやってくれることはありません。自身のことですから自分の意思で人生の計画をたてることが重要です。
 おひとりさまでは最期の始末はできないことが多くあります。一人ひとりの意識の持ち方が大切です。

仏教における結婚観と親が果たすべき役目とは
 仏教に「人は、ある日突然に存在するのではありません。脈々とした流れの中で生まれ、生まれた瞬間から命という誰にも分からない有限の時間が与えられ、滅(死)する瞬間まで歩き続けるのです。歩き方は人それぞれですが、後世の人が困らないよう滅後に対しての手立てをしておくことは大切です。使った時間は取り戻せません。命は時間です」という教えがあります。
 また、仏教の本質は「如何に正しく生きるかを説くもので、人はみな、互いを理解して結婚し、夫の道理、妻の道理を尽くしながら家庭を形成すること」との結婚観が示されています。
 結婚すれば一般的に子の誕生を願います。お釈迦様の教えでは、「親の教育は、その子が死ぬまで影響を及ぼす大事なものである」とされています。
 つまり、「親は子供にとって最初の師であり生涯の先生である」ともいいます。
 特に、親が教える道徳は、子供にとって一生役に立つ貴重な宝物になります。「親は子に人格を形成する材料を与えるとともに、子の成長に伴い親も成長し、一番身近な先生に成長することになるのです」と説いています。
 つまり、結婚や出産、子育ては、命を次世代に繋ぎ、親子ともに成長する大切なことなのです。
合掌

牧野豊潤(まきの・ほうじゅん)
ITコンサルタント/比叡山延暦寺一山教区明王院法嗣
 東芝や日立情報システムズ(現日立システムズ)でシステムコンサルタント業務に従事後、比叡山延暦寺などで修業。現在、比叡山延暦寺一山教区明王院法嗣、大本山九龍山遮那院僧侶をつとめる。IT界と仏教界をつなぐ唯一の“IT坊主”として、僧侶とフリーのITコンサルタントとして活躍。著書に『プロジェクト運営のための知識の部品箱~IT坊主のひとりごと』(文芸社)がある。公認情報セキュリティマネージャー(CISM)、認定プライバシーコンサルタント(CPC)


2015年01月25日11:55 秒刊サンデー
親に否定され続けた17歳トランスジェンダー「遺書」で親に抗議

 アメリカオハイオ州に住む 厳格なクリスチャンの両親を持つトランスジェンダーのティーンエイジャーが自殺。その遺書が数時間後本人によってセットされたSNSで公開されるといういたましく衝撃的な事件が起きました。トランスジェンダーに閉鎖的なのは日本も同じことですが これに「宗教」が絡むと私たちが思っている以上に事柄をもっと複雑化させてしまうようです。死をもって親に抗議したジェシカ(17)の痛烈な叫びをご紹介します。

※以下は掲載先の文章を拙訳したものです。
あくまで本人の意志を尊重したうえでの文章となっていることをご了承ください。


「君たちがこれを読んでいるっていうことは私はもうこの世にいないってこと。でも悲しまないで。私にとってこの結果が良かったのよ。だってゲイだから。
どうしてこんな事になってしまったか、詳細を語るね。
私は4歳の事から 自分は女の子だって思った。女の子なのに男の子の体に閉じ込められてしまった感覚。とにかくずっと混乱してた。でも14歳の時 授業でトランジェンダーを習って、ようやく自分が何者なのか。解ったの。 私はすぐに母親にこの事を告げたの。
でも厳格なクリスチャンの母親はそんな私を
「神様が間違う訳がないでしょう?!そんなことを思うあなたがおかしいのよ!」となじったわ。もしこれを読んでいる貴方。絶対に絶対にこんなおぞましい事を人に言ってはダメ。特にわが子にはね。お願いよ。
私はトランスジェンダー・セラピーを受けたかった。勿論親は認めてくれなかった。その代り 私をクリスチャン・セラピーに連れて行ったの。そこで私が「どれだけ我がままで間違っているのか。そしてその間違いを神に祈ること」って繰り返し 繰り返し言われ続けたわ。
それだけでは足りずに母親は私の携帯 パソコン全てを取り上げた。私の友達は私を女の子として扱っていたから、それが許せなかったのよ。私から 友達と愛を根こそぎ奪ったわ。残されたのは絶望と孤独だけだった。そんな「友達」も実際に本当の友達じゃなかった。って後になって気づいたわ。結局彼らは私とパソコンのスクリーンで週に5回会えば十分な存在だったのよ。
月日が流れてカレッジの準備をする時期になっても 私には絶望と孤独しかなかった。私はこの中途半端な自分をぶら下げて 誰にも理解されず 孤独にまみれ 生きていくしかないのか?もう十分苦しいんだわ。充分よ。人は「きっと上手くいくよ」って言ってくれるけど 私の場合日に日に悪くなる一方なの。もう十分。
 私が自殺した理由はざっとこんなもの。もしかしたらあなたにとって十分な動機じゃなかったかもね。
死後私が所有しているお金(銀行に預けてあるわ)を全て民間トランスジェンダー教会に寄付します。
全てのトランスジェンダーに人々が私のような惨めな仕打ちを受けなように、一人の人間として 人権を尊重され生活できますように強く願います。
学校でも早ければ早いうちにトランスジェンダーいつての教育がなされますように。
そしてどうか どうかこの社会が変わっていきますように。
さようなら。


【海外の反応】

    ・ タトゥーをしているひと ゲイの人レズビアンの人、いい人は沢山いるわ。
      そしてそういう人たちをジャッジする人って週に一回必ず教会に行って祈ってるわ
    ・ ↑かなり高い確率でね
    ・ 本当の両親って無条件でわが子を愛するものよ。
      それを宗教を押し付けるなんて 悪い事しか起きないわ。ジェシカが安らかに眠りますように
    ・ 僕はジェシカの母親のFacebookを見たよ。
      息子(彼女は娘とは言ってなかった)が亡くなったって書いてあったけどね。
      その理由も書いてなかったし、なんと我が子の年齢すら間違っていたよ!!!
    ・ この記事を読んでいるゲイ・トランスジェンダーの方がいたら、ヘルプセンターに電話をして!
      世の中には貴方たちを理解し サポートしてくれる人たちが大勢いるの。
    ・ 少し難しい人生になるかもしれないけれど、あなたが思い描いている人生を送れるのよ!
      貴方の人生あなたのもの。誰にも奪う権利はないわ。


 宗教に雁字搦めになり 我が子より「神」を選んだ母親はこのような悲しい結末を望んだのでしょうか
 我が子が死してもアップしたFacebookから、彼(彼女)の痛烈は叫びが届いたのか疑問に思います。
 こんな悲しい結果になってしまうなんて 神様も本末転倒ですね。

参照記事
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2891267/Transgender-teenager-leaves-heartbreaking-suicide-note-blaming-Christian-parents-walking-tractor-trailer-highway.html?ito=social-twitter_dailymailus

(秒刊ライターSKKC)

 今回、取り上げる性教育の問題だが、私は今まで包み隠さない性教育の重要性を指摘してきた。
 だが、今回取り上げる性的マイノリティの問題も、じっくりと考えていかねばならない。まず誤解のないように申し上げるが私は保守派であり、基本としては男性同士の恋愛はまずありえないし考えにくい。だが、自分の性に対する違和感ゆえに性の変更を申し立てる人に対しては全く介入はできない。それで本人が満たされるというのなら認めるのも一つの共存する社会だと思う(性的マイノリティを侮辱する気はないということをここに明言する)。
 こういう問題をも含め、すべて考えるべきは人生観の設計、生きる意味とは何か、死生観とは何か、そして人としてあるべきモラルとはを真摯に考える機会だ。これらがこの問題を解き明かすのには最低限必要なのである。
 当然、私は道徳的モラルから、下半身の話題は人前ではやらない。女性の前で堂々と下半身の話をするほどだらしないことはしたくない。それは、ネットを通じて知ってきた性教育によってなおさら強くさせた。
 私は絶食系男子宣言した後、老後についてもいろいろと調べた。そしてその課題を洗い出し、対処方法も一つ一つ練ってきた。「何のために生きているのか、何のためにモラルはあるのか」をきちんと考えていかなければ、この問題は本当の意味で解決はできない。
 ちなみに私は今後、どういう風に生きるのかという人生設計はおぼろげながらある。だが、それはここではあえて語らないことにした。語ってもそれは意味がないからだ。

2015年12月12日土曜日

今年の一文字は「滅」である




 今年の一文字をもし一言でいうとすれば、私は「滅」としておきたい。
 この滅というのはいろいろな意味がある、日本の民主主義を破滅させようと画策する財界と安倍一味によって日本が滅亡の危機にあるという意味を込めた。
 昨年の衆議院議員選挙で示された沖縄県の民意を不当に踏みにじり、名護市辺野古に違法建築物を建てようとするこの国の異常な状況は、ネットによって暴かれ、もはや日本という国は世界中から深刻な懸念を持たれている。
 そして批判者への弾圧行為。さらにメディアと安倍一味のすさまじいまでの癒着。さらに人権でもすさまじいまでの破滅をあおるような有様。

 こんなものだから、大人から子供までもがモラルを失うのも当然である。スペインを見よ、こんな反発が起きて当然だ。





カタルーニャ独立の住民投票は違憲、スペイン憲法裁

2015年02月26日 12:57 発信地:マドリード/スペイン

 
【2月26日 AFP】
 スペインの憲法裁判所は25日、北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州が昨年11月に実施した独立の是非を問う非公式の住民投票について、全員一致で違憲の判決を下した。
 憲法裁は、カタルーニャ自治州議会で昨年9月に可決された同自治州での住民投票の実施を可能にする法令について、主権に関する住民投票を実施する権利は中央政府にのみあるため違憲と判断した。
 憲法裁は既に昨年9月29日の時点で、住民投票の実施に強く反対する中央政府の訴えを受けて、カタルーニャ自治州の法令施行に差し止めを命じてい た。これに対し同自治州政府は、たとえ合法でなくともカタルーニャの住民に意見を表明する機会を与えられるとして、11月9日に非公式の住民投票を実施。 有権者630万人のうち約230万人が投票し、賛成票が約8割に達したと発表していた。(c)AFP

 はっきり言ってやろう、この「判決」こそ国際法違反であり無効である。
 理由は、民族自治という原則に明らかにスペインが違反しているからだ。しかも、「自治州政府」にマドリード政権が違法な圧力をかけて、住民投票を中止させる権力犯罪を犯した段階でもう論外なのだ。
 カタルーニャ共和国(拙ブログではこう表記します)はスペインから自立した場合、スペインの財政に大きな打撃がある。そこでマドリード政権は独立していたカタルーニャを侵略した。しかも、極右で悪名高いフランコによって違法な弾圧が行われた。指導者のリュイス・クンパニィスは1940年に虐殺された。こんな事実を踏まえれば、スペインであっても侵略は立派な犯罪であり、カタルーニャの独立を潔く受け入れるべきなのは明快だ。逃げてはならない。
 平和的で優しく、正しい滅が、この国にあるべきなのだ。そもそも、国という概念で私たちは人を見ていいのだろうか。

 来年は、今年私が求めたように「公」の一念であってほしいと思う。
 日本国憲法、税制民主主義、そして機会平等。これらは民主主義の基本なのだ。
 

2015年12月6日日曜日

2015年も最後に向けて

 2015年、私にとって色々なことが動いた一年だったと思う。

 勤務時間の延長、
 世代間交流の開催、
 そして所属元のイベントへの不参加表明…。

 その全てが一つ一つ、
 多くの人との相談や助言があり、
 動いてきたことなのだ。

 もし、一人で決めるとすれば、
 かなり難しかったと思う。
 しんどかったのも確かだ。

 それだけ私は代償を払ってきた。
 それで無傷とも言えない。
 それでも、前に進まねばならない。
 現実と言う前を向いていかねばならない。

 更にネット活動の見直し。
 記事を事前に予約するスタイルを今後も維持するのも、
 毎日ネットでは精神的にしんどいと思ったためだ。
 媚びない厳しさを鮮明に、
 聲の形や自分勝手な発言を繰り返す者たちへの批判も、
 覚悟を固めて行ったのにすぎない。

 言葉というのはそれだけ、
 覚悟とともに歩まねばならない。
 だから、その言葉に対し全力で、
 向き合い、調べねばならない。

 それができない者達があまりにも多すぎた。
 私は最後まで覚悟を問い続けようと思う。

 

2015年11月30日月曜日

おぞましい憎悪のAll or Nothingと決別できない日本

 今回取り上げる地下鉄サリン事件は今年で20年になった。
 被害者にとっても、遺族にとってもこの事件は終わっていない。だが、この事件を彼ら当事者だけが語るのは間違っている。私は厳しい問いかけを犯罪被害者やその遺族に行ってきた。
 「その言葉がほんとうに正しいのか」と。そういう意味では私は極左の浅野健一より厳しいのかもしれない。

2015年3月20日 中日新聞・夕刊

テロの教訓、次世代に 地下鉄サリン事件20年


 十三人が死亡、六千二百人以上が負傷した地下鉄サリン事件から二十年たった二十日朝、職員二人が死亡するなどの被害が出た東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)で慰霊式があり、遺族や駅員が黙とうや献花で犠牲者の冥福を祈った。
 霞ケ関駅では、駅助役だったAさん=当時(50)=と、代々木電車区助役だったBさん=当時(51)=が死亡した。事件発生とほぼ同 じ時刻の午前八時、職員約二十人が日比谷線の駅事務室で黙とう。千代田線の駅事務室では、Aさんの妻(68)が訪れ、献花した。
 Aさんの妻は取材に「惨事を繰り返さないためにも、事件を語り継ぐことが大事。若い人たちにも関心を持ってほしい」と強調。「霞ケ関駅に立つと、事件の日に引き戻される気持ちで、事件の時の怖い思いがよみがえってくる」と語り、声を詰まらせた。
 慰霊式の後、駅務管区長のCさん(53)は「これからもお客さんの安全を守るために、しっかりとした警備をしていきたい」と再発防止を誓った。
 駅には、事件を知る人々や東京メトロの元職員らも献花に訪れた。二十年前、事件から約二時間半後に丸ノ内線を利用したという文京区のDさん(69)は「時間がずれていたら、私も被害に遭ったかもしれない」と話した。事件発生時、被害が出た日比谷線の築地駅に駆けつけた当時の職員 Eさん(73)=神奈川県内=は「二十年たったが、まるで昨日のことのよう。あの光景は忘れようとしても忘れられない」と振り返った。
 献花台は霞ケ関駅の他、死者が出た中野坂上、小伝馬町、八丁堀、築地、神谷町の各駅にも設けられた。
※なお、個人名はふせさせていただきました。

 この事件でたいてい、ワンセットになるのは「被害者かわいそう、オウム許せない」の論調だ。
 だが、私はそういう考えには「おい、間違っているぞ」と言い続ける。まず、なぜオウムが生み出されたのかを我々は考えねばならない。

 地下鉄サリン事件20年、松本死刑囚の三女「アーチャリー」語る
By
JUN HONGO
原文(英語)
2015 年 3 月 20 日 12:13 JST ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版

 【東京】松本麗華(りか)さん(31)は、小さいころに父親の膝の上に座り、そのひげで遊んでいたことを思い出す。「温かくて大きな人」だったと言う。父親の弟子であるベビーシッターたちもよく面倒を見てくれた。

    オウム松本死刑囚の三女が手記出版へ、20日に講談社から

 20年前、麻原彰晃を名乗っていた松本さんの父親の別の顔が世界にさらされた。1995年3月20日の朝、彼が率いる狂信的教団、オウム真理教の信者たちは、混雑する東京の地下鉄3路線の車内で神経ガスのサリンが入ったビニール袋を破り、13人を殺害、6300人を負傷させた。
 麻原彰晃(本名・松本智津夫)教祖は2カ月後に逮捕され、最終的に死刑判決を受けた。全ての上訴手段を使い果たした彼は今、子供時代の麗華さんの世話を手伝った一部の信者と同様に死刑囚監房にいる。
 サリン事件の多くの被害者は60歳になる教祖の即時死刑執行を求めている。事件の被害者299人を対象にしたある調査では、53%の人は教祖と12人の信者の死刑が直ちに執行されることを望んでいると答えた。
 事件の日にサリンがまかれた地下鉄に乗っていて被害に遭い、現在オウム事件の映画を制作している阪原淳さんは19日に記者会見し、松本死刑囚について「殺した方がいいでしょうね」と述べた。その上で、残った信者にあまり怒りは覚えないが、松本死刑囚の死刑執行は「そのほうが世の中のためになる」と話した。
 松本さんは、父親が本当にあのようなテロを命じたのかどうか、何年たっても結論を出せないでいるという。ウォール・ストリート・ジャーナル紙の今週のインタビューで、「推定有罪の中、有罪になり死刑が確定した」と述べた。彼女は、判決は信者たちの証言に基づいたものだとし、法定盲人である父親がこのような複雑な作戦を指揮できたかどうか疑問だとしている。
 松本死刑囚の三女である松本さんは今月、手記「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」を講談社から出版した。この本は、人里離れた富士山麓の村でオウム真理教の数百人の信者らと過ごしていた子供時代に触れている。ここに来たのは5歳の時で、その後すぐに何千人もの信者がやって来た。
 教祖とその信者たちの裁判での証言によると、教祖が終末論的な予言を頻繁に口にし出すと、そこでの雰囲気は不穏なものに変わっていった。オウム真理教による初期の殺人の一つは1989年に起こり、この時はオウムに対する訴訟を担当していた弁護士が家族とともに殺害された。
 サリン事件後の教祖の裁判では、信者らはこの犯罪を計画したのは教祖だったと証言した。弁護団は彼は精神的な問題を抱えているため責任は問えないと主張したが、裁判所は有罪を宣告した。弁護団は彼とは適切なコミュニケーションを取れないとしていた。彼は法定内でつぶやいたり訳の分からないことをしゃべったりしていた。
 法廷内で父親がおむつをしていると聞いた時、松本さんは最初、彼が俗世間のしがらみから解放され、聖人のような状態に達したのではないかと思ったという。しかし、その後、父親は精神に異常を来していたことが分かった。
 松本さんは逮捕以来28回父親に面会することが許された。最後に面会したのは08年だったという。「やせこけていて皮がむけていて、白髪でちょっとはげていて。目も見えない。もう眼球がないので目が落ちくぼんでいて、歯が抜けていた」。彼はどの面会でも彼女を娘と認識できなかったという。松本さんは今も毎月のように面会しようとしているが、そのたびに面会することができないと言われるという。
 松本さんは00年にオウム真理教から離れることを決意。その後は信者たちがつくった二つの新しい組織と関係していないと話す。彼女はある大学への入学を拒否されたあと、裁判を起こして入学が認められ、心理学の学位を取得した。今は定職はなく、時々カウンセラーとして働いて収入を得ているという。
 彼女は、長い間「漠然と考えるだけではどうにも処理できない経験でした。見たくないというのもあります」と話した。前に進むには手記を書くことが必要だったという。

 阪原はとんでもない大きな間違いをしている。
 私が懸念するのは、麻原が死刑になることで、麻原の歪んだ意味での神聖化が加速する危険性だ。間違いなく今でも麻原は一部の熱狂的な信者によって祭り上げられているのだ。そういう意味では松本さんの証言は非常に重要なものになってきた。
 まず、なぜ麻原彰晃という男が生み出されたのか。そして、彼になぜ人が寄ってきたのか。これらは全て、今までの我々の考えや議論では絶対に解決できない何かがあって生み出されてきたのだ。
 そもそも、オウム真理教の事件の原点であるのは坂本堤氏がオウム一派によって虐殺された事件だ。この段階で警察は横浜弁護士会が指摘してきたように、初期段階で神奈川県警がオウム真理教の関与を前提に捜査すべきだったのに出来なかった、いややらなかったのはなにか。坂本氏が共産党と関係が密接だったということを口実に拒否したというなら、あまりにもひどい話ではないか。

 それにしても日本のジャーナリズムは腐っているとしか思えない。
 松本さんを3月19日に 「NEWS ZERO」(日本テレビ系)で出したが、その時に松本さんに謝罪を求めたというのだから腐っている。彼女は実名で顔を出してインタビューに答えただけでも一つの勇気なのだ。
 もちろん、彼女の犯した罪については弁護士の滝本太郎さんが指摘しているので、それはそれできちんと彼女は答えるべきなのだが、日本テレビがそこまで言うかと私は呆れ返る有り様だった。松本さんは取材スタッフに、松本死刑囚の指示につ いて問われると「父が語るまで、父の関与については、保留し続けようって思ってます」「分からない。指示を出したかもしれないし、出してないかもしれない」と語ったそうだがに取材スタッフは、「松本さんは事件に向き合っていない」と詰め寄り「オウム事件の被害者のことを考えることがありますか?」と迫った。

 では、アイヌ民族を侮辱する「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」は何なのか。ワハハ本舗の梅垣義明が芸人仲間の「イヨマンテーズ」を率いて、全員が全身に金粉を塗り、1949年にヒットして、伊藤久男さんが歌った「イヨマンテの夜」を熱唱しました。その時に突起物を下半身につけて悪ふざけした犯罪だ。この犯罪行為は1994年元日夜に放送された『北野武政界進出宣言!?ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系列(地元の札幌テレビ放送(STV)を含 む)21:00~22:54)の中で行われた。
 梅垣を筆頭に岡本夏生・宅八郎、矢部浩之(ナインティナイン)ら9人がコテカと半纏をまとい、腰を振りつつコテカをつかて皿回しをするなどその芸を披露したことにより、アイヌ民族の団体「北海道ウタリ協会(現・北海道アイヌ協会)」等が「誤解を招く上に差別的である」として日テレ本社及びSTVへ抗議に訪れた。この抗議を受け、梅垣はこの芸を封印した。
 まさにこの行為は民族浄化そのものの象徴であり、社長解任だってあっておかしくなかったのだ。
 こんなことをしておいて何が松本さんへの追及か。ちゃんちゃらおかしい。松本さんは「考えないほうが難しいですよね。被害者のかたが、大変な思いをされてて。こんなこと、なんでしたんだろうって。分からないですよ。それが、私のことを大切にしてくれた人たちが起こしたんですから」と、涙を流しながら答えた。

 スタジオでは長年、オウム問題に携わった紀藤正樹弁護士がコメンテーターとして出演、サリン事件に松本死刑囚の関与があったことは客観的な事実だと強調したうえで「もう少し(サリン事件の)遺族に対して『分からない』ではなくて、少なくとも謝罪であるとかね、申し訳ない気持ちというのを出していただきたいと思う」と「語った」が、人の内省に干渉する無礼な行為ではないか。瀧本弁護士でもやらないひどい振る舞いだと指摘せざるを得ない。
 社会部記者の下川美奈氏も、今回の松本さんの動向や自伝の出版を「結局、自分のためなんだな、という感じがするんですよね」と、司会の村尾信尚キャスターは「松本麗華さん、確かに自分自身が事件に関わったわけではありませんけども、被害者の方へのお詫びの言葉が無かったのは、残念に感じました」と語っていたようだが、この3人に共通している病巣がある。
 All or Nothingである。白か黒かで人を評価し、視野の狭い世界観に押し込める。まさしくネトウヨの世界観と本質は同じなのだ。それで、身内の犯罪には頬かむりなのだから恐ろしい。阪原も同じ世界観に立っていて、視野が非常に狭い。
 いや、阪原にコメントを求める段階で終わっているのだ。私はだからメディアから距離をおいているのである。何もかも見えなくなってしまい、事件の本質も原点も見えないまま終わってしまう。それでは犠牲者が浮かばれない。

 最後に、このコラムで締めたい。


2004年 11月号

バスジャック事件に見る
「観音」の資質。


 2000年5月3日午後12時56分佐賀営業所発、福岡天神行き西鉄高速バス。40分前に「佐賀県佐賀市 17歳・・・。」というタイトルのスレッドを2ちゃんねるに立てた加害者は、刃渡り40センチの牛刀をもって、乗客にていねいな言葉で乗っ取りを宣言。こ の事件を調べてみると、実に二重三重に、運命の糸がからんでいる。偶然とはいえないような偶然が幾層にも塗り重ねられていることがわかる。(この事件の当 事者全員に合掌して筆を進めます。南無森羅万象)
このバスに乗り合わせ、顔や手に深いキズを負われた洋裁学校主宰の50代の主婦、山口由美子さん(ご本人は事件後、さまざまなメディアに実名でお出になっ ています)と、この事件後に「お母さんわが子の成長が見えますか―――私の手づくり幼児教育論」という書籍が出版されることになる塚本達子先生68歳(こ の事件唯一の死亡者)。山口さんは塚本さんと連れ立って天神に大阪フィルを聴きに行くところだったが、そもそも山口さんが塚本先生を知ることになったの は、山口さんの長女が幼稚園だった20年近く前。かつて「不登校」も経験したわが子の子育てを学ぶため、佐賀市で独自のすばらしい幼児教育をしていた塚本 さんと深い親交を結ぶ。つまり亡くなった塚本先生は、落ちこぼれようとしている子供たちの自力を信じつつ、自己の確立をサポートする強力な助っ人だった。 そして加害者は、親の期待もあり、中学から進学コースに乗ろうとしていたが挫折。精神的にも傷を負い、高校で「不登校」となっていた。その子が、あろうこ とか、みずからの命をかけて子供たちを助けようとしたその先生を手にかけてしまう。
山口さん自身も出血多量で亡くなっていてもおかしくない深手を負っている。しかし、そこから生還したのも奇跡であるが、真の奇跡は、加害者から切りつけら れたときの山口さんの反応である。彼女は「まっさきに、じぶんの不登校だった娘と加害者がダブって見えた。そしてこの子(加害者)を殺人者にしてはならな い!!」と思ったというのだ。なんという反応。いったいだれが、そんなふうに思えるというのだ・・・。自分はいま死のうかというのに。そして実際に彼女は 薄れていく意識のなかで自分の傷口のある方の腕を上にあげ出血を緩和。からくも生き延びた。
もちろん、加害者はこの女性が立っている場所など知るよしもない。もうひとつ加害者が知らないことがあった。それはそのバスが出発する直前に同じバス乗り 場に、そのバスに乗ろうとして、あろうことか、自分の父親と妹がたった数分遅れで向かっていたことだ。なんたる人生の無残!
恐怖が支配するそのバスから生還した山口さんは、強いPTSDであったと想像されるが、いまは、佐賀市で不登校のための「ハッピー・ビバーク」を開設、子 育てに悩む親の会NPO 「ほっとケーキ」の代表も務める。加害者に厳罰を望む意見に、いまも断固として加害者を擁護している!
私が落涙したのは、この観音のような、山口さんの立っている場所と、もうひとつ、加害者が宝物として持っていたという、精神科に入院中に父親と行ったドラ イブの高速券だった。彼は高速道路をクルマで走るのが好きだった。父親の運転するクルマでドライブするのが好きだったのだ。なんということだ! これほど にすべての子は親に愛されたい、いやまわりのだれでもいい、だれかに愛されたい。しかしこれは、ちょっと痛すぎる・・・。
山口さんが、通常いくらセラピーを受けようが、2~3年で決して癒えないくらいの強力なPTSDを、紆余曲折はあったにせよ抜けられ、まさに驚天動地であ るが、生々しい血糊の再現フィルムの解説を客観的にするというのは、これはセラピーの次元をはるかに超えている。より「上位概念」が働いているとしか私に は思えない。つまり、彼女は深い心の傷にフォーカスするよりも、起きたことの見えない糸を結び、新たな目的地を見て、「奉仕」に向かった。それがここまで の回復を可能にしたとように思う。目的をもった奉仕は、セラピーを超える。人間はここまでビジョンを見られるものだろうか。いや実際、ここにそのひとがい る。まさに「観音としての資質」としか形容がない。そしてそれは困難と試練と感情を、軽々と超越する。
喜多見 龍一


 山口さんのこの優しさにメディアは今すぐ学ぶべきだ。
 特に松本さんを責め立てた愚か者どもよ、阪原と一緒に今すぐ弟子になりなさい。恥を知りなさい。


2015年11月24日火曜日

発達障碍と罪、人格

発達障害の米女性、母親から送られた治療薬で逮捕 “信じられない…” 

更新日:2015年3月3日
カテゴリー:社会
http://newsphere.jp/national/20150303-4/

2月20日、アメリカ人の26歳の女性が、違法薬物密輸の疑いで日本の警察に逮捕された。彼女は、多動性障害の薬『アデラル』を20年間に渡って 服用していた。アメリカでは合法なこの薬を、医師である母親から日本に送ってもらったのだが、日本では違法薬物として、取り締まりの対象となったのだ。
◆誤解があると母は釈明
 逮捕された女性の出身地・オレゴン州の地方紙『オレゴニアン』によると、逮捕されたキャリー・ラッセルさんの母、ジル・ラッセル医師は、医者の直接の指 示がなくても服用できる再調剤のアデラルを、娘が2年間仕事をしていた韓国に送った。しかし、その後、日本で仕事に就くことが決まり引っ越したので、日本へ転送した。
 薬は、痛み止めとして日本でも合法なタイレノールの瓶に詰め替えて送られた。これについては、母親が先週日本の警察に出した宣誓供述書の中で明ら かにしている。「(薬を)詰め替えたのは、法を破ったり、欺こうとしたりするためではない」、「精神的な障害に対する治療薬の使用は繊細な問題で、キャ リーのプライバシーと尊厳を守ろうとしたのだ」(IBT)と、社会で偏見に遭わないようにとの理由だったと説明した。また、密売目的で盗難に遭わないよう にという配慮でもあったという。
◆厳格な法律と精神的疾患に対する偏見
 米国務省のHPでは、薬の所持について、海外に出かける際の注意点を掲載している。「自分の処方薬が違法な精神薬とならないか確認すること。海外で薬が 必要な場合は、再調剤の薬を含め、医師が書いた自分の体調や薬についての説明を携帯すること。薬を海外に持って行く時には、名前を明記したオリジナルの容 器に入れに入れること」などだ。
 日本は、ドラッグに対し厳しい法律を持つ国だ、と海外各紙は書いている。彼女の事件は、日本とアメリカの刑罰の違い、薬物規制の違いをはっきりと示した、とオレゴニアン紙は指摘した。
 アデラルは、1950年代に日本では使用禁止となったアンフェタミンを含んでいる。事件が起きてしまった後ではあるが、インターネット上では、日 本にアデラルを持ち込むことを警告する投稿があるようだ。しかし実際、どの薬が違法に当たるかは、なかなかわからない、とオレゴニアン紙は報じている。た だ、かなり注意深く検索すれば、シアトルの日本総領事館のホームページにリンクが張られた書面で、アデラルが注意すべき薬物として、名前が挙がっている、 とも伝えている。その書面では、「メタンフェタミンやアンフェタミンを含むいかなる薬物も日本に持ち込むことはできない」とあり、見つかれば、即刻現場で 逮捕となると警告している。
 さらにデイリー・メール紙やオレゴニアン紙では、日本での精神病とその扱い方についても触れている。日本の研究者によると、日本では精神的な疾患 について、他の国以上にネガティブな烙印を押されるという。このような病気に対し関心は高まっているが、精神的な不調は、診断が確定しないことも多い、と オレゴニアン紙は報じている。
◆父親「日本で起こったとは信じられない」
 父親のポッドウィルさんは、「信じられない」、「日本のような先進国で、こんなにも理不尽な出来事が起こるとは思ってもみなかった」(オレゴニアン紙)と話した。オレゴン州の政治家らが釈放に向け動いていると各紙は報じているが、まだ拘留は解かれていないようだ。
 米国大使館は、彼女の所在を確認するのに24時間要した。警察庁が、アメリカ人を逮捕した時に通常行われるべき、大使館への報告をしていなかったからだ(オレゴニアン紙)。
 ポッドウィルさんは、オレゴニアン紙で、娘について語っている。7歳で多動性障害と診断されたこと、しかし努力を続け、人生の成功を収めたこと、 日本に来る前の2年間は、韓国で子供たちに英語を教えており、この仕事に情熱を持っているとも話した。そして、母親も娘も間違いを起こしたが、もう十分に その罰は受けたのではないか、と許しを求めている。


 この件については私は何とも言えない。
 だが、私にとっても発達障碍は他人事ではない、私自身も以前告白したようにアスペルガー症候群当事者だからだ。たまたま私の場合は人に恵まれ、何とか社会的に孤立や偏見の世界から自分の力と人の力で乗り越えられることができたものの、この日本はそういう人にとってまだまだ冷たい環境なのは明らかだ。
 今回の被疑者は持ち込んではいけない薬を持ち込んだことは罪である。そのことで罰されるべきなのは明らかだが、それ以上罰するのはいけない。Goal.comより引用する。

無免許運転のロイスを擁護するクロップ

クロップ、ロイスを擁護


「犯罪に走るタイプではない」
ボルシア・ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督が、無免許運転で捕まったMFマルコ・ロイスについて語った。
 ロイスはしばらく無免許運転を続けていたことが発覚し、54万ユーロの罰金処分を科された。そのロイスと話し合ったという指揮官は、18日の会見で次のように話している。

「私も驚いた。マルコとは今朝話したが、彼はものすごく反省している。若いときに、間違った道に入ってしまった。19歳の時に免許を取らないことを選択して車を運転した。すると、その後で有名になって、免許を取ることを切り出せなかったようだ」

「このような話において、その行為が発覚するまで、自ら言い出せない気持ちを理解できる部分もある。最終的にはそれが発覚し、非常に高額の罰金処分が下された。そのペナルティーを彼は受け入れ、すでに支払っている」

 クロップ監督は、ロイスが悪い人間ではないと強調した。

「マルコのことは何年も知っているが、犯罪に走るタイプではない。素晴らしい人間だよ。ただ、自分で解決できない過ちを犯してしまった。ほとんど誰にもこのこ とを相談していなかったみたいだね。我々も知らなかったので、彼を助けることはできなかった。今はこの話を知っている。でも、我々にとっては、ここでこの話は終わりであり、いつもどおりの日々に戻る」

 なお、ドイツ『WDR』は、ロイスが2009年にオランダの偽造免許証を購入したと伝えている。


 なお、ロイスはその後ドルトムントと新たな契約を交わしている。
 彼の犯した罪は罪できちんと償うべきだというのは私の考えだ。しかし、人格攻撃は絶対にあってはならない。 同じことは今回の発達障碍当事者にも言えることだ。

2015年11月18日水曜日

命の重みを知らないから、安易に「せい」を語りたがる

 今回はある意味、ちょっとリスクのある動画を引用している。
 不快感に感じることをお許し願いたい。

2014年10月28日 毎日新聞社
 講談社の「週刊少年マガジン」で連載されている瀬尾公治さんのマンガ「風夏 (ふうか)」で、タイトル名にもなったヒロイン・秋月風夏が事故死するという衝撃の展開になっていることが28日、分かった。ヒロインが非業の死を遂げる 展開はさまざまな作品でみられるが、タイトルにもなっているメインヒロインが物語の途中で死ぬのは、連載中のマンガでは極めて珍しいケース。瀬尾さんは 「涼風」や「君のいる町」など甘いラブストーリーで人気を博してきただけに、マンガファンの話題となりそうだ。
 22日発売の「週刊少年マガジン」47号では、風夏が主人公の少年・優と両思いになった後、事故に遭って大量出血するシーンが描かれており、ファンの間で「展開がハード過ぎる」と話題になっていた。29日発売の同誌48号では、風夏の死が作品中で明確に描かれる。
 同作は、瀬尾さんが約6年間連載した「君のいる町」の連載終了を受けて、今年の2月に連載をスタートさせたばかり。「君のいる町」の最終話と「風夏」の第1話を同時掲載。異例の取り組みとして注目を集めた。
 講談社のマガジン編集部は「衝撃的な展開になっているが、今後の展開に注目していただければ」と話している。



 今回はかなり厳しいコメントをさせてほしい。
 最近の「週刊少年マガジン」がひどい。以前ここで取り上げた「風夏」のヒロインの死亡による退場、「聲の形」による障碍者差別(今回の場合は主人公の石田将也も発達障害の可能性があり、発達障害への差別、難聴当事者への差別)、そして極めつけは性情報氾濫を象徴する「ドメスティックな彼女」である。この作品に至ってはしょっぱなから性交なんだからもう、終わっている。
 こういう漫画に共通しているのは、命の重みが全く感じられないこと。同じ過ちを犯したのが「四月は君の嘘」なる音楽漫画である。ヒロインが死亡して最後「感動した」という、極めておぞましいほど安直な最後に終わっている。
 漫画家の江川達也氏の「東京大学物語」では最後妄想に終わってしまったが、その過程の中で生きることや死ぬことを丁寧に描き切った。そのため、ヒロインの出産はその延長線で重みがあった。青年誌だけあってそれなりの覚悟があったのかもしれない(ちなみに江川氏も自ら妻の出産に立ち会い、子供を取り上げている)。

 そもそも、命の重みを若年層が安易な形で書くことは非常に難しい。
 なぜなら、出産の経験もない、親になる経験もない。私のようにあえて独身を選んだ人でも、障碍などで苦しい思いをしてきたからそれなりに描ける人もいる。その苦しみは個々人別々なのであり、比較は一概に出来かねるが、あまりにも命を甘く書きすぎているとしか思えない。中年の人でも命の描写は非常に難しいのだ。
 現役の主治医から話をきちんと聞き、監修を受けた結果、「ゴッドハンド輝」は10年という長きにわたって鋭い光を放った。それに比べて「風夏」にしても、「聲の形」にしても、「ドメスティックな彼女」にしても、「四月は君の嘘」にしても命の重みをあまりにも軽く見すぎているとしか思えない。同じ講談社にしてはあまりにも質が劣っているとしか言いようがない。
 命の重みをこの四作品はあまりにも知らなさすぎた。だから、安易に「せい」を語りたがるのだろう。だが、その「せい」(生でもあり、性でもある)は私たちにとってはあまりにもかけ離れた非現実的なものである。そして、ネットではそれを過激にしたようなものが横行する。そんなのでいいといえるのだろうか。まさしく、生きることを刹那的な刺激と勘違いしているのではないか。それでは、刺激の奴隷になってしまう危険性が高い。
 もし、東日本大震災の被災者や戦争被害者がこれらの漫画を見たらあまりの軽さに唖然とするのではないかと私は思っている。 




 はっきり言って、命を甘く見ないでもらいたい。

2015年11月12日木曜日

ブラック企業国家:日本

 最近の日本の性情報の氾濫はもはや、洪水そのものと言ってもいい。
 これでもか、これでもかとすさまじいまでに性を商品化する下品な業者どもにはもうただただあきれるばかりである。ブラック企業そのものなのだが、彼らはあろうがことか軽度の知的障碍者を狙い、こんな愚かなことをしでかしている。

2013年12月17日(火)

鈴木 奈穂子キャスター(以降鈴木と略)
「性風俗産業に、いわば食い物にされるケースもあるのが、一見しただけでは分からない、軽度の知的障害がある女性たちです。望まぬ形で風俗店で働き、金もうけに利用されたあげく、そこから抜け出すことも難しい実態が取材で明らかになってきました。」

性風俗業に狙われる 知的障害者の女性たち

今回、私たちが取材で出会った、アミさん。知的障害がある、20代の女性です。2年前から、東京郊外の風俗店で働いてきました。

アミさん(仮名)
「あれ。あそこ、あっち側。奥の看板、ピンサロ。」

「どういう仕事をするの?」
アミさん(仮名)
「ぬきの仕事だよ。」


アミさん(仮名)
「療育手帳と、前の携帯。」

アミさんの知的障害は、4段階のうち、最も軽度です。日常会話はできますが、複雑な話を理解することが難しく、お金の計算や管理もうまくできません。

アミさん(仮名)
「短い、短い、ほんと短い。」

これまで胸を触られるキャバクラや、デリバリーヘルスなど、風俗店を転々としてきました。
アミさん(仮名)
「普通に胸を出したり、触ったり。そういう店だから、しょうがない。お金がなかったら生活もできないし、食べていけないから、そうするしかない。」

アミさんは、貧困家庭で育ちました。幼いころは、酔った両親から毎日のように虐待を受けたといいます。学校では授業がほとんど理解できず、高校から、障害者のための特別支援学校に通いました。卒業後は自立しようと、障害者雇用枠で地元企業に就職。しかし障害が軽かったため、一般の社員と同じ仕事をこなすよう求められました。3年間無理したものの、限界を超え、とうとう出社できなくなりました。

アミさん(仮名)
「高校卒業して、新しく仕事します。ここから再スタートだと思っていて、頑張って、夢とかもあったのに、夢が崩れたみたいな。何かも人生終わったんだな、みたいな。夢から絶望に変わっちゃった。」

仕事も住まいも失ったアミさん。1か月ほど、公園で野宿する生活が続きました。そんな彼女に声をかけてきたのが、風俗店のスカウトマンでした。
アミさん(仮名)
「スカウトの人に、家も、住むところもないと言ったら、住む場所を確保というか、仕事を紹介してあげるねと言われて、そこから(風俗店の)寮生活が始まった。最初はうれしかったけど、あとあとになってくると、だんだん、だんだん優しさが一転して変わった。」

スカウトマンは、アミさんを店に紹介したあとも、部屋の仲介手数料として、毎月5万円を要求しました。全く払う必要のないお金でしたが、だまされていることに気付きませんでした。要求は、次第にエスカレート。障害基礎年金まで奪われましたが、逃げることはできませんでした。


アミさん(仮名)
「断ったら断ったで、何をされるか分からないし…。大阪とかに行かせて、帰れなくするぞとか、脅しみたいなことをされたから。」

現在、知的障害者は全国に200万人以上いると考えられていますが、その大半は、見た目には分かりにくい軽度の障害です。こうした女性たちが、アミさんのように、性風俗産業に狙われるケースは多いのではないか。私たちは、東京で20年間、風俗店のスカウトマンをしている男性に接触しました。これまで、数多くの知的障害の女性に住む場所の提供を持ちかけ、スカウトしてきたといいます。

風俗店スカウトマン
「人なつっこいというか、知的障害者の子は。使いやすいというか、悪いことを言えば、だましやすい。50万円ぐらい入ってきて、3万円くらいで(危険な)仕事とかやらせたこともあるし、そしたら、こっちは47万円のもうけ。あとはごはんを食べに連れて行ったり、買い物とかフォローするし。でも結局はその子のギャラで払っているから、別に痛くもかゆくもない、こっちは。普通の女の子だったらいろいろ質問してきたりするけど、障害のある女の子たちは、文句を一切言わないから。それが、いちばんの魅力ですね。」

今回の取材中、アミさんは幸運にも、性風俗産業から抜け出すことができました。
福祉関係者に相談し、スカウトマンに法的手段をとる可能性まで、ほのめかした結果でした。
その後、たまたま空きがあった福祉施設などに仮住まいさせてもらっています。
しかし、今後の仕事や住まいのあてはありません。

アミさん(仮名)
「仕事は今、不景気だから、見つかる、見つからないは分からないけれど、仕事をしてみないと分からないし、不安だらけだし…。」

「また同じことにならないか、(不安が)浮かばない?」
アミさん(仮名)
「浮かんだりはするけど、前の自分には戻りたくないから。いい方向に、ポンポンポンっていければいいなと思っている。」

知的障害の女性たち どう守るか

阿部キャスター(以降阿部と略)
「アミさんは、確かに一見しただけでは、障害があるとは分かりませんね。そこにつけ込むという、ひどい実態があるんですね。」
鈴木
「ここからは、取材にあたった林原ディレクターと共にお伝えしていきます。『前のようには戻りたくない』と言っていたアミさん、今後が心配ですよね。」
林原ディレクター
「そうですね。私も出会った当初は、だまされているという認識をお持ちではなかったので、今後また同じように、困った状況になった時に、ちゃんと助けを呼べるのかというのは、正直、不安なところではありますね。今回ほかの取材でも、性風俗以外に、行きずりの男性宅を転々とする中で借金を背負わされたりだとか、外国人との偽装結婚に巻き込まれているというような犯罪に利用されるケースもあって、さまざまな被害にあった女性たちの実態が分かってきました。」
阿部
「そうした被害がある中で、何とか女性を救う手だてはないのでしょうか?」

林原ディレクター
「本来、その役割が期待されるのが福祉制度になるのですが、こちらをご覧ください。現在は、日常生活に困難を抱える“最重度”から“中度”の知的障害者を中心に、支援が行われています。 大半を占める軽度の障害者にまで、目が行き届いていないというのが実情です。そしてもう1つ、私たちの意識の問題もあると思います。一見、障害が分かりづらいだけに、表面的な行動だけをとらえて、『だらしがない女性だ』とか、『困った女性だ』などと見てしまいがちです。しかしその陰に、障害につけ込まれた被害や搾取が隠れていることが多いことを、今回強く感じました。こうした女性たちをどうやって救い出すのかが、今後の行政や地域社会の大きな課題だと思います。」


 私たちは、こういう現状を放置していいのだろうか。
 まず、悪いのはすさまじいまでのブラック会社だ。これでこの女性は完全につぶされた。おそらく話からして、発達障碍の可能性が濃厚だ。私もこれは放置することはできない。私自身が重度のアスペルガー症候群当事者であることを踏まえると、こんな非人間的なことを許していいとは思えない。
 私が新たな戦いに進もうと決心したのも、こんな実態を放置することはできないと思ったためだ。そのためにも、私はもっと厳しく、強くならなければならなかった。今、世代間交流で手を組んでいる人の目指す新たなプロジェクトの実現に向けて情報面などで支援を行っている。

 性産業の規制の一つとして、私は性産業の制限を行うべきだと考えている。
 つまり、今の持ち帰り型の風俗もしくは体を使った風俗やAVもしくはその関連書籍の販売・レンタル規制はいますぐやらなければならない。だが、目先の愛国心に走る今の自称政治家どもには期待するのが無理であることは明らかだ。
 ピンク映画館や風俗コンテンツを置く場所については、駅前や各種学校・図書館・病院・グループホームなどの社会的資産から半径2km以内に設置してはいけないという規制を設けるだけでもいい。そうすれば、コンビニも取り扱いが難しくなる。
 さらにブラック会社の規制を一気に行う必要がある。今回のケースでは明らかに障碍者枠と言いながらも補助金狙いの搾取であることは明白だ。こういうブラック会社は片っ端から実名を公開し、公共団体は取引を10年間禁止するべきだ。
 やろうと思えば、アイエスエフネットのように「仕事が肉のかたまりだとすると、しゃぶしゃぶ肉のように薄く薄く、仕事を細分化する」ことによって、障がい者など就労困難者の人に仕事を割り振ることで働く機会が生まれる「ナノ・タスキング・アプローチ」(NTA)を導入すればいい。ちなみに子会社でカフェ、レストラン、おしぼりなど本業のIT関連ビジネスとは無縁の事業に参入しているのも、障がいを持った社員の「できること」に着目し、それを仕事につなげた結果であり、利益を生み出している。こういう形での起業をパナソニックや東芝、日立、三菱電機やシャープ、NEC、トヨタ自動車、オリックスなどにやらせねばならない。
 皆さんは障碍当事者が何もできないと思い込んでいるであろう、だがとんでもない。できる人になるとパソコンのキータッチの早い人もいる。力持ちの人もいる。そういったところから仕事は生まれていく。具体的に言えば本の在庫整理、シュレッダー、インタビューの打ち込み(いわゆるテープ起こし)、名刺のデータ管理、乗り物のチケット手配などを各1時間1000円などで仕事を出す側がこれを毎週頼むと、月に各4時間がうまれる。その空いた時間を、自分にしかできない仕事の質的向上に当てることができる仕組みだ。
 これを導入すれば、まずブラック会社への人員の流入は止まるほか、風俗産業への人の流出を阻止することは可能になる。 さらに、日本共産党が「ブラック企業規制法」という建設的な提案をしているのでリンクしておく。今すぐネオナチジャパンは経済活性化を考えるのなら無条件で受け入れるべきである。その中で風俗産業におけるブラックシステムも厳しく取り締まるべきだ。
 せっかくの才能をつぶす国に、明日はあるとは思えない。

2015年11月6日金曜日

愚かなる御用学者 家田仁

 今回の書人両断は権力犯罪に協力した最低な御用学者共である。
 まずは、Wikipediaよりその意味を引用しよう。

御用学者(ごようがくしゃ)とは、もと幕府に雇われて歴史の編纂など学術研究をおこなっていた者のこと。転じて今日の日本では「権力者におもねる学者」といった意味で使われる。

歴史
 江戸時代に徳川家による政権の安定化が重要課題となり、武断主義から文治主義に切り替え、朱子学を重んじ、上下関係を明確にしようとした。

現代における用法
 現代における用法を定義することは難しいが、学術的な調査を改竄ないしは恣意的に解釈し、権力者や統治者、ないしは依頼者に都合の良い結果を導き出す者がこう呼ばれる。一方で、権力者などへの批判側が恣意的な解釈に基づき自らに都合の良い結果を導き出していることを指摘・批判する学者に対して、反権力側がレッテル張りとして用いる場合もある。

水俣病問題
 現代日本においては水俣病の例が嚆矢である。1956年、熊本大学医学部の研究チームにより、有機水銀原因説が有力視されたのだが、同年11月12日には厚生省食品衛生調査会常任委員会・水俣食中毒特別部会が大学と同様の答申を出したところ、厚生省は翌13日に同部会を突如解散。1960年4月、日本化学工業協会が塩化ビニール酢酸特別委員会の付属機関として、田宮猛雄・日本医学会会長を委員長とする「田宮委員会」を設置。後に熊本大学医学部研究班も加わることとなった。有機水銀説に対する異説として清浦雷作・東京工業大学教授らがアミン説を発表し、彼らの主張がそのままマスコミによって報道されたため、原因は未解明という印象を与えた。

イラク戦争への対応の問題
 哲学者の山脇直司東京大学教授は、安保理決議のないままブッシュ政権主導で2003年3月イラク戦争が始められたことへの日本政府の対応について、「アカデミシャンとしての私が今一番一番懸念していることは、アメリカを無邪気に支持し、フランスなどを非協力と言って批判する小泉首相や川口外相のお粗末きわまりない答弁の背後にいる『外務省お抱えの御用学者』の存在です。」「外務省お抱えの『御用学者の知的退廃』を暴く必要を今痛感しています。」と書いている。また、2003年12月からの自衛隊イラク派遣を決定する過程について、政治学者でイスラーム教シーア派に詳しい松永泰行日本大学助教授は「私の知る限り、政府は研究者の実力よりも、政治家や官僚の都合で彼らが望むことを言ってくれる御用学者を起用している」と述べた。

喫煙・受動喫煙問題
 日本たばこ産業に研究費を支援してもらうかわりに、タバコを擁護する発言を行うなど、消費者の健康よりも特定企業の利益を優先するような行為をしている学者を指して使われた事例がある。また、メーカーから多額の研究費を受け取っていたために、タバコと乳幼児突然死症候群との関係があるという論文が、根拠が乏しいというように書き換えられてしまったとの指摘が存在する。 タバコ産業等からの研究助成については学界において問題視されており、2003年10月22日に日本公衆衛生学会は学会員に対し「たばこ産業及びその関連機関との共同研究、及び同産業等から研究費等の助成を受けた研究を行わない。」との行動宣言を発している。また、国際的にもたばこ産業による研究助成等について全面規制を求めるたばこ規制枠組条約のガイドラインが追加採択されている。

公共事業・原発等
 今日の現実の社会の中では、例えば有力な学者が政府の公共事業などの施策に対して、自己の信念に基づく意見、思想を審議会などの場で反映させる為に、そうした機関に呼ばれる立場を確保するべく、ある種の手練手管として、権力へのおもねりと自己の真の主張を両天秤にかけながら駆け引きをする場合がある。そのため御用学者か否かの線引きは困難な側面を有する。駆け引きに失敗して結果として権力へのおもねりの手練手管を権力に利用されるだけの結果となったときには、結果として御用学者呼ばわりされてやむを得ない側面がある一方、駆け引きに成功して自己の信念を政策に反映させることに成功した場合には、反骨の策士と評価される場合もありうる。また原子力発電の分野では、研究に多額の費用がかかることから権力におもねり、「安全神話」のお墨付きを与えることで電力会社等の支援を受ける例があり、このもたれあいの関係を「原子力村」と評される。

 さて、今回書人両断の牙にかける家田の罪は際立って重い。
 この男の職業とやら社会基盤工学者なるちんぷんかんぷんなもので東京大学大学院工学系研究科社会基盤学科教授と自称する。だが、誰がどう見ても不要な八ッ場ダム建設に暗躍する悪事をやらかした。


八ッ場ダム:関東整備局の諮問機関「建設が妥当」と結論
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111130k0000m010078000c.html
  建設の是非を検討中の八ッ場(やんば)ダム(群馬県)を巡り、国土交通省関東地方整備局の諮問機関である事業評価監視委員会(委員長・家田仁東京大大学院「教授」)が29日、さいたま市内で開かれ、「八ッ場ダム建設事業は継続が妥当」との意見をまとめた。関東地整は近く国交省に報告する。
 委員会は有識者12人で構成し、6人が出席。審議の結果、「ダムに過度に依存しない治水・利水策への期待はあるが、首都圏を抱える利根川水系のような河川は対策が限定されてしまう」との考えで一致。そのうえで、費用、時間、流域住民への影響などをかんがみると「建設に懐疑的な意見があることを踏まえつつも(建 設が)妥当な結論」とした。
 委員会の意見具申を受け、関東地整は近く対応方針を国交省に報告。同省の有識者会議の意見も踏まえ、前田武志国交相が年内に最終判断する見通し。一方、これとは別に民主党も八ッ場ダム問題分科会で建設の是非について議論を進めている。【樋岡徹也、奥山はるな】
毎日新聞 2011年11月29日 21時30分

 圧倒的多数の市民は効果対費用の極めて低い八ッ場ダムの建設強行に大反対していることは誰の目からしても明らかなのに、この家田はゼネコンから賄賂を受け取っているのは明らかではないか。
 この家田はその他にも罪を犯している。
 北海道新幹線(新函館~札幌211㎞)・北陸新幹線(金沢~敦賀113㎞)・九州新幹線(諫早~長崎21㎞)建設認可強行のノーチェックの罪だ。これらをフル規格で3兆円と国民の血税で建設させるとは言語道断である。効果対費用がこれにしても極めて低く、ミニ新幹線による建設にするだけで十分であった。
 しかもリニア中央新幹線計画に違法なお墨付きを与えた中央新幹線委員会の「委員長」として原発再稼働を画策させたばかりか日本建設通信なる建設業界紙でリニア計画を煽った罪もある。この審議には明らかに当事者であるJR東海の一方的な意見しか反映されず、しかも積極的推進派ばかりを集めた。しかも2011年5月に行われたパブリックコメント(国民からの意見募集)においては、建設を歓迎する声が激減し、逆に批判的な声は急増し、その比率は3:7にまでなったのを無視し、建設を不当に認可したのだから腹を切って死ねと言いたくなる。
 更に2010年10月20日南アルプスを含む「沿線環境調査」なる審議において意見のすり替えを平然とやらかした。理研の小保方博士騒動よりもこれは数段悪質で、徹底的な断罪は免れないのは誰の目からしても明らかだ。東京大学は今すぐ工学博士号の没収を行うべきだ。それぐらい悪質な権力犯罪なのだ。
 この家田の本質は戦後レジームの延長線上にある犯罪者だ。 

2015年10月30日金曜日

世代間交流について

 私は今、世代間交流にかかわっている。
 昨年、一時メンタル不調に陥り主治医や市民カウンセリングなどの助言を受け、地域活動支援センターや相談支援事業所の利用を始めた。そして、相談支援事業所の申し出もあり、今は世代間交流にかかわるようになった。
 これによって、私は何か変わったことがあるかといえば何もない。

 だが、一つだけ変わったとすれば、所属元とのかかわりである。
 昨年のメンタル不調から知ったことはただ一つ、明らかなストレスには容赦なく関わりを断ち切る勇気を持たないといけないということだ。そこから私は一つ一つ、人生の大きな決断を積み上げてきた。「絶食系男子」宣言に伴う生涯独身宣言、所属元の主催するイベントについては事実上参加を断る方針を明確にした。
 こうして一つ一つ、ストレス要因を徹底的につぶしていったことは、私にとって結果としてプラスになっている。ある意味、自我の再構築につながっているからだ。自我の再構築によって、私はそれなりの自信を少しは手に入れたのかもしれない。だが、それは人に見せるものでもないし示すものでもない。

 はっきり言ってしまえば、「できないものはできない」のだからだ。
 それが今まではあまり言えなかったし我慢してきた。それがいえるだけ、今はいい。 結婚もしないと決めたのも、「こだわっていたら自分の重しになる、ならばこだわるのはやめよう」と思ったからだ。それに、ダメなものについては少し知恵を使って圧力をかけることにした。放置自転車などについてはそうすることにした結果、違法駐輪はかなり減ってきた。
 さらに厳しい手段に踏み切るとしたら、私は代理人を今度使う方向で考えている。イベントへの参加など、あまりにも急で相談するに無理な話が最近私に出てきている。相談するには時間と判断がほしい。そこで主治医や相談支援事業所と相談して方針を決めているのである。
 所属元のイベントと市民カウンセリングが重なっていたとき、「プライオリティ(優先順位)」は明らかに市民カウンセリングだ。そのことも認識できない段階でもうアウトだ。だからこそ、もっと厳しく前に進むことにした。

2015年10月24日土曜日

ソロ活動について


内閣府、2014年版「少子化社会対策白書」公表

2014年06月18日 09時15分
提供:リセマム

内閣府は6月17日、2014年版「少子化社会対策白書」を公表した。少子化の状況とこれまでの少子化対策の主な取組みのほか、今年度の特集として「『子ども・子育て支援新制度』の施行に向けた取組み」「最近の少子化対策」について紹介している。

 少子化社会対策白書は、少子化社会対策基本法(2003年法律第133号)第9条の規定に基づき、少子化の状況および少子化に対処するために講じた施策の概況について報告を行うもので、政府が毎年国会に提出しなければならないとされている。

  日本の年間の出生数は、第1次ベビーブーム期には約270万人、第2次ベビーブーム期には約200万人であったが、1975年に200万人を 割り込み、それ以降、毎年減少傾向にある。2012年の出生数は、103万7,231人と前年の105万806人より1万3,575人減少し た。

 2013年5月28日に、「『少子化危機突破』のための提案」が取りまとめられた。この提案をもとに、同年6月7日に は、「少子化危機突破のための緊急対策」が決定された。緊急対策では、これまで少子化対策として取り組んできた「子育て支援」「働き方改革」に加え、「結 婚・妊娠・出産支援」を3本の矢として推進することとされた。

 子育てを社会全体で支える制度として、2012年4月1日に 新しい児童手当制度が施行された。中学校修了まで(15歳に達した日以後最初の3月31日まで)の児童を養育している人に、児童の年齢に応じた給付を行っ ている(所得制限あり)。給付総額は、2014年度予算ベースで約2兆2,356億円にのぼる。

 また、子どもの学びを支援する制度とし て、高校授業料無償化や奨学金の充実を図っている。2014年4月1日以降の入学者から、公立高校については授業料を徴収しないものとする制 度を改め、私立高校と同様に国が高校生に対して就学支援金を支給するという仕組みに一本化した。

 日本学生支援機構が実施する奨学金事業 について、2013年度は、貸与人員を無利子奨学金で対前年度比2万7千人増(うち新規増1万3千人)の42万6千人、有利子奨学金も合わせ ると対前年度比8万8千人増の144万3千人と大幅に増員し、「予約採用」枠を拡大した。2013年度の奨学金事業費は、有利子奨学金9,070億円と無 利子奨学金2,912億円の計1兆1,982億円にのぼる。

 2014年版「少子化社会対策白書」は、第1部が2章、第2部が5章の全150ページ以上にわたる。内閣府のホームページにPDF版が掲載されているほか、発行後は全国の主要書店、政府刊行物センター等で購入できる。


 今回はお政府様のこの思惑にあえて冷や水を浴びせてやろうと思う。
 私がソロ活動を強化しはじめたのはこの1年前である。これには理由があり、結婚する相手がいないほか、自分にさほど結婚する必要性がないという考えゆえである。アスペルガー症候群ゆえに差別に苦しみ、そして障がいに気がついた時にはもうすでに手遅れだったということだ。だったら、もう結婚にこだわる必要は全くないのである。
 だが、お政府様の間違った認識を茨城県は引きずっているようだ。

2014年6月12日(木) 茨城新聞

いばらき出会いサポートセンター 結婚相談窓口を開設

少子化対策の一環で県と県労働者福祉協議会が設立した「いばらき出会いサポートセンター」は今月、結婚に関する悩み相談に応じる「結婚なんでも相談窓口」を開設した。デート時のマナーや服装、エスコート方法などの相談に、同センター相談員が丁寧に答える。
 同センターの会員に限らず、結婚に関する悩みを抱える人や家族、親類、友人など誰でも相談できる。相談は電話かメールで受け付け、匿名でも可能だ。相談員がデートに着ていく服装や相手との話し方、プロフィル欄に使う写真の撮られ方など、さまざまな疑問や悩みに応じる。
 県少子化対策室によると、同センターが扱った成婚数は5日で、1200組に到達した。2006年に開設後、10年8月に500組、13年4月に千組を達成、月平均12・5組のペースで結婚が成立していることになる。
 同センターは今月、県内5カ所の全センターで日曜日も開所。これに伴い県北、県西、鹿行各センターは火曜日が休みとなる。
 会員数は5月末現在で3308人に上り、開設当初の約4倍に増加。同対策室は「相談体制の拡充など利便性向上を図り、成婚組数を増やしていきたい」としている。
 相談や問い合わせは水戸センターTEL029(224)8920、県南センターTEL029(830)7502、県北センターTEL0294(35)4122、県西センターTEL0296(33)1984、鹿行センターTEL0299(92)8888。メールはr-line@ibccnet.com

 では、こんなものを作る暇があるなら大企業に対して「非正規雇用をやめて全員正規雇用にしなさい」と茨城県が企業の無責任経営者どもを茨城県庁に呼びつけて公開大説教して、正規雇用化させるのが一番いい。
 そうすることで、県民の税金の無駄遣いにはならない。そういう発想がなぜ出てこないのか。私は本当に不思議でたまらない。しかも、この茨城県は障碍者雇用でもひどい。雇用のほとんどはアルバイトであり、求めている人たちの正規雇用とはミスマッチなのである。しかも、正規雇用の会社がブラック会社というのだから恐ろしい。結局は個人の問題で済ませるのだからお粗末この上ないのだ。個人の問題ではなく、働かせ方の問題が一番大きい。
 私の経験から言うと、やはり正規雇用(就労支援継続A型も含める)では東京都が多い。正規雇用をいかに地方に広げるかがカギになる。つまり、大企業の自助努力がなおさら必要なのであり、それが本来あるべき経済の形なのである。
 私はそういう形で何とか自分のあるべき形を掴み取った。あとは、どうやって前に進むかを考えて、じっくり自分らしい生き方を模索するだけである。結婚にはそれほどのプライオリティ【priority】(優先順位)を感じていない。それならば、自分らしい生き方を今は優先しようと思う。
 はっきり言って、結婚にこだわる必要はない。今は社会でどう生き抜くか、そして今後どうやって生き残るかを優先すべきで、異性との交流とかにこだわっている暇はない。だから、ソロ活動を今の組織の中でも強めている。今所属する組織から「イベントに出ませんか」という誘いに対し、私はほかのイベントにかかわっている事もあって、主治医との相談がないと難しいと伝えている。ほかのイベントについては主治医の許可を得ているほか、所属先の責任者からも参画の許可を得ているので問題はない。
 私は自分の幸せはとっくにあきらめている。ならば、それだけ後に続く人たちに託そうと思う。それが、私にできることだと今は確信している。

2015年10月18日日曜日

カルトをあおる扇動者 矢野顕子

 今回の書人両断は一見は善人のように見える。
 だが、そうではない。矢野の犯した罪はカルト拡散という意味で取り返しのつかない大きな罪である。このことで多くの市民が迷惑をこうむっていることを考えて厳しく指摘しておかねばならない。矢野は「キリスト教徒」と自称しているが、この中身が問題なのである。矢野の信仰しているのは、キリスト教団体から破門処分を受けているエホバの証人なのである。
 このエホバの証人という団体は、精神疾患当事者を排斥する思想に凝り固まっているほか、難聴当事者を対象に洗脳活動を行うなどまさしくレイシズム団体である。そして、優生学でもきわめて融合性が高く、治療に不可欠な輸血を不当に拒否させるような思想を持っていた。そのために川崎市でこんな悪事をやらせたのである。

川崎事件
 1985年6月6日、神奈川県川崎市において、交通事故で負傷した当時10才の少年が聖マリアンナ医科大学病院に搬送されたものの、両親がエホバの証人の熱心な信者であったため、救急病院の医師に対して少年の輸血を断固拒否、医師は両親を説得するとともに輸血をせずに処置を続けたが、大量出血からくるショックのため、少年は事故から約5時間後に死亡した。
 医師が最終手段として意識のあった少年に対して「生きたいだろう。お父さんに輸血してもらうようお父さんに言いなさい」と呼びかけ、少年は「死にたくない、生きたい」と答え、父親に訴えたにもかかわらず、父親は拒否し続けたという。


 こんな犯罪カルトをなぜか佐高信氏は「ナチスドイツに反抗した宗教」とほめあげているのだから恐ろしい。
 ここでも厳しく批判してきた「ワタミ」の渡邉美樹もかつてこんな過去があった。



「初当選」の渡邉美樹被告「布教活動に歩いた」中学時代


「皆さんのおかげでまた次の挑戦をすることができます。選挙は思った以上に逆風だったと思います。ワタミに対する批判、私に対する「誹謗中傷」(というより事実ですが:倉野加筆)とかが、ありましたから」

 21 日、ワタミ創業者の渡邉美樹被告(53)は約10万4千票を集め、参院議員に「初当選」した。当確が出たのは深夜3時45分。自民党比例区の18人の当選者のう ち16位での当選と危ない戦いだったが、選挙事務所の壇上の渡邉被告は白い歯をのぞかせ、満面の笑みでそう語った。経営者から「政治家」へ転身を果たした渡邊被告。彼の“理念”には、あるルーツがあった。
 渡邉被告は’59年に横浜市中区で生まれた。姉と両親の4人家族。父は映画のCM制作会社とテ レビCM制作会社を経営しており、家は裕福だった。だが、そんな満ち足りた生活が壊れたのは10歳のとき。最愛の母親を慢性肝炎で失い、時期を同じくして 父親が経営の悪化から会社を清算する。自宅もそれまでのマンションを出て、住宅供給公社の家賃1万円のアパートへの引っ越しを余儀なくされる。
 母親が亡くなるまで、母親の布団に潜り込んで寝ていたという渡邉被告。そんな彼の心の空洞を埋めたのは、宗教だった。渡邉被告は、近所の大学生が声をかけてくれ たことをきっかけに「クリスチャン」となり、布教活動をおこなっていたことを自著で認めている。だが、この記述は正確ではない。中学の同級生は「じつは彼が 入ったのはキリスト教といってもちょっと違って、エホバの証人なんですよ。親友によると熱心に活動していたようです」と話す。
 「エホバの 証人」といえばキリスト教系の宗教だが、独自の聖書と教義を持ち、カトリックやプロテスタントなどの伝統的なキリスト教からは異端とされているカルト団体だ。 渡邊被告は「時間があれば、宣教に歩いた」というが、わたなべ美樹事務所に問い合わせると、「中学卒業時に脱退しております。(エホバの証人との関係は)それ以降はございません」という回答があった。宗教ジャーナリストの広橋隆氏はこう語る。
 「エホバの証人は、かつて教義を理由に輸血を拒否して問題になった団体です。家族的な結びつきを大事にする団体で、信者同士の関係が濃厚になるので、母親を失った渡邉被告は、そうした関係を求めて入信したのではないでしょうか」
  渡邊被告は、自著で次のように語っている。
 「いまでも時折、懐かしく頁をめくるその聖書の教えは、後に会社を創業する際の理念の元になっています」
 メ ディアで紹介されて話題となった、ワタミ創業時の理念をまとめた冊子『理念集』。「365日24時間死ぬまで働け」などの“福音”が書かれたこの冊子は全 社員に配られており、ワタミにとっての『聖書』といっても過言ではない。そこでは自己犠牲や愛の大切さが渡邉被告自身の言葉で説かれている。
(週刊FLASH 8月6 日号)

  渡邉被告という悪質なモンスターを生み出したエホバの証人の広告塔をいわば矢野もやっているのである。
 そのことはイコール、ワタミの犠牲者たちへの冒涜でしかない。そんな悪質なエホバの証人を厳しく批判しているキリスト教団体の一つである、真理のみことば伝道協会がカウンターデモを2012年さいたま市で開かれた「国際大会」なるイベントで行ったが、エホバの証人は隠し撮りを行うなど悪質な悪事を展開した。まさか、これは正義といえるのだろうか。カウンターを主宰する宣教師のウィリアム・ウッド氏はエホバの証人の案内係のところに寄って、次のように彼らの悪事を厳しく批判した。

「しかし、無断で写真やビデオを撮ったりして、北朝鮮なみですね。」
「あなたは、北朝鮮の方ですか。」
「北朝鮮の人間に見えるでしょうか。」
「私は人の顔を見ても、どこの国の方か分かりません。」
「テレビや新聞で北朝鮮のことを報道しているでしょう。厳しい情報統制が敷かれて、人が少しでも反対意見を言おうものなら、徹底的に弾圧を受ける。ものみの塔も、体質がそっくりじゃないですか。」
「・・・・・・・」

http://cult-sos.jp/cultnews/528/

 この案内係と矢野は瓜二つであり、その悪癖を引き継いだのが渡邉だとしたらなるほど、納得である。それで脱原発を主張するというのだから、まさに地に足が付いていない。そこを安倍被告につかれてとんでもない事態になったではないか。
 矢野はまず、エホバの証人と決別し、謝罪するがいい。それから渡邉と安倍に引退を迫る事が、彼女に残された最後の使命である。カルトをあおった扇動者として許されない。

2015年10月12日月曜日

ひきこもりにならずにすんだわけ

 

[大弦小弦]一体、なぜ?…

沖縄タイムズ 2015年2月24日 06:00


 一体、なぜ? 何度も同じ質問をぶつけられてきたその人は、小さな声でつぶやいた。「自分でも、何がきっかけなのか分からない」。長い間、ひきこもり状態を続けていた女性に話を聞いたときのこと
 ▼せっかちで白黒つけたがる記者の性分から、いろいろ質問を重ねたが明確な答えは出ない。だが少しずつ、本人も「なぜ自分はこうなの」「これではだめだ、どうにかしたい」と苦しんでいることが伝わってきた
 ▼「怠け者」「甘えている」とレッテルを貼られ、偏見の目で見られることの多い「ひきこもり」。かつて、ひきこもり状態だった息子と8年過ごした名護市の東邦治さんは、早い段階から向き合う重要性を訴える▼最初は小さなつまずきも、学校や社会と距離が広がれば孤立は深まり、被害妄想などが現れる。取材した別の女性は「学校に行きたいが、行けない」と自己嫌悪に陥る一方、他人の言動やしぐさにおびえ何度も自傷行為に 走った
 ▼先日、那覇市内で開かれた「全国若者・ひきこもり協同実践交流会inおきなわ」には、県内外から支援者や家族ら約500人が参加。居場所づくり、粘り強い支援の大切さなどを確認した
 ▼人の心は複雑。急いて事を進めれば、壊れることもある。傷が癒え、再び立ち上がる力を取り戻すには、同じくらいの時間が必要なのだ。(儀間多美子)


 私自身がひきこもりにならずに済んだわけは一つ。
 「絶対に逃げるもんか」という反骨心そのものである。私を苦しめたいじめやパワハラの加害者どもは今でも責任から逃げ続けている。はっきり言って抑えきれない憎しみや怒りは今でもあり、私はそのために人との面会についてはかなり抑えているし限られた人物でしか付き合うことはできない。
 そういう意味でのひきこもりはある意味の防御機能である。だが、社会を完全に閉ざしてはいけない。許されるひきこもりとは、社会とのつながりを仕事を通じて保ちつつも、トラブルを起こしかねない要因を意識しながら減らすことである。
 だが、許されないひきこもりもある。およそ正当とは言えない理由を持ってマイノリティへのヘイトを行ったり、違法なダウンロードに現を抜かすことはもってのほかである。こういうことは厳しく批判されねばならないのは明らかだ。
 まず、逃げない勇気を持つことだ。

2015年10月6日火曜日

農業の真の再生にあるべきもの

 農業を会社でやろうというのが安倍独裁政権の目論見である。
 だが、それは完全に破たんしたといっても過言ではない。


農業ブームは幻想?撤退企業数は過去最高 黒字はごく一部、地域との関係失敗も
2015年2月19日 6時0分
ビジネスジャーナル
http://news.livedoor.com/article/detail/9800426/

 近年、農業への関心が高まっている。2005年に7904社だった農業生産法人数は、13年には1万3561社にまで増加しており、その事業形態も多様化している。例えば、大手コンビニエンスストアチェーンのローソンは、全国の農地で収穫した野菜で商品開発・流通を行っており、塚田農場などの飲食店を展開するエー・ピーカンパニーは、宮崎県日南市で農業法人APファームを設立し、自社農場にこだわったメニュー開発をコンセプトとしている。ほかにもパナソニック、シャープといった電機メーカーの参入も相次いでいる。また、個人レベルでも、国からの補助金など支援制度の充実を受けて、地方へ移住して農業を始める動きに注目が集まっている。

●分かれる各都道府県の優劣
 1月18日、東京ビッグサイトにて「JOIN移住・交流&地域おこしフェア」が開催された。当イベントは農業で仕事をするための移住・地域おこしのために協力を考えている参加者と、その受け入れ先として各地方自治体をマッチングさせることを目的としている。会場内には数千人を超える参加者が顔を見せ、テレビ局など10社を超えるメディア関係者も集まっており、農業への関心の高まりを感じさせた。
 東京都、神奈川県、大阪府といった大都市を除いて、ほぼ全道府県の自治体が出展しており、長野県、新潟県、福井県、兵庫県などはそれぞれ3~5程度のブースを展開させていた。来場者に話を聞くと、「漠然と農業に興味があるという程度で参加しましたが、具体的な施策、条件が聞けて自分にもできそうだと感じました」(20代女性)など、好意的な意見が目立った。
 秋田県は、体験型の研修も企画しており「参加するだけで5万円プレゼント」という触れ込みで来場者に声をかけていた。地域活性化運動は、全国規模で行われていることもあり、獲得競争も過熱していた。長野県など、PRに長けた県の盛況ぶりは特徴的だった一方、茨城県など人だかりが少ない県も散見された。過疎化が進む地方では、差別化できるポイントを積極的にアピールしなければ移住者を獲得できないことは必至で、今後は各自治体間でさらなる競争が生まれそうだ。

●参入だけでなく、撤退も多い農業ビジネス
 法人に目を向けると、農業への参入数も多いが、撤退していく企業の数も過去最高水準になっている。数多くの地域活性化のプロジェクトを成立させてきた農業コンサルタントは、いかに2次、3次事業へと展開していけるかが鍵と話す。

「法人数が増加している背景には、農業生産法人のハードルが若干下げられたことに加え、地域と連携して農業に従事する人を役員として迎え入れ、別法人を立ち上げるなど、ビジネスモデルが多様化していることが挙げられます。メインとなる事業に加えて、別法人名で農業ビジネスを行っている企業が増えていますが、農業だけで利益を出せているのはごく一部です。参入数が増加している一方で、撤退している数も増えています。利益を出せる条件としては、まず地域住民に理解を得て、信頼関係を結ぶことです。地域住民との関係性で失敗するケースも少なくありません。そして、スーパーや道の駅といった流通販路をしっかりと持っていることが重要です。加えて観光も視野に入れて、淡路島のたまねぎ、京都のなすといった地場産商品の農業体験が可能な旅行ツアーを組むなど、生産・流通以外への展開をしている企業が成功しています」

 大手農機メーカーで長年地域農業を支えてきた社員は、法人数の増加も考慮する必要があるが、まだまだ個人農家の存在が大きいと話す。

「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の問題なども含め、農業が変革期を迎えていることは紛れもない事実です。業界内の状況は、売り上げの昨年対比で微減といった企業が多く、これは消費増税の影響が大きかったと分析しています。現場から上がってくる意見では、やはり若年層の農業への関心は確実に高まっていますし、これは各行政機関やメディア戦略の恩恵といえるでしょう。日本の農業を世界に輸出するといった企業も増えてきていますが、単体ではまだまだハードルが高いのが現状です。ただ、複数社が協力して日本ブランドのコメを中国に輸出するといった動きも出てきており、ビジネスモデルは徐々に変化していくでしょう。とはいっても、長年積み上げてきた日本の農業スタイルは急には変わりませんし、今後の変化のためには個人農家の存在が鍵を握るでしょう」

 現在の注目の高さを一過性のものにしてしまわないためにも、農業に関わる法人、行政、メディア関係者の連携以外に、個人農家に対しての配慮を深める必要がありそうだ。
(文=栗田シメイ/ライター)


 はっきり言って、農業は甘くない。
 自然相手なのであり、企業の利益優先の世界が通用するわけがない。また、命のインフラそのものであり安易に考えてはいけない。
 アメリカでもTPPに反対の声が上がり始めていることをメディアは取り上げるべきである。


2015年2月24日(火) しんぶん赤旗
米加州リッチモンド市
「TPP除外地域」宣言
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-24/2015022407_01_1.html

 【ワシントン=洞口昇幸】オバマ米政権が環太平洋連携協定(TPP)の妥結を目指すなか、西部カリフォルニア州リッチモンド市(人口約10万7000人)の議会がTPPに反対し、地方自治体として不服従を示す「TPP除外地域(フリー・ゾーン)」を宣言する決議をこのほど可決しました。
 同決議は17日に圧倒的多数の賛成で採択。連邦議会内でTPP交渉をオバマ大統領に一任することになる、貿易促進権限(TPA)法案の成立に向けた動きがみられるなかで、決議は交渉の中止と、秘密交渉の過程と関連文書の公開を政権に求めています。TPA法の成立も慎むよう訴えています。
 決議では、TPPは、労働者を劣悪な条件で働かせる企業を禁止する同市の条例や地域経済を助ける地元製品購入の方針を無効にし、北米自由貿易協定(NAFTA)以上に製造業の海外移転をもたらすなどと指摘。「国境を超えた企業支配をさらに拡大」し、「市民から意思決定を剥ぎ取り、地元と世界で民主主義を奪う」としています。
 同様の決議は、同州バークリー市でも昨年9月に採択。同州はNAFTAなどTPPと同様の性質を持つ自由貿易協定で、最も雇用を失った州の一つといわれています。
 2013年10月に、中西部ウィスコンシン州デーン郡の議会が全米初の「TPP除外地域」宣言を出し、直後に同郡内の州都マディソン市の議会も、TPP反対決議を採択しています。ニューヨーク市でも同様の決議が検討されています。


「正義派の農政論」
http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron150225-26514.php
【森島 賢】
農協と農業を外資へ売るな
 安倍晋三「首相」は、国会の冒頭の施政方針演説で、いわゆる農協改革を第1に取り上げ、「農協改革を断行します」と宣言した。まるで、勝ち誇るように高揚した言い方だった。農協を説得して、農協法の改正にめどをつけた、と言いたかったのだろう。「戦後以来の大改革」、「農政の大改革」が緒についた、と言いたかったようだ。
 「首相」がいう農協改革の行きつく先には、何が待っているのか。
 待っているのは、農協の株式会社化であり、信用・共済事業の分割であり、さらに、農業への外部資本の導入である。外部資本といっても、細々とした国内の関連資本などではない、巨大なグローバル資本である。
 そうなることを、「首相」が認識しているかどうか分からないが、これは、外国で実際に行われ、失敗している事実である。
 イギリスでは、牛乳の農協ともいうべき酪農家組織(ミルク・マーケティング・ボード)を解体し、大手スーパーと多国籍企業に売り飛ばした。その結果、酪農家は買い叩きにあい、乳価は半値程度に下がった。酪農家は激しい抗議運動で応えた。
 カナダでは、4つの農協を株式会社化した。それまでの市場シェアは80%だったが、株式会社になったので、独禁法を適用され、50%以下に下げることになった。このため、美味しい農家だけを取引相手にした。その後、まもなく欧州資本に会社ごと売った。そして、市場シェアを35%に下げた。
 オーストラリアの小麦は、政府機関であるAWBが独占的に輸出していた。この機関は、農業者に共同計算で精算するなど、実質的な農協だった。これを株式会社化した。初めのうちは、農家向けの議決権つきの株式と、議決権なしの株式とに分けて、農外資本の支配力を制限していた。だが、それもやめて、結局、米国資本に売ってしまった。
 ハワイを最近訪れた十勝(北海道)の農業者は、景観の激変ぶりに驚いたという。以前に訪れたときは、農地はパイナップルの緑で覆われていた。その後、株式会社の経営になったが、まもなく撤退し、いまは目を覆うような荒地になってしまった。これをみて、自分は、自分の農地で、家族といっしょに農業をしていて良かった、とつくづく思ったという。
 こうした事例をあげれば、きりがない。



 日本で、農協を株式会社にしたらどうなるか。
 いきなり株式会社にするのではなく、改革案では、農協の「理事の半数を原則として認定農業者や農産物販売・経営のプロとする」としている。ここに、地雷が隠されている。
 「認定農業者」は、大規模専業農業者だけだ、と誤解しやすいが、そうではない。「認定農業者」には、法人が含まれている。株式会社代表も大勢が農協の理事になれる。そうなれば、株式会社が農協理事会を乗っ取りやすくなる。
 農協を株式会社が乗っ取るための第1歩になる爆弾が、ここに密かに仕掛けられている。



 さて、農協を乗っ取った株式会社は、どうなるか。
 法人税が高くなるだけではない。株式会社は、当然だが独禁法を適用される。だから、共同販売や共同購入、計画販売やリレー出荷などは、談合として摘発されるだろう。
 それだけではない。全農のように大きな市場シェアは持てなくなる。市場シェアを下げざるをえない。
 それをテコにして、取引相手である農家を選別する。会社にとって都合のいい、美味しい農家、つまり、買い叩きに対して従順に従う農家だけを取引相手にする。そして、不平をいう農家は容赦なく切り捨てる。さらに、それをテコにして、資材価格を吊り上げる。それに不平をいう農家も切り捨てる。
 不平をいう農業者に行き場所はない。株式会社は、賃金に不平をいう農業者は、農作業の従事者に雇わない。低賃金に従順な農業者だけを雇う。こうして、農協だけでなく、農業を乗っ取る。



 こうした悪辣なことをするから、しばらくの間は株式会社の農業経営が続くかもしれない。しかし、やがて行き詰まる。株式会社による農業が長く続く例は、ごく一部の例外を除いて世界中にない。やがてイギリスやカナダやオーストラリアのように、破綻して外国籍の強欲なグローバル企業に、会社ごと売り飛ばす。
 グローバル企業はなにをするか。
 全農がアメリカで行っているような、GM(遺伝子組換え)農産物と、非GM農産物との分別集荷はしない。日本もGM食品で溢れる。TPP交渉が妥結すれば、そうなっても法律で規制できなくなる。規制すれば、政府はTPPの中のISD条項で訴訟を起こされる。そして、結局、政府は巨額の賠償金をグローバル企業に支払うことになる。BSEの疑いがある牛肉も自由に輸入され、日本市場を席巻する。



 こうした農業も、やがて行き詰まるだろう。そして、企業は農業から撤退する。跡地はどうなるか。
 ハワイのような荒地になるかもしれない。
 貪欲な企業は、跡地に太陽光発電の施設を作るかもしれない。これには政府の手厚い補助金がある。補助金目当ての太陽光発電である。
 それに適さない跡地は、産業廃棄物の捨て場にするおそれもある。そうして、村人たちに嫌われる。まさか、原発の放射性廃棄物は捨てないだろうが、怪しい。



 政府は、こうした事態を見通せぬまま、農業・農村の荒廃へ向かって、まっしぐらに突き進もうとしている。その第1歩が、邪魔をする農協への攻撃であり、その総司令部である全中の法的否認である。
 政府にとって、農協の反TPP運動にみられるような、政治に対する批判や反対が、よほど不都合なのだろう。いまや、わが国には農協しか政治を批判する大衆団体はない。労組も生協も力を失った。春闘は政府だのみである。
 だから、農協に攻撃を集中し、破壊しようとしている。そうしておいて、農業・農村を人身御供にし、外資へ捧げようとしている。
 こんなことを認めるわけにはいかない。農協組合員とその家族の2千万人を超える有権者の怒りが、全国に渦巻いている。
 この企みは、断固として阻止しなければならない。先日から始まった国会の内外で、大多数の国民とともに、抗議の声を大きく張り上げねばならない。
 いま、緊急の課題は、全国の抗議の声を、どう組織するかだろう。それが、全中解体の企みを打ち破る王道である。
(2015.02.25)





2015年2月6日(金) しんぶん赤旗
TPP合意急ぐ日米政府
米・牛肉・豚肉 日本が譲歩 農家ら「国会決議違反、撤退を」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-02-06/2015020601_01_1.html

 日米政府は、早ければ3月中の環太平洋連携協定(TPP)大筋合意を目指して、2国間協議の決着を急いでいます。交渉参加12カ国の国内総生産(GDP)の約90%を占める日米の合意をてこに、全体の合意を推進する意向です。そのため、農産物重要品目の関税協議で、日本政府が国会決議に反して米国の要求を受け入れる危険が差し迫っています。
 オバマ米大統領は1月20日、今年の施政方針を示す一般教書演説で、TPPなどを推進する執念を示し、議会に対し大統領貿易促進権限(TPA)の付与を求めました。通商代表部(USTR)のフロマン代表も2日の講演で、「TPPの最終合意の輪郭が明確になりつつある」と見通しを語りました。
 甘利明「TPP担当相」(以降被告)も3日、2月中にも日米間の決着を図る意向を示し、「春の早いうちに交渉参加国12カ国の閣僚会合が持てることが望ましい」と述べました。
 日米協議では、日本政府は、主食用米の輸入を拡大するため、無税で輸入するミニマムアクセス(最低輸入機会)とは別枠で「TPP特別枠」を新設し、米国産を含めて年間5万トン規模の拡大を検討していると伝えられます。米国は、20万トン規模の拡大を要求しているとされます。日本は現在、ミニマムアクセスで年間77万トンを輸入しており、米国からは36万トン程度を輸入しています。うち、主食米は数万トン。甘利被告は1月27日、米国産主食米輸入について「1粒も増やさないということは不可能だ」と述べ、早々に白旗を掲げました。
 牛肉の関税では、現行の38・5%を9%前後まで段階的に削減する方向で検討。輸入量が急増した場合に発動するセーフガード(緊急輸入制限)では、日本以外11カ国からの輸入総量を基準にし、現在の輸入量の50万トンから段階的に引き上げる案が浮上しているとされます。
 豚肉では、高額の豚肉の関税4・3%を撤廃。1キロ=542円以下の豚肉については、セーフガードの導入を条件に、1キロ当たり最大482円の関税を50円前後へ段階的に削減する方向です。
 こうした政府の対応は、農産物重要5品目(米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖)を交渉対象にしないよう求めた国会決議に反します。農民運動全国連合会(農民連)の笹渡義夫副会長は、「現在の交渉は、国会決議を完全に逸脱している。国会決議に従い、交渉から直ちに撤退すべきだ」と指摘します。

 TPP トランス・パシフィック・パートナーシップ協定(環太平洋連携協定)。太平洋をめぐる諸国の間で経済活動のルールを共通にし、多国籍大企業が思いのままに活動できるようにすることが目的です。現在、日米など12カ国が交渉中です。米国が主導し、米国のルールを共通ルールとして押し付けようとしています。そのため、国内産業や国民生活を守るために定められた各国の制度や規制が壊される危険があり、日本を含む交渉参加諸国で反対運動が起きています。


 では、どうやれば日本の農家は活性化できるのか。
 私はNPO法人とJAによる共同体の農業を作るべきだと考える。日本はこのままでは間違いなくジンバブエの二の舞になる危険性が極めて高い。私はTPP締結をやめるべきだと断言する。

1.農家によるNPO法人設置を推進する。
2.NPOは、ユニバーサル就労を積極的に行う。
3.NPO法人とJAは提携し、地域に合わせた生産物を、消費者の求めに応じて販売する。
4.農業を運営するNPO法人に対し、政府は無税措置を20年間行うこと。
5.大企業及び外資系による農業参入は原則として禁止する。参入する場合は、必ずJAに加入を義務付け、JAの指導管轄下に入ることを義務付けること。また、地域の人たちを正規雇用で積極的に雇用し、撤退も20年間は認めない。
6.農業の法人化を推し進める場合、必ず正規雇用化すること。
7.JAによる監査機能を維持し、会社やNPOによる経営の場合は、厳しい査察を必ず行うこと。

2015年9月30日水曜日

ワタミ再生に向けて~ワタミ白書2015~

自業自得! ワタミを業績不振に追い込んだブラック経営の手口を振り返る



 2014年11月~2015年3月期の連結最終損益が30億円の赤字(前期は49億円の赤字)になるとの見通しを発 表したワタミ。従来の20億円の黒字予想から一転、2期連続で赤字となる。メディアでは「若者の居酒屋離れ」「消費増税の影響」などと報じられてている が、ワタミがここまで大幅に業績を落としたのはやはり、従業員に対するブラックな雇用実態が知られるようになったためだろう。
 弁護士や学者、ジャーナリストなどの識者が選出する「ブラック企業大賞2013」で大賞に選ばれ、ワタミ創業者である渡邉美樹のブラック経営にも批判が集まった。その結果、イメージを大きく落とし、主力の居酒屋「和民」などの客が激減。今期の店舗閉鎖は100店に増えた。
 しかし、ワタミはいったい具体的にどんな手口でブラック経営を行ってきたのか。「我々はブラック企業に殺されないために、渡邉美樹の手口を知り尽くさなければならない」と指摘するのは、『ワタミ・渡邉美樹 日本を崩壊させるブラックモンスター』(中村淳彦/コアマガジン)だ。
 同書によると、ワタミの手口はこうだ。 「地球上で一番たくさんの"ありがとう"を集めるグループになろう」といったグループスローガンを掲げ、「社員の幸福」「夢を叶える」といった美辞麗句をうたい、若者たちを集める。ワタミの社内冊子『理念集』では美辞麗句の一方で、「365日24時間死ぬまで働け」、「出来ないと言わない」などと社員に呼びかけ、巧妙に社員の夢とワタミの野望「1兆円企業」を同一化し、「ワタミを辞めた者は、夢を諦めた者」と洗脳していく。そして、徹底したコストカットと 低賃金で異常な長時間労働を強いるのだという。
 その結果、さまざまな場所で事故や不祥事が起き、不満や批判が噴出する事態となっている。同書はそういったワタミで起きている実態もまとめているので、紹介しておこう。

■ワタミの実態その1 居酒屋経営では長時間労働で自殺に追い込む!■
 08年6月、4月に新卒で入社したばかりの居酒屋店舗勤務の20代の森美菜さんが、長時間労働、長時間拘束により抑うつ状態に陥り、自宅近くのマンションから飛び降り自殺をした。
「ワタミは事実関係の提供を拒んだが、納得のいかない森さんの両親が勤務状況を調べあげて、1カ月の残業時間が140時間という膨大なものである証拠を掴んでいる。一般企業の常勤の労働時間は160~180時間程度なので、おおよそ一般社会人の2倍の労働をしていたことになる。国が認定している過労死ライ ンは残業80時間以上。ワタミはその危険ラインを大幅に超えて働かせ、入社2カ月、たった60日間で森さんを壊してしまっただけでなく、命まで奪ってし まったのだ」
「店舗での長時間労働に従事して、やっと家に帰れば課題である渡邉美樹の著作を読み、感想文を書く。やっと休日かと思ったら介護施設でボランティア労働を強制されて、店舗への出勤時間となる。眠る時間もない。まさに地獄である」
 亡くなった森美菜さんは「地球上で一番たくさんの"ありがとう"を集めるグループになろう」というグループスローガンに共感にして入社したのだが、結果的には、その理念に食い尽くされてしまったのだ。
*倉野追加 殺された森さんの遺族は2014年に民事訴訟でワタミ相手に裁判を起こしているが、「
2012年に森さんの労災を認定した国(神奈川労働者災害補償保険審査官)が開示した文書をもとにワタミ側が森さんの心身の不調を認識しな がら何らの対応も取らなかった」事実が明らかになった。
 しかも驚くべきはワタミの給料である。ワタミ側は「固定給19万円」の中には129時間分の深夜手当3万円が含まれているが、明らかに安すぎる。そのことについて「給与体系が過酷な労働を強制するとは言いがたい」などと呆れた言い逃れの連発であった。
 遺族側が提出した書面では、森さんが働いていた店舗の店長 (当時)が「気持ちが真っ暗になって沈んでしまうこともあるとちょこちょこ話していました。確かに、私からも見ても心が沈んでいるのがはっきりわかる時も ありました」と労働基準監督署の聞き取りに答えていることをあげ、ワタミ側が森さんの不調を認識しながら、長時間労働を軽減するなどの安全配慮を取らな かったことを批判しました。また、その店長が休憩時間について「1時間は取れず、30分程度しか取れていませんでした」と証言している。


■ワタミの実態その2 ワタミの介護では要介護者を溺死させる!■
  ワタミは04年にワタミメディカルサービスを設立して医療、介護事業などに進出(05年に「アールの介護」を買収)している。「ワタミの介護」の現場で も、中年女性を中心とした知識や技術に優れた専門スタッフに過度な労働を要求し専門スタッフが大量離職。「600人いた『アールの介護』の旧職員たちのう ち、なんと半分の300人近くが離職した」というのだ。
 専門スタッフの代わりに介護の最前線に送り込まれるのは何もノウハウのない若者だ。このため事故が多発する。なかには死亡事故も起きた。12年2月16日にはワタミの介護施設「レストヴィラ赤塚」で74歳の女性入居者の溺死事件が発 生。事故直後、ワタミは「10分間目を離した間に心肺停止状態になった。病死の可能性が高い」と報告したが、警視庁の調べでは介護職員は85分間、入浴を放置していたことが明らかになっている。
「『理想ばかりを現場に押し付けるワタミは離職率が高くて3年間で半分以上の職員が辞めてしまいます。だから介護職員は、寄せ集めの素人だらけ。なのに、 建物を猛烈な勢いで建築して実態がないまま入居者を集める。渡邉さんが理想論や会社理念で介護職員を脅迫的に働かせようとしても、技術職なのでできないものはできない。そりゃ事故が起こる可能性が高いのは当然です』(ケアマネジャー)」

■ワタミの実態その3 ワタミの宅食配達員の個人事業主からも搾り取る■
  14年2月、一人暮らしの72歳の女性が亡くなった。その女性の長男がワタミの宅食に対して、安否確認を怠ったことに関して損害賠償請求を起こした。長男はワタミの宅食との間で週5回の弁当宅配時に女性に異変があった場合、家族らに連絡する安否確認サービスの契約を結んでいたためだ。
 ワタ ミは、08年には九州地域の弁当宅配事業大手の株式会社タクショクを買収し、「ワタミの宅食」として、高齢者向け弁当宅配事業にも乗り出している。実際 に、お弁当を配達するのは外部委託者スタッフ(通称「まごころさん」)なのだが、高齢者の安否確認サービスを行える余裕などない低賃金で苛酷な労働環境なのだ。
 たとえば、ある「まごころさん」は最も稼げるときで月に6万4500円だったと明かす。
「ワタミの従業員じゃなくて、業務委託契約を結んでいるだけ。要するに個人事業主。配達用の車は自家用車だし、ガソリン代も車の保険料も携帯代も全部自腹。車関係だけで2万円は経費がかかっているから、実質のプラスは4万5000円くらい」
 
 一件配って115円。できるだけ効率よく、宅配をする必要がある。高齢者の安否確認サービスはとうてい不可能なのだ。
「現実的には無理だよね。1日10軒程度の宅配員ならできますよ。時間がいっぱいあって何時間もかかっていいっていうなら。けどそれだと月に2万円くらいにしかならないよ。(略)安否確認するかどうかの話は客にするなって最初に上から言われたよ。パンフレットではうたってはいるけど、実際に何かあったときに責任を取りたくないし、やりたくないし、無理ってわかっているんだろうね」
 しかも、この「まごころさん」システムはワタミ側に都合が良いシステムで、「ワタミの宅食」の自転車保険の代理店は渡邉美樹の長男が代表を務める会社(ファミリー企業・有限会社アレーテー)なのだという。
「全国で10万台以上が稼動しているけど、その自転車の保険の代理店は、すべて渡邉美樹の長男が代表を務める会社だよ。とにかくすべて渡邉一族に金が入る ようになっている。我々末端の配達スタッフは自分の車の横に張る『ワタミの宅食』っていうマグネットのステッカーまで買わされるし、本当に渡邉に都合がよすぎて、自分が情けないっていうか」

■ワタミの実態その4 愛人トラブルとブラック経営で志願者激減の夢学園■
 ブ ラックな労働環境で若者たちの上前をかすめとり、莫大な利益を得た渡邉美樹は、13年には自民党公認候補として参議院議員選挙に出馬し、比例代表として初当選する。議員となって公開された資産は2014年の資産公開で17億580万円。対象は土地建物、有価証券、預貯金のみだ。
「公開義務のないワタミの株式までをあわせると、軽くその10倍はあると予想される。創業以来30年間、ワタミに関わった数々の者たちのサービス残業や過剰な労働によって利益を積み重ね、莫大な資産を築いたというわけだ」
 さらにポケットマネーで教育にも進出。03年には不動産投資に失敗した前理事長の負債を保証する代わりに、東京文京区にある中高一貫校・郁文館学園理事長に就任したのだ。
 この渡邉理事長は「野球部は甲子園に出場する、東大に20人合格させる」と大風呂敷を広げ、「夢教育による教育再生」を掲げるが、その実態は、まさに渡邉美樹のブラック思想が現れたものだった。
「渡邉美樹が就任してから、教員たちは朝8時から深夜23時まで学校で働くことになっている。長時間労働を求めただけでなく、教員たちには他業者のワタミ社員と比べて高いというだけの理由で半減近い驚愕の大減俸を言い渡した。さらに、休日や授業後に研修として賃金なしで居酒屋の接客やビラ配りをさせる」
 教師たちの離職は30人を超えたというが、「欠員となった枠は非正規雇用で若者を採用。受け持つ授業は同じなのに月20万円程度しか支払っていない」という。
 私物化も加速。校名を「郁文館夢学園」に、校歌も「荒城の月」で知られる土井晩翠が作詞した伝統の校歌から、渡邉の自作「君の夢がかないますように」に変更させた。校舎エントランスには自らの肖像画を掲げた。
 さらに、渡邉は夫のいる30代の女性事務員に手を出して6年間W不倫関係を続け、最終的に1500万円の慰謝料を支払うスキャンダルも起こしている。
 こうしたブラック経営の結果、"夢学園"への志願者も激減。
「2014年度の郁文館中学の生徒数は3年160人、2年114人、1年に至ってはなんと52人である。たった2年間で68パーセント減となっている。学校としては最悪の事態といえる募集人数に志願者が届かないという志願者割れが起こ」っているという。
 いかがだろう。若者を中心とした働く者たちに自己実現を煽り、強迫する組織を作り、壊れるまで過剰に働かせて、最終的には命までも食い尽くす──。そのブラックなシステムには恐怖をおぼえるほどだ。
  だが、冒頭で指摘したように、こうした実態が次々に明るみに出たことで、ワタミは企業としての評価を落とし、経営不振に陥った。逆に言えば、今回のケース でブラック労働の評判が企業の業績にも大きな影響を与えることが明らかになったわけで、労働者にとっては大きな武器を得たともいえる。今後、こういうブラック告発を繰り返していけば、業績への影響を恐れた経営者が雇用姿勢を改めざるをえなくなるからだ。
 ワタミ以外にも、「言葉によって被雇用者を洗脳し、自らの利益に誘導する」ブラック企業はまだまだたくさんある。「仕事がしんどい」と思っている人は、一度、同書を読んでみてほしい。そし て、もし、あなたの会社とワタミの手口に類似点があったとしたら、勇気をもって声をあげてほしい。そのことがブラック企業をなくす第一歩になるはずだ。
(小石川シンイチ)


 こんなあほなワタミについてだが、私はイタリアのセリエAだったパルマFC以上に今すぐ、会社更生法の申請を命じねばならないと考えている。
 以前から経営再建案については何度も述べてきたが、今までの提案が明らかに生ぬるいと思えるほど事態は劣化しているといわざるを得ない。会社更生法により渡邉一味の株式はすべて没収し、債務に対しては私財を提供させることが必須条件だが、以下の提案を行う。これは、反社会的勢力であるブラック会社の撲滅につながるのであり、人のため、世のためになる。

1.ワタミは会社更生法を申請し、ゼンショー・ホールディングス(会社更生法申請命令処分)、イオン・イーハート、エムグランドフードサービス(会社更生法申請命令処分)、小僧寿し(会社更生法申請命令処分)、モンテローザ、コロワイド、チムニー(イオングループのやまや子会社)、ゆで太郎システム(そば店チェーン)と経営統合し、50%の第三者資本割当をイオンに対して行い、イオングループの会社として再生を始めること。また、アサヒビール・サントリー・サッポロビールと決別し、キリンホールディングスにも10%出資を受けること。イオンはヤオハン・ジャパンを再建させた前例がある。その際にヤオハンを取り囲んでいた生長の家の考えを一掃するなどカルトにも厳しいため最適である。
2.新生イオンレストランサービス(仮称)の社長にそごうの経営再建を果たした和田敏明氏を就任させる。また、ブランドの整理を行い、モンテローザ・ワタミ・ゼンショー・エムグランドブランドは全て中止すると同時に競合他社に有償で譲渡する。いずれも違法な手段で適正な競争を妨害するために水増しして作ったブランドであり、不良債権化している。
3.介護事業についてはイオングループのウェルシアホールディングス(寺島薬局)に売却すること。また、経営統合で生まれた余剰人員についても希望する人達については介護事業に回すが無理な仕事はさせない。
4.店舗の大幅統合(チムニー事業所にワタミ・ゼンショー・コロワイド・モンテローザの事業を移転させる)を行うと同時に、跡地については面積や場所次第でイオンの運営するアコレ、まいばすけっと、ミニストップ、イオンリカー(やまや)、イオンバイク、未来屋書店、イオンの格安SIM販売店のイオンモバイルに転換すること。 場合によっては保育園や介護福祉施設に転換すること。また、営業時間を12時から夜10時までに抑えること。ゼンショーグループの食品ストアについては全てイオングループのユナイテッド・スーパー・マーケット・ホールディングス(マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の経営統合子会社)に売却すること。
5.郁文館については不良債務以外の債権を含めてNPO法人東京シューレに無償譲渡すること。不登校児のためのフリースクールとして郁文館学園を再生させる(当然ワタミ色は一掃)。不良債権については違法行為による債務も含めて渡邉一味に全て譲渡させて死ぬまで命がけで回収させる。場合によってはワタミ跡地にNPOや地域包括支援センター、相談支援事業所が進出した場合は家賃を一部肩代わりすることや、連携を取り持つなどする。
6.渡邉ら歴代の無責任経営陣共については一族・親類も含めて刑事上責任や民事上責任も厳しく追及すること。私財はすべて没収の上で保険金も没収する。死ぬまで罪を償わせる。
7.ワタミの違法行為によって犠牲にされた人たちと新生イオンレストランサービスの和解を急ぐ。その結果生まれた損失については加害者にすべて負わせること。 森夫妻については新会社の経営陣に招くこと。
8.25大雇用を新会社はイオングループと協力して全力で推進すること。これはIT技術者派遣大手のアイエスエフネットがやっていることだが、イオンもグループを挙げてやるべきだ。一般正規雇用を増やすと同時に、仕事を切り分けして過剰な仕事を減らせば過労死は間違いなくなくなる他、新たな雇用を生み出せるのである。そのためにも「24時間テレビ」からいますぐ撤退すること。

 ■アイエスエフネットグループ 25大雇用宣言の概要

25大雇用
2015年1月からは以下の従来では働く事に制限があると考えられていた方々に対して、雇用の場を創造して参ります。
  1:ニート・フリーター
  2:FDメンバー(Future Dream Member/
障がい者
   3:ワーキングプア
  4:引きこもり
  5:シニア
  6:ボーダーライン(軽度な障がいで障がい者手帳を不所持の方)
  7:DV被害者
  8:難民
  9:ホームレス
  10:小児がん経験者
  11:ユニークフェイス(見た目がユニークな方)
  12:感染症の方
  13:麻薬・アルコール等中毒経験者の方
  14:LGBT当事者の方
  15:養護施設等出身の方
  16:犯罪歴のある方
  17:三大疾病
  18:若年性認知症
  19:内臓疾患
  20:難病
  21:失語症
  22:生活保護
  23:無戸籍
  24:児童虐待の被害者
  25:その他就労困難な方(破産者)

9.新生イオンレストランサービスは脱カルト色を鮮明にすること。渡邊はエホバの証人に影響されてこのようなおぞましい反社会組織としての企業を作り上げた。だが、もうそれは通用しない。場合によってはエホバの証人にも経営責任を追及することも辞さない姿勢でいかねばならない。
10.銀行団は融資分についてはイオングループへの第三者割当増資と同時に債務を株式に転換する。
11.農業事業についてはイオン・JAグループ・ローソングループ・アイエスエフネットグループが共同で管理すること。4社は農業経営のノウハウが有る。
12.教育事業については、イオンとアイエスエフネット、アムネスティ・インターナショナル日本が協力して担当する。過労自殺を生み出す原因である搾取的発想を一掃し、人権についての考えについて徹底的に改善を進める。

2015年9月24日木曜日

権力者の犬 見城徹

 今回の書人両断は幻冬舎自称社長の見城を餌食にかける。
 この男を断罪することは待ったなしと私は見ている。

 メディア工作も? 幻冬舎・見城社長と安倍「首相」のただならぬ関係
【この記事のキーワード】テレビ朝日, 安倍晋三, 幻冬舎
2014.07.25
http://lite-ra.com/2014/07/post-280.html

 前回の記事ではテレビ朝日のワイドショーが幻冬舎の本の宣伝装置と化していること、その一方で、同局の番組審議会委員長をつとめる見城徹・幻冬舎社長がテレビ朝日に食い込み、同局の早河洋会長らと非常に緊密な関係をもっていることを指摘した。
 だが、見城氏とテレビ朝日のつながりは、本の宣伝どころの問題ではなさそうだ。先日、見城氏とテレビ朝日幹部は一緒に意外な場所を訪問し、意外な人物に会っていた。その場所とは首相官邸、相手は他でもない、「首相」の安倍晋三である。2014年7月4日の「首相動静」にはこうある。

「18時55分 テレビ朝日の早河洋会長、吉田慎一社長、幻冬舎の見城徹社長。▽21時4分 私邸着。」(日本経済新聞)

 分刻みのスケジュールが組まれている総理大臣が2時間にわたって特定の出版社社長やテレビ局幹部に会っていたというのはきわめて異例なこと。しかも、これ、見城社長が主導した会合らしいのだ。

「見城氏は今回に限らずしょっちゅう安倍被告に会っている。メディア対策のご意見番的な存在といってもいいほどです。安倍被告からの信頼は非常に厚く、安倍被告は『ここまでこれたのは見城さんのおかげだ!』と公言しています」(政治ジャーナリスト)

 安倍被告とは行きつけのスポーツクラブで知り合ったという見城氏だが、その後、急速に親しくなり、2012年には「首相」に返り咲くための応援団を買って出る。そして、先の自民党総裁選前には『約束の日 安倍晋三試論』(小川榮太郎/2012年9月)を自社から刊行し、大々的に新聞広告を打つなどして安倍被告をヨイショしたのだ。大規模な広告展開を仕掛け、ベストセラーに仕立てる手法は幻冬舎商法と揶揄される戦略だが、それが成果をあげたのか、本はベストセラーに、安倍は首相への「返り咲き」に「成功」した(その実態は国際法違反の超金権選挙であり無効です)。
 安倍被告が「ここまでこれたのは見城さんのおかげだ!」と発言したのは2013年9月20日、安倍被告と若手IT経営者との銀座での会食でのこと。
 その発言を書き込んだ近藤太香巳ネクシィーズ社長のfacebookを見ると、この日の会食の主催者も幻冬舎・見城徹社長で、「事務局長は損得舎 社長の佐藤尊徳。メンバーは、楽天 三木谷社長・GMO 熊谷社長・avex松浦社長・サイバーエージェント 藤田社長。僕の計8名でした。この少人数でトキの総理を囲み、話題は旬のオリンピック秘話から世界に向けた日本のあり方にまで進展」したとある。
 この会合を見てもわかるように、見城氏は積極的に自分の人脈と安倍被告を引き合わせている。2012年11月には、安倍に三木谷浩史・楽天社長(経済団体『新経済連盟(新経連)』代表理事)を引き合わせ、ITベンチャー業界を中心とする新経連との橋渡し役を務めていた。また、2013年11月13日には石井直・電通社長と一緒に安倍被告を訪問して会食をしている。

「その見城氏が最近、積極的に安倍被告との間をとりもっているのがテレビ朝日の早河会長なんです。早河氏と見城氏は今回だけでなく、2013年3月22日にも会食しています」(前出・政治ジャーナリスト)

 こうした工作が効いているのか、テレビ朝日の一部の番組では、露骨な安倍擁護の論調の番組も放映されるようになっている。たとえば、2013年12月末の安倍被告の靖国参拝(日本国憲法違反であるほか国際法違反の犯罪行為)の翌日のこと。「ワイド!スクランブル」がこの問題を取り上げたのだが、靖国参拝は中韓だけでなくアメリカからも批判を受けていることから多角的に論じるのかと思いきや、石破茂自称幹事長が番組に出演。安倍応援番組のような様相を呈したのだ。安倍被告の行動に疑問を投げかけたコメンテイター・デーブ・スペクターが逆に集中砲火を浴びたほどだ。

 とくに番組の中で、「今の瞬間だけの算盤で、損か得かだけをやるんであればね、保守のリーダーとは言い難い訳ですよ」と、露骨な安倍擁護を展開したのが番組コメンテイターの末延吉正氏だった。末延氏は元テレビ朝日の政治部長で、番組での肩書は「中央大学特任教授 政治ジャーナリスト」とされているが、実は、末延氏の父親は地元・山口で岸信介の時代から安倍家の有力な後援者で、末延氏自身も「月刊現代」2007年11月号に、「わが友・安倍晋三の「苦悩の350日」」といった文章を寄稿したこともあるくらいの親しい関係だ。2013年11月13日の安倍被告と見城氏、石井直・電通社長との会食にはこの末延氏も同席している。

 前回の記事では、テレビ朝日ではこの「ワイド!スクランブル」と「モーニングバード」という2つのワイドショーが、見城氏と幻冬舎の影響下にあると指摘したが、これらの番組で安倍応援色が強まっていると感じるのは偶然だろうか。

「テレビ朝日といえば、もともと『ニュースステーション』時代から反自民党色が強かったメディアです。このメディアを抑えることは自民党の悲願ともいってもいいものだった。そのメディアを見城氏が手なずけてくれれば、安倍被告にとってはこれ以上ない貢献になるでしょう」(政治ジャーナリスト)

 それにしても、見城氏は安倍被告に接近することでいったい何をもくろんでいるのだろうか。このままいくと、“第二のナベツネ”になって政界フィクサーとして君臨している、なんてことありうるかもしれない。
(小石川シンイチ)


 この見城が、とんでもない暴挙をやらかした。
 この男には万死に値する断罪をぶちかまさねばならない。



官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!
2015年2月16日 8時0分

LITERA(リテラ)
 古賀茂明氏といえば、元経産官僚ながら歯に衣着せぬ批判で知られる評論家。とくに昨年9月に『国家の暴走 安倍政権の世論操作術』(角川oneテーマ21)を上梓してからは「安倍政権による"軍事立国"化を食い止めよ!」と"反安倍"の姿勢を鮮明にしていた。
 その古賀氏が、定期的に出演していた『報道ステーション』(テレビ朝日系)のコメンテーターを3月一杯で"更迭"されることになった。
 かねて安倍官邸から敵視されていたため、いつかこんな日が来るのではないかと心配されていたが、直接のきっかけと見られているのが先月1月23日の放送だ。「イスラム国」による人質事件の最中でほとんどのメディアが政権批判を控えているなか、敢然と、しかも痛烈かつ的確な言葉で安倍晋三被告の外交姿勢を批判したのだ。
 古賀氏の論理は明快だった。

〈日本政府は、2人の日本人が人質に取られ、後藤健二さんに関しては身代金を要求されていることを事前に知っていた。「人命第一」に考えるなら、いちばん大事なことは犯人を刺激しないこと。10億円、20億円程度なら官房機密費ですぐに払える。1月に被告の中東訪問を控えているなら、それまでに解決しておくこともできた。にもかかわらず、それをしないでわざわざ「イスラム国」を刺激するようなパフォーマンスを繰り返し、「『イスラム国』と戦う周辺国に2億ドル出します」と宣戦布告のようなことを言ってしまった。これは「イスラム国」の側からすれば交渉の余地なしということになる。だったら、宣伝に使うか、思いっきりふっかけてやろうということになったのが今回の事態ではないか。
 ではなぜ、安倍被告は人質が取られていることを知りながら挑発的な言動を繰り返したのか? それは、「後藤さん犠牲になっちゃうかもしれないけど、でも、もっと大事なことがある」と判断したのだと思う。では、安倍被告にとってもっと大事なこと、何が第一だったのかというと、「イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入れて欲しい」ということだ。しかし、アメリカやイギリスと一緒になって空爆を(安倍被告はしたいけど)するわけにはいかない。だから人道支援ということにしたわけだ。ただ、この人道支援はあくまでも「『イスラム国』と戦うための支援ですよ」ということをアピールしたくて、ああいう言い方になったと思う。
 ただ、我々はやはり「日本は戦争をしない国なんだ」というところにもう一度、立ち返らなければいけないと思う。安倍被告は「有志連合に入りたい」と願っているかもしれないが、日本は憲法もあるし、できないはず。それが今回、安倍被告の発言によって日本の良いイメージが逆の方向に行ってしまった。日本という国は「アメリカの正義」を正義と思い込んでいるんじゃないか? アメリカやイギリスと一緒なんじゃないか? そういうことが世界に発信されてしまい、「イスラム国」にも利用された。しかし、我々は「いや、そうじゃないんだ」と言うべきだ。「日本は戦争をしない国だし、日本を攻めてこないような人たちを一方的に敵だなんて思いませんよ」と、もう一度、世界にアピールしていく必要がある〉

 そして、こう言い放ったのだ。

〈"私はシャルリー"っていうプラカードを持ってフランス人が行進しましたけど、まぁ私だったら"I am not ABE"(私は安倍じゃない)というプラカードを掲げて、『日本人は違いますよ』ということを、しっかり言っていく必要があるんじゃないかと思いましたね〉

 時間にしておよそ7分。この"演説"に官邸がどれほど激怒したことか。放送中から番組関係者の元には数分と置かず抗議と思しき電話が入った。しかしオンエア中なので出られず、着信だけがずらりと残り、官邸のイラつきの激しさがわかったという。そして、あまりに電話に出なかったため、最後は怒りのメールで締めくくられた。テレビ朝日関係者がこう話す。

「官邸からダイレクトに局の上層部にも連絡があったと聞いています。さまざまなルートでプレッシャーをかけてきた。『古賀に何を言わせてるんだッ』『発言を止めろ!』って。いつもは番組終了後に反省会があるのですが、あの日はそれどころではなかったですね」

 それにしても、「抗議」というのはどういう了見なのだろう。古賀氏は古賀氏の責任において、今回の事態に対する自らの見解を述べたに過ぎない。しかも、テレビで顔出しをして。人質解放の交渉の余地があったのになぜしなかったのか? 人質が取られていると知っていながらなぜ相手を刺激するパフォーマンスを繰り返したのか? 一国民として誰もが抱く疑問を口にして、元官僚の知見からそれに対する解説を述べただけだ。それが政権にとって都合の悪い内容だったから、国民に知られてはマズイ内容だったから、抗議をしたというのだろうか。
 いずれにしてもこの一件で、4月以降、古賀氏の姿は『報ステ』から(おそらくテレ朝全体から)消えることになった。すぐに降板とならなかったのは、3月一杯の出演日をあらかじめ決めていたからだ。テレ朝幹部はこの間の古賀氏の出演日には、どんな言葉が飛び出すか固唾を飲んで見守っているという。当の古賀氏自身は相変わらずだ。2月13日の放送でも「先進国のなかで原発が安いと言っているのは日本だけ」と、健在ぶりを見せつけていた。
 実は、今回の古賀氏"更迭"は、本サイトがしばしば指摘してきた官邸による「報ステ潰し」の一環のようなのだ。というのも、"粛清"は古賀氏だけではなさそうなのだ。いま局内で囁かれているのが、メーンキャスターの古舘伊知郎の信頼が厚く、これまでの『報ステ』路線を支えてきた番組統括の女性チーフプロデューサー、そして古舘と絶妙なコンビネーションワークで視聴者に人気のあったコメンテーターの恵村順一郎氏(朝日新聞論説委員)の2人が、古賀氏と同時に4月から"粛清"されることが決まったという。先のテレ朝関係者が言う。

「チーフプロデューサーは『報ステ』の前身の『ニュースステーション』時代からディレクターを務めてきた人で、安倍一味に限らず歴代与党からの圧力にも臆することなく『報ステ』路線を貫いてきた。古舘さんや恵村さんが自由にコメントできたのも、彼女の存在が大きかった。それだけに、上層部が官邸サイドから『あの女プロデューサーをなんとかしろ』と言われているという噂はずっとあった。その意味で、今回の人事はあまりにわかりやす過ぎ。4月以降、番組の雰囲気はガラリと変わるかもしれません」

 この"粛清人事"を主導しているのは、これも本サイトが何度も書いてきた、安倍被告→見城徹(幻冬舎自称社長)→早河洋(テレビ朝日自称会長)ラインだといわれている。
 安倍被告のマスコミ対策指南役ともいわれる幻冬舎の見城自称社長は現在、テレビ朝日の放送番組審議会委員長を務めていて、審議会の席でもしばしば『報ステ』とコメンテーターの恵村氏への誹謗中傷犯罪を繰り返していたという。
 一方、開局以来、朝日新聞社の支配が続いていたテレ朝で史上初の生え抜き自称社長となった早河自称会長の悲願はテレ朝の「脱朝日新聞化」だ。朝日新聞の不祥事が続いたこの機に乗じて、一気に達成したいという野望がある。
 この二人が安倍被告の手先となって、いよいよ反原発や政権批判を続ける報ステの"改革"に乗り出したということらしい。
 安倍被告が人質事件の対応であれだけの下手を打っておきながら内閣支持率が下がらないどころか上昇しているのは、NHKを筆頭にテレビが政権にとって「不都合な真実」をほとんど伝えていないからだ。これは、再登板した安倍被告が前独裁政権時代の教訓で早くから報道各社の幹部と会食を繰り返すなどして、メディアを手なずけることに成功したからだ。
 これで『報ステ』が安倍政権の軍門に下れば、日本のテレビ翼賛体制はますます強固になるだろう。『報ステ』にはなんとか踏ん張ってほしいと思うが、状況は絶望的といわざるをえない。
(田部祥太)


 この見城の本質を言うなら、支配者の論理である。
 これをなんとも思わないのなら、そこのあなたも完全な奴隷である。

幻冬舎社長・見城徹が檄!「就職が決まらないのは、誰のせいでもない、君自身のせい」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150406-00000799-cakes-peo
cakes 4月6日(月)18時42分配信

幻冬舎を設立した見城徹さんは、他人に起業をすすめた事は一度もないのだとおっしゃいます。一体、どうしてでしょう。また、755でも数多くの質問が寄せられた、就職が決まらなくて悩んでいる人たちへ、見城さんが檄を飛ばします。
発売初週で早くも3刷! 好評発売中の幻冬舎代表取締役社長・見城さんの著書『たった一人の熱狂―仕事と人生に効く51の言葉―』の内容の一部を、cakesで特別公開いたします。
●現実と格闘しろ
 755では、若い人から起業についてやたらと多くの質問が寄せられる。僕は角川書店を辞めて幻冬舎というオリジナルブランドを創業したわけだが、他人に「起業をすべきだ」と勧めたことは一度もない。むしろ昨今の安易な起業文化には反対する者だ。
 ソフトバンクの孫正義、楽天の三木谷浩史、エイベックスの松浦勝人、GMOインターネットの熊谷正寿、堀江貴文、サイバーエージェントの藤田晋、GREEの田中良和、ネクシィーズの近藤太香巳、サマンサタバサの寺田和正、牛角創業者の西山知義――。
 起業したおかげで大成功し、巨万の富を得た「セレブ」と呼ばれる人たちは大勢いる。
 彼らの活躍がテレビや雑誌で大きくクローズアップされるため、起業家は成功者だらけだと錯覚する人もいるかもしれない。
 だが、実際には起業家の世界は死屍累々だ。皆が成功しているように見えながら、実際には10万人のうち1人の割合しか脚光を浴びることはない。10万人のうち、9万9999人は討ち死にしている。敗者は目に見えず、歴史には残らないのだ。
 とりわけ、今名前を挙げたような起業家は10万人に1人どころか、100万人に1人の成功者である。メディアで風雲児としてもてはやされている人は、奇跡のように生まれた100万人のうちの1人なのだ。
 失敗した人は表舞台から消え、サイレント・マジョリティ(静かなる多数)と化す。今僕たちが注目している起業家とは、せいぜい0・0001%のノイジー・マイノリティ(一握りの成功者)でしかない。起業とはそれほどリスクが高いのだ。
 圧倒的努力と破産してもいいという覚悟がなければ起業などすべきではない。
 755では「就職が決まらなくて困っています」と嘆く人もいる。こんなことを僕に質問する時点でおかしい。こういう質問を受けると、「今の人たちはずいぶん希薄に生きているのだな」と悲しくなる。
今の日本で、普通に大学を卒業した人なら、少し努力すれば就職先なんて見つかるに決まっている。
 厳しい言い方だが、何も仕事が見つからない人は背筋が曲がっているのではなかろうか。すべては生き方の集積だ。現状に甘んじ、当たり前の努力すらできない生き方をまず変えるべきなのである。
 就職が決まらないのは誰のせいでもない。君のせいだ。君がまったく方向違いの生き方をして来たせいで、どこの企業にも採用してもらえない。うまくいかな い原因は自分にあるにもかかわらず、世の中のせいにしたり、ベンチャー企業を立ち上げてみようと夢想するだけでは、甘えるのもいい加減にしろと言いたい。
 今までの生き方の集積が君の結果になっているのだ。それを受け止めるべきだ。
 逆に言えば、今から生き方を変えればいいのである。そうすれば未来の結果も少しずつ変わって来る。
 まずはとにかく、自分が現時点で就ける仕事で結果を出す。かなりのエキスパートになった段階で、起業などの選択肢も出てくる。手に職も付いていない人がいきなり起業したところで、誰が相手にしてくれるというのだろう。
 斜陽産業でも何でもいい。君が「この世界であれば日本一になれる」という仕事を見つけ、圧倒的努力を重ね頭角を現わせば、その職場を辞めてからも別の職場で成功できるはずだ。
 自分を痛めつけてでも何かに熱狂する。自分の内なる声に耳を澄まさない限り、天職になど出会えるわけがないのだ。
 女性のストッキングに異様に興奮する性癖があるのなら、下着に関する該博な知識を生かしてストッキングの会社に就職すればいい。石炭の質感や匂いにたまらない興奮を覚える人は、今から石炭関連の仕事をやればいいではないか。
 どんな世界であれ「××の世界に△△あり」と言われるくらいの日本一の働き手になることを目指そう。
 覚悟を持って現実と格闘した先にしか大きな結果はない。
「覚悟」とは、このためには死んでもいいと心に決めることである。
見城徹

 これに酔いしれてはいけない。
 反発して厳しく批判する人がまともで、そこから脱奴隷が始まる。まさしく見城は言論者失格である。
 やっていることがイスラム国と同じなのは誰の目からしても明らかだ。私は見城率いる幻冬舎についてもボイコットを呼びかけることにする。
 皆さんに呼びかける。テレビの報道番組は見ないことをお勧めする。この権力者の犬をイスラム国に追い出すまでは絶対にそうするべきだ。この男に言えるとしたら、魯迅の言葉を送ってやろう。

主人となってすべての他人を奴隷にする者は、主人を持てば己れが奴隷に甘んずる。