2019年12月30日月曜日

違法買収犯罪を犯したプラスを厳しく糾弾する

2019年12月20日

コクヨがぺんてる買収に失敗も「何が起こるか分からない」波瀾の予感!





 文具メーカー「ぺんてる」をめぐり業界1位の「コクヨ」と2位の「プラス」が争奪戦を繰り広げている中、ぺんてるは12月13日、プラスがぺんてる株の30%を取得したことで現経営陣を支持する側が株の「過半数を獲得した」と発表。コクヨの敵対的買収は失敗に終わったことが明らかになったが、まだ予断を許さない状況にあるという見方も少なくない。
 
「今年5月、コクヨがぺんてる株の37%を持つ『マーキュリアインベストメント』傘下の投資ファンドを子会社化したことで、コクヨはぺんてるの筆頭株主となりました。しかし、これに反発したぺんてるがプラスとの業務提携を画策していたため、コクヨは敵対的買収によってぺんてるを子会社化する方針に転換。しかし、プラスがホワイトナイト(有効的買収)となってぺんてる株を30%取得したことで、コクヨは45%の株式を保有しているものの敵対的買収は失敗に終わり、ぺんてるが『コクヨとの間でおこなわれてきた協力関係構築に向けた協議を中止する』と発表するに至りました」(全国紙記者)
 こうした動きにネット上では、《株の45%を保有しているなら、流れがコクヨに傾く時が来るのでは》といった波乱を予測する見方が多く上がっている。
 
「コクヨはあと5%の株式を取得することができれば、ぺんてるの議決権を握ることができることから、このまま諦めることはないでしょう。今後はぺんてるとプラスがどのような協力関係を築いていくのか。一歩でも間違えば、コクヨに寝返る株主も出てくる可能性も十分にあるので、慎重な対応が必要になってくると思われます」(経済ジャーナリスト)
 2020年もコクヨ、ぺんてる、プラスの三つ巴の争いは続きそうだ。
(小林洋三)週刊アサヒ芸能(徳間書店)

 はっきり指摘しておかねばならない。
 プラスの『ホワイトナイト』こそ眉唾もので、実は明白な強奪者だった。その理由は独占禁止法で買収自体が許されない。プラスはセーラー万年筆を事実上傘下に収めており、ぺんてるの買収は独占的な企業を生み出す危険性が極めて高い。
 その時点でプラスの買収行為は明白な犯罪である。では、プラス及びぺんてる、セーラー万年筆をどう処分すればいいのか。私が提案してしんぜようではないか。

1.プラス及びぺんてる、セーラー万年筆、プラスと共謀したニチバン、キングジムは持株会社のもとで経営統合し、新持株会社の60%をコクヨが出資する。
2.コクヨは新持株会社の事業のうち、重複している部門について韓国・台湾等アジアの企業に条件付きの売却を行う。
 1.買収企業は日本に本社機能及び製造拠点を移転すること。
 2.従業員から搾取しない給与体系を保証すること。