2020年1月27日月曜日

組織のための家族と、家族のための組織


「幸福の科学」大川総裁長男、ユーチューブで「父を信仰してません」 教団が痛烈に「批判、反論」

 
   宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁の長男がユーチューブに投稿した動画が波紋を呼んでいる。
   長男の大川宏洋氏は動画内で自身を信者ではないなど教団との関係性を告白。それについて教団が公式サイト上で反論、批判を展開している。

30分近い独白

   大川隆法総裁の長男である宏洋氏は2018年8月23日にユーチューバーデビュー。「宏洋の人生ゼンツッパ!!」と題した動画を投稿し、映画の批評を行う動画を公開していた。
   初回の動画では自身が教団とは関係のない「宏洋企画室」という会社を立ち上げ、所属タレントを募集していると言及していることがあったが、教団について突っ込んだコメントはそれ以降なかった。
   しかし、10月1日に「宏洋の人生ゼンツッパ!! ※炎上注意!!※宏洋は幸福の科学と決別したのか?!」との動画を投稿。かねてから質問が多かったという幸福の科学と自身の関係について話した。すると早速動画の序盤で、
「結論から言うと、宏洋は幸福の科学を辞めています。幸福の科学の職員を辞めています」
と話した。実際、宏洋氏は1月1日にインスタグラムで、1月いつぱいで教団職員を退職すると投稿していた。
   宏洋氏は教団に対し辞意を伝えているとコメント。教団の仕事から一切離れているとし、こう強調した。
「幸福の科学とは完全に無関係の状態。宏洋は幸福の科学とは無関係です」
「幸福の科学の信者ではありません。信者ではないんです」
   宏洋氏によると幸福の科学に入信する再、「三帰誓願(さんきせいがん)」との儀式を行うそうだが、それを行っていないため信者ではないと主張している。
   父である大川隆法総裁については、
「私は大川隆法総裁を信仰していません。彼のことを神だと思ったことは一度もありません」
「彼は私の戸籍上の父親です。それ以上でも以下でもありません」
などと言及。
   続いて教団内では大川隆法総裁と考えを合わせなければならない状況に、
「教義の内容に賛同できない部分がある。個人の考えと一致しない部分がある」
「価値観を1つにする必要なんてそもそも無い」
「みんなが同じことを考えて、同じようなことを言う そういう世界って気持ち悪いな」
と批判を展開。さらには「生理的に無理」と突き放した。
   その後も自身の今後や清水富美加さん出家に反対したものの総裁に反対されたことがやめる引き金になったことなどを説明した。

「入会信者レベルの自覚もない」

   この動画を受けて幸福の科学は10月5日に「『大川宏洋氏のYouTube動画』についての幸福の科学グループ見解」と題した声明文を発表した。冒頭、動画について、
「数多くの事実誤認があるとともに、多数の信者の心を傷つける記述が見られるので、本人に厳重注意・反省を促す」
   宏洋氏の立場については「宏洋氏は現在、教団職員として休職中の立場」として動画内の「幸福の科学の職員を辞めています」、「先方も了承している」との発言を虚偽とした。
   「『神だと思ったことは一度もありません』も虚偽」として、過去に宏洋氏が行った講和の内容を引用し、「確実に、大川総裁を至高神、主エル・カンターレとして信仰していた」と結論付けた。さらに、
「自身の未熟さ、努力不足を謙虚に反省することができず、処遇に対する不平不満を募らせて、教団を飛び出そうとしているというのが客観的な事実」
「教学不足とリーダーとしての資質のなさ、公私混同ぶりが露呈」
など、ほとんど罵倒同前の批判。
   また、大川隆法総裁の長女の大川咲也加氏が後継者であると主張した上で、
「妹である長女に追い越されたことへの嫉妬の表れ」
と「結論」づけている。
   宏洋氏が今回、このような言動を展開した点については、
「一連の虚偽・誹謗中傷をなぜ大川宏洋氏は行うのでしょうか? 恐らく、一種の炎上商法なのでしょうが、この手法は当グループには通じません」
「教団の敵になることでは世間の幅広い支持を得られないことを知るべき」
など「炎上商法」にすぎないと「一刀両断」。「教団の敵になることで人気が出ることはないことを知るべき」とも主張している。
   声明の最後では、
「今回の過ちについて直接、宏洋氏に厳重に注意するとともに、今後、生きるべき正しい道から逸れることがないよう、引き続き厳しく指導を行ってまいります」
と結んでいる。
(J-CASTニュース編集部 大山雄也)


 幸福の科学の正体とはなにか。
 ズバリ、大川隆法容疑者の野望を実現させるための組織でしかなかった。そのことを暴いたのが長男の宏洋氏だった。私はその後の彼の行動について、幸福の科学の悪行告発についてのみ容認するがヘイトスピーチに協力する行為について断じて容認するわけには行かない。
 幸福の科学が社会に取り返しのつかない弊害を与えていることは、従軍慰安婦問題でヘイトスピーカーと共謀してデマをフランスで拡散した罪や、暴力集団である『NHKから国民を守る党』への金銭支援の罪で明らかだ。こういった犯罪行為について、何が正当化できる要素があるのか。
 宏洋氏の告発ですべてが崩壊したセクト集団、それが幸福の科学の本質だったのではないか。宗教は最初、福祉と切り離せない関係にあった。あのオウム真理教だって集まってきた信者の中に、大学の奨学金返済で苦しむ人がいたほか、DVで苦しんでいる人、発達障害など、社会で孤立を深めて切り離された人たちがいた。こうした人達に一般社会は何ができたのか、何をしたのか。しないでおいて、オウム真理教を糾弾するだけでは問題の解決は絶対にできない。江川紹子の犯した失態はそこにあった。
 つまり、組織のための家族と家族のための組織が混同することで事の本質が見えなくなっていた。組織のための家族が、『ヨハネの方舟』だったとすれば、オウム真理教やエホバの証人、幸福の科学、統一協会、顕正会、創価学会はまさに家族のための組織になっていったのではないか。そういった組織は思考がセクト化し、正当化させようと嘘を重ねてごまかす矛盾を犯している。そこを厳しく突き崩す必要がある。
 ネトウヨの正体も同じなのだろうと私は見ている。こういったネトウヨ=バカウヨどもを再生させるには何が必要なのか。私はズバリ、無人島に移住させて農業をやらせるべきだと考えている。そのトップは法廷侮辱罪を散々繰り返し、国際社会から厳しく糾弾された『光市母子殺害事件』こと光市母子暴行致死事件の自称被害者・本村洋容疑者に無償でやらせるべきだろう。本村容疑者には1年で50人のバカウヨ共を更生させ、社会に復帰させる厳しいプログラムを課させるべきだ。
 プログラムは何があるのか。簡単に言うが、韓国のネット依存症改善プログラムを参照にして、厳しい内容にしていけばいいのだ。当然情報も遮断させる仕組みにすればいい。それでも更生しないなら、バカウヨには福島第1原発の燃料棒回収か、アフガニスタンへ農民移住させるしかない。アフガニスタンからアフ兄スタン政府の容認を受け入れると引き換えに信仰と生活の場を保証することを条件にタリバン一味を移住させて屯田兵にさせる法がよほど良い。バカウヨの追放が社会の活性化につながるのは間違いない事実だ。