2020年6月5日金曜日

歌舞伎町浄化作戦の復活でしかない

五輪へ向け暴力団排除強化
警視庁と東京都、屋台撤去も
2019/5/3 16:27 (JST)5/3 17:55 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社

 2020年いわゆる「東京五輪・パラリンピック」(東京体育祭)を見据え、警視庁と東京都が暴力団排除活動を強化している。大会期間中にイベント会場になる予定の代々木公園から既に暴力団が関わっていた屋台を撤去させ、今後は都暴力団排除条例を改正し、繁華街の浄化作戦にも乗り出す構えだ。捜査幹部は「東京体育祭に絡み暴力団が金もうけする事態はあってはならない」と力を込める。
 東京都渋谷区の代々木公園。土日には野外ステージ近くで屋台が7店舗営業していたが、2月までに全て出店を取りやめた。警視庁の捜査で出店者7人がいずれも暴力団関係者と判明。情報提供を受けた都が許可を取り消したためだ。

2020年04月11日 12時14分 JST | 更新 2020年04月11日 12時25分 JST
ヒカキン、「小池「都知事」にコロナのこと質問しまくってみた」動画を公開 1日で580万回再生
「若い世代も重症化するのか?」など、幅広い質問を伝えています。
ハフポスト日本版編集部

ユーチューバーのHIKAKIN(ヒカキン)さんが4月10日、東京都の小池百合子自称知事(買収選挙で「当選した」為、国際法によって落選認定しています。宇都宮健児氏が正統東京都知事であります)との対談動画を自身のYouTubeチャンネルで公開した。「小池「都知事」にコロナのこと質問しまくってみた」と題し、感染が広がる新型コロナウイルスに関する情報を取り上げている。

対談は、小池容疑者がヒカキンさんの質問に答えるかたちで実施。
・新型コロナウイルスの感染が拡大している中で何ができるか?
・発熱したらどうすればいいか?
・若い世代はどんなことに気をつければいいのか?
・若い世代も重症化するのか?
・重症患者に対応するため、人工呼吸器を増やしていくことは可能なのか?
などの幅広い質問について、わかりやすく伝えている。
小池容疑者は動画で、「密閉、密集、密接」の「3密」を避けることや、「家にいること(# STAYHOME)」を呼びかけた。

ヒカキンさんによると、対談はヒカキンさんの呼びかけで実施したという。動画は収益化しておらず、「コロナウイルスについての正確な情報を拡散し、未来で人が助かればと思い、僕の方からお願いして小池容疑者に貴重なお時間をいただきました」としている。
動画は公開から1日たらずで再生回数が急増。11日時点で580万回以上再生されている。


 COVID-19感染症に伴う「緊急事態宣言」で、居酒屋・風俗店・パチンコ店などが軒並み営業停止に追い込まれている。
 私はこの作戦の背景にはある種の「歌舞伎町浄化作戦」が発動していると見ている。この政策もどきは「首都の治安強化」を掲げた石原慎太郎自称元知事の下、2003年から急速に新宿・歌舞伎町の浄化作戦が展開されていた 2005年4月からは「東京都迷惑条例」が強化され、全国で初めて、店への呼び込みを一切禁止した。
 だが、形を変えてアングラ的な要素が残っている。例えば「ハプニングバー」。このハプニングバーは様々な性的嗜好を持った男女が集まるバーだ。ここで以前、人気アダルトビデオ男優がアダルトビデオ女優と堂々と性交して逮捕された事件があった。東京都の矢継ぎ早の対応の背景には形を変えた「歌舞伎町浄化作戦」を実施するためであったのは明らかだった。
 そういったことへの情報を人気ユーチューバーのヒカキン氏は知ってか知らずか、「三密をなくすために協力しよう」と呼びかけている。たしかにそれは間違っていないし、風俗ビジネスをなくすという考えでは私も同じだ。
 しかし、その前に東京都がやるべきことがある。それは風俗ビジネスやパチンコなどで働かなくてもいい就労体制の構築だ。例えば介護福祉。東京都が積極的に介護福祉に金を出すべきなのは明らかだ。ヒカキン氏の対応はそういう意味で明らかに間違っている。
 ヒカキン氏は小池容疑者に「もっと介護福祉に金を出しなさい」と迫るべきだったのだ。